JPS60240429A - 層間剥離を起こさないリグラインド - Google Patents

層間剥離を起こさないリグラインド

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JPS60240429A
JPS60240429A JP60093996A JP9399685A JPS60240429A JP S60240429 A JPS60240429 A JP S60240429A JP 60093996 A JP60093996 A JP 60093996A JP 9399685 A JP9399685 A JP 9399685A JP S60240429 A JPS60240429 A JP S60240429A
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regrind
polypropylene
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vinyl alcohol
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ポール・マハニー・コフマン
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エチレンビニルアルコール（ＥＶＯＨ）、接
着剤、ポリプロピレンまたはその他のポリオレフィン、
例えばポリプロピレン、高密度ポリエチレン、ポリエチ
レンおよびポリプロピレン／ポリエチレン共重合体、ま
たはポリスチレン、およびエチレンビニルアルコール、
接着剤、ポリプロピレンおよびリグラインド内部に分散
する無機鉱物質充填材の粉砕した配合物の層の共押出し
によってつくられたシートから成形される物品を提供す
る。さらに特定的には、本発明はりグラインド層の眉間
剥離が生じないような方法および組合わせで上述の材料
層の共押出しによってつくられたシートから熱成形され
たプラスチックカップのような物品の成形に関係し、そ
して好ましくは、独特なりグラインド組成物をめざして
いる。
〔従来の技術および発明が解しようとする問題点〕従来
、押出成形されたポリオレフィンシートは、層間剥離ま
たは層内分離の問題を免れなかった。
眉間剥離は、ａ）の外見が醜いという欠点、ｂ）ある程
度の剛性の損失およびＣ）耐衝撃性の損失という不利な
作用を有する。例えばポリプロピレン、エチレンビニル
アルコールおよび接着剤のスクラップを含むリグライン
ドが典型的であって、このような典型的なリグライ・ン
ドは、シーテイングダイまたはフィルムダイ中で遭遇す
るような剪断力を受けた時に分離しやすい、高粘度と低
粘度の物質を有する。エチレンビニルアルコールは高い
剪断速度においてほかの成分よりも高い粘度を有し、層
の中心に向かって移動する傾向がある。
このような眉間剥離は、成形品の長い寿命を望む場合、
ポリオレフィン層の共押出シートから成形した物品に対
しては極めて望ましくない。多くの場合、エチレンビニ
ルアルコールの使用によるように、製品の所望の有用期
間が尽きる前の使用中に、共押出材料層の層間剥離が成
形の間および／または撓曲の間に生ずる。
エチレンビニルアルコール（ＥＶＡＬ、　登！商標）の
ような酸素のバリヤポリマー層並びに接着剤と安価なポ
リオレフィンとの層を含む多層シートは、貯蔵安定性の
酸素感応性食品を貯蔵するのに使用する食品容器へ商業
的に熱成形される。部品が成形されるとき、シートの使
用されなかったウェブは通常装入されたシートの３０〜
５０％に相当し、これは再使用のために回収しなければ
ならない。
再生と再押出しに関するこのスクラップが撓曲に際して
余りにも簡単に眉間剥離するシートを形成することがわ
かっているが、これはシーテイングダイの内側の高剪断
領域中で非混和性の極性エチレンビニルアルコールと非
極性ポリオレフィンとの相分離によるものと思われる。
この眉間剥離は成形された部品に醜い割れ目を導くとと
もにその部品の剛性と耐衝撃性の損失を招く。
共押出しされた材料は変動しない一様で均一な生産量を
存し、最終的に使用される製品に通した色彩を有し、そ
して感知できるほどの悪臭を発してはならない。本発明
はまた種々の材料の粘度を同様な粘度範囲に適合させる
方法も提供する。分散助剤の使用によって眉間剥離を成
程度減らすことができるけれども、その犠牲として悪臭
とダイリップ材料の成長という問題が起こる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ポリプロピレンまたはその他のポリオレフィ
ン、エチレンビニルアルコール、接着剤およびリグライ
ンド内部に分散して、共押出しされたシートに優れた押
出積層特性を与えるかなりの量の無機鉱物質充填材を含
むリグラインド層を提供する。
特に、このリグラインド層は、約５０〜約９５重量％の
ポリプロピレン、約２〜約４０重量％のエチレンビニル
アルコール、約５〜約４０重１％の接着剤および約２０
〜約６０重量％の無機鉱物質充填材を含んでいる。
このリグラインド層の組成は、炭酸カルシウム（ＣａＣ
Ｏｓ）またはタルク（ＣａＳｉＯｓ）のような無機鉱物
質充填材を含有させると、ポリプロピレン、エチレンビ
ニルアルコールおよび接着剤の内部で、リグラインド層
における内部層間剥離を防ぐように作用する点において
類がない。
第１図は、特許請求の範囲に記載された物品のりグライ
ンド層を含む、共押出されたシートの構造を示している
。
本発明ハマタ、エチレンビニルアルコール層、エチレン
ビニルアルコール層の両側にある接着剤層、接着剤層の
少なくとも一つの側にあるリグラインド層またはポリプ
ロピレン層およびその層の一少なくとも一つの側にある
別のりグラインド層またはポリプロピレン層を含む層の
共押出しによって成形された物品を提供する。水分含有
量の高い材料を含むことを望む場合、このリグラインド
はその水分含を量の高い材料と接触する成形品の少なく
とも一方の側面に存在しなければならない。
この具体例において、エチレンビニルアルコール層は約
０〜約２５重量％を含むことができ１、そして接着剤層
は約０〜約１０重量％、ポリプロピレン層は約０〜約９
５重量％そしてリグラインド層は約５〜約９５重量％含
むことができる。
リグラインド層は特に、約５０〜約９５重量％のポリプ
ロピレンまたはその他のポリオレフィン、約２〜約４０
重１％のエチレンビニルアルコール、約５〜約４０重量
％の接着剤およびＣａ　ＣＯｓまたはＣａ５ｉＯｓに限
定されないこのような無機鉱物質充填材約２０〜約６０
重景％を含んでいる。
エチレンビニルアルコール層は、好ましくは約５〜約１
５重量％のエチレンビニルアルコールそしてより好まし
くは約１０重量％のエチレンビニルアルコールを含んで
いる。接着剤層は、好ましくは約３〜約７重量％の接着
剤、そしてより好ましくは約５重量％の接着剤を含んで
いる。ポリプロピレン層は、好ましくは約３０〜約６０
重量％のポリプロピレン、そしてより好ましくは約５０
重量％のポリプロピレンを含んでいる。リグラインド層
は、好ましくは約５０〜約９５重量％、そして最も好ま
しくは約７０重量％を構成している。
リグラインド層の中で、ポリプロピレンは好ましくは約
６０〜約８０重量％、そして最も好ましくは約７０重量
％のポリプロピレンを構成している。リグラインドの中
で、エチレンビニルアルコールは、好ましくは約１５〜
約２５重量％のエチレンビニルアルコール、そして最も
好ましくは約２０重量％のエチレンビニルアルコールを
構成している。リグラインドは、好ましくは約１５〜約
２５重量％の接着剤、そして最も好ましくは約２０重量
％の接着剤および好ましくは約２０〜約４０重量％の無
機鉱物質充填材そして、最も好ましくは約３０重量％の
無機鉱物質充填材を含んでいる。
無機鉱物質充填材は、本発明にその独特な特性を与える
ためにリグラインド層のポリプロピレン、エチレンビニ
ルアルコールおよび接着剤の中を均等に分散する無機鉱
物質充填材の中から選ばれなければならない。この無機
鉱物質充填材は炭酸カルシウム（Ｃａ　ＣＯａ）または
タルク（ＣａＳｉＯｓ）またはりグラインド層内部に比
較的一様に分散する別の好適な無機鉱物質充填材であり
得る。
接着剤は指定された量の好適な接着剤であり得るが、好
ましくはエチレンビニルアルコールのアイオノマー、米
国テキサス州ヒユーストンのシェル　デベロップメント
　カンパニーから入手できるクラトン（ＫＲＡＴＯＮ、
登録商標）のような熱可塑性ゴムおよび、好ましくは、
無水マレイン酸またはアクリル酸のような極性化合物で
変性されたポリプロピレンまたはポリエチレンの群から
選ばれる。
接着剤はエチレンビニルアルコール層のどちらか一方の
側に接合していてよく、リグラインドまたはポリプロピ
レンは接着剤層に接合している。
外側の層はりグラインドに接合しているポリプロピレン
であるか、あるいはポリプロピ、レンを最初に使用した
場合、外側の層はポリプロピレンに接合しζいるリグラ
インドである。リグラインド層は容器の片側にしか必要
でなく、特に光沢を必要としない場合、バージン　ポリ
プロピレンは存在しなくてもよい。その代りに、エチレ
ンビニルアルコール層は最も内側の層であるとは限らな
いが、また中間層または表面層となってもよい。
〔実施例および発明の効果〕
実施貫−上 下記の第１表に示すように、ポリプロピレン５５２４　
６４重量％、エチレンビニルアルコール（エバール　Ｅ
　（ＥＶＡＬ、登録商標）、日本のり４１ノ！ｌ！Ｉ）
ｌｌ’！雷！％およびケムプレソクス（Ｃｈｅｍｐｌｅ
ｘ）製のプレクサール（Ｐｌｅｘａｒ）　２１１０接着
剤　１８重量％の乾燥配合物からスクラ・ノブ対照物を
製造した。これらの各々をペレ・ノドの形で回転乾燥さ
せた。混合は、一段階のミキシングスクリュ、４７０−
４７０−４２０−４２０のノ＼レル側面寸法、４００下
のダイにより１５０ｒｐｍで処理すべきである。レオロ
ジー曲線を考察することによって望ましく設計できる。
一段階スクリュが望ましい。二連ロール式冷却スタ・ツ
ク上へ供給される憤用のシート押出成形によって混合物
をシートに転化、したとき、予期された望ましくなし）
層間剥離を生ずることが第１表かられかる。
星−上一表 ６４　ＰＰ　５５２４ １８　ＥＶＡＬＥ　有 １８ＰＬＥＸＡＲ２１１０ 大側例　２ 第２表は前記の方法によって製造された種々のスクラッ
プ配合物の組成と眉間剥離試験の結果を示しており、第
２表の各処方物はスクラップと共に乾式混合し、そして
１％インチのキリアン（Ｋｉｌｌｉａｎ）押出機上でシ
ートにした潜在的な混粕材（ｃｏｍｐａｔｉｂｌｉｚｅ
ｒ）を表わしている。処方物１はＣａＣ０，を含み、処
方物２〜８はＣａＣＯ３を含んでいなかった。処方物１
はスフ９フ１６２重量％、シェル　ケミカル　カンパニ
ー製のＷＢ５１３９　３８重量％を含んでいる（炭酸カ
ルシウム含有１ｉ３０％）。ＷＢＳ　１３９はポリブチ
レン中にＣａＣＯ３を８０重重景含んでいる。このよう
な媒体中でＣａＣ０＋を使用する利点は、ポリブチレン
がポリプロピレン（５０％）よりも多量のＣａＣＯ３充
填材を吸収でき、例えばポリブチレン中に８０％までの
ＣａＣＯ３が吸収されるところにある。処方物１は層間
剥離を生じなかった。
しかしながら、処方物２〜８はいずれも依然として眉間
剥離が除去されなかった。処方物６は、アメリカン　シ
アナミド社から入手できる分散剤ＯＴＢ　（登録商標）
の使用によって僅かな改善を示したが、強い臭気と望ま
しくないダイリップの成長を生じ、それによって処方物
６はスクラップ内の混和に適さないものとなった。
第２表 ＝３０Ｘ） ２　スクラップ　８０　存 り’ｐ　ドア　ＧＸ　２７０５　２０ ３　スクラップ　８５　有 クラトンＧＸ　１３００　１５ ４　スクラップ　８５　有 クラトンＧＸ　１８５５　１５ ５　スクラップ　８０　有 ＢＬＡ（Ｊ　Ｃ０ＮＣ，９５８１２０ ０７Ｂ　Ｉ ８　スクラップ　９９　有 Ｐｇ　８０１０　１ ”ＷＢＳ　１３９　＝２０％ＰＢ、　８０ＸＣａＣＯ３
ス［ 種々の量のＣａＣ０，を含むスクラップ配合物を眉間剥
離について試験した。対照の処方物１におけるＣａＣＯ
３０重量％から処方物７におけるＣａＣＯ５４０重量％
まで組成を変化させた。
１５重量％のＣａＣＯ３を含む処方物４までが眉間剥離
を住することが第３表かられかる。しがしながらそれぞ
れ２０重量％、２０重重景および４０重量％のＣａＣ０
，を含む処方物５．６および７は層間剥離を起こさなか
った。これは１５重量％よりも多いＣａ　ＣＯ３は層間
剥離を防くことを示している。フィダー（Ｐｆｉｚｅｒ
）製のマルチフレックス（Ｍｕｌｔｉｆｌｅｘ、登録商
標）　Ｃａ　ＣＯａは一層微細な粒子寸法からなる別の
等級の炭酸カルシウムであることに注目されたい。処方
物】ないし７のためのバレルの側面寸法は４５０−４７
０−４２０−４２０であり、ダイは４２０下であり、そ
して回転数ｒｐｍは１５０であった。ＷＢＳはポリブチ
レン２０％と炭酸カルシウム８０％とがら構成されてい
る。
乳」Ｌ未 ＣａＣＯ５を４むスクラップ１己　の ＰＬＥＸＡＲ２１１０ＬＢ、ＯＯ，０有２　スクラップ
　９３．７ “−ＢＳ、１３９　６．３５．０有 ３　スクラップ　８７．５ ｗＢ５１３９１２．５１０．０有 ４　スクラップ　８１．０ ＷＢＳ１３９　１９．０１５．０有 ５　スクラップ　７５．０ ＷＢＳ１３９　２５．０２０．０無 讐Ｂ５１３９　５０．０４０．０無 ”ＷＢＳ　＝２０％ＰＢ、　８０χＣａＣ０ａポリプロ
ピレンに酸化チタンを混入させた白色の濃厚液を、外観
を良くするために、スクラップと炭酸カルシウムの配合
物に添加することができる。このようにポリプロピレン
に酸化チタンを添加したものは、例えば本発明の眉間剥
離の回避特性を損なわないでスクラップ−炭酸カルシウ
ム配合物に加えることができる。
去１■−土 下記の第４表は、別の無機鉱物質充填剤、すなわちタル
ク（ＣａＳｉ０３）を含むスクラップ配合物の層間剥離
試験を示している。処方物１は、スクラップ（７４％ポ
リプロピレン　５５２４．１８％　プレクサール（登録
商標）および１８％ＥＶＡＬ　Ｅ（登録商標）５０重量
％とポリプロピレン中に４０％のタルクが含まれる濃厚
液５０重量％との乾燥配合物である。
ポリプロピレン中に４０％のタルクを含むこの濃厚液は
例えばワシントン　ペン　プラスチックス（Ｗａｓｈｉ
ｎｇｔｏｎ　Ｐｅｎｎ　Ｐｌａｓｔｉｃｓ）から得られ
る。
２段階の混合スクリユと２００メソシユのスクリーンバ
ックを使用して上記配合物を１ｚインチのキリアン押出
機でシートにした。この配合物を４５０下、１５０ｒｐ
ｍおよび４３４の溶融物において評価した。
９）Ｉ４’ｆｃ含（スクラップ１己合物の　間剥離第４
表から明らかなように、２０重量％のタルクを含む処方
物１は眉間剥離を生じなかった。
２５重量％のタルクを含む処方物２も同様に眉間剥離を
生じなかった。
このように、リグラインド　スクラップ層のような層の
内部に比較的一様に分散した無機鉱物質充填材を使用す
ると、意外にも層間剥離の発生が防止される。このよう
に、成形された物品は、眉間剥離の問題を起こさず−に
、これまで予期されたか、あるいは経験された有用期間
よりも遥かに長い有用期間が保証されて首尾よく押出成
形できる。
無機鉱物質充填材を含むリグラインド層はその組成を変
えるだけでなく、リグラインド層と共に押出成形できる
ほかの種々の・層と組合わせて使用できる。鉱物質充填
材による粘度と剪断速度の変化は明らかにエチレンビニ
ルアルコールとの分離および分割を防止する。
上述のものから材料と方法がずれてもよいことは当業者
にとって明らかである。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明によって製造される成形品を成形する
のに使用される、共押出しされたシートの構造を示して
いるや

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポリプロピレン、エチレンとビニルアルコールとの共重
    合体および接着剤を含むスクラップシートをリグライン
    ドとし； 成形品を製造する前記シートの間の層間剥離を防止する
    のに十分な量で前記スクラップシートリグラインドと共
    に分散する無機鉱物質充填材を前記リグラインドに添加
    し； 前記充填材を含むリグラインドをエチレンとビニルアル
    コールとの共重合体、接着剤およびポリプロピレンと共
    に共押出しして層を共押出ししたシートを形成させ；そ
    して 前記共押出しされたシートから所望の物品を成形する、 という各段階を含む、成形品の製造方法。
JP60093996A 1984-05-02 1985-05-02 層間剥離を起こさないリグラインド Pending JPS60240429A (ja)

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US606050 1984-05-02
US06/606,050 US4629596A (en) 1984-05-02 1984-05-02 Non delaminating regrind

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JP (1) JPS60240429A (ja)
AT (1) ATE33589T1 (ja)
AU (1) AU577114B2 (ja)
BR (1) BR8502062A (ja)
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DE (1) DE3562200D1 (ja)
DK (1) DK157175C (ja)
ES (1) ES8606129A1 (ja)
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