JPS6031432Y2 - 誘導電動機の一次周波数制御装置 - Google Patents
誘導電動機の一次周波数制御装置Info
- Publication number
- JPS6031432Y2 JPS6031432Y2 JP13495580U JP13495580U JPS6031432Y2 JP S6031432 Y2 JPS6031432 Y2 JP S6031432Y2 JP 13495580 U JP13495580 U JP 13495580U JP 13495580 U JP13495580 U JP 13495580U JP S6031432 Y2 JPS6031432 Y2 JP S6031432Y2
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- JP
- Japan
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- voltage
- frequency
- speed
- induction motor
- control signal
- Prior art date
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電圧形インバータによる誘導電動機の一次周
波数制御装置に関し、特に過渡状態にも電圧−周波数比
を一定にして安定な制御を図った制御装置に関する。
波数制御装置に関し、特に過渡状態にも電圧−周波数比
を一定にして安定な制御を図った制御装置に関する。
電圧形インバータを電源とした誘導電動機の一次周波数
制御の従来制御系は、第１図に示す構成にされる。
制御の従来制御系は、第１図に示す構成にされる。
速度設定値ωｒ＊と電動機の検出速度ωｒとの偏差は速
度制御器１で増幅して電圧制御信号ｖｒ＊及び周波数制
御信号Ｆｒ＊とされる。
度制御器１で増幅して電圧制御信号ｖｒ＊及び周波数制
御信号Ｆｒ＊とされる。
電圧制御信号Ｖｒ＊は電動機の検出電圧Ｖｒとの偏差を
電圧制御器２で増幅され、この出力は電流制御信号Ｉｒ
＊とじて電動機の一次電流検出値１ｒとの偏差がとられ
て電流制御器３で増幅されて電圧形インバータの出力電
圧制御信号■にされる。
電圧制御器２で増幅され、この出力は電流制御信号Ｉｒ
＊とじて電動機の一次電流検出値１ｒとの偏差がとられ
て電流制御器３で増幅されて電圧形インバータの出力電
圧制御信号■にされる。
一方、周波数制御信号Ｆｒ＊は電圧−周波数変換器４を
通して電圧に比例する周波数制御信号Ｆとして電圧形イ
ンバータの出力周波数が制御される。
通して電圧に比例する周波数制御信号Ｆとして電圧形イ
ンバータの出力周波数が制御される。
このように、従来装置は電圧制御ループのマイナールー
プとして電流制御ループを持つため、急な負荷変動など
がある過渡状態において電流制御器３の過電流制限にか
かる場合には電圧■と周波数Ｆの比を一定に保つことが
できなくなり、安定な制御ができなくなる。
プとして電流制御ループを持つため、急な負荷変動など
がある過渡状態において電流制御器３の過電流制限にか
かる場合には電圧■と周波数Ｆの比を一定に保つことが
できなくなり、安定な制御ができなくなる。
また、制御装置には速度制御ループと電圧制御ループと
電流制御ループの３種のループを持つため、応答性に劣
る。
電流制御ループの３種のループを持つため、応答性に劣
る。
また、電流を制御するのに電圧のみ操作しているため電
動機の最大トルクを越えたすべり周波数になっていわゆ
るストール現象を起す恐れがある。
動機の最大トルクを越えたすべり周波数になっていわゆ
るストール現象を起す恐れがある。
本考案は、速度制御器の出力制限値を速度検出値に応じ
て制御することにより電流マイナーループを省略して過
渡状態にも電圧−周波数比を一定に制御できるようにし
た制御装置を提供することを目的とする。
て制御することにより電流マイナーループを省略して過
渡状態にも電圧−周波数比を一定に制御できるようにし
た制御装置を提供することを目的とする。
第２図は本考案の一実施例を示す要部制御回路を示す。
速度設定値ωｒ＊は速度検出値ωｒとの偏差が速度制御
器５で増幅され、この速度制御器５の出力は電圧制御信
号Ｖｒ＊及び周波数制御信号Ｆｒ＊にされる。
器５で増幅され、この速度制御器５の出力は電圧制御信
号Ｖｒ＊及び周波数制御信号Ｆｒ＊にされる。
信号Ｖｒ＊は電圧検出値Ｖｒとの偏差が電圧制御器２を
経て電圧形インバータの出力電圧制御信号Ｖにされる。
経て電圧形インバータの出力電圧制御信号Ｖにされる。
周波数制御信号Ｆｒ＊は時定数調整回路６によって電圧
制御系との時定数が合わされ電圧−周波数変換器４で周
波数信号に変換されて電圧形インバータの出力周波数制
御信号Ｆにされる。
制御系との時定数が合わされ電圧−周波数変換器４で周
波数信号に変換されて電圧形インバータの出力周波数制
御信号Ｆにされる。
ここで、速度制御器５はその出力制限値を速度検出値ω
ｒに応じて制御される。
ｒに応じて制御される。
このように、本考案では過電流制限のための電流マイナ
ーループを設けない。
ーループを設けない。
これは電流は電源周波数と回転速度との差すなわちすべ
り周波数によって決まるし、又電流は端子電圧と誘起電
圧の差によって決まることから、回転速度を検出しこの
回転速度との差がある範囲内に入るように周波数を設定
することで電流マイナーループを設けることなく電流が
制限値を越えることはなくなる。
り周波数によって決まるし、又電流は端子電圧と誘起電
圧の差によって決まることから、回転速度を検出しこの
回転速度との差がある範囲内に入るように周波数を設定
することで電流マイナーループを設けることなく電流が
制限値を越えることはなくなる。
この回転速度と出力周波数との差を過渡状態においても
ある範囲内に規制可能にするために、速度制御器５の出
力制限値を車速検出値に応じて変え、また電圧制御信号
Ｖと周波数制御信号Ｆとの時定数を時定数調整回路６に
より合わせている。
ある範囲内に規制可能にするために、速度制御器５の出
力制限値を車速検出値に応じて変え、また電圧制御信号
Ｖと周波数制御信号Ｆとの時定数を時定数調整回路６に
より合わせている。
第３図は本考案の他の実施例を示し、同図が第２図と異
なる部分は直接の速度検出をしない場合に周波数制御信
号Ｆと検出電圧■と検出電流Ｉによってすべり周波数ω
Ｓを算出する演算回路７を設け、このすべり周波数ωＳ
と周波数制御信号Ｆとの差を速度検出値ωｒとしてフィ
ードバックする点にある。
なる部分は直接の速度検出をしない場合に周波数制御信
号Ｆと検出電圧■と検出電流Ｉによってすべり周波数ω
Ｓを算出する演算回路７を設け、このすべり周波数ωＳ
と周波数制御信号Ｆとの差を速度検出値ωｒとしてフィ
ードバックする点にある。
この構成においても第２図の場合と同様に電流マイナー
ループを省略して常に電圧−周波数比も一定にした制御
が可能となる。
ループを省略して常に電圧−周波数比も一定にした制御
が可能となる。
なお、すべり周波数の算出は例えば雑誌ＩＥＥＥ、 Ｔ
ｒ。
ｒ。
ＶｏＪＡ ｌｌＮ０，５Ｓｅｐｔ１０ｃｔ１９７５第
４８３頁〜４８８頁に開示されている。
４８３頁〜４８８頁に開示されている。
以上のとおり、本考案によれば、電圧制御ループの中に
電流マイナーループを必要とせずに電流制限機能を持っ
て電圧制御系が単一ループになって周波数の制御系に時
定数の調整要素を設けるのみで電圧制御系と周波数制御
系の時定数を合わせて過渡状態にあっても電圧−周波数
比を一定に制御して安定な速度制御が可能となる。
電流マイナーループを必要とせずに電流制限機能を持っ
て電圧制御系が単一ループになって周波数の制御系に時
定数の調整要素を設けるのみで電圧制御系と周波数制御
系の時定数を合わせて過渡状態にあっても電圧−周波数
比を一定に制御して安定な速度制御が可能となる。
また、電流；制御ループを省略できるため、ループ数が
１つ減って制御系としての応答性を高めることができる
。
１つ減って制御系としての応答性を高めることができる
。
また、電流を抑制するのに電圧と周波数の両方を制御す
るためトルクの最大点を越えたストール現象を起すこと
がない。
るためトルクの最大点を越えたストール現象を起すこと
がない。
また、本考案は従来袋７置と違って電圧制御系をオープ
ンループにも構成でき、この場合は速度制御系の単一ル
ープとなって制御系の応答性を一層高めることができる
。
ンループにも構成でき、この場合は速度制御系の単一ル
ープとなって制御系の応答性を一層高めることができる
。
第１図は従来の誘導電動機の一次周波数制御装置のブロ
ック図、第２図は本考案の一実施例を示す制御装置ブロ
ック図、第３図は本考案の他の実施例を示すブロック図
である。 ２・・・・・・電圧制御器、４・・・・・・電圧−周波
数変換器、５・・・・・・速度制御器、６・・・・・・
時定数調整回路、７・・・・・・すべり周波数の演算回
路。
ック図、第２図は本考案の一実施例を示す制御装置ブロ
ック図、第３図は本考案の他の実施例を示すブロック図
である。 ２・・・・・・電圧制御器、４・・・・・・電圧−周波
数変換器、５・・・・・・速度制御器、６・・・・・・
時定数調整回路、７・・・・・・すべり周波数の演算回
路。
Claims (1)
- 電圧形インバータによる誘導電動機の一次周波数制御に
より誘導電動機を速度制御する装置において、制御装置
は、速度設定値と速度検出値との偏差を増幅し該速度検
出値に応じて制限値が制御される速度制御器と、この速
度制御器の出力を電圧形インバータの出力電圧制御信号
とすると共に該出力電圧制御信号と時定数が合わされか
つ一定比にされた出力周波数制御信号とする制御回路手
段とを備えたことを特徴とする誘導電動機の一次周波数
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13495580U JPS6031432Y2 (ja) | 1980-09-22 | 1980-09-22 | 誘導電動機の一次周波数制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13495580U JPS6031432Y2 (ja) | 1980-09-22 | 1980-09-22 | 誘導電動機の一次周波数制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5758998U JPS5758998U (ja) | 1982-04-07 |
| JPS6031432Y2 true JPS6031432Y2 (ja) | 1985-09-19 |
Family
ID=29495144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13495580U Expired JPS6031432Y2 (ja) | 1980-09-22 | 1980-09-22 | 誘導電動機の一次周波数制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031432Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-22 JP JP13495580U patent/JPS6031432Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5758998U (ja) | 1982-04-07 |
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