JP2000273018A - パック化粧料 - Google Patents

パック化粧料

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JP2000273018A
JP2000273018A JP11116925A JP11692599A JP2000273018A JP 2000273018 A JP2000273018 A JP 2000273018A JP 11116925 A JP11116925 A JP 11116925A JP 11692599 A JP11692599 A JP 11692599A JP 2000273018 A JP2000273018 A JP 2000273018A
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skin
pack
pack cosmetic
polyvinyl alcohol
weight
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JP11116925A
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Takashi Yokota
尚 横田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】肌なじみが良く、みずみずしいソフトな軽い感
触で均一な皮膜を形成し肌に優しく剥離し、なめらか
な、ハリのある肌にすること. 【解決手段】 ポリビニルアルコールとキサンタンガム
及びガラクトマンナン又はグルコマンナンをを含有す
る.即ち ポリビニルアルコールを7〜20重量%を配
合する. キサンタンガムを0.01〜2重量%配合す
る.ガラクトマンナン又はグルコマンナンを0.01〜
2重量%を配合する.ことにより解決した.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパック料に関し、更
に詳細には緊張感・密着感が高くパック料を皮膚から剥
離する際の剥がれ残りを防止し、刺激感を低減し洗浄効
果、肌にしっとり感を付与する保湿効果、経時安定性、
安全性に優れた、パック化粧判に関する.
【0002】
【従来の技術】ポリビニルアルコールを皮膜剤としたピ
ールオフパックは肌へのなじみが悪く肌に塗布する際の
伸びが重く、皮膜形成性悪く乾燥後の剥離に刺激を感
じ、剥離後の肌の感じはゴワツキ、硬さ、白く毛羽立つ
など、使用性の面で好ましくない粉末基剤、乳化基剤等
の添加物の安定性も悪く、変臭、PH低下、ゲル化、等
経時変化の少ない、経皮吸収促進に優れた安全性の好ま
しいピールオフパックが望まれている.パック化粧料の
期待される効果は1)皮膜形成により皮膚に適度の緊張
感を与える.2)皮膜形成により皮膚温を高め血行を良
くする.3)皮膜形成により水分の蒸発を防ぎ肌への保
湿をを促進する.4)皮膜の吸着作用によって皮膚表面
の汚れを取り除く等である.
【0003】
【発明が解決しようとする課題】肌なじみが良く、みず
みずしいソフトな軽い感触で均一な皮膜形成し、肌に優
しく剥離し、一皮むけた肌を生み出し、生まれ変わった
肌(なめらかなハリのある肌)にする、安定性に優れた
パック化粧料が得られることを見い出し本発明を完成す
るに至った.
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明はポ
リビニルアルコールとキサンタンガム及びガラクトマン
ナン又はグルコマンナンを含有することを特徴とするパ
ック化粧料である.請求項2記載の発明はキサンタンガ
ムを0.01〜2重量%含有する化粧料.請求項3記載
の発明はガラクトマンナン又はグルコマンナンを0.0
1〜2重量%含有するのパック料である.請求項4記載
の発明は、ポリビニルアルコールを5〜20重量%含有
請求項1又は請求項2、請求項3記載のパック化粧料で
ある.
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する.本発明に用いるキサンタンガムは、キサント
モナス属菌を用いて炭水化物を醗酵させて、その菌体外
に蓄積した多糖類を精製した天然のガム質であって、市
販品としてはケルトロール(香栄興業)エコーガム(五
協産業)、信越キサンタン(信越化学)などがある.キ
サンタンガムの配合量は0.01から2重量%であり、
より好ましくは0.05から1.0重量%の範囲であ
る.配合量が0.01以下では肌なじみが良くなく、み
ずみずしいソフトな軽い感触が得られず、十分な添加物
の安定性も得られない.また2重量%以上では粘度が高
くなり過ぎたり、パックを塗布する時に伸びが悪くなる
などの問題を生じ、いずれの場合も満足な結果は得られ
ない.
【0006】本発明に用いるガラクトマンナンは豆科の
多年性線樹ローカストビーンの種子の胚乳を抽出粉砕し
たガム質であって市販品としてはローカストビーンガム
(興立化学)、ローカストビーンガム(三晶)、ゲニュ
ーガムがある.グルコマンナンはAmorphopha
llus Konjacの芋に含まれる貯蔵性多糖類
で、市販品としではプロポール(清水化学)がある.ガ
ラクトマンナン又はグルコマンナンの配合量は0.01
から2重量%であり、より好ましくは0.05から1.
0重量%の範囲である.配合量が0.01重量%以下で
は肌への密着性、みずみずしいソフトな軽い感触が得ら
れず、十分な添加物の安定性は得られない.又2重量%
以上では粘度が高くなり過ぎたり、パックを塗布する時
に伸びが悪くなるなどの問題を生じ、いずれの場合も満
足な結果は得られない. キサンタンガムはガラクトマ
ンナン又はグルコマンナンとで水含有率の多い粘弾性に
富むゲルを形成する. 又ポリビニルアルコールと共存
することにより、キメ細かで柔軟性のある皮膜を形成す
る.
【0007】本発明に用いるポリビニルアルコールは、
ポリ酢酸ビニルを加水分解して得たもので、ビニルアル
コールの直鎖重合物であり、完全にけん化したものと部
分けん化物がある.市販品としてはクラレポバール(ク
ラレ)、デンカポバール(電気化学)、信越ポバール
(信越化学)、ゴーセノール(日本合成化学)、などが
ある. ポリビニルアルコールの配合量は5〜20重量
%、好ましくは、10〜15重量%である.5重量%未
満の配合量では十分な強度の皮膜が形成されず、又パッ
ク塗布時の粘度が低いため、パック化粧料としての満足
な使用感が得られず、一方、20重量%を越える配合量
では粘度が高すぎるため塗布しずらいなど、いずれの場
合も満足な結果が得られない.
【0008】本発明に係わるパック化粧料中には、上記
の必須成分の他に、必要に応じ一般的に配合される成分
を配合することができる.このような成分としてはα、
βヒドロキシ酸等の有機酸、アミノ酸、ビタミン、低級
アルコール、多価アルコール、脂質、水溶性高分子、界
面活性剤、防腐・殺菌剤、紫外線吸収剤、キレート剤、
色材、酸化防止剤、美容剤・薬剤、動物・植物抽出物、
香料等があげられる.
【0009】以下に実施例をあげて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない. 実施例 フレッシュパック モイスチャーパック 1)ポリビニルアルコール 12.5 1)ポリビニルアルコール 10.0 2)ローカストビンガム 0.1 2)プロポール 0.1 3)ケルトロール 0.1 3)キサンタンガム 0.1 4)ヒアルロン酸Na1% 0.1 4)スクアラン 3.0 5)グリセリン 3.0 5)水添大豆レシチン 0.2 6)1・3ブチレングリコール2.0 6)コレステロール 0.1 7)メチルパラベン 0.2 7)バチルアルコール 0.4 8)精製水 81.0 8)グリセリン 2.0 9)1・3ブチレングリコール3.0 製 法 10)メチルパラベン 0.2 (1)8)に1)から5)を添加後、 11)精製水 80.9 80℃で加熱攪拌し溶解させる. (2)6)に7)を溶解したものを添加 製 法 混合し、冷却する. (1)11)に3)を添加後、80℃ このパックは肌なじみ良く(密着力)軽 で加熱攪拌し溶解させる. いタッチ(新感触)で肌へ均一に広がり (2)5)〜7)を加熱溶解し(1) (伸展性)、塗布しやすく、肌に優しく に添加攪拌する (剥離性)さわやかな使い心地、一皮む (3)9)に10)を溶解したものを けた肌を生み出します. 添加混合し、冷却する. フィルムパック中のエマルションの、 エマルションを安定化し、ポリビニル アルコールの固着感を減じ、パック皮 膜に適度な粘性を与え、パック剥離時 の刺激を緩和し、みずみずしくなめら かな、ハリのある肌にします.
【0010】
【発明の効果】本発明に係わるパック化粧料はみずみず
しいソフトな軽い感触で肌なじみが良く、均一な皮膜を
形成し、肌に優しく剥離し、一皮むけた肌を生みだし、
生まれ変わった肌(なめらかでハリのある肌)にする、
安定性に優れたパック化粧料が得られる.

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリビニルアルコールとキサンタンガム及
    びガラクトマンナン又はグルコマンナンを含有すること
    を特徴とするパック化粧料.
  2. 【請求項2】キサンタンガムを0.01〜2重量%含有
    する請求項1記載パック化粧料.
  3. 【請求項3】ガラクトマンナン又はグルコマンナンを
    0.01〜2重量%含有する請求項1記載のパック化粧
    料.
  4. 【請求項4】ポリビニルアルコールを7〜20重量%含
    有する請求項1又は請求項2、請求項3記載のパック化
    粧料.
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