JPS60147468A - ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂組成物 - Google Patents
ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS60147468A JPS60147468A JP257284A JP257284A JPS60147468A JP S60147468 A JPS60147468 A JP S60147468A JP 257284 A JP257284 A JP 257284A JP 257284 A JP257284 A JP 257284A JP S60147468 A JPS60147468 A JP S60147468A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyethylene terephthalate
- resin composition
- terephthalate resin
- compound
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はポリエチレンテレフタレート樹脂組成物に関し
、更に詳し゛〈はポリエチレンテレフタレートを主成分
とする樹脂組成物の熱安定性の改良ＫｇＩｌｌする′。
、更に詳し゛〈はポリエチレンテレフタレートを主成分
とする樹脂組成物の熱安定性の改良ＫｇＩｌｌする′。
ポリエチレンテレフタレートを主成分とする樹脂組成物
、特にガラス繊維を含有するガラス繊維強化ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂組成物ハ、優れた機械的特性及び
耐薬品性等を有するとともに１高い熱変形温度を有する
ため耐熱性を必要とする分野での利用に適している。
、特にガラス繊維を含有するガラス繊維強化ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂組成物ハ、優れた機械的特性及び
耐薬品性等を有するとともに１高い熱変形温度を有する
ため耐熱性を必要とする分野での利用に適している。
しかしながら、この耐熱性を生かして１５００〜１８０
℃の＾温雰囲気下で使用すると、空気中の酸素によυＮ
色する傾向がある。またポリエチレンテレフタレートの
融点が２５７℃と比較的高いため、咳樹脂組成物の押し
出し成形時のシリンダ一温度を２７０℃〜２９０℃とか
なシ高くすることＫなシ従ってシリンダー内の滞留時間
が長くなると着色してしまう。
℃の＾温雰囲気下で使用すると、空気中の酸素によυＮ
色する傾向がある。またポリエチレンテレフタレートの
融点が２５７℃と比較的高いため、咳樹脂組成物の押し
出し成形時のシリンダ一温度を２７０℃〜２９０℃とか
なシ高くすることＫなシ従ってシリンダー内の滞留時間
が長くなると着色してしまう。
した、が？て・無漬やある“は淡色１使−は場合には、
特に変色が問題となる。
特に変色が問題となる。
本発明者らは、前記欠点を解消するために鋭意検討した
結果、ある特定の酸化防止剤を少量添加することにより
、大巾にシリンダー内滞留による着色及び高温雰囲気下
の着色が防止できることを見い出し、本発明を完成する
に至った。
結果、ある特定の酸化防止剤を少量添加することにより
、大巾にシリンダー内滞留による着色及び高温雰囲気下
の着色が防止できることを見い出し、本発明を完成する
に至った。
即ち、本発明の樹脂組成物は、
ポリエチレンでレフタレート樹脂を４０声ｍ％以上含有
する樹脂組成物におい讐、。
する樹脂組成物におい讐、。
構造式〔Ｉ〕で表わされる化合物（Ａ）ｋＯ〜１重量饅
及び 構造式（ＩＩ）で表わされる化合物（Ｂ）ｔ−０〜１重
量鳴 の範囲で、かつ化合物（Ａ）とＣＢ）の合計が０．０１
〜１重量％となるように配合されたポリエチレンテレフ
タレート樹脂組成物に関するものである。
及び 構造式（ＩＩ）で表わされる化合物（Ｂ）ｔ−０〜１重
量鳴 の範囲で、かつ化合物（Ａ）とＣＢ）の合計が０．０１
〜１重量％となるように配合されたポリエチレンテレフ
タレート樹脂組成物に関するものである。
本発明において用いられるポリエチレンテレフタレート
樹脂とはエチレンテレフタシートヲ構成単位とする線状
ポリエチレンテレフタレートのホモポリマー：該単位成
分と他の共重合し得る成分、例えばフタル酸、イソフタ
ル酸、アジピン酸、セパシン酸、ｐ−β−オキシエトキ
シ安息香酸等ノ酸類もしく拡プロピレングリコール、ブ
タンノオール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール、ドデカメチ
レングリコール等のグリコール類とのコポリマー；又は
、これらのホそポリマーとコポリマーとの混合樹脂；等
ヲ言うが、格別これらに限定されるわけではない。
樹脂とはエチレンテレフタシートヲ構成単位とする線状
ポリエチレンテレフタレートのホモポリマー：該単位成
分と他の共重合し得る成分、例えばフタル酸、イソフタ
ル酸、アジピン酸、セパシン酸、ｐ−β−オキシエトキ
シ安息香酸等ノ酸類もしく拡プロピレングリコール、ブ
タンノオール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール、ドデカメチ
レングリコール等のグリコール類とのコポリマー；又は
、これらのホそポリマーとコポリマーとの混合樹脂；等
ヲ言うが、格別これらに限定されるわけではない。
該樹脂は、エステル交換反、応、又は直接のエステル化
反応によシテレフタル酸とエチレングリコールとを重縮
合させる等、通常の重合法によって、得ることができる
が、こ♀際樹脂の固有粘度、〔り〕を、、０．４〜１．
４の範囲に設定することが好ましい。
反応によシテレフタル酸とエチレングリコールとを重縮
合させる等、通常の重合法によって、得ることができる
が、こ♀際樹脂の固有粘度、〔り〕を、、０．４〜１．
４の範囲に設定することが好ましい。
このうち固有粘度の大きい樹脂を得るには、通常の固相
重合法を用いて上記した重合反応を行なえばよい。尚、
ここに言う固有粘度とは、フェノール／テトラクロロエ
タン＝ｓｏ／ｓｏ（塩ｍ比）の溶□媒中、２５℃で測定
した両液の粘度からめた値□で漬る。
重合法を用いて上記した重合反応を行なえばよい。尚、
ここに言う固有粘度とは、フェノール／テトラクロロエ
タン＝ｓｏ／ｓｏ（塩ｍ比）の溶□媒中、２５℃で測定
した両液の粘度からめた値□で漬る。
また、６５加°される安定剤のうち化合物（Ａ）は構造
１式〔Ｉ〕で表わされる化合物であり化仕物（Ｂ） ＆
よ、構造式〔ｕ〕で表わされる化合物である。
１式〔Ｉ〕で表わされる化合物であり化仕物（Ｂ） ＆
よ、構造式〔ｕ〕で表わされる化合物である。
これらはそれぞ・れ単独であるいは混合して用いること
ができるが、そ、の添加量は（Ａ）と（Ｂ）の総計で０
．０１重ｉチ〜ｌ・１０、好ましくは０６０５重量％〜
０．５重量％の範囲である。総計の添加量が０．０１重
量％未満の時はほとんど耐熱性の改良効果を示さない。
ができるが、そ、の添加量は（Ａ）と（Ｂ）の総計で０
．０１重ｉチ〜ｌ・１０、好ましくは０６０５重量％〜
０．５重量％の範囲である。総計の添加量が０．０１重
量％未満の時はほとんど耐熱性の改良効果を示さない。
また、添加量が１重量ｑｂｔ−超えると樹脂組成物の強
度が低下するため好ましくない。
度が低下するため好ましくない。
また本発明の組成物は、必要に応じて、有機カルダン酸
等結晶核剤、ガラス繊維、金属繊維、゛アスベスト繊維
、炭化けい素繊維、チタン酸カリウム繊維、鉱物繊維等
の繊維状補強剤、メルク、ウオラストナイト、マイカ、
ガラス箔、クレー、カオリン等の無機充填剤、光又は熱
に対する安定剤、染料又は顔料等の種々の添カロ剤を加
えることも可能である。
等結晶核剤、ガラス繊維、金属繊維、゛アスベスト繊維
、炭化けい素繊維、チタン酸カリウム繊維、鉱物繊維等
の繊維状補強剤、メルク、ウオラストナイト、マイカ、
ガラス箔、クレー、カオリン等の無機充填剤、光又は熱
に対する安定剤、染料又は顔料等の種々の添カロ剤を加
えることも可能である。
本発明の樹脂組成物から成形品を製造するに際しては、
従来と同様に所定量の組成成分を押出機等の適宜の混線
様に投入し、これを混融混練してペレット化した後、射
出成形に供することにょシ成形品を得ることができる。
従来と同様に所定量の組成成分を押出機等の適宜の混線
様に投入し、これを混融混練してペレット化した後、射
出成形に供することにょシ成形品を得ることができる。
以下実施例によシ本発明を具体的に説明する。
実施例１〜６
〔η〕が０．７２のポリエチレンテレフタレートホモポ
リマーに本発明で規定する化合物（Ａ）と（Ｂ）及び繊
維長３ｗＩＩＩのチョツプドストランドのガラス繊維（
以後ＧＦと略記する。）を表に示す割合で配合し、ｖｆ
！ｉ１プレンダー中で５分間均一に混合した。この混合
物を６５φｌｌｌｌ１１ベント式溶融押出機を用いてシ
リンダ一温度２６０℃〜２９０℃にて押出しペレット化
を行ない本発明の組成物を得た。
リマーに本発明で規定する化合物（Ａ）と（Ｂ）及び繊
維長３ｗＩＩＩのチョツプドストランドのガラス繊維（
以後ＧＦと略記する。）を表に示す割合で配合し、ｖｆ
！ｉ１プレンダー中で５分間均一に混合した。この混合
物を６５φｌｌｌｌ１１ベント式溶融押出機を用いてシ
リンダ一温度２６０℃〜２９０℃にて押出しペレット化
を行ない本発明の組成物を得た。
比較例１〜２
実施例と同様の方法によ）〔η〕が０．７２のポリエチ
レンテレフタレートホモポリマーにＧＦを表に示す割合
で配合し、ペレット化を行なった。
レンテレフタレートホモポリマーにＧＦを表に示す割合
で配合し、ペレット化を行なった。
ここで得られた樹脂組成物を８オンス４５φ■スクリユ
一式射出成形機を用いて、シリンダ一温度２′８０℃、
金型温度１４０ Ｃ１成形サイクル６０秒にてＡＳＴＭ
−１号ダンベルを成形し、ＡＳ ＴＭＤ６３８ Ｋよ
シ引張試験を行ない強度を測定した。
一式射出成形機を用いて、シリンダ一温度２′８０℃、
金型温度１４０ Ｃ１成形サイクル６０秒にてＡＳＴＭ
−１号ダンベルを成形し、ＡＳ ＴＭＤ６３８ Ｋよ
シ引張試験を行ない強度を測定した。
また、ここで得られたダンベル試験片を箱形熱風乾燥、
機（ヤマト科学装ファインオープンＤＦ−６１）を用い
、１８０℃に加熱し、ダンベル試験片の熱着色を観察す
るとともに、成形時のサイクルを長くして成形したダン
ベルの着色度によシ成形機のシリンダー内での滞留層色
を観察することＫよシ、安定剤（Ａ）及び（Ｂ）の効果
を検討した。なお着色度の測定は色差計（日本電色製Σ
８０）を用い、色差ΔＥ（＝、／ｉンΣｙ璽−（Ｊａ）
’−阪１７戸−）を測定し、比較した。色差ΔＥは、色
座標における２つの色の距離（差）を表わすものであシ
、上記テストでは未加熱品又は１通常サイクル（６０ｓ
ｅｃ ）での成形品の色を基準として、各サンプルの色
差を測定した。 ｊ すなわち、ΔＥの値が大きいものほど基準サンプルとの
色の差が大きいこと、つまシ着色が多いことを示す。
機（ヤマト科学装ファインオープンＤＦ−６１）を用い
、１８０℃に加熱し、ダンベル試験片の熱着色を観察す
るとともに、成形時のサイクルを長くして成形したダン
ベルの着色度によシ成形機のシリンダー内での滞留層色
を観察することＫよシ、安定剤（Ａ）及び（Ｂ）の効果
を検討した。なお着色度の測定は色差計（日本電色製Σ
８０）を用い、色差ΔＥ（＝、／ｉンΣｙ璽−（Ｊａ）
’−阪１７戸−）を測定し、比較した。色差ΔＥは、色
座標における２つの色の距離（差）を表わすものであシ
、上記テストでは未加熱品又は１通常サイクル（６０ｓ
ｅｃ ）での成形品の色を基準として、各サンプルの色
差を測定した。 ｊ すなわち、ΔＥの値が大きいものほど基準サンプルとの
色の差が大きいこと、つまシ着色が多いことを示す。
表−１の結果から明らかなように、安定剤（Ａ）及び（
Ｂ）を添加することによシ、煽型乾燥機内における加熱
着色性、成形時におけるシリンダー内滞留着色性、特に
加熱着色の防止に対し著しい効果があることがわかる。
Ｂ）を添加することによシ、煽型乾燥機内における加熱
着色性、成形時におけるシリンダー内滞留着色性、特に
加熱着色の防止に対し著しい効果があることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ポリエチレンテレフタレート樹脂を４０重量−以上含有
する樹脂組成物において１ 、構造式〔！〕で表わされる化合物（Ａ） ｔ−０−１
重量１及び 構造式（ＩＩ）で表わされる化合物（Ｂ）をＯ〜１重ｉ
Ｉｋ％ の範囲で、且つ化合物（Ａ）と化合物（Ｂ）の合計量が
０．０１〜１重量−となるように配合されたポリエチレ
ンテレフタレート樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP257284A JPS60147468A (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP257284A JPS60147468A (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60147468A true JPS60147468A (ja) | 1985-08-03 |
Family
ID=11533082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP257284A Pending JPS60147468A (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60147468A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6351449A (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-04 | Toray Ind Inc | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 |
| JPS63105053A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-10 | Kuraray Co Ltd | 耐光性に優れたポリエステル樹脂 |
-
1984
- 1984-01-12 JP JP257284A patent/JPS60147468A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6351449A (ja) * | 1986-08-22 | 1988-03-04 | Toray Ind Inc | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 |
| JPS63105053A (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-10 | Kuraray Co Ltd | 耐光性に優れたポリエステル樹脂 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4107231A (en) | Flame-retardant linear polyesters | |
| US6277905B1 (en) | Process for improving the toughness of PCT formulations by adding rubber impact modifiers | |
| JPH02294357A (ja) | ポリエステル樹脂組成物及び成形品 | |
| JPS5821442A (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
| JPS60139752A (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
| US5627236A (en) | Bonding resin and methods relating thereto | |
| JPH0424383B2 (ja) | ||
| CA1104734A (en) | Unfilled thermoplastic molding compositions | |
| JPS60147468A (ja) | ポリエチレンテレフタレ−ト樹脂組成物 | |
| US5068274A (en) | Secondary amides in polyethylene terephthalate molding compositions | |
| WO1982002053A1 (en) | Polyester resin composition resistant against discoloration by light | |
| JPH0892466A (ja) | 難燃性ポリエステル系樹脂組成物 | |
| JPH04353556A (ja) | ポリエステル樹脂組成物 | |
| JP3040578B2 (ja) | ポリエステル樹脂組成物 | |
| JPH0395265A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0453868A (ja) | ポリエステル樹脂組成物 | |
| JPH0135016B2 (ja) | ||
| JP2602967B2 (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
| JP2848927B2 (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
| JPH02263862A (ja) | 難燃性ポリエステル樹脂組成物 | |
| KR900005201B1 (ko) | 난연성 폴리에스테르 수지조성물 | |
| KR940001074B1 (ko) | 폴리에스테르 수지 조성물 | |
| WO2001021704A1 (en) | Process for improving the oven aging stability of pct formulations by addition of phenoxy compound(s) | |
| JPH0420023B2 (ja) | ||
| JPS63170455A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 |