JPS6037104B2 - エポキシコハク酸モノエステル誘導体 - Google Patents

エポキシコハク酸モノエステル誘導体

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JPS6037104B2
JPS6037104B2 JP52023536A JP2353677A JPS6037104B2 JP S6037104 B2 JPS6037104 B2 JP S6037104B2 JP 52023536 A JP52023536 A JP 52023536A JP 2353677 A JP2353677 A JP 2353677A JP S6037104 B2 JPS6037104 B2 JP S6037104B2
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二郎 沢田
和紀 花田
正晴 玉井
繁夫 森本
貞文 大村
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【発明の詳細な説明】 本発明はェポキシコハク酸ェステル誘導体に関し、更に
詳しくはチオール基がその活性の発現に関与する蛋白分
解酵素の活性を阻害するェポキシコハク酸モノェステル
誘導体に関するものである。
本発明者らは種々研究の結果、トランスェポキシコハク
酸モノヱステル誘導体がチオール基がその活性の発現に
関与する蛋白分解酵素の活性を強力に阻害し、しかも極
めて低毒であることを見出して本発明を完成した。
本発明を以下詳細に説明する。
本発明の目的化合物は、 一般式 (式中、Rは1〜3個の置換基を有するペンジル基、0
〜2個の置換基を有する1−ナフチルメチル基、3−フ
ェニルー2プロベニル基、フルフリル基または2−テニ
ル基を示す。
)で表わされるェポキシコハク酸モノェステル譲導体ま
たはその塩である。ここで置換基とはハロゲン原子、メ
チル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基およびメチ
レンジオキシ基をいう。一般式(1)で表わされる化合
物(以下化合物(1)と略称する)は次の方法で製造す
ることができる。
即ち、 ェポキシコハク酸と一般式R−OH(ロ)(式中、Rは
前記と同義である。
)で表わされるアルコールを酸性触媒の存在下に処理す
るか、あるいはェポキシコハク酸ジハラィドと一般式(
ロ)で表わされるアルコールとを反応させて、一般式 (式中、Rは前記と同義である。
)で表わされるェポキシコハク酸ジェステル(以下化合
物(町)と略称する。)を得、この化合物(m)をアセ
トン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシドなどの水に可溶な有機
溶媒か、一般式(n)で示されるアルコールあるいはこ
れらと水の濠液に熔解し、これに水酸化ナトリウム、水
酸化カリウムなどの苛性アルカリを等モル含むアルコー
ル溶液、望ましくは一般式(D)で示されるアルコール
溶液を氷冷下または室温で加えて0.5〜2時間麓拝し
て加水分解する。生成する化合物(1)のアルカリ金属
塩は沈澱または結晶し、容易に炉別できる。生成物の析
出を早めるためにアルコールと混合しうる溶媒例えばエ
ーテル、ヘキサンなどを加えてもよい。さらにまた、苛
性アルカリを等モル含むアルコール溶液を使用すること
ないこ化合物(m)をジメチルホルムアミド、ジメチル
スルホキシド、テトラヒドロフランなどに溶解し、氷冷
下に適当量の水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの
苛性アルカリの水溶液を加えて鷹梓後、炉過し、炉液に
アセトンあるいはジオキサンなどの溶媒を加えて生成物
(塩)を析出させてもよい。
いずれの製造法においても、生成物(塩)は必要に応じ
て洗浄あるいは再結晶などにより容易に精製しうる。
このアルカリ金属塩をフリーの酸にするには硫酸などで
酸性にした後、酢酸エチル、ベンゼンなどの適当な有機
溶媒で目的物を抽出し、常用の方法により適宜精製する
ことができる。
化合物(1)は油状になるものもあり、アルカリ金属塩
となして精製するのが便利である。
アルカリ金属塩がm.p.を測定している間に褐色に変
色したり、発泡したりして、その正確なm.p.や分解
点を測定することが不可能な場合には、これをパラニト
ロベンジルチウロニウム塩などとして同定する。なお、
本明細書において化合物(1)は、トランス体である。
本発明の目的物である化合物(1)はチオール基がその
活性の発現に関与すると考えられているパパイン、フイ
シン、ブロメリン、プロメラインなどの蛋白分解酵素の
活性および豚の肝臓カテプシンBなどの活性を強力に阻
害し、しかもその毒性が極めて低い。
化合物(1)がこれらの酵素の活性を強力に阻害するこ
とを明らかにするため、パパインを用いた試験例を次に
示す。
試験例 20ミリモル濃度のエチレンジアミン四酢酸二ナトリウ
ム溶液で40ミリモル濃度となるように調製したシステ
ィン溶液(pH6.8)0.25の‘と化合物(1)溶
液0.25机とをパパィン水溶液(80山夕/の【)0
.5の‘に加え、4000に15分間加温した後、基質
として40qのこ子温した1%カゼイン溶液〔33ミI
Jモル濃度リン酸緩衝液(pH6.8)〕5の‘を加え
、更に40二Cに1び分間加溢して反応せしめた後、4
40ミリモル濃度のトリクロル酢酸溶液5の‘を加えて
反応を停止せしめた。
炉過後、その炉液について28仇mにおける吸光度Aを
測定し、同時に対照として化合物(1)の代りに水だけ
を用いて吸光度Bを測定し・活性阻害率を主ヂXloo
により計算した。この方法により50%の活性阻害を示
す物質の量をID鮒とし、ダ1表に示した。<第1表> 化合物(1)はトIJプシンで代表されるセリンー蛋白
分解酵素およびペプシンで代表される酸性蛋白分解酵素
のカゼイン分解活性を阻害しない。
すなわち、化合物(1)はチオール基がその活性に関与
する蛋白分解酵素の活性のみを特異的に阻害するだけで
、その他の活性は全く阻害しない。次に実施例を挙げて
本発明を説明する。
実施例 1 ェポキシコハク酸モノ(P−クロルベンジル)ェステル
カリゥム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(P−クロルベン
ジル)ェステル1.9夕をジメチルホルムアミド60机
上に溶解し、これにIN水酸化カリウム水溶液4の‘を
縄梓、氷冷下に滴下して加えた。
約10分後、不綾の残澄を炉則し、炉液に約700地の
アセトンを加えて結晶を析出させた。この結晶を水ーア
セトン混液より再結晶し目的物0.86夕を得た。IR
レKBr(肌‐1)1740(エステル),1620(
C〇〇K)1500(フエニル),900(エポキシ)
N.M.R.(D20) 元素分析値 C,.日8QCIKとして理論値(%)
C44.82 日2.72実験値(%) 44.
94 日2.70目的物はm.p.の測定が不可能で
あったので、これをパラニトロベンジルチウロニウム塩
に変えてm.p.を測定した。
m.P. 157〜16000 元素分析値 C,虹,807CIN3Sとして理論値
(%) C48.77日3.85N8.98実験値(%
) C48.85日3.81N8.79なお、パラニト
ロベンジルチゥロニウム塩への変換は次のようにしてお
こなった。
常法通り調製したパラニトロベンジルチオウレァ・ハイ
ドロクロラィド450の9および上記カリウム塩450
の9を水1.5叫、エチルアルコール3.5のとの混液
に加温熔解し冷時生じる結晶を炉刻し、水−エチルアル
コール混液より再結晶し針状結晶を得た。
実施例 2 ェポキシコハク酸モノ(mークロルベンジル)ェステル
カリウム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(mークロルベン
ジル)ェステル2.5夕を、m−クロルベンジルアルコ
ール50柵に溶解し、水酸化カリウム0.448夕を含
むm−クロルベンジルアルコール6.物‘を氷冷下に加
え、2時間蝿梓後生じた結晶を炉取し、エーテルで洗豚
し、更に水−エチルアルコール泥液または水−アセトン
涙液より再結晶して目的物1.1夕を得た。
IRレKBr(肌‐1)1743(エステル),162
0(C〇〇K)1500(フエニル),901(エポキ
シ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C..日84CIKとして理論値(%)
C44.82日2.72 実験値(%) C44.96日2.69 目的物は、m.p.の測定ができなかったので、これを
実施例1と同様にパラニトロベンジルチウロニウム塩に
変えてm.p.を測定した。
m.P.160〜16チ○ 元素分析値 C,虹,807CIN3Sとして理論値(
%) C48.77日3.85N8.98実験値(%)
C48.総H3.81N8.92実施例 3ヱボキシ
コハク酸モノ(0ークロルベンジル)ェステルナトリウ
ム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(0ークロルベンジル)
ェステル2.0夕をジメチルスルホキシド60の‘に溶
解し、これにIN水酸化ナトリウム水溶液4.1地を糟
梓、氷冷下に滴下しながら加えた。
約10分後、不溶の残澄を炉別し、炉液に約800地の
ジオキサンを加えて結晶を析出させた。これを水−ジオ
キサン混液より再結晶し目的物0.8夕を得た。IRレ
KBr(cの‐1)1738(エステル),1618(
C〇〇Na)1500(フエニル),902(エポキシ
)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,.日8QCINaとして理論値(%)
C47.55日2.89 実験値(%) C47.72日2.85 目的物は、m.p.の測定ができなかったので、これを
実施例1と同様にバラニトロベンジルチウロニウム塩に
変えてm.p.を測定した。
m.P.161〜16300 元素分析値 C,虹,807CIN3Sとして理論値(
%) C48.77日3.85N8.98実験値(%)
C48.90日3.88N8.81実施例 4ェポキ
シコハク酸モノ(Pーフロムベンジル)ェステルカリウ
ム塩の製造ェボキシコハク酸ジ(Pーブロムベンジル)
ェステル1.9夕を用い、実施例1と同様に処理して得
られた結晶を水−アセトン混液より再結晶し目的物0.
85夕を得た。
IRレKBr(cの‐1)1735(エステル),16
15(C〇〇K)1500(フエニル),901(エポ
キシ)NM.R.(D20) 元素分析値 C,.日8QBrKとして 理論値(%) C38.94日2.36 実験値(%) C39.01日2.35 目的物はm.p.の測定ができなかったので、これを実
施例1と同様にバラニトロベンジルチウ。
ニゥム塩に変えてm.p.を測定した。m.P.149
〜15y0 元素分析値 C,幻,807BrN3Sとして理論値(
%) C44.53日3.52N8.20実験値(%)
C44.49日3.48N8.27実施例 5ェポキ
シコハク酸モノ(P−ヨードベンジル)ェステルカリゥ
ム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(P−ヨードベンジル)
ェステル1.9夕を用い、実施例1と全く同様に処理し
て得られた結晶を水ーアセトン鶴液より再結晶し目的物
0.82夕を得た。
IRレKBr(肌‐1) 1740(エステル),16
10(C〇〇K)1500(フエニル),900(エポ
キシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,.日841Kとして 理論値(%) C34.20日2.07 実験値(%) C34.31日2.09 実施例1と同じようにして得たパラニトロベンジルチウ
ロニウム塩のm.p.は155〜158℃であった。
元素分析値 C,虹,8071N3Sとして理論値(%
) C40.79日3.22N7.51実験値(%)
C40.90日3.14N7.46実施例 6ェポキシ
コハク酸モノ(0ーフルオロベンジル)ェステルカリウ
ム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(0ーフルオロベンジル
)ェステル1.9夕を用い、実施例1と全く同様に処理
して得られた結晶を水−アセトン混液より再結晶し目的
物0.81夕を得た。
IRレKBr(伽‐1)1743(エステル),162
0(COOK)1500(フヱニル),902(エポキ
シ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,.日8QFKとして 理論値(%) C47.48日2.88 実験値(%) C47.53日2.85 実施例1と同じようにして得たパラニトロベンジルチウ
ロニウム塩は、m.p.162〜164q○であった。
元素分析値 C,9日,807FN3Sとして理論値(
%) C50.55日3.97N9.31実験値(%)
C50.59日3.92N9.40実施例 7ェポキ
シコハク酸モノ(P−メチルベンジルェステルカリゥム
塩の製造ェポキシコハク酸ジ(P−メチルベンジル)ェ
ステル1.99を用い、実施例1と全く同様に処理し得
られた結晶を水−アセトン混液より再結晶し、目的物0
.80夕を得た。
m.P.177〜18r0(分解) IRレKBr(弧‐1)1745(エステル),162
0(C〇〇K)1500(フエニル),900(エポキ
シ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,2日,.05Kとして 理論値(%) C52.55日4.01 実験値(%) C52.71日4.00 実施例 8 ェポキシコハク酸モノ(0ーメチルベンジル)ェステル
カリウム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(0−メチルベン
ジル)工ステル1.9夕を用い、実施例1と全く同様に
処理して得られた結晶を水−アセトン混液より再結晶し
、目的物0.78夕を得た。
m.P.164〜16900(分解) IRレKBr(肌‐1) 1740(エステル),16
18(C〇〇K)1500(フエニル),900(エポ
キシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,2日,.05Kとして 理論値(%) C52.55日4.01 実験値(%) C52.64日3.98 実施例 9 ェポキシコハク酸モノ(m−トリフルオロメチル)ペン
ジルェステルカリゥム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(m
−トリフルオロメチルベンジル)ェステル1.9夕を用
い、実施例2と全く同様に処理して得られた結晶を水−
ジオキサン混液より再結晶し、目的物0.75夕を得た
m.P.187〜190qo(分解)myKBr(弧‐
1) 1745(エステル),1620〈C〇〇K)1
500(フヱニル),902(ヱポキシ)N.M.R.
(D20) 元素分析値 C,2日8QF3Kとして 理論値(%) C43.90日2.44 実験値(%) C43.95日2.43 実施例 10 ェポキシコハク酸モノ(3′ークロル−4′ーブロムベ
ンジル)ェステルカリウム塩の製造ェポキシコハク酸ジ
(3−クロル−4′−ブロムベンジル)ェステル1.9
夕を用い、実施例1と同様に処理して得られた結晶を水
−アセトン混液より再結晶し、目的物0.789を得た
IR レKBr(即−1) 1740(エステル),1
620(C〇〇K)1500(フエニル),902(エ
ポキシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,.日7QCIBrKとして理論値(%
) C35.34HI.87実験値(%) C35.4
7HI.86 実施例1と同じようにして得たパラニトロベンジルチウ
ロニウム塩は、m.p.187〜191℃であった。
元素分析値 C,虹,707CIBrN3Sとして理論
値(%) C41.72日3.11N7.69実験値(
%) C41.84日3.07N7.71実施例 11
ェポキシコハク酸モノ(2′,5′ージクロルベンジル
)ェステルカリゥム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(2′
,5′ージクロルベンジル)ェステル1.9夕を用い、
実施例1と同様に処理して得られた結晶を水−アセトン
混液より再結晶し、目的物0.77夕を得た。
IRレKBr(弧‐1) 1738(ヱステル),16
15(C〇〇K)1500(フエニル),900(エポ
キシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,.日7QC12Kとして理論値(%)
C40.12日2.13 実験値(%) C40.24日2.09 実施例1と同じようにして得たパラニト。
ペンジルチウロニウム塩は、m.p.158〜162o
oであった。元素分析値 C,瓜,707CI2N3S
として理論値(%) C45.42日3.39N8.3
7実験値(%) C45.49日3.31N8.45実
施例 12ェポキシコハク酸モノ(2′ーブロムー4′
ーョードベンジル)ェステルカリウム塩の製造ェポキシ
コハク酸ジ(2′ーブロムー4′ーヨードベンジル)ェ
ステル1.9夕を用いて実施例1と全く同様に処理して
得られた結晶を水−アセトン混液より再結晶し、目的物
0.75夕を得た。
IR レKBr(肌‐1) 1735(エステル),1
618(C○○K)1500(フエニル),900(エ
ポキシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,.日7QIBrKとして理論値(%)
C28.48HI.49 実験値(%) C28.62HI.38 実施例1と同じようにして得たパラニトロベンジルチウ
ロニウム塩は、m.p.149〜152℃であった。
元素分析値 C,9日,7071BrN3Sとして理論
値(%) C35.75日2.69N6.58実験値(
%) C35.90日2.71N6.62実施例 13
ェポキシコハク酸モノ(グーブロムー3′−メチルベン
ジル)ェステルカリウムの製造ェポキシコハク酸ジ(2
′ーブロム−3′ーメチルベンジル)ェステル1.9夕
を用いて実施例1と全く同様に処理して得られた結晶を
水−アセトン漉液より再結晶し、目的物0.79夕を得
た。
IRレKBr(肌‐1)1738(エステル),162
0(C〇〇K)1500(フエニル),900(エポキ
シ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C.2日,。
05BrKとして理論値(%) C40.79日2.8
3実験値(%) C40.83日2.79 実施例1と同じようにして得たパラニトロベンジルチゥ
ロニウム塩は、m.p.153〜157q0であった。
元素分析値 C2汎2o07BrN3Sとして理論値(
%) C45.63日3.80N7.98実験値(%)
C45.58日3.斑N8.03実施例 14ェポキ
シコハク酸モノ(3′,5′ージメチルベンジル)ェス
テルカリウム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(3,5′ー
ジメチルベンジル)ェステル1.99を用いた実施例1
と全く同様に処理して得られた結晶を水−アセトン混液
より再結晶し、目的物0.85夕を得た。
m.P.177〜19100(分解) IRレKBr(弧‐1)1740(エステル),162
0(C○〇K)1500(フエニル).902(エポキ
シ)N.M.R. 元素分析値 C,3日,305Kとして 理論値(%) C54.17日4.51 実験値(%) C54.29日4.48 実施例 15 ェポキシコハク酸モノ(2,4,6′ートリメチルベン
ジル)ェステルカリゥム塩の製造ェポキシコハク酸ジ2
′,4′,6′ートリメチルベンジルェステル1.9夕
を用いて実施例1と全く同様に処理して得られた結晶を
水−アセトン混液より再結晶し、目的物0.84夕を得
た。
m.P.192〜195oo(分解) IRレKBr(弧‐1)1740(エステル),162
0(C〇〇K)1500(フエニル),900(エポキ
シ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,4日,508Kとして 理論値(%) C55.63日4.97 実験値(%) C55.77日4.94 実施例 16 ェポキシコハク酸モノ{(メチレン−3,4′−ジオキ
シ)ペンジル}ェステルカリウム塩の製造ェポキシコハ
ク酸ジ{(メチレンー3′,4′ージオキシ)ペンジル
}ェステル1.9夕を用いて実施例1と全く同様に処理
して得られた結晶を水ーアセトン源液より再結晶し、目
的物0.97夕を得た。
m.P.155〜1570(分解)IRレKBr(抑−
1)1745(エステル),1620(C〇〇K)15
00(フエニル),902(エポキシ)N.M.R.(
D20) 元素分析値 C,2日907Kとして 理論値(%) C47.37日2.96 .実験値(%) C47.45日2.89実施例 17 ヱポキシコハク酸モノ(P−メトキシベンジル)ェステ
ルカリウム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(Pーメトキシ
ベンジル)ェステル1.9夕を用いて実施例1と全く同
様に処理して得られた結晶を水−アセトン混液より再結
晶し、目的物0.95夕を得た。
m.P.189〜1930C(分解) IRレKBr(仇‐1)1742(エステル),162
0(C〇〇K)1500(フエニル),902(エポキ
シ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,2日,.06Kとして 理論値(%) C49.66日3.79 実験値(%) C49.73日3.77 実施例 18 ェポキシコハク酸モノ(1−ナフチルメチル)ェステル
カリウム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(1−ナフチルメ
チル)ヱステル1.9夕を用いて実施例1と全く同様に
処理して得られた結晶を水ーアセトン渡液より再結晶し
、目的物0.92夕を得た。
m.P.185〜18800 1R レKBr(伽‐1) 1740(エステル),1
620(C〇〇K)1500(フエニル),901(エ
ポキシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,5日,305Kとして 理論値(%) C58.06日3.55 実験値(%) C58.11日3.53 実施例 19 ェポキシコハク酸モノ{1′−(5−ブロム)ナフチル
メチル}ェステルカリウムの製造ヱポキシコハク酸ジ{
1′−(5−ブロム)ナフチルメチル}ェステル1.9
夕と用いて実施例1と全く同様に処理して得られた結晶
を水−アセトン混液より再結晶し、目的物0.85夕を
得た。
m.P.191〜195o0(分解)IRレKBr(弧
‐1) 1745(エステル),1620(C〇〇K)
1500(フエニル),901(エポキシ)N.M.R
.(D20) 元素分析値 C,5日,205BrKとして理論値(%
) C46.27日2.57実験値(%) C46.1
9日2.64 実施例 20 ェポキシコハク酸モノ{r−(2′−クロル)ナフチル
メチル}ェステルカリウム塩の製造ェポキシコハク酸ジ
{1′−(2′−クロル)ナフチルメチル1.9夕を用
いて実施例1と全く同様に処理して得られた結晶を水−
アセトン混液より再結晶し、目的物0.82夕を得た。
m.P.199〜20200(分解) IR〃KBr(肌‐1)1743(エステル),162
0(C〇〇K)1500(フエニル),902(エポキ
シ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,5日,205CIKとして理論値(%
) C52.25日2.90実験値(%) C52.3
6日2.97 実施例 21 ェポキシコハク酸モノ{1′−(4′,5′ージメチル
)ナフチルメチル}ェステルカリウム塩の製造ェポキシ
コハク酸ジ{1′−(4′,5′ージメチル)ナフチル
メチル}ェステル1.9夕を用いて実施例1と全く同様
に処理して得られた結晶を水一アセトン混液より再結晶
し、目的物0.79夕を得た。
m.P.142〜146q0 1RレKBr(抑−1) 1740(エステル),16
18(C〇〇K)1500(フエニル),900(エポ
キシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,7日,705Kとして 理論値(%) C60.36日4.44 実験値(%) C60.45日4.38 実施例 22 ェポキシコハク酸モノ(3−フェニル−2′ープoベニ
ル)ェステルカリゥム塩の製造ェポキシコハク酸ジ(3
′−フェニルー2′−プロベニル)ェステル〔ェポキシ
コハク酸ジ(シンナミル)ェステル〕1.9夕を用いて
実施例1と全く同様に処理して得られた結晶を水−アセ
トン梶液より再結晶し、目的物0.98夕を得た。
m.P.153〜155q0 1RレKBr(仇‐1) 1748(エステル),16
20(C〇〇K)1500(フエニル),902(エポ
キシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C,2日,.05Kとして 理論値(%) C54.55日4.20 実験値(%) C54.71日4.17 実施例 23 ェポキシコハク酸モノフリフリルェステルカリウム塩の
製造ェポキシコハク酸ジフリフリルェステル1.9夕を
用いて実施例1と全く同様に処理して得られた結晶を水
−ァセトン渡液より再結晶し、目的物0.90夕を得た
IR〃KBr(弧‐1)1740(エステル),162
0(COOK)1580(フラン環),900(エポキ
シ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C9日706Kとして 理論値(%) C41.54日2.69 実験値(%) C41.69日2.73 実施例1と同じようにして得たパラニトロベンジルチウ
ロニウム塩は、m.p.155〜158つ0であった。
元素分析値 C,7日,708N3Sとして理論値(%
) C47.11日3.93N9.70実験値(%)
C47.28日3.90N9.81実施例 24ェポキ
シコハク酸モノ(2′−テニル)ェステルカリウム塩の
製造ェポキシコハク酸ジ(2−テニル)ェステル1.9
夕を用いて実施例1と全く同機に処理して得られた結晶
を水−アセトン涙液より再結晶し、目的物1.2夕を得
た。
IRレKBr(伽‐1) 1745(エステル),16
20(COOK)1580(テニル基),902(ヱポ
キシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C9日705SKとして 理論値(%) C39.13日2.54 実験値(%) C39.27日2.49 実施例1と同じようにして得たパラニトロベンジルチウ
ロニウム塩は、m.p.184〜186qoであった。
元素分析値 C,7日,707N3S2として理論値(
%) C45.43日3.79N9.35実験値(%)
C45.55日3.83N9.27実施例 25ェポ
キシコハク酸モノ(2′ーテニルェステル)ナトリウム
塩の製造ェポキシコハク酸ジ(2ーテニル)ェステル1
.9夕を用いて実施例3と全く同様に処理して得られた
結晶を水ージオキサン混液より再結晶し、目的物1.0
夕を得た。
IRyKBr(肌‐1) 1743.(エステル),1
620(COOK)1578(テニル基),902(エ
ポキシ)N.M.R.(D20) 元素分析値 C9日705SNaとして 理論値(%) C43.20日2.82 実験値(%) C43.31日2.88 実施例1と同じようにして得たパラニトロベンジルチウ
ロニウム塩は、m.p.183〜185qoであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは1〜3個の置換基を有するベンジル基、
    0〜2個の置換基を有する1−ナフチルメチル基、3−
    フエニル−2−プロペニル基、フルフリル基または2−
    テニル基を示す。 )で表わされるエポキシコハク酸モノエステル誘導体ま
    たはその塩。
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