JPS60166713A - 水冷式エンジンの冷却装置 - Google Patents

水冷式エンジンの冷却装置

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JPS60166713A
JPS60166713A JP2370084A JP2370084A JPS60166713A JP S60166713 A JPS60166713 A JP S60166713A JP 2370084 A JP2370084 A JP 2370084A JP 2370084 A JP2370084 A JP 2370084A JP S60166713 A JPS60166713 A JP S60166713A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水冷式エンジンの冷却装置、特にエンジンに流
入する流入冷却水の温度に応じて適切に冷五〇制御する
ようにした冷却装置に関する。
(従 来 技 術) エンジンの冷却方式としては、低温の冷却水をシリンダ
周囲のウォータージャケットに供給すると八に、該シリ
ンダを冷却することによって高温となった冷却水をラジ
ェータに供給し、該ラジェータによって低温に冷却した
上で再びウォータージャケラi〜に供給するようにした
冷却水循環式の方式が広く採用されている。
この冷ul方式においては、冷却水の循環通路におCノ
るエンジン出口部に例えばサーモスタット式の開閉弁を
備え、冷却水温に応じて該開閉弁の開度を増減さぼるこ
とにより冷却水の循環量を制御して、エンジン出口部に
おける冷却水温を所定値に保持するようになっているが
、このような冷却水温の制御においては所謂応答遅れと
ハンチングの問題があり、次のような不具合が生じる。
つまリ、応答遅れを少なくするためには上記開閉弁の動
作速度を速くし、冷却水温が所定値より高い場合に冷却
水の循環量を速かに増加させるようにすればよいが、こ
のようにするとエンジンに流入する冷N」水の温度が外
気m等との関係で低い場合にエンジンが急激に冷却され
て冷却水温が所定領収も 下に大きくアンダーシュートすることになり、これに伴
って大きな振幅のハンチングが生じることになる。また
、このハンチングを軽減するためには上記開閉弁の動作
速度を遅くすればよいが、その場合、制御の応答遅れが
著しくなって、冷却水温が高い場合に所定値まで低下す
るのに長時間を要することになり、そのため例えばエン
ジンが高負荷状態にあって発熱量が大きい時にエンジン
がオーバーヒートする危険性が生じる。
ところで、水冷式エンジンの冷却制御に関しては、例え
ば特開昭57−168017号公報に開示された発明が
ある。これは、冷却水温を一定に制御しても、エンジン
の発熱量が運転状態によって変化するため、発熱量の少
ない低負荷時等にエンジンが過冷却の状態となる問題に
着目したもので、冷u1系統の冷却能力を規制する流量
制御弁等の冷却規制装置と、シリンダ壁温度に相関する
信号を出力するセンサと、このセンサの出力に応じて上
記冷却規制装置を駆動する制御回路とを設け、該制御回
路により上記冷却規制装置を運転状態に応じて予め設定
されたテーブルに基づいて制御し、或いはシリンダ壁温
度を直接検出して該温度が所定値となるように冷却規制
装置をフィードバック制御I−5するようにしたもので
ある。しかし、この発明においても、上記冷却規制装置
が作動してから冷却水温ないしシリンダ壁温が所定値ま
で変化するのに応答遅れがあって、これを少なくしよう
とすれば、特に流入冷却水温が低い場合にハンチングが
著しくなるという上記の問題が生じる。
(発 明 の 目 的) 本発明は、ラジェータとウォータージャケットとの間の
冷却水の循環mを調整することにより冷7JI水渇を制
御するようにした冷却装置における上記のような問題に
対処するもので、冷却水の循環量を調整する開閉弁等の
調整装置の動作速度ないし動作量をエンジンに流入する
流入冷却水温に応じて変化させることにより、制御の応
答性を阻害することなく、流入冷却水温が低い場合のハ
ンチングを効果的に抑制することを目的とする。
(発 明 の 構 成) 本発明に係る冷却装置は、上記目的のため次のように構
成される。
即ち、ラジェータと、エンジンのシリンダ周囲に設けら
れたウォータージャケットと、該ラジェータとジャケッ
トとの間で冷却水を循環させる冷却水通路とを設けた水
冷式エンジンにおいて、冷却水温に関連する信号を出力
する冷却水温検知手段と、上記ラジェータとウォーター
ジャケットとの間の冷却水の循環量を調整する開閉弁等
の調整装置と、上記冷却水温検知手段の出力に応じて調
整装置を作動させて冷却水の循環間を制御する冷却水温
制御手段とを備え、これらにより冷却水温を所定値以下
に制御するように構成する。そして、これらの構成に加
えて、エンジンに流入する流入冷却水の温度を直接又は
間接に検知する流入冷却水温検知手段と、該検知手段の
出力を受けて流入冷に1水温が低い時に上記冷却水温制
御手段による調整装Vに対する制御利得を小さくする制
御利得制御手段とを備える。流入冷却水温検知手段とし
ては、例えば該流入冷却水温を直接検知するセンサ、或
いは流入冷却水温に影響を与える外気温を検出するセン
サ、更にばエンジン始動時からの経過時間から流入冷却
水温を予測させる始動時タイマ等が用いられる。
このような構成によれば、流入冷却水温が低い時に冷却
水の循環量を調整する調整装置の動作速度或いは動作量
が小さくなることにより、通常時にJブける応答遅れを
生じることな(、冷却水温のハンチングが抑制されるこ
とになる。
尚、上記調整装置は電気的に開度をコントロールされる
ものの他、従来用いられているサーモスタット式のff
fl閉弁を用いることもできる。この場合、流入冷I1
1水温に応じて例えば通路面積を増減さけることにより
冷却水の循環量制御の制御利得が変化される。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、エンジン1にはシリンダ2・・・
2の周囲にウォータージャケット3が設けられていると
共に、該ジャケット3の出口3aがエンジン1の近傍に
備えられたラジェータ4の入口4aに、該ジャケット3
の入口3bがラジェータ4の出口4bに夫々バイブ5,
6を介して接続され、該ジ11クット3とラジェータ4
との間に冷却水の循環通路7が形成されている。また、
ウォータージ17ケツ1〜3における入口3bの近傍に
は当該エンジン1のクランク軸8によってベルト9を介
して駆動される冷却水ポンプ10が設けられていると共
に、ジャケット3の出口38には該出口3aからバイブ
5ないしラジェータ4側への冷Ul水の流出量(循環m
)を増減させる調整装置として開閉弁11が備えられて
いる。ここで、ウォータージャケット3の出口3aと入
口3bとの間には、110閑弁11の閉鎖時に冷却水を
ラジェータ4に供給づることなく循環させるバイパス通
路12が設けられている。
また、つA−夕〜ジャケット3における上記開閉弁11
の直上流位置にはエンジン出口部における冷ム11水温
を検出する水温センサ13が備えられ、該センサ13か
ら出力される水温信号Aが制御回路14に入力されるよ
うになっている。この制御回路14は、上記水温信号A
が入力され、その電圧レベルど設定電圧発生回路15か
ら出力される目標冷却水温に対応する電圧レベルとを比
較して、前者の電圧レベルが後者より高い時に111 
IIの信号Bを出力Jる比較回路16と、この比較回路
16の出力信号Bを積分する積分回路17と、該積分回
路17の出力信号Cを増幅する増幅回路18とを有し、
この増幅回路18の出力信号が制御信号りとして上記開
閉弁11に送給される。そして、j11開弁11は制御
信号りの値に応じてリフトし、つA−タージャケット3
からバイブ5゛ないしラジ土−夕4に通じる通路の開度
を増減さピるようになっている。
然してこの実施例においては、上記の構成に加えて、入
口3bからウォータージャケット3に流入する流入冷却
水の温度を間接的に検知するものとして外気温センサ1
9が備えられていると共に、更にエンジン1の回転数を
検知する回転数センサ20と、スロットル弁の開度や吸
気負圧等からエンジン1の負荷の大きさを検知する負荷
センサ21どが備えられている。これらのセンサ19〜
21の出力信号E、F、Gは、夫々第1〜第3関数回路
22〜24に入力され、第2図(1)〜(3)に示すよ
うな特性で関数値に変換される。つまり、第1関数回路
22は、センサ19の出力信号Eが示す外気温が高くな
るに従って大きくなる関数値を出力し、第2関数回路2
3は、センサ20の出力信号Fが示すエンジン回転数が
高くなるに従って小さくなる関数値を出力し、また第3
関数回路24は、センサ21の出力信号Gが示づエンジ
ン負荷が大きくなるに従って大きくなる関数値を出ノj
する。そして、これらの関数値を示す信号E’ 、 F
′、G′は演算回路25に入力され、所定の演算処理が
行われた後、該演算回路25から積分定数設定回路26
に信号Hとして入力される。この積分定数設定回路26
は、第3図に示すように演算回路25の出力信号Hが大
きくなるに従って大きくなる積分定数、即ち外気温が低
い程小さく、エンジン回転数が高い程小さく、またエン
ジン負荷が大きい程大きくなる積分定数を設定し、これ
を信号Iどじで上記制御回路14における積分回路17
に与える。そして、この積分定数が積分回路17におい
て比較回路16の出力信号Bを積分処理する際の積分定
数として用いられるようになっている。
尚、上記積分回路17と積分定数設定回路26とは、例
えば第4図に示すように抵抗27とコンデンサ28とで
II4成されると共に、このコンデンサ28が演碑回路
25の出力信号Hに応じて容量が変化する可変容量コン
デンサとされ、これにより積分定数が上記のように変化
するようになっている。
次に上記実施例の作用を説明する。
今、エンジン1を始動させたものとすると、クランク軸
8によってベルト9を介して冷却水ポンプ10が駆動さ
れることにより、つl−タージャケット3内の冷却水が
入口3b側から各シリンダ2・・・2の周囲を通って出
口3a側に流されるが、始動直後においては冷II水温
は低いので、上記ジャケット3の出口3aの近傍に備え
られた水温センサ13から水濡信号Aが入力される制御
回路14においては比較回路16の出力が°0″であり
従って該制御回路14から開閉弁11に送給される制御
信号りも110 IIで、該開閉弁11は上記出口3a
を閉じた状態にある。従って、この時点では冷却水はラ
ジェータ4に供給されることなく、バイパス通路12を
通って循環することになる。
そして、この状態でエンジン始動時からの時間が経過す
るに従って、第5図(1)に実線aで示すように冷却水
温が上昇し、該水温が設定値To(例えば85℃)に達
した時点で水温センサ13からの水温信号Aの電圧レベ
ルが制御回路14にお【ノる設定電圧発生回路15の出
力電圧レベル以上となる。そのため、比較回路16の出
力信号Bが第5図(2)に符号すで示すように1″に転
じ、これに伴って積分回路17の出力信号Cが同図(3
)に符号0で示すように成る一定の勾配で立ち上る。そ
して、この積分回路17の出力信号Cが増幅回路18を
介して制御信号りとして上記開閉弁11に送給され、該
開閉弁11の開度が制御信号D(積分回路17の出力信
号C)の出力値の上昇に従って増大する。これにより、
ウォータージャケット3内の冷却水はItil開弁11
の開度に対応してラジェータ4に供給され、該ラジェー
タ4を通過する冷7JI水の循環量が次第に増加する。
このようにしてラジェータ4を通過する冷却水の循環量
が増大すると、冷却水温の上昇が停止し、次に該水温が
低下し始める。そして、上記設定値Toまで低下した時
点で制御回路14における比較回路16の出力信号Bが
第5図(2)に符号b′で示づように0″に転じると共
に、この時点から積分回路17の出力信号Cないし制御
信@Dの値が同図(3)に符号0′で示すように減少し
始め、これに伴って上記開閉弁11の開度、即ちラジェ
ータ4を通過する冷却水の循環量が減少する。そのため
、冷却水温は一定温度まで低下し−に後、再び上昇し、
その結果、第5図(1)に実線aで示すようにつl−タ
ージャケット出口3aにおける冷却水温が設定値Toを
中心に上下に変動し、ハンチングが生じることになる。
ところで、上記のような冷却水温の制御において、外気
温が低いためラジェータ4からウォータージャケット3
に流入する冷却水の温度が低い時は、17fl13Jl
弁11の一定の開弁速度に対してエンジン1がより速か
に冷却されてウォータージャケラ1〜出口3aにおける
冷却水温の低下が急激となる。
そのため、第5図(1)に鎖線a′で示すように冷却水
温は設定値To以下に大きくアンダーシュートし、これ
に伴ってハンチングが著しくなる。しかし、外気温が低
くなると、これを示ずセンサ19の出力信号Eが入力さ
れる第1関数回路22の出力E′が第2図(1)に示す
ように小さくなり、これに伴って積分定数設定回路26
で設定される積分定数が小さくなる。そのため、制御回
路14の積分回路17から出力される信゛号Cは第5図
(3)に点線C/lで示すように勾配が緩かになる。こ
のことは、制哩回路14による開閉弁11に対する制御
の制御利得が小さくなり、冷却水温が設定値T。
を超えた場合にJ3ける開閉弁11の開弁速度が緩かに
なることを意味する。その結果、流入冷却水温が低いに
も拘らず、ウォータージャケット出口3aにおける冷却
水温の低下が緩かになり、第5図(1)に実線aで示す
ようにアンダーシュート或いはハンチングが軽減される
ことになる。
また、この実施例では、上記外気温センサ19の他に回
転数センサ20及び負荷センサ21が備えられ、これら
のセンサ20,21によって検知されるエンジン回転数
及びエンジン負荷によってもt11制御利得が変化する
ようになっている。つまり、エンジン回転数が高い時に
は冷却水ポンプ10の回転数も高くなって、ウォーター
ジャケット3に供給される冷却水の流速が速くなり、そ
のためnfl閉弁11の一定の開弁速度に対して冷却水
温が急速に低下し、第5図(1)に鎖線a′で示すよう
にハンチングが著しくなるのであるが、この場合、第2
図(2)及び第3図に示すように積分定数設定回路26
において設定される積分定数が小さくなることにより、
流入冷却水温が低い場合と同様に、開閉弁11の開弁速
度が緩かになってハンチングが抑制されることになる。
まlζ、エンジン1の負荷が大きく、従ってエンジン発
熱mが大きい時は、冷却水温が設定値T。
を超えた時の開閉弁11の開弁速度が緩かであると、該
冷却水温は第5図(1)に鎖線、111で示づ°ように
設定値Toを大きくオーバーシュー1〜し、また応答遅
れが著しくなって設定値Toまで低下するまでに長時間
を要することになり、その間にエンジン1がオーバーヒ
ートづる危険性が生じる。しかし、この場合は、第2図
(3)及び第3図に示すように積分定数設定回路26で
設定される積分定数が大きくなるため、制御回路14に
おける積分回路17の出力信号Cは、第5図(3)に符
@C″で示づように急勾配で上昇することになり、これ
に伴って開閉弁11の開度が速かに増大し、ラジェータ
4を通過する冷却水の循環量が急速に増大されて、エン
ジン発熱量の増加に拘らずオーバーと−1−が防止され
ることになる。
尚、以上の実施例では、エンジンに流入する流入冷却水
の温度を検知するものとして外気温セン:す19を用い
たが、これに代えて、ウォータージャケット3の入口3
b等に流入冷IJI水温を直接検知J′るセンサを設け
てもよく、或いは流入冷却水温が一定温度まではエンジ
ン1の始動時からの経過時間に略対応して上昇すること
を利用して、この経過時間を測定する始動時タイマによ
り流入冷lJ+水温を間接的に検知するようにしてもよ
い。
(梵 明 リ 効 果) 以上のように本発明によれば、ラジェータとウォーター
ジャケットとの間の冷却水の循環量を調整装ることによ
り冷却水温を制御する水冷式エンジンの冷却装置におい
て、エンジンに流入する流入冷却水の温度が低い時に上
記冷却水循環量の調整を行う調整装置に対する制御利得
を小さくするようにしたから、通常時における冷却水温
の制御の応答遅れ、特にエンジン発熱■が大きい場合に
おけるオーバーヒート等を生じることなく、流入冷却水
温が低い場合における冷却水温のハンチングが抑制され
るようになる。このようにして、冷、却水温が常に良好
に制御されることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は制御シス
テム図、第2図(1)〜(3)は第1図にお()る第1
〜第3関数回路の出力特性図、第3図は第1図における
積分定数設定回路の出ツノ特性図、第4図は第1図にお
ける積分回路と積分定数設定回路の具体例を示す電気回
路図、第5図は作用を示すタイムチャート図である。 1・・・エンジン、3・・・ウォータージャケット、4
・・・ラジェータ、7・・・冷u1水通路(循環通路)
、11・・・調整装置(開閉弁)、13・・・冷却水温
検知手段(水温センサ)、14・・・冷却水温制011
手段(制御回路)、19・・・流入冷II水温検知手段
(外気温センサ)、26・・・制御利得制御手段(積分
定数設定回路)。 出願人 東洋工業株式会社 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ラジェータと、エンジンのつA−タージャケッ
    トと、該ラジェータとジャケットとの間で冷却水を循環
    させる冷却水通路と、冷却水温に関連する信号を出力す
    る冷却水温検知手段と、上記ラジェータとジャケラ1〜
    との間の冷却水の循環量を調整する調整装置と、上記冷
    却水温検知手段の出力に応じて調整装置を作動させて冷
    却水温が所定値以下になるように冷21水の循環口を制
    御する冷却水温制御手段と、エンジンに流入する流入冷
    却水の温度に関連する信号を出力する流入冷却水温検知
    手段と、該検知手段の出力を受けて流入冷却水温が低い
    時に上記冷却水温制御手段による冷却水循環量制御の制
    御利4qを小さくする制御利得制御手段とからなる水冷
    式エンジンの冷却装置。
JP2370084A 1984-02-09 1984-02-09 水冷式エンジンの冷却装置 Granted JPS60166713A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2370084A JPS60166713A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 水冷式エンジンの冷却装置
US06/698,531 US4616599A (en) 1984-02-09 1985-02-05 Cooling arrangement for water-cooled internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2370084A JPS60166713A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 水冷式エンジンの冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60166713A true JPS60166713A (ja) 1985-08-30
JPH0415366B2 JPH0415366B2 (ja) 1992-03-17

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ID=12117660

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JP2370084A Granted JPS60166713A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 水冷式エンジンの冷却装置

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