JPS60137853A - 高強度結晶化ガラスおよびその製造方法 - Google Patents

高強度結晶化ガラスおよびその製造方法

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JPS60137853A
JPS60137853A JP58240968A JP24096883A JPS60137853A JP S60137853 A JPS60137853 A JP S60137853A JP 58240968 A JP58240968 A JP 58240968A JP 24096883 A JP24096883 A JP 24096883A JP S60137853 A JPS60137853 A JP S60137853A
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glass
crystallized glass
apatite
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昌弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、人工歯根および人工骨等のインブラント材
料として有用なアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラ
スおよびその製造方法に関するものである。
近年、人工歯根や人工骨などの人工側斜が、枦能を果た
さなくなった歯根や骨の代用として使用されている。こ
のような人工材料として、従来ステンレス鋼またはコバ
ルトクロム合金等の耐食性合金や、ポリメチルメタクリ
レートまたは高密度ポリエチレン等の高分子材料が用い
られてきた。
しかしながらこれらの材料は長期間の使用により生体内
に金属イオンやモノマーが溶出する傾向がアリ、人体に
有害である場合もある。これに較べ、セラミックス材料
は一般に生体親和性に優れ生体内で安定であるため、と
れからの材料として注目をあびている。このようなセラ
ミックス材料としては、まず単結晶および多結晶のアル
ミナがあり、この材料は非常に高強度である事が特徴で
ある。
しかしながらアルミナセラミックスは、骨と化学結合を
作らないため生体内に固定するにはアルミナセラミック
ス自体にねじを切ったり、穴をあけたりして、骨内に物
理的に固定する方法をとらねばなら々い。この場合材料
の形状が不適当であると、骨や材料の一部に応力集中が
生じ、骨の吸収が起こったり、骨と材料の界面にコラー
ゲン繊維が生じたりして、材料の固定部分のゆるみや脱
落が起こる場合がある。この問題を解決するため、近年
骨と化学結合を作り、強く骨内に固定できるセラミック
スの開発が進められている。この種のセラミックスの代
表例としては水酸化アパタイトの焼結体% Na2OC
aOP2O55i02系のバイオガラス、およびNa2
OK2O−MgOCaOP2O65f02系のガラスか
らアパタイト結晶を析出させたアパタイト含有の結晶化
ガラスが知られている。しかしながら水酸化アパタイト
結晶は高温で焼結するとリン酸三石灰に変化するため、
緻密な組織を有する強度の大きい焼結体を製造する事が
困難である。
他方バイオガラスおよびアパタイト含量の結晶化ガラス
は、機械的強度が小さく骨置換倒斜としてはあまり応力
の加わらない部分にしか利用できない欠点がある。そζ
で最近では、骨と化学結合を作り、しかも比較的強度の
大きな結晶化ガラスがさらに開発されている。このよう
な従来の結晶化ガラスとしては、MgOの含有量が7チ
以下のMgOCaOp2o5sio2系のガラスを、2
00メツシユ以下に粉砕し、これを加圧成形した後に、
ガラス粉末の焼結温度域とアパタイト結晶とウオラスト
ナイト結晶の生成温度域で熱処理して作られたものがあ
る。このようにして得られた結晶化ガラスの曲げ強度は
、1200〜1400#/caであり、骨と化学結合を
作る材料としては従来では最も強度の大きいものである
。しかし、この結晶化ガラスにおいては、ガラス粉末の
焼結温度域と結晶の析出温度域が接近しているため焼結
により気孔が消失する以前に結晶化が進行し、緻密な組
織の結晶化ガラスを安定に製造するのが難しい。このた
め製造ロフトにより強度が変動する欠点がある。また、
この結晶化ガラスを人工歯根に用いるにはさらに機械的
強度の大きいことが望まれる。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので生体親和性の優れたアパタイト結晶を含み、且
つ高強度の結晶化ガラス、およびその製造方法を提供す
ることを目的としている。
即ち、この発明の結晶化ガラスは、重量%でMg08〜
34%、 Ca012〜43%、5i0225〜40%
、P2O51O−25%で、且つ当該MgO%CaO、
S i02 、P2O5の合計含量が90%以上で、添
加物が10%以下である組成を有し、多量のアパタイト
(Caso(PO4)aO)と、ジオプサイド(MgO
Ca02Si02) 、フォルステライト(2MgO8
i02)、アカマナイト(2Ca□Mg023402)
等のアルカリ土類ケイ酸塩結晶が共存し、これらが均一
にガラス中に分散した構造を有することを特徴としてい
る。また組成に関しては、重j#チでMg08〜34%
、Ca012〜43 %、5iO225〜40チs P
2O510〜25チ、A720s 1〜1()チで、且
つ当該MgO%CaO% 5i02、P2O6、Az2
Q3の合計含量が90%以上で、添加物が10チ以下で
あることも特徴としている。
さらにこの発明の結晶化ガラスの製造方法は、上記各組
成の200メツシー以下のガラス粉末を成形後、当該ガ
ラス粉末の焼結温度域で加熱処理し、次いでアパタイト
結晶、およびジオプサイド、フォルステライト、アカマ
ナイト等のアルカリ土類ケイ酸塩結晶の生成温度域で加
熱処理することを特徴としている。
次にこの発明に係る結晶化ガラスの各成分を上記のよう
に量的に限定した理由を述べる。
MgOが8チ以下では、ガラス粉末の焼結温度域と、結
晶生成温度域が接近しているので、焼結により気孔が消
失する以前に結晶化が起こり、緻密な組織の結晶化ガラ
スを得にくい。また、 MgOが34%以上ではアパタ
イト結晶の生成量が少なく々るため、好ましくない。よ
って、MgOの含有率は8〜34チに限定される。、C
aOが12チ以下ではアパタイト結晶の生成量が少ない
ので好ましくない。また43 ’fi以上ではガラスの
失透傾向が著るしく、製造が困難となる。よってCaO
の含有率は、12〜43チに限定される。5i(hが2
5%以下ではガラスが失透しやすく、製造が困難でカル
シウムおよびマグネシウム(アルカリ土類)のケイ酸塩
結晶の生成量も少なくなるため、高強度のものが得られ
にくい。また40チ以上ではガラスが相分離する傾向を
持ち均一なガラスが得られない。よってS i02の含
有量は25〜40%に限定される。P2O5が10チ以
下ではアパタイト結晶の生成量が少なく、また25%以
上では相分離のため均一々ガラスが得られない。よって
、P2O5の含有率は、10〜25チに限定される。
At203を含むガラスについては、その加えたときの
効果の詳細をさらに後述するが、これを含む組成のガラ
スを900〜100’C程度の温度で熱処t1(すると
、アパタイト結晶の生成量がAt203を含゛まないも
のに較べて著しく増加する。kt、03は1%以下では
アパタイト結晶の析出を促進する効果が少なく、10%
以上ではアルカリ土類ケイ酸塩結晶の生成量を減少させ
るので10チ以下に限定される。
この発明の結晶化ガラスは、上記成分以外に人体に有害
でないLi20z Na2O、K2O、SrO,B2O
3、Ti02) Nb2O5、F2などの成分の1種ま
たは2種以上を10チ以内で添加物として含有する事が
できる。
これらの成分の合計量が10%を越えると、アパタイト
結晶およびジオプサイド結晶等のアルカリ土類ケイ酸塩
結晶の生成量が減少するので、これらの成分の合計量は
10%以下に限定される。したがってMgO1CaO1
Si02、P2O6tたはこれにAz、、o3を加えた
ものの合計量は9(1%以上に限定される。
上記添加物のうち、Na2Oは5%を越えると、アパタ
イト結晶の生成量が著しく減少するので) Na2Oの
含有量は、5%以内である事が好ましい。F2の量は3
チを越えると、ガラスの失透傾向が著しいためs F2
の含有量は3%以内である亀が好ましい。
そして上記各組成の結晶化ガラスは、以下のような方法
により製造される。
まず上述のいずれの組成のガラスにおい°Cも、これを
200メツシヱ以下の粒度に粉砕した後に、所定の形に
成形する。この発明に用いるガラスを溶融状態より直接
所定の形に成形し、これを熱処理した場合、アパタイト
結晶は、均一に分散して析出するが、ジオプサイド、ア
カマナイト、フォルステライトなどのアルカリ土類ケイ
酸塩結晶は、ガラス表面から析出し、ガラス内部に亀裂
が生じる。このため、強度の大きな結晶化ガラスは得ら
れない。
ガラスが微粉末である事は、気孔が少なく、結晶が均一
に分散した結晶化ガラスを得るために4べめて重要な条
件である。ガラス粉末が200メツシュ以上であると、
焼結して得られる結晶化ガラス中に大きな気孔が残りや
すく、機械的強度の大きな結晶化ガラスは得られない。
よって、ガラス粉末は200メツシユ以下に限定される
またこの発明の結晶化ガラスを製造するためには、ガラ
ス粉末の焼結温度域、アパタイト結晶およびジオブチイ
ト等のアルカリ土類ケイ酸塩結晶の生成温度域で熱処理
する事が必要である。ガラス粉末の焼結温度域での熱処
理は、気孔のない機械的強度の大きい結晶化ガラスを得
るのに重要である。
ガラス粉末の焼結温度域は、ガラス粉末の成形体を一定
の昇温速度で加熱して、成形体の焼結による熱収縮を測
定する事によりめられる。熱収縮の開始温度から、熱収
縮の終了温度までが焼結温度域である。また4パタイト
結晶の生成温度域で熱処理する事は骨と化学的に結合す
るために必要なアパタイト結晶を多量に析出させるため
に重要である。さらにジオプサイド等のアルカリ土類ケ
イ酸塩結晶の生成温度域で熱処理する事はアルカリ土類
ケイ酸塩結晶を多量に析出させ、結晶化ガラスの機械的
強度を増加するために重要である。
それぞれの結晶の生成温度域は、ガラス粉末の示差熱分
析を行なう事によりめられる。示差熱分析曲線における
発熱ピークの温度で熱処理したガラス粉末のX線回折デ
ータを解析する事により、それぞれの発熱ピークに対応
する析出結晶を同定し、その発熱開始温度から発熱終了
温度までが、それぞれの結晶の生成温度域である。
次いでAt203を加えた効果を第1図および第2図を
参照して説明する。両図は、 Az、o3を含まないガ
ラス(A)と、ALzO3を含むガラス(B)とで製造
した両試料について、これらの試料中に含まれている結
晶のXi回折線の強度と熱処理の保持温度との関係を示
している。これらの図中0はアパタイト結晶の主要X線
回折ピーク(d−2,81)、@はジオプサイド結晶の
主要X線回折ピーク(d=2.99)、θはフォルステ
ライト結晶の主要X線回折ピーク(d=3.88)の各
X線回折強度と熱処理の保持温度の関係を示したもので
ある。
またガラス(A)はMgO20,8、CaO29,2、
5i0233.4、P2O516,1、FzO,5wt
%組成のものであり、ガラス(B)はこれにazzo3
を4wtチ添加した組成のものである。これらのガラス
を200メツシユ以下に粉砕したものを、それぞれ電気
炉中で室温から10℃/mの昇温速度で加熱し、850
℃から1150℃の範囲における一定温度で30分間保
持した後に室温まで冷却した。熱処理後のガラス(A)
およびガラス(B)より析出した結晶を粉末X線回折法
により同定した結果、いずれの試料においても、主要女
析出結晶は、アパタイト、ジオプサイドそして、フォル
ステライトであった。第1図および第2図から明らかな
ようにht2o3を添加したガラス(B)は、At20
sを添加しないガラス(A)に較べ、1015℃以下で
のアパタイト結晶のX線回折強度が23−程度大きく、
アパタイトの生成量が多い事がわかる。これに対し、1
015℃以下でのジオプサイド結晶の生成量はAt20
sを添加しないガラス(A)と較べてやや少なくなる。
しかしながら、フォルステライト結晶の生成量がやや増
加する傾向があり、ジオプサイドと7オルステライトの
生成量の合計は、ガラス(Alとそれほど変わらない。
このようにAt203の添加はアパタイト結晶の生成量
を著しく増加させる効果を持ち、ガラス(B)のように
At203を添加したガラスを1015℃以下で熱処理
して得られる結晶化ガラスはアパタイト結晶を多量に含
んでいるため、すぐれた生体親和性を持つことが分る。
なお上記のAt203を加えたときの効果は、ある一定
の組成のガラスについて述べたが、熱処理により析出す
るアルカリ土類ケイ酸塩結晶の種類はガラス組成により
異々る。MgO含有量の多い組成のガラスからは、フォ
ルステライト(2Mg0・5i02)、CaO含有量の
多い組成のガラスからはジオプサイ) (Ca()Mg
0・2S102)、SiO2含有量の少ない組成のガラ
スおよび、P2O5含有量の少ない組成のガラスからは
、アカマナイト(2CaOMg02Si02)が析出す
る。これらの中間領域の組成では、上記の結晶が2種類
以上析出する。また、 Na2O,K2O、Li2Oな
どの成分を添加した場合は、上記の結晶以外の結晶が析
出する場合もある。
而してこの発明に係る結晶化ガラスは、酸化−物、リン
酸塩、炭酸塩、フッ化物などを原料に用い、一般のガラ
スと同様に耐火物ルツボまたは白金ルツボを用いて、1
400〜1500℃で溶融する事ができる。溶融したガ
ラスは、金型上に流し出すか、あるいは冷却した四−ル
の間を通すか水中に投入する方法により急冷される。こ
のようにして得られたガラスをボットミル、ジェットミ
ル等の一般的な粉砕機により200メツシー以下に粉砕
する。
必要に応じてガラス粉末を粒度により分級し、適当に粒
度配合を行なう。ガラス粉末は、セラミックスの成形に
用いられる一般的な方法、例えば金型による加圧成形、
泥しよう鋳込み成形法、押し出し成形法、静水圧加圧成
形法などにより成形される。成形の際に粉末の流動性な
どをはじめとするレオロジー的性質を改善するために、
パラフィンやステアリン酸塩等の一般的な成形助剤をガ
ラス粉末に添加する事は有効である。また、ガラス粉末
の流動性を良くするために、顆粒状にしたガラス粉末を
用いる事も有効である。
ガラス粉末の成形体の焼結と結晶化は、前記のようなガ
ラス粉末の焼結温度域、アパタイト結晶の生成温度域お
よびジオプサイド等のアルカリ土類ケイ酸塩結晶の生成
温度域の温度にガラス粉末を保持する方法、あるいはガ
ラス粉末の焼結温度域からジオプサイド等のアルカリ土
類ケイ酸塩結晶の生成温度域の範囲を徐々に加熱する方
法により行なう事ができる。さらにまた、高温加圧成形
法、熱間静水圧圧縮成形法などによりガラス粉末の焼結
と結晶化を行なうことは、緻密な結晶化ガラスを得るた
めに有効である。
次にこの発明の詳細な説明する。表に示した組成に相当
するガラスのバッチを酸化物、炭酸塩、リン酸塩、フッ
化物などから調合し、これを白金ルツボに入れ、140
0・〜1500℃で1時間溶融した。
溶融状態のガラスを水中に投入して急冷し、乾燥した後
、ボットミルに入れ、350メツシユ以下の粒度に粉砕
した。このガラス粉末に結合剤として5チのパラフィン
を混合したものを金型に入れ、600 kf//cmの
圧力を加えて所定の形状に加圧成形した。成形体を電気
炉中に入れ、室温から3℃廓の一定昇温速度で950〜
1050℃の範囲内における一定温度まで加熱し、この
温度で2時間保持して焼結と結晶化を行なった。この後
、炉内で室温まで徐冷した。この結晶化ガラスを割りそ
の破断面をSEMによりm察した結果いずれも気孔のt
′+!とんどない緻密な組織であった。この試料を粉砕
し、X線回折により析出結晶を同定した結果、いずれの
試料にも多量のアパタイト結晶とともにジオプサイド、
フォルステライト、アカマナイトなどのアルカリ土類ケ
イ酸塩の結晶が多量に析出している事が認められた。表
中にそれぞれの試料に析出していた結晶の種類をあわせ
て示した。また一部の試料については、1000番のア
ルミナ砥粒で表面を研磨した5 X 5 X 25m+
nの角柱を用いて曲げ強度を測定した。その結果も表中
に併記した。この表かられかるようにこの発明の結晶化
ガラスは1500〜1800Je9/(−の高い値の曲
げ強度を持つでいる。
このようにこの発明による結晶化ガラスは、骨と化学的
に接合するために必要なアパタイト結晶を多量に含み1
500〜1800 Jc’//cl/1という非常に高
い曲げ強度を持って因る。この曲げ強度の値は、従来の
水酸化アパタイトの焼結体やNa20−Ca0−P2O
3−8+02系のバイオガラスおよびアパタイト結晶の
みを含むNano K2OMgOCaOP2O55i0
2系の結晶化ガラス、さらにはアパタイト結晶とウオラ
ストナイト結晶を含む結晶化ガラス等の曲げ強度の値が
700〜14001cf〜であるのに対し非常に太きな
値を有している。またこの発明の結晶化ガラスにおいて
は2曲げ強度が製造口・シトにより変動する事も少ない
ので、人工骨および人工歯根用の材料として極めて有用
である。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明に係るアパタイト結晶を
含む高強度結晶化ガラスの熱処理温度と含有結晶のX線
回折線強度との関係を示す関係曲線図で、第1図はアパ
タイト結晶についての関係曲線図、第2図はジオプサイ
ド結晶およびフォルステラ・イト結晶についての関係曲
線図である3、(A) : ’ At20sを含まない
ガラス(B> : AJ、+Osを4wt%含むガラス
株式会社 保 谷 硝 子 代理人朝倉正幸 手続補正書(自発) 昭和59年 2月 7日 特許庁長官殿 (特許庁審査官 殿) 1、事件の表示 昭和58年 特 許 願第 240968号2・発明の
名称 明細書の「特許請求の範囲」 「発明の詳細な説明ゴ(
1) 明細書中「特許請求の範囲」の項を別紙のとおシ
訂正する。 (2)同第8頁第8行、第9頁第3行、第11頁第8行
、第12頁第7行、第13頁第3行、第13頁第15行
、第15頁第11行、第15頁第17行、第16頁第2
〜3行、第16頁第15〜16行、第18頁第9行、第
18頁第12行、第19頁第17〜18行、第24頁第
6行の14箇所に「ジオプサイド」とあるのを、「ジオ
プサイド」と訂正する。 (3) 同第14頁第14〜17行の1−回折ピーク(
d=2.81)、・・・・・・主要X線回折ピーク(c
+=3.88)iを[回折ピーク(d = 2.81λ
)、@はジオブザイド結晶の主要Xfil゛回折ピーク
(d = 2.99^)、θはフォルステライト結晶の
主要X線回折ピーク(d = 3.88λ)」と訂正す
る。 (4)同第16頁第11行の「・・・ついて述べたが、
」と「熱処理・・・」との間に下記の説明文を加入する
。 [A403の添加によシアパタイト結晶の析出量が増加
する効果は上記の組成に限定されるものではない4 (5)同第22ん23頁の「表」を次のように訂正する
3゜ (以f余白) 別 紙(特願昭58−240968号)「特許請求の範
囲 1、 重量%でMg08〜34 % 、 CaO12〜
43 %、5i0225〜40チ、P2O610〜25
%で、且つ当該MgO、CaO,5i02、P2O6の
合計含量が90チ以上で、添加物が10多以下である組
成を有し、ジオプサイド、フォルステライト、アカマナ
イト等のアルカリ土類ケイ酸塩結晶を1種または2 f
ffi以上と、アパタイト結晶とを含有することを特徴
とするアパタイト1結晶を含む高強度結晶化ガラス。 2、添加物はLi2O、N@20 、 K2O、S「0
、B2O3、T i O2、Nb2O6,1’a20B
、F2の何れか1種または2種以上である特許請求の範
囲第1項記載のアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラ
ス。 3、重量%でMgO8〜34チ、CaO12〜43%、
5i0225〜40チ、p2os 10〜25チ% A
t2031〜10チで、且つ当該MgO,Cab、5i
02. P2O5、At203の合計含量が90−以上
で、添加物が1(チ以下である組成を有し、ジオプサイ
若、7オルステライト、アカマナイト等のアルカリ土類
ケイ酸塩結晶を1種または2種以上と、アパタイト結晶
とを含有することを特徴とするアパタイト結晶を含む高
強度結晶化ガラス。 4、添加物はLi2O% Na2O、K2O% SrO
% B2O3、TiO2、Nb2O5、Ta206、F
2の何れか1種または2種以上である特許請求の範囲第
3項記載のアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラス。 5、重量%でMg08〜34 % 、CaO12〜43
%、SiO++ 25〜40%、 F20.10〜25
チで、且つ当該MgO、Ca01Si02、p2o、の
合計含量が90チ以上で、添加物が10チ以下である組
成の200メツシユ以下のガラス粉末を成形後、当該ガ
ラス粉末の焼結温度域で加熱処理し、次いでアパタイト
結晶、およびジオプサイド、7オルステライト、アカマ
ナイト等のアルカリ土類ケイ酸塩結晶の生成温度域で加
熱処理することを特徴とするアパタイト結晶を含む高強
度結晶化ガラスの製造方法。 6、添加物はLi2O% Na2O、K2O,5rO1
B203、TiO2、Nb2O,、Ta20B、F2の
何れか1種または2種以上である特許請求の範囲第5項
記載のアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラスの製造
方法。 7、 重量%でMg08〜34 %、CaO12〜43
 %、5i0225〜40%、P2O51O〜25チ、
At2031〜10チで、且つ当該MgO%CaO、S
 F02、P2O5、At203の合計含量が90チ以
上で、添加物が10チ以下である組成の200メツシユ
以下のガラス粉末を成形後、当該ガラス粉末の焼結温度
域で加熱処理し、次いでアパタイト結晶、およびジオプ
サイド、フォルステライト、アカマナイト等のアルカリ
土類ケイ酸塩結晶の生成温度域で加熱処理することを特
徴とするアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラスの製
造方法。 8、添加物はLI20、Na2O、K2O,5rO1B
203、TiO2、N1)205、Ta20B、F2の
何れか1 f!liまたは2種以上である特許請求の範
囲第7項記載のアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラ
スの製造方法ml

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 重量%でMg08〜34 ’4 、Cll012
    〜43%、5j(h25〜40%、P2O510〜25
     ’16で、且つ当該Mgo、 Ca04 8I02、
    PzOsの合計含量が90%以上で、添加物が10チ以
    下である組成を有し、ジオプサイド、7オルステライト
    、アカマナイト等のアルカリ土類ケイ酸塩結晶を1種ま
    たは2種以上と、アパタイト結晶とを含有することを特
    徴とするアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラス。 2、添加物tiLi20、Ha 20、K2O、・5r
    O1B203、TiO2、Nb2O,、TazOs、F
    2の何れか1種または2種以上である特許請求の範囲第
    1項記載のアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラス。 3、重量%でMg08〜,34%、Ca012〜43%
    、5i0225〜40チ、 p、、os 10〜25チ
    、A72031〜10チで、且つ当該MgO、CaO、
    5i02s P2O5sAz、ogの合計含量が90%
    以上で、添加物が10−以下である組成を有し、ジオプ
    サイド、7オルステライト、アカマナイト等のアルカリ
    土類ケイ酸塩結晶を1種または2種以上と、アパタイト
    結晶とを含有することを特徴とするアパタイト結晶を含
    む高強度結晶化ガラス。 4、添加物はLi2O%Na2O、K2O、Sr0%B
    2O3、TiO2、NbzOs、T120s、Fzの何
    れか1種または2種以上である特許請求の範囲第3項記
    載j′ のアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラス。 5、 重量%でytgo s 〜34 %、CaOt2
    〜43 ’it、5i0225〜40%、P2O510
    〜25 cIbで、且つ当該MgO@ CaO% S 
    i02 、P 205の合計含量が90−以上で、添加
    物が10−以下で桑る組成の200メツシユ以下のガラ
    ス粉末を成形後、当該ガジス粉末の焼結温度域で加熱処
    理し、次いでアパタイト結晶、およびジオプサイド、フ
    ォルステライト、アカマナイト等のアルカリ土類ケイ酸
    塩結晶の生成温度域で加熱処理することを特徴とするア
    パタイト結晶を含む高強度結晶化ガラスの製造方法。 6、添加物はLi2O、Na2O、K2O、SrO% 
    B’+03、TiO2、Nb2O,、Ta206、F2
    の何れか1種または2種以上である特許請求の範囲第5
    項記載のアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラスの製
    造方法。 7、M景チでMg08〜34 % s Ca012〜4
    3 %、5i0225〜40チ、P2O510〜25%
    、At2o31〜10チで、且つ当該MgO% CaO
    % 5i02. P2O6、At203の合計含量が9
    096以上で、添加物が10チ以下である組成の200
    メツシユ以下のガラス粉末を成形後、当該ガラス粉末の
    焼、給温度域で加熱処理し、次いでアパタイト結晶、お
    よびジオプサイド、フォルステライト、アカマナイト等
    のアルカリ土類ケイ酸塩結晶の生成温度域で加熱処理す
    ることを特徴とするアパタイト結晶を含む高強度結晶化
    ガラスの製造方法。 8、添加物はLi2O、Na2O、K2O,5rO1B
    203、TiO2、Nb2O5,Tag’s、 F2の
    何れか1種または2種以上である特許請求の範囲第7項
    記載のアパタイト結晶を含む高強度結晶化ガラスの製造
    方法。
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