JPS60226514A - エチレン共重合体の製造方法 - Google Patents

エチレン共重合体の製造方法

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JPS60226514A
JPS60226514A JP8495184A JP8495184A JPS60226514A JP S60226514 A JPS60226514 A JP S60226514A JP 8495184 A JP8495184 A JP 8495184A JP 8495184 A JP8495184 A JP 8495184A JP S60226514 A JPS60226514 A JP S60226514A
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志賀 昭信
Toshio Sasaki
俊夫 佐々木
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博之 原田
Junpei Kojima
児嶋 順平
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なバナジウム化合物と有機アルミニウム化
合物とからなる触媒系の存在下に、エチレンとα−オレ
フィンとを共重合シてエチレン共重合体を製造する方法
に関するものである。
従来、エチレン共重合体を製造する種々の触媒が提案さ
れており、いわゆるチーグラー型触媒が特に有効である
。チーグラー型触媒のなかでも、特に、重合溶媒に可溶
な8〜5価のバナジウム化合物(例えばバナジウムトリ
アセチルアセトネート、四塩化バナジウムオキシ三塩化
バナジウム)と有機アルミニウム化合物とからなる触媒
は、極めて優れた効果をもつことはよく知られている。
また、こレラの触媒の存在下に、エチレンとα−オレフ
ィン(例えばプロピレン、ブテン−1)とを共重合させ
て、軟質のプラスチック(エチレン含有量70〜95意
思%)を製造したり、エチレンとα−オレフィン、又は
これらとポリエンとを共重合してエラストマー(エチレ
ン含有120〜70重量%)を製造する仁とも公知であ
る(例えば特公昭44−9668号公報、特公昭46−
11028号公報、特公昭47−26186号公報)。
しかしながら、これらの触媒は20℃以下の重合温度で
は分子量分布が狭く、組成的にも均質な共重合体が得ら
れるが、共重合を20℃よりも高温で行うほど、さらに
はエチレン含有量の多い共重合体(エチレン含有量が5
0重量大以上)を製造しようとするほど、共重合体の分
子量分布および組成分布が広くなり、均質な共重合体が
得られ難いという欠点がある。
溶媒に不溶になって重合中に析出し、不均質なポリマー
液を与えやすく、工業的規模での重合装置においてポリ
マー液の抜出しラインが閉塞するなどの運転上の支障を
主じゃすい欠点を有する。また、例えば軟質のプラスチ
ックのスラリー重合において、低分子員および非晶性の
成分が重合溶媒に溶解するため、ポリマー液の粘度上昇
による抜出しラインでの閉塞や遠心分離機等でスラリー
から溶媒を分離する際、共重合体の収量低下を招くなど
の製造上の欠点を有する。
また、共重合体の組成が不均質であるため、その強度、
透明性等の品質が低下するなどの欠点も有している。
本発明者らは三塩化バナジウムとアルコールとを反応し
て得られる新規なバナジウム化合物が特にエチレンとα
−オレフィンとの共重合に有用であり、前記重合溶媒に
可溶なバナジウム化合物よりもさらに高い重合活性を有
し、かつ20℃より高い重合温度においても、さらには
エチレン含有量の多い共重合体(エチレン含有量が60
重量大以上)を製造する場合においても分子量分布が狭
く、組成的にも均質な共重合体が得られろこと、従って
溶液重合において重合溶媒に不溶な成分の生成が顕著に
抑制されることから運転上の支障が著しく改良できると
ともに従来よりもエチレン含有量の多い共重合体が容易
に製造できること、さらにはスラリー重合において重合
溶媒に可溶な成分の生成が顕著に抑制されることから共
重合体の収量が看しく向上することを見出し、本発明に
到達した。
すなわち本発明は三塩化バナジウムとアルコールとを反
応して得られるバナジウム化合物と一般式Y3−1AI
X/(ここでYは炭化水素基、Xはハロゲンもしくはア
ルコキシ基、lは05452で表わされる数)で示され
る有機、アルミニウム化合物とからなる触媒系の存在下
に、エチレンとα−オレフィンとを共重合することを特
徴とするエチレン共重合体の製造方法に関するものであ
る。
本発明に使用する三塩化バナジウムはASTM16−8
82に報告されているX線粉末スペクトル(すなわちd
−5,75λ、d=2.67JLd−1,r4Xなどの
回折線)を有するVC#aを意味し、該回折線の半価中
の広がりを示すVCl3も含まれる。
三塩化バナジウムとの反応に用いるアルコキシ基、例え
ハ、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピ
ルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブチルア
ルコール、i−ブチルアルコール%tert−ブチルア
ルコール、ヘキシルアルコール、オクチルアルコールな
どであり、好適には沸点の低いメチルアルコール、エチ
ルアルコール、i−プロピルアルコールなどが使用され
る。
本発明のバナジウム化合物を得る方法としては、例えば
、炭化水素溶媒の不存在下で、三塩化バナジウムとこれ
の1〜20倍モル、好ましくは8〜lO倍モルのアルコ
ールを用い、0℃とアルコールの沸点の間の温度におい
て反応を行い、タール状もしくは液状のバナジウム化合
物を得る方法(以後、合成法Aと略す。特にバナジウム
化合物がタール状になる場合は、重合容器内で反応させ
るのが都合がよい9や、炭化水素溶媒の不存在下で三塩
化バナジウムとこれの1〜40倍モル、好ましくは8〜
20倍モルのアルコールを用い、合成法Aと同様に反応
を行い、n−へブタン等の不活性炭化水素溶媒を加えて
攪拌下で減圧乾燥を行い、一般式V(OR)mC13−
m・nROH(ここでROMはアルコール、mはOjm
jl、5、nは0.55n58.5で表わされる数)で
示される不活性炭化水素溶媒に不溶の固体粉末状錯化合
物を得る方法(以後、合成法Bと略す)、あるいは不活
性炭化水素溶媒の存在下で、三塩化バナジウムとこれの
1〜50倍モル、好ましくは8〜80倍モルのアルコー
ルを接触反応させてから、アルコールの沸点付近の温度
でさらに反応を進行させると同時に過剰のアルコールを
系外に排出させて(この場合、不活性炭化水素溶媒はア
ルコールより沸点の高いものを使用する)、一般式V(
OR)mC#a−Hl@nROHで示される不活性炭化
水素溶媒に不溶の固体粉末状錯化合物を析出させて得る
方法(以後、合成法Cと略す)などがあげられる。これ
らの合成法は例示であって、これらに限定されるわけで
はないが、これらのなかで、合成法Aで得られるタール
状もしくは液状のバナジウム化合物よりも合成法Bある
いはCで得られる不活性炭化水素溶媒に不溶の固体粉末
状錯化合物VCOR)mC1l3−m@nROHのほう
が重合活性が高く、本発明にとって特に好ましい。
また、本発明のバナジウム化合物はシリカ、アルミナ等
の担体上に担持させることもできる。
一般式v(OR)mC13−m@nROH中のn値およ
びn値は0m−1,5および0.5−n!8.5が好ま
しいが、0!m!1およびi!n!aがより好ましい。
また、該固体粉末状錯化合物のX線粉末ス、j ベクトルはASTM15−882に報告されている三塩
化バナジウムと全く異なり、三塩化バナジウム特有のス
ペクトル(すなわちd−5,75′A、d=2.s7大
、d=1.74λなどの回折線)は認められないつ 第1図は、本発明のバナジウム化合物と市販ノ三塩化バ
ナジウムについて、高滓VD−〇を用いてCu−にに線
で測定したX線粉末スペクトルである。破線が本発明の
実施例1〜4の(Nで得られたバナジウム化合物VCA
!s・2、lCzHsOH,実線が市販の三塩化)くナ
ジウムのX線粉末スペクトルである3本発明のノ(ナジ
ウム化合物は三塩化バナジウムと全く異なり、三塩化バ
ナジウム特有のスペクトJしくすなわちd=5.75λ
、d=2.67人、d=1.74Xなどの回折線)は認
められない。
本発明に使用する有機アルミニウム化合物は、一般式Y
3−.AlX1(ここでYは炭化水素基、X1.tハロ
ゲンもしくはアルコキシ基、lはo’−152で表わさ
れる数)で表わされトリアルキルアルミニウム、ジアル
キルアルミニウムモノハライド、ジアルキルアルミニウ
ムモノアルコキサイド、アルキルアルミニウム老スキハ
ライド、アルキルアルミニウムシバライドなどで実施で
きる。これらは単独あるいは混合して、あるいは該ノ〈
ナジウム化合物と該有機アルミニウム化合物とを予備混
合した後、同一もしくは異った類の有機アlレミニウム
化合物を使用して実施できる。なかでもジエチルアルミ
ニウムクロライド、エチルアルミニウム老スキクロライ
港エチルアルミニウムジクロライドおよびこれらの混合
物が特に好ましい。
該バナジウム化合物と該有機アルミニウム化合物を用い
てエチレン共重合体を製造するにあたって、バナジウム
化合物と有機アルミニウム化合物のモル比は、通?@l
対lから1対100で実施し得るが、合成法Aで得られ
るタール状もしくは液状のバナジウム化合物の場合の上
記モル比は1対5から1対50が好ましく、合成法Bあ
るいはCで得られる固体粉末状錯化合物V(OR)mc
zs−m、nROHの場合の上記モル比は1対2から1
対B0が好ましい。
また、重合溶媒に可溶なバナジウム化合物は種々の重合
活性化剤で活性が向上する事はよく知られているが、本
発明のバナジウム化合物においても同様に重合活性化剤
を併用することができる。
重合活性化剤としては、例えば、トリクロル酢酸、トリ
ブロム酢酸のアルキルエステル類(特公昭48−150
52号公報)、パークロロクロトン酸エステル類(特公
昭44−9890号公報)、トリクロル酢酸又はトリブ
ロム酢酸のセロソルブエステル類(特開1185B−6
288号公報)、ハロゲン化ケトン、ハロゲン化ラクト
ン、ハロゲン含有シクロオレフィン等のハロゲン化合物
等を例示することができる。
本発明を実施するにあたって、エチレンとの共重合に使
用されるα−オレフィンは一般式CH2−CHR(ここ
でRは炭素数1〜8の炭化水素基)で表わされるもので
、具体例としてはプロピレン、ブテン−11ペンテン−
11ヘキセン−1,4−メチルペンテン−1などがあげ
られる。なかでもプロピレンおよびブテン−1が好適に
使用できる。
また、分子中に不飽和結合を導入するために以下に示す
様なポリエン成分をエチレン及びα−オレフィンとの共
重合に使用することができる。例えば、l、4−へキサ
ジエン、1.6−オクタジエン、6−メチル−1,5−
へブタジェン、1.9−オクタデカジエン、シクロヘプ
タジエン−1,4、ジシクロペンタジェン、5−メチレ
ン−2−ノルボルネン、5−イソプロペニル−2−ノル
ボルネン、2−メチル2.5−ノルボルナジェン、5−
エチリデン−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン
−2−ノルボルネン、シクロオクタジエン−1,6、メ
チルテトラヒドロインデンなどが例示されるが、1.4
−へキサジエン、ジシクロペンタジェン、5−エチリデ
ン−2−ノルボルネンが特に好ましい。
重合は重合溶媒の存在下で溶液重合もしくはスラリー重
合で実施できる。重合溶媒としてはヘキサン、ヘプタン
、オクタンのような飽和炭化水jF−,ベンゼン、トル
エン、キシレンのような芳香族炭化水素、トリクロルエ
チレン、テトラクロルエタン、l、2−ジクロルエタン
、メチレンクロライドのようなハロゲン化炭化水素など
が使用できる。
また、炭化水素溶媒の不存在下で、本発明の触媒系を用
いて液状のα−オし・フィン中で。
エチレンを共重合させる事もできる。
重合温度は広い範囲で変化させ得るが通常は一80〜1
00℃で実施され、特に−80〜80℃の範囲が好まし
い。
重合は、大気圧下もしくは加圧下で実施され、バッチ重
合でも連続重合でも可能である。
本発明の方法で共重合体を製造するにあたり、任意の分
子量をもった共重合体を得るために、通常用いられる分
子*h節剤を用いることができる。即ち、分子量調節剤
としてジエチル亜鉛、アリールクロライド、ピリジン−
N−オキサイド、水素等がよく用いられるが、特に水素
が好ましい。
以下、本発明の方法を実施例で具体的に説明するが、本
発明がこれにより同等限定されるものではない。
なお、実施例において共重合体の極限粘度は185℃、
テトラリン中で測定し、共重合体中のプロピレンもしく
はブテン−1含有鳳は赤外吸収スペクトルからめた。ま
た、共重合体の分子量分布はgelpermeatio
nchro−matographyで測定し、分子量分
布の広がりndards(米国)の標準物質であるNB
5−706(ポリスチレン)がMW/MN=2.1を与
える条件で測定°)で表わした。また、重合活性はバナ
ジウム原子Itリモル当りの共重合体の重合量(g)(
以下、Polymer/Vと略す)で表わした。
実施例1〜4 囚バナジウム化合物の&成 アルゴン置換された100dフラスコ中に三塩化バナジ
ウム0.021モルとエチルアルコール0.206モル
を加え、攪拌下に50℃で1時間反応させた後、n−へ
ブタン80dを加えて攪拌下、室温で減圧乾燥を行い、
n−へブタンに不溶の淡緑色固体粉末状バナジウム化合
物を得り。
このバナジウム化合物を純水で分解して組成を分析する
と、バナジウム原子が21重1%、塩素原子が48重j
1%、C2H50Hが40重量弊検出された。また、こ
のバナジウム化合物をDzO(重水)で分解し、G、C
−MSで分析したところC2H50Dは検出さレナかっ
た。従ってこのバナジウム化合物はVCl5・2.IC
2HIIOH(一般式v(OR)mC(la−m@nR
OHのmおよびnが0および2.1)で示される化合物
であった。
このバナジウム化合物のX線粉末スペクトルを図−1に
示したがASTMl6−882に報告されている三塩化
バナジウムと全く異なり、三塩化バナジウム特有のスペ
クトル(すなわちd−5,76人、d−2,6rX、d
−1,74λなどの回折線)は認められなかうた。
(Blエチレン−プロピレンの共重合 21(Dセパラブルフラスコに攪拌機、温度計、滴下ロ
ート、還流冷却管をつけて減圧にした後、窒素で置換す
る。このフラスコに乾燥したn−ヘキサンllを入れて
80℃の恒温に保ち、実施例1の囚で得られたバナジウ
ム化合物(A成分と略す)を所定量添加し、これに所定
の混合ガスを1ONl/分の流量で10分間流し、混合
ガスを溶解させた。次いで、エチルアルミニウムセスキ
クロライド(B成分と略す)を所定jl(以下、分子式
%式% 加し、共重合を開始した。攪拌下に80分間上記混合ガ
スを流して80℃で重合させた後、金網付のパイプから
80℃の重合溶媒に溶解した成分(以下、この可溶部を
H4Fと略す)を抜出し、大量のメタノールに投入して
共重合体を析出させ、この析出物を50dのメタノール
で数回洗浄したのち減圧乾燥した。
また、重合溶媒に不溶な成分(以下、この不溶部をHI
Pと略す)がフラスコに残った場合は、50./のメタ
ノールで数回不溶部を洗浄したのち減圧乾燥した。第1
表にAおよびB成分の添加量、混合ガス組成、重合魚お
よび重合活性を示し、第2表に得られた共重合体のプロ
ピレン含有量、MW/MNおよび極限粘度を示した。
実施例1〜8では、いずれもHIPはほとんど生成せず
、98〜100%がH4Fであり、重合中、ポリマー液
は均質であった。得られた共重合体は重合溶媒に可溶な
バナジウム化合物を用いて得た共重合体(比較例1〜8
参照)よりも分子量分布が狭く、組成的にも均質であっ
た。一方、実施例4では、H4Fの生成鰍が少く、97
%がHIPであり、得られた共重合体は実施例1〜Bと
同様に分子量分布が狭く、組成的にも均質であった。
比較例1〜8 実施例1−4で用いたバナジウム化合物の代りに重合溶
媒に可溶なオキシ三塩化バナジウム(A′成分と略す)
を0,2ミリモルと、エチルアルミニウムセスキクロラ
イド(B成分と略す)2.Oミ’)モル用い、第8表に
示した組成の混合ガスを80℃で溶解させた後、B成分
およびA′成分を添加する方法をとった以外は実施例1
〜4の(Blと同様にして共重合を行った。重合条件、
重合結果、共重合体の組成等を第8,4表に示した。
混合ガスのエチレン組成が50モル角をこえると重合溶
媒に不溶な成分であるHIPの生成鍬が増し、重合中、
ポリマー液は不均質となる。得られた共重合体は実施例
1〜4と比較すると分子量分布が広く、組成的にも不均
質であった。
実施例5 囚バナジウム化合物の合成 アルゴン置換された10oWlフラスコ中に三塩化バナ
ジウム0088モルとn−へブタン26++/を加えて
50℃に昇温し、メチルアルコール0.166モルを加
えて、アルゴン気流中で攪拌下、50℃で1時間反応さ
せた。反応後、上澄液をガラスフィルターで抜出し、2
5−のn−ヘプタンで8回洗浄し、減圧乾燥を行って、
n−へブタンに不溶の暗緑色固体粉末状バナジウム化合
物を得た。
このバナジウム化合物の組成を実施例1〜4の囚と同様
にして分析するとバナジ?ム原子が21重量製、塩素原
子が42重量%CH30Hが40重鰍%でCH30Dは
検出されなかった。従って、このバナジウム化合物は■
Ce3・8.OCH30H(一般式■(OR)mC1j
3−m@nROHのmおよびnが0および8.0)で示
される化合物であった。また、この化合物のX線粉末ス
ペクトルは実施例1〜4の囚で得たバナジウム化合物と
同様に、三塩化バナジウム特有のスペクトルは認められ
なかった。
(B)エチレン−プロピレンの共重合 還元冷却管を付けた500−フラスコをアルゴンで置換
後、乾燥したn−へブタン2007と上記囚で得られた
バナジウム化合物0.089E’Jモルを加え、温度計
、攪拌機をつけてフラスコ内温を60℃に昇温した。こ
れにエチレン75モル弊プロピレン26モル大の混合ガ
スをINI/分の流量で5分間流し、混合ガスを溶解さ
せた。
次いで、エチルアルミニウムセスキクロライド1.80
ミリモルを添加し、共重合を開始した。攪拌下に80分
間上記混合カスを流して60℃で重合を行い、ポリマー
液を大鰍のメタノールに投入して共重合体を全′j鳳回
収した。
得られた共重合体は2.96Fであり、重合活性をバナ
ジウム原子1ミリモル当すの共重合体ノ亀合ff1(F
l(以下、Polymer/Vと略す)で表わすと、P
olymer/V=28であった。この共重合体の極限
粘度は1.87dll?、プロピレン含有量は8.7重
ffi%、Mw/MN=2.6であった。
比較例4 実施例5のバナジウム化合物の代りに重合溶媒に可溶な
オキシ三塩化バナジウムを0、096Eリモルと、エチ
ルアルミニウムセスキクロライドを0.96Eリモル用
いた以外は実施例5と同様にして共重合を行い、1.7
92の共重合体を得た5Polymer/Vは19であ
った。この共重合体の極限粘度は2.486.172、
プロピレン含有量は17.7重1%、Mw/MN−5,
4であった。
実施例6 実施例5の(Atで得たバナジウム化合物を0、016
ミリモル、エチルアルミニウムセスキクロライドを0.
22ミリモル用い、混合ガス組成をエチレン5註 60モル%、重合温度を80℃にした以外は実施例5の
(Blと同様にして共重合を行った。
重合中、HIPは生成せず、H4Fのみが2、5ip得
られた。Polymer/Vは157であった。この共
重合体の極限粘度はs.4ed1/2、プロピレン含有
量は80.7重社%、MW/MN−2.4であった。
実施例7 三塩化バナジウムを0085モル、メチルアルコールを
0.070モ%n−へブタンを65m用いた以外は実施
例5の囚と同様の合成を行ってVC#ael.5CHa
OH(一般式■(OR)mCRs−m@nROHのmお
よびnが0および1.6)で示されるバナジウム化合物
を得た。また、この化合物のX線粉末スペクトルは実施
例1〜4の(5)で得たバナジウム化合物と同様に、三
塩化バナジウム特有のスペクトルは認められなかった。
このバナジウム化合物を0.019Eリモル、エチルア
ルミニウムセスキクロライドラ0.26ミリモル用いた
以外は実施例6と同様にして共重合を行った。
重合中、HIPは生成せず、H4Fのみが1.67y得
られた。Polymer/Vは8Bであった。この共重
合体の極限粘度はa、9ta#/2、プロピレン含有量
は27.1重態%、Mw/MN−2,7であったっ 実施例8 囚バナジウム化合物の合成 滴下ロートを付けたllフラスコをアルゴンで置換後、
三塩化バナジウム0.841モルとn−へブタン600
dを加え50℃ニ昇温し、滴下ロートからエチルアルコ
ール1.71モルを10分間で滴下した。次いで、オイ
ルバスを120℃に昇温しアルゴン気流中攪拌下で2時
間反応後、上澄液をカラスフィルターで抜出し、260
m/のn−へブタンで8回洗浄し、減圧乾燥を行って、
n−へブタンに不溶の固体粉末状バナジウム化合物を得
た。
このバナジウム化合物の組成を実施例1〜4の(4)と
同様にして分析するとバナジウム原子が19重j1%、
塩素原子が8111jlき、C2H4OHが86重1%
、C2H50Dが8重j1%であった。従って、このバ
ナジウム化合物はV(OCzHs)o、yc#z、ae
2.0czHsOHで示される化合物であった。また、
この化合物のX線粉末スペクトルは実施例1〜4の因で
得たバナジウム化合物と同様に三塩化バナジウム特有の
スペクトルは認められなかった。
(B)エチレン−プロピレンの共重合 上記囚で得られたバナジウム化合物を 0.011jリモル、エチルアルミニウムセスキクロラ
イドを0.186Eリモル用いた以外は実施例6と同様
にして共重合を行った。
重合中、HIPは生成せず、HSPのみが0.87F得
られた。Polymer/Vは79であった。この共重
合体の極限粘度は8.56dll/y、プロピレン含有
量は29.6重j1%、MW/’MN=2.6であった
実施例9〜11 実施例1〜4の囚で得られたバナジウム化合物(A成分
と略す)とエチルアルミニウムセスキクロライドを所定
のモル比(AN/Vと略す)にした以外は実施例6と同
様の共重合を行った。第5表にA成分の添加量、Aβ/
V、重合活性、得られた共重合体の組成等を示した。な
お、共重合体はいずれもH4Fのみであった。
実施例12 実施例1〜4の^で得られたバナジウム化合物を0.0
19ミリモルと、エチルアルミニウムセスキクロライド
の代りにジエチルアルミニウムクロライドを0.28ミ
リモル用い、混合ガスの組成をエチレン65モル5、プ
ロピレン35モル%にした以外は実施例6と同様にして
共重合を行い、1.98Pの共重合体を得たCIPol
ymer/Vは102であった。
この共重合体の極限粘度は8.08dil/p、プロピ
レン含有量は17.0重ffi%、Mw/MN舞3.0
であった。
実施例1B (A+バナジウム化合物の合成 アルゴン置換された200−フラスコ中に三塩化バナジ
ウム0.0B0モルとn−ヘプタン50w1を加え50
℃に昇温し、エチルアルコール080モルを加えて、オ
イルバスを90℃に昇温した。アルゴン気流中攪拌下で
1時間反応後、上澄液をガラスフィルターで抜出し、2
5〆のn−へブタンで8回洗浄し、減圧乾燥を行って、
n−へブタンに不溶の固体粉末状バナジウム化合物を得
た。
このバナジウム化合物の組成を実施例1〜4の囚と同様
にして分析するとバナジウム原子が19重思量、塩素原
子が87重量%、C2H50Hが48重量%、C2H5
00が8重IL%で、Lっだ。従って、このバナジウム
化合物はV(OC2H5)0.2C12,8・2.6C
2H!IOHで示される化合物であった。また、この化
合物のX線粉末スペクトルは実施例1〜4のんで得たバ
ナジウム化合物と同様に、三塩化バナジウム特有のスペ
クトルは認められなかった。
(B)エチレン−ブテン−1の共重合 上記込)で得られたバナジウム化合物を0、051ミリ
モルと、エチルアルミニウムセスキクロライドを0.6
6ミリモル用い、混合カスの組成をエチレン885モル
フ0、ブテン−116,5モル%にした以外は実施例6
と同様にして共重合を行い、2.50Fの共重合体を得
た。Polymer/Vは49であった。
この共重合体の極限粘度は2.49dl/1!、ブテン
−1含有量は14.1重、1%、Mw/MN=2.8で
あったっ 比較例5 実施例18のバナジウム化合物の代りに重合溶媒に可溶
なオキシ三塩化バナジウムをo、o4a=リモルと、エ
チルアルミニウムセスキクロライドを0.40ミリモル
用いた以外は実施例1Bと同様にして共重合を行い、2
゜02yの共重合を得た。Polymer/Vは47で
あった。
この共重合体の極限粘度は6.56dl/f、ブテン用
含有鳳は9.4重態%、輸/峠−6,8であった。
実施例14 アルゴン置換された100yフラスコ中に三塩化バナジ
ウム0.020モルとメチルアルコール020モルを加
え、50’Cで1時間反応させ、暗緑色の液状バナジウ
ム化合物を得た。
この液状バナジウム化合物をバナジウム原子で0.IO
Eリモルと、エチルアルミニウムセスキクロライドを2
.10ミリモル用いた以外は実施例1Bと同様にして共
重合を行い、2、90yの共重合体を得た。Polym
er/Vは29であった。
この共重合体の極限粘度は2.61d(1/y、ブデン
ーl含有鳳は12.8重態%、MW/蝙−2.5であっ
た。
実施例15 1合活性剤としてパークロロクロトン酸のれ一ブチルエ
ステル(C成分と略す)を用いてエチレン−プロピレン
の共重合を実施した即ち、C成分0.196jリモルと
実施例1〜4の(5)で得られたバナジウム化合物0.
095ミリモルとの混合物およびエチルアルミニウムセ
スキクロライドを1.425ミリモル用い混合ガス組成
をエチレン60モル多、プロ11250モル製にした以
外は、実施例1〜4の(B)と同様にして共重合を行っ
た。重合中、HIPは生成せず、H4Fのみが86.5
0f得られた。Polymer/Vは384であった。
この共重合体の極限粘度は2.88dll/y。
プ・ロビレン含有鳳は27,1重態%、MW/MN;2
.9であった。
実施例16 実施例1〜4の囚で得られたバナジウム化合物を用いて
エチレン/プロピレン15−工テリデン−2−ノルボル
ネンの三元共重合を実施した。
即ち、実施例1〜4の(B)において、実施例1〜4の
囚で得られたバナジウム化合物0.171ミリモル、エ
チルアルミニウムセスキクロラン50モル%、プロピレ
ン6ロ ガスをLONlj1分、さらに水素を1Nl1分の流量
で使用した以外は実施例1〜4のfBlと同様にしてエ
チレン/プロピレン15−エチリデン−2−ノルボルネ
ンの三元共重合を行っtこ。重合後、80wfのメタノ
ールを加えて反応を停止させ、大意のメタノール中へ投
入して共重合体を析出させた。この析出物を50−のメ
タノールで数回洗浄したのち減圧乾燥して12.40F
の共重合体を得た。
Polymer/Vは78であった。
この共重合体の極限粘度は1.79dtl/f。
プロピレン含有産は28.7重1凱ヨウ素価は6,5、
MW/MN=2.8であった。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明のバナジウム化合物と市販の三塩化バ
ナジウムのX線粉末スペクトルである。破線が本発明の
実施例1〜4の(4)で得られたバナジウム化合物VC
#a−2.1C2H5OH、実線が市販の三塩化バナジ
ウムのX線粉末スペクトルである。 第1図 手続補正書(自発)6゜ 昭和60年7月18日(1 ス阻(2 特許庁長官宇賀道部殿 1事件の表示 昭和59年特許願第84951号 2発明の名称 エチレン共重合体の製造方法 3補正をする者 事件との関係特許出願人 住所大阪市東区北浜5丁目15番地 説″1″欄カ。 補正の内容 )特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 )明細書第4頁第11行〜第14行。 「本発明者らは三塩化バナジウムとアルコールとを反応
して得られる新規なバナジウム化合物が特にエチレンと
α−オレフィンとの共重合に有用であり、」を。 [また、特公昭89−18946号公報には、触媒の具
体的な合成法は記載されていないが、炭化水素に不溶性
であるエタノールと錯化した三塩化バナジウムとジアル
キルアルミニウムモノクロライドとの炭化水素可溶反応
生成物からなる触媒の存在下に、θ°〜−−50°Cの
重合温度で無定形エチレン−a−オレフィン共重合体を
製造する方法が提案されており。 この触媒を実質的に溶解する重合溶媒として芳香族炭化
水素を用いて実施されている。−″I″芳香族炭化水素
溶媒中″′″I合4行電、;低分子量のエチレン共重合
体が生成する欠点を有し、また、脂肪族炭化水素に較べ
て毒性があり1重合や後処理などの運転操作及び共重合
体への残留防止などの品質面においても注意を払う必要
があるので、芳香族炭化水素溶媒は工業的に使用する重
合溶媒として優れたものとは言えなかった。 本発明者らは、前記触媒よりもさらに高い重合活性を有
し、しかも脂肪族もしくは脂環族炭化水素に実質的に可
溶化し1分子量分布及び組成分布の狭いエチレン共重合
体を製造することのできる触媒を探索した結果、」と補
正する。 (8)同第5頁第9行〜第17行。 「すなわち本発明は三塩化バナジウムとアルコール…・
・e−el・I・…・I響…………慟■…・・−…番・
伽…■−−−−…番1償會畳・争皆・・・・・・・・・
・・・エチレン共重合体の製造方法に関するものである
。」を。 「すなわち本発明は、一般式V(OR)mCIls−m
−nROH(ここでROHはアルコール、mは0≦m(
1,5,nは0.5<n≦8.5で表わされる数)で示
される不活性炭化水素溶媒に不溶の固体粉末状バナジウ
ム化合物と、一般式Y3gAIXI(ココテYハ炭化水
素基、xはハロゲン、lは1<l<2で表わされる数)
で示される有ねアルミニウム化合物からなる触媒系の存
在下に、脂肪族もしくは脂環族からなる重合溶媒中でエ
チレンとα−オl/フィンとを共重合することを特徴と
するエチレン共重合体の製造方法に関するものである。 」と補正する。 (4)同第6頁第14行〜第7頁第2行。 「炭化水素溶媒の不存在下で、三塩化バナジウムとこれ
の1〜20倍モル、・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・なる場合は、重合容器内で反応させ
るのが都合がよい)や、」を削除する。 (5)同第7頁第5行。 「合成法Aと同様に反応を行い、」を、[0℃とアルコ
ールの沸点の間の温度において反応を行い、三塩化バナ
ジウムをアルコールで溶解した後、」と補正する。 (6)同第7頁第11行〜第12行。 「(以後1合成法Bと略す)」を削除する。 (7)同第7頁第15行。 「てから、」を [、三塩化バナジウムをアルコールで溶解した後、」と
補正する。 (8)同第8頁第2行〜第8行。 「(以後1合成法Cと略す)」を削除する。 (9)同第8頁第5行〜第18行。 「が、これらのなかで、合成法Aで得られるタール状・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・―◆舎IH11会1−…Q
■―・−・拳−1畳−ψ−・・−e−・争鳴−・−φ−
e・・―――−−−徴伽−警−喝會l−嘩曝曝1隼隼魯
令番噂唱囃曝雫曝・・・・・・・・・・・・担持させる
こともできる」を削除する。 (10)同第9頁第18行〜第1O頁第1θ行。 「lは0<l<2で表わされる数)・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・′・・・・が特に好ましい。 」を。 [lは1<n<2で表わされる数)で表わされ、ジアル
キルアル史ニウムモハ1ライドとアルキルアルミニウム
ジ)zライドとの混合物、アルキルアルミニウムセスキ
ノ1ライドなどで゛実施できる。なかでも一般式Yls
AIjX1sで示される有機アルミニウム化合物が好ま
しく、エチルアルミニウムセスキクロライドが特に好ま
しい。 該バナジウム化合物と該有機アルミニウム化合物とは9
通常予備混合せずに共重合に供するが9両者を予備混合
した後、上記有機アルミニウム化合物を追加しであるい
は追加せずに共重合を実施できる。」と補正する。 (11)同第10頁第15行〜第20行、[合成法Aで
得られるタール状・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・の場合の上記モノシ比は」を削除する
。 (12)同第1B頁第1行〜第8行。 [重合は重合溶媒の存在下で・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ハロゲン化炭化水素
などが使用できる。」を、「重合は重合溶媒の存在下で
溶液重合もしくはスラリー重合で実施できる。重合溶媒
としては飽和炭化水素9例えば、ヘキサン、ヘプタン、
オクタンのような脂肪族炭化水素、シクロヘキサン。 シクロヘプタンのような脂環族炭化水素から選択するこ
とが好ましい。」と補正する。 (18)同第29頁第18行〜第80頁第4行。 [実施例12 Mw/MN=8.0であった。」を。 [比較例5 実施例1〜4の(A)で得られtこバナジウム化合物を
0.02ミリモルと、エチルアルミニウムセスキクロラ
イドの代りにジエチルアルミニウムクロライドを0.4
ミリモル用い、混合ガスの組成をエチレン65モル%、
プロピレン85モル%にした以外は実施例6と同様にし
て共重合を行い、1.2Fの共重合体を得た。重合中。 ポリマー液は不均質であった。Polymer/Vは6
0であった。 この共重合体の極限粘度は8.01dl/f。 プロピレン含有量は16.9重量%、Mw/MN=8.
7であった。」と補正する。 (14)同第82頁第1行、第88頁第17行、および
第84頁第1行。 「実施例18」を「実施例12」と補正する。 (15)同第88頁第16行。 「比較例5」を「比較例6」と補正する。 (16)同第84頁第7行〜第86頁第1行。 「実施例14 MW/MW=2.5であった。」を削除する。 (17)同第85頁第2行。 「実施例15」を[実施例18Jと補正する。 (18)同第35頁第18行。 「実施例16Jを[実施例14Jと補正する。 以上 (9完) 特零千籟畝0比風 ジウム化合物と。 迎一般式Ys−IAIXI(ここでYは炭化水素基、X
はハロゲン、lは1〈lく2で表わされる数)で示され
る有機アルミニウム化合物とからなる触媒系の存在下に
、脂肪族もしくは脂環族炭化水素からなる重合溶媒中で
エチレンとα−オレフィンとを共重合することを特徴と
するエチレン共重合体の製造方法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)三塩化バナジウムとアルコールとを反応して得ら
    れるバナジウム化合物と、一般式Y3−4AIXz(こ
    こでYは炭化水素基、Xはハロゲンもしくはアルコキシ
    基、lはo:ni2で表わされる数)で示される有機ア
    ルミニウム化合物とからなる触媒系の存在下に、エチレ
    ンとα−オレフィンとを共重合することを特徴とするエ
    チレン共重合体の製造方法。
  2. (2)バナジウム化合物が一般式V(OR)mCl3−
    m@nROH(ここでROHはアルコキシ基、mはO−
    m1.6、nは0.5n−8,5で表わされる数)で示
    される不活性炭化水素溶媒に不溶の固体粉末収録化合物
    である、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
JP8495184A 1984-04-25 1984-04-25 エチレン共重合体の製造方法 Granted JPS60226514A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62153307A (ja) * 1985-12-27 1987-07-08 Sumitomo Chem Co Ltd エチレン共重合体
EP0705687A1 (en) 1994-10-06 1996-04-10 Sumitomo Chemical Company, Limited Multilayer packaging film

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