JPH1038002A - サスペンションのブッシュ構造 - Google Patents
サスペンションのブッシュ構造Info
- Publication number
- JPH1038002A JPH1038002A JP8194999A JP19499996A JPH1038002A JP H1038002 A JPH1038002 A JP H1038002A JP 8194999 A JP8194999 A JP 8194999A JP 19499996 A JP19499996 A JP 19499996A JP H1038002 A JPH1038002 A JP H1038002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- bracket
- bush
- cylinder
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/016—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs allowing controlled deformation during collision
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/22—Braking, stopping
- B60G2800/222—Braking, stopping during collision
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サスペンションのブッシュ構造において、ブ
ラケットと外筒の衝突を防止しつつ、ブラケット等の大
型化を防ぐ。 【解決手段】 アクスル側に連結される外筒２０と、シ
ョックアブソーバ３０にブラケット３１を介して連結さ
れる内筒２１と、内筒２１と外筒２０の間に環状をした
ゴム製ブッシュ１０を介装するサスペンションのブッシ
ュ構造において、ブッシュ１０に外筒２０より軸方向に
突出するストッパ部１１を一体形成し、ストッパ部１１
を外筒２０に対して内筒２１が傾斜するときに外筒２０
とブラケット３１の間に介在する形状とする。
ラケットと外筒の衝突を防止しつつ、ブラケット等の大
型化を防ぐ。 【解決手段】 アクスル側に連結される外筒２０と、シ
ョックアブソーバ３０にブラケット３１を介して連結さ
れる内筒２１と、内筒２１と外筒２０の間に環状をした
ゴム製ブッシュ１０を介装するサスペンションのブッシ
ュ構造において、ブッシュ１０に外筒２０より軸方向に
突出するストッパ部１１を一体形成し、ストッパ部１１
を外筒２０に対して内筒２１が傾斜するときに外筒２０
とブラケット３１の間に介在する形状とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サスペンションの
ブッシュ構造の改良に関するものである。
ブッシュ構造の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のサスペンションのブッシュ構造と
して、例えば図５に示すようなものがある。
して、例えば図５に示すようなものがある。
【０００３】これについて説明すると、ショックアブソ
ーバ３０の下端にはコの字形をしたブラケット３１を介
して内筒２１が固定される。図示しないアクスル側には
外筒２０が固定される。内筒２１と外筒２０の間には環
状をしたゴム製ブッシュ５０が介装される。
ーバ３０の下端にはコの字形をしたブラケット３１を介
して内筒２１が固定される。図示しないアクスル側には
外筒２０が固定される。内筒２１と外筒２０の間には環
状をしたゴム製ブッシュ５０が介装される。
【０００４】ブッシュ５０の断面形状は、必要な剛性が
得られるように任意に設定される。
得られるように任意に設定される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サスペンシ
ョンのレイアウトによっては、ショックアブソーバ３０
の伸縮に伴って、図４に示すように、ショックアブソー
バ３０の下端に対してこじり方向の入力が作用し、アク
スル側に固定された外筒２０がショックアブソーバ３０
に固定されたブラケット３１に対して傾斜する可能性が
ある。
ョンのレイアウトによっては、ショックアブソーバ３０
の伸縮に伴って、図４に示すように、ショックアブソー
バ３０の下端に対してこじり方向の入力が作用し、アク
スル側に固定された外筒２０がショックアブソーバ３０
に固定されたブラケット３１に対して傾斜する可能性が
ある。
【０００６】これに対し、外筒２０がブラケット３１に
衝突しないようにするため、ブラケット３１の図５中の
寸法Ｗを大きく設定することが考えられるが、これは必
然的にブラケット３１の大型化を招き、レイアウト上の
制約やブラケット３１の強度、耐久性を確保するために
板厚を増大する必要があり、重量の増大やコストアップ
を招く等の問題点をまぬがれない。
衝突しないようにするため、ブラケット３１の図５中の
寸法Ｗを大きく設定することが考えられるが、これは必
然的にブラケット３１の大型化を招き、レイアウト上の
制約やブラケット３１の強度、耐久性を確保するために
板厚を増大する必要があり、重量の増大やコストアップ
を招く等の問題点をまぬがれない。
【０００７】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、サスペンションのブッシュ構造において、ブ
ラケットと外筒の衝突を防止しつつ、ブラケット等の大
型化を防ぐことを目的とする。
のであり、サスペンションのブッシュ構造において、ブ
ラケットと外筒の衝突を防止しつつ、ブラケット等の大
型化を防ぐことを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のサスペンション
のブッシュ構造は、アクスル側もしくはショックアブソ
ーバの一方に連結される外筒と、アクスル側もしくはシ
ョックアブソーバの他方にブラケットを介して連結され
る内筒と、内筒と外筒の間に弾性体を介装してなるサス
ペンションのブッシュ構造において、前記弾性体に外筒
より軸方向に突出するストッパ部を一体形成し、該スト
ッパ部は前記外筒の軸線が内筒の軸線に対して交差する
ときに外筒とブラケットの間に介在する形状とする。
のブッシュ構造は、アクスル側もしくはショックアブソ
ーバの一方に連結される外筒と、アクスル側もしくはシ
ョックアブソーバの他方にブラケットを介して連結され
る内筒と、内筒と外筒の間に弾性体を介装してなるサス
ペンションのブッシュ構造において、前記弾性体に外筒
より軸方向に突出するストッパ部を一体形成し、該スト
ッパ部は前記外筒の軸線が内筒の軸線に対して交差する
ときに外筒とブラケットの間に介在する形状とする。
【０００９】
【作用】本発明のサスペンションのブッシュ構造におい
て、アクスルが上下動して外筒の軸線が内筒の軸線に対
して交差するのに伴って、弾性体のストッパ部に連接す
る部位が内筒と外筒の間で圧縮されることにより、スト
ッパ部が軸方向に張り出して、外筒とブラケットの間に
介在する。
て、アクスルが上下動して外筒の軸線が内筒の軸線に対
して交差するのに伴って、弾性体のストッパ部に連接す
る部位が内筒と外筒の間で圧縮されることにより、スト
ッパ部が軸方向に張り出して、外筒とブラケットの間に
介在する。
【００１０】こうして、外筒がブラケットに対して傾斜
するのに伴って、ストッパ部が外筒とブラケットの間に
介在するように変形することにより、外筒がブラケット
に衝突することが防止できる。この結果、外筒がブラケ
ットに衝突しないように、ブラケットが大型化すること
を回避できる。
するのに伴って、ストッパ部が外筒とブラケットの間に
介在するように変形することにより、外筒がブラケット
に衝突することが防止できる。この結果、外筒がブラケ
ットに衝突しないように、ブラケットが大型化すること
を回避できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【００１２】図２において、４０はアクスルであり、図
示しない後輪を支持している。アクスル４０は車体に対
して図示しないアッパアーム系の複数のリンクとロアア
ームを介して上下動可能に支持されている。
示しない後輪を支持している。アクスル４０は車体に対
して図示しないアッパアーム系の複数のリンクとロアア
ームを介して上下動可能に支持されている。
【００１３】３０はショックアブソーバであり、アクス
ル４０と車体の間に伸縮可能に連結され、アクスル４０
側から車体に入力される振動を吸収する。
ル４０と車体の間に伸縮可能に連結され、アクスル４０
側から車体に入力される振動を吸収する。
【００１４】ショックアブソーバ３０の下端にはコの字
形をしたブラケット３１が固定される。アクスル４０に
は外筒２０が固定される。ブラケット３１と外筒２０の
間には環状をしたゴム製ブッシュ１０が介装される。
形をしたブラケット３１が固定される。アクスル４０に
は外筒２０が固定される。ブラケット３１と外筒２０の
間には環状をしたゴム製ブッシュ１０が介装される。
【００１５】図１にも示すように、ブラケット３１には
内筒２１がボルト３２を介して固定される。
内筒２１がボルト３２を介して固定される。
【００１６】ブッシュ１０は内筒２１と外筒２０の間に
介装される。ブッシュ１０はその内周面が内筒２１に固
着され、その外周面が外筒２０に固着される。
介装される。ブッシュ１０はその内周面が内筒２１に固
着され、その外周面が外筒２０に固着される。
【００１７】内筒２１は円筒形に形成される。内筒２１
に対して外筒２０の内周面は偏心して設けられ、ブッシ
ュ１０の肉厚がその上部から下部にかけて次第に大きく
なるように形成される。
に対して外筒２０の内周面は偏心して設けられ、ブッシ
ュ１０の肉厚がその上部から下部にかけて次第に大きく
なるように形成される。
【００１８】ところで、アクスル４０は図４に矢印で示
す軌跡をもって上下動するのに伴って、アクスル４０に
固定された外筒２０がショックアブソーバ３０に固定さ
れたブラケット３１に対して傾斜する。アクスル４０の
軌跡は、アンチスカット率に応じて決まる。
す軌跡をもって上下動するのに伴って、アクスル４０に
固定された外筒２０がショックアブソーバ３０に固定さ
れたブラケット３１に対して傾斜する。アクスル４０の
軌跡は、アンチスカット率に応じて決まる。
【００１９】このため、外筒２０がブラケット３１に衝
突しないようにする必要があり、ブラケット３１の大型
化を招く等の問題点が考えられる。
突しないようにする必要があり、ブラケット３１の大型
化を招く等の問題点が考えられる。
【００２０】本発明はこれに対処して、ブッシュ１０の
側面に外筒２０より軸方向に突出するストッパ部１１が
一体形成される。
側面に外筒２０より軸方向に突出するストッパ部１１が
一体形成される。
【００２１】ストッパ部１１は、その側面１２が内筒２
１から直交し、外筒２０の側面２２より所定値だけ軸方
向に張り出して形成される。
１から直交し、外筒２０の側面２２より所定値だけ軸方
向に張り出して形成される。
【００２２】ブッシュ１０の側面にストッパ部１１と外
筒２０の側面２２の間で凹状に窪む環状凹部１３が形成
される。
筒２０の側面２２の間で凹状に窪む環状凹部１３が形成
される。
【００２３】図３に示すように、外筒２０がブラケット
３１に対して傾斜するときに、ストッパ部１１が外筒２
０とブラケット３１の間に介在するように変形する。
３１に対して傾斜するときに、ストッパ部１１が外筒２
０とブラケット３１の間に介在するように変形する。
【００２４】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
説明する。
【００２５】アクスル４０が上下動して外筒２０がブラ
ケット３１に対して傾斜するのに伴って、ブッシュ１０
のストッパ部１１に連接する部位が内筒２１と外筒２０
の間で圧縮されることにより、ストッパ部１１が軸方向
に張り出して、外筒２０とブラケット３１の間に介在す
る。
ケット３１に対して傾斜するのに伴って、ブッシュ１０
のストッパ部１１に連接する部位が内筒２１と外筒２０
の間で圧縮されることにより、ストッパ部１１が軸方向
に張り出して、外筒２０とブラケット３１の間に介在す
る。
【００２６】こうして、外筒２０がブラケット３１に対
して傾斜するのに伴って、ストッパ部１１が外筒２０と
ブラケット３１の間に介在することにより、外筒２０が
ブラケット３１に衝突することが防止できる。この結
果、外筒２０がブラケット３１に衝突しないように、ブ
ラケット３１が大型化することを回避できる。
して傾斜するのに伴って、ストッパ部１１が外筒２０と
ブラケット３１の間に介在することにより、外筒２０が
ブラケット３１に衝突することが防止できる。この結
果、外筒２０がブラケット３１に衝突しないように、ブ
ラケット３１が大型化することを回避できる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサスペンシ
ョンのブッシュ構造によれば、アクスルが上下動して外
筒の軸線が内筒の軸線に対して交差するのに伴って、弾
性体のストッパ部に連接する部位が内筒と外筒の間で圧
縮されることにより、ストッパ部が軸方向に張り出し
て、外筒とブラケットの間に介在するように変形するた
め、外筒がブラケットに衝突することを防止できる。こ
の結果、外筒がブラケットに衝突しないように、ブラケ
ットが大型化することを回避でき、バネ下質量を小さく
して乗り心地を改善することができる。
ョンのブッシュ構造によれば、アクスルが上下動して外
筒の軸線が内筒の軸線に対して交差するのに伴って、弾
性体のストッパ部に連接する部位が内筒と外筒の間で圧
縮されることにより、ストッパ部が軸方向に張り出し
て、外筒とブラケットの間に介在するように変形するた
め、外筒がブラケットに衝突することを防止できる。こ
の結果、外筒がブラケットに衝突しないように、ブラケ
ットが大型化することを回避でき、バネ下質量を小さく
して乗り心地を改善することができる。
【図１】本発明の実施形態を示し、図２のＡ−Ａ線に沿
うブッシュ等の断面図。
うブッシュ等の断面図。
【図２】同じくブッシュ等の斜視図。
【図３】同じくブッシュの変形状態を示す断面図。
【図４】同じくアクスル等の軌跡を示す側面図。
【図５】従来例を示すブッシュ等の断面図。
１０ ブッシュ １１ ストッパ部 ２０ 外筒 ２１ 内筒 ３０ ショックアブソーバ ３１ ブラケット ４０ アクスル
Claims (1)
- 【請求項１】アクスル側もしくはショックアブソーバの
一方に連結される外筒と、 アクスル側もしくはショックアブソーバの他方にブラケ
ットを介して連結される内筒と、 内筒と外筒の間に弾性体を介装してなるサスペンション
のブッシュ構造において、 前記弾性体に外筒より軸方向に突出するストッパ部を一
体形成し、 該ストッパ部は前記外筒の軸線が内筒の軸線に対して交
差するときに外筒とブラケットの間に介在する形状とし
たことを特徴とするサスペンションのブッシュ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194999A JPH1038002A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | サスペンションのブッシュ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8194999A JPH1038002A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | サスペンションのブッシュ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1038002A true JPH1038002A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16333856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8194999A Pending JPH1038002A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | サスペンションのブッシュ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1038002A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102490750A (zh) * | 2011-10-03 | 2012-06-13 | 住友电气工业株式会社 | 铁路车辆的防滚装置用轴承及使用该轴承的防滚装置 |
| KR20180123882A (ko) | 2017-05-10 | 2018-11-20 | 현대자동차주식회사 | 이중 압축율 형성 방식 부시 및 서스펜션 시스템 |
| KR20210010205A (ko) | 2019-07-19 | 2021-01-27 | 현대자동차주식회사 | 튜닝 자유도 개선형 부시 및 현가 시스템 |
| KR20210112595A (ko) | 2020-03-05 | 2021-09-15 | 현대자동차주식회사 | Ctba 부시 및 ctba 현가 시스템 |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP8194999A patent/JPH1038002A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102490750A (zh) * | 2011-10-03 | 2012-06-13 | 住友电气工业株式会社 | 铁路车辆的防滚装置用轴承及使用该轴承的防滚装置 |
| KR20180123882A (ko) | 2017-05-10 | 2018-11-20 | 현대자동차주식회사 | 이중 압축율 형성 방식 부시 및 서스펜션 시스템 |
| US10792968B2 (en) | 2017-05-10 | 2020-10-06 | Hyundai Motor Company | Double compression ratio type bush and suspension system thereby |
| KR20210010205A (ko) | 2019-07-19 | 2021-01-27 | 현대자동차주식회사 | 튜닝 자유도 개선형 부시 및 현가 시스템 |
| US11299003B2 (en) | 2019-07-19 | 2022-04-12 | Hyundai Motor Company | Tuning freedom degree improvement type bush and suspension system |
| KR20210112595A (ko) | 2020-03-05 | 2021-09-15 | 현대자동차주식회사 | Ctba 부시 및 ctba 현가 시스템 |
| US11760152B2 (en) | 2020-03-05 | 2023-09-19 | Hyundai Motor Company | CTBA bush and CTBA suspension system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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