JPS6030002Y2 - 導電線付き防振材 - Google Patents

導電線付き防振材

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JPS6030002Y2
JPS6030002Y2 JP19795581U JP19795581U JPS6030002Y2 JP S6030002 Y2 JPS6030002 Y2 JP S6030002Y2 JP 19795581 U JP19795581 U JP 19795581U JP 19795581 U JP19795581 U JP 19795581U JP S6030002 Y2 JPS6030002 Y2 JP S6030002Y2
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JP
Japan
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engine
conductive wire
side plate
conductive
diameter side
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JP19795581U
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JPS5899001U (ja
Inventor
洋一 山口
亮爾 宇田
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンとエンジンを支持する部材との間に設
けた導電線付き防振材に関するものである。
一般に、チェーンソーのように振動の大きい携帯用作業
機械においては、エンジンとバンドル架台等のエンジン
を支持する部材の間に防振材を介装して作業者の手に振
動が伝わるのを防止しているが、この防振材はゴムその
他の電気絶縁性材料で作られているために電気伝導性が
なく、シたがってエンジンを支持する部材に漏洩帯電さ
れた電気が作業者の手に伝って感電するので、エンジン
とエンジンを支持する部材の間に導電線の両端を取付け
てエンジンを支持する部材側に漏洩する電気をエンジン
にアースをせしめる手段が採られている。
したがって、エンジンを支持する部材とエンジンの組立
て時には、導電線の接触不良を起したり、組み忘れや紛
失を招いたりするなどの問題がある。
この接触不良に対して、非導電性の防振材の近傍位置の
エンジンとエンジンを支持する部材の間に導電性材料に
よるスプリングを設けて接触不良を解消する試みもある
が、(実公昭53−2591涛参照)この構造において
もチェーンソーの分解組立時にスプリングの組み忘れや
、紛失するのを解消するにはまだ問題が残されている。
本考案はかかる欠点に鑑みてなされtこものであり、導
電線の両端部に設けた接続手段により導電線と防振材の
導電性側板とを接続して導電線が防振材から離脱しない
ように接続することによって導電線の組み忘れや紛失す
るのを解消することを目的とする。
以下、チェーンソーを例にとり本考案と各実施例につい
て詳述する。
実施例 1 本例は第1図、第2図および第3図に示し、導電線の一
端が一方の導電性側板に固着して接続された場合である
1はチェーンソーであり、ソーチェーン2およびチェー
ン駆動用エンジン3ならびにエンジンを支持する部材4
とを主体として構成され、エンジン3は防振材11を介
してエンジンを支持する部材4に取付けられ、エンジン
を支持する部材にはストップスイッチ5が設けられてい
る。
防振材11は筒形のゴム部12と該ゴム部の両側に焼付
は装着された導電性金属材料による座金状の大径側板1
3と小径側板14とからなり、ゴム部12および大径側
板13の中心には内孔15が、小径側板14の中心には
ビス孔16が穿設される。
17.18は大径側板13の取付は用ビス孔、19はエ
ンジンを支持する部材側の取付はビス、20.20はエ
ンジン側の取付はビス、21は大径側板13の外周縁に
突設した端子片である。
25は被覆電線による導電線であり、その一端25aに
は端子片21と該端子片を導電線25に連結したハンダ
とによって接続手段26aが構成され、他端25bには
小形端子板27と該小形端子板を導電線25に連結した
ハンダとによって接続手段26bが構成される。
接続手段26bは小形端子板がゴム部12の内孔15に
嵌挿されて小径側板14とともに取付はビス19により
エンジンを支持する部材4に固定され、接続手段26a
の端子片21を有する大形側板13は取付はビス20.
20によりエンジン3に固定される。
上記の接続手段26a、26bの連結構造は端子片21
および小形端子板27の端部に芯線嵌合筒を設け、該芯
線嵌合筒に導電線25の両端25a、25bを嵌挿して
、該両端を芯線嵌合筒とともに圧潰するものでもよい。
上記の構造において、導電線25はその一端25aが接
続手段26aによって防振材11の大径側板13に常時
連結されていから、防振材11をチェーンソー1から取
外した状態においても導電線25が防振材11から分離
することはない。
実施例 2 本例は第4図および第5図に示し、導電線は、一方の導
電性側板に設けた保持孔に遊嵌されるとともに、両端部
に設けた接続手段によって該保・持孔から離脱しないよ
うに設けられた場合である。
導電線25は中間部が存径側板13に穿設された保持孔
29に遊嵌され、かつ一端25aには小形端子28そ該
小形端子板を導電線25に連結したハンダとによって接
続手段26cが構成され、他端25bには小径側板14
の大きさに匹適せLめた大形端子板30と該大形端子板
を導電線25に連結したハンダとによって接続手段26
dが構成される。
一方導電線25は保持孔29の両側方いおt、−)で該
保持孔より大きい前記小形端子板”2′8および大形端
子板30を接続したことによって大径側板13から抜は
出すのが防止されており、接続手段26dは小径側板1
4の外側(第4図において左側)に接続して該小径側板
とともに取付はビス19によりエンジンを支持する部材
4に固定され、接続手段26cは大径側板13の外側に
接続して該大径側板とともに取付はビス20.20によ
りエンジン3に固定されるほかは、実施例1の場合と同
様である なお、導電線25は上記のほか第4図の鎖線で示すよう
に、導電線25をゴム部12に嵌挿もしくは埋設し、そ
の両端25a、25bをそれぞれ大径側板13および小
径側板14の対向内面にハンダ等で固着して接続手段2
6e、26fを構成することもできる。
実施例 3 本例は第6図に示し、導電線の一端が一方の導電性側板
にビス止めちて接続された場合である。
導電線25の一端25aをビス31に固縛するとともに
、ビス31を大径側板13に設けた螺孔32に螺合せし
めて接続手段26gが構成されるほかは実施例1の場合
と同様である。
なお、前記ビス31を鋲に螺孔に代えて、該鋲に導電線
25を接続してもよい。
実施例 4 本例は第7図に示し、実施例2における変形例である。
導電線25は大径側板13の保持孔29に遊嵌され、か
つ一端に前記接続手段26cが設けられるのは実施例2
の場合と同様であるが、他端25bは大形端子板30を
欠き該他端が小径側板14の外周にハンダ等で溶着され
て接続手段26hを構成するものである。
なお、本考案はチェーンソーのみでなく、エンジンとエ
ンジンを支持する部材との間if防振材を設けたコンバ
イン等の農業機械、自動車等の輸送機械およびその他の
エンジン付機器に適用することができ、部品の組忘れや
紛失がなく、確実に感電を防止できるものである。
本考案は上記の構成により、導電線は接続手段により防
振材の導電性側板に連結されるか、導電性側板の保持孔
から離脱しないように設けられたものであるから、接触
不良が生じないばかりでなく、導電線を紛失したり、つ
なぎ忘れしたりする□のを防止る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図はチェーンソ
ーの正面図、第2図および第3図は実施例1における導
電線付き防振材の取付は部の一部中央縦面図および導電
線付き防振材の外形斜視図、第4図および第5図は実施
例2における導電線付き防振材の取付は部の一部中央縦
断面図および導電線付き防振材の外形斜視図、第6図は
実施例3における導電線付き防振材の外形斜視図、第7
図は実施例4における導電線付き防振材の外形斜視図で
ある。 1・・・・・・チェーンソー、3・・・・・・エンジン
、4・・・・・・エンジンを支持する部材11・・・・
・・防振材、13・・・・・・大径側板、14・・・・
・・小径側板、25・・・・・・導電線、25a・・・
・・・一端、25b・曲・他端、26a。 26bv 26c、26dt 26ey 26f−2
6g、26h・・・・・・接続手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンとエンジンを支持する部材との間に防振材を設
    けたエンジン付機器において、導電性側板を具備する防
    振材と該防振材の側板に接続すべき導電線とでなり、該
    導電線には両端部に接続手段が設けられ、導電性は接続
    手段により防振材の側板に接続されたことを特徴とする
    導電線付き防振材。
JP19795581U 1981-12-25 1981-12-25 導電線付き防振材 Expired JPS6030002Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19795581U JPS6030002Y2 (ja) 1981-12-25 1981-12-25 導電線付き防振材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19795581U JPS6030002Y2 (ja) 1981-12-25 1981-12-25 導電線付き防振材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5899001U JPS5899001U (ja) 1983-07-05
JPS6030002Y2 true JPS6030002Y2 (ja) 1985-09-10

Family

ID=30111158

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JP19795581U Expired JPS6030002Y2 (ja) 1981-12-25 1981-12-25 導電線付き防振材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6681226B2 (ja) * 2016-03-10 2020-04-15 株式会社マキタ チェーンソー

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JPS5899001U (ja) 1983-07-05

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