JPS603018Y2 - 車輌用風防装置 - Google Patents

車輌用風防装置

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Publication number
JPS603018Y2
JPS603018Y2 JP8279282U JP8279282U JPS603018Y2 JP S603018 Y2 JPS603018 Y2 JP S603018Y2 JP 8279282 U JP8279282 U JP 8279282U JP 8279282 U JP8279282 U JP 8279282U JP S603018 Y2 JPS603018 Y2 JP S603018Y2
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JP
Japan
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windshield
stay
wind
vehicle
exhaust port
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Expired
Application number
JP8279282U
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English (en)
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JPS58184391U (ja
Inventor
治郎 宮田
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動二輪車、同三輪車等の道路走行車輌用風
防装置に係り、特に、風防板(以下、ウィンド・シール
と称する)の内側へ走行風を誘導することが可能な風防
装置に関するものである。
車体前方にウィンド・シールドを備えた自動二輪車、同
三輪車等では、ウィンド・シールドをその下端部で車体
側に支持せしめるのが普通である。
しかるに、斯かるタイプの車輌では、走行時、ウィンド
・シールドの前面に風圧を受けるのみならず、ウィンド
・シールドの側方に誘導された高速気流のためにウィン
ド・シールド背面側に負圧が形成され、前、後の気圧差
のために下端部におけるウィンド・シールド支持部に大
きな負担がかかる。
しかも、負圧形成により走行空気抵抗が増大する。
一方、夏場の走行時に、乗員が走行風を直接受けたい場
合があるが、通常のウィンド・シールド付き車輌では十
分な走行風を受けることができない。
本考案は、前記事情に鑑みて得られたものであり、ウィ
ンド・シールドの側部から、ウィンド・シールドの背面
側へ走行風を誘導するように構成したことを特徴として
おり、その目的とする処は、ウィンド・シールド前、後
の圧力差を低減化してウィンド・シールドの圧力負担を
抑制すると同時に、走行空気抵抗を低減化し、かつ適宜
乗員側へ走行風を導くことを可能ならしめる点にある。
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第7図に則して
説明する。
自動三輪車1のハンドル2にウィンド・シールド5が立
設されている。
ウィンド・シールド5は、フロントカバー4と共に、そ
の下端部5Aにおいて、金属製スクリーンブラケット3
を以って、ハンドル側の支持ブラケットに固定されてい
る。
(第1図ないし第3図、第5図参照)。また、ウィンド
・シールド5の両側下部にはバックミラー10が付設さ
れており、同ミラー1゜のステーカバー20は、走行風
をウィンド・シールド背面側へ誘導するエアダクトとし
て形成されている(第3図、第4図参照)。
しかして、バックミラー10およびステーカバー20を
ウィンド・シールド下部に取付けるに当っては、先ず、
ステーベース11をウィンド・シールド5の前面側に当
て、一対の開孔11a部に於いて、ウィンド・シールド
5の開孔5a、スクリーンブラケット3の開孔3aに対
して螺子6を以って螺着せしめる(第5図参照)。
その際、予め、内部に樹脂製ダクトフィン・ロータ29
を回転自在に枢支せしめた樹脂製インナー・ステーカバ
ー25も、螺子6により支持ブラケット26部に於いて
一体的に螺着する。
次いで、ゴム製アウター・ステーカバー21におけるス
テー嵌挿部23をミラーステー12に対して嵌挿させ、
同ステーカバー21における基体板22に形成された鉤
止片22aをステーベース11の係止部11bに引っ掛
は係合させて、アウター・ステーカバー21を装着する
また、同時に、インナー・ステーカバー25における係
止ブラケット27をステー嵌挿部23に対して挿入係合
させる。
その後、ミラーステー12の球状ヘッド12aに対して
バックミラー10を回転可能に支持せしめる。
なお、アウター・ステーカバー21には、螺子6の頭を
逃げるための凹陥部22b、21aが形成されており、
同凹陥部22b、21aは、ステーベース11に対する
位置決め作用をも有している。
また、ダクトフィン・ローター29は、複数のフィン3
1が突設された仕切り板30を備えており、円形操作板
32によって、支点29aを中心として回転させ得るよ
うになされている。
しかして、操作板32を回転させ、第6図に示すように
仕切り板30によってインナー・ステーカバー25の排
気口25Bを閉鎖せしめた状態で走行する場合には、ウ
ィンド・シールド5に当った走行風は、両側方へ流れて
高速気流となり、その一部がステーカバー20における
アウター・ステーカバー21の空気導入口21Aに進入
し、複数の誘導板24に誘導され、インナー・ステーカ
バー25を経て、同排気口25Aよりウィンド・シール
ド5の背面に沿うように噴出せしめられる。
斯かる状態では、ステーカバー20は着露による“くも
り゛を払拭するデフロスタ− (defroster)としての作用を奏する。
次に、操作板32を回転し、第7図に示すように排気口
25Bを開放させると、アウター・ステーカバー21を
経た走行風は排気口25Bから噴出する。
この時、ダクトフィン・ローター29の回転角度に応じ
、仕切り板30の作用により、空気噴出方向を左右に調
整し得る。
また、フィン31が傾斜状態で突設されているため(第
5図参照)、噴出空気はライダーの上半身側へ向う。
この状態では、夏場の暑い時乗員が走行風を受けること
ができ、効果的である。
なお、ウィンド・シールド5の両側方における空気流の
流線方向は、ウィンド・シールド5の背面側への空気導
入方向によって変化し、第6図に示すように噴気を直接
ウィンド・シールド面に沿って流す時の流線Aは車体進
行方向と略ぼ平行であるが、第7図に示すように噴気を
乗員側へ流す時の流線Bは、噴気流に影響され乗員側へ
寄せられる。
したがって、後者の場合、乗員側への空気流誘導効果が
促進される。
前記のように、ウィンド・シールド前面で受けた走行風
の一部がステーカバー20の作用によりウィンド・シー
ルド背面側へ誘導されることにより、同背面側の負圧発
生が抑制され、ウィンド・シールド前、後における圧力
差が減少し、ウィンド・シールド5の圧力負担が軽減化
され、走行空気抵抗が低減化される。
さらに、本実施例のステーカバー20は、着露による゛
くもり゛を払拭する機能および乗員に対する走行風誘導
機能を有している。
以上、実施例の説明から明らかなように、本考案では、
ウィンド・シールドの側部から、ウィンド・シールドの
背面側へ走行風を誘導するように構成したので、ウィン
ド・シールド前面で受けた走行風が両側方へ誘導され、
高速流化された箇所で走行風が捉えられ、ウィンド・シ
ールド背面側へ効果的に誘導される。
その結果、ウィンド・シールドの前、後気圧差による圧
力負担および走行空気抵抗が低減化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る風防装置を備えた自動
三輪車の側面図、第2図は同背面図、第3図は第1図に
おける■−■線矢視要部平面図、第4図は第3図におけ
るIV−IV線矢視要部説明図、第5図は前記風防装置
の分解説明図、第6図、第7図は同風防装置におけるス
テーカバーの動作態様を示す説明図である。 1・・・・・・自動三輪車、2・・・・・・ハンドル、
3・・・・・・スクリーンブラケット、4・・・・・・
フロントカバー、5・・・・・・ウィンド・シールド、
6・・・・・・螺子、10・・・・・・バックミラー、
11・・・・・・ステーベース、11a・・・・・・開
孔、llb・・・・・・係止部、12・・・・・・ミラ
ーステー 12a・・・・・・球状ヘッド、20・・・
・・・ステーカバー、21・・・・・・アウター・ステ
ーカバー 21A・・・・・・空気導入口、22・・・
・・・基体板、22a・・・・・・鉤止片、23・・・
・・・ステー嵌挿部、24・・・・・・誘導板、25・
・・・・・インナー・ステーカバー、26・・曲支持ブ
ラケット、27・・・・・・係止ブラケット、28・・
・・・・誘導板、29・・・・・・ダクトフィン・ロー
タ、3o・曲・仕切り板、31・・・・・・フィン、3
2・・・・・・操作板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌の前部に配備される風防装置に於いて、風防板の側
    部から該風防板の内側へ走行風を誘導する案内部材を該
    風防板の側部に設けて戒り、前記案内部材は、走行風導
    入口と、前記風防板の背面に走行風を導く排気口と、乗
    員側へ走行風を導く他の排気口と、各排気口に選択的に
    走行風を振り分ける調整可能な仕切り板とを備えている
    ことを特徴とする車輌用風防装置。
JP8279282U 1982-06-03 1982-06-03 車輌用風防装置 Expired JPS603018Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8279282U JPS603018Y2 (ja) 1982-06-03 1982-06-03 車輌用風防装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8279282U JPS603018Y2 (ja) 1982-06-03 1982-06-03 車輌用風防装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58184391U JPS58184391U (ja) 1983-12-08
JPS603018Y2 true JPS603018Y2 (ja) 1985-01-28

Family

ID=30091830

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JP8279282U Expired JPS603018Y2 (ja) 1982-06-03 1982-06-03 車輌用風防装置

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JPS58184391U (ja) 1983-12-08

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