JPS6030649B2 - 粉末状パツク剤 - Google Patents

粉末状パツク剤

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JPS6030649B2
JPS6030649B2 JP12244382A JP12244382A JPS6030649B2 JP S6030649 B2 JPS6030649 B2 JP S6030649B2 JP 12244382 A JP12244382 A JP 12244382A JP 12244382 A JP12244382 A JP 12244382A JP S6030649 B2 JPS6030649 B2 JP S6030649B2
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fibroin
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skin
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憲治 森
由美子 三浦
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水を加えて混練すること(水に分散すること
)によって皮膜形成型パック剤(皮膜型パック剤)と成
る、改良された粉末状パック剤に関する。
従来、市販されている皮膜型パック剤(ポリビニルアル
コール等の皮膜形成剤の水溶液に保温剤、増粘剤、アル
コール、防腐剤等を配合)は、皮膜形成により皮膚を密
閉し、パック効果(肌をみずみずしく、なめらかにし、
かつ汚れを除去すること)が高い反面、パック皮膜の形
成時間が長いためにパックに長時間(約1時間)を必要
とする等の欠点がある。
一方、水溶性アルギン酸塩を含有する水溶液(第1剤)
を皮膚面に塗布し、更にその表面にアルカリ士類金属の
乳酸塩または塩化物を含有する水溶液または水分散体(
第2剤)を塗布することによって、該アルギン酸塩をア
ルカリ士類金属塩に転化(アルギン酸塩の架橋化による
ゲル化)してゲル状の皮膜を形成せしめるパック剤(特
公昭46一3576び号公報)では、後述の粉末状パッ
ク剤のように使用時に塗布液を調製する手間を要しない
反面、皮膚に塗布した第1剤に第2剤を均一、十分に合
体して均質なゲル状皮膜(パック皮膚)を形成すること
はむつかしく、不均質なゲル状皮膚が生成するとアルギ
ン酸塩自身が皮膚強度が弱いため剥離時に部分的に破損
して皮膚面に残留し、剥離に手間がか)る等の難点があ
る。
その他、前記両剤を長期間安定に保持するために適した
防腐剤(第1剤用)や界面活性剤の選択等、綿密な処方
設計を必要とし、またアルギン酸塩水溶液の粘度変化多
くの問題を包含している。また、水を添加し混練して使
用する、アルギン酸塩粉末−アルカリ士類金属塩粉末系
パック剤では、川 水への分散性がわるく、水への均一
分散に長時間(5〜10分)要する。
【2} その水分散液は粘度が一般に低く、肌への塗布
性が劣る。
【3} 肌表面に塗布して形成するゲル状皮膚(パック
皮膜)は、不均質で強度が低いために、剥離時、円滑に
剥離し難く、一部肌に残ることが多い。
側 形成したゲル状皮膜の肌への密着性がわるいために
、パック効果(肌を水々しく、なめらかにし、かつ汚れ
を除去すること)が比較的低い。
等の欠点がある。
本発明者等は、か)る現状に鑑み鋭意研究した結果、後
記特定のフィブロインーグラフトボリマーを水熔性のア
ルギン酸塩及び水溶性のアルカリ士類二価金属と混合す
ることによって、従来技術の欠点を悉く改良した優れた
粉末状パック剤が得られることを見出し、本発明を完成
した。
本発明の目的は、使用時、水に容易、均一に分散し、肌
に塗布しやすく、かつ肌表面に形成するパック皮膜の密
着性と剥離性が良好で、しかもパック効果の高い粉末状
パック剤を提供することにある。
すなわち、本発明は、アクリル酸ソーダとポリエチレン
グリコールジアクリレートとからなる重合体がフイブロ
インに結合しているフイブロインーグラフトポリマーと
、水溶性アルギン酸塩と、硫酸カルシウム、硫酸マグネ
シウムからなる群より選択された水熔性のアルカリ士類
二価金属塩の少なくとも一つとを配合して成る、粉末状
のパック剤である。
本発明における前記フイブロインーグラフトポリマーと
しては、その重合体成分が、フイブロィン1〜40重量
%、ポリエチレングリコールジアクリレート0.1〜5
重量%、アクリル酸ソーダ60〜95重量%の組成から
なるものが好ましい。
本発明の前記フィブロィンーグラフトポリマーは新規な
重合体であって、通常フィブロィンの水性の溶液または
分散液の中でアクリル酸ソーダとポリエチレングリコー
ルジアクリレートとを重合開始剤の存在下で重合反応せ
しめ、生成する重合体(主としてフイブロィンーグラフ
ト重合体)を水洗、乾燥、粉砕することによって得られ
る。重合反応は、窒素ガス等の不活性ガスによって反応
系内の酸素を除去して放射線、電子線、紫外線等を照射
するか、又はラジカル重合触媒を添加して重合させる。
ラジカル重合触媒としては過酸化水素、過酸化ペンゾィ
ル、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、第2セリウ
ム塩、アズビスブチロニトリル等通常使用されるものか
ら適宜選定して用いればよい。又同時に亜硫酸塩、第1
鉄塩、アミン類を併用してレドックス系で重合すること
もできる。しかし過硫酸塩を重合触媒として用いると重
合度の高いものが得られるうえ製造も容易であり好まし
い。重合温度は通常10〜110oo好ましくは20〜
80q0であり重合時間は20〜600分、好ましくは
30〜300分である。
このようにして得らた本発明の水不瀞性のフィブロィン
ーグラフトポリマーは、高い欧水(抱水)性能、すなわ
ち自重の少なくとも60倍(60の【′夕)、好ましく
は100〜500倍(100のと/夕〜500柵/夕)
の吸水率を示すと共に圧力下にても保水性を失わず、か
つ長時間含水(抱水)ゲル状態を安定に保持している。
しかもこの水不溶性のフィブロィンーグラフトポリマー
は、水に不溶であるが、多量の水を抱水し、極度に膨潤
した均質なミクロゲルとなって、前記水溶性のアルギン
酸塩及びアルカリ士類二価金属塩を短時間に系中に均一
分散せしめると共に、パック液使用時のとれ、塗布時の
伸び、感触を良好ならしめ、肌表面に強くかつ剥離容易
な(抱水ゲル状の)均質パック皮膚を短時間に密着、形
成せしめて、肌を水々しく、なめらかにし、汚れを容易
に吸着除去し得る等、これらの作用効果の特異性は著し
い。本発明に使用し得る前記の水不溶性のフィプロィン
−グラフトポリマ−の皮膚刺激については、後記のDr
aizeの方法に準じて行なった結果、動物皮膚刺激ス
コア−、人体皮層刺激スコア一は、何れも実質的に0で
あり、何れも実質的に無刺激性であることを認めている
〔DraiZe.J.日.、船sociation o
f FMd andDmgofficjals of
比e United States.Appraisa
lof the Sa枠ty of Chemical
s in Foods、DrugsandCosmet
ics、46(1959)。
Te×as 、 Sねte Depar tment
of Healtn.Austin.〕本発明における
前記水不溶性のフィブロィンーグラフトポリマーの配合
量は、処方の全量に対して1〜3の重量%、好ましくは
5〜15重量%である。
配合量が1重量%未満では、使用時の水との混練で均一
になりがたく、またその粘性が低いために肌への塗布性
が悪く、また形成した皮膜がよわく、剥離時きれいにと
れず一部肌に残る。−方、配合量が30%を越えると抱
水力(水分保持力)が大きすぎて、水との泥練のとき、
均一に分散しがたく、肌目の荒い皮膜になり、かつ塗布
時の粘度も大きすぎて塗布性がわろくなる傾向がある。
水不溶性のフィブロィンーグラフトポリマーの形状は粉
末状のものが良く、特に粒径が100ミクロン以下のも
のが好ましい。
本発明における水落性のアルギン酸塩としては、例えば
アルギン酸のカリウム塩、ナトリウム塩、アンモニウム
塩等が挙げられるが、これらに限定されるものではない
前記ァルギン酸塩の配合量は処方の全量に対して5〜5
0重量%、好ましくは10〜4の重量%である。
5重量%未満では形成される皮膜の強度が十分でなく、
肌からの剥離が困難となる。
また5の重量%を越えると、均一に分散しがたく、かつ
塗布時の粘度も大きすぎて、塗布性が低下しやすい。水
潟性のアルカリ士類二価金属塩の配合量は、処方の全量
に対して20〜7の重量%、好ましくは40〜6の重量
%である。2の重量%未満では、形成されるパック皮膜
の強度が低く、従って剥離時にパック皮膜の一部が肌に
残りやすい。
一方、7の重量%を越えると使用時の水に均一に分散ま
たは溶解し難く、形成するパック皮膜の肌目が荒くなり
やすい。
前述の如く、水不溶性の吸水性重合体、水綾性のアルギ
ン酸塩および前記アルカリ士類二価金属を構成成分とし
た組成物は、粉末状パック剤としての良好な性能を有し
ているが、この組成物は、更にアルカリ金属の無機酸塩
、顔料または酵素を後述の如く適量配合する場合は、よ
り優れた本発明の粉末状パック剤を得ることができる。
これらの添加成分は夫々単独または二種以上組合せて配
合することができる。本発明の前記組成物に添加成分と
して、更にアルカリ金属の無機酸塩を処方の全量に対し
て高々1の重量%配合する場合は、使用時の水への均一
分散性を更に向上させ、より均一できれいなパック皮膜
を形成し得る粉末状パック剤を得ることができる。これ
は前記アルカリ士類二価金属イオンとアルカリ金属イオ
ンとの間に競合が起り、そのためアルカリ士類二価金属
イオンによる該アルギン酸塩の急激な架橋化(ゲル化)
が適度に抑制されるためと考えられる。尚、アルカリ金
属の無機酸塩の配合量が1の重量%を越えると皮膜形成
に要する時間が長くなりすぎ、簡便性が損われ好ましく
ない。前記アルカリ金属の無機酸塩としては、例えば塩
化ナトリウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、ョウ化
ナトリウム、ョウ化カリウム、リン酸一水素ナトリウム
、リン酸二水素ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸
一水素カリウム、リン酸二水素カリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素
カリウム、炭酸カリウム等の、アルカリ金属の塩化物、
臭化物、ョゥ化物、リン酸塩、炭酸塩を挙げることがで
きる。
また、本発明の前記組成物に更に顔料を処方の全量に対
して高々60重量%配合することによって、使用時の水
への分散が容易で塗布時の感触がより好ましい本発明の
粉末状パック剤を得ることができる。6の重量%を越え
ると形成するパック皮膜の特性が低下し、剥離時に皮膜
の一部が残るなど良好な剥離性が得られない。
尚、顔料としては例えばタルク、カオリン、チタン、酸
化鉄等が好ましいものとして挙げられる。
また、本発明の前記組成物に、更に酵素を配合すること
によってパック効果をより向上することができる。酵素
としては、ブロテアーゼ、アミラーゼ等が挙げられるが
、特にプロテアーゼ、リパーゼが好ましい。プロテアー
ゼを配合することにより、皮膚上の古くなった角質を除
去する効果が増し、したがってパック後の肌がなめらか
となる。またリパーゼを配合することによって古くなっ
た皮脂が除去されやすくなり、したがってパック後の肌
はさっぱりとする。特に固定化酵素を配合すると製品保
存中の安定性が良いため、上記効果において優れた製品
が得られやすい。酵素の配合量は、酵素の種類によって
若干異なるけれども、処方の全量に対して0.001〜
5重量%が好ましい。0.001重量%未満では前記効
果が比較的低く、また5重量%を越えるとパック皮膜の
形成性が低下しやすい。
本発明の粉末状パック剤の使用法は、該パック剤(10
〜30夕)にその4〜6倍重量の水を加えて混達して均
一なべ−スト状になし、その後顔面等の肌に塗布し、約
10〜15分後に形成した皮膜を剥離する。
本発明の粉末状パック剤は、前述の如く使用時簡単に水
に均一分散出来、かつ、短時間で良質のバック皮膜を形
成し得るという、簡単でかつパック効果の大きいもので
ある。
以下、実施例について説明する。
尚、実施例に示す%とは重量%、部とは重量部を意味す
る。また粉末状パック剤の使用時の分散性、塗布性、皮
膜特性は次の如く評価した。なお、パックの特性評価ま
特にミとわぬい限り粉末状パック剤20のこ水100夕
を添加し均一になるまでに灘拝漉合してから顔面に塗布
し、10分後に、形成した皮膜を剥離して評価した。
{1} 分散性 o分散時間 粉末パック剤20のこ水100夕を添加し、均一になる
様にスプーンで健梓混合した。
均一になるまでに要する時間を測定し、それを分散時間
とした。短いほど望ましい。‘2} 塗布特性 oとれ具合および肌へののび具合 女性専用パネラー25名の官能検査をまとめその結果を
次の如く示した。
◎・・・・・・20名〜28名が良好とした。
○…・・・IB名〜19名が良好とした。△…・・・1
0名〜14名が良好とした。
×・・・・・・5名〜9名が良好とした。
‘3’皮膜特性 パック皮膜を剥離するときの該皮膜の肌への残り具合を
調べ評価した。
◎・・・・・・パック皮膜が肌に残らず、きれいにとれ
る。
○・・・・・・極く僅かに残る場合もあるが、容易にと
れる。
△……1′5〜1′1M立が残る。
×・…・・半分位が残る。
{4’パック効果 肌のなめらかさ、水々しさ、汚れのとれ具合専門女性パ
ネラー10名により後述の如く使用してパックすること
による評価を行なった。
当該粉末パック剤5夕を容器にとり、そこへ水約25夕
加えてねり合せ、それを手で左顔に均一に塗布マッサー
ジする。
1び分後の形成した皮膜を剥離する。
パック効果は左右の半顔の外観、感触の差より評価した
。o評価結果の表現 {1} パック効果が良いと答えた人数で表現する場合
(評価記号等)◎・・・・・・8名〜10名が明らかに
肌がすべすべとなったり、水々しくなったり、汚れがき
れし、になったと感じた。
○・・・・・・6名〜7名が上記の如く感じた。
△・…・・4名〜5名が上記の如く感じた。×・・・・
・・2名〜3名が上記の如く感じた。‘2’ 5段階法
で表現する場合評価は、良好・・・…5点、やや良好・
・・・・・4点ト普通・・・・・・3点、やや不良・・
・・・・2点、不良・・・・・・1点の5段階によった
実施例 1 ○} フィブロインーアクリル酸ソーダポリエチレング
リコールジアクリレートグラフトポリマーの製造生糸屑
を石鹸水溶液で精練してセリシンおよび油分を除去した
後のフィブロィン900部をト65%硝酸カルシウム水
溶液2000部の中に浸潰し、70〜75午0に加熱燈
拝してフィブロィン溶液を得た。
次にこのフィブロィン溶液を水200碇部の中により稀
釈した後、ホロファィバ−型透析装置により透析してフ
ィブロィン水溶液(フィブロィン濃度5%)を得た。該
フィブロィン水溶液中のフィプロィンとフイブロインの
重量に対して5ぴ音量、2び音量、5倍量、2倍量、1
.6倍量および等量の各アクリル酸及びポリエチレング
リコールジアクリレート(PEGDA)〔CH2=CH
CO0(C比CH20),4COCH=C墨〕をフイブ
ロインに対してそれぞれ40分の1量等量、20分の1
量等量、20分の1量等量、20分の1量等量、20分
の1量等量を含めて10%となし、水を加えて全量を1
0碇都とし、別々に重合機に仕込み、窒素気流下で過硫
酸アンモン(重合開始剤)0.2部を添加して重合温度
80qoで2時間グラフト重合反応を行なった。
得られた各反応液(フィブロィンーアクリル酸グラフト
重合体の分散液)を水酸化ナトリウム水溶液で中和した
後、エチルアルコール10唯郡を添加してフイブロイン
ーアクリル酸ナトリウムーポリェチレングリコールジア
クリレートグラフト重合体を沈殿、分離し、次いで40
%アルコールで充分洗浄して精製した。その後60qo
で8時間減圧乾燥し、粉砕して微粉末(粒径10〜50
仏)状にした。
得られたグラフト重合体は水に不溶であるが、多量の水
を吸収する特性がある。
第1表 次にこれらグラフト重合体(吸水性重合体)を各1の郭
とァルギン酸ナトリウム35部と硫酸カルシウム55部
を混合して粉末状パック剤を調製した。
得られた各粉末状パック剤の化粧用パックとしての評価
を行ない、その結果を第2表に示した。
第2表 第2表から明らかな様に、フィブロィンが1〜4の重量
%アクリル酸ナトリウムが60〜95重量%、ポリエチ
レングリコールジアクリレートが0.1〜5重量%から
なるフイプロインーアクリル酸ナトリウム−ポリエチレ
ングリコールジアクリレートグラフト重合体が好ましい
実施例 2 実施例1で製造しかつ使用した実施例1のNo.3のフ
イブロィンーアクリル酸ナトリウムーポリエチレングリ
コールジアクリレートグラフト重合体(F−GP)の配
合量を下記第3表の如く変化し、その変化量に応じて硫
酸カルシウムを増減する他は実施例1と同様にして各粉
末状パック剤を調製し、その製品を評価し第3表に示し
た。
第3表から明からなごとく、フィブロィンーアクリル酸
ナトリウムーポリェチレングリコールジアクリレートグ
ラフト重合体の配合量が、1〜30%、特に5〜15%
が好ましい。第3表 実施例 3 フイブロィンーアクリル酸ソーダーポリェチレングリコ
ールジアクリレートグラフト重合体(実施例1のNo.
3)(F−GP)、カルボキシメチルセルロース(CM
C)、力ルボキシビニルポリマ−(カーボボール)及び
ポリビニルアルコール(PVA)のそれぞれ1碇部もこ
、アルギン酸ソーダ40部および硫酸カルシウム5碇部
を配合して、粉末状パック剤を調製し、その製品特性を
評価し、第4表に示した。
第4表から明らかな様に、本発明のフィブロィンーグラ
フトポリマ一は塗布特性、皮膜特性において特にすぐれ
ていた。
特に他ポリマーの場合、皮膜形成時間が長くなり、1び
分で剥離した時の剥離性がわるし、。第4表 実施例 4 実施例1のNO.3のフィブロィンーグラフト重合体を
用いアルギン酸ナトリウムの配合量を第5表の如く変化
すると共に、それに対応して硫酸マグネシウムの量を増
減して処方中の全量が100部になるように夫々粉末状
パック剤を調製した。
なお、フィブロィングラフト重合体の量は15部とした
。得られたパック剤の評価を行ない、第5表にその結果
を示した。第5表から明らかなように、アルギン酸ナト
リウムの配合量は5〜5の重量%、特に10〜4の重量
%が良好であった。
少ないと形成される皮膜の強度が十分でなく、従って、
剥離性が悪くなり、また粘度も大きすぎて塗布性が低下
する。第5表 実施例 5 実施例1のNo.3のフィブロィンーグラフト重合体5
部、アルギン酸ナトリウム2礎都、およびアルカリ士類
二価金属塩として、硫酸カルシウムを第6表に示す如く
種々変化させ、残部を夕ルクで全量100部となる様、
各粉末状パック剤を調製し、その評価結果を第6表に示
した。
また同時に種々のアルカリ士類二価金属塩による各粉末
状パック剤を調製し、その評価結果も第6表に示した。
第6表から明らかなように、アルカリ士類二価金属塩の
配合量は20〜7の重量%が良好で、特に40〜6の重
量%がより好ましい。
2の重量%未満では形成される皮膜の強度が十分でなく
、皮膜特性が悪化する。
一方7の重量%を越えると、使用時の水との渇練が均一
にならず、形成した皮膜の肌目が荒くなった。第6表 実施例 6 実施例1のNo.3のフィブロィンーグラフト重合体7
部アルギン酸ナトリウム2碇都、硫酸カルシウム4碇部
‘こアルカリ金属として塩化ナトリウムを第7表に示す
如く種々変化させ、残部をタルクで全量100部となる
様各部粉末状パック剤を調製し、その評価結果を第7表
に示した。
また同時に種々のアルカリ金属塩による各粉末状パック
剤を調製し、その評価結果も第7表に示した。第7表か
ら明らかなように、アルカリ金属塩の配合量は高々1の
重量%が良好であった。
1の重量%をこえると、皮膜形成に要する時間が長くな
り、塗布後10分での剥離では皮膜が顔面にのこつた。
第7表実施例 7 実施例1のNO.3のフィブロィン−グラフト重合体1
礎部、アルギン酸ナトリウム3疎部、硫酸カルシウム4
礎部‘こ各酵素を第8表に示す如く配合し、残部を酸化
チタンで全量を10の郭となる様各粉末状パック剤を調
製し、その評価結果を第8表に示した。
なお、ここで用いた固定化プロテアーゼは次の如く調製
した。
◎固定化プロテアーゼ(絹フイブロィン固定化プロテア
ーゼ)の調製 *絹フイプロイン
を塩化カルシウム水溶液に加温溶解し、透析後、プロテ
アーゼ(長瀬産業製プロテアーゼ)を添加し、櫨拝しな
がら硫安を加えて塩析して沈澱を乾燥、粉砕して絹フィ
ブロィン固定化プロテアーゼを得る。
なお、固定化酵素の酵素含有率(ブロテアーゼ重量/固
定イ操酵素重量×100%)は10%である。第8表よ
り明らかなように、酵素を配合すると良好なパック効果
が得られる。配合力は高々5重量%がよい。第8表 実施例 8 酵素を配合した粉末パック剤を調製し、その処方および
結果を第9表に示した。
なお、ここで用し、た固定化プロテアーゼは実施例7で
使用した固定化酵素と同じ。第9表 コンタクタンス(〃9)(保湿性)は、20℃の恒湿室
で測定「 コンダクタンスが大きい程保綱性が良い。
第9表の結果からも明らかなように、更に酵素を配合す
ることによって、パック皮膜を剥離した後の肌にしっと
りした感触(しっとり感)を与えることができる。
尚、第9表に記載していないが、酵素を配合した総ての
該パック剤試料は実施例7(第8表)の結果と同様な良
好なパック効果(肌がすべすべする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アクリル酸ソーダとポリエチレングリコールジアク
    リレートとからなる重合体がフイブロインに結合してい
    るフイブロイン−グラフトポリマーと、水溶性アルギン
    酸塩と、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウムからなる群
    より選択された水溶性アルカリ土類二価金属塩を少なく
    とも一つとを配合して成る、粉末状のパツク剤。
JP12244382A 1982-07-13 1982-07-13 粉末状パツク剤 Expired JPS6030649B2 (ja)

Priority Applications (1)

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