JPS6038353A - ε−グアニジノ−η−カプロン酸ρ−エトキシカルボニルフェニルエステルの製造方法 - Google Patents

ε−グアニジノ−η−カプロン酸ρ−エトキシカルボニルフェニルエステルの製造方法

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Publication number
JPS6038353A
JPS6038353A JP14707883A JP14707883A JPS6038353A JP S6038353 A JPS6038353 A JP S6038353A JP 14707883 A JP14707883 A JP 14707883A JP 14707883 A JP14707883 A JP 14707883A JP S6038353 A JPS6038353 A JP S6038353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
salt
guanidino
acid
epsilon
caproic acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP14707883A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tamura
田村 敏晃
Tsutomu Adachi
勉 足立
Yoshio Takahashi
高橋 祥雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aska Pharmaceutical Co Ltd
Teikoku Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Chemical Industry Co Ltd
Teikoku Hormone Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Chemical Industry Co Ltd, Teikoku Hormone Manufacturing Co Ltd filed Critical Teikoku Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPS6038353A publication Critical patent/JPS6038353A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はε−グアニジノ−n−カプロン酸p−エトキ
シカルボニルフェニルエステルの製造方法に関するもの
である。この化合物は膵炎疾患治療に使用されている物
質である。
本発明は当該化合物の新規な製造方法に関するものであ
る。即ち、と−グアニジノカプロン酸又はその塩体とp
−ヒドロキシ安息香酸エチルエステルとを反応させるに
際し、ジヒドロキノリン誘導体を使用する方法である。
ここにおいて9−グアニジノカプロン酸の塩体としては
、られる。ジヒドロキノリン誘導体としては、式 〔式中R1は低級アルキル基を、R2は低級アルキル基
又はエトキシカルボニルフェニル基ヲ示す〕で示される
化合物があげられる。ここ1でおいて、低級アルキル基
とはC0〜4のアルキル基を示す。
反応に際し、使用される溶媒とし、てはジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、エチルピロリドン、ジ
メチルアセトアミド、含水アセトニトリル、含水テトラ
ヒドロフラン、含水ジオキサンなどがあげられ、反応は
室温乃至低温で行われる。
本発明の好ましい実施態様としては、ε−グアニジノ−
ね−カプロン酸又はその塩体とp−ヒドロキシ安息香酸
エチルエステルの混合物の中へ、ジヒドロキノリン誘導
体を加える方法か、ジヒドロキノリン誘導体の中へε−
グアニジノ−n=カプロン酸又はその塩体とp−ヒドロ
キシ安息香酸エチルエステルとの混合物を加える方法が
あげられる。
本発明は、その反応機序として次に示す通り、混合酸無
水物を経由して反応が進行しているものと考えられてい
る。
団・H,rJ>−州C味C0Q4Q)−cODcΔd5
−IN 〔式中R1、R2は前記と同じ。Mは酸を示す。〕本発
明において、E−グアニジノ−n−カフ。
ロン酸は塩酸塩の形で使用するのがよく、得られたε−
グアニジノ−n−カプロン酸p−エトキシカルボニルフ
ェニルエステル塩酸塩ハ、水中で炭酸水素ナトリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどで炭酸塩に誘導され
る。そして、純度の高い該化合物の炭酸塩が得られる。
力\くして得られたE−グアニジノ−n−カプロン酸p
−エトキシカルボニルフェニルエステル塩はアセトン中
、メタンスルホン酸と反応させると簡単に塩交換し、メ
タンスルホン酸塩に変わる。かくして得られたと一グア
ニジノーn −カプロン酸p−エトキシカルボニルフェ
ニルエステルメタンスルホン酸塩は、メチルイソブチル
ケトンを溶媒として結晶化するとき極めて容易に且つ高
純度の当該化合物結晶として得ることができるので、こ
の溶媒の使用は工業的には極めて有利である。
以下実施例を記載して更に本発明を詳述する。
実施例1。
ε−グアニジノ−n−カプロン酸塩酸塩6、 2 9 
fをN,N−ジメチルホルムアミド85mlに加え加温
して溶解させた。室温まで冷却しp−ヒドロキシ安息香
酸エチルエステル9.97fを加えた。次いでEEDQ
8.16gを加え室温で24時間反応した。ゆっくりと
した炭酸ガスの発生を認めた。減圧濃縮し、残渣にトル
エン5Qmlを加え、水5Qmlで抽出した。得られた
水層をトルエン59mlで洗0 mlを加え、これに炭
酸水素すトリウム5.01と水50m1からなる水溶液
を少しずつ加え15分間反応した。析出した結晶を戸数
し、水洗し、アセ]・ンで洗浄してε−グアニジ、ノー
n−カプロン酸p−工l・ギシカルボニルフ”−″”″
′°炭酸塩0白色結晶6.25hを得た。m、p 83
−86C収率54.3%実施例2゜ 実施例1で得たε−グアニジノ−n−カプロンHp−工
トキシカルボニルフェニルエステル炭酸塩6.001を
アセトン:dOmlに懸濁し、メタンスルホン酸1.5
7ダを滴加して10分間反応した。不溶物を戸別し、減
圧下にアセトンを留去した後、残渣にメチルイソブチル
ケト725m1を加え、加温溶解後冷却し、析出した結
晶を戸数し、メチルイソブチルケトン、次いでエーテル
洗浄して白色結晶6、36 f/を得た。 m、p、 
90〜91t:’メチルイテプチルケ)・ンで再結晶し
、ε−グアニジノ−n−カブロシ酸p−エトキシカルボ
ニルフェニルエステルメタンスルホン酸塩6、289を
得た。
m、I)、 90〜91C収率 96.4%実施例3゜ ε−グアニジノ−n−カプロン酸塩1M6.299をN
、N−ジメチルホルムアミド35m/に加え加温溶解し
た。室温捷で冷却し、p−ヒドロキシ安息香酸エチルエ
ステル5.989を加えた。次いでlIDQ10.01
gを加え室温で24時間反応した。ゆっくりとした炭酸
ガスの発生を認めた。減圧濃縮し、残渣にトルエン10
0m1を加え、水50m1で抽出した。
得られた水層を食塩で飽和し、酢酸エチルで抽出し、減
圧濃縮した。残渣に水3Qmlを加え、これに炭酸水素
すトリウム5.041と水50m1からなる水溶液を少
しずつ加え、15分間反応しプこ。析出した結晶を戸数
し、水洗し、アセトンで洗浄してε−グアニジノ−〇−
カプロン酸p−エトキシカルボニルフェニルエステル炭
酸塩の白色結晶6.869を得た。
m、p、 88−90?Z’ 収率59,6%実施例4
゜ 実施例3で得たと一グアニジノー〇−カプロン酸p−エ
トキシカルボニルフェニルエステル炭酸塩6.00yを
アセトン30mlKM濁し、メタンスルホン酸1.57
fを滴加して10分間反応した。不溶物を戸別し、減圧
下にアセトンを留去して得られた結晶をメチルイソブチ
ルケトン25m1!で再結晶し、メチルイソブチルケト
ン、次いでエーテル洗浄してε−グアニジノ−n−カプ
ロン酸p−エトキシカルボニルフェニルエステルメタン
スルホン酸塩6.311を得た。
m、T)、 90〜91C収率96.9%尚、実施例中
、E E D Q l: N−エトキラカルボニル−2
−エトキシ−1,2−ジヒドロキノリンを、IIDQは
N−イソフ゛トギシヵルボニルー2−イソフトキシー1
,2−ジヒドロキノリンを示す。
特許出願人 帝国化学産業株式会社 特許庁長官殿 1゜ 事件の表示 と−グアニジノーn−カプロン酸p−エトキシカルボニ
ルフェニルエステルの製造方法3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市西区北堀江1丁目1番18号4、 補正
の対象 明細書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1式 〔式中、Rは低級アルキル基を示す。〕で示される混合
    酸無水物又はその塩体とp−ヒドロキシ安息香酸エチル
    エステルとを反応させ、式 で示される化合物又はその塩体を得ることを特徴とする
    ε−グアニジノ−n−カプロン酸p−エトキシカルボニ
    ルフェニルエステル又はその塩体の製造方法。 2、特許請求の範囲第1項の記載において、塩体が塩酸
    塩である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 ε−グアニジノカプロン酸又はその塩体をp−ヒド
    ロキシ安息香酸エチルエステルと反応させて、と−グア
    ニジノーn−カプロン酸p−エトキシカルボニルフェニ
    ルエステル又はその塩体を得るに際し1.ジヒドロキノ
    リン誘導体を使用することを特徴とするε−グアニジノ
    −n−カプロン酸p−エトキシカルボニルエステル又は
    その塩体の製造方法。 4 特許請求の範囲第3項の記載において、塩体が塩酸
    塩である特許請求の範囲第3項の製造方法。
JP14707883A 1983-08-11 1983-08-11 ε−グアニジノ−η−カプロン酸ρ−エトキシカルボニルフェニルエステルの製造方法 Pending JPS6038353A (ja)

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ID=15421970

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