JPS6014606A - 二流量合流回路 - Google Patents

二流量合流回路

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JPS6014606A
JPS6014606A JP58120891A JP12089183A JPS6014606A JP S6014606 A JPS6014606 A JP S6014606A JP 58120891 A JP58120891 A JP 58120891A JP 12089183 A JP12089183 A JP 12089183A JP S6014606 A JPS6014606 A JP S6014606A
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JP
Japan
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valve
switching valve
switching
fluid
circuit
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Application number
JP58120891A
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English (en)
Inventor
Toshio Ikeda
敏夫 池田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6014606A publication Critical patent/JPS6014606A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2台の流体ポンプを備えた流体回路において
、所定アクチュエータに大流量を要づ゛る際には上記二
台の流体ポンプの流体を合流せしめて供給するようにし
た二流量合流回路の改良に関するものである。
従来より、この種二流量合流回路として、例えば第3図
に示すようなものが知られている。このものは、一方の
流体ポンプ系(a)と他方の流体ポンプ系(b)とを、
チェック弁(C)を介設した油路(d >で接続して、
一方の流体ポンプ系(a >の各切換弁(e )、(f
 )、((1)が何れも中立位置にあるときにiよ、一
方の流体ポンプ(11)からの流体を前記油路(d ’
)を介して他方の流体ポンプ(+ )からの流体と合流
させる流体回路を構成し、他方の流体ポンプ系<b>の
切換弁(j >が中立位置にあるときにはその合流した
流体をタンク(k)に戻す一方、該切換弁(J )が切
換えられたときには合流した流体を所定アクチュエータ
に供給づ゛るようにしたものである。
しかしながら、上記従来のものでは、他方の流体ポンプ
系(b)の切換弁(j >が中立位置にあるときには、
両流体ポンプ(h)、(+)からの全流量が該切換弁(
j )を介してタンク(k)に戻るため、中立アンロー
ド圧力が上昇し、動力損失が増大するという欠点があっ
た。
そこで、従来、中立アンロード圧力を低く抑制しつつ必
要時には二流量を合流し得るようにした回路として特公
昭51−48231号公報に開示されたものがある。こ
のものは、第4図に示すように、2台のポンプ(Q)、
(+11>を備えるとともに、一方のポンプ(ill 
)の流体系に、合流を希望する切換弁(n)を設けた流
体回路であって、他方のポンプ(り)の流体系に属する
切換弁(O+)、(Oz)のバイパスポート(Oo )
を、逆止弁(P)が介設された出口管路(q )を介し
て上記ポンプ(m )の流入管路(r)に接続して合流
可能とするとともに、上記出口管路<q )の途中にア
ンロード弁(S)を接続し、該アンロード弁(S)、の
バネ室に連通ずるパイロン1〜通路(1)を上記合流を
希望する切換弁(n)の削切換弁(U )を介してタン
ク戻り管路(V)に接続したもので、切換弁(0+ )
、(02)の中立位置時に合流を希望する切換弁<n)
が中立位置にあるときには、アンロード弁(S)のバネ
室を削切換弁(u)を介してタンク戻り管路(V )に
連通ずることにより、ポンプ(9)の流体を該アンロー
ド弁(S)からバネ室に配したバネ(W >のバネ圧に
等しい低圧でもってアンロードする一方、合流を希望す
る切換弁(n)をアクチュエータの作動方向に切換えた
ときには、それに伴う削切換弁(11)の切換によりア
ンロード弁(S、)のパイロット流路(1)を閉鎖して
該アンローダ弁(S)を閉じることにより、ポンプ(5
りの流体を出口管路(q )を介してポンプ(Ill)
の流入管路(r)に供給して合流せしめるようにしたも
のである。
しかるに、このものでは、各ポンプ(1,(III)の
流体系に属する切換弁(例えば(02)と(n))の同
時操作時には、バイパスポート(00)が閉鎖されるた
め、ポンプ(51)からポンプ(n)への流体合流が行
われず、ポンプ(11)の流体は所定流量が切換弁(0
2)に供給されるとともに、その吐出流体に余剰流が存
在する場合には、余剰流は何ら有効利用されずに該ポン
プ(It)用のリリーフ弁(X)から無駄にリリーフさ
れるという欠点があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、一方のポン
プの流体系に属する切換弁を、中立位置時にはポンプポ
ートを閉じる紋り切換弁で構成するとともに、該絞り切
換弁を備える流体系にバイパス形圧力補償弁を追設し、
該圧力補償弁からの余剰流を他方のポンプの流体に合流
せしめるようにすることにより、一方のポンプの流体系
に属づ゛る切換弁が全て中立位置にある場合は勿論のこ
と、少なくともその一つがアクチュエータ作動方向に切
操えられた場合にも、一方のポンプに存在する余剰流体
を他方のポンプの流体に合流さゼで有効利用するように
することを目的とするものである。
この目的を達成するため、本発明の構成は、流体ボン1
の流体を切換弁を介してアクチュエータに供給するよう
にした回路を一対備えてなる流体回路において、第1の
回路には、中立位置時にポンプポー1・を閉じる形式で
、且つ中立位置的にはタンクに連通し、切換位置時には
閉じるパイロットポー1−を有する絞り切換弁と、該絞
り切換弁前後の差圧を所定圧に保持するバイパス形圧力
補償弁とが備えられているとともに、第2の回路には、
中立位置時にはタンクに連通し、少なくとも最終切換位
置時には閉じるパイロットポートを有する切換弁が備え
られ、上記バイパス形圧力補償弁のバイパスポートは、
逆止弁を介設したバイパス通路により第2の回路の切換
弁に連通し、該バイパス形圧力補償弁の吐出ボート側に
は、バネ室がシャトル弁を介して上記第1の回路の切換
弁および第2の回路の切換弁の各パイロットボートに連
通ずるアンロード弁が接続されていることを特徴とする
ものであり、第1の回路の切換弁が作動方向に切換えら
れているときには、その切換弁のパイロットボートの開
鎖によりアンロード弁を閉じて、第1のポンプからの流
体のうち所定流量をバイパス形圧力補償弁によりその切
換弁に供給するとともに、余剰流を該バイパス形圧力補
償弁からバイパス通路を介して第2の回路に合流させる
ようにしたものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明をトラッククレーンの油圧回路に適用し
た実施例を示し、(1)は第1の流体ポンプ、(2)は
第2の流体ポンプ、(3)は俯仰用切換弁、(4)は伸
縮用切換弁、(5)は大流mの供給を必要とする場合が
ある巻上用切換弁であって、俯1111用および伸縮用
の各切換弁(3)。
(4)の切換操作に応じて第1の流体ポンプ〈1)から
の流体を該缶切換弁(3)、(4)を介してそれぞれ俯
仰用および伸縮用の各アクチュエータ(図示せず)に供
給するようにした第1の回路(A)を構成しているとと
もに、巻上用切換弁(5)の切換操作に応じて第2の流
体ポンプ(2)からの流体を該巻上用切換弁(5)を介
して巻上用アクチュエータ(図示せず)に供給するJ:
うにした第2の回路(B)を構成しており、巻上用切換
弁(5)の切換操作に伴う巻上動作を専用の流体ポンプ
(2)からの流体供給により俯仰および伸縮の各動作に
灼して独立させるようにしている。
上記第1の回路<A)の俯仰用および伸縮用の各切換弁
(3)、<4)はそれぞれ中立位置(3a)、(4a)
時にポンプボート(3p)、(4p〉を閉じる絞り切換
弁で構成され、該缶切換弁(3)、(4)には、それぞ
れ中立位置(3a)。
(4a)の図中上下に位置する切換位置(3b)。
(3c )’、(4b )、(4c )時において負荷
圧を検出する負荷圧検出ポート(3d>、(4d)と、
中立位置(3a>、(4a)時にはパイロット通路(2
8) 85よびタンク戻り通路(13)を介してタンク
(6)に連通する一方、切換位置(3b )、(3c 
>、(4b )、<4c )時に閉じるパイロットボー
ト(3e>、(4e)とが形成されており、上記各負荷
圧検出ポート(3’d)。
(4d)は中立位置(3a )、、(4a )時にはパ
イロット通路(7)を介してタンク(6)に連通するよ
うに構成されている。
また、第1の回路(A)の流体ポンプ(1)の吐出路(
1a)の途中には優先膨圧力補償弁(8)が介設されて
いる。該優先膨圧力補償弁(8)は、第1の流体ポンプ
(1)からの圧油供給を受けるポンプボート(8a)と
、上記俯仰用および伸縮用の各切換弁(3)、(4)が
並列に接続された優先ポート(吐出ボート)(8b)と
、非優先ポート(バイパスポート)(8c)とを有し、
一端のバネ室(8d)には俯仰負荷圧点よび伸縮負荷圧
のうち最大圧Pを導入する一方、俯仰用および伸縮用の
両切換弁(3)、(4)が共に中立位置(3a)、(4
a)にあるときには大気圧を選択導入覆るパイロット通
路(9)が間口している。
一方、バネ室(8d)に対抗するパイロット室(8C)
にはパイロット通路(10)を介して優先ポート(8b
)1位の圧力が作用している。そして、ポンプボート(
8a)に流入した圧油を先ず優先ポート(8b)からそ
の下流側に流出させ、該下流側の圧力が[最大負荷圧P
+バネ室(8d)のバネ(8f)のイ]勢力(PS+ 
)]に達すると、Jなわち優先ポート(8b)下流側に
流出した油量が俯仰用および伸長用の各切換弁(3)、
(4)の絞り聞麿に応じた流量に達すると、余剰油を非
優先ボー1−(8C)からその下流側に流出させること
により、第1の回路(A)の各切換弁(3)。
(4)の絞り前後の差圧をバネ(8f)の付勢力(PS
+ )に相当する圧力に保持するように構成されており
、該優先形圧力補憤弁(8)により第1の回路(A)に
設けるバイパス形圧力補償弁を構成している。
一方、上記第2の回路(B)の巻上用切換弁(5〉は上
記第1の回路(△)の各切換弁〈3)。
(4)と同様中立位置(5a)時にはポンプボート(5
p)を閉じる絞り切換弁で構成され、該巻上用切換弁(
5)は中立位fi(5a)の図中上下に位置し操作レバ
ー(511)が所定ストローク位置までの範囲内にある
ときに位置付けられる途中切換位置(5c’) 、(5
d )と、該途中切換位置(5c)、(5d)の図中上
下に位置し操作レバー (51) )が所定ストローク
位置から最大ストローク位置までの範囲内にあるときに
位置付けられる最終切換位置(5e>、(5f)とを有
するとともに、その内部には途中および最終切換位置く
5C)〜(5F)時に負荷圧を検出する負荷圧検出ボー
ト、(5g>が形成され、該負荷圧検出ボート(5g)
は中立位1a(5a>時にはパイロット通路(11)を
介してタンク(6)に連通ずるように構成されている。
さらに、該巻上用切換弁く5)の内部には、中立位置(
5a)および途中切換位置(5b)、(5c)時にはパ
イロット通てタンク(6)に連通し、最終切換位置(5
0)。
(5f)時にはその連通が遮Wiされるパイロットボー
ト(5h)が形成されている。
また、上記第2の流体ポンプく2)の吐出路(2a)の
途中にはバイパス形圧力補償弁(14)が接続されてい
る。該バイパス形圧力補償弁(14)のバネ室(1=!
1.a)にはパイロット通路(15)を介、して上記巻
上用切換弁(5)の負荷圧検出ボート(5g)が連通し
ているとともに、該バネ室(14a)に対抗するパイロ
ット室(14b)にはパイロット通路(16)を介して
第2の流体ポンプ(2)の吐出圧が作用しており、巻上
用切換弁(5)の中立位置(5a)時には負荷圧検出ボ
ート(59)のタンク(6)への連通にJ:リバネ室(
14,8)を大気に開放して、第2の流体ポンプ(2)
からの圧油をバネ室(14a)のバネ(14C)の付勢
力(PS2 )に等しい低圧でもってアンロードする一
方、巻上用切換弁(5)の各切換位置(5G)〜(5[
)時には負荷圧検出ボート(5g)の負荷圧検出により
バネ室(14a)に巻上用切換弁(5)後位の圧力(負
荷圧)を導入し、パイロット室(14b)に巻上用切換
弁(5)前位の圧力(第2の流体ポンプ(2)の吐出圧
)を導入して、巻上用切換弁(5)前後の差圧をバネ(
14G>の付勢力(PS2)に等しい圧力に保持するこ
とにより、巻上用切換弁(5)の絞り開度に応じた流量
を巻上用アクチュエータに供給すると同時に、余剰油を
タンク戻り通路(13)を介してタンク(6)にバイパ
スするようにしている。
そして、上記優先膨圧力補償弁(8)の非優先ボート(
8C)は、途中に逆止弁(17)を介設したバイパス通
路(18)を介して第2の流体ポンプ(2)の吐出路(
2a)の途中に接続されており、第1の流体ポンプ(1
)の余剰流をM2の流体ポンプ(2)からの流体に合流
させるように構成されている。
そして、上記優先膨圧力補償弁(8)の優先ボート(8
b)にはタンク(6)に連通ずるアンロード通路く19
)が接続され、該アンロード通路(19)の途中にはア
ンロード弁(20)が介設されている。該アンロード弁
(20)は弁体(2Oa >のm着座にJ:リアンロー
ド通路(19)の連通を許容および阻止するものであっ
て、該弁体(20a )の内部には、1次側とバネ室(
20b )とを連通し途中に絞り(2(M)が介設され
た連通路(20d )が形成され、また上記バネ室(2
ob>には、弁体(208)を着座方向に(=I勢する
所定バネ圧(PS3 )のバネ(20e)が縮装されて
いるとともに、パイロット通路(21)を介してシャト
ル弁(22)が接続されている。該シャトル弁(22)
は、巻上用切換弁(5)のパイロットボート(5h )
に連通ずるパイロット通路(23)の圧力と、上記俯仰
囲および伸縮用の各切換弁(3)、(4)の各パイロッ
トボート(3e ) 、(4e )を直列に介設するパ
イ0フ1〜通路(24)の圧力のうち高圧のものを選択
するものである。
尚、(25)はバイパス形圧力補償弁(14)のバネ室
(14a)に作用する最大圧を規制するパイロットリリ
ーフ弁、(26)は優先膨圧力補償弁(8)のバネ室(
8d〉に作用する最大圧を規制するパイロットリリーフ
弁である。
次に、上記実施例の作動について説明づ−る。先ず、巻
上用、俯仰用および伸縮用の各切換弁(3)、(4)、
<5>が全で中立位置(3a)、(4a)、(5a)に
ある場合、巻上用切換弁(5)のポンプポート(5p、
)の閉状態および負荷圧検出ポート(5g)のタンク(
6)への開放により、第2の流体ポンプ(2)の流体は
その全1がバイパス形圧力補償弁(14)からそのバネ
(14c)の付勢力(PS2 )に等しい低圧でもって
アンロードしている。また、上記3個の切換弁(3)。
(4)、(5)の各パイロットポート(3e)。
(4e)、(511)がそれぞれタンク戻り通路(13
)を介してタンク(6)に連通しているので、アンロー
ド弁(20)ではバネ室<20b )からタンク(6)
への流体流れが生じて一次側から連通路(20d )を
介してバネ室(20b ’)に作用する圧力は絞り(2
0c)で減圧された圧力となり、この絞り(20C)前
後の差圧が絞り(20c)での減圧作用によりバネ(2
0e)のバネ圧(1〕sa)より大きくなった時点で弁
体(20a )が離座してアンロード弁(2o)が閉作
動し、アンロード通路(19)は連通している。
このため、第1の流体ポンプ(1)の流体はその全Mが
優先膨圧力補償弁(8)の優先ポート(81) )から
アンロード通路(1つ)を経てタンク(6)にアンロー
ドしている。
そして、この状態で巻上用切換弁(5)のみが− 単独
操作されて途中切換位置く5c)又は(5d)に切換え
られると、該巻上用切換弁(5)前後の圧力差がバイパ
ス形圧力補償弁(14)によりバネ(14c)のイ」勢
力(PS2 )に保持制御されるので、第2の流体ポン
プ(2)の圧油のうち巻上用切換弁(5)の絞り開度に
応じた流量が巻上用アクチュエータに供給され、余剰油
はバイパス形圧力補償弁(14)からタンク(6)にバ
イパスされる。この時、巻上用切換弁(5)のパイロッ
トボート(511>は依然としてタンク(6)に連通さ
れているので、アンロード弁(20)の閉作動は維持さ
れてアンロード通路(19)は連通しており、第1の流
体ポンプ(1)の流体は上記と同様その全量が優先膨圧
力補償弁(8)の優先ボート(8b)からアンロード通
路〈19)を経てタンク(6)にアンロードされ巻上用
アクチュエータは比較的遅い速成でもって作動する。
また、上記巻上用切換弁(5)が途中切換位置く5C)
又は(5d)からさらに最終切換位置(5e)又は(5
f)に切換えられるとくすなわち、二流量合流により巻
上速成を早くする必要がある場合には)、第2の流体ポ
ンプ(2)の圧油はその全量が巻上用切換弁(5)を経
て巻上用アクチュエータに供給される。この時、巻上用
切換弁(5)のパイロットボート〈5h)は閉じてタン
ク(6)への連通が遮断されるので、アンロード弁(2
0)のバネ室<、、、20 b )にはシャトル弁(2
2)の高圧選択作用によりパイロット通路く23)の圧
力が作用し、該パイロット通路(23)の圧力が一次側
圧力に等しくなると、弁体(20a)はバネ(20e)
により付勢されて着座しアンロード通路(19)を閉じ
る。その結果、第1の流体ポンプ(1)の流体はその全
量が優先膨圧力補償弁(8)の非優先ポート(8C)か
らバイパス通路(18)を経て第2の流体ポンプ(2)
・の流体と合流したのち、巻上用切換弁(5)から啓上
用アクチュエータに供給される。その際、合流111A
巻上用切換弁(5)の設定流量より多いときには、余剰
油はバイパス形圧力補償弁(14)からタンク(6)に
バイパスされる。
そして、この状態で、例えば伸縮用切換弁(4)が切換
操作されて巻上用切換弁(5)との複合動作状態になる
と、アンロード弁(20)の閉作動維持に伴い第1の流
体ポンプく1)からの流体のうち伸縮用切換弁(4)の
絞り間磨に応じた流量が優先膨圧力補償弁(8)の優先
ボート(8b)から該伸縮用切換弁(4)を経て伸縮用
アクチュエータに供給されると同時に、余剰流が優先膨
圧力補償弁(8)の非優先ポー1〜(8G)からバイパ
ス通路(18)を経て第2の流体ポンプ(2)の流体と
合流して、巻上用切換弁(5)から巻上用アクチュエー
タに供給されることになる。よって、巻上用9J換弁(
5)を含む2個以上の切換弁の複合切換時にJ5いても
、第1の流体ポンプ(1)に存在する余剰流を第2の流
体ポンプ(2)の流体に合流せしめて巻上用アクチュエ
ータに供給することができるので、従来の如く第1の回
路の切換弁の切換時には二流量合流を行い得ないものに
比べ、余剰流を有効利用することができる。
尚、上記実施例では、巻上用切換弁(5)のパイロット
ボート(5b)を中立位置(5a)および途中切換位置
(5c >、(5d >においてタンク(6)に連通し
、最終切換位置(5e)、(5f)において開鎖するよ
うにしたが、その他、途中切換位置(5c)、(5d)
においては逆に閉じるようにしても2流量を合流できる
のは言うまでもない。しかし、上記実施例の如く途中切
換位置(5c)、(5d)ではタンク(6)に連通ずる
方が巻上用アクチュエータの作動速度に応じて2流量の
合流、非合流を選択することができ、より好ましい。
また、上記実施例では、巻上用切換弁(5)を絞り切換
弁で構成したが、その他、絞りが形成されない通常の切
換弁で構成してもよいのは勿論である。しかし、絞り切
換弁とする方がアクチュエータの作動t!麿を無段階に
Iliることができ、実用上便宜である。
さらし、上記実施例では特殊な優先膨圧力補償弁(8)
の非優先ポート(8C)から余剰油をバイパス通路(1
8)に流出させるようにしたが、その他、第2図に示す
ように、俯仰用および伸縮用の各切換弁(3’ >、(
4’ )前後の差圧を圧力補償するバイパス形圧力補償
弁(80)を設け、該バイパス形圧力補償弁(80)の
バイパスamをバイパス通路(18)に流出させるよう
にしてもよい。
加えて、上記実施例では、トラッククレーンの油圧回路
に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限
定されず、その他種々の二流量合流回路にも同様に適用
できるのは言うまでもない。
以上説明したように、本発明によれば、一方の回路に属
する切換弁の切換操作に応じて2台の流体ポンプの流体
を合流させるようにした二流量合流回路において、他方
の回路に属する切換弁の切換時においても必要に応じて
該他方の流体ポンプの余剰流を一方の流体ポンプの流体
を合流させるようにしたので、余剰流の有効利用を図る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例を示し、第1図は
トラッククレーンの油圧回路に適用した場合の油圧回路
図、第2図はバイパス形圧力補償弁の変形例を示す図、
第3図および第4図はそれぞれ従来例を示す流体回路図
である。 (A)・・・第1の回路、(B)・・・第2の回路、(
1)・・・第1の流体ポンプ、(2)・・・第2の流体
ポンプ、(3)・・・俯仰用切換弁、(4)・・・伸縮
用切換弁、(3a ) 、(4a >−”中立位置、(
3b)、(4b)・・・切換位置、(3c ) 、(4
c )・・・切換位置、<3e)、(4+1・・・パイ
ロットポート、(3p)、(4p)・・・ポンプポート
、(5)・・・巻上用切換弁、(5a)・・・中立位置
、(5e)。 (5f)・・・最終切換位置、(5h)・・・パイロッ
トポート、(6)・・・タンク、(8)・・・優先膨圧
力補償弁(バイパス形圧力補償弁)、(8b)・・・優
先ポート(吐出ボー(〜)、(8C)・・・非優先ポー
ト(バイパスポート)、(17)・・・逆止弁、(18
)・・・バイパス通路、(20)・・・アンロード弁、
(2ob>・・・バネ室、(22’)・・・シャトル弁
、(80)・・・バイパス形圧力補償弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体ポンプの流体を切換弁を介してアクチュエー
    タに供給するようにした回路を一対備えてなる流体回路
    において、第1の回路(A)には、中立位置(3a)時
    にポンプポート(3p)を閉じる形式で、且つ中立位置
    (3a)時にはタンク(6)に連通し、切換位置(3b
    )時には閉じるパイロットポート(3e)を有する絞り
    切換弁(3)と、該絞り切換弁(3)前後の差圧を所定
    圧(PS’+)に保持するバイパス形圧力補償弁(8)
    とが備えられているとともに、第2の回路(B)には、
    中立位置(5a)時にはタンク(6)に連通し、少なく
    とも最終切換位置(5e)時には閉じるパイロットポー
    ト(511)を有する切換弁(5)が備えられ、上記バ
    イパス形圧力補償弁(8)のバイパスポート(8C)は
    、逆止弁(17)を介設したバイパス通路(18)によ
    り第2の回路(B)の切換弁(5)に連通し、該バイパ
    ス形圧力補償弁(8)の吐出ポート(8b)側には、バ
    ネ室(20b )がシャトル弁(22)を介して上記第
    1の回路(A)の切換弁〈3)および第2の回路CB)
    の切換弁(5)の各パイロットポート(3e)、(5h
    )に連通ずるアンロード弁(20)が接続されているこ
    とを特徴とする二流量合流回路。
JP58120891A 1983-07-01 1983-07-01 二流量合流回路 Pending JPS6014606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8859137B2 (en) 2010-04-21 2014-10-14 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell system
US8859136B2 (en) 2010-04-21 2014-10-14 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell system

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US8859137B2 (en) 2010-04-21 2014-10-14 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell system
US8859136B2 (en) 2010-04-21 2014-10-14 Honda Motor Co., Ltd. Fuel cell system

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