JPS6015685Y2 - 発泡ウレタン製バウンドストツパ - Google Patents
発泡ウレタン製バウンドストツパInfo
- Publication number
- JPS6015685Y2 JPS6015685Y2 JP16828180U JP16828180U JPS6015685Y2 JP S6015685 Y2 JPS6015685 Y2 JP S6015685Y2 JP 16828180 U JP16828180 U JP 16828180U JP 16828180 U JP16828180 U JP 16828180U JP S6015685 Y2 JPS6015685 Y2 JP S6015685Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- stopper
- urethane foam
- mounting bracket
- attachment end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Springs (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は発泡ウレタン製のバウンドストッパに関し、さ
らに詳しくは自動車の懸架装置に設けられる揺動アーム
やリーフスプリングなどが、自動車が大きなバウンドを
したときに車体に突き当るのを防止する発泡ウレタン製
のバウンドストッパに関する。
らに詳しくは自動車の懸架装置に設けられる揺動アーム
やリーフスプリングなどが、自動車が大きなバウンドを
したときに車体に突き当るのを防止する発泡ウレタン製
のバウンドストッパに関する。
前記のごときバウンドストッパとして、一般にはゴム製
のものが用いられていたが、ゴム製のバウンドストッパ
は重量が大きく、荷重と変位との間に自由度が少なく、
荷重を受けた場合に荷重の方向に直交する方向への変位
、すなわち横ぶれが大きい、など問題がある。
のものが用いられていたが、ゴム製のバウンドストッパ
は重量が大きく、荷重と変位との間に自由度が少なく、
荷重を受けた場合に荷重の方向に直交する方向への変位
、すなわち横ぶれが大きい、など問題がある。
前記問題を解消するために、発泡ウレタン製のバウンド
ストッパが用いられるようになっているが、この発泡ウ
レタン製のバウンドストッパは、ゴム製のバウンドスト
ライくとは異なり、金属製の車体への取付ブラケットを
溶着により取り付けることはできないので、成形特に、
取付ブラケットを埋設した形態で形成される。
ストッパが用いられるようになっているが、この発泡ウ
レタン製のバウンドストッパは、ゴム製のバウンドスト
ライくとは異なり、金属製の車体への取付ブラケットを
溶着により取り付けることはできないので、成形特に、
取付ブラケットを埋設した形態で形成される。
ところが、使用時に、発泡ウレタン製のバウンドストッ
パに荷重が及ぼされるとき、取付ブラケットを埋設した
部分と、このような埋設物のない発泡ウレタンの素材の
みの部分とでは横ぶれの程度が異なることから、境界部
分に亀裂が発生したり、あるいは、取付ブラケットと発
泡ウレタンとの間に剥離が生じてしまい、荷重と変位の
関係が満足できなくなってしまう、という事態が起こっ
ている。
パに荷重が及ぼされるとき、取付ブラケットを埋設した
部分と、このような埋設物のない発泡ウレタンの素材の
みの部分とでは横ぶれの程度が異なることから、境界部
分に亀裂が発生したり、あるいは、取付ブラケットと発
泡ウレタンとの間に剥離が生じてしまい、荷重と変位の
関係が満足できなくなってしまう、という事態が起こっ
ている。
そこで本考案は、発泡ウレタン製のバウンドストッパに
生じている前記問題を解消することを目的とする。
生じている前記問題を解消することを目的とする。
本考案は、ポリウレタン製のストッパのウチ、取付ブラ
ケットが埋設された車体取付端部分から自由端に向けて
伸びる主体部分の外径が車体取付端部分の外径よりも小
に形成されていることを特徴とする。
ケットが埋設された車体取付端部分から自由端に向けて
伸びる主体部分の外径が車体取付端部分の外径よりも小
に形成されていることを特徴とする。
以下に実施例を示す図面を参照して説明する。
第１図に示すように、本考案の発泡ウレタン製バウンド
ストッパ１０は、発泡ウレタンにより成形されたストッ
パ１２と、このストッパ１２内に埋設される金属製の取
付ブラケット１４とを含む。
ストッパ１０は、発泡ウレタンにより成形されたストッ
パ１２と、このストッパ１２内に埋設される金属製の取
付ブラケット１４とを含む。
ストッパ１２は一方側が車体取付端１６に形成され、他
方側が自由端１８に形成されたもので、車体取付端１６
の近傍部分に取付ブラケット１４が埋設されている。
方側が自由端１８に形成されたもので、車体取付端１６
の近傍部分に取付ブラケット１４が埋設されている。
取付ブラケット１４の中央には貫通孔２０が設けられて
おり、この貫通孔を通るボルトにより車体に取り付けら
れて使用に供される。
おり、この貫通孔を通るボルトにより車体に取り付けら
れて使用に供される。
ストッパ１２のうち、取付ブラケット１４が埋設された
車体取付端部分２２から自由端１８に向けて伸びる主体
部分２４の外径は、車体取付端部分２２の外径よりも小
に形成されている。
車体取付端部分２２から自由端１８に向けて伸びる主体
部分２４の外径は、車体取付端部分２２の外径よりも小
に形成されている。
本例のように、車体取付端部分２２から次第に外径の小
さくなる縮径部２６を経て主体部分２４の大部分を占め
る中間部２８へ、さらにこの中間部２８から第２の縮径
部３０を経て最も径の小さい先端部３２へ、という具合
に段階的に、主体部分２４の外径を車体取付端部分２２
の外径よりも小とすることもでき、あるいは車体取付端
部分２２から自由端１８へほぼ直線的に外径が小さくな
るように、主体部分２４を形成することもできる。
さくなる縮径部２６を経て主体部分２４の大部分を占め
る中間部２８へ、さらにこの中間部２８から第２の縮径
部３０を経て最も径の小さい先端部３２へ、という具合
に段階的に、主体部分２４の外径を車体取付端部分２２
の外径よりも小とすることもでき、あるいは車体取付端
部分２２から自由端１８へほぼ直線的に外径が小さくな
るように、主体部分２４を形成することもできる。
要は、主体部分２４の外径が車体取付端部分２２の外径
よりも小となるように形成すればよい。
よりも小となるように形成すればよい。
この場合、車体取付端部分２２から主体部分２４へ至る
境界は徐々に縮径されるように形成する。
境界は徐々に縮径されるように形成する。
ストッパ１０の平面形状とか、その長さなどは任意に設
定する。
定する。
前記のように形成された本考案のバウンドストッパ１０
は、例えば第２図に示すように、自動車の懸架装置にお
いて、取付ブラケット１４に設けられた貫通孔２０にボ
ルトを通して車体３４に取り付けられる。
は、例えば第２図に示すように、自動車の懸架装置にお
いて、取付ブラケット１４に設けられた貫通孔２０にボ
ルトを通して車体３４に取り付けられる。
しかして自動車の走行中にバウンドすると、揺動アーム
３６が揺動し、バウンドの程度が小さなときは揺動アー
ム３６はバウンドストッパ１０に突き当らず、ばね３８
によってその揺動は減衰される。
３６が揺動し、バウンドの程度が小さなときは揺動アー
ム３６はバウンドストッパ１０に突き当らず、ばね３８
によってその揺動は減衰される。
ところがバウンドの程度が大きくなって、設定した限界
を越えると、揺動アーム３６の***部４０がバウンドス
トッパ１０に突き当り、このバウンドストッパ１０に荷
重を付加することとなる。
を越えると、揺動アーム３６の***部４０がバウンドス
トッパ１０に突き当り、このバウンドストッパ１０に荷
重を付加することとなる。
その結果、バウンドストッパ１０は変形して横ぶくれを
呈することとなるが、主体部分２４は車体取付端部分２
２に比して軟らかなために大きく変形するのに対腰車体
取付端部分２２は変形し難く、わずかしか変形しない。
呈することとなるが、主体部分２４は車体取付端部分２
２に比して軟らかなために大きく変形するのに対腰車体
取付端部分２２は変形し難く、わずかしか変形しない。
従って、車体取付端部分に埋設されている取付ブラケッ
トと発泡ウレタン素材との相対的動きが少なくなって、
亀裂が発生する可能性は極めて少なくなる。
トと発泡ウレタン素材との相対的動きが少なくなって、
亀裂が発生する可能性は極めて少なくなる。
本考案によれば、ゴム製のバウンドストッパの問題点を
解消するものでありながら、亀裂が生ずることによって
、バウンド抑止力を低下させるような事態の発生を有効
に防止するので、その機能は十分に発揮されることとな
る。
解消するものでありながら、亀裂が生ずることによって
、バウンド抑止力を低下させるような事態の発生を有効
に防止するので、その機能は十分に発揮されることとな
る。
第１図は本考案の発泡ウレタン製バウンドストッパの一
部断面正面図、第２図は使用状態の説明図である。 １０：バウンドストッパ、１２：ストッパ、１４：取付
ブラケット、１６：車体取付端、１８二自由端、２２：
車体取付端部分、２４：主体部分。
部断面正面図、第２図は使用状態の説明図である。 １０：バウンドストッパ、１２：ストッパ、１４：取付
ブラケット、１６：車体取付端、１８二自由端、２２：
車体取付端部分、２４：主体部分。
Claims (1)
- 一側が車体取付端に、反対側が自由端にそれぞれ形成さ
れたポリウレタン製のストッパと、該ストッパの車体取
付端部分に埋設された車体への取付ブラケットとを含み
、前記ストッパのうち、前記取付ブラケットが埋設され
た車体取付端部分から自由端に向けて伸びる主体部分の
外径が車体取付端部分の外径よりも小に形成されている
、発泡ウレタン製バウンドストッパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16828180U JPS6015685Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 発泡ウレタン製バウンドストツパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16828180U JPS6015685Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 発泡ウレタン製バウンドストツパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5790210U JPS5790210U (ja) | 1982-06-03 |
| JPS6015685Y2 true JPS6015685Y2 (ja) | 1985-05-17 |
Family
ID=29526887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16828180U Expired JPS6015685Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 発泡ウレタン製バウンドストツパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015685Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4603424B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2010-12-22 | 北川工業株式会社 | 衝撃吸収スペーサ |
-
1980
- 1980-11-26 JP JP16828180U patent/JPS6015685Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5790210U (ja) | 1982-06-03 |
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