JPS60122194A - 熱転写記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技％”ｒ分野 本発明は、１ノーマルフトクシミリやり−ｌルプリンタ
ーに使用りる熱転写記録媒体１．二閏りる。

従来技術 近時、ザーマルフノ！クシミリや４ノ−−マルプリンタ
ーの光）ヱはめざましいものがあり、各方面におい（広
く使用されている。

かかるサーマルファクシミリやサーマルプリンターにお
いて用いられる記録材としては、通常塁材上に熱溶融性
ワックスＪ３よび着色剤を主体とする熱転写層をホット
メルトコーティングなどにより形成した熱転写型記録媒
体が多く用いられて゛いる。かかる記録媒体はり゛−マ
ルヘッドなどの加熱体にＪ、る印字により熱転写層が画
像の形態で・コピーシート上に溶融転写し、コピーシー
１〜Ｌに所定の画像を形成さけるものである。

しかしながら、このようなワックス例えばカルリーバ１
ノツクスを構成成分とする熱転写層にあっては、サーマ
ルヘッドの印字に対りる感度にづ−ぐれ、速やかに溶融
転写けられるという利点を右する半面、１！７られる印
字像が鮮明さに欠（ｊ、溶融転写時に字くずれを起し、
さらに＝１ビーシートに対する固着強度が弱く、そのた
め転写ムラを起したり、あるいはこすられたりしたばあ
いコピーシートを汚１゛とい。

った欠点を有する。

これらの欠点を改ｆ、ｌＪりるために低融点物Ｙｌｆと
してポリカブＬ１ラクＬ・ンを用いた熱転ツノ°記録媒
体も提案されているが、まだ目的をｊ辛酸するには十分
で（まなかった。

目的 本発明の熱転写記録媒体は、転写シー１−に対する固着
強度が高く、耐汚染性にすぐれ、しかもシト−プで鮮明
な画像を提供し、さらに、平版印刷用どして＾耐刷性、
地肌汚れのない印刷物を提供り−ることを［１的と覆る
。

構　成 本発明の構成は、油溶性染料と数平均分子量８０００〜
７０，０００のポリカブロックトンを主成分とする低融
点物質と６機溶剤に不溶で、がっ、それに分散可能な無
機もしくは有機微才、５）末を総量に対しで２へ・３０
重量％とを含む組成物からなる熱転写層を耐熱性支持体
上に設りたことを特徴とづる熱転写記録媒体である。

上記油溶性染料およびポリカプロラクトンを主成分とす
る低Ｗ１．巾物質からなる熱転写記録組成物に、更に、
有機溶媒に不溶で、かつ、それに分散可能な微粉末を総
量に対して２〜３０重量％配合することににつて熱転写
性を改善し、シャープな画像を形成できる。

上記各成分について説明り゛ると、まず、低融点物質で
あるポリカブロックトンを主成分どして用いることによ
って、耐熱性支持体への固着強度が高く、折り曲げなど
による剥落を防止し、かつ、溶融転写性に優れ、字くず
れや、摩擦による地汚れなどを改善することができる。

該ポリカプロラクトンは、ポリエステル樹脂であり、ε
−カブロラク１ヘンの開環重合によって調製せしめられ
る。いわゆるメチレン暴とエステル基の単一ユニットの
繰返し＋ｆ’ｉ　ｎを有するため、従来のポリエチレン
テレフタレート系のポリエステルに較べて、高重合度に
もかかわらず低融点を示し、６０〜７０℃位で平衡どな
る。第１表に数平均分子量と融点の関係を示した。

表−に数平均分子量（ｍｗ）と融点（ｍｐ）の関係ｍｗ
　ｌｌ１ｐ　（℃） １２５０　４０−５０ ２０００　４５−５５ ３０００　４８−５８ ４０００　４Ｂ−５８ ８０００５０−５８ １００００ＧＯ−（ｉ３．５ ４００００〜ＧＯＯＯＯＧ１−６４ ７００００〜１００，０００　Ｇ３−７１さらに、精製
を繰返り事にＪ、って、シャープに融解ｕしめることが
用能ぐあり、例えば、平均分子量１００００のものを、
適当な有機溶媒。

例えばテ］−ラヒドロフランに溶解せしめ、］−タノー
ルで再沈澱を１）なうと融点５９．５〜Ｇ　＋　”にと
なる。

また、分子量と共に溶）Ａｉｌ粘瓜、および破１１ｉ伸
度も増すが、転写画像の鮮明さ、溶融転１７時の字くず
れ、転写性の点において数平均分子量約８０００〜７０
０００のものが好ましく、約１０００（！が最適である
。

耐熱性支持体との接着性を強くするために、数平均分子
ｍ　１ｏｏｏｏのものに、数平均分子量７００００〜１
００，０００のものを、５〜３０％添加すると更に良好
となる。もしくは、軟化点が８０〜１１０℃程度のスヂ
レンブタジエンゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチルセルロース、
ポリビニルブチラール、他の骨格のポリニスデルを添加
することもできる。

油溶性染料は、上記低融点物質の溶解に用いる有機溶媒
に可溶性であれば広範囲のものが用いられる。

低融点物質と油溶性染料の比は、熱転写性、転写画像濃
度、地汚れ等を考慮すると　１〜１９、好ましくは２．
５〜９である。

無機または有機微粉末は転写画像のキレ（Ｓ／４−ブ性
）を特に改善するのに有効な成分である。その具体的な
材料はシリカ、酸化亜鉛、アルミナ、炭酸カルシウム、
モレキュラ−シーブ、ポリ塩化ビニル微粉末、ポリメチ
ルメタクリレ−１へ微郭）末、カーボンブラック等が特
に適している。これらの微粉末の（’Ｌ　ＩＩＩは、顔
料というより、熱によって、粘度の低下したインク組成
物を効率よく、シ１７−ブに転写さヒる役割を果してい
る。

これらの微粉末の粒径Ｇ、ｌ、１００μＩ以下が適当で
ある。粒径が　１００μｍを越えるとインク組成物の粒
子性が粗くなり、耐熱性支ＩＩ　ＩＡ上に塗布、乾燥し
たとき凹凸が大になり、記録紙との密着性が低トし、転
′す′画像にムシを生じる。

つぎに、−に記微粉末の配合量について説明すると、総
組にス・１して　２・〜３０ｉ（［％が適当ｅある。微
粉末の賞が３（）東１ｉ１　ｔＨ，を越えると転゛Ｉ；
゛性が低下し、画像潤度がＩＩＣ＜　、ムラが生じる。

。 また、その配合すれが２ｉ（Ｊｌｉ（％未満では微粉末
を混合した効果がみられむい。したがつ（、転写すると
ぎの条１′１、希望の画像の状態、（の他の条件を名慮
し！こうえて上記範囲内で適当な配合ｍが決定される。

本発明におりる熱転写層は、それぞれベンゼン、トルエ
ン、キシレン、メチルエチルクトン、四塩化炭素、塩化
メチレン、シクロヘキサノン、酢＾！−Ｌチル、デトラ
ヒドロフラン、ジオギリ゛ン、ジメチルホルムアミド、
ピリジン等の有機溶媒中で、均一に溶ｙＲもしく（よ、
分散されたのち耐熱性支持体上に塗布、乾燥される。か
くして得られる熱転写層は、ワックスを用いた通常の熱
転写層に比して多量の危色剤を含有ｕしめることができ
、故に熱転写層の厚みを傳くすることがでさ、また得ら
れる転写画像もきわめて鮮明度にすぐれた乙のとなる。

本発明における前記耐熱性基材としては、たとえば厚さ
３〜２０μ程度のポリエステルフィルム、ポリプロピレ
ンフィルム、ポリカーボネー１〜フィルム、ヒルロース
トリ−、ｐ　、ＱチーＩ〜フィルム、ポリイミドフィル
ム、グラシン紙、コンデンサー紙などがあげられる。

転写シー１〜としては、通常の上質紙がＩＪ１′適に用
いられるが、平版印刷に用いられるシート例えば、電子
写真５１川印刷版、もしく　１．１．、不感脂化処理不
用の白描ＺＳＱ　Ｉ’ｌｌ刷版を用いると、地汚れのな
い鮮明＜ｒ印刷１１＋を１ｉノることが（さる。

つぎに実施例をあり゛（本発明をさらにｉＩシく説明す
る。

実施例１ 熱転写層を形成りる組成物を下記の配合割合Ｃ調整した
。

数平均分子ｍ　ｉｏ、ｏｏ。

ポリカプロラフトン （２０市邑％メチルエチル／）１−ン溶Ｈ）　１（１，
ＯｇｒＫ　ａＶａｓｅｔ　１３　１ａｃｋ　Ｋ　−Ｒ（
商品名二目水化某株式会社）　０　、４　リｒシリカ・
サイロイド２４４ （商品名：【」本デヒソン株式会社）　０．４！ｉ（１
トメチルエチルケ１〜ン（正味２０重徂％）３．４ｇｒ 各成分をボールミル分散法（゛３＋１．’Ｊ間分１攻し
、均一な分散液を調整し、７，５７１ｍ厚σ）　；Ｉ　
’ノエスデルフイルムに塗イロし、乾燥し、Ｋ’＋の）
ワさが５μである熱転写記録媒体を得ｌこ。

この熱転写層は、強く折り曲げ−Ｃｔ）；則因１ｕず、
また、熱転写層を上質紙と重１３合わＩ、圧力５１〜ｇ
／Ｃｍ２で押しつりで、１０回Ｉｆ？：　ｔ？、　ＬＳ
　ｐｉＡをしたが、汚れは生じなかつｌこ。

さらに、熱転写層を上質紙と重ね含わ−Ｕ、８ドツト／
ｍｍ、パルス幅３ｍ５ｅｃ　、圧力１．Ｏｋ。

／Ｃｌｌ１２で押しつ（Ｊる゛す”−マルトラインへ・
ン１ｚによって、０．８１ｍｊ／ドツトの記録エネルギ
ーで転写したとき、シャープで字くずれｈ〜なく、ムラ
のない転写ｉ！！！ｌ像ができた。

実施例２ 熱転写層の組成物を下記の配合割合で轟周整した。

数平均分子量１０，０００ ポリカプロラフトン ＜　２０１　ｆｆｉ％メチルエチルケトン溶液）　１４
．４ｇｒ故平均分子吊７０．００＋１〜１００，０００
ポリカプロラクトン （２０重量％メチルエブルク１−ン溶液）３．６す１゛
Ｋ　ａｙａｓｅｔ　Ｂ　１ａｃｋ　ｔ＜　−ＲＯ，４ｕ
ｒカーボンブラツク＃４４（商品名： 三菱カーボンブラックＢｋ式会社製）１．００トメチル
エチルケ１〜ン（正味２０重邑％）５．６す１゛ 各成分を実施例′１ど同様にして混合、分１１９．、塗
布、乾燥して　３　、５　Ｉｎ　Ｉ１１厚の熱転写層を
イｊＪる熱転写記録媒体をつくった。

この熱転写層は、強＜　Ｉｌ’ｉり曲げても剥Ｍが発生
せず、実施例１と同じ条１′１で摩擦試験をしたところ
、汚れは発生しなかった。

画像記録は実施例１と同じ１１械ににす０　、　ｆｉ　
：ｆｍｊ／ドッ１〜の記録エネルギーｅ記録することが
できた。画像はシ＋ｒ　−−ｆで字くずれの／にい良好
な品質のものであっｌこ。

実施例３ 実施例１で調整した熱すＩム写記録媒体と転写シートと
して、平版印刷が可能な（株すコー製ＲＰＣ用紙タイプ
ＭＡを用い、両者を重ね合せ、実施例１ど同様にして記
録を行なった。

得られた平版印刷版は、強固に接着した画像が形成され
ており、０朱リコー製Ａ−ドブリンターＡ　Ｐ　−２６
００で印刷したところ、地汚れのない、鮮明な画像の印
刷物が得られた。なお、５００枚印刷しても印刷画像の
劣化は認められなかった。

効　果 以上説明したように、本件発明によれば、熱転写記録組
成物の成分として、有機溶媒に不溶で、かつ、それに分
散可能な微粉末を所定量添加づることによって、熱転写
性が改善され、シレープな画像を形成できるーｆｊ、地
汚れも生じない、実用１優れた効果が得られる。

特許出願人　株式会社り　］　− 代理人　弁理士　小　松　秀　岳 代理人　弁理士　旭　宏

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 油溶性染料と数平均分子量８０００〜７．０　、００　
   （ｌのポリ力ブロラク１〜ンを三１成分とする低Ｈ’ｌ
   ！　Ｌ、ｌ物質と有機溶剤に不溶で、かつ、それに分子
   ｉｋ　４ｊｌ能な無機もしくはｈ１幾微粉末を総量に３
   ４シ（２〜３０ｍ聞％どを含む組成物からなる熱転′す
   。 層を耐熱性支持体上に設【〕たことを特徴とりる熱転写
   記録媒体。