JPS6025413B2 - ヒドロキノンの単離および精製方法 - Google Patents

ヒドロキノンの単離および精製方法

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JPS6025413B2
JPS6025413B2 JP11830575A JP11830575A JPS6025413B2 JP S6025413 B2 JPS6025413 B2 JP S6025413B2 JP 11830575 A JP11830575 A JP 11830575A JP 11830575 A JP11830575 A JP 11830575A JP S6025413 B2 JPS6025413 B2 JP S6025413B2
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aqueous
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/68Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation
    • C07C37/70Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment
    • C07C37/72Purification; separation; Use of additives, e.g. for stabilisation by physical treatment by liquid-liquid treatment

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はケトン性溶媒中の溶液から水で抽出することに
よりヒドロキノンを分離するに当り、抽出工程の際にヒ
ドロキノンの不純物たる随伴物質をケトン性溶媒中に極
めて多量に残留せしめて、所望の生成物としてヒドロキ
/ンの純粋な水溶液を得るようにする、ヒドロキノンの
分離方法に関する。
パラージイソプロピルベンゼンよりのジヒドロベルオキ
シドの酸性接触***の際に、所望のヒドロキノンと共に
少量の他のフェノール性および非フェノール性の化合物
が生成し、これらはその後の精製工程において慎重にヒ
ドロキノンから分離しなければならないということが知
られている。
というのは写真試薬として使用されるヒドロキ/ンの純
度に関して高い要求事項が課されるからである。フェノ
ール性および非フェノール性の不純物の由来は様々であ
る。例えば、完全に純粋なジヒドロベルオキシドを***
反応に供給することはほとんど不可能であり、かつジヒ
ドロベルオキシドのヒドロキノンを生成する***反応は
100パーセントまでは起らず、むしろヒドロベルオキ
シドの約5%という一部が他の生成物に変換される。ド
イツ特許第1074050号明細書の方法によれば、先
行するアセトンの分離後のジヒドロベルオキシドの粗分
裂生成物から、ヒドロキノンのための牽引剤として塩素
化ジフェニルを用いる共沸蒸留により所望のヒドロキノ
ンを分離することが提案されている。主として塩素ジフ
ェニルからなる冷却された蟹出物から、共沸的に蟹出さ
れたヒドロキノンが晶出し、一方同様に磯出されたフェ
ノール性随伴物質が母液中に溶解されて残存する。この
処理方法は、共鍵蒸留および結晶化に引続いて、晶出し
たヒドロキノンを、今度は、付着した、おそらく結晶中
にも包含された塩素化ジフェニルを最も厳密に除去しな
ければならないが、このことはすでに塩素化ジフェニル
がヒドロキノンと類似した高い沸点を有し簡単にヒドロ
キノンから蒸発され得ないので困難をもたらすという欠
点が明らかに有する。この重大な欠点は、容易に蒸発す
る溶媒、特に水からヒドロキノンの結晶化を行ない、(
その際もちろん高純度の生成物のみが期待されるのであ
るが)、このヒドロキノンの水溶液が上記の一般に灘水
熔性のフェノール性および非フェノール性の副生成物を
実際上もはや含有せず、従ってこれらの副生成物がヒド
ロキノンの結晶化の際に結晶化相中に随伴することがな
いということに成功するならば、明らかに避けることが
できる。従って、先行するアセトンの分離後の***溶液
からできるだけ簡単な方法でヒドロキノンを選択的に水
性煤質中に移行させ、その際同時にフェノール性および
非フェノール性副生成物が言うに値するほど上記移行の
際にヒドロキノンに随伴することがないようにして、ヒ
ドロキノンと前記随伴物質との間の厳密な分離を実現さ
せ、次いで水性煤質中に溶解して存在する結晶化した純
粋なヒドロキノンの上記水性媒質からの回収を公知の方
法で実施することが課題であった。
本発明者らは、驚くべきことには、アセトンを除去され
た***溶液一これは溶媒中のヒドロキノン、不純物たる
フェノール性および非フェノール性の副生成物の溶液を
意味する−からヒドロキノンを、一定の条件のもとに水
で選択的に、すなわち上記の副生成物はヒドロキノンに
ほとんど随伴することなく、抽出しうろことを発見した
本発明によれば、抽出の生成物としては、一方では有機
溶媒中に溶解されたY望ましくない副生成物からなる有
機相が得られ、他方ではヒドロキノンの水溶液からなり
、極めて少量のみの不純物たる随伴物質が溶解されて残
存している水性相が得られる。ヒドロキノンのこの選択
的抽出は、本発明によれば、以下の諸条件のもとにうま
くゆくことが発見された:1 ジヒドロベルオキシドな
いし***により生成するヒドロキノンおよびフェノール
性および非フェノール性副生成物のための溶媒としては
、分子中に5一9個の炭素原子を有するケトン、特に5
−7個の炭素原子を有するものが使用される。
適当なケトンは、例えば、すべてのメチルブチルケトン
、ならびにエチルプロピルケトンおよび特にメチルイソ
ブチルケトンである。2 抽出は50つCないしそれよ
り高い、特にケトンと水との共沸混合物の沸点より数度
低い温度という、高められた温度において実施される。
溶媒としてメチルィソブチルケトンを使用する場合には
、80qoの温度が特に好適である。3 ヒドロキノン
は水で抽出されるに先立ち、ケトン100の重量部当り
50−100の重量部の濃度でケトン性溶媒中に存在す
る。
従って、本発明の対象は、フェノール性および非フェノ
ール性の随伴物質を十分に除去されたヒドロキノンの水
溶液を得る方法において、水と全く混和しないかまたは
僅かしか混和しない、5一9個の炭素原子を有するケト
ン性溶媒中の、ヒドロキノンおよびフェノール性および
非フェノール性随伴物質の溶液を、約50o○ないし‘
ま‘ま水との共沸混合物の沸点までの高められた温度に
おいて抽出し、その際ヒドロキノンは水相中に溶解され
、上記フェノール性および非フェ/−ル性の随伴物質は
ケトン相中に残留するようにすることを特徴とする上記
万法である。
本発明の目的が達成される前記の諸条件を以下に更に詳
細に説明する。
ケトン性溶媒の選択に際しては、若干の観点が考慮され
なければならない;{a’上記溶媒は水と全くまたは限
られた程度にしか混和され得ないものでなければならな
い:(b} 選択された溶媒は、非常に希釈されたジヒ
ドロベルオキシド溶液を***反応器に供給する必要がな
いように、***の温度においてジヒドロベルオキシドー
こ対してできる限り良好な溶解能を有しなければならな
い:‘c} 上記溶媒は、ヒドロキノンが生成される間
、それが***溶液からすでに固体の形で析出しないよう
に、生成するヒドロキノンに対してなお十分に良好な溶
解能を有しなければならない:{d} 上記溶媒は、本
発明による抽出方法において、ヒドロキノンの選択的に
水相への分配、フェノール性および非フェノール性の不
純物の選択的に有機溶媒相への分配が行なわれるように
選択しなければならない。
上記{d}に述べた、本発明の目的の達成に必要な条件
は、‘a}−【Wこ述べた前提を同時に守った場合にお
いて、前述した如く、連鎖中に5ないし約9個の炭素原
子を有する中程度の分子量を有するケトンを用いて満た
される。
アルキル基は分枝されてもよい。上認a)−■に挙げた
規準に従って行なわなければならない適当な溶媒の選択
と共に、高められた抽出温度が本発明の目的の達成にと
って決定的に重要である。
経済的理由から、ヒドロキノンの非常に希釈された水溶
液を更に処理する必要がないように、できる限り少量の
水を用いて、ケトン相からのヒドロキノンのできる限り
完全な選択的抽出を実現するように努めなければならな
い。20なし・し約5000の温度においては、極めて
僅少な量のみのヒドロキノンしかケトン相から水相に移
行しないことが立証された。
驚くべきことには、本発明により、比較的高い抽出温度
において、特に80℃ないしより高い、ケトンの水との
共沸混合物の沸点より数度低い温度までの温度において
、ヒドロキノンの水相への移行が経済的な方法で首尾よ
く達成される、すなわち、1重量%以上、特に3重量%
以上のヒドロキノンを含有する水溶液が得られることが
明らかになった。本発明による抽出方法の効率性および
選択性を評価するためには、更に、実際上の条件下に生
ずる、***溶液中のヒドロキノンおよびフェノール性お
よび非フェノール性の副生成物の濃度を考慮しなければ
ならない。
中和された***溶液−これはケトン性溶液中に存在する
ジヒドロベルオキシドの酸性触媒による***および続い
ての触媒酸の中和より生ずるもののような、ヒドロキノ
ンのケトン性溶液である一は、例えば次のような組成を
有する:ケトン性溶媒 100の
重量部ヒドロキノン 72
〃フェノール性および非フェノール性の副生成物
11 〃アセトン
79 〃水
43 〃この混合物の処理の第1段階は、一般
に、蒸留による最も沸点の低い成分、すなわちアセトン
の分離である。
アセトンと共に水の一部もまた蟹去される。本発明によ
る水を用いる精製抽出においてすでにヒドロキノンおよ
び随伴する副生成物の濃縮された溶液もまたケトン性溶
媒中にもたらされうるように、ケトン性溶媒の一部もま
た第一の処理段階において一緒に留去することが有利で
ある。すなわち、精製抽出は、抽出にかけられるケトン
性ヒドロキノン溶液が濃縮されればされるほど、同様に
ますます濃縮された水性ヒドロキノン抽出物が得られる
限りにおいてますます有利となるように形成される。し
かしながら、第一の処理段階におけるケトン性ヒドロキ
ノン溶液の濃縮には、使用されたケトン性溶媒における
ヒドロキノンの溶解度によって限界がある。第一の処理
段階における濃縮は、ケトン中のヒドロキノンの50%
溶液になるまで可能なので、精製抽出においては次のよ
うな組成物を有する有機溶液が使用される:ケトン性溶
媒 100の重量部ヒドロキノン
72一1000 〃フェノール性
および非フェノール性副生成物 11
−153 〃しかしながら、高度に濃縮された、例えば
ケトン中ヒドロキノン50%の溶液は、取扱いが困難で
ある。
それ故、精製抽出には、あまり濃縮されていない溶液、
例えば下記のような組成を有する溶液を供給することが
好ましいとされる:ケトン性溶媒
100の重量部ヒドロキノン
200一500 〃フェノール性および非フェノール
性副生成物 31一77 〃副生成
物よりのヒドロキノンの本発明による選択的分離を、実
例として、一方では、ヒドロキノンの、他方では副生成
物のそれぞれ水およびメチルィソブチルケトン(MIB
K)に対する分配特性に関して記載する。
第1図は8000におけるヒドロキノンのメチルィソブ
チルケトンおよび水への分配の図表を示す。
曲線上の1点の横座標および縦座標の値は、互いに分配
平衡にある2つの相における濃度を溶媒100夕当りの
ヒドロキノンの夕数で表わしている。第1図から例えば
メチルィソプチルケトン100夕当りヒドロキノン20
なし、し40夕を含有する溶液から、8段階の向流抽出
によって水性溶媒100夕当りヒドロキノン5.5なし
、し12夕を含有する水抽出物が得られ、その際、最初
にメチルィソブチルケトン中に溶解されたヒドロキノン
のそれぞれ90%が水相中に移行することが判明する。
第2図において極めて平坦に経過している直線は、フェ
ノール性および非フェノール性副生成物の80ご0にお
けるメチルイソブチルケトンおよび水への分配を示す直
線である。
第2図においては、機軸および縦軸上の目盛は第1図の
それよりも大きくなっている。比較のために第2図には
ヒドロキノンの分配曲線が一緒に記入されている。これ
は副生成物の極めて平坦な分配直線よりも極めて急な傾
斜を示している。副生成物の分配直線の平坦な経過のゆ
えに、本発明による水を用いるヒドロキノンの抽出にお
いては、同時に極めて少量のフェノール性および非フェ
ノール性随伴物質しか水性抽出物中に達しない。
以下の例は本発明をそれに限定することなく説明するも
のである。
例1 /ぐラージイソプロピルベンゼンジヒドロベルオキシド
の酸性接触***によって得られた、ヒドロキノン41.
3夕およびフェノール性および非フェノール性副生成物
5.6夕のメチルイソブチルケトン100タ中の溶液を
分液漏斗で80午0において水100夕を用いて数回激
しく振った。
その後で同様に8000において相を分離した。9.7
5のこ相当する9.5重量%のヒドロキノンを含有する
水性相102.7夕が得られ、この相は不純物としてフ
ェノール性および非フェノール性の化合物0.05夕を
含有していた。
有機相は144.2夕であり、残部の31.55夕のヒ
ドロキノンならびに残部の5.5夕のフェノール性およ
び非フェノール性の随伴物質を含有していた。
この抽出分離の極めて高い選択性は、水性抽出相がヒド
ロキノンおよび不純物を9.75:0.05=195の
重量比で含有し、一方仕込み混合物においてはこの比は
41.3:5.6=7.4であった。例27段の理論分
離段数の分離効率を示す回転構造体を有する抽出装贋(
いわゆる円板塔)の下端部に、メチルイソブチルケトン
100タ中にヒドロキノン337夕およびフェノール性
および非フェノール性の随伴物質5.3夕の80℃に予
熱された溶液を毎時連続的に供給し、そして上端部に8
0℃の水702夕を供給した。
この抽出装置およびその内容物は、外部の加熱ジャケッ
トにより80千Cに一定に保たれた。この装置の下端部
から毎時737夕の水性抽出相および上端部から1腿夕
の有機ラフィネート相が流出した。水性抽出相中にはヒ
ドロキ/ン総5夕および不純随伴物質0.3夕が存在し
、有機ラフィネート相中にはヒドロキノン0.2夕およ
び随伴物質5夕が毎時それぞれ計算された。仕込み混合
物はヒドロキノンおよび随伴物質を斑.7:5.3=7
.3の重量比で含有し、水性抽出相は385:0.3=
128の重量比で含有していた。この例は水抽出の選択
性のほかにメチルィソブチルケトン溶液からヒドロキノ
ンを実際上完全に水溶液に移行させうろことを示してい
る。例3 例2の条件から得られた水性ヒドロキノン抽出物100
0夕(この中にはヒドロキノン52.2夕およびフェノ
ール性および非フェノール性の随伴物質0.4夕が存在
していた)を分液漏斗を用いて80℃においてメチルィ
ソブチルケトン55夕で抽出した。
ヒドロキノン44.5夕および随伴物質0.06夕が存
在する水性相994夕およびヒドロキノン7.7夕およ
び随伴物質0.34夕を含有する有機相61夕が得られ
れた。常圧のもとでは、今度は、水61.5タ中ヒドロ
キノン44.5夕および随伴物質0.06夕の今度は濃
縮された熱い溶液が残留するまで、水性相から水性溶媒
の大部分が蟹去された。
20GCに冷却した場合には、この溶媒からヒドロキノ
ンの無色の結晶が晶出し、これは乾燥後40.5夕の秤
量を示した。
この生成物は170ooの融点を示した。それは99.
9%の純度を有するヒドロキノンであることが証明され
た。結晶化の母液は、なお4.0夕のヒドロキノンおよ
び実際上0.06夕の合計量のフェノール性および非フ
ェノール性の随伴物質を含有していた。この例は一方で
はヒドロキノンの、他方では随伴物質の、水−メチルィ
ソブチルケトンの2相系における極めて異なった分配特
性に基づいて、最初の水性抽出相から牽引された随伴物
質の非常に徹底的な除去が可能なので、濃縮された水性
溶液から結晶質の形態の極めて純粋なヒドロキノンが分
離されることを示している。例4 ケトン性溶媒としてジェチルケトンを含有する中和され
た***溶液まず蒸留によりアセトンを除去し、次いで上
記ケトンの一部の蟹去により更に濃縮したので、ジェチ
ルケトン100タ中ヒドロキノン42.5夕およびフェ
ノール性および非フェノール性不純物5.75夕の溶液
が残留した。
この溶液を分液漏斗を用いて80qoにおいて水100
夕を激しく振り、両相を分離させた。
ヒドロキノン7夕およびフェノール性および非フェノ−
ル性不純物0.04夕が存在する水性相107夕ならぴ
にヒドロキノン35.5夕および随伴物質5.7夕を含
有する有機相141.2夕が得られた。例5 ジイソプロピルケトン100タ中ヒドロキノン30夕お
よび不純随伴物質4夕の溶液を分液漏斗を用いて80?
Cにおいて水100夕で抽出した。
10.02重量%のヒドロキノン舎量を有する水性相1
11.2夕および15.37重量%のヒドロキノソ含量
を有する有機相が得られた。
この水性相は、酸性触媒によるヒドロベルオキシド***
によるフェノール性および非フェノール性副生成物5肋
9を含有し、有機相はこれらの副生成物3.95夕を含
有していた。例 12ジイソブチルケトン100タ中ヒ
ドロキノン10夕およびフェノール性および非フェノー
ル性副生成物1.35夕の熱い溶液を80℃において水
100夕で抽出した。
5.42重量%のヒドロキノン舎量を有する水性相10
5.75夕が得られた。この棺はフェノール性および非
フェノール性の随伴物質11脚を含有していた。有機相
はi05.61夕であった。これはヒドロキノン4.2
7夕およびフェノール性および非フェノール性副生成物
1.私夕を含有するものであった。本発明は特許請求の
範囲の記載を発明の要旨とするものであるが、その実施
の態様として下記事項を包含する。‘11 ケトン性溶
媒として連鎖中に5なし、し7個の炭素原子を有するも
のを選択する、特許請求の範囲による方法。
‘2} ケトン性溶媒としてメチルブチルケトン類また
はエチルプロピルケトン類を選択する、上記‘11‘こ
よる方法。
剛 ケトン性溶媒としてメチルィソブチルケトンを選択
する上記【1’‘こよる方法。
【4} 抽出をメチルイソブチルケトンを用いて800
0において実施する、特許請求の範囲および上記‘3’
による方法。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒド。 キノンにメチルィソブチルケトンおよび水への分配曲線
を示す図表であり、第2図はヒドロキノンおよび副生成
物のメチルィソブチルケトンおよび水へのそれぞれの分
配曲線を示す図表である。蟹l図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フエノール性および非フエノール性の随伴物質を十
    分に除去したヒドロキノンの水溶液を得る方法において
    、水と全く混和しないかまたは僅かしか混和しない5−
    9個の炭素原子を有するケトン性溶媒中の、ヒドロキノ
    ンおよびフエノール性および非フエノール性の随伴物質
    の溶液を、約50℃ないしほぼ水との共沸混合物の沸点
    までの高められた温度において抽出し、その際ヒドロキ
    ノンは水相中に溶解され、上記フエノール性および非フ
    エノール性の随伴物質はケトン相中に残留するようにす
    ることを特徴とする上記方法。
JP11830575A 1974-10-02 1975-10-02 ヒドロキノンの単離および精製方法 Expired JPS6025413B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2446992.9 1974-10-02
DE19742446992 DE2446992C2 (de) 1974-10-02 1974-10-02 Verfahren zur Gewinnung einer wäßrigen Lösung von reinem Hydrochinon

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Publication Number Publication Date
JPS5186429A JPS5186429A (en) 1976-07-29
JPS6025413B2 true JPS6025413B2 (ja) 1985-06-18

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ID=5927322

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11830575A Expired JPS6025413B2 (ja) 1974-10-02 1975-10-02 ヒドロキノンの単離および精製方法

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BE (1) BE834120A (ja)
DE (1) DE2446992C2 (ja)
FR (1) FR2286809A1 (ja)
GB (1) GB1528375A (ja)
NL (1) NL7511556A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501011B1 (ja) * 1970-06-18 1975-01-14

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DE2446992C2 (de) 1983-06-30
FR2286809A1 (fr) 1976-04-30
NL7511556A (nl) 1976-04-06
DE2446992A1 (de) 1976-04-15
GB1528375A (en) 1978-10-11
JPS5186429A (en) 1976-07-29
FR2286809B1 (ja) 1980-09-12
BE834120A (fr) 1976-02-02

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