JPS60225793A - 感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写記録方法

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JPS60225793A
JPS60225793A JP59081688A JP8168884A JPS60225793A JP S60225793 A JPS60225793 A JP S60225793A JP 59081688 A JP59081688 A JP 59081688A JP 8168884 A JP8168884 A JP 8168884A JP S60225793 A JPS60225793 A JP S60225793A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は1色材供給層を有する感熱転写記録媒体と熱溶
融性受像層を有する中間記録シートとを用い普通紙等に
転写記録画像を得る感熱転写記録方法に関し、詳しくは
生保存性に優れた感熱転写記録材料を用い、保存性のよ
い転写記録画像を普通紙に得ることができる感熱転写記
録方法に関する。
[従来の技術] n−!19!抵抗、薄膜抵抗若しくは半導体抵抗等で構
成されたサーマルヘッドやレーザー、キセノンランプ等
の熱源を有する熱記録装置を用いて、感熱転写記録媒体
から記録シート上に色素を転写させ記録画像を形成する
技術については、従来から各種提案されているし、サー
マルプリンターやサープルファクシミリ技術として実施
化されているものもある。
例えば、特開昭54−68253号、同57−1606
91号各公報には、結着剤としての樹脂成分を含む微細
多孔性層に、加熱によって溶融するインク成分を含有さ
せて成る感熱転写記録媒体を用いて、普通紙上に複数回
の転写記録画像を形成する技術が開示されているが、こ
の記録方法では形成される転写記録画像にはムラが目立
ち、いわゆるベタ画像を得るのに適切でなかった。
一方、特開昭59−14994号公報等には融点又は軟
化点が100℃以上、の高分子組成物を染料と共に用い
た感熱転写記録媒体が記載されており、ムラのない転写
記録像を得ることができる、と開示されている。しかし
この記録技術では、昇華性染料を用いているため、感熱
転写記録媒体の生保存性に劣るという欠点がみられるば
かりでなく、熱転写によって得られる転写記録画像の保
存性も悪い。
そこで本出願人は昭和59年4月20提出の特許願に示
す技術を先に提案した。該先提案技術は、感熱転写記録
媒体の色材供給層と記録シートの熱溶融性受像層とを向
かい合わせに重ね、記録すべき画像情報に応じて熱エネ
ルギーを与えることによって前記受像層に含有される熱
溶融性物質を溶融させ、前記色材供給層に含む非昇華性
着色剤を上記受像層の溶融性物質中に溶解又は分散させ
て、該記録シートに転写記録画像を形成する感熱転写記
録方法であり、生保存性に優れた感熱転写記録材料を用
いることができ、かつ、熱転写によって得られる転写記
録画像の保存性も良好な感熱転写記録方法である。しか
しながら、該先提案技術は、記録シートとして普通紙を
用いることが不可能であるという不都合がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記に鑑み成されたもので、生保存性に優れた
感熱転写記録材料を用いることができると共に、熱転写
によって得られる転写記録画像の保存性も良好であり、
かつ普通紙上に転写記録画像を得ることができるように
することを技術的課題とする。
[問題を解決するための手段] 」−記技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、感
熱転写記録媒体の色材供給層と中間記録シートの熱溶融
性受像層とを向かい合わせに重ね、記録すべき画像情報
に応じて熱エネルギーをり“、えることによって前記受
像層に含有される熱溶融性物質を溶融させ、前記色材供
給層に含む非昇華性着色剤を上記受像層の熱溶融性物質
中に移動させて、該中間記録シートに転写中間記録画像
を得、該中間記録画像を最終記録シートに熱転写するこ
とを特徴とする。
本発明において、記録すべき画像情報に応じて熱エネル
ギーを与える手段は、サーマルヘッドないしサーブルペ
ン等の熱源を有する熱記録装置を用いて、中間記録シー
トの支持体側から熱エネルギーを与えてもよいし、また
は感熱転写記録媒体の支持体側から熱エネルギーを与え
てもよいし。
中間記録シートの支持体側および感熱転写記録媒体の支
持体側の両方から熱エネルギーを与えてもよい。
また、中間記録シートに得られた中間の転写記録画像を
普通紙の如き最終記録シートに熱転写する手段は、熱ロ
ールや電気アイロン等の熱源を用いて、中間記録シート
の支持体側から熱エネルギーを与えてもよいし、または
普通紙の如き最終記録シート側から熱エネルギーを与え
てもよいし、中間記録シートの支持体側および普通紙の
如き最終記録シート側の両方から熱エネルギーを与えて
もよい。
以下、本発明について更に詳述するが、先ず、本発明に
用いられる感熱転写記録媒体を説明する。
本発明に用いられる感熱転写記録媒体は、支持体−にに
少なくとも1層の色材供給層を有している。該色材供給
層は、非昇華性着色剤及び熱可塑性高分子物質を主に含
有する。
〔着色剤〕
非昇華性着色剤としては、加熱記録に際し、受像層の熱
溶融性物質中に移動(溶解又は分散)することが可能で
あって、色を“有する非昇華性物質である。可視光での
波長(400nm〜800nm)で光吸収する物質、又
は可視光域に吸収を有する物質を形成する物質のいずれ
であってもよい。一般に色素と総、称されているもので
感熱転写記録媒体に適する、染料と称される合成色素や
、動物色素若しとは植物色素と称される天然色素等々の
うち非昇華性のものが用いられる。
本発明に用いられる非昇華性着色剤は、媒染染料等に用
いられる昇華性(溶融ないし溶解を伴って気化するもの
を含む)色素を除外した色素である。
本発明に用いられる着色剤の昇華性の有無は、下記の如
き簡単なテストで調べることができる。
スペーサーを着色剤と受像層との間に介在させること、
すなわち着色剤と受像層が直接接触しない様に、間に空
気層を設ける。このスペーサーは例えば、ティッシュペ
ーパーの如き薄く、多孔質な材料であってもよい。この
ときの受像層としては、水溶性ポリマー、油溶性ポリマ
ー、紙、ガラス、ろう状物質、その他、着色剤が吸着あ
るいは溶解できる固体物の中から選ばれる。そして、着
色剤に加熱板(例えば100°C)を当てて熱エネルギ
ーをグーえる。そこで、着色剤が非昇華性の場合、−H
記テストで受像層の性質によらず、まったく、あるいは
、はとんと受像層に転写しない。これに対し昇華性の場
合は転写する。
本発明に好ましい非昇華性着色剤は、直接染$’l 、
酸性染料、塩基性染料、分散染料、油溶性金hf5錯塩
染料等々のうち非昇華性のものが挙げられ、又これらの
染料はパラスト化されていてもよい。
本発明の非昇華性着色剤として好ましく用いられる塩基
性染料は、例えば、クリスタルパイオレ・ント(C,1
,42555) 、マラカイトグリーン(c、r。
42000)、メチルバイオレット(C,1,’425
35) 、ビクトリアブルー(G、1.44045) 
、マジエンタ((1:、I。
42510)等のトリフェニルメタン系染料類、オーラ
ミン(C,1,655)等のジフェニルメタン系染料、
アストラフロキシンFF(C,■、413070) 、
アイゼンカチロンイエロー30LH(保土谷化学工業社
製品、G、1゜413055)、アイゼン力チロンレ・
ンド6BH(C,t、4802θ)アストラゾンゴール
デンイエロー6L(バイエル社製品、C,1,4805
4)、等のメチン系及びアザメチン系染料、ローダミン
B (C:、1.45170) 、ローダミン6G(G
、1.4511110)等のキサンチン系染料類、アス
トラジンブルーGL(C,1,11052) 、アスト
ラゾンレツドF3BL (C,1,11055)等のチ
アゾールアゾ系及びトリアゾールアゾ系染料、アイゼン
力チロンブル−5GH(C,1,11085) 、メチ
レンブルー(c、1.52015)等のキノンイミン系
染料、アイゼン力チロンレ・ンドGTL)+(r:、1
.11085) 、セブロンイエロー3RL(デュポン
社製品、C,1,11087)、アストラゾンブルーF
GL (G、1.61512)等の構造末端にオニウム
基をもつ絶縁型アゾ染料及びアントラキノン系染料が挙
げられる。
油溶性金属錯塩染料は1例えば、対称l:2型アゾ系金
属錯塩染料、非対称の1:2型アゾ系金属錯塩染料、l
;1型アゾ系金属錯塩染料、アゾメチン系金属錯塩染料
、ホルマザン系金属錯塩染料、金属フタロシアニン系染
料およびこれらの染料の有機塩基塩を挙げることができ
る。具体的には、アイゼンスピロンイエロー3RH(保
土谷化学社製品、C,1,ソルベントイエロー25) 
、 fホンファストイエローR(BASF社製品、G、
 1.18890)、アイゼンスビロンオレンジ2RH
(C,1,ソルベントオレンジ40) 。
ザボンファストスカーレットB(G、1.12783)
 、アイゼンスピロンレッドGEH((:、1.ソルベ
ントレッド84)、ザポンファストレッドBE(c、1
.t27t5) 、 −:iボンファストバイオレット
BE(C,1,121θ6)、シアニンブルーBB(住
友化学社製品、C,1,?41130)、/くリファス
トブラック韓3804(オリエント化学社製量、 C,
1,12185)、アイセンスピロンイエロー3RHス
ペシヤル(C,1,ソルベントイエロー25:l) 、
アイゼンノビロンオレンジ2RHスペシヤル((:、1
.ソルベントオレンジ40:l) 、アイゼンスピロン
ブル−28N)l(Ill;、I 、ソルベントブルー
117)、ザポンファストブルー)1i(C,1,?4
35(1)、アイゼンスピロンブラックB)lスペシャ
ル(f;、l、ソルベントブルーク22 : l)等を
挙げることができる。
酸性染料は、例えば、C,1,アシッドイエロー19、
C,1,アシンドレッド37、C,T、アシ・ンドブル
−132、0,1,アシッドオレンジ10.C,1,ア
シ・ンド′プル・−83、C1,アシンドブラック01
等が挙げられる。
直接染料は、C,T、ダイレクトイエロー44、c、r
ダイレクトイエロー 142. C,1,ダイレクトイ
エロー12、C,l、ダイレクトブルー15、C,1,
ダイレクトブルー25、C,1,ダイレクトブルー24
9、C,1,ダイレクトレッド81. G、1.ダイレ
クトレ・ンド8、C1,ダイレフI・レッド31.C,
1,ダイレクトブラ・ンク 154、(’、、■、ダイ
レクトブラック17等が挙げられる。
分散染料は、C土ディスボーズイエロー5、C1■、デ
ィスボーズイエロー51. C,1,ディスボーズイエ
ロー64、C:、1.ディスボーズレッド43. C,
1,ディスボーズレッド54、C,1,ディスボーズレ
ッド135、C0l、ディスボーズブルー56、C,1
,ディスボーズブル−フ3、C:、T、ディスボーズ8
1等が挙げられる。
本発明に用いられるバラスト化色素とは、アソ゛色素、
アゾメチン色素、アントラキノン色素、ナフトキノン色
素、ステリン色素、キ/フタロ色素、フタロシアニン色
素等の色素(常温で固体又は半固体であって加熱によっ
て移行性になるもので非昇華ないし非気化性のものがよ
い。)母核に、少なくとも1つのバラスト基を有する色
素であり融点300℃以下のものが好ましく、 250
℃以下のものが特に好ましい。
本発明のバラスト基は熱溶融性物質に溶解性の高い基で
アルキル基、シクロアルキル基、アラルキル基、アルコ
キシ基、アルキルスルホニルアミノ基、アルキルスルホ
ニル基、ヒドロキシルアルキル基、シアノアルキル基、
アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキシアルキル
基、アルキルチオ基等の炭素数6以上のアルキル基又は
アルキレン基を有する基である。特に分子中に炭素数6
以上のアルキル基を少なくとも1個有するバラスト基が
好ましい。
本明細書の最後に、本発明に用いられるパラスト化色素
の構造例を挙げるが、本発明はこれらに限定されない。
色材供給層に含有される熱可塑性高分子物質としては例
えば、カゼイン、ゼラチン(誘導体ゼラチンを含む)、
ポリビニルアルコール、ポリビニ2レブチラール、メチ
ルセルロース、アラビアゴム、ポリエチレンテレフタレ
ートの如きポリニス子ル、ポリビニルホルマール、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリビ
ニルクロライド、エチルセルロース、アセチルセルロー
ス、ナイロン、ポリエチレン、フェノール樹脂、ポリア
クリロニトリル、ポリサルホン等、熱的に安定なものが
好ましい。これらは単用、併用いずれでもよい。
本発明において受像層には溶融時に着色剤を溶解又は分
散することが可能な熱溶融性物質(低融点物質)が含有
される。該熱溶融性物質とは45℃から 150°Cま
での範囲に融点(柳本MPJ−2型による測定値。)を
持つ物質をいうが、この温度範囲内にJIS K253
1(195El)で規定されている軟化点を持つ物質も
含まれる。具体的には、カルナバワックス、木ロウ、オ
ウリキュリーロウ、ニスパルロウ等の植物ロウ、蜜ロウ
、昆虫ロウ、セラックロウ、鯨ロウ等の動物ロウ、パラ
フィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、エス
テルワックス、酸化ワックス等の石油ロウ、モンタンロ
ウ、オシケライト、セレシン等の鉱物ロウ等のワックス
類の他に、パルミチン酸、ステアリジ酸、マルガリン酸
等の高級脂肪酸、エイコサノール等の高級アルコール、
パルミチン酸セチル、パルミチン酸ミリシル等の高級脂
肪酸エステル、オレイルアミド、ステアリルアミドが挙
げられる。特に好ましいものとしてはオレイルアミド、
カルナバワックス、エステルワックスが挙げられ、これ
らの低融点化合物は単独もしくは2種類以上混合して用
いてもよい。
本発明の色材後装層に用いられる熱溶融性物質は、特に
硬質ワックスと軟質ワックスとの併用(各1種又は2種
以上)が好ましい。硬質ワックス〔25℃(100g)
における針入度(JIS K 2530による。)が8
未満のワックス類〕の例としては、iエステルワックス
(カルナパワックス、モンタンワ〉・クス等の天然エス
テル系ワックスやヘキスト ネ土製 Hoechst 
Wax E、F 、KP、KPS、BJ、OP、OM、
X22゜IJおよびθ等の合成エステルワックス等)、
・■酸化ワックス(パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス等のワックスを酸化して得られるワッ
クス、日木精蝋社製のNFS−9210,NPS−81
15、東洋ペトロライト社製PETR0NABA@C,
CARDIS 314等)、・1)低分子量ポリスチレ
ンワ・ンクス(特に分子fFc3oo〜1000のもの
で、東洋ペトロライト社製POLYWAX 500オヨ
び655等)、■酸ワックス(ヘキスト社製Hoech
st Wax SおよびLP等)等を挙げることができ
る。また、軟質ワックス〔25°C(IQQg)におけ
る針入度(JIS K 2530による。)が8以上の
ワックス類〕の例としては、マイクロクリスタリンワッ
クス(8石マイクロワックス 155.180 (日本
石油社製)、旧−MIG−1080,II−WIG−2
065j旧−に[−2095、旧−MIC−1070,
旧−にICニー1045.Hl−阿IC−2045(日
木精蝋社製) 、5TARWAX 100.BE 5Q
UARE175.185. VIGTORY、ULTR
AFLEX(東洋ぺ)CIフイ)社製)等)、ステアリ
ン酸、ベヘン酸、ステアリルアルコール、白ロウ、蜜ロ
ウ、ステアリンM ドデシル、ステアロン、ソルビタン
モノステアレート、ポリオキシエチレンモノステアレー
ト、或いはダイヤカルナ30やダイヤカルナPA30L
 (三菱化成社製)等を挙げることができる。なお、こ
のような硬質ワックスと軟質ワ・ンクスとを組合わせ使
用する場合、その使用重量比は、 1:9〜9:1(よ
り好ましくは2:8〜8:2)でよい。
本発明の感熱転写記録媒体を加熱し転写記録する際の加
熱温度は、加熱する時間との関係や熱溶融性受像層に用
いられる物質の融点等を考慮して決定することができる
が、室温(25℃)以とであることが好ましく、更に好
ましくは約45℃以上が有利である。
本発明の記録媒体及び中間記録シートの支持体は、少な
くともその一方が下記に示す薄1.X方の支持体からな
る。一方のみが薄い支持体からなる場合、他方は下記に
示す薄くない方の支持体からなっていてもよい。
[薄い方の支持体] 本発明の感熱転写記録媒体及び/又は中間記録シートの
支持体としては、耐熱強度を有し、寸法安定性および表
面平滑性の高い支持体が望ましい。耐熱強度としては、
サーマルヘッド等の熱源の加熱温度により軟質化、可塑
化しない支持体としての強靭さを保持する強度と寸法安
定性を必要とし、表面平滑性としては、支持体上の色材
供給層に含まれる非昇華性着色剤が良好な転写率を示す
に充分な平滑度が望まれる。平滑度は、ベック試験機に
よる平滑度試験(JIS P 8119)で1oose
c以上のものがよく、300sec以上であると、より
良好な転写率で再現性のある画像が得られる。材質とし
ては、例えば、普通紙、合成紙、ラミネート紙、コンデ
ンサー紙、コート紙等の紙類、あるいはポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロ
ピレン、ポリエステル、ポリイミド等の樹脂フィルム類
および紙−樹脂フィルム複合体、アルミ箔等の金属シー
ト等がいずれも好適に使用される。支持体の厚さは良好
な熱伝導性をうる上で201Lm以下、特に2〜lO#
L11であるのが好ましい。
[薄くない方の支持体] 本発明の感熱転写記録媒体及び/又は中間記録シートの
支持体としては、耐熱強度を有し、平滑性の高い支持体
が望ましい。耐熱強度及び平滑性については、前記薄い
方の支持体で述べたのと同様のことがいえ、その材質に
ついての具体例も同様である。なお、該材質についての
他の具体例としては陶器、磁器、ガラス器や布等の繊維
類も挙げられる。該支持体上に設けられる熱溶融性受像
層は、支持体中に一部分浸込んでいてもよいし。
加熱記録の際に一部分が浸込んでもよい。
[再転写の方法] 画像情報に応じて、熱エネルギーを与え非昇華性着色剤
を色材供給層から熱溶融性受像層へ移動せしめた後、転
写中間記録画像を有する該受像層と最終記録シートとを
重ね合わせて再び熱エネルギーを与えることにより、最
終記録シート(普通紙あるいはガラス、金属、樹脂、ゴ
ム、ポリマー表面等々)に転写する。再転写は、アイロ
ン、熱ロール、サーマルヘッド等1画像情報とは無関係
に、あるいは再転写を要する部分に熱エネルギーを与え
ることで可能であり、この転写原理については、通常の
熱転写シートの転写技術を参考にすることができる。
[発明の効果] 本発明は上記構成及び作用を有するので、前記した本発
明の技術的課題を解決することができ、いわゆるベタ画
像等が高濃度かつムラなく得られ、しかも文字画像が見
易く得られるし、更に、高感度であるため、サーマルペ
ン等による熱エネルギー量を省力化でき、又は短時間で
の加熱記録が可能となる。特に本発明によれば、非昇華
性着色剤の使用によって、用いられる感熱転写記録媒体
の生保存性が良好であるし、かつ熱転写によって得られ
る記録画像の保存性も優れている。しかも普通紙上に記
録画像(印字)を得ることができ、かつ受像層から普通
紙上に2以上の複数回の熱転写記録が可能である。
[実施例] 以下、本発明の好ましい実施例を示すが、本発明はこれ
によって限定されるものではない。
実施例1 5.81Lmのポリエチレンテレフタレートフィルム支
持体−Fに、下記第1表に示す着色剤及び熱可塑性高分
子物質を含む液を乾燥膜厚1.OpLmになるようにワ
イヤーパーを用いて塗布して色材供給層を設けた。別の
、’ 5.81Lmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルム支持体上に、第1表に示す熱溶融性物質で構成され
る乾燥膜厚4.0pmの受像層を設けた。
こうして感熱転写記録媒体の各試料を製造した直後、次
の感熱転写記録試験をdった。即ち、準備した受像層及
び色材供給層を向かい合わせに重ね、受像層シートの支
持体側からサーマルプリンター(発熱素子密度8dot
/■■の薄膜型ラインサーマルヘッドを搭載した試作機
。)を用いて、続けて2回加熱転写記録試験を行った。
記録条件は下記の通りである。
記録条件 印加重力(w/dat) 0.5 印加パルス周期(us) 800 印加パルスDuty(%) 50 ライン周期(ms) 25 給紙速度(+w鵬/S)7.7 プラテン押付圧(Kg) 5 記録後、光学透過濃度を測定した。なお、第1表に色材
供給層及び受像層の組成を示し、結果を、第2表及び第
3表に示す。
第1表 、H1〜3の全てについて0.8とした。
着色剤A 非昇華性塩基性染料 着色剤B アイゼンスピロンオレンジ2RH 非昇華性油溶性金属錯塩染料 着色剤C 又、色材供給層を上にして各試料を複数枚重ね合わせ、
かつ荷重(3g/cm″)を乗せ、30℃で1ケ月間放
置後に上記と同様にして転写記録した。その結果を第2
表に併記する。
第2表 本透過濃度(2,OmJ/datにおける)」二記1回
回転写の受像層を普通紙(ベック平滑度100秒)と重
ねアイロンで転写(150℃、2秒)し、光学反射濃度
を測定した。その結果が第3表である。
第3表 本再転等反射濃度 実施例2 実施例1と同様に感熱転写記録試験を行った。
なお、第4表に色材供給層及び受像層の組成を示し、結
果を第5表及び第6表に示す。
第4表 本然可塑性高分子物質/着色剤(重量比)は試料4〜7
の全てについて0.8とした。
着色剤D C,1,ソルベントブルー11? 非昇華性油溶性金属錯塩染料 着色剤E c、 r、ソルベントイエロー25:l非昇華性油溶性
金属錯塩染料 着色剤F 着色剤G 昇華性分散染料 第5表 本透過濃度(2,OmJ/datにおける)第6表 なお、本実施例において、加熱方向を色材供給層の支持
体側から行ったことのみ異ならせたが、本発明試料につ
いては本実施例と略々同様の好結果が得られた。
上記各実施例から明らかなように、本発明によれば、生
保存性に優れ、かつ2回目印字の場合も濃度低下が少な
く、普通紙−ヒに非昇華性染料による転写像を得ること
ができることが判る。
[バラスト化色舎の停り (1) OH3 (3) C,8H35−OH−C!H2 1 OH3NHOOH @) 八 C2H5CH2CH2NH302CH3特許出願人 小
西六写真工業株式会社 代理人 弁理士坂口信昭 (ほか1名) T−続補正書彷式) 昭和58年8月28日 特許庁長官 志賀 学 殿 1 事件の表示 昭和59年特許願第81688号 2 発明の名称 感熱転写記録方法 3 補正をする者 事件との関係 出願人 名 称 (127)小西六写真工業株式会社4代理人 
〒105 6 補正により増加する発明の数 7 補正の対象 明細書(発明の詳細な説明の欄) 8 補正の内容 (1)明細書中、第27頁〜第29頁を別紙の通り補正
する。
(バラスト化色素の例〕 NHOOO1,I−1゜ 0H3N)I OOH

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (l感熱転写記録媒体の色材供給層と中間記録シートの
    熱溶融性受像層とを向かい合わせに重ね、記録すべき画
    像情報に応じて熱エネルギーを榮えることによって前記
    受像層に含有される熱溶融性物質を溶融させ、前記色材
    供給層に含む非昇華性着色剤を上記受像層の熱溶融性物
    質中に移動させて、該中間記録シートに転写中間記録画
    像をイーリ、該中間記録画像を最終記録シートに熱転写
    する感熱転写記録方法。 (2)中間記録シートの支持体側から、記録すべき画像
    情報に応じて熱エネルギーを与えることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の感熱転写記録方法。 (3)感熱転写記録媒体の支持体側から、記録すべき画
    像情報に応じて熱エネルギーを与えることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の感熱転写記録方法。 (4)最終記録シートが普通紙であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の感熱転
    写記録方法。
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