JPS60212353A - 印刷機における調整部材の予調整のためのデータ転送システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少くとも１つの電子計算機システム少くとも
１つの内部記憶器、およびデータ／情報を書き込むため
の記憶媒体として、外部・可搬のデータファイルを収容
する１つのデータ書き込み／読出し装置を有し、そして
書込まれたデータを基に調整部材を調整し、その位置の
値をフィードバックするための自動制御フィードバック
装置を有する、印刷機における調整部材の予調整のため
のデータ転送システムに関する〇 〔従来の技術〕 印刷機の種々の機能上の多くの□調整部材の調整データ
を記憶し、これにより、繰返しジョブにおいて、しかる
べき予調整によって、印刷プロセスおよび特には印刷成
績をより早く最適化し、もって損紙の発生を減らすこと
を可能とする印刷機におけるデータ転送システムが公知
である。

ジョブに関係したデータの書込みのためにせん孔テープ
やディスケットも用いられるが、著名な印刷機メーカー
では特に磁気テープと共にカセットテツキがデータの記
憶に用いられている。この方式はＭＡＮ　Ｒｏ　ｌ　ａ
　ｎ　ｄ　社（６０５００ｆｆｅｎｂａｃｈ　）の”　
ＲＣＩ　”の名で知られるようになったインキ調整装置
において、マタ、Ｍｉｌｌｅｒ　−Ｊｏｈａｎｎｉｇｂ
ｅｒｇ　社（６２００Ｗｉｅｓｂａｄｅｎ　）の”　Ｕ
ｎｉｍａｔｉｃ　Ｃ３”の名で、知られるようになった
インキ遠隔制御システムにおいて、そしてまた、ＶＦｉ
Ｂ　Ｐｏｌｙｇｒａｐｈ　（７０５０Ｌｅｉｐｚｉｇ　
、東独）の”　Ｖａｒｉｃｏｎｔｒｏｌビ′の名で知ら
れるようになったインキ遠隔制御システムにおいても用
いられている。これらにおいては、繰返しジョブのため
に、インキ装置のすべてのデータ、例えばすべての印刷
装置でのインキナイフおよびインキ出しローラの調整値
を機械内部の記憶器に中間記憶させ、そこから呼出して
磁気テープに書込みしている０１つのジョブの印刷を行
っている間においてでも、これらのデータは印刷機に入
力でき、そのジョブの印刷が終った直後、しかるべき制
御命令によって、これらデータを基に、その印刷機のす
べての印刷装置におけるインキゾーンおよびインキ出し
ローラを繰返しジョブのために自動的に調整することが
できる。

前記のすべてのシステムにおいては、印刷ジョブ１件ご
とに１つの磁気テープカセットの書込みが行われ、これ
が実にコストのかかる方法で行われ、また特に多数の印
刷機を備えて種々の印刷ジョブを行う大きな印刷工場で
は、時の経過と共に磁気テープカセットの数が途方もな
いものとなるという共通の欠点がある。磁気テープカセ
ットは迅速にアクセスできるように保存されなければな
らず、そのため、所要面積が大きくなるほか、付加的な
コストがかかつてくる。さらになお、−予調整されるべ
き印刷機はジョブデータの書込みが行われた印刷機と同
一のものでなければならない、つまり、１つのジョブの
データを、型式、フォーマットおよび／または構造の異
る他の印＠Ｉｊ機に転送することはできない。

これに対して、Ｈｅｉｄｅｒｂｅｒｇ　社（６９００Ｈ
ｅｉｄｅｒｂｅｒｇ　Ｋｕｒｆｕ１７ｓｔｅｎ　Ａｎｌ
ａｇｅ　５２−６０　）の”ＣＰＣＩ”の名で知られる
ようになった電子式監視／制御技術においては、使われ
た磁気テープカセット上のジョブデータを繰返しジョブ
における予調整に用いるについては他の印刷機にもそれ
を転送できる、つまり、最初のジョブの印刷機は繰返し
ジョブの一刷機と同一でなくてもよい、という利点を既
に有してはいる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような技術の現状から出発して本発明が目的とす
るのは、記憶媒体の既存の記憶容量を利用して、機械と
は完全に無関係に、インキ装置のデータの各種の印刷機
からの書込みもそれらへの読込みも可能とし、迅速でデ
ータ保護も考慮された呼出しによって大いに使い勝手を
よくした印刷機のためのデータ転送システムを提供する
こＸにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的は本発明によれば、外部のデータファイルが
、種類・型式を異にする種々の印刷機における多数の印
刷ジョブのデータおよび情報の規格化された書込み／読
出しを行なうための多数ジョブ記憶器となって１Ｊする
こと、そして電子計算機システムにより制御ロジックを
介して制御可能で、多数ジョブ記憶器に出入りするデー
タの対応相手と流れ方向を設定するデータ分配器が設け
られており、データ分配器の支配の下でシステム構成要
素の１つづつあるいはそれ以上の間における全面的で方
向が自由なデータの転送が可能なようになっていること
により解決される。

このシステム構成によれば、種々の印刷ジョブ、種々の
印刷機のジョブ特定のデータの可能な最も迅速な記憶、
゛そしてまた、その記録への最短時間での確実なアクセ
スが保証され、もともと手元にあって利用されていなか
った磁気テープの部分を利用することにより、付加的な
記憶上のコストは何ら生ぜず、そのコストは１つの部分
に過ぎなくなる。さらに、このシステムが型式や構造の
異る印刷機に使われうろこと、および、空記録、１件ジ
ョブ、−そしてまた多数ジョブのカセットでのデータ処
理が可能であることが有利である。

本発明の１つの有利な実施態様においては、データ分配
器が電子計算機システムの構成要素となっており、これ
により、付加的設備のコストは熾小で、とるに足らぬも
のとなる。

このデー°夕転送システムを既に電子的監視／調節セン
ターを備えている印刷機に用いるとするならば、本発明
の基本思想を発展させた形として１、データ分配器が既
存装置への付加装置となっていて、電算システムとデー
タ書込み／読出し装置の間に接続部をもって接続されて
いるようにすることが推奨される。

この場合、データ分配器に固有のデータ入力装置および
表示器が備えられているのが有利であることが知られた
〇 本発明の１つの、特に将来を見透した発展態様において
は１、データ入力装置が自動バーコードリーダーとして
構成され必要な情報を含むコードが印刷原稿に直接につ
けられている。これにより、人手によるジョブ識別の入
力が自動化され、時間の節約となり、入力に際しての間
違いがなくなる〇このデータ転送システムの特に合目的
的な実施態様においては、データ分配器が電子計算機シ
ステムにより制御電子回路の影響を通じて動かされる電
子的分岐器を備えており、これは、正常位置においては
、多数ジョブ記憶器と制御・フィードバック装置の間の
相方向のデータ転送がなされるべくデータ書込み／読出
し装置を電子計算機システムに電子的に接続し、必要な
場合の第１の接続位置においては、データ入力装置から
電算システムへ、また、それから表示器へのデータ転送
経路を確立し、必要な場合の第２の接続位置においては
、データ入力装置と表示器を、データ転送のためデータ
書込み／読出し装置に接続するようになっている。

ジョブのデータの保護のため、多数ジョブ記憶器のデー
タ／情報を複製するための複製装置が設けられ、これに
より、多数ジョブ記録器にもともとあるジョブ記録が使
い古され、磨滅に委せられるほか、追加的な保存用記録
が、印刷機の運転者によって、最短時間で簡単に、また
さほどコストを要せずに、他の目的に向けられることな
しに作られる。

特許請求の範囲第９項に特徴として示すように、多数ジ
ョブ記憶器としては規格化された磁気テープカセットが
用いられ、データ書込み／読出し装置および複製装置は
カセットデツキとなっており、データおよび情報はディ
ジタルで記憶されること、になっている。この方式では
、既存の制御／監視センターにあるカセットデツキがさ
らに利用でき、コストが可能な最小限に止められるとい
う利点がある。これにはデータがディジタルで記憶され
ることも与っている。何となれば、それによって最大量
の情゛報を最小の記憶場所に入れうるからである。

自動化の目的に同様に寄与する本発明の基本思想の工夫
に富んだ発展態様にお“、）−は、データ分配器が、磁
気テープカセット装着の際に、電子計算機システムによ
って自動的に作動状態となる。

この方式によれば、命令には無関係に正しい分岐設定が
確実になされる一方、電子計算機システムは、入力され
ているコードによって、装着された磁気テープカセット
が空記録カセットなのか、１ジヨブカセツトなのか、あ
るいは多数ジョブカセットなのかをひとりでに識別する
。

ジョブデータの中間的記憶の目的のために、データ分配
器が１つの固有の記憶器を伴って構成されていることが
有利である。

記憶されているデータへの狙いを定めた迅速なアクセス
を確実にし、記憶されている多くの印刷ジョブの中での
特定のものを狙いを定めて見出すことができるよう、多
数ジョブ記憶器の記憶場所が、ファイル見出し領域、ジ
ョブデータ領域およびジョブ調整値領域に、そのように
決まった割当てをもって分割されている。

このデータ転送システムは、特にインキおよび／または
湿し水の供給、および／または見当についての調整部材
の予調整のために用いられるのが有利である。

その他の特徴および本発明の実質的な個々の事柄とそれ
によりもたらされる利点については特許請求の範囲第８
．１０’、１４項、および以下の図面を用いての実施例
の説明の中で示されている。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して記第１図Ｃトよ
れば、データ転送システムの中心部分は制御ロジック２
が付属したデータ分配器１で構成されている。データ分
配器１と制御ロジック２はそれぞれインタフェースバス
３と４を通して、マイクロコンピュータシステムの形を
なしている１つの電子計算機システム７の接続部となっ
ているインタフェース５，６に接続されている。この電
子計算機システム７への結合はデータバス３４によって
行なわれる。制御ロジック２が付属したデータ分配器１
とマイクロコンピュータシステム７の間の接続はまた、
付属の制御線を伴った直列あるいは並列の接続部でなさ
れつる。

データ分配器ｌはまた、データバス８を通して、コピー
装置３０と結ばれているデータ書込み／読出し装置９と
結ばれている。テーク書込み／読出し装置９およびコピ
ー装置３０は本実施例においては、持ち運びできる記憶
媒体を収容するためのカセットデツキとして形成されて
いる。持ち運びできる記憶媒体としては、多数の印刷ジ
ョブの正規化されたデータや調整値を受入れる多数ジョ
ブ記憶器として働き、これらデータおよび情報は、構造
、例えばフォーマットを異にする種々の印刷機からも入
れられる。自明のこととして、記憶媒体として例えば磁
気カードを伴った磁気カード記憶器といった他種の記憶
媒体も用いられうる。

データ分配器１には補助用としてそれ固有のワーク用記
憶器３３が付属していてよい。この場合、ワーク用記憶
器３３は、望ましくはインタフェースバス３と４の間に
介在する形で接続されている０データおよび命令の入力
は、データ分配器１に結合されたデータ入力装置１１に
よって行われるが、データ入力装置１１は、選択的に自
由にプログラミングもできるキーボードの形をなしてい
る。データ入力装置１としては、キーボードの代りにバ
ーコードリーダー３１が設けられてもよい。この場合、
必要な情報を示したコードが直接に印刷原稿についてい
るべきである。例えば１つの線状コードが、刷版を調製
する際にそれにコピーされるようにバーコードをつける
こともできる。

データ分配器１に固有の表示器１２によって、例えばジ
ョブの日付、ジョブ丈ンバーなどのジョブ識別データの
表示が可能である。キーボード１１および表示器１２は
、有利な方法としてアルファ、ニューメリックになって
いる。アルファニューメリンクの代りにグラフィックの
形をとった表示器１２も考えられる。結合データバス１
３と１４は、キーボード１１および表示器１２と、電子
計算機システム７およびカセットデツキ９の間の双方向
のデータ転送を可能にしている。制御ロジック２の機能
の直接的、監視つまりデータ分配器１の接続状態の間接
的監視のために、制御ロジック２に接続された光学的あ
るいは音響式の監視装置が設けられている。第１図では
簡単にするため監視用ランプでこれを示している。ハー
ドコピー印刷機３２により、調整値データを調整値ハー
ドコピーの形に可視的に書込みすることができる。

マイクロコンピュータシステム７の中核部分は、略して
ＣＰＵ　と言われる１つのマイクロプロセッサ１６であ
って、これに１つのワーク用記憶器１８がデータバス１
７を通して付属している。さらに、バッファー固定値記
憶器の形態をした１つの実際値／目標値記憶器１９がデ
ータバス２０を通じてＣＰＬＩ　１６と接続されている
。システムバス２１は、マイクロコンピュータシステム
７から、印刷機の全部の印刷装置のインキゾーン調整部
材３５およびインキ出しローラ３６の自動制御・フィー
ドバック装置２２〜２５へと伸びている０第２図で示す
ように、データ分配器１は電子的分岐器２６を伴って形
成されており、この分岐器２６は、正常の位置２７のほ
か、第１および第２の接続位置２８および２９に入れら
れつる。

制御ロジック２で決められる分岐器の位置に応じて次の
ようなデータ転送経路が作られる０１、　正常位置２７
： マイクロコンピュータシステム７ ・・・・・・・・・データ書込み／読出し装置９２、　
第１の接続位置２８： 表示器１２ ３、第２の接続位置２９： 表示器１２ 上述した本発明によるデータ転送システムの作動および
機能について以下になお詳しく述べる。

電子的分岐器２６は、その正常位置２７において、マイ
クロコンピュータシステム７をカセットデツキ９に装着
された磁気テープカセット’ｌ　Ｏに接続する。

インタフェース５を通じてマイクロコンピュータシステ
ム７は制御ロジック２に影響を与え、一方で制御ロジッ
ク２は、マイクロコンピュータ７の自動制御命令によっ
てデータ分配器ｌをその正常位置２７から接続位置２８
あるいは２９に切替える。データ転送システムの中での
何らかの変化、例えはデータ分配器１における電子的分
岐器２６の切替わり、磁気テープカセットｌＯの取外し
あるいは装着が起った場合、それは制御ロジック２で監
視され、インタフェース５で受取り／応答される。それ
により、データ転送システムの中の欠陥、運転者による
取扱いミスあるいはキーボード１１のマイクロコンピュ
ータシステム７への未接続によるデータ入力装置１１の
不作動が、監視ランプ１５があることにより本番のデー
タ転送が行われるより前に未然に明らかとなる〇 一般にはデータ転送システムによって次の磁気テープカ
セット１０でのデータ処理が行われうるＯｌ、書込みさ
れていない空の磁気テープカセット、あるいは ２．１ジヨブカセツト、あるいは ３、多数ジョブカセット （１）１つのジョブが終ってからの機械の調整値の書込
み １つのジョブが終ったときには、印刷機の運転者によっ
て最良と判定された機械の調整値を、繰返しジョブとし
て今後あるべき印刷機の予調整において、調整部材３５
における同じ調整が得られるよう、書込みしなければな
らない０フイードバツク装置２３および２５からデータ
バス２１を通じてマイクロコンピュータシステム７にフ
ィードバックされた調整部材３５の位置の実際値が、し
かるべき命令がキーボード１１により入力されると、ま
ず実際値／目標値記憶器１９に入れられる。

ここにおいてありうるのは、カセットデツキ９に、書込
まれていない空の磁気テープカセットｉｏを装着する場
合と、既に多数ジョブカセットと宣言された磁気テープ
カセット１０を装着する場合である。空の゛磁気テープ
カセット１０はすべて、それが装着され゛読込み″の命
令が入ったとき多数ジョブカセットと宣言され、そのよ
うにコードをもって特色づけられる。そしてこのコード
は、後日の再使用の際、それが多数ジョブカセット１０
であることの確認のために役立つ〇 コードが付された多数ジョブカセット１０には、引続い
て内容見出しが読込まれるが、この際には何よりも、そ
の時のその磁気テープに書込まれているジョブの数、ジ
ョブナンバー、ジョブ名、ジョブ日付および個々の印刷
ジョブに用いられたインキの数、種類および順序が記憶
される。既にジョブの記録をもった多数ジョブカセット
ｌＯは、“読込み″の命令が入ったとき自動的に多数ジ
ョブカセットと認識される。

このようなカセットの場合、それ故に、内容見出しをし
かるべく拡張することだけが必要となる０ 実際値／目標値記憶器１９に記憶されている機械の調′
整値の書込みの前に、運転者はキーボード１１を通じて
、この時点で機械で処理された印刷ジョブの前記のよう
な識別データ、例えばこのジョブの日付、名称を入力し
なければならない。連番のジョブナンバーはマイクロコ
ンピュータシステム７によって自動的に発番される。運
転者によって入力された印刷ジョブの識別データを、運
転者は表示器１２に表示させうる。書込みの命令を入力
することにより、記憶されていた機械の調整値は、いよ
いよマイクロコンピュータシステム７を通じて（この際
これら値の正規化が行われる）直接に多数ジョブカセッ
ト１０に転送される。この際に運転者は、この印刷ジョ
ブにおけるすべてのインキの書込みができるほか、キー
ボード１１を通じてインキの選択を行うこともできる。

すなわち、選ばれた個々のインキについての機械の調整
値だけを書込ませること、ができる０追加的に、ノ１−
トコピー印刷機３２によって調整値のハードコピーを出
力することができる０ １つの多数ジョブカセット１０の装着の際のデータ転送
システムの作動は、このカセット１０がその上について
いるコードによってマイクロコンピュータシステム７に
よって自動的に多数ジョブカセット１０であると確認さ
れることのほかは、同一のものである。もちろん、新し
く記憶される印刷ジョブ１つ１つのための内容見出しは
常に完全にされなければならない０（２）１つのジョブ
データの多数ジョブカセット１０から印刷機への読出し
／読込み 繰返しジョブのためには、１つの印刷ジョブの機械の調
整値を多数ジョブカセット１０から読出さなければなら
ない０多数ジヨブカセツト１０を装着すると、このカセ
ット１０はマイクロコンピュータシステム７によって多
数ジョブカセットであると自動的に確認される。インタ
フェース５、インタフェースバス３おヨヒ制御ロジック
２を通じて、データ分配器１の電子的分岐器２６はその
第１の接続位置２８に切替えられ、この位置でキーボー
ド１１および表示器１２はマイクロコンピュータシステ
ム７につながる。そこで表示器１２には命令選択のため
のメニューリストが現れる。運転者が命令６ジヨブ読出
し′を受入れ／返答すると、表示器１２にはこの磁気テ
ープカセット１０の内容見出しが要約して表示される。

ここで運転者は、キーボード１１によってしかるべき命
令入力をすることにより、内容見出しを表示器１２に表
示させることができる。この代りに、ジョブナンバーを
入力すれば希望のジョブがマイクロコンピュータシステ
ム７を通じて自動的に検索されるということも可能であ
る。

ジョブが見付かったら直ちにジョブ識別データが表示器
１２に現れる。ここで運転者は命令の入力によって、こ
の印刷ジョブのすべてのインキを読込みできるが、また
その代り、書込みの場合と同様に特定のインキを選択し
てこれを行うこともできる。希望によってはハードコピ
ー印刷機３２によって、この際にも調整値のハードコピ
ーが印刷されつる。

規格化された機械の調整値の読出し／読込みの後に、こ
れらの値は、ワーク用記憶器１８における中間的記憶お
よびマイクロプロセッサ１６による脱規格化を通じて、
記憶器命令の入力によって実際値／目標値記憶器１９に
達する。Ａ節の命令の発効によって、調整個所は調節装
置２２．２４を通じて自動的に希望どうりの位置へと動
かされる。

（３）１つのジョブの多数ジョブカセット１０の上での
探索 キーボードｌｌ上のしかるべき命令キーを働かせること
により、運転者は内容見出しを表示器１２に順番に表示
させうる。つまり命令を入力し、内容見出しの中で目的
のジョブが見つかるまで、言わば電子的にページを前後
にめくることができる。それに読く機械の調整値の読出
しおよび読込みは前記と同様に行われる。前記同様、ナ
ンバーを入力して１つのジョブを探すことも考えられる
のはもちろんである。

自明のことではあるが、本発明は、説明の中で記し、ま
た図面に示した実施例に限られるものでない。数多の構
造上の変形、特に、市販品の中での同等の電気・機械的
、そしてまた電子的な構造部材の利用が本発明の枠の中
に含まれることは自明である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるデータ転送システムを極度に概略
的にブロック接続図の形で表現した図、第２図は第１図
の一部をとり出して電子的分岐器を含めて詳細を示す図
である。 ｌ：データ分配器、 ２：制御ロジック、 ７：電子計算機システム（マイクロコンピュータシステ
ム）、 ９：データ書込み／読出し装置（カセットデツキ）、 １０：磁気テープカセット（多数ジョブカセット　）　
、 ｌｌ：データ入力装置、 １２：表示器、 ２２〜２５：制御・フィードバック装置、２６：電子的
分岐器、 ２７：正常位置 ２８：第１の接続位置、 ２９：第２の接続位置。 ３０：複製装置、 ３１：バーコードリーダー、 ３２ニハ一ドコピー印刷機、 ３３：ワーク用記憶器 特許出願人 ハイテルベルガー　ドルツクマシーネンアクチェンゲゼ
ルシャフト 代理人 若　林　忠

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　少くとも１つの電子計算機システム、少くとも１
   つの内部記憶器、およびデータ／情報を書き込むための
   記憶媒体として、外部・可搬のデータファイルを収容す
   る１つのデータ書舎込み／読出し装置を有し、そして書
   込まれたデータを基に調整部材を調整し、その位置の値
   をフィードバックするための自動制御フィードバック装
   置を有する、印刷機における調整部材の予調整のための
   データ転送システムにおいて、外部のデータファイルが
   、種類・型式を異にする種々の印刷機における多数の印
   刷ジョブのデータおよび情報の規格化された書込み／読
   出しを行なうための多数ジョブ記憶器（１０）となって
   いること、そして 電子計算機システム（７）により制御ロジック（２）を
   介して制御可能で、多数ジョブ記憶器（１０）に出入り
   するデータの対応相手と流れ方向を設定するデータ分配
   器（１）が設けられており、データ分配器（１）の支配
   の下でシステム構成要素の１つづつあるいはそれ以上の
   間における全面的で方向が自由なデータの転送が可能な
   ようになっていることを特徴とする印刷機における調整
   部材の予調整のためのデータ転送システム。 ２、データ分配器（１）が電子計算機システム（７）の
   構成要素である特許請求の範囲第１項に記載のデータ転
   送システム。 ３、データ分配器（１）が既存装置への付加装置となっ
   ていて、電子計算機システム（７）とデータ書込み／、
   読出し装置（９）の間に接続部を介して接続されている
   特許請求の範囲第１項に記載のデータ転送システム。 ４、データ分配器（１）に固有のデータ入力装置（１１
   ）および表示器（１２）を備えている特許、請求の範囲
   第１項ないし第３項のいずれか１項に記載のデータ転送
   システム０ ５　データ入力装置（１１）および表示器（１２）がア
   ルファニューメリックのものである特許請求の範囲第１
   項ないし第４項のいずれか１項に記載のデータ転送シス
   テム０ ６、　データ入力装置（１１）が自動バーコードリーダ
   ー（３１）として構成され、必要な情報を含むコードが
   印刷原稿に直接につけられている特許請求の範囲第１項
   ないし第５項のいずれかに記載のデータ転送システム。 ７、　データ分配器（１）が、電子計算機システム（７
   ）により、制御ロジック〔２）を通じて制御可能な電子
   的分岐器（２６）を備えており、これは、正常位置（２
   ７）においては、多数ジョブ記憶器（１０）と制御・フ
   ィードバック装置（２２−２，５’）の間の双方向のデ
   ータ転送がなされるべくデータ書込み／読出し装置（９
   ）を電子計算機システム（７）に電子的に接続し、必要
   な場合の第１の接続位置（２８）においては、データ入
   力装置（ｌｌ）か、　ら電子計算機システム（７）へ、
   また、それから表示！　（１２）へのデータ転送経路を
   確立し、必要な場合の第２の接続位置（２９）において
   は、データ入力装置（１１）と表示器（１２）を、デー
   タ転送のためにデータ書込み／読出し装置（９）に接続
   する特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか１項
   に記載のデータ転送システム。 ８、多数ジョブ記憶器（１０）のデータおよび情報を複
   製するための複製装置（３０）が設けられている特許請
   求の範囲第１項ないし第７項のいずれか１項に記載のデ
   ータ転送システム。 ９、多数ジョブ記憶器（１０）として規格化された磁気
   テープカセットが用いられ、データ書込み／読出し装置
   （９）および複製装置（３０）はカセットデツキとなっ
   ており、データおよび情報はディジタルで記憶されるこ
   とになっている特許請求の範囲第１項ないし第８項のい
   ずれか１項に記載のデータ転送システム。 １０、データ分配器（１）には、入力および／または表
   示、お、よび／または書込み、および／または読出され
   たデータを外に表現するためのハードコピー印刷機（３
   ２）が付属している特許請求の範囲第１項ないし第９項
   のいずれが１項に記載のデータ伝送システム。 １１、データ分配器（１）が、磁気テープカセット装着
   の際に：電子計算機システム（７）によって自動的に作
   動状態となる特許請求の範囲第１項ないし第１Ｏ項のい
   ずれか１項に記載のデータ転送システム。 １２、データ分配器（１）に１つの固有の記憶器（３３
   ）が備えられている特許請求の範囲第１項ないし第１１
   項のいずれかに記載のデータ転送システム。 １３、多数ジョブ記憶器（１０）の記憶場所が、ファイ
   ル見出し領域、ジョブデータ領域およびジョブ調整値領
   域に、決まった割当てをもって分割されている特許請求
   の範囲第１項ないし第１２項のいずれか１項に記載のデ
   ータ転送システム。 １４、規格化された磁気テープカセット（１０）には、
   電子計算機システム（７）によって自動的に識別される
   ために、それを多数ジ、ヨブ記憶器とじて特色づけるコ
   ードがついており、印刷ジョブ固有の特定の調整値の記
   憶場所始点部には、そのジョブに関するすべての識別デ
   ータ、特にはジョブナンバー、ジョブ名および日付なら
   びに用いられた印刷インキの種類と順序といった内容見
   出しがついている特許請求の範囲第１項ないし第１３項
   のいずれか１項に記載のデータ転送システム。 １５、特に、インキおよび／または湿し水の供給および
   ／または見当についての調整部材の予調整のために用い
   られる特許請求の範囲第１項ないし第１４項のいずれか
   １項に記載のデータ転送システム。