JPH0415366B2 - - Google Patents

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JPH0415366B2
JPH0415366B2 JP2370084A JP2370084A JPH0415366B2 JP H0415366 B2 JPH0415366 B2 JP H0415366B2 JP 2370084 A JP2370084 A JP 2370084A JP 2370084 A JP2370084 A JP 2370084A JP H0415366 B2 JPH0415366 B2 JP H0415366B2
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Nobuo Hiramoto
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    • F01P7/16Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
    • F01P7/167Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control by adjusting the pre-set temperature according to engine parameters, e.g. engine load, engine speed
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水冷式エンジンの冷却装置、特にエン
ジンに流入する流入冷却水の温度に応じて適切に
冷却制御するようにした冷却装置に関する。
(従来技術) エンジンの冷却方式としては、低温の冷却水を
シリンダ周囲のウオータージヤケツトに供給する
と共に、該シリンダを冷却することによつて高温
となつた冷却水をラジエータに供給し、該ラジエ
ータによつて低温に冷却した上で再びウオータジ
ヤケツトに供給するようにした冷却水循環式の方
式が広く採用されている。
この冷却方式においては、冷却水の循環通路に
おけるエンジン出口部に例えばサーモスタツト式
の開閉弁を備え、冷却水温に応じて該開閉弁の開
度を増減させることにより冷却水の循環量を制御
して、エンジン出口部における冷却水温を所定値
に保持するようになつているが、このような冷却
水温の制御においては所謂応答遅れとハンチング
の問題があり、次のような不具合が生じる。つま
り、応答遅れを少なくするためには上記開閉弁の
動作速度を速くし、冷却水温が所定値より高い場
合に冷却水の循環量を速かに増加させるようにす
ればよいが、このようにするとエンジンに流入す
る冷却水の温度が外気温等との関係で低い場合に
エンジンが急激に冷却されて冷却水温が所定値以
下に大きくアンダーシユートすることになり、こ
れに伴つて大きな振幅のハンチングが生じること
になる。また、このハンチングを軽減するために
は上記開閉弁の動作速度を遅くすればよいが、そ
の場合、制御の応答遅れが著しくなつて、冷却水
温が高い場合に所定値まで低下するのに長時間を
要することになり、そのため例えばエンジンが高
負荷状態にあつて発熱量が大きい時にエンジンが
オーバーヒートする危険性が生じる。
ところで、水冷式エンジンの冷却制御に関して
は、例えば特開昭57−168017号公報に開示された
発明がある。これは、冷却水温を一定に制御して
も、エンジンの発熱量が運転状態によつて変化す
るため、発熱量の少ない低負荷時等にエンジンが
過冷却の状態となる問題に着目したもので、冷却
系統の冷却能力を規制する流量制御弁等の冷却規
制装置と、シリンダ壁温度に相関する信号を出力
するセンサと、このセンサの出力に応じて上記冷
却規制装置を駆動する制御回路とを設け、該制御
回路により上記冷却規制装置を運転状態に応じて
予め設定されたテーブルに基づいて制御し、或い
はシリンダ壁温度を直接検出して該温度が所定値
となるように冷却規制装置をフイードバツク制御
するようにしたものである。しかし、この発明に
おいても、上記冷却規制装置が作動してから冷却
水温ないしシリンダ壁温が所定値まで変化するの
に応答遅れがあつて、これを少なくしようとすれ
ば、特に流入冷却水温が低い場合にハンチングが
著しくなるという上記の問題が生じる。
(発明の目的) 本発明は、ラジエータとウオータージヤケツト
との間の冷却水の循環量を調整することにより冷
却水温を制御するようにした冷却装置における上
記のような問題に対処するもので、冷却水の循環
量を調整する開閉弁等の調整装置の動作速度ない
し動作量をエンジンに流入する流入冷却水温に応
じて変化させることにより、制御の応答性を阻害
することなく、流入冷却水温が低い場合のハンチ
ングを効果的に抑制することを目的とする。
(発明の構成) 本発明に係る冷却装置は、上記目的のため次の
ように構成される。
即ち、ラジエータと、エンジンのシリンダ周囲
に設けられたウオータージヤケツトと、該ラジエ
ータとジヤケツトとの間で冷却水を循環させる冷
却水通路とを設けた水冷式エンジンにおいて、冷
却水温に関連する信号を出力する冷却水温検知手
段と、上記ラジエータとウオータージヤケツトと
の間の冷却水の循環量を調整する開閉弁等の調整
装置と、上記冷却水温検知手段の出力に応じて調
整装置を作動させて冷却水の循環量を制御する冷
却水温制御手段とを備え、これらにより冷却水温
を所定値以下に制御するように構成する。そし
て、これらの構成に加えて、エンジンに流入する
流入冷却水の温度を直接又は間接に検知する流入
冷却水温検知手段と、該検知手段の出力を受けて
流入冷却水温が低い時に上記冷却水温制御手段に
よる調整装置に対する制御利得を小さくする制御
利得制御手段とを備える。流入冷却水温検知手段
としては、例えば該流入冷却水温を直接検知する
センサ、或いは流入冷却水温に影響を与える外気
温を検出するセンサ、更にはエンジン始動時から
の経過時間から流入冷却水温を予測させる始動時
タイマ等が用いられる。
このような構成によれば、流入冷却水温が低い
時に冷却水の循環量を調整する調整装置の動作速
度或いは動作量が小さくなることにより、通常時
における応答遅れを生じることなく、冷却水温の
ハンチングが抑制されることになる。
尚、上記調整装置は電気的に開度をコントロー
ルされるのの他、従来用いられているサーモスタ
ツト式の開閉弁を用いることもできる。この場
合、流入冷却水温に応じて例えば通路面積を増減
させることにより冷却水の循環量制御の制御利得
が変化される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、エンジン1にはシリンダ
2…2の周囲にウオータージヤケツト3が設けら
れていると共に、該ジヤケツト3の出口3aがエ
ンジン1の近傍に備えられたラジエータ4の入口
4aに、該ジヤケツト3の入口3bがラジエータ
4の出口4bに夫々パイプ5,6を介して接続さ
れ、該ジヤケツト3とラジエータ4との間に冷却
水の循環通路7が形成されている。また、ウオー
タージヤケツト3における入口3bの近傍には当
該エンジン1のクランク軸8によつてベルト9を
介して駆動される冷却水ポンプ10が設けられて
いると共に、ジヤケツト3の出口3aには該出口
3aからパイプ5ないしラジエータ4側への冷却
水の流出量(循環量)を増減させる調整装置とし
て開閉弁11が備えられている。ここで、ウオー
タージヤケツト3の出口3aと入口3bとの間に
は、開閉弁11の閉鎖時に冷却水をラジエータ4
に供給することなく循環させるバイパス通路12
が設けられている。
また、ウオータージヤケツト3における上記開
閉弁11の直上流位置にはエンジン出口部におけ
る冷却水温を検出する水温センサ13が備えら
れ、該センサ13から出力される水温信号Aが制
御回路14に入力されるようになつている。この
制御回路14は、上記水温信号Aが入力され、そ
の電圧レベルと設定電圧発生回路15から出力さ
れる目標冷却水温に対応する電圧レベルとを比較
して、前者の電圧レベルが後者より高い時に
“1”の信号Bを出力する比較回路16と、この
比較回路16の出力信号Bを積分する積分回路1
7と、該積分回路17の出力信号Cを増幅する増
幅回路18とを有し、この増幅回路18の出力信
号が制御信号Dとして上記開閉弁11に送給され
る。そして、開閉弁11は制御信号Dの値に応じ
てリフトし、ウオータージヤケツト3からパイプ
5ないしラジエータ4に通じる通路の開度を増減
させるようになつている。
然してこの実施例においては、上記の構成に加
えて、入口3bからウオータージヤケツト3に流
入する流入冷却水の温度を間接的に検知するもの
として外気温センサ19が備えられていると共
に、更にエンジン1の回転数を検知する回転数セ
ンサ20と、スロツトル弁の開度や吸気負圧等か
らエンジン1の負荷の大きさを検知する負荷セン
サ21とが備えられている。これらのセンサ19
〜21の出力信号E,F,Gは、夫々第1〜第3
関数回路22〜24に入力され、第2図1〜3に
示すような特性で関数値に変換される。つまり、
第1関数回路22は、センサ19の出力信号Eが
示す外気温が高くなるに従つて大きくなる関数値
を出力し、第2関数回路23は、センサ20の出
力信号Fが示すエンジン回転数が高くなるに従つ
て小さくなる関数値を出力し、また第3関数回路
24は、センサ21の出力信号Gが示すエンジン
負荷が大きくなるに従つて大きくなる関数値を出
力する。そして、これらの関数値を示す信号E′,
F′,G′は演算回路25に入力され、所定の演算処
理が行われた後、該演算回路25から積分定数設
定回路26に信号Hとして入力される。この積分
定数設定回路26は、第3図に示すよに演算回路
25の出力信号Hが大きくなるに従つて大きくな
る積分定数、即ち外気温が低い程小さく、エンジ
ン回転数が高い程小さく、またエンジン負荷が大
きい程大きくなる積分定数を設定し、これを信号
として上記制御回路14における積分回路7に
与える。そして、この積分定数が積分回路17に
おいて比較回路16の出力信号Bを積分処理する
際の積分定数として用いられるようになつてい
る。
尚、上記積分回路17と積分定数設定回路26
とは、例えば第4図に示すように抵抗27とコン
デンサ28とで構成されると共に、このコンデン
サ28が演算回路25の出力信号Hに応じて容量
が変化する可変容量コンデンサとされ、これによ
り積分定数が上記のように変化するようになつて
いる。
次に上記実施例の作用を説明する。
今、エンジン1を始動させたものとすると、ク
ランク軸8によつてベルト9を介して冷却水ポン
プ10が駆動されることにより、ウオータージヤ
ケツト3内の冷却水が入口3b側から各シリンダ
2…2の周囲を通つて出口3a側に流されるが、
始動直後においては冷却水温は低いので、上記ジ
ヤケツト3の出口3aの近傍に備えられた水温セ
ンサ13から水温信号Aが入力される制御回路1
4においては比較回路16の出力が“0”であ
り、従つて該制御回路14から開閉弁11に送給
される制御信号Dも“0”で、該開閉弁11は上
記出口3aを閉じた状態にある。従つて、この時
点では冷却水はラジエータ4に供給されることな
く、バイパス通路12を通つて循環することにな
る。
そして、この状態でエンジン始動時からの時間
が経過するに従つて、第5図1に実線aで示すよ
うに冷却水温が上昇し、該水温が設定値T0(例え
ば85℃)に達した時点で水温センサ13からの水
温信号Aの電圧レベルが制御回路14における設
定電圧発生回路15の出力電圧レベル以上とな
る。そのため、比較回路16の出力信号Bが第5
図2に符号bで示すように“1”に転じ、これに
伴つて積分回路17の出力信号Cが同図3に符号
cで示すように或る一定の勾配で立ち上る。そし
て、この積分回路17の出力信号Cが増幅回路1
8を介して制御信号Dとして上記開閉弁11に送
給され、該開閉弁11の開度が制御信号D(積分
回路17の出力信号C)の出力値の上昇に従つて
増大する。これにより、ウオータージヤケツト3
内の冷却水は開閉弁111の開度に対応してラジ
エータ4に供給され、該ラジエータ4を通過する
冷却水の循環量が次第に増加する。
このようにしてラジエータ4を通過する冷却水
の循環量が増大すると、冷却水温の上昇が停止
し、次に該水温が低下し始める。そして、上記設
定値T0まで低下した時点で制御回路14におけ
る比較回路16の出力信号Bが第5図2に符号
b′で示すように“0”に転じると共に、この時点
から積分回路17の出力信号Cないし制御信号D
の値が同図3に符号c′で示すように減少し始め、
これに伴つて上記開閉弁11の開度、即ちラジエ
ータ4を通過する冷却水の循環量が減少する。そ
のため、冷却水温は一定温度まで低下した後、再
び上昇し、その結果、第5図1に実線aで示すよ
うにウオータージヤケツト出口3aにおける冷却
水温が設定値T0を中心に上下に変動し、ハンチ
ングが生じることになる。
ところで、上記のような冷却水温の制御におい
て、外気温が低いためラジエータ4からウオータ
ージヤケツト3に流入する冷却水の温度が低い時
は、開閉弁11の一定の開弁速度に対してエンジ
ン1がより速かに冷却されてウオータージヤケツ
ト出口3aにおける冷却水温の低下が急激とな
る。そのため、第5図1に鎖線a′で示すように冷
却水温は設定値T0以下に大きくアンダーシユー
トし、これに伴つてハンチングが著しくなる。し
かし、外気温が低くなると、これを示すセンサ1
9の出力信号Eが入力される第1関数回路22の
出力E′が第2図1に示すように小さくなり、これ
に伴つて積分定数回路26で設定される積分定数
が小さくなる。そのため、制御回路14の積分回
路17から出力される信号Cは第5図3に点線
c″で示すように勾配が緩かになる。このことは、
制御回路14による開閉弁11に対する制御の制
御利得が小さくなり、冷却水温が設定値T0を超
えた場合における開閉弁11の開弁速度が緩かに
なることを意味する。その結果、流入冷却水温が
低いにも拘らず、ウオータージヤケツト出口3a
における冷却水温の低下が緩かになり、第5図1
に実線aで示すようにアンダーシユート或いはハ
ンチングが軽減されることになる。
また、この実施例では、上記外気温センサ19
の他に回転数センサ20及び負荷センサ21が備
えられ、これらのセンサ20,21によつて検知
されるエンジン回転数及びエンジン負荷によつて
も制御利得が変化するようになつている。つま
り、エンジン回転数が高い時には冷却水ポンプ1
0の回転数も高くなつて、ウオータージヤケツト
3に供給される冷却水の流速が速くなり、そのた
め開閉弁11の一定の開弁速度に対して冷却水温
が急速に低下し、第5図1に鎖線a′で示すように
ハンチングが著しくなるのであるが、この場合、
第2図2及び第3図に示すように積分定数設定回
路26において設定される積分定数が小さくなる
ことにより、流入冷却水温が低い場合と同様に、
開閉弁11の開弁速度が緩かになつてハンチング
が抑制されることになる。
また、エンジン1の負荷が大きく、従つてエン
ジン発熱量が大きい時は、冷却水温が設定値T0
を超えた時の開閉弁11の開弁速度が緩かである
と、該冷却水温は第5図1に鎖線a″で示すように
設定値T0を大きくオーバーシユートし、また応
答遅れが著しくなつて設定値T0まで低下するま
でに長時間を要することになり、その間にエンジ
ン1がオーバーヒートする危険性が生じる。しか
し、この場合は、第2図3及び第3図に示すよう
に積分定数設定回路26で設定される積分定数が
大きくなるため、制御回路14における積分回路
17の出力信号Cは、第5図3に符号cで示す
ように急勾配で上昇することになり、これに伴つ
て開閉弁11の開度が速かに増大し、ラジエータ
4を通過する冷却水の循環量が急速に増大され
て、エンジン発熱量の増加に拘らずオーバーヒー
トが防止されることになる。
尚、以上の実施例では、エンジンに流入する流
入冷却水の温度を検知するものとして外気温セン
サ19を用いたが、これに代えて、ウオータージ
ヤケツト3の入口3b等に流入冷却水温を直接検
知するセンサを設けてもよく、或いは流入冷却水
温が一定温度まではエンジン1の始動時からの経
過時間に略対応して上昇することを利用して、こ
の経過時間を測定する始動時タイマにより流入冷
却水温を間接的に検知するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、ラジエータとウ
オータージヤケツトとの間の冷却水の循環量を調
整することにより冷却水温を制御する水冷式エン
ジンの冷却装置において、エンジンに流入する流
入冷却水の温度が低い時に上記冷却水循環量の調
整を行う調整装置に対する制御利得を小さくする
ようにしたから、通常時における冷却水温の制御
の応答遅れ、特にエンジン発熱量が大きい場合に
おけるオーバーヒート等を生じることなく、流入
冷却水温が低い場合における冷却水温のハンチン
グが抑制されるようになる。このようにして、冷
却水温が常に良好に制御されることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
制御システム図、第2図1〜3は第1図における
第1〜第3関数回路の出力特性図、第3図は第1
図における積分定数設定回路の出力特性図、第4
図は第1図における積分回路と積分定数設定回路
の具体例を示す電気回路図、第5図は作用を示す
タイムチヤート図である。 1……エンジン、3……ウオータージヤケツ
ト、4……ラジエータ、7……冷却水通路(循環
通路)、11……調整装置(開閉弁)、13……冷
却水温検知手段(水温センサ)、14……冷却水
温制御手段(制御回路)、19……流入冷却水温
検知手段(外気温センサ)、26……制御利得制
御手段(積分定数設定回路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ラジエータと、エンジンのウオータージヤケ
    ツトと、該ラジエータとジヤケツトとの間で冷却
    水を循環させる冷却水通路と、冷却水温に関連す
    る信号を出力する冷却水温検知手段と、上記ラジ
    エータとジヤケツトとの間の冷却水の循環量を調
    整する調整装置と、上記冷却水温検知手段の出力
    に応じて調整装置を作動させて冷却水温が所定値
    以下になるように冷却水の循環量を制御する冷却
    水温制御手段と、エンジンに流入する流入冷却水
    の温度に関連する信号を出力する流入冷却水温検
    知手段と、該検知手段の出力を受けて流入冷却水
    温が低い時に上記冷却水温制御手段による冷却水
    循環量制御の制御利得を小さくする制御利得制御
    手段とからなる水冷式エンジンの冷却装置。
JP2370084A 1984-02-09 1984-02-09 水冷式エンジンの冷却装置 Granted JPS60166713A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2370084A JPS60166713A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 水冷式エンジンの冷却装置
US06/698,531 US4616599A (en) 1984-02-09 1985-02-05 Cooling arrangement for water-cooled internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2370084A JPS60166713A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 水冷式エンジンの冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60166713A JPS60166713A (ja) 1985-08-30
JPH0415366B2 true JPH0415366B2 (ja) 1992-03-17

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ID=12117660

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JP2370084A Granted JPS60166713A (ja) 1984-02-09 1984-02-09 水冷式エンジンの冷却装置

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