JPS6012479Y2 - 車両用座席の表皮における額縁とマチとの取付構造 - Google Patents

車両用座席の表皮における額縁とマチとの取付構造

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JPS6012479Y2
JPS6012479Y2 JP13913380U JP13913380U JPS6012479Y2 JP S6012479 Y2 JPS6012479 Y2 JP S6012479Y2 JP 13913380 U JP13913380 U JP 13913380U JP 13913380 U JP13913380 U JP 13913380U JP S6012479 Y2 JPS6012479 Y2 JP S6012479Y2
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JP
Japan
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gusset
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frame
edge
bead
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JP13913380U
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JPS5760564U (ja
Inventor
実 細谷
Original Assignee
立川スプリング株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は乗用車の一人掛はシート(セパレートシート)
などの車両用座席の表皮における額縁とマチとの取付構
造に係るものである。
従来の額縁とマチとの取付は、第8図に示す如く、発泡
材製のワディング11を裏面に添着せる額縁10とマチ
12との接続端縁間に、この額縁10、マチ12とは別
体の玉縁13を介在縫着したものであり、この玉縁13
は帯状玉縁カバー13b内に合成樹脂製線材等からなる
玉石13aを縫着したものであった。
従って、額縁10とマチ12との彎曲状の接続部におい
ては玉石13aの折曲げにより額縁10などに皺が生じ
美感を損ねていた。
又玉縁13が額縁10とマチ12との間に隙間なく縫着
されるように、玉縁13の玉石13a近くを縫着する必
要があり、その縫着時に誤つて玉石13aを乗り上げて
縫着する虞れがあった。
一方、玉縁が表皮部材自体を使用して形成するものとし
て、例えば実公昭40−11895号などが開示されて
いるが、この玉縁は表皮部材の平面に対して略直角状の
突条に形成されている。
従って、額縁とマチとの間に設けると額縁の端縁内側に
起立状に形成されているため、座席が狭く見える不具合
がある。
そこで本考案は斯る従来品の欠陥を除去し、更に美感に
優れたものを提供せんとするものである。
以上の目的を遠戚するための本考案車両用座席の表皮に
おける額縁とマチとの取付構造の要旨とするところはワ
ディングを裏面に添着せる額縁と一枚状の生地からなる
マチとの接端部に沿って、該額縁とマチとからなり額縁
に対して略同一平面状に延設した玉縁を形成し、該玉縁
は前記額縁の端縁をマチ側に折曲げた第1折曲部とマチ
の端縁を額縁側に折曲げた第2折曲部とを縫着すると共
にこの縫着箇所より内側に沿って、額縁、第1・第2折
曲部、マチの4者を一体に縫着して形成したものである
従って、本考案の玉縁は額縁を樹皮するワディングの弾
性により額縁の端縁より、額縁の略延長線上に外方に舌
状に形成され、しかも、玉縁の幅を任意所望の形状に形
成できる。
なお前記額縁はかがみと別体なものでなく、かがみを延
設して一体にしたものでもよいこと勿論である。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明すると、
図中aは額縁、bは一枚状の生地より構成されているマ
チ、Cはかがみ、1は線材製フレームを夫々示し、額縁
aと°マチbとの接続部に沿って玉縁イを設ける。
この玉縁イは第3図乃至第6図に示す順序で縫着する。
即ち、まずビニールレザー、織布、革などよりなる額縁
aの裏面全面に渉って発泡材製のワディングdを添着し
これにワディングカバーe当てて、その端縁を額縁aに
縫着して一体にする(第3図)。
次にこの額縁aの表面側にマチbを載置して両者の端縁
を縫着して(第4図)、その額縁aが外面に面するよう
に、マチbとの縫着部より裏返する。
そして、額縁aの端縁の折返し部を第1折曲論、とし、
それに相応するマチbの端縁を第2折曲部Nとする(第
5図)。
然る後、縫糸2を以って、額縁aと、第1折曲部a1第
2折曲部褐、マチbの4者を上下方向に縫着して、額縁
aとマチbの接続端縁に沿って略15閣程度の幅を有す
る玉縁イを形成する。
従って玉縁イはその内部に折り曲げられ圧縮せる発泡材
製のワディングdが内在されているため、所定の強度を
有し折曲することなく額縁aに延設される。
なお第7図に示す玉縁イ′は額縁aを以って構成した上
部イ′aに、マチbの端縁より形成した下部イ′bを合
接せしめて上部イ′aを補強するように、マチbの端縁
を断面略円形状に折曲げて縫糸2で縫着したものである
本考案は叙述の如く構造であるから、従来品に比べ玉縁
を大型に形成でき、該玉縁に任意所望のデザインを施す
ことができ、高級感を呈する表皮を提供できることは勿
論、従来の如き額縁・マチとは別体の玉縁を縫着する必
要がないので縫製の作業性が極めて良いし、又誤まって
玉縁の天心をも縫着の際のミシン針で傷付けることもな
いし。
しかも前述の如き、天心を使用しないため、額縁とマチ
との彎曲状接続部において、皺が発生することがなく、
表皮の美感を損ねる憂いも全くない。
更に、本考案によれば、玉縁が額縁の端縁より額縁と略
同一平面状に延設され額縁が拡大するため、座席が大き
く見え、その美感が向上できるし、また玉縁が額縁上よ
り上方に突出しないため、不快感が生じない。
しかも、玉縁は前記額縁の端縁をマチ側に折曲げた第1
折曲部とマチの端縁を額縁側に折曲げた第2折曲部とを
縫着すると共にこの縫着箇所より内側に沿って、額縁、
第1・第2折曲部、マチの4者を一体に縫着して形成し
たので、玉縁の先部が二叉状に開くこともないし、また
額縁の第1折曲部の長さを変えることにより玉縁の幅を
調節でき、しかも、玉縁を構成する額縁にワディング、
マチを一枚状の生地で構成されているため、玉縁は額縁
と略同一平面状に延設されると共に、ワディングの弾性
により所定形状を保持される。
従って、玉縁は額縁の端縁より外方に突出されその形状
が一定に保持されるため、座席が広く視覚され従来品に
比べ美感に優れた表皮を提供できる。
依って所期の目的を達威し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の実施例を示し、第1図は使
用状態を示す斜視図、第2図は要部の拡大縦断面図、第
3図乃至第6図は成形方法を示す縦断面図、第7図は他
の実施例を示す縦断面図、第8図は従来品の縦断面図で
ある。 図中aは額縁、bはマチ、イは玉縁、a□は第1折曲部
、b工は第2折曲部を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワディングを裏面に添着せる額縁と一枚の生地からなる
    マチとの接続端縁に沿って、該額縁とマチとからなり額
    縁に対して略同一平面状に延設した玉縁を設け、該玉縁
    は前記額縁の端縁をマチ側に折曲げた第1折曲部とマチ
    の端縁を額縁側に折曲げた第2折曲部とを縫着すると共
    に、この縫着箇所より内側に沿って、額縁、第1・第2
    折曲部、マチの4者を一体に縫着して形成したことを特
    徴とする車両用座席の表皮における額縁とマチとの取付
    構造。
JP13913380U 1980-09-30 1980-09-30 車両用座席の表皮における額縁とマチとの取付構造 Expired JPS6012479Y2 (ja)

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JP13913380U JPS6012479Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 車両用座席の表皮における額縁とマチとの取付構造

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JP13913380U JPS6012479Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 車両用座席の表皮における額縁とマチとの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5760564U JPS5760564U (ja) 1982-04-09
JPS6012479Y2 true JPS6012479Y2 (ja) 1985-04-22

Family

ID=29499117

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JP13913380U Expired JPS6012479Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30 車両用座席の表皮における額縁とマチとの取付構造

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JPS5760564U (ja) 1982-04-09

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