JPS60187749A - 気化器エンジンの空燃比制御装置 - Google Patents
気化器エンジンの空燃比制御装置Info
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- JPS60187749A JPS60187749A JP4259884A JP4259884A JPS60187749A JP S60187749 A JPS60187749 A JP S60187749A JP 4259884 A JP4259884 A JP 4259884A JP 4259884 A JP4259884 A JP 4259884A JP S60187749 A JPS60187749 A JP S60187749A
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- JP
- Japan
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- air
- fuel ratio
- throttle valve
- control
- engine
- Prior art date
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M11/00—Multi-stage carburettors, Register-type carburettors, i.e. with slidable or rotatable throttling valves in which a plurality of fuel nozzles, other than only an idling nozzle and a main one, are sequentially exposed to air stream by throttling valve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M3/00—Idling devices for carburettors
- F02M3/08—Other details of idling devices
- F02M3/09—Valves responsive to engine conditions, e.g. manifold vacuum
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/23—Fuel aerating devices
- F02M7/24—Controlling flow of aerating air
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、気化器エンジンの空燃比制御装置に係り、特
に、排気ガス浄化対策が施された自動車用エンジンに用
いるのに好適な、常時作動する一次側絞り弁と、高負荷
時にのみ開かれる二次側絞り弁とを有する気化器エンジ
ンの空燃比制御装置の改良に関する。
に、排気ガス浄化対策が施された自動車用エンジンに用
いるのに好適な、常時作動する一次側絞り弁と、高負荷
時にのみ開かれる二次側絞り弁とを有する気化器エンジ
ンの空燃比制御装置の改良に関する。
自動車用エンジンとして、常時作動する一次側絞り弁と
、高負荷時にのみ開かれる二次側絞り弁とを有する２連
式気化器を備えた気化器エンジンが広く用いられている
。この気化器エンジンにおいて、排気ガス浄化性能等を
向上するｌ＼く、空燃比を精密に制御する際には、排気
ガスの空燃比を検出するための空燃比センサと、エンジ
ン燃焼至に吸入される混合気の空燃比を、例えばエアブ
リード量又は燃料流量を制御することによって制御する
ための空燃比制御アクチュエータとを設け、前記空燃比
センサの出力に応じて、空燃比が設定値となるよう、前
記空燃比副部アクチュエータをフィードバック制御する
ようにしたものがある。 このような空燃比フィードバック制御を採用した場合に
は、空燃比を常時設定値に維持することができ、従って
、高い排気ガス浄化性能を得ることができるものである
が、一方、登板等の高負荷時や、高速走行時あるいは急
加速時等のように大出力を必要とする場合にも、空燃比
が一定となるように制御してしまうため、力不足となり
、加速性能等が悪化してしまうという問題点を有してい
１こ 。 このような問題点を解消するべく、吸気管負圧が設定値
以下となったことを検出するための負圧スイッチを設け
て、該負圧スイッチが作動した時は、前記フィードバッ
ク制御を停止することが行われているが、高負荷を多用
する車両では、しばしば空燃比のフィードバック制御が
停止されるため、排気ガス浄化性能上不利となり、空燃
比制御装置に停止遅延装置を追加する必要がある。しか
しながら、このような停止遅延装置を追加した場合には
、力の必要となる高負荷時（叩ち、二次側絞り弁使用域
）でも空燃比フィードバック制御が行われてしまい、力
不足となることがあるという問題点を有していた。 即ち、この従来例における負圧スイッチによる空燃比制
御停止線は、第１図に破線Ａで示す如くであり、この負
圧スイッチによるフィードバック制御停止域（破線Ａの
上方）においても、排気ガス浄化性能上、空燃比フィー
ドバック制御が必要な領域（斜線Ｂ）が存在Ｊる。この
ため、空燃比フィードバック制御停止時に遅延時間を追
加する必要があるものであるが、このようにすると、遅
延時間中は全域で空燃比フィードバック制御が行われる
こととなり、右下り斜線Ｃで示ず、出力性能上空燃比フ
ィードバック制御が不要な領域で出力低下が発生してし
まう。 又、例えば、特開昭５１−１０２７２６に示される如く
、高出力時や急加速時等を一次側絞り弁の全開状態で検
出し、−次側絞り弁の全開時には、空燃比制御装置内の
積分回路の出力を一定に保持するか、あるいはアクチュ
エータ駆動回路の出力を変化させて、空燃比制御アクチ
ュエータを空燃比が小さくなる位置で停止させるかの少
なくとも一方の方法を行なうことによって、空燃比を平
常時より小さくするようにして、出力性能を向上させる
ようにすることも提案されているが、この空燃比制御装
置においても、−次側絞り弁が全開にならないとフィー
ドバック制御が停止されないので、加速開始時に十分な
加速性能が得られないという問題点を有していた。 一方、二次側絞り弁使用域における加速性能を向上させ
るべく、なるべく速い時期、例えば−次側絞り弁の全開
状態より前の高開度領域で空燃比フィードバック制御を
停止することも考えられるが、このようにした場合には
、通常の運転で使用される一次側絞り弁使用域で空燃比
フィードバック制御が停止されることとなり、排気ガス
浄化性能上好ましくないという問題点を有していた。
、高負荷時にのみ開かれる二次側絞り弁とを有する２連
式気化器を備えた気化器エンジンが広く用いられている
。この気化器エンジンにおいて、排気ガス浄化性能等を
向上するｌ＼く、空燃比を精密に制御する際には、排気
ガスの空燃比を検出するための空燃比センサと、エンジ
ン燃焼至に吸入される混合気の空燃比を、例えばエアブ
リード量又は燃料流量を制御することによって制御する
ための空燃比制御アクチュエータとを設け、前記空燃比
センサの出力に応じて、空燃比が設定値となるよう、前
記空燃比副部アクチュエータをフィードバック制御する
ようにしたものがある。 このような空燃比フィードバック制御を採用した場合に
は、空燃比を常時設定値に維持することができ、従って
、高い排気ガス浄化性能を得ることができるものである
が、一方、登板等の高負荷時や、高速走行時あるいは急
加速時等のように大出力を必要とする場合にも、空燃比
が一定となるように制御してしまうため、力不足となり
、加速性能等が悪化してしまうという問題点を有してい
１こ 。 このような問題点を解消するべく、吸気管負圧が設定値
以下となったことを検出するための負圧スイッチを設け
て、該負圧スイッチが作動した時は、前記フィードバッ
ク制御を停止することが行われているが、高負荷を多用
する車両では、しばしば空燃比のフィードバック制御が
停止されるため、排気ガス浄化性能上不利となり、空燃
比制御装置に停止遅延装置を追加する必要がある。しか
しながら、このような停止遅延装置を追加した場合には
、力の必要となる高負荷時（叩ち、二次側絞り弁使用域
）でも空燃比フィードバック制御が行われてしまい、力
不足となることがあるという問題点を有していた。 即ち、この従来例における負圧スイッチによる空燃比制
御停止線は、第１図に破線Ａで示す如くであり、この負
圧スイッチによるフィードバック制御停止域（破線Ａの
上方）においても、排気ガス浄化性能上、空燃比フィー
ドバック制御が必要な領域（斜線Ｂ）が存在Ｊる。この
ため、空燃比フィードバック制御停止時に遅延時間を追
加する必要があるものであるが、このようにすると、遅
延時間中は全域で空燃比フィードバック制御が行われる
こととなり、右下り斜線Ｃで示ず、出力性能上空燃比フ
ィードバック制御が不要な領域で出力低下が発生してし
まう。 又、例えば、特開昭５１−１０２７２６に示される如く
、高出力時や急加速時等を一次側絞り弁の全開状態で検
出し、−次側絞り弁の全開時には、空燃比制御装置内の
積分回路の出力を一定に保持するか、あるいはアクチュ
エータ駆動回路の出力を変化させて、空燃比制御アクチ
ュエータを空燃比が小さくなる位置で停止させるかの少
なくとも一方の方法を行なうことによって、空燃比を平
常時より小さくするようにして、出力性能を向上させる
ようにすることも提案されているが、この空燃比制御装
置においても、−次側絞り弁が全開にならないとフィー
ドバック制御が停止されないので、加速開始時に十分な
加速性能が得られないという問題点を有していた。 一方、二次側絞り弁使用域における加速性能を向上させ
るべく、なるべく速い時期、例えば−次側絞り弁の全開
状態より前の高開度領域で空燃比フィードバック制御を
停止することも考えられるが、このようにした場合には
、通常の運転で使用される一次側絞り弁使用域で空燃比
フィードバック制御が停止されることとなり、排気ガス
浄化性能上好ましくないという問題点を有していた。
本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、排気ガス浄化性能を損うことなく、加速性能を向
上することができる気化器エンジンの空燃比制御装置を
提供することを目的とする。
ので、排気ガス浄化性能を損うことなく、加速性能を向
上することができる気化器エンジンの空燃比制御装置を
提供することを目的とする。
本発明は、常時作動する一次側絞り弁と、高負荷時にの
み開かれる二次側絞り弁とを有する気化器エンジンの空
燃比制御装置において、排気ガスの空燃比を検出するた
めの空燃比センサと、エンジン燃焼室に吸入される混合
気の空燃比を制御するための空燃比制御アクチュエータ
と、二次側絞り弁の開度又は二次側絞り弁制御アクチュ
エータの制御負圧が設定値以上となったことを検出する
ための開度又は制御負圧検出スイッチと、通常時は、前
記空燃比センサの出力に応じて、空燃比が設定値となる
よう、前記空燃比制御アクチュエータをフィードバック
制御し、一方、前記開度又は制御負圧検出スイッチが作
動した時は、前記フィードバック制御を停止して、空燃
比が通常時より小となるよう、前記空燃比制御アクチュ
エータを制御する空燃比制御回路と、を備えることによ
り、前記目的を達成したものである。
み開かれる二次側絞り弁とを有する気化器エンジンの空
燃比制御装置において、排気ガスの空燃比を検出するた
めの空燃比センサと、エンジン燃焼室に吸入される混合
気の空燃比を制御するための空燃比制御アクチュエータ
と、二次側絞り弁の開度又は二次側絞り弁制御アクチュ
エータの制御負圧が設定値以上となったことを検出する
ための開度又は制御負圧検出スイッチと、通常時は、前
記空燃比センサの出力に応じて、空燃比が設定値となる
よう、前記空燃比制御アクチュエータをフィードバック
制御し、一方、前記開度又は制御負圧検出スイッチが作
動した時は、前記フィードバック制御を停止して、空燃
比が通常時より小となるよう、前記空燃比制御アクチュ
エータを制御する空燃比制御回路と、を備えることによ
り、前記目的を達成したものである。
本発明（よ、排気ガス浄化性能上必要な低速側では、殆
んど一次側絞り弁のみが使用されており、一方、出力性
能の必要な二次側絞り弁の使用域は、使用頻度が少ない
ので排気ガス浄化性能上は殆んど問題とならないことに
着目してなされたもので、二次側絞り弁の開度又は二次
側絞り弁制御アクチュエータの制御負圧が設定置以上と
なった時に、空燃比フィードバック制御を停止して、空
燃比が通常時より小となるよう、空燃比制御アクチュエ
ータを制御１″ｇるようにしたので、排気ガス浄化対策
上必要な低速高負荷の空燃比フィー１〜バツク制御域が
増大されて、排気ガス浄化性能か向上覆る。 しかも、中高迭筒負荷の空燃比フィードバック制御の停
止に際しては、遅延時間が不要となるため、加速開始時
の出力性能従って加速性能を向上することができる。 本発明における、空燃比フィードバック制御停止線を前
出第１図に実線りで示す。 【実施例］ 以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する
。 本実施例は、第２図及び第３図に示す如く、２浬式気化
器１０の１次側吸気通路１２に配設された、アクセルペ
ダル（ｍｌ示省略）と連動して常時作動する１次側絞り
弁１４と、前記２連式気化器１０の２次側吸気通路１６
に配設された、高負荷時にのみ開かれる２次側絞り弁１
８と、１次側ラージベンチュリ２０及び２次側ラージベ
ンチュリ２２の負圧が絞り２４．２６．２８を介して導
入されるダイヤフラム’Ｊ３０Ａを有し、該ダイヤフラ
ムｘＳｏＡ内に導入される負圧によって、高負荷時にの
み前記２次側絞り弁１８を聞くための２次側絞り弁制御
アクチュエータ３０とを有する気化器エンジンの空燃比
制御装置において、排気ガスの空燃比を検出するための
空燃比センサ３２と、エンジン燃焼至に吸入される混合
気の空燃比を、２連式気化器１０のメインエアブリード
量及びスローエアブリード量を制御することによって制
御するための空燃比制御弁３４と、前記２次側絞り弁１
８が開かれ始めたことを検出するための開度検出スイッ
チ３６と、通常時は、前記空炉１比センサ３２の出力に
応じて、空燃比が設定値、例えば理論空燃比となるよう
、前記空燃比制御弁３８を、例えばオンオフチューティ
制御によりフィードバック制御して、メインエアブリー
ド通路３８及びスローエ）７ブリ一ド通路４０に導入さ
れる大気昆を調整し、一方、前記開度検出スイッチ３６
が作動した時は、前記フィードバック制御を停止して、
空燃比が通常時より小となるよう、前記空燃比制御弁３
４からのメインエアブリード通路３８及びスローエアブ
リード通路４０に対づる大気の導入が停止されるよう、
前記空燃比制御ル弁３４を制御づる空燃比制御回路４２
と、をＬ＠えたものである。 第２図において、５０は吸気管、５２はエンジン本体、
５４は排気管、５６は触媒コンバータである。 又、第３図において、６０はフロート至、６２はメイン
ジェット、６４はメインウェル、６６はメインエアブリ
ード管、６８は１次側メインウェル、７０はスローエア
ブリード管、７２はスローボート、７′４はアイドルボ
ー１〜．７６はアイドル調整ねじである。 前記空燃化制御回路４２は、例えば第４図に詳細に示す
如く、電源電圧ＶＣＣを分圧して基準電圧Ｖｏを発生づ
るための分圧抵抗Ｒ＋、Ｒ２と、十入力端子に与えられ
る前記基準電圧Ｖｏと入力端子８０を介して一入力端子
に与えられる前記空燃比センサ３２出力の偏差信号を出
力する作動増幅器８２と、該作動増幅器８２出力の偏差
信号の変化に比例した比例信号を出力する比例回路８４
と、前記偏差信号を積分した積分信号を出力する積分回
路８６と、オンオフデユーティ制御を行うためのディザ
１３号を発生づるディザ発振器８８と、前記比例回路８
４出力の比例信号、前記積分回路８６出力の積分信号及
び前記ディザ発振器８８出力のディザ伝号に応じて、比
例信号と積分信号の和に対応したパルス幅を持つパルス
信号を出力する比較器９０と、該比較器９０の出力に応
じて、前記字燃比制御弁３４を駆動するためのスイッチ
ングトランジスタＱ１及びＱ２を含む駆動回路９２とか
ら構成されている。この空燃比制御回路４２において、
前記開度検出スイッチ３６の出力は、前記駆動回路９２
のスイッチングトランジスタＱ１の人力信号を接地する
スイッチＳ１に与えられている。従って、スイッチＳ＋
かオンとなると、スイッチングトランジスタＱ ＋ 、
Ｑ ２は、パルス信号と無関係に常にオフとなり、空燃
比制御弁３４は常に復帰状態に保持されるので、エアブ
リード量が減少して、混合気は通常時より過濃な状態に
維持される。 以下作用を説明する。 まず１次側絞り弁１４のみが作動しており、２次側絞り
弁１８が２次側絞り弁制御アクチュエ〜り３０によって
間かれることがない通常時には、前記開度検出スイッチ
３６は、作動することがない。従って、この通常時には
、常詩空燃比フィードバック制御が行われることとなり
、排気ガス浄化対策上必要な低速高負荷域の空燃比フィ
ードバック制御域が増大されて、排気ガス浄化性能が向
上する。 一方、前記２次側絞り弁制御アクチュエータ３０によっ
て２次側絞り弁１８が開かれ始めると、直らに前記開度
検出スイッチ３６が作動して、その接点３６Ａが開かれ
る。すると、前記スイッチＳ１がオンとされるため、前
記空燃比制御弁３４の作動が停止され、これによって、
空燃比制御弁３４からのメインエアブリード通路３８及
びスローエアブリード通路４０に対する大気導入が停止
されて、空燃比が小さくなり、出力空燃比となって、出
力性能が向上され、加速性能が向上される。 本実施例における、全開加速時の経過時間とトルクの関
係の例を第５図に実線りで示す。同じく破線Ａで示した
従来例に比べて、全開加速時のトルクの立上りが速く、
従って、加速性能が向上されていることが明らかである
。 本実施例においては、２次側絞り弁１８の開度が設定値
以上となった時に、空燃比のフィードバック制御を停止
するようにしているので、２次側絞り弁１８が作動を開
始する瞬間を確実に検出することができる。なお、２次
側絞り弁１８の作動状態を検出Ｊる方法はこれに限定さ
れず、例えば、前出第３図に破線で示したように、前記
２次側絞り弁制御アクチュエータ３０のダイアフラム室
３０Ａに供給される制御負圧が設定値以上となったこと
を検出づるための制御負圧検出スイッチ１００を設け、
該負圧検出スイッチ１００の出力に応じて、前記駆動回
路９２のスイッチＳ１を開閉づることも可能である。こ
の場合には、ダイアフラム室３０Ａに導入される制御負
圧が高まり始めた時点で空燃比のフィードバック制御を
停止することができ、従って、実際に２次側絞り弁１８
が開かれる直前にフィードバック制御を停止して、加速
性能を一層向上づることができる。 又、前記実施例においては、駆動回路９２のスイッチン
グトランジスタＱ１の入力信号をスイッチＳ１によって
接地することにより、空燃比フィードバック制御を停止
させるようにしていたが、開度検出スイッチ３６又は制
御負圧検出スイッチ１００が作動した時に空燃比フィー
ドバック制御を停止する方法はこれに限定されず、例え
ば、前記積分口７路８６の帰還回路を短絡するスイッチ
Ｓ２を設けて、これによりフィードバック制御を停止づ
ることも可能である。即ち、この場合には、スイッチＳ
２が・オンになると、積分回路８６の積分値定数を決定
するコンデンサＣ１が短絡され、積分回路８６の出力が
一定値になる。従って、空燃比センサ３２の出力が基準
電圧Ｖｏより高い状態（混合気過濃）が継続しても、パ
ルス信号のパルス幅は一定値（比例分による分）以上に
は増加せず、そのため混合気は平常時より過濃な状態に
維持されるものである。 更に、・前記実施例においては、空燃比制御アクチユエ
ータとして、エアブリード儲を制ｔｉｔ＋ｉる空燃比制
御弁３４が用いられていたが、空燃比制御アクチュエー
タの種類は、これに限定されず、例えば、燃料流量を制
御するものを用いることも可能である。 ［発明の効果］ 以上説明した通り、本発明によれば、排気ガス浄化対策
上必要な低速高負荷の空燃比フィードバック制御Ｉ域が
増大され、排気ガス浄化性能が向上する。又、中高速高
負荷の空燃比フィードバック停止に際しては、遅延時間
を用いる必要がないため、迅速なフィードバック制御停
止が可能となり、加速開始時の出力性能従って加速性能
を大幅に向上することが可能となるという優れた効果を
有する。
んど一次側絞り弁のみが使用されており、一方、出力性
能の必要な二次側絞り弁の使用域は、使用頻度が少ない
ので排気ガス浄化性能上は殆んど問題とならないことに
着目してなされたもので、二次側絞り弁の開度又は二次
側絞り弁制御アクチュエータの制御負圧が設定置以上と
なった時に、空燃比フィードバック制御を停止して、空
燃比が通常時より小となるよう、空燃比制御アクチュエ
ータを制御１″ｇるようにしたので、排気ガス浄化対策
上必要な低速高負荷の空燃比フィー１〜バツク制御域が
増大されて、排気ガス浄化性能か向上覆る。 しかも、中高迭筒負荷の空燃比フィードバック制御の停
止に際しては、遅延時間が不要となるため、加速開始時
の出力性能従って加速性能を向上することができる。 本発明における、空燃比フィードバック制御停止線を前
出第１図に実線りで示す。 【実施例］ 以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する
。 本実施例は、第２図及び第３図に示す如く、２浬式気化
器１０の１次側吸気通路１２に配設された、アクセルペ
ダル（ｍｌ示省略）と連動して常時作動する１次側絞り
弁１４と、前記２連式気化器１０の２次側吸気通路１６
に配設された、高負荷時にのみ開かれる２次側絞り弁１
８と、１次側ラージベンチュリ２０及び２次側ラージベ
ンチュリ２２の負圧が絞り２４．２６．２８を介して導
入されるダイヤフラム’Ｊ３０Ａを有し、該ダイヤフラ
ムｘＳｏＡ内に導入される負圧によって、高負荷時にの
み前記２次側絞り弁１８を聞くための２次側絞り弁制御
アクチュエータ３０とを有する気化器エンジンの空燃比
制御装置において、排気ガスの空燃比を検出するための
空燃比センサ３２と、エンジン燃焼至に吸入される混合
気の空燃比を、２連式気化器１０のメインエアブリード
量及びスローエアブリード量を制御することによって制
御するための空燃比制御弁３４と、前記２次側絞り弁１
８が開かれ始めたことを検出するための開度検出スイッ
チ３６と、通常時は、前記空炉１比センサ３２の出力に
応じて、空燃比が設定値、例えば理論空燃比となるよう
、前記空燃比制御弁３８を、例えばオンオフチューティ
制御によりフィードバック制御して、メインエアブリー
ド通路３８及びスローエ）７ブリ一ド通路４０に導入さ
れる大気昆を調整し、一方、前記開度検出スイッチ３６
が作動した時は、前記フィードバック制御を停止して、
空燃比が通常時より小となるよう、前記空燃比制御弁３
４からのメインエアブリード通路３８及びスローエアブ
リード通路４０に対づる大気の導入が停止されるよう、
前記空燃比制御ル弁３４を制御づる空燃比制御回路４２
と、をＬ＠えたものである。 第２図において、５０は吸気管、５２はエンジン本体、
５４は排気管、５６は触媒コンバータである。 又、第３図において、６０はフロート至、６２はメイン
ジェット、６４はメインウェル、６６はメインエアブリ
ード管、６８は１次側メインウェル、７０はスローエア
ブリード管、７２はスローボート、７′４はアイドルボ
ー１〜．７６はアイドル調整ねじである。 前記空燃化制御回路４２は、例えば第４図に詳細に示す
如く、電源電圧ＶＣＣを分圧して基準電圧Ｖｏを発生づ
るための分圧抵抗Ｒ＋、Ｒ２と、十入力端子に与えられ
る前記基準電圧Ｖｏと入力端子８０を介して一入力端子
に与えられる前記空燃比センサ３２出力の偏差信号を出
力する作動増幅器８２と、該作動増幅器８２出力の偏差
信号の変化に比例した比例信号を出力する比例回路８４
と、前記偏差信号を積分した積分信号を出力する積分回
路８６と、オンオフデユーティ制御を行うためのディザ
１３号を発生づるディザ発振器８８と、前記比例回路８
４出力の比例信号、前記積分回路８６出力の積分信号及
び前記ディザ発振器８８出力のディザ伝号に応じて、比
例信号と積分信号の和に対応したパルス幅を持つパルス
信号を出力する比較器９０と、該比較器９０の出力に応
じて、前記字燃比制御弁３４を駆動するためのスイッチ
ングトランジスタＱ１及びＱ２を含む駆動回路９２とか
ら構成されている。この空燃比制御回路４２において、
前記開度検出スイッチ３６の出力は、前記駆動回路９２
のスイッチングトランジスタＱ１の人力信号を接地する
スイッチＳ１に与えられている。従って、スイッチＳ＋
かオンとなると、スイッチングトランジスタＱ ＋ 、
Ｑ ２は、パルス信号と無関係に常にオフとなり、空燃
比制御弁３４は常に復帰状態に保持されるので、エアブ
リード量が減少して、混合気は通常時より過濃な状態に
維持される。 以下作用を説明する。 まず１次側絞り弁１４のみが作動しており、２次側絞り
弁１８が２次側絞り弁制御アクチュエ〜り３０によって
間かれることがない通常時には、前記開度検出スイッチ
３６は、作動することがない。従って、この通常時には
、常詩空燃比フィードバック制御が行われることとなり
、排気ガス浄化対策上必要な低速高負荷域の空燃比フィ
ードバック制御域が増大されて、排気ガス浄化性能が向
上する。 一方、前記２次側絞り弁制御アクチュエータ３０によっ
て２次側絞り弁１８が開かれ始めると、直らに前記開度
検出スイッチ３６が作動して、その接点３６Ａが開かれ
る。すると、前記スイッチＳ１がオンとされるため、前
記空燃比制御弁３４の作動が停止され、これによって、
空燃比制御弁３４からのメインエアブリード通路３８及
びスローエアブリード通路４０に対する大気導入が停止
されて、空燃比が小さくなり、出力空燃比となって、出
力性能が向上され、加速性能が向上される。 本実施例における、全開加速時の経過時間とトルクの関
係の例を第５図に実線りで示す。同じく破線Ａで示した
従来例に比べて、全開加速時のトルクの立上りが速く、
従って、加速性能が向上されていることが明らかである
。 本実施例においては、２次側絞り弁１８の開度が設定値
以上となった時に、空燃比のフィードバック制御を停止
するようにしているので、２次側絞り弁１８が作動を開
始する瞬間を確実に検出することができる。なお、２次
側絞り弁１８の作動状態を検出Ｊる方法はこれに限定さ
れず、例えば、前出第３図に破線で示したように、前記
２次側絞り弁制御アクチュエータ３０のダイアフラム室
３０Ａに供給される制御負圧が設定値以上となったこと
を検出づるための制御負圧検出スイッチ１００を設け、
該負圧検出スイッチ１００の出力に応じて、前記駆動回
路９２のスイッチＳ１を開閉づることも可能である。こ
の場合には、ダイアフラム室３０Ａに導入される制御負
圧が高まり始めた時点で空燃比のフィードバック制御を
停止することができ、従って、実際に２次側絞り弁１８
が開かれる直前にフィードバック制御を停止して、加速
性能を一層向上づることができる。 又、前記実施例においては、駆動回路９２のスイッチン
グトランジスタＱ１の入力信号をスイッチＳ１によって
接地することにより、空燃比フィードバック制御を停止
させるようにしていたが、開度検出スイッチ３６又は制
御負圧検出スイッチ１００が作動した時に空燃比フィー
ドバック制御を停止する方法はこれに限定されず、例え
ば、前記積分口７路８６の帰還回路を短絡するスイッチ
Ｓ２を設けて、これによりフィードバック制御を停止づ
ることも可能である。即ち、この場合には、スイッチＳ
２が・オンになると、積分回路８６の積分値定数を決定
するコンデンサＣ１が短絡され、積分回路８６の出力が
一定値になる。従って、空燃比センサ３２の出力が基準
電圧Ｖｏより高い状態（混合気過濃）が継続しても、パ
ルス信号のパルス幅は一定値（比例分による分）以上に
は増加せず、そのため混合気は平常時より過濃な状態に
維持されるものである。 更に、・前記実施例においては、空燃比制御アクチユエ
ータとして、エアブリード儲を制ｔｉｔ＋ｉる空燃比制
御弁３４が用いられていたが、空燃比制御アクチュエー
タの種類は、これに限定されず、例えば、燃料流量を制
御するものを用いることも可能である。 ［発明の効果］ 以上説明した通り、本発明によれば、排気ガス浄化対策
上必要な低速高負荷の空燃比フィードバック制御Ｉ域が
増大され、排気ガス浄化性能が向上する。又、中高速高
負荷の空燃比フィードバック停止に際しては、遅延時間
を用いる必要がないため、迅速なフィードバック制御停
止が可能となり、加速開始時の出力性能従って加速性能
を大幅に向上することが可能となるという優れた効果を
有する。
第１図は、従来例及び本発明における、空燃比フィード
バック制御停止線、空燃比フィードバック制御が必要な
領域及び出力性能上空燃比フィードバック制御が不要な
領域を比較して示す線図、第２図は、本発明に係る気化
器エンジンの空燃比制御装置の実施例の全体構成を示ず
ブロック線図、第３図は、前記実施例における気化器周
辺の詳細な構成を示す断面図、第４図は、前記実施例で
用いられでいる空燃比制御回路の構成を示す回路図、第
５図は、前記実施例及び従来例における、全開加速時の
トルクの立上り状態を比較して示づ線図である。 １０・・・２連式気化器、１４・・・１次側絞り弁、１
８・・・２次側絞り弁、 ３０・・・２次側絞り弁制御アクチュエータ、３２・・
・空燃比センサ、３４・・・空燃比制御弁、３６・・・
開度検出スイッチ、４２・・・空燃比制御回路、８６・
・・積分回路、 ９２・・・駆動回路、Ｓｌ、Ｓ２・・
・スイッチ、 １００・・・制御圧検出スイッチ。 代理人 高 矢 論 （ほか１名）
バック制御停止線、空燃比フィードバック制御が必要な
領域及び出力性能上空燃比フィードバック制御が不要な
領域を比較して示す線図、第２図は、本発明に係る気化
器エンジンの空燃比制御装置の実施例の全体構成を示ず
ブロック線図、第３図は、前記実施例における気化器周
辺の詳細な構成を示す断面図、第４図は、前記実施例で
用いられでいる空燃比制御回路の構成を示す回路図、第
５図は、前記実施例及び従来例における、全開加速時の
トルクの立上り状態を比較して示づ線図である。 １０・・・２連式気化器、１４・・・１次側絞り弁、１
８・・・２次側絞り弁、 ３０・・・２次側絞り弁制御アクチュエータ、３２・・
・空燃比センサ、３４・・・空燃比制御弁、３６・・・
開度検出スイッチ、４２・・・空燃比制御回路、８６・
・・積分回路、 ９２・・・駆動回路、Ｓｌ、Ｓ２・・
・スイッチ、 １００・・・制御圧検出スイッチ。 代理人 高 矢 論 （ほか１名）
Claims (1)
- （１）常時作動する一次側絞り弁と、高負荷時にのみ開
かれる二次側絞り弁とを有する気化器エンジンの空燃比
制ｉ１１装置にＪゴいて、排気ガスの空燃比を検出する
ための空燃比センサと、エンジン燃焼至に吸入される混
合気の空燃比を制御するための空燃比副面アクチュエー
タと、二次側絞り弁の開度又は二次側絞り弁制田１アク
チュエータの制御負圧が設定値以上となったことを検出
するための開度又は制御負圧検出スイッチと、通常時は
、前記空燃比センサの出力に応じて、空燃比が設定値と
なるよう、前記空燃比制御アクチュエータをフィードバ
ック制御し、一方、前記開度又は制御負圧検出スイッチ
が作動しノζ時は、前記フィードバック制御を停止して
、空燃比が通常時より小となるよう、前記空燃比制御ア
クチュエータを制御する空燃比制御回路と、を備えたこ
とを特徴とする気化器エンジンの空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4259884A JPS60187749A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 気化器エンジンの空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4259884A JPS60187749A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 気化器エンジンの空燃比制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60187749A true JPS60187749A (ja) | 1985-09-25 |
Family
ID=12640489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4259884A Pending JPS60187749A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 気化器エンジンの空燃比制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60187749A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6255448A (ja) * | 1985-09-03 | 1987-03-11 | Daihatsu Motor Co Ltd | 気化器の空燃比制御装置 |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP4259884A patent/JPS60187749A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6255448A (ja) * | 1985-09-03 | 1987-03-11 | Daihatsu Motor Co Ltd | 気化器の空燃比制御装置 |
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