JPS6029655Y2 - 内燃機関のシリンダヘツド - Google Patents

内燃機関のシリンダヘツド

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JPS6029655Y2
JPS6029655Y2 JP1977001967U JP196777U JPS6029655Y2 JP S6029655 Y2 JPS6029655 Y2 JP S6029655Y2 JP 1977001967 U JP1977001967 U JP 1977001967U JP 196777 U JP196777 U JP 196777U JP S6029655 Y2 JPS6029655 Y2 JP S6029655Y2
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JP
Japan
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wall surface
cooling water
cylinder head
fuel injection
injection valve
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Expired
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JP1977001967U
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English (en)
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JPS5398253U (ja
Inventor
祥一 森
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は内燃機関のシリンダヘッドに関するものである
〔従来技術〕
内燃機関のシリンダヘッドは燃焼室の一部を形威し、特
に4サイクル機関では排気弁、吸気弁及び燃料噴射弁等
を取りつけるための多くの孔壁により上下の壁が連結さ
れた構成になっている。
そして、シリンダヘッドの内部には冷却水が導入され、
これら冷却水によってシリンダヘッドの壁面部や弁案内
部等が冷却されるようになっている。
ところで、従来は、第3図に示すように、各燃焼室毎に
備えられた排気ポート12、吸気ポート13及び燃料噴
射弁挿入孔19をシリンダヘッド10内に複数組配設し
、これらの壁面16,17及び20によって前記シリン
ダヘッド10内に蛇行した冷却水通路18を形成してい
るが、例えば、第1組の吸気ポート13の壁面17と燃
料噴射弁挿入孔19の壁面20との間の冷却水通路狭隘
部分Aを矢印7の如く通過した冷却水は主に矢印Eで示
すように第2組の吸気ポート壁面16に沿って流れるた
め、第1組の吸気ポート13のコーナ一部Fに冷却水の
一部が滞留し、第2組の排気ポート12に比べて第1組
の吸気ポート13の冷却が疎やかになる。
〔考案の目的〕
本考案は各吸気ポートの周辺部における冷却水の滞留を
防止腰もって、吸気ポートの冷却の度合を高めることを
目的とするものである。
〔考案の構成〕
すなわち、本考案の内燃機関のシリンダヘッドは、各燃
焼室毎に備えられた排気ポート、吸気ポート及び燃料噴
射弁挿入孔をシリンダヘッド内に複数組配設し、これら
の壁面によって前記シリンダヘッド内に蛇行した冷却水
通路を形成するとともに、冷却水ガイドを前記シリンダ
ヘッドの上壁面又は下壁面から突出させて冷却水ガイド
の先端部と対向壁面(下壁面又は上壁面)との間に所定
の間隔を有し、かつ、各吸気ポートの壁面と燃料噴射弁
挿入孔の壁面との間の冷却水通路狭隘部分の下流側に、
該狭隘部分に対峙するように配設したことを特徴とする
ものである。
〔実施例〕
以下、図面によって本考案の一実施例を説明する。
第1図に示すように、シリンダヘッド10内には各燃焼
室毎に備えられた排気ポート12、吸気ポート13及び
燃料噴射弁挿入孔19が複数組配設され、それらの壁面
16,17及び20によって前記シリンダヘッド10内
に蛇行した冷却水通路18が形成されている。
前記排気ポート12は、その出口14が図において上方
に開口さるとともに頭部は排気弁孔1に挿通している。
また、吸気ポート13は、その人口15が図の下方に開
口し、頭部は吸気孔2に連通している。
符合5はシリンダヘッド10を図示しないシリンダブロ
ックに結合するためのボルト孔であり、適所に配設され
ている。
また、符号6は冷却水ガイドであり、この冷却ガイド6
は、第2図に示すように、シリンダヘッド10の上壁面
9(又は下壁面11)から所定の寸法、例えばシリンダ
ヘッド10の内のりの173程度の長さだけ上記冷却水
通路18内に突出し、その先端部と対向壁面(下壁面1
1又は上壁面9)との間に所定の間隔を有している。
また、各冷却水ガイド6は、第1図に示すように、各組
における吸気ポート13の壁面17と燃料噴射弁挿入孔
19の壁面20との間の冷却水通路18の狭隘部分Aの
下流側に、該狭隘部分Aに対峙するように配設されてい
る。
また、符合3は冷却水導入孔であり、ここから矢印4で
示すように冷却水通路18内に導入された冷却水は、第
1図に示すように、吸気ポート13の壁面17と燃料噴
射弁挿入孔19の壁面20との間の冷却水通路18の狭
隘部分Aの間を矢印7で示すように通過したあと、その
大部分は矢印Cで示すように第2組の排気ポートの壁面
16に沿って流れるが、冷却水の一部は冷却水ガイド6
に遮られて矢印8の方向に方向転換し、第1組の吸気ポ
ートの壁面17に向かう流れとなる。
そして、この矢印8に示す流れによって吸気ポート13
のコーナ一部分Fに発生していた冷却水の滞留が解消し
、吸気ポート13の冷却度が向上するようになる。
〔考案の効果〕
上記のように、本考案は各燃焼室毎に備えられた排気ポ
ート12、吸気ポート13及び燃料噴射弁挿入孔19を
シリンダヘッド10内に複数組配設し、これらの壁面1
6.17及び20によって前記シリンダヘッド10内に
蛇行した冷却水通路18を形成するとともに、冷却水ガ
イド6を前記シリンダヘッド10の上壁面9又は下壁面
11から突出させて冷却水ガイド6の先端部と対向壁面
(下壁面11又は土壁面9)との間に所定の間隔を有し
、かつ、各吸気ポート13の壁面17と燃料噴射弁挿入
孔19の壁面20との間の冷却水通路狭隘部分Aの下流
側に、該狭隘部分Aに対峙するように配設したので、各
吸気ポートの周辺部における冷却水の滞留が防止でき、
もって、吸気ポートの冷却の度合を従来に比べて高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるシリンダヘッドの横断正面図、
第2図は要部断面図、第3図は従来のシリンダヘッドの
横断正面図である。 6・・・・・・冷却水ガイド、9・・・・・・土壁面、
10・・・・・・シリンダヘッド、11・・・・・・下
壁面、12・・・・・・吸気ポート、13・・・・・・
吸気ポート、16,17,20・・・・・・壁面、18
・・・・・・冷却水通路、19・・・・・・燃料噴射弁
挿入孔、A・・・・・・冷却水通路狭隘部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各燃焼室毎に備えられた排気ポート12、吸気ポート1
    3及び燃料噴射弁挿入孔19をシリンダヘッド10内に
    複数組配設し、これらの壁面16.17及び20によっ
    て前記シリンダヘッド10内に蛇行した冷却水通路18
    を形成するとともに、冷却水ガイド6を前記シリンダヘ
    ッド10の上壁面9又は下壁面11から突出させて冷却
    水ガイド6の先端部と対向壁面(下壁面11又は上壁面
    9)との間に所定の間隔を有し、かつ、各吸気ポート1
    3の壁面17と燃料噴射弁挿入孔19の壁面20との間
    の冷却水通路狭隘部分Aの下流側に、該狭隘部分Aに対
    峙するように配設したことを特徴とする内燃機関のシリ
    ンダヘッド。
JP1977001967U 1977-01-13 1977-01-13 内燃機関のシリンダヘツド Expired JPS6029655Y2 (ja)

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JPS5398253U JPS5398253U (ja) 1978-08-09
JPS6029655Y2 true JPS6029655Y2 (ja) 1985-09-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6224021Y2 (ja) * 1980-02-16 1987-06-19
JPH08509Y2 (ja) * 1987-03-16 1996-01-10 マツダ株式会社 エンジンのシリンダヘツド構造
JP4100279B2 (ja) * 2003-07-16 2008-06-11 三菱自動車工業株式会社 シリンダヘッド先行冷却式のエンジン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4724533U (ja) * 1971-04-09 1972-11-18

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