JPS60199331A - 動物飲料水供給量制御弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入水口、給水口、動作レバーおよび球体を
具備したハウジングからなる動物（家畜）飲料水供給量
制御弁に関する。

〔従来の技術〕

この種の動物飲料水供給量制御弁としては、米国特許第
４，２８４，０３８号に開示された動物飲料水供給量制
御弁がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の公知の動物飲料水供給量制御弁の場合、動物が動
作レバーを踏んだ状態にある間は、水の流出、即ち給水
が止まらない。従って、動物が実際に飲んだ水量が明確
にされないという問題点がある。

この発明は、上記のような従来の動物飲料水供給量制御
弁の欠点を解消し、動作レバーの各シＪ作ごとに給水量
を一定量に制限することができる動物飲料水供給量制御
弁を提供することを１」的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、上記の課題を解決するための技術的手段と
して、２つの弁室をそれぞれ主水路に接続してなる。即
ち、第１弁室は、ある位置では主水路を閉止し、他の位
置では主水路を開放する自由遊動球体を内蔵し、第２弁
室は、動作レバーに接続され給水口を閉止することがで
きるワッシャディスクを有する。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて、この発明の実施例について説明
する。

第１図は、この発明に係る動物飲料水供給量制御弁の各
構成部分を示す縦断面図であり、フィルター（１）、フ
ィルターホルダー（２）、球体（３）、ハウジング部材
（４）、弁座（５）、スプリング（６）、ハウジング部
材（７）、ＵＪ作レバー（８）、ワッシャリング（９）
、およびハウジング部材（１０）を示す。

第２図は、この発明に係る動物飲料水供給量制御弁の閉
止状態を示す断面図であり、第３図はレバーを押し下げ
た状態を示す断面図である。

この発明に係る制御弁の作用について説明すると、操作
レバー（８）が押し下げられない限り、入水口（１１）
と弁座（５）との間に配された自由遊動球体（３）は、
軸線から偏寄せて設けた副水路（１５）の前部に位置す
る。この状態は開放状態であり、入水口（１１）から流
入した水は、入水口（ｌ］）と弁座（５）とによって形
成される区域、漏斗状部（１２）、主水路（１４）、主
水路（１４）を限定する中心軸線上に穿設した孔部、袋
状孔（１３）および弁座（５）の下部を通過して、ワン
シャディスク（１７）とハウジング部材（１０）とによ
って形成される区域（第２弁室）に流れる。この状態で
は、動作し／＜−（１８）の一部を形成するワッシャデ
ィスク（１７）が水圧とスプリング圧とによってワンジ
ャリング（９）に拡圧さ九るので、給水口（１６）から
水か流出することはない。

動作レバー（８）を第３図に示すように押し下げると、
ワッシャディスク（１７）がワンジャリング（９）から
離脱する。球体（３）は当初は第２図の位置にとどまっ
ているので、入水口（１１）から給水ＩＪ（＋６）に至
る水路は瞬間的に開放され、給水が可能となる。しかし
ながら、このようにして入水口（１１）と主水路（１４
）との間に生じた流水か球体（３）を速やかに漏斗状部
（１２）内に移動させる。この球体（３）が動作レバー
の動作後瞬時にして入水口（１１）から給水口（１６）
への水の流れを遮断する。このようにして、動作レバー
の動作ごとに弁からの給水量が制限される。

一方、球体（３）の移動によっていったん開放された副
木線（１５）は、第３図に示すような動作レバー（８）
の押し下げによって遮断ディスク（７）がこの副木路（
１５）を閉止するので、再び閉止される。

球体（３）は、動作レバー（８）を再び開放するまで第
３図の位置にとどまる。動作レバー（８）を開放状態に
戻すと、遮断ディスク（７）が副水路（１５）の下部開
口端を開放し、入水＋１（Ｉ＋）と弁座（５）とによっ
て形成される区域から副水路（１５）への水流を生じる
。重力と副水路への流入とによって、球体（３）は、漏
斗状部（１２）から第２図の位置に戻る。

上記のように、この発明に係る動物飲料水供給量制御弁
は２つの流水遮断要素、即ち球体（３）とワンシャディ
スク（１７）とを有する。ワンシャディスク（１７）を
ワッシャリング（９）から離脱させると、短時間内に球
体（３）の移動を自動的にもたらし、それによって球体
（３）が水路を閉止する。動作レバー（８）の開放によ
ってワッシャディスク（１７）とワッシャリング（９）
間の水路が閉止されると、球体（３）が入水口（１１）
と袋状孔部（１３）間の水路を開放し、同時に副木路（
１５）を閉止する。

弁の取りつけにおいて水平に対する下向き角度を適宜選
択することによって、動作レバー（８）の各動作後の水
の流量を調節することができる。

球体（３）は動作レバー（８）の動作俊速やかに主水路
を閉止するので、水平に対する下向き角度が大きいほと
、水の各給水量はそれだけ少なくなる。

〔効　果〕

」二連のように動作レバー（８）を押し下げることによ
ってワンシャディスクがワッシャリングから離脱して給
水口から給水されると同時に、球体が速やかに弁座の漏
斗状部に移動して入水口から給水１コへの水流を遮断す
るので、動作レバーの動作ごとに給水量が確実に制限さ
れ、従来の給水弁のように動作レバーの動作中は給水が
止らないという欠点が解消される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に貸る動物飲料水供給量制御弁の各
構成部分を示す断面図、第２図は閉止状態′にある制御
弁の断面図、第３図は動作レバーを押し下げた状態にお
ける制御弁の断面図、第４図は末端部材を付加した制御
弁の一部切欠断面図である。 （１）・・フィルター、（２）・・フィルターホルダー
、（３）・球体、　（４）・・ハウジング部材、（５）
・・弁座、　（６）・・・スプリング、（７）・・遮断
ディスク、 （８）・・−動作レバー、（９）・ワッシャリング、（
１０）・・ハウジング部材、 （１１）・入水口、（１２）・・・漏斗状部、（１３）
孔、　（１４）・・主水路、 （１５）・・・副水路、（１６）・・・給水口、（１７
）・・・ワンシャディスク。 明細書の浄書（内容に変更なし） 第１図 弓ト１ ０］７ 手続補正書彷式） 昭和６０年４月２５日 」　事件の表示 昭和５９年特許願第２５６３７８号 ２　発明の名称 動物飲料水供給量制御弁 ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　デンマーク、ディーケー−６２００アベツク、
グレンブレット、キルケブイエルグ　９番地氏　名　イ
エルゲン　アゲルレイ　（ほか１名）国　籍　デンマー
ク ４代理人 ５　補正命令の日付　昭和６０年３月２６日（発送日）
６　補正の対象 願書の発明者の欄及び前記以外の発明者または特許出願
人の欄における発明者の欄、代理権を証明する書面、明
Ｍ書の図面の簡単な説明の欄、並びに図面（第１図〜第
５図）７　補正の内容 （１）願書の発明者の記載・別紙の通り。 （２）代理権を証明する書面・別紙の通り、。 （３）明細書第８頁第９行目に「断面図である」とある
のを「断面図、第５図は第４図の矢印方向から見た図で
ある」と訂正する。 （４）願書に最初に添付した図面の浄書・別紙の通り（
内容に変更なし）。 ８　添付書類の目録 （１）　訂　正　願　書　・　ｊ　通 （２）委任状及び訳文　・・各２通 （３）　図面（第１図〜第５図）　・・１　通以　上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、入水口と給水口と操作レバーと球体とを具備するハ
   ウジングからなる動物飲料水供給量制御弁において、そ
   れぞれに主水路に接続した２つの弁室を設け、第１弁室
   は、ある位置においては主水路を閉止し、他の位置にお
   いては主水路を開放する遊動球体を内蔵し、第２弁室は
   、動作レバーに接続し給水口を閉止することができるワ
   ッシャディスクを有することを特徴とする動物飲料水供
   給量制御弁。 ２、前記２つの弁室に副木線を連通してなる特許請求の
   範囲第１項記載の動物飲料水供給量制御弁。 ３、前記第１弁室と第２弁室とを画し、上部には主水路
   に導通する漏斗状部を有し、下部には袋状孔部を軸線か
   ら偏寄せて穿設した副木線とを有する弁座と、動作レバ
   ーに装着し、ワンジャリングと共動して給水口を閉止す
   るワッシャディスクとを具備する特許請求の範囲第２項
   記載の動物飲料水供給量制御弁。 ４、前記袋状孔部内に付勢スプリングを配設し、一端に
   おいてはワッシャディスクを付勢し、他端においては閉
   止ディスクを付勢する特許請求の範囲第３項記載の動物
   飲料水供給量制御弁。 ５、主水路の直径を副水路の直径より大径とした特許請
   求の範囲第２項記載の動物飲料水供給量制御弁。