JPS6018690Y2 - パツキン - Google Patents
パツキンInfo
- Publication number
- JPS6018690Y2 JPS6018690Y2 JP3916080U JP3916080U JPS6018690Y2 JP S6018690 Y2 JPS6018690 Y2 JP S6018690Y2 JP 3916080 U JP3916080 U JP 3916080U JP 3916080 U JP3916080 U JP 3916080U JP S6018690 Y2 JPS6018690 Y2 JP S6018690Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing ring
- sealing
- sliding surface
- groove
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は嵌合して摺動する間隙を密封するパツキンに係
るもので、更に詳しくは、この密封の摺動面を異物によ
り傷つけられることから保護すると共に、その密封性を
向上したパツキンに関するものである。
るもので、更に詳しくは、この密封の摺動面を異物によ
り傷つけられることから保護すると共に、その密封性を
向上したパツキンに関するものである。
本考案に関する従来のパツキンとしては、第1図に示す
ものがある。
ものがある。
第1図はピストンに設けられたパツキン用溝3の底面側
にゴム状弾性材製の支持環2が装着されており、その支
持環2の外周側に樹脂材製の摺動面5を有する密封環1
が嵌着して一体化されている。
にゴム状弾性材製の支持環2が装着されており、その支
持環2の外周側に樹脂材製の摺動面5を有する密封環1
が嵌着して一体化されている。
そして、支持環2の弾性力により密封環1がシリンダー
4周面に圧接されて、シリンダー4とピストン5との間
隙を密封しているわけである。
4周面に圧接されて、シリンダー4とピストン5との間
隙を密封しているわけである。
しかし、作動流体中に異物が入りこんだ場合など、この
異物により密封環の摺動面5に軸方向の溝状の傷が発生
することになる。
異物により密封環の摺動面5に軸方向の溝状の傷が発生
することになる。
従って、密封環1の摺動面5による密封性が低下する欠
点を有する。
点を有する。
本考案は上述のようなパツキンの欠点を除去することを
目的とするもので、その構成の要旨は、同一軸心に配置
する軸及び穴のうちの一方の周面に沿って環状に設けら
れたパツキン用溝の低面側に配置されるゴム状弾性材製
の支持環に、前記軸及び穴のうちのパツキン用溝の設け
られない周面と密封接触する摺動面を備えた樹脂材製の
密封環を同心に結合し、前記密封環の摺動面に軸方向両
端側の周面に沿って設けられた環状溝に前記軸及び穴の
うちのパツキン用溝の設けられない周面と密封接触する
ゴム状弾性材製の密封リングをそれぞれ装着したもので
ある。
目的とするもので、その構成の要旨は、同一軸心に配置
する軸及び穴のうちの一方の周面に沿って環状に設けら
れたパツキン用溝の低面側に配置されるゴム状弾性材製
の支持環に、前記軸及び穴のうちのパツキン用溝の設け
られない周面と密封接触する摺動面を備えた樹脂材製の
密封環を同心に結合し、前記密封環の摺動面に軸方向両
端側の周面に沿って設けられた環状溝に前記軸及び穴の
うちのパツキン用溝の設けられない周面と密封接触する
ゴム状弾性材製の密封リングをそれぞれ装着したもので
ある。
支持環は密封環に嵌着して密封環の摺動面を相手摺動面
に圧接するごとく支持する。
に圧接するごとく支持する。
従って、パツキン用溝に装着する支持環は断面が円形、
四角形、台形等にするのが好ましい。
四角形、台形等にするのが好ましい。
又、密封リングは相手摺動面に強く圧接しない構造が望
ましく、断面が丁字形又はX字形にすると良い結果が得
られている。
ましく、断面が丁字形又はX字形にすると良い結果が得
られている。
以下、本考案の一実施例によって詳細に説明する。
第2図は本考案のパツキンの断面図である。1は環状を
威し、穴4と密封接触する摺動面5を有した合成樹脂材
製の密封環で内径がゴム材製の環状を威す支持環2の外
周面と嵌合固着して−体化している。
威し、穴4と密封接触する摺動面5を有した合成樹脂材
製の密封環で内径がゴム材製の環状を威す支持環2の外
周面と嵌合固着して−体化している。
そして、ピストン6に設けられたパツキン用溝3の底面
9側に支持環2側が嵌着されて、密封環の摺動面5が穴
4の周面と密封接触している。
9側に支持環2側が嵌着されて、密封環の摺動面5が穴
4の周面と密封接触している。
更に、この密封環の摺動面5の軸方向両端側の周面に沿
って環状溝12がそれぞれ設けられている。
って環状溝12がそれぞれ設けられている。
更に、この環状溝12には、断面T形をした密封リング
10が嵌着されている。
10が嵌着されている。
そして、密封リング10の外周を威す密封面11が穴4
と密封接触している。
と密封接触している。
この密封リング10はゴム材製で、穴4の周面との接触
力が弱いように断面がT字に形威されている。
力が弱いように断面がT字に形威されている。
更に、この密封リング10は第3図及び第4図に示す実
施態様があり、外周面が密封面11を形威し、断面の径
方向部分に薄肉部13を有している。
施態様があり、外周面が密封面11を形威し、断面の径
方向部分に薄肉部13を有している。
本考案は上述のように構成することによって、以下のよ
うな作用効果を奏する。
うな作用効果を奏する。
今、ピストン6が穴4に嵌合して、互に軸方向に相対摺
動するとき、作動流体中の異物が密封環1の摺動面5に
割り込むことがある。
動するとき、作動流体中の異物が密封環1の摺動面5に
割り込むことがある。
しかし、密封環1の摺動面5の軸方向両端側に装着され
た密封リング10によって異物が更に侵入するのを防止
される。
た密封リング10によって異物が更に侵入するのを防止
される。
そして、この止められた異物は、前述と反対方向にピス
トン6が相対摺動するときに押し出される。
トン6が相対摺動するときに押し出される。
従って、密封環1の摺動面5全面が異物により傷つけら
れることがない。
れることがない。
即ち、摺動面5の密封性が常に保持されるわけである。
更に、摺動面5に装着された密封リング10は断面の径
方向部分に薄肉部13を形成することによって、穴4と
の弾性的接触が得られ、密封性を増すと共に摺動抵抗を
小さくすることができる。
方向部分に薄肉部13を形成することによって、穴4と
の弾性的接触が得られ、密封性を増すと共に摺動抵抗を
小さくすることができる。
又、この密封リング10の薄肉部13の形成は、異物を
止めるのに適した効果が得られる。
止めるのに適した効果が得られる。
以上、本考案は耐圧性を有し、摺動抵抗の小さいパツキ
ンとしての欠点である異物による摺動面の傷の発生及び
密封性を改善したパツキンを提供するものである。
ンとしての欠点である異物による摺動面の傷の発生及び
密封性を改善したパツキンを提供するものである。
第1図は従来のパツキンの半断面図、第2図は本考案の
一実施例を示すパツキンの半断面図、第3図、第4図は
本考案の密封リングを示す断面図である。 1・・・・・・密封環、2・・・・・・支持環、3・・
・・・・パツキン用溝、4・・・・・・穴、5・・・・
・・摺動面、10・・・・・・密封リング、11・・・
・・・密封面、12・・・・・・環状溝、13・・・・
・・薄肉部。
一実施例を示すパツキンの半断面図、第3図、第4図は
本考案の密封リングを示す断面図である。 1・・・・・・密封環、2・・・・・・支持環、3・・
・・・・パツキン用溝、4・・・・・・穴、5・・・・
・・摺動面、10・・・・・・密封リング、11・・・
・・・密封面、12・・・・・・環状溝、13・・・・
・・薄肉部。
Claims (1)
- 同一軸心を威す軸及び穴のうちの一方の局面に沿って環
状に設けられたパツキン用溝3の底面側に配置されるゴ
ム状弾性材製の支持環2に、前記軸及び穴のうちのパツ
キン用溝の設けられない局面と密封接触する摺動面5を
備えた樹脂材製の密封環1を同心に結合し、前記密封環
の摺動面の軸方向両端側の局面に沿って設けられた環状
溝12に前記軸及び穴のうちのパツキン用溝の設けられ
ない周面と密封接触するゴム状弾性材製の密封リング1
0をそれぞれ装着したことを特徴とするパツキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3916080U JPS6018690Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | パツキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3916080U JPS6018690Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | パツキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56141253U JPS56141253U (ja) | 1981-10-24 |
JPS6018690Y2 true JPS6018690Y2 (ja) | 1985-06-06 |
Family
ID=29634631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3916080U Expired JPS6018690Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | パツキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018690Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP3916080U patent/JPS6018690Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56141253U (ja) | 1981-10-24 |
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