JPS60245759A - 鋳物用アルミニウム合金 - Google Patents
鋳物用アルミニウム合金Info
- Publication number
- JPS60245759A JPS60245759A JP10040484A JP10040484A JPS60245759A JP S60245759 A JPS60245759 A JP S60245759A JP 10040484 A JP10040484 A JP 10040484A JP 10040484 A JP10040484 A JP 10040484A JP S60245759 A JPS60245759 A JP S60245759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- corrosion resistance
- casting
- strength
- aluminum alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
本発明は鋳物用アルミニウム合金の創案に係り、耐食性
および強度の優れた鋳物用アルミニウム合金を提供しよ
うとするものである。
および強度の優れた鋳物用アルミニウム合金を提供しよ
うとするものである。
産業上の利用分野。
耐食性および強度の優れた鋳物用アルミニウム合金。
従来の技術
周知の如くダイカス）・鋳造法あるいは重力鋳造法等の
鋳造法は複雑な形状の鋳物を能率よく製造できるため日
用品、機械部品の製造に用いられている。然してこのよ
うな鋳物用の合金としては〃−吟系、Ａｔ −ＳＬ系、
Ｍ −Ｃｕ系、Ｍ−Ｍｎ系等の合金が使用されている。
鋳造法は複雑な形状の鋳物を能率よく製造できるため日
用品、機械部品の製造に用いられている。然してこのよ
うな鋳物用の合金としては〃−吟系、Ａｔ −ＳＬ系、
Ｍ −Ｃｕ系、Ｍ−Ｍｎ系等の合金が使用されている。
殊にＡｔ−Ｍ？Ｉ系の合金は比較的鋳造性に優れしかも
耐食性にも優れていることから種々の鋳物に使用されて
いる。
耐食性にも優れていることから種々の鋳物に使用されて
いる。
発明が解決しようとする問題点。
ところが上記したような従来のものにおいて鋳造性およ
び耐食性に優れているＡｔ −Ｍｎ系アルミニウム合金
は強度的に好ましｂものでなく、このため用途的に制限
を受けざるを得す、折角の有利性を充分に利用し得ない
不利がある。
び耐食性に優れているＡｔ −Ｍｎ系アルミニウム合金
は強度的に好ましｂものでなく、このため用途的に制限
を受けざるを得す、折角の有利性を充分に利用し得ない
不利がある。
「発明の構成」
問題点を解決するための手段。
本発明は上記したような従来のものの問題点を解決する
ように研究して創案されたものであって、 励：１．５〜４．Ｏｗｔチ、Ｓも：０，４〜１．５ ｗ
ｔ％、Ａ４９：１，３〜４． Ｏｗｔ チ を含有し、残部が〃および不可避的不純物から成ること
ｔ％徴とする鋳物用アルミニウム合金および Ｍｎ ： １．５〜４．０ ｗｔ ％、Ｓｃ ： ０．
４〜１．５ ｗｔ％、Ｍｙ ： １．３〜４．Ｏｗｔ
％ を含有すると共に、 ｈ ： ０．２〜１．５％ を含有し、残部がＭおよび不可避的不純物から成ること
を特徴とするダイカスト鋳造のための鋳物用アルミニウ
ム合金である。
ように研究して創案されたものであって、 励：１．５〜４．Ｏｗｔチ、Ｓも：０，４〜１．５ ｗ
ｔ％、Ａ４９：１，３〜４． Ｏｗｔ チ を含有し、残部が〃および不可避的不純物から成ること
ｔ％徴とする鋳物用アルミニウム合金および Ｍｎ ： １．５〜４．０ ｗｔ ％、Ｓｃ ： ０．
４〜１．５ ｗｔ％、Ｍｙ ： １．３〜４．Ｏｗｔ
％ を含有すると共に、 ｈ ： ０．２〜１．５％ を含有し、残部がＭおよび不可避的不純物から成ること
を特徴とするダイカスト鋳造のための鋳物用アルミニウ
ム合金である。
作用。
上記したような本発明のものはＡｔ −Ｍｎ系合金であ
ることから鋳造性が良好で、複雑な形状を有する各椎機
械部品や機器部材などを能率よく鋳造することができ、
しかもＳもおよびＭｇｅ適量含有せしめることによって
強度を有効に向上することができる。加うるにこのよう
なｓｔ、ｔ４に関し耐食性の著しく劣化する範囲を確認
し、該範囲を外れた範囲としたのてこの種々−動系合金
における耐食性全も充分に確保でき、該〃−Ｍｎ系合金
における特質性を確保しながら不利点である強度を適切
に高めることができる。
ることから鋳造性が良好で、複雑な形状を有する各椎機
械部品や機器部材などを能率よく鋳造することができ、
しかもＳもおよびＭｇｅ適量含有せしめることによって
強度を有効に向上することができる。加うるにこのよう
なｓｔ、ｔ４に関し耐食性の著しく劣化する範囲を確認
し、該範囲を外れた範囲としたのてこの種々−動系合金
における耐食性全も充分に確保でき、該〃−Ｍｎ系合金
における特質性を確保しながら不利点である強度を適切
に高めることができる。
ダイカスト鋳造に関してｈを０．２〜１．５ ｗｔ％含
有させることにより耐金型焼付性を適度に付与すること
ができ、しかも粗大晶出物による靭性や耐負性劣化を適
切に回避することができる。
有させることにより耐金型焼付性を適度に付与すること
ができ、しかも粗大晶出物による靭性や耐負性劣化を適
切に回避することができる。
実施例。
上記したような本発明について更に説明すると、本発明
者等に上記したような従来のＡｔ −Ｍｎ系合金に関し
て、その特性を失うことなく強度？付与することについ
て種々検討を重ねた結果、強度付与のための合金元素と
して均お工びＳｊ、をこの系の合金に添加した場合に、
その均およびＳｉの含有量如何により耐食性を著しく低
下させる範囲があシ、しかもこの耐食性の低下する範囲
を外れた適当な範囲においては耐食性が良好で、しかも
強度の優れた範囲があ夛、勿論鋳造性においても良好な
ものであることを見出し、本発明を完成したものである
。
者等に上記したような従来のＡｔ −Ｍｎ系合金に関し
て、その特性を失うことなく強度？付与することについ
て種々検討を重ねた結果、強度付与のための合金元素と
して均お工びＳｊ、をこの系の合金に添加した場合に、
その均およびＳｉの含有量如何により耐食性を著しく低
下させる範囲があシ、しかもこの耐食性の低下する範囲
を外れた適当な範囲においては耐食性が良好で、しかも
強度の優れた範囲があ夛、勿論鋳造性においても良好な
ものであることを見出し、本発明を完成したものである
。
本発明における前記したような合金元素の含有量範囲限
定理由について説明すると、以下の如くである。
定理由について説明すると、以下の如くである。
Ｍｎは、鋳造性、特に耐金型焼付性全高めると共に強度
を付与するだめの元素でおって、その含有量がｗｔ％（
以下単に％というＪで１．５％以下では耐金型焼付性お
よび強度が不充分となり、１次それが４．０％以上にな
るとＭｎの偏析、その他好ましくない粗大晶出物音生じ
、靭性を低下することになって好ましくない。
を付与するだめの元素でおって、その含有量がｗｔ％（
以下単に％というＪで１．５％以下では耐金型焼付性お
よび強度が不充分となり、１次それが４．０％以上にな
るとＭｎの偏析、その他好ましくない粗大晶出物音生じ
、靭性を低下することになって好ましくない。
Ｓおよび吟は、強度を付与するための元素で衿の含有量
が１．０％近傍においては鋳物に割れが生じ易くなり、
又その含有対が約１．０チで、＆の含有量が約１．０％
のＳ台は耐食性においても著しい低下を示すことが確認
され、このようなことから柿の含有量Ｆｉ１．３％以上
にすることが必要である。又Ｓｉの含有量が１．５％以
上とな勺、或いは吟の含有量が４．０％以上となると晶
出物の量が増加し、靭性が低下すると共に耐食性も低下
するので、これらの含有量全上限とする。
が１．０％近傍においては鋳物に割れが生じ易くなり、
又その含有対が約１．０チで、＆の含有量が約１．０％
のＳ台は耐食性においても著しい低下を示すことが確認
され、このようなことから柿の含有量Ｆｉ１．３％以上
にすることが必要である。又Ｓｉの含有量が１．５％以
上とな勺、或いは吟の含有量が４．０％以上となると晶
出物の量が増加し、靭性が低下すると共に耐食性も低下
するので、これらの含有量全上限とする。
上記したような基本的成分組成に対してダイカスト鋳造
に供する場合においては、ｈを０．２〜１．５チ含有さ
せる。即ちこのｈは耐金型焼付性？高める元素であるが
、一方において粗大晶出物を生じ靭性や耐食性を低下す
るので殊更に含有させる必要がない。しかしダイカスト
鋳造に供する場合においては前記した耐金型焼付性を過
度に付与することが好１しく、このためにはＯ，１％以
上含有させることが必要であるが、一方１．５％以上と
なると前記不利点がこの場合にも認められることとなる
ので、これ全上限とする。
に供する場合においては、ｈを０．２〜１．５チ含有さ
せる。即ちこのｈは耐金型焼付性？高める元素であるが
、一方において粗大晶出物を生じ靭性や耐食性を低下す
るので殊更に含有させる必要がない。しかしダイカスト
鋳造に供する場合においては前記した耐金型焼付性を過
度に付与することが好１しく、このためにはＯ，１％以
上含有させることが必要であるが、一方１．５％以上と
なると前記不利点がこの場合にも認められることとなる
ので、これ全上限とする。
本発明による鋳物用アルミニウム合金において、上記以
外の元素についてはＴｉ、Ｂは肉厚部の結晶微細化元素
として含有せしめることが有効でろシ、鋳造割れや金型
への焼付きを軽減させる効果があるので、一般的に添加
される０、３チまでの几、０．０３％までのＢの含有は
本発明合金の特性を妨げるものでないから不都合ではな
い。
外の元素についてはＴｉ、Ｂは肉厚部の結晶微細化元素
として含有せしめることが有効でろシ、鋳造割れや金型
への焼付きを軽減させる効果があるので、一般的に添加
される０、３チまでの几、０．０３％までのＢの含有は
本発明合金の特性を妨げるものでないから不都合ではな
い。
又Ｂｅは、一般的１ｃＡ１１含有するル合金に０．００
２〜０．０２％程度添加され、均の酸化を防止するので
、この程度の番別は好ましい。
２〜０．０２％程度添加され、均の酸化を防止するので
、この程度の番別は好ましい。
上記したような本発明合金は常法によって溶製され、重
力鋳造およびダイカスト鋳造することができる。得られ
た鋳物は耐食性および強度が共に優れているので、耐食
性および鋳造性ばかりでなく強度も必要とする用途にも
使用できる。
力鋳造およびダイカスト鋳造することができる。得られ
た鋳物は耐食性および強度が共に優れているので、耐食
性および鋳造性ばかりでなく強度も必要とする用途にも
使用できる。
次に本発明合金について製造例を示すと以下の如くであ
る。
る。
製造例１
第１表に本発明者等の具体的に採用した本発明合金およ
び比較合金についてその合金組成を示す。
び比較合金についてその合金組成を示す。
第 １ 表
上記したような第１表の各合金についてダイカスト鋳造
してｌ ８Ｑ＋ｍｎ’Ｘ ｌ ５０ｍＸ６ｗｎｔの試験
片を作成した。これらの試験片は強度付与のために１８
゛０℃の温度に１０時間保持して熱処理を施したが、そ
の鋳造性については本発明合金および比較合金が何れも
良好であった。
してｌ ８Ｑ＋ｍｎ’Ｘ ｌ ５０ｍＸ６ｗｎｔの試験
片を作成した。これらの試験片は強度付与のために１８
゛０℃の温度に１０時間保持して熱処理を施したが、そ
の鋳造性については本発明合金および比較合金が何れも
良好であった。
このようにして調製した各試験片について機械的特性（
引張強度、０．２％耐力、伸びおよび硬度）および耐穴
性試験を行った結果を第２表に示す。なおこの第２表に
おける測定値は４ケの平均値で示した。
引張強度、０．２％耐力、伸びおよび硬度）および耐穴
性試験を行った結果を第２表に示す。なおこの第２表に
おける測定値は４ケの平均値で示した。
又、ダイカスト条件および耐穴性試験条件は次の通りで
ある。
ある。
ダイカスト条件
溶湯温度ニア４０〜７６０℃
プランジャー速度： １．０ ｍ／ｓｅｅ湯口部断面撰
：４咽φ×４Ｗ＋＋ｌ！ 湯口部速度ニア６．５ｍ／就 スリーブ径ニア０ｍφ 金型速度：１４０〜１８０℃ 鋳造圧力ニ ６１０ Ｋｙ／ｅＪ 耐食性試験条件 腐食液；５チ食塩水 １ザイクル：１０分浸漬、５０分乾燥の繰り返し 即ち上記したような第２表の結果によれば、本発明合金
（合金番号３〜５）は、比較合金（合金番号１および２
）に較べ機械的特性、特に引張強度において適切にまさ
っていることが判る。また耐食性は１００〜１８０キ／
ｄｒｒ？で比較として示したＡｔ −Ｍｎ系合金（合金
番号１）と同等の優れた耐食性を有していることが明か
であシ、比較合金２のものはその均、Ｓｔ量の関係から
して著しく劣化している。
：４咽φ×４Ｗ＋＋ｌ！ 湯口部速度ニア６．５ｍ／就 スリーブ径ニア０ｍφ 金型速度：１４０〜１８０℃ 鋳造圧力ニ ６１０ Ｋｙ／ｅＪ 耐食性試験条件 腐食液；５チ食塩水 １ザイクル：１０分浸漬、５０分乾燥の繰り返し 即ち上記したような第２表の結果によれば、本発明合金
（合金番号３〜５）は、比較合金（合金番号１および２
）に較べ機械的特性、特に引張強度において適切にまさ
っていることが判る。また耐食性は１００〜１８０キ／
ｄｒｒ？で比較として示したＡｔ −Ｍｎ系合金（合金
番号１）と同等の優れた耐食性を有していることが明か
であシ、比較合金２のものはその均、Ｓｔ量の関係から
して著しく劣化している。
「発明の効果」
以上述べたように本発明の鋳物用アルミニウム合金はＡ
／ −Ｍｎ系合金と同等の優れた耐食性及び鋳造性を有
し、しかも引張強度においてすぐれた特性をもつもので
あるから、日用品、建材用、車輛用等に広い利用分野を
有する鋳物として利用することができるものであり、工
業的効果の大きい発明である。
／ −Ｍｎ系合金と同等の優れた耐食性及び鋳造性を有
し、しかも引張強度においてすぐれた特性をもつもので
あるから、日用品、建材用、車輛用等に広い利用分野を
有する鋳物として利用することができるものであり、工
業的効果の大きい発明である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １６ 廟：１．５〜４．０ｗｔ％、 Ｓｔ ： ０．４〜１．５ ｗｔ％、 均；１．３〜４．０ｗｔ％ 全含有し、残部が〃および不可避的不純物から成ること
を特徴とする鋳物用アルミニウム合金。 ２、Ｍｎ：１．５〜４、Ｏｗｔ％、 Ｓｔ ： ０．４〜１．５ ｗｔ％、 Ｍｇ ： １．３〜４．Ｏｗｔ％ 全含有すると共に、 Ｆｔ ： Ｑ、 ２〜１．５％ を含有し、残部が〃および不可避的不純物から成ること
を特徴とするダイカスト鋳造のための鋳物用アルミニウ
ム合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040484A JPS60245759A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 鋳物用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040484A JPS60245759A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 鋳物用アルミニウム合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60245759A true JPS60245759A (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=14273038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10040484A Pending JPS60245759A (ja) | 1984-05-21 | 1984-05-21 | 鋳物用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60245759A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6468440A (en) * | 1987-09-07 | 1989-03-14 | Ryobi Ltd | Corrosion-resistant aluminum alloy |
| JPH01319645A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-25 | Akio Nakano | ダイカスト用合金 |
| JPWO2021044699A1 (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | ||
| JP2021523291A (ja) * | 2018-05-07 | 2021-09-02 | アルコア ユーエスエイ コーポレイション | Ａｌ−Ｍｇ−Ｓｉ−Ｍｎ−Ｆｅ鋳造合金 |
-
1984
- 1984-05-21 JP JP10040484A patent/JPS60245759A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6468440A (en) * | 1987-09-07 | 1989-03-14 | Ryobi Ltd | Corrosion-resistant aluminum alloy |
| JPH01319645A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-25 | Akio Nakano | ダイカスト用合金 |
| JP2021523291A (ja) * | 2018-05-07 | 2021-09-02 | アルコア ユーエスエイ コーポレイション | Ａｌ−Ｍｇ−Ｓｉ−Ｍｎ−Ｆｅ鋳造合金 |
| JPWO2021044699A1 (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | ||
| WO2021044699A1 (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 日本軽金属株式会社 | 光輝性アルミニウム合金及び光輝性アルミニウム合金ダイカスト材 |
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