JPS60197897A - アルミニウム又はアルミニウム合金の不透明白色陽極酸化皮膜生成方法 - Google Patents

アルミニウム又はアルミニウム合金の不透明白色陽極酸化皮膜生成方法

Info

Publication number
JPS60197897A
JPS60197897A JP5363484A JP5363484A JPS60197897A JP S60197897 A JPS60197897 A JP S60197897A JP 5363484 A JP5363484 A JP 5363484A JP 5363484 A JP5363484 A JP 5363484A JP S60197897 A JPS60197897 A JP S60197897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
white
salt
stage
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5363484A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Corp
Original Assignee
Pilot Pen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Pen Co Ltd filed Critical Pilot Pen Co Ltd
Priority to JP5363484A priority Critical patent/JPS60197897A/ja
Publication of JPS60197897A publication Critical patent/JPS60197897A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化
皮膜の微細孔中に、面J食性のすぐれた白色ないし灰白
色の物質を生成させる不透明白色皮膜生成方法に関する
従来、アルミニウム又はアルミニウム合金は種々の着色
法によシ着色されて建材、銘板、車輌、装飾利などとし
て広く使用されている。その色調はたとえば建材では、
アンバー色、ゴールド色、シルバー色などの金属調の冷
たい感じであるため、建材業界などで不透明の白色ない
し灰白色を基調としたパステル調の暖かい感じの色調に
着色したアルミニウム又はアルミニウム合金が要望され
ていた。
パステル調の色調を実現するためには、基本となる不透
明の白色ないし灰白色を得ることが必要でアシ、このた
めには後述のようないくつかの不透明白色化表面処理方
法が提案されている。
すなわち、従来の不透明白色陽極酸化皮膜を形成する方
法としては、以下のような方法があげられる。
(1ン アルミニウム材料を交流電解又は直流電解。
あるいは浸漬などによ部表面を白色化した後。
通常の陽極酸f膜処理を行なう方法(たとえば2特公昭
40−28921.同4l−1523)(2)−次電解
法により不透明白色陽極酸化皮膜を得る方法(たとえば
、エマタル法、特公昭54−28147.同54−28
148)(3)陽極酸化皮膜処理を施した後、二次電解
を行なうことにより不透明白色陽極酸化皮膜を得る方法
(特公昭35 14519.同54−11248、特開
昭5O−37631)しかし、これらの方法には2次の
ような欠点がある。すなわち、使用される薬品が高価か
有害物質であったり、又は溶液が不安定か、浴電圧が高
く、また得られる不透明白色化の程度において実用化に
は不十分などである。したがって、現状では塗装法で対
処されているのが実態である。
本発明者はアルミニウム又はアルミニウム合金を不透明
の白色ないし灰白色を基調としだ色調に着色する方法に
ついて研究した結果、基本となる不透明の白色ないし灰
白色を得る手段として、以下のような方法で陽極酸化皮
膜孔中に白色ないし灰白色の物質を生成せしめることが
極めて有効であることを見出したものである。
すなわち、陽極酸化皮膜を有するアルミニウム又はアル
ミニウム合金を第一段階でカルシウム塩なとの特定の塩
と硫酸を含む溶液に浸漬又はその溶液て電解することに
より、前記塩からの生成物を陽極酸化皮膜の微細孔中に
入り込ませたのち、後工程の第二段階で、前記塩からの
生成物と反応して白色ないし灰白色の化合物となる物質
を含む溶液に浸漬又はその溶液で電解することによりア
ルミニウム又はアルミニウム合金の陽極酸化皮膜はその
微細孔中に従来になく高濃度に白色ないし灰白色の物質
を生成でき。
なお、かつその皮膜性能が耐食性にすぐれていることを
見出しだものである。耐食性については、成分の硫酸が
有効であり、その効果については後述の実施例と比較例
との比較試験結果で示す。
ここで「前記塩からの生成物」とは、前記塩の金属を含
む化合物もしくはその金属、又はその塩そのものであっ
て1本発明では特許請求の範囲を含めてこの意味で用い
る・ 本発明で微細孔中に得られる白色ないし灰白色の生成物
の濃度を、最終的に得られた陽極酸化皮膜の白色濃度と
して、従来のものと比較して次表に示す。その白色a度
は通常の白色塗装又は白色陶器と同程度の極めて良好な
ものである。
◎極めて良好、 ○良好、 へやや劣る×白色とはいえ
ない(金属色) 本発明をさらに詳しく説明すると、陽極酸化皮膜を施し
たアルミニウム又はアルミニウム合金を第一段階でカル
シウム塩、マグネシウム塩。
亜鉛塩およびアルミニウム塩の1つ以上の塩と硫酸を含
む溶液に浸漬するか、その溶液で直流電解、交流電解、
直流又は交流と同等の効果を有する波形により電解する
ことにより前記塩からの生成物を陽極酸化皮膜の微細孔
中に入り込捷せる。
ここで、直流又は交流と同等の効果を南する波形とは、
たとえば交直取前、直流又は交流の断続波、PR波、パ
ルス波、不完全整流波などであり、これらを組み合わせ
た波形も含1れ。
上記波形による電解に当り、電圧を変化させる。
いわゆる電流回復法なども含壕れる。
後工程の第二段階で前記塩からの生成物と反応して白色
ないし灰白色の化合物となる物質の1つ以上を含む溶液
に浸漬又はその溶液で電解する。この前記塩からの生成
物と反応して白色ないし灰白色の化合物となる物質は、
その主なものはたとえば以下のような物質である。捷ず
無機物としては、硫酸、りん酸、しよう酸、塩酸、ぶつ
酸、スルファミノ酸等の無機酸、りん酸ソーダ、ふつ化
ソーダ、ぶつ比アンモン等の前記無機酸のアルカリ塩お
よびアンモニウム塩。
か性ソーダ、か性カリ等の水酸化アルカリ、炭酸ソーダ
、炭酸カリ等の炭酸アルカリ、メタけい酸ソーダ、オル
トけい酸ソーダ、りん酸三ソーダ、すず酸ソーダ、すず
酸カリ、メタはう酸ノーダ、ピロリン酸ソーダ等の各酸
基を有するアルカリ、その他アンモニア水などである。
有機物としてはしゆう酸、酢酸などの脂肪族の酸。
しゆう酸アンモンなどの前記脂肪族酸の塩、モノエタノ
ールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミ
ン等のアミン類、エチルスルホン酸などの脂肪族スルホ
ン酸、安息香酸等の芳香族の酸、クレゾールスルホン酸
、フェノールスルホl k + Fルエンスルホン酸、
スルホサリチル酸などの芳香族スルホン酸などである。
有機物の場合、上記の物質の誘導体、置換体などにも同
様に作用するものがある。これらの物質の1つ以上を含
む溶液に浸漬又はその溶液で電解することにより、それ
らの物質と第一段階の浸漬又は電解で微細孔中に入り込
んだ前記塩からの生成物と反応して白色ないし灰白色の
化合物を微細孔中に生成させるもので、必要により常法
の刺孔、乾燥などの後工程を経る。この場合の電解波形
は第一段階におけると同様の波形を適用して処理てきる
さて、第一段階の浸漬又は電解に使用されるカルシウム
塩は、たとえばしよう酸カル7ウム。
塩化カルシウム、酢酸カルシウム、臭化カルシウム、よ
う化カルシウムなどである。マグネシウム塩はたとえば
しよう酸マグ坏ンウム、塩化マグネ/ウム、酢酸マグネ
/ラム、臭化マグネシウム、よう化マグネシウム、硫酸
マグネシウムなとである。亜鉛塩は、たとえば硫酸亜鉛
しよう酸亜鉛、塩化亜鉛、酢酸亜鉛、臭化亜鉛。
よう化亜鉛などで杉る。アルミニウム塩は、たとえば硫
酸アルミニウム、アルミン酸ソーダ。
りん酸アルミニウム、塩化アルミニウム、しゆう酸アル
ミニウムなどである。
また、第一段階において、前記塩を含む濃度は約ly/
l〜飽和液であり、好1しくけ約10〜50 f/lで
ある。硫酸の1度は約52/を以下であり、これを超え
ると溶液中に沈澱物を生じ、陽極酸化皮膜の良好な白色
化が得られない。この溶液での浸漬の条件は液温か約l
O〜80C1好1しくは約40〜60C2時間は約1〜
50分、好ましくは約10〜30分である。
電解条件は直流it解の場合では、アルミニウム又はア
ルミニウム合金を陰極とし、電圧は約5〜50■、好1
しくは約lO〜25vであり。
液温は約1〜50C1好ましくは約15〜30C2時間
は約30秒〜30分、好ましくは約3〜10分である。
交流電解の場合では、電圧、液温2時間は直流電解の場
合と同様である。
また、第二段階において使用する前記物質を含む溶液は
、その物質の濃度が約0.5〜2007/l、好ましく
は約1〜50 y / tである。
浸漬条件は液温か約15〜30C2好ましくは約30〜
60C5時間は約30秒〜50分。
好ましくは約10〜30分である。
電解条件は直流電解の場合では、アルミニウム又はアル
ミニウム合金を陰極にして電圧は約5〜40■、好捷し
くは約10〜30V、液温が約15〜30C2好ましく
は20〜30C9時間は約30秒〜20分、好ましくは
約3〜IO分である。交流電解の場合では、電圧、液温
7時間は直流電解の場合と同様である。
さらに、また2本発明において、第一段階の液条件(液
組成、pH,液温なと)、浸漬条件(液組成、液温9時
間など)、電解条件(電流。
電圧9時間、波形など)は前記物質が微細孔中により深
く、より多く入り込めばよく、微細孔中での前記物質の
形態については狭い範囲に特定する必要がないので条件
的には幅広い範囲から選択できる利点がある。また、第
二段階の液条件、処理条件(電解条件、浸漬条件)も基
本的には微細孔中の前記物質と液成分との化学的。
電気化学的反応が充分に行なわれ白色ないし灰白色の不
溶性化合物が生成できさえすればよいので、その条件も
極めて幅広い範囲から選択できる。もち論、第一段階お
よび第二段階に適する組み合わせがあるが、最適の組み
合わせは前述のように広い選択幅の関係から数多くあり
そのすべてをここで記述することはできないが。
当業者により実験的に容易に定めることができる。
さらに、伺は加えると、第一段階および第二段階の各溶
液に各種の添加剤、たとえばpH緩衝剤、界面活性剤1
反応促進剤9反応抑市剤などを添加することにより白色
ないし灰白色の生成効率性、溶液の安定性などの諸性質
をより良好にできる。
なお2本発明で特筆すべきことは既に知られている種種
のアルミニウム着色法と組み合わせることにより不透明
の白色ないし灰白色を基調としたパステル調の着色が得
られることである。
本発明において着色を入れる工程と採用し得るアルミニ
ウム着色法との組み1合わせの例を次表に示す。
A:合金発色法(特公昭49=16341など)B:電
解発色法(カルカラー法など) C:電解着色法、多段電解着色法(特公昭38−171
5.特公昭49−67043など)D=無機又は有機浸
漬着色法、無機交互浸漬着色法 この表のように9本発明は多くの着色法との組み合わせ
が可能で、これによって不透明の白色ないし灰白色を基
調とした暖みのあるパステル調の色、たとえばクリーム
色、ベージュ色。
アイポリ−色、桜色などの市場の要請に適合しk アル
ミニウム又はアルミニウム合金着色材の提供が実現でき
る。このようなアルミニウム又はアルミニウム合金の種
々の着色法と本発明との組み合わせによるパステル調の
暖みのある色調の実現は9本発明によって、容易に実用
的に可能となるものであり、したがってこれらの組み合
せ法はその組み合せの工程段階が夫々異ってもすべて基
本的には本発明が適用されるか又は利用されるものであ
って1本発明が使用されるものであることをこ\に明記
する。
矢に9本発明の実施例を述べる。いずれも本発明を適用
して不透明着色皮膜を作成する例であるが2本発明に係
る部分を主体に記載し9通常の前処理、後処理などにつ
いては省略しである。
実施例1 AIlooPのアルミニウム板を脱脂、エツチング、ス
マット除去の前処理をしだ後、15%0 硫酸水溶液< yyc >中で電流密度1.5 A/ 
dm2で30分間直流電解して陽極酸化皮膜を施こし。
その後、酢酸カルシウム3Ofl/lおよび硫酸0.5
f/lの水溶液(30tZ’)で交流電圧20Vで10
分間電解し、水洗後、シん酸302/lの水溶液(30
C)で交流電圧20Vで10分間電解してアルミニウム
板の表面に不透明白色皮膜を得だ。
実施例2 AIlooPのアルミニウム板を脱脂、エツチング、ス
マット除去の前処理をした後、15%硫酸水溶液(fl
lJ C)中で電流密度1.5A/dm2で30分間直
流電解して陽極酸化皮膜を施こし。
その後、硫酸アルミニウムs o y / tおよび硫
酸0.5f/lの水溶液(60C)で20分間浸漬し、
水洗後、りん酸20?7’tの水溶液(40C)に20
分間浸漬してアルミニウム板の表面に不透明白色皮膜を
得た。
実施例3 Al100Pのアルミニウム板に実施例1と同様に陽極
酸化皮膜を施こし、その後、硫酸亜鉛10ii’/lお
よび硫酸0.25J/lの水溶液(25C)で交流電圧
20Vで5分間電解し、水洗後。
し′ゆう酸20グ/lの水溶液(25C)で直流電圧1
5Vで20分間電解してアルミニウム板の表面に不透明
灰白色皮膜を得だ。
実施例4 A6063のアルミニウム押出し材に実施例1と同様に
陽極酸化皮膜を施こし、その後、酢酸カルシウム20 
?/lおよび硫酸o5y/lの水溶液(60C)に20
分間浸漬し、水洗後。
硫酸30 y/lの水溶液(35C)にて交流電圧20
Vで20分間電解して、アルミニウム押出し材の表面に
不透明白色皮膜を得た。
実施例5 AIlooPのアルミニウム板に実施例1と同様に陽極
酸化皮膜を施こし、その後、亜セレン酸7−ダ5f/l
および硫酸t s y / lの水溶液(30C)で交
流電圧15Vで1分間電解しゴールド色に着色し、水洗
後、硫酸マグネシウム3oy/lおよび硫酸0.59 
/ lの水溶液(60C)で20分間浸漬し、水洗後、
りん酸30fI/lの水溶液(aotl)で交流電圧2
0Vで20分間電解してアルミニウム板の表面に不透明
クリーム色の皮膜を得だ。
実施例6 AIlooPのアルミニウム板に実施例1と同様に陽極
酸化皮膜を施こし、その後、酢酸カルシウムl O?/
lおよび硫酸059/lの水溶液(25C)で直流電圧
15Vで2分間電解し。
水洗後、シん酸三ソーダa o y / tの水溶液4
0Cに20分間浸漬してアルミニウム板の表面に不透明
白色皮膜を得た。
実施例7 A 1100 Pのアルミニウム板に実施例1と同様に
陽極酸化皮膜を施こし、その後、しよう酸マグネ/ラム
30Iil/lおよび硫酸0.5?/lの水溶液(30
G)で交流電圧20Vで5分間電解し、水洗後、炭酸ソ
ーダ301/lの水溶液(40C)に20分間浸漬して
、アルミニウム板の表面に不透明白色皮膜を得た。
実施例8 AIlooPのアルミニウム板に実施例1と同1条に陽
極酸化皮膜を形成し、その後、硫酸第一すず47/lお
よび硫酸151/lの着色液(25C)で交流電圧15
vで3分間電解し、オリーブ色に着色し、水洗後、酢酸
カルシウム10f / tおよび硫酸o、5y7tの水
溶液(30iC)で交流電圧20Vて5分間電解し、水
洗後、りん酸三ソーダ109/lの水溶液(40tZ’
)に20分間浸漬して、アルミニウム板の表面に不透明
ベージュ色の皮膜を得た。
実施例9 A l 100 Pのアルミニウム板に実施例1と同様
に陽極酸化皮膜を施こし、その後、亜セレン酸ソーダ5
2/lおよび硫酸15y/lの水溶液(25C)で交流
電圧15Vで3分間電解しゴールド色に着色し、水洗後
、硫酸マグネシウム10グ/lおよび硫酸1.or/l
の水溶液(30C)で交流電圧20Vで5分間電解し、
水洗後、シん酸loy/lの水溶液(40IC)に20
分間浸漬してアルミニウム板の表面に不透明クリーム色
皮膜を得た。
実施例1O AIlooPのアルミニウム板に実施例1と同様に陽極
酸化皮膜を形成し、その後アルマライトゴールド108
(カナメ商会製の染料)25y / lの染料浴(50
C)に5分間皮潰しゴールド色に着色し水洗後、硫酸ア
ルミ10f//lおよび硫酸o、sy/z’の水溶液(
3otT)で交流電圧20Vで5分間電解し、水洗後、
炭酸ソーダ30f//lの水溶液(40tlに20分間
浸漬してアルミニウム板の表面に不透明クリーム色の皮
膜を得た。
実施例11 AIlooPのアルミニウム板を脱脂、エツチング、ス
マット除去の前処理をした後、スルホサリチル酸too
r/z、硫酸o、 s y / tの水溶液(20C)
にて電流密度3 A / dm2で30分間直流電解し
て淡いフロンズに発色した陽極酸[ヒ皮膜を形成シフ、
その後、硫酸マグネ/ラム102/lおよび硫酸0.5
 y / tの水溶液(30C)で交流電圧20Vで5
分間電解し、水洗後、りん酸20 ?/lの水溶液(4
0C)で20分間浸漬してアルミニウム板の表面に不透
明べ−7ユ色の皮膜をイ4Jだ。
実施例12 実施例7で得られた不透明白色皮膜を酢酸ニッケル37
/1以上を含む95iC以上の水溶液にて封孔すること
により不透明の淡いミドリ色に着色された皮膜を得た。
実施例13 A5052のアルミニウム板に実施例1と同様にして黄
色の陽極酸化皮膜を施こし、その後。
酢酸カルシウム109/lおよび硫酸052/lの水溶
液(301Z”)で交流電圧20Vで5分間電解し、水
洗後、炭酸ソーダ30y/l−の水溶液(40U)に2
0分間浸漬してアルミニウム板の表面に不透明クリーム
色皮膜を得た。
実施例14 実施例1で得られた不透明白色皮膜を水洗。
湯洗した後、アクリル−メラミンを主成分とす理をした
後これを焼料処理して不透明白色の複合皮膜を得た。
実施例15 実施例1で得られた不透明白色皮膜を7y:、洗後たと
ころアルミニウム板の表面に不透明クリーム色皮膜を得
た。
実施例16 A 1100 Pのアルミニウム板に実施例1と同様に
陽極酸化皮膜を施こし、その後酢酸カルシウム2ot/
lおよび硫酸0.5 f/ / tの水溶液(30C)
で交流電圧20V、5分間電解し。
水洗後、硫酸15グ/ 1 、亜セレン酸ソーダ5y 
/ tを含む水溶液(25C)で交流電圧15vパ“1
分間電解し−、水洗後、りん酸20 ?/lの水溶液(
40C)に15分間浸漬してアルミニウム板の表面に不
透明のよシ白い白色皮膜をイ4Iた。
実施例17 AI・100Pのアルミニウム板に実施例1と同様に陽
極酸化皮膜を施こし、その後酢酸カルシウム10 f/
lおよび硫酸0.5Y/lの水溶液(25]で直流電圧
15vで1分間電解し。
水洗後、修酸第二鉄アンモン10f/lの水溶液(50
1に10分間浸漬し、水洗後炭酸ソーダ30ii′/l
の水溶液(40C)に15分間浸漬してアルミニウム板
の表面に不透明淡黄色皮膜を得た。
実施例18 A 1100 Pのアルミニウム板を実施例1と同様に
陽極酸化皮膜を施こし、その後酢酸カルシウム20y/
lおよび硫酸0.5f//lの水溶液(30C)で直流
電圧15Vで1分間電解し。
水洗後亜セレン酸ソーダSV/l、硫酸15グ/lの水
溶液(3011f交流電圧18Vf20分間電解してア
ルミニウム板の表面に不透明淡いクリーム色皮膜を得だ
比較例 硫酸o5y7’tを使用しない以外は実施例1と同様に
してアルミニウム板の表面に不透明白色皮膜を得た。
実施例1および比較flJでそれぞれ試料1oケを作成
し、その不透明白色皮膜の面1食性(JISH8681
,耐アルカリ試験、耐キャス試験8時間R−N)の比較
試、験結果(平均値)を次表−示す。
この表より明らかなように2本発明で得られた不透明白
色皮膜は面1食性か向上する。
本発明で得られた不透明着色皮膜は通常行なわれている
封孔処理又は各種クリヤー塗装(電着、静電、浸漬、成
句けなど)により1制久住を向上させることが可能であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 陽極酸化皮膜を有するアルミニウム又はアルミニウム合
    金を次のAおよびBの2つの工程で処理するか、又は少
    くともAおよびBの2つの工程を含むことを特徴とする
    アルミニウム又はアルミニウム合金の不透明白色陽極酸
    化皮膜生成方法。 A カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩およびアル
    ミニウム塩の1つ以上の塩と硫酸を含む溶液に浸漬又は
    その溶液で電解する工程B 後工程で、陽極酸化皮膜の
    微細孔中の前記塩からの生成物と反応して白色ないし灰
    白色の化合物となる物質の1つ以上を含む溶液に浸漬又
    はその溶液で電解する工程
JP5363484A 1984-03-22 1984-03-22 アルミニウム又はアルミニウム合金の不透明白色陽極酸化皮膜生成方法 Pending JPS60197897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5363484A JPS60197897A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 アルミニウム又はアルミニウム合金の不透明白色陽極酸化皮膜生成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5363484A JPS60197897A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 アルミニウム又はアルミニウム合金の不透明白色陽極酸化皮膜生成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60197897A true JPS60197897A (ja) 1985-10-07

Family

ID=12948331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5363484A Pending JPS60197897A (ja) 1984-03-22 1984-03-22 アルミニウム又はアルミニウム合金の不透明白色陽極酸化皮膜生成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60197897A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63247396A (ja) * 1987-04-01 1988-10-14 Nippon Light Metal Co Ltd アルミニウム陽極酸化皮膜の不透明白色化方法
US20130078399A1 (en) * 2011-09-26 2013-03-28 Fih (Hong Kong) Limited Method for making housing and housing made by same
WO2013192579A1 (en) * 2012-06-22 2013-12-27 Apple Inc. White appearing anodized films and methods for forming the same
US9493876B2 (en) 2012-09-14 2016-11-15 Apple Inc. Changing colors of materials
US9839974B2 (en) 2013-11-13 2017-12-12 Apple Inc. Forming white metal oxide films by oxide structure modification or subsurface cracking
US10017872B2 (en) 2013-10-30 2018-07-10 Apple Inc. Metal oxide films with reflective particles
KR20210100188A (ko) * 2019-01-23 2021-08-13 가부시키가이샤 유에이씨제이 알루미늄 부재 및 그 제조 방법

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63247396A (ja) * 1987-04-01 1988-10-14 Nippon Light Metal Co Ltd アルミニウム陽極酸化皮膜の不透明白色化方法
US20130078399A1 (en) * 2011-09-26 2013-03-28 Fih (Hong Kong) Limited Method for making housing and housing made by same
CN107815713A (zh) * 2012-06-22 2018-03-20 苹果公司 白色外观阳极化膜及其形成方法
CN104428454A (zh) * 2012-06-22 2015-03-18 苹果公司 白色外观阳极化膜及其形成方法
US8993921B2 (en) 2012-06-22 2015-03-31 Apple Inc. Method of forming white appearing anodized films by laser beam treatment
TWI495764B (zh) * 2012-06-22 2015-08-11 Apple Inc 白色外觀陽極氧化膜及其形成方法
CN104428454B (zh) * 2012-06-22 2017-11-07 苹果公司 白色外观阳极化膜及其形成方法
WO2013192579A1 (en) * 2012-06-22 2013-12-27 Apple Inc. White appearing anodized films and methods for forming the same
CN107815713B (zh) * 2012-06-22 2020-11-17 苹果公司 白色外观阳极化膜及其形成方法
US10184190B2 (en) 2012-06-22 2019-01-22 Apple Inc. White appearing anodized films
US10941503B2 (en) 2012-06-22 2021-03-09 Apple Inc. White appearing anodized films
US9493876B2 (en) 2012-09-14 2016-11-15 Apple Inc. Changing colors of materials
US10017872B2 (en) 2013-10-30 2018-07-10 Apple Inc. Metal oxide films with reflective particles
US9839974B2 (en) 2013-11-13 2017-12-12 Apple Inc. Forming white metal oxide films by oxide structure modification or subsurface cracking
US10434602B2 (en) 2013-11-13 2019-10-08 Apple Inc. Forming white metal oxide films by oxide structure modification or subsurface cracking
KR20210100188A (ko) * 2019-01-23 2021-08-13 가부시키가이샤 유에이씨제이 알루미늄 부재 및 그 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890001709B1 (ko) 알루미늄 또는 알루미늄합금의 표면처리방법
JPS60197897A (ja) アルミニウム又はアルミニウム合金の不透明白色陽極酸化皮膜生成方法
JP4253716B2 (ja) マグネシウム材料製品の表面処理方法
JPS6021397A (ja) アルミニウム又はアルミニウム合金の表面処理方法
US4917780A (en) Process for coloring anodized aluminum by AC electrolysis
JPS59185799A (ja) 陽極酸化物被覆の電解着色方法
JPS6148599B2 (ja)
JPS6016520B2 (ja) アルミニウム表面に不透明白色皮膜を形成する方法
JPS60215795A (ja) アルミニウム又はアルミニウム合金の表面白色化処理方法
US4100041A (en) Method of forming a colored and oxide film on aluminum and aluminum alloys
GB2127849A (en) Electrocoloring aluminum or alloy thereof in a yellow to orange color
JPS6196086A (ja) アルミニウム又はアルミニウム合金の表面処理方法
JPS6130684A (ja) アルミニウム又はアルミニウム合金の表面処理方法
JPH11269696A (ja) 電着塗装アルミ材の製造方法
JPS5810000A (ja) アルミニウムまたはアルミニウム合金の着色法
JPH06240494A (ja) アルミニウム陽極酸化皮膜の着色方法
US3843496A (en) Method for forming a colored oxide coating on the surfaces of aluminum or aluminum alloy materials
JPS5948879B2 (ja) アルミニウムの電解着色法
JP2000144493A (ja) アルミニウム電解着色材の褪色防止方法
JPS63223199A (ja) アルミニウム材の電解着色法
JPS6210297A (ja) チタンまたはチタン合金の被膜形成方法
JPS62297497A (ja) アルミニウムまたはアルミニウム合金の電解着色方法
JPS63247396A (ja) アルミニウム陽極酸化皮膜の不透明白色化方法
JP2000345393A (ja) アルミニウム及びアルミニウム合金の着色方法
JPH11106993A (ja) アルミニウムまたは合金の陽極酸化皮膜の電解中和処理方法