JPS6130470Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6130470Y2
JPS6130470Y2 JP15432580U JP15432580U JPS6130470Y2 JP S6130470 Y2 JPS6130470 Y2 JP S6130470Y2 JP 15432580 U JP15432580 U JP 15432580U JP 15432580 U JP15432580 U JP 15432580U JP S6130470 Y2 JPS6130470 Y2 JP S6130470Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
induction motor
limiter
frequency
current
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15432580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5778291U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15432580U priority Critical patent/JPS6130470Y2/ja
Publication of JPS5778291U publication Critical patent/JPS5778291U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6130470Y2 publication Critical patent/JPS6130470Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は誘導電動機の始動制御装置に関する。
汎用誘導電動機の場合、スリツプ(すべり)の
量が比較的大きく、安定性から許容される電動機
電流検出値のリルプルも大きくて良く、また大き
な始動トルクを要求されない場合は始動周波数も
4〜5Hzで良く、従来あまり問題にはされなかつ
た。
しかし、省エネルギー化の考えからすれば、モ
ータ効率の高いロースリツプが要求され、また始
動トルクを大きく要求する場合は低周波数始動し
た方がトルク効率が良く、モータ容量を小さく選
定できる利点があり、近年そのような要求が増し
てきている。
従つて、誘導電動機を可変速制御する場合、現
在一般的に採用されている、負荷電流を検出し、
定電流加速する方法によると、スタート時点のよ
うに低周波数域での負荷電流検出は電流検出値に
含まれるリツプル量が大きい。
また誘導電動機の負荷電流検出用変流器の飽和
の問題があり、このため安定に電流を制御するこ
とが難しくなる。
この場合について第1図を用いて詳述する。
第1図は従来の誘導電動機の始動制御装置の一
例を示し、同図において1は周波数(回転数)設
定器、2は周波数(回転数)設定器の出力を誘導
電動機駆動用インバータの出力周波数(誘導電動
機の一次周波数)制御信号FSとをつき合せて偏
差信号を送出するつき合せ回路、3はつき合せ回
路2の出力である偏差信号を増巾する周波数(回
転数)制御増巾器であつて、この周波数(回転
数)制御増巾器3の出力(誘導電動機のすべり速
度信号)はリミツタ4に供給される。ここに周波
数(回転数)制御増巾器3の出力は第3図に示さ
れるようにすべり速度SNがすべり速度の小さい
範囲では電流と大略比例することから、負荷電流
指令値となる。なお第3図において、横軸は周波
数(回転数)制御増巾器3の出力(すべり速度信
号SN)をとり、縦軸に誘導電動機の負荷電流指
令値Iをとつたものである。
誘導電動機の負荷電流の検出値はつき合せ回路
5に供給され、ここでリミツタ4の出力とつき合
せられ、その偏差信号は電流制御増巾器6を介し
て誘導電動機を駆動させるインバータの出力電圧
制御信号および出力周波数制御信号(誘導電動機
の一次電圧および一次周波数の制御信号)の各指
令値VS,FSとして、出力が取り出される。ここ
で、指令値VS,FS間にはVS/FS=一定の関係
を保たせ、誘導電動機を可変速運転するものであ
る。この場合、誘導電動機の負荷電流検出量が誘
導電動機電流と比例することが絶対条件となる。
しかしながら、始動時のように低周波で運転す
る場合は誘導電動機の負荷電流検出用変流器が飽
和したり、またその検出電流は低周波のリツプル
を含み、このリツプル値が第4図のすべり速度S
NMを越える比率となると、誘導電動機の回転数と
誘導電動機駆動用インバータの周波数の間のすべ
り速度も第4図に示されるすべり速度SNM値を越
え区間Aの範囲外となり不安定な状態となる。な
お第4図においては、すべり速度とトルクTおよ
び負荷電流Iとの関係を示す。従つて、誘導電動
機の負荷電流検出量のリツプルを低減することが
必要であるが、低周波であり困難である。
本考案はこのような従来の問題点を解決しよう
とするもので、以下実施例を用いて説明する。
第2図は本考案による誘導電動機の始動制御装
置の一実施例を示し、第1図と同一あるいは相当
部分には同符号を用いている。7は電流制御増巾
器6の出力が供給されるリミツタであつて、この
リミツタ7より図示特性の出力が誘導電動機駆動
用インバータの出力電圧および出力周波数の制御
信号(誘導電動機の一次電圧および一次周波数の
制御信号)の指令値VS,FSとして取り出され、
しかもVS/FS=一定の関係を保たせインバータ
の出力により誘導電動機を可変速運転するもので
ある。8はリミツタ電源であり、このリミツタ電
源8には図示する如く始動と同時にゆるやかに出
力電圧が上昇するような積分要素を持たせてあ
る。リミツタ電源8の出力電圧はリミツタ7に供
給され、電流制御増巾器6の出力の最大値はリミ
ツタ電源8の出力電圧で抑制され、手動運転され
たようになる。即ち、電流検出器が飽和し、負荷
電流に比例した出力が得られない低周波数域でも
電流増巾器6の出力はリミツタ電源8の値に比例
した値をとることになる。この結果、電圧制御指
令と周波数制御指令は電流検出器が飽和している
間リミツタ電源値に比例し、手動運転されたと同
様な結果となる。なお、誘導電動機の負荷電流検
出器の飽和が解除されたり、リツプル値が十分許
容値内に入るインバータ周波数では、リミツタ電
源8の出力電圧を早く上昇するようにリミツタ電
源特性を変えた場合は設定値まで早く速度を上げ
ることができる。
上述した本考案による誘導電動機の始動制御装
置によれば次のような種々の効果を奏する。
(1) 誘導電動機の負荷電流を電流検出器である変
流器にて検出する場合、低周波数での飽和に対
してカバーでき、前記変流器は通常運転域で飽
和しないものであればよく、前記変流器の小形
化が計られる。
(2) 電流検出器が飽和する運転周波数域では電圧
制御指令値VS、周波数制御信号指令値FSでは
リミツタ電源電圧値で抑制された値となるか
ら、電流検出器のリツプルも電流検出器の飽和
がなくなる周波数域を考慮すれば良い。この事
はリツプル周波数そのものが高くなり遅れの小
さいフイルタによつてリツプル除去が可能とな
ることを意味する。従つて低周波(1〜5Hz)
での制御を手動の如くするため、誘導電動機の
負荷電流検出のリツプルを通常運転域で抑制す
ればよく、制御応答を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誘導電動機の始動制御装置の一
例を示す構成図、第2図は本考案による誘導電動
機の始動制御装置の一実施例を示す構成図、第3
図、第4図は動作説明図であつて、図中1は周波
数(回転数)設定器、2,5はつき合せ回路、3
は周波数(回転数)制御増巾器、4,7はリミツ
タ、6は電流制御増巾器、8はリミツタ電源を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周波数設定器の出力と誘導電動機の一次周波数
    制御信号との偏差をとり、その偏差信号を周波数
    制御増幅器、第1のリミツタを介して誘導電動機
    の負荷電流検出値とつき合せて得られる偏差信号
    を電流制御増幅器で増巾して誘導電動機の一次電
    圧制御信号、一次周波数制御信号を一定の比率で
    取り出してインバータを制御し誘導電動機を駆動
    させる誘導電動機の始動制御装置において、前記
    電流制御増巾器の出力側に前記電流制御増巾器の
    出力の最大値を抑制するための第2のリミツタを
    設けると共に始動と同時に上昇する出力電圧を前
    記第2のリミツタに供給するリミツタ電源を設け
    てなり、前記第2のリミツタの出力として誘導電
    動機の一次電圧制御信号および一次周波数制御信
    号を取り出すようにしたことを特徴とする誘導電
    動機の始動制御装置。
JP15432580U 1980-10-29 1980-10-29 Expired JPS6130470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15432580U JPS6130470Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15432580U JPS6130470Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5778291U JPS5778291U (ja) 1982-05-14
JPS6130470Y2 true JPS6130470Y2 (ja) 1986-09-05

Family

ID=29513552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15432580U Expired JPS6130470Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6130470Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5778291U (ja) 1982-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4037144A (en) Control device for use in shunt motor
JPS638683B2 (ja)
JPH0789750B2 (ja) クレ−ン用v/fインバ−タ制御方法
JPS6130470Y2 (ja)
JPS6056396B2 (ja) 速度制御装置
JP3622410B2 (ja) インバータによる電動機の制御方法
US4345190A (en) Chopper control system
JPH0348750B2 (ja)
JPS5854880Y2 (ja) 可変周波数電源装置
JPS6059840B2 (ja) 電動機の駆動装置
JPH0767311B2 (ja) 交流電動機駆動用インバ−タ装置の電流及びトルク制限回路
JPH0312074Y2 (ja)
JP3234120B2 (ja) エレベータ用インバータ
JP2935583B2 (ja) エレベータ用インバータの速度制御装置
JPH055835Y2 (ja)
JP2594968B2 (ja) 誘導電動機の駆動制御装置
JPS6122480Y2 (ja)
JP3356348B2 (ja) エンジン発電機の自動電圧調整装置
JPS6148351B2 (ja)
JPS6031432Y2 (ja) 誘導電動機の一次周波数制御装置
JPS58179192A (ja) 誘導電動機の速度制御装置
JPH05284752A (ja) 電圧形インバータ制御方法
JPH0235557B2 (ja)
JPS6285690A (ja) インバ−タの過電圧防止回路
JPS60194773A (ja) 直流電動機の制御装置