JPS60122035A - 乳化剤組成物および表面に撥水性を付与する方法並びに紙のサイジング方法 - Google Patents

乳化剤組成物および表面に撥水性を付与する方法並びに紙のサイジング方法

Info

Publication number
JPS60122035A
JPS60122035A JP59225617A JP22561784A JPS60122035A JP S60122035 A JPS60122035 A JP S60122035A JP 59225617 A JP59225617 A JP 59225617A JP 22561784 A JP22561784 A JP 22561784A JP S60122035 A JPS60122035 A JP S60122035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
emulsifier
carbon atoms
composition according
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59225617A
Other languages
English (en)
Inventor
ウイリアム エイ.スウイーニイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chevron USA Inc
Original Assignee
Chevron Research and Technology Co
Chevron Research Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chevron Research and Technology Co, Chevron Research Co filed Critical Chevron Research and Technology Co
Publication of JPS60122035A publication Critical patent/JPS60122035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K23/00Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
    • C09K23/42Ethers, e.g. polyglycol ethers of alcohols or phenols
    • C09K23/44Ether carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/32Polymers modified by chemical after-treatment
    • C08G65/329Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds
    • C08G65/331Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing oxygen
    • C08G65/332Polymers modified by chemical after-treatment with organic compounds containing oxygen containing carboxyl groups, or halides, or esters thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K23/00Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
    • D21H17/03Non-macromolecular organic compounds
    • D21H17/05Non-macromolecular organic compounds containing elements other than carbon and hydrogen only
    • D21H17/06Alcohols; Phenols; Ethers; Aldehydes; Ketones; Acetals; Ketals
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
    • D21H17/03Non-macromolecular organic compounds
    • D21H17/05Non-macromolecular organic compounds containing elements other than carbon and hydrogen only
    • D21H17/14Carboxylic acids; Derivatives thereof
    • D21H17/15Polycarboxylic acids, e.g. maleic acid
    • D21H17/16Addition products thereof with hydrocarbons

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の背景 本発明は、安定なポリエチレンオキシ含有乳化剤および
改善されたハイrロカルビル置換無水コ!・り酸/乳化
剤組成物に関する。本発明は、また無水物と反応性の基
を有する表面に撥水性を付与する改善された方法に関す
る。本発明の別の特徴は、紙および板紙製品のサイジン
グ用の改良方法に関する。
ハイーロカルビル置換無水コハク酸は、紙、編織物また
は他の表面に撥水性を付与する/こめの処理用してすぐ
れていることは周知である。米国特許明細書第3,10
2,064号、同第3,821,069弓、同第3,9
68,005号および同第4.040.900弓(F+
発行特許第29,960号)に示されているように、こ
れらの組成物は、紙のサイソングに特に有用である。
捷だ、これらの無水コノ・り酸が、水性エマルションの
ような高度に分散された形態で、かような1・1的用と
して最良に適用できることも公知である。
例えば、置換された環状ジカルボン酸無水物とポリオキ
シアルキレンアルギル寸たけアルキルアリールエーテル
寸たは相当する七ノーもしくはシーエステルから成る混
合物から製造された製紙用サイソングエマルションに関
して記載塾ノしでいる米国l持許明細■第4,040,
900号(再発行特許第29,960号)を径照された
い。
*:し1特許明細νj第4.0ソ腸900号(再発有性
+?’を第29,960号)には、11つ、換無水コハ
ク醒用のイ1用な乳化剤とし〜で長鎖ジエステル乳化剤
)1しびに七ツユヌチル、゛アルギルフェノールエトキ
シレートおよびアルコールエトキンレートが開示きれて
いる。
これらの従来技術の主要な欠点は、−フζん形成される
と無水コハク酸乳化剤混合物が不安定であり、速かに使
用しなければならないことであるO従って、当業界にお
いて老化捷たは貯蔵に対する安定性の向上された置換無
水コ/\り酸−乳化剤混は物に対する必要性が存在する
0 本発明の概要 本発明によって、式、 R−W (−Y−(OOOH)m〕。
(式中、 Rは、8〜60個の炭素原子を有する疎水性のアルキル
基、アルキルアリール基、アリールアルキル暴徒たはア
シル基であり; Wは、酸素、硫黄または窒素結合によって工くとYに独
立に結合されている6〜80個のエチレンオキザイド単
位を有する水溶性ポリエチレンオキシ含有基であす; (7Y−(C!00)1 )、n]nは、Rと結合して
いないW上の酸素、硫黄凍たは窒素結合用の封鎖基(C
appinggrnup )であり、メチレン炭素が7
炭素原子より多くない場合にYは1〜9個の炭素原子を
含有するものとし; mは、1iたは2であり、 11ば、 /3、 /3.1.2または6である)で示
され、その親水性−親油性バランス(HLB)が約9〜
18の間である新規の乳化剤が提供されるO 本発明によって、 (!0 置換基中に6〜50個の炭素原F (IT有す
る・贋態で液体の・・イド1コカルビルf&換無水コ・
・りj契70〜99.5係、および (B) 前記の乳化剤0.5〜60% 金含むダボなハイドロカルヒル−It 換無水コハク醒
/″′r[、化剤組成物が濱らに提供される。
本発明によって、本発明の置換無水コハク酸/乳化剤組
成物の水性エマルションによって表面を3−浸すること
から成る、熱水物に対して反射性の基を含有する前記の
表面に撥水性を付与する方法がさらに提供される。
本発明はまた。湿潤製紙用パルプが最終的に乾燥ウェブ
に転換される前に、不発明の置換無水コハク酸/乳化剤
組成物の水性工・フルジョンを前記の湿温製紙用パルプ
内に緊密に分散させることから成る紙のサイソング方法
に関する。
本発明は、遊離の水酸基が少数の炭素含有基によって封
鎖されているポリエチレンオキシ−含有(才たは(−ポ
リエチレングリコールを基剤とした」)乳化剤のある種
の誘導体が置換無水コ・・り酸中において老化に対して
驚ろくほど有効な乳化剤であるという発明者の発見に斗
)に基づいている。これらの乳化剤は置換無水コハク酸
と女定な混合物をf’#h 、貯蔵条件下でC・まぞの
無水物とは反応しない。
好都合なことに、本発明の]6“換無水コ・・り酸−乳
化剤4;[1成物は1名種の&面を処理して撥水性を付
与するのに極めて有効である。これらの組成物は、すぐ
れた製紙用ザイジング剤として特にイ1用である○ 本発明の詳細な説明 本発明の無水物/乳化剤組成物の製造用としてイj用な
ハイドロカルビル−置換無水コハク酸は、疎水性の分子
である0通常、これは6〜位置に1個の(t″置換基有
するであろうが、3−および4−付置の両名に置換基が
あってもよい。−股に前記の置換基は、アルキル基、ア
ルケニル基せたはアラルキル基であろう。硫黄せたけエ
ーテル結合のような他の要素も安置存在することができ
る0前記の1h゛換基中の炭素原子の全数は、6〜50
個の間である。好ましい置換基の大きさは炭素原子10
〜60個の間である。さらに好せしいのは炭素原子12
〜25 f16fの間である0予想している無水物の好
舊しい態様は、周知の[エンJ (1!ine )反応
によってオレフィンと無水マレイン酸とを反応させるこ
とによって得られるアルクニル無水コハク酸である。無
水マレイン酸と共役ジエンとから誘導さノシる「ディー
ルス−アルダ−」生成物も1/こ9イ適である。本説明
の目的のために発す」渚は無水物4l−AsJ%」と呼
ぶことにする。
不発明の乳化剤は、三つの本宜的な特性を有する0第一
に、これは周囲温度でAHA中に溶り7づ゛る。
第二に、これはAHA甲VC溶解されたとき115蔵に
対して安定である。第三に、これはAHAを水中に乳化
させる界面活性剤の作用を有する。これら三種の要求条
件km足させるためには、本発明の乳化剤は、 ASA
と反応しうる遊離の一8R5−OHまだは−NHを含ま
ないこと、および約9〜18の間の親水性−親油性バラ
ンス(HLE)を有することである。
所望のHLBを達成するためには、一般に、存在する親
油性および他の親水性基の大きさによって乳化剤は約6
〜80の平均モル数のエチレンオキサイドを含有するで
あろう。さらに普通には、使用されるエチレンオキサイ
ドのモル数の好適な範囲は約5〜40であろう。
本乳化剤は、遊離の水酸基を含有する商業用として人手
できるポリエテレングリコールから誘導される乳化剤か
ら製造できるOこれらの商業用として人手できる乳化剤
自体はAHA中に溶%’(シ、水中の無水物を乳化させ
るのに有効であるo L7かし、これらは水酸基の存在
によって貯蔵の際にはI〜SA中で安定でない。この部
類の水酸)、(含有化合物の例v」1、米国特許明細キ
ー第4,040,900号(再発’ii ’Fl it
’t−第29,960号)中に記載咥れておシ、水中の
油を乳化きせるのに普通に使用される長鎖アルコール、
アルキルフエノーノ1−およびカルボン酸のポリエチレ
ングリコール誘導体が含まJ′1.る。一般に、これら
の化合物は1個の遊齢水酸塾を含有し、次の式、 1 (埴j5工1O−(OOH20H2)7− OH。
(!、I(灯7(0(3)[20H2)7.−0H(式
中、又は8〜24の整数でfりシ、7. ij−、5〜
2]〕の整数である)によって表わすことができる。
Cハ1)の水酸シル含有乳化剤の典型的の商用品の例し
== p=、イケゞバール(Igepal )Co−6
30(GaP社)、トフイトン(T門ton ) X 
−100(ロームアントハース社う、ターントール(T
ergitol ) TMN−6本−よひターントール
15−8−9(ユニメンカーバイド社ンおよびPEG 
400モノ−およびツーラウレート(ステパン社)が含
まれるO前記のモノ水酸基−含有界面活性剤に加えて、
好適な界面活性剤は当業界で周知の各種の親水性部分を
含鳴する。ポリエチレンオキシ基に加えて、これらはグ
リセリル基、ポリグリセリル基、アンヒドロンルビチル
基またはペンタエリスリチール基などが含捷れる。これ
らの化合物には1個以上の水酸基が存在するので本発明
の界面活性剤を形成するためにはこれらを封鎖せねばな
らない。少量のプロピレンオキシ基も存在できるつ約4
個以上の水酸基を有する界面活性剤は、過剰量の封鎖剤
を使用しなければならないので望互しくない0また、親
水基間および疎水性基または封鎖基のいずれかに硫黄ま
たは窒素結合が含まれている界面活性剤を予想している
。例えば、エトキンルー化メルカフ0タンまたはエトキ
シル化脂肪酸アミドが使用−r: =るO工トギシル化
スルホンアミドも使用できる。
疎水性部分は直鎖、分枝捷たは環状でもよい0これはア
ルキル、アルキルアリール、捷たけアリールアルキルも
基でよりOこれは、またアシル付属基も含まれる。
前記の化合物は、その遊離水酸基を封鎖するまたは覆う
と同時に、遊離のカルボキシル基を付加J−る少量の炭
素含有薬剤と前記の遊離の水酸基と反応させることによ
って本発明の乳化剤に転化される。前記の遊離のカルボ
キシル基がHLBに及ぼす封鎖の影響と釣合うだめに封
鎖剤が乳化剤の親水性−親油性バランス(HLB)には
殆んど影響を及はざないであろう。封鎖された乳化剤が
所望の月LB範囲内にあるように界面活性剤と封鎖基と
を選択せねばなしない。使用される界面活性剤中の反応
性、の一8R、−OHおよび−NH基のすべてをおおい
隠すのに十分な封鎖剤を使用−支る。
好適なJ・]鎖剤は、側鎖反応の間は反応しない遊Mf
lのカルボキシル基を含有するか、封鎖反応の間に形成
−2iする発生期のカルボキシルを含有するかのいずh
か−または両者を含治する。前者の例はクロロ酢酸であ
り、これは反応後にカルボキシメチル封鎖基を残す。後
者の型の例は、無水コハク酸であり、これは反応後にカ
ルボキシグロピオニル封鎖基を残す。
カルボキシメチル型の封鎖は、米国特許明細書箱2,6
23.9 D 0号に記載と類似の方法によって付加で
きる。これは本発明の乳化剤製造用には好適であるが、
塩化ナトリウム副生物を形成する欠点がある。この封鎖
反応は、乳化剤の疎水部分とニーデル結合を生成する。
他の安定な結合も予想される。例えば、ポリカルボン酸
のモノアシルクロライドの反応によってエステル結合が
形成できる。
好ましい封鎖基は、疎水性部分とエステル、アミドなど
のようなカルボキシルから誘導される結合を形成するも
のであるO M調剤は、通常はモノ官能性であるが、構造上の要求事
項が谷官能基に割合的に合致している限りにおいて二官
能性または三官能性でもよい0環状無水物封鎖剤は、触
媒または共反応体を必要とせず、しかも副生物がないの
で特に好ましい0従って、追加の処理工程も必要でない
。好適な環状無水物の例には、マレイン酸、コハク酸、
グルタル酸、イタコン酸、シトラコン酸、グルタコン酸
、ジグリコール酸、チオジグリコール酸などの環状無水
物が含捷れる。アセチルリンゴ酸、またはジアセチル酒
石酸からの無水物が好適である。
デトラヒドロフタル酸無水物およびヘキサヒドロフタル
酸無水物のような二環式無水物も好適である。無水−7
レイン酸とシクロペンタジェンとのイ」加物が好適であ
る。ピロメリト酸シ無水物およびベンゾフェノンテトラ
カルボン酸ゾ無水物のようなゾ無水物も好適である。こ
の場合には、両無水物基は、別々の水酸^(と反応する
のでその分子の1′−分が1個の封鎖基と見做されるっ
環状力(1水物は、−また無水トリカルバリル[俣、無
水)′コニチン酸、−または無水アセチルクエン敵ノよ
うに反応前にカルボキシル側基(pen’dant )
 f含有していてもよい。この場合には、これらから誘
導された本発明の乳化剤は、各j月調剤用の2個のカル
ボキシル側基を含有する。
前記の式に−E−Y−(COOH)In]nで示した乳
化剤中の封鎖基においては、メチレン炭素が7炭素原子
より多くない場合にYは一般に1〜9個の炭素原子を有
するであろう。「メチレン」とは、水素とまたは他の炭
素原子と結合されている少なくとも6個の結合を有する
任意の炭素原−子の意味で木兄明渚は使用する。従って
、メチル基および若干のメチン基がこの定義内に含捷れ
る。乳化剤の親水性−独、油性(HLB)バランスを著
しく変化させないために封鎖基は親油性であるメチレン
炭素原子を比較的少量有すべきである。炭素−炭素二重
結合に関与する炭素原子も考慮に入れるが、これはメチ
レン炭素の2//9に等しい。Yが1〜4個の炭素原子
を有するのが好ましい。環状無水物から誘導される封鎖
基は、生成されるカルボキシル側基も含めて無水物1個
尚り4〜10個の炭素原子を含有するでろろう。無水マ
レイン酸および無水コノ・り酸のような予想している最
小の環状無水物?″i4イ1^1の炭素原子を含有する
0無水物環中にまたはこれに伴ってさらに6個までの炭
素原子が存在できる0シ無水物封鎖剤の場合には、炭素
数は2倍になりつる。エーテルまたはチオ結合のような
不活性基も前記の環状無水物に存在できる。例えば、+
!I’;水ジグリフジグリコール酸力くチオジグリコー
ル酸は好適な封鎖剤である。4捷たけ5個の炭素原子を
有する比較的小さい環状無水物が好−ましい。
封鎖基が、マレイルモノニスデル中の二重結合のような
反応性官能基を有する場合には、生成物が本発明の組成
物に合致する範囲内でこの官能基と当業界で公知の反応
を行う。例えば、マレイル十ノエスデルを異性化してフ
マリル モノエステルにすると好jI和な乳化剤が得ら
れる。 −A・発明の乳化剤」二の好適な封鎖基の例に
は次のものか含まれる。すなわち、 0 0 111 0 0 C−01 1α=O C!H31 Q OH3 111 000 00 111 −OOOH2C!OOH、−C!0H20CH2C!O
OH。
1 OH2 である。
好ましい封鎖基には、 一0OH2C!H2C0H。
Oo 111 が含まれる。
封鎖された乳化剤の籾水性−親油性ノクランスは、通常
の乳化剤−洗浄剤の範囲である0この/ぐランスを定義
する一方法は、HLB尺度(親水性−親油性バランス)
の利用である。マーセルテツカー社(Marvel D
ekker ) %編集者M、 J、ノック(5cbi
ck ) 、P、ベラカー(P、 BeckBr )に
よる「ノニオン性界血活性剤」の第18章f:参照され
たい0親水性−親油性バランスは+ nr、BBを示す
数値で表わされた界面活性剤物質中の親水(水を好むま
たは極性の)基と親油(油を好ひま/こは−n極性の)
糸との大きさと強さとの表示である0この尺度上では、
発明者の水中油型の封鎖された乳化剤は、HLBが約9
〜18、好ましくは11〜16でなければならない。
HLBは、水溶解度のような各種の件質を既知のHLB
の乳化剤との比較によって評価できる。あるいはまた、
HLBは当業界で公知の数種の方法によって計算できる
。例えば、J、T、デビーヌ(Devles )による
「界面活性に関する第2回国際会議々事録」426頁(
1957年)を参照さレタい。ポリエチレンオキシ含有
ノニオン性化合物に関する簡単な方法は、ポリエチレン
オキサイドの重量係を5で割って得られる。
発明者は、ポリエチレンオキサイドにカルボキシル側基
も含めた重量%を用いて本発明の数種の乳化剤をこの方
法によって評価したつ評(dl+ HLBが11〜16
の範囲において非常に良好な水中のASAエマルション
が得うh fc’ 。
本発明の乳化剤は、前記した不安定な水酸基含有乳化剤
と封鎖剤とをその水酸基が反応するまで反応させること
によって製造できる。一般に、この反応には約80℃〜
200°Cの温度で数分から数時間に?する。エステル
化触媒を使用する場合には、これより短い時間と低い温
度が使用できる。
本発明のASA /乳化剤組成物を製造する前に、形成
はれた可能性のあるすべての副生物、例えば塩化ツート
リウムオだは塩化水素を除去するのが好ましい。次いで
、封鎖された乳化剤1AsA中にブレンドして本発明の
ASA /乳化剤組成物が得られる。
あるいはまだ、封鎖剤が十分に活性な場合には、水酸基
含有乳化剤を最初にASA中に溶解させ、次いで封鎖剤
と反応させてもよい。
I田Aと安定な自己乳化性混合物を生成するのに加えて
、本発明の乳化剤は、異常な界面活性を有する。カルボ
キシルfll11基は高PHにおいてイオン化でき金属
イ男ンと錯体を形成することがでとる。
本発明のABlr /乳化剤組成物は、70〜99.5
1ト絹部、好ましくは80−98重量部の置換無水コハ
ク酸と0.5〜60重ht部、好1しくは2〜20重量
部の封鎖された乳化剤とを含む。これらのASA /乳
化剤の組合せは、中央位置で容易に製造、貯蔵ができ、
ASAエマルションが製造される場所まで容易に輸送す
ることができる。この両成分は混和性であシ、その混合
物は周囲温度において液体である。
とのASA /乳化剤組成物は、高剪断力でない簡単な
混合によって各種の硬度およびP[(の水中に容易に乳
化される。微細な小滴が形成され、無水物と反応性の基
を含有する表面の処理用として使用される壕でその混合
物は安定である。形成と使用との間の時間は、数秒から
数時間に亘るであろう。
長い時間は、無水物基が存在する水によって徐々に加水
分W(されるために好ましくない。
使用される水は比較的純粋のものか家庭用水中の通常の
不純物全含有していてもよい。その水は7より低いまた
は高いPHでもよいが、一般的に6〜11の範囲内であ
るっカルシウムおよびマグネシウム硬度は存在してもよ
い。
水中に懸濁されているASAO量は、用途および適用方
法によって数四〜10チまたはそれ以上と広範囲に変化
しうる。木材または編織物用とじては、約1%の濃度が
使用されるが紙の内部サイジング用としては、ボンメス
ラリ−中の濃度は通常約100111XIよシ低い。こ
れによって約0・1〜1q6のASAが最終的に紙に吸
収される0 本発明のASA /乳化剤組成物で処理きれて撥水性を
伺与される表面は、ASA無水物基と反応する不可欠の
基を含有せねばならないOこれには通常水酸基、アミノ
またはメルカプト基との反応が含まれる0不発明の組成
物のエマルションで処理できる物質の好ましい種類には
、その物質の表面にセルロースまたはデンプンのような
炭水化物分子全含有するものである0これらの物質は、
ASAと反応できる多数の水酸基を含有する0 ^IJ述したように、本発明のASA /乳化剤組成物
は、セルロース物質に撥水性を付与するために使用でき
る。前記の撥水性組成物は、水性エマルションとして物
質に適用される。そのエマルションを前記の物質上に噴
霧するか、その物質をエマルション中に浸漬することに
よって前記の誘導体をその物質全体に均一に分布させる
O含浸きれた物質を、次いで溶液から引上げ、風乾させ
るっ風乾後、好ましぐは100℃を超える温度で熱し、
その物質内に含浸された薬剤を硬化させる0このために
は約125℃で15〜20分間が好都合であることが見
出されている0比較的低温度であると硬化工程に長時間
を要する0アシル化触媒が存在する場合は比較的低温度
および比較的短時間が使用できる0商業的に実施可能な
ためには、硬化時間はできるだけ短く、一般に1時間未
満であるべきである。比較的高温度では、この熱硬化は
比較的短時間で行うことができる0#硬化を行う上限温
度は、セルロース物質が分解しはじめる温度に限定され
る0本発明の組成物を使用する場合、物質の約0.5〜
6重量係のASA /乳化剤組成物で該物質を含浸する
のが好ましい0 本発明のASA /乳化剤組成物は、さらに紙サイズ剤
としても使用できる0これらの新規のサイズ剤は、従来
技術のサイズ剤の特徴と利点のすべてを兼備している。
さらに、本発明の新規のサイズ剤は、従来技術のサイズ
剤でサイズした紙に比較してこの新しいサイズ剤でザイ
ズした紙に、酸性インキ、クエン酸、酪酸などのような
酸性液体に附して特にすぐれた面j性を付与する。前記
のような特性に加えて、これらのサイズ剤は、みょうば
ん並びに紙に添加できる任意の顔料、充填剤および他の
成分と組合せて使用することもできる。本等li明のサ
イズ剤は、伺加的のザイズ効果を得るために他の一すイ
ズ剤と共に使用することができる。
さしに別の利点は、これらのサイズ剤は紙の強度を減少
さ+!:ない、址だ、ある種の添加剤と共に使用したと
きは最終ノートの強贋金事実上増加させる。完全なサイ
ズ値を発現させるためには緩fF]な乾燥才たは硬化条
件だけが必要である。
これらのサイズ剤を紙の製造に実際に使用する場合には
多くの変法が行なわれそれらのうちの若干のものは従業
者の特別の要求によってさらに変更されるであろう。【
7かし、これらのすべての方法の中で、繊維表面と緊密
に接触できる微少な小滴の形態でこのサイズ剤を繊維ス
ラリー中に均一に分散させることが最も肝要なことを強
調することが重要である。均一な分散はサイズ剤を完全
に分散されたエマルションとして、または予め形成して
パルプに添加することによつ−C得られる。繊維スラリ
ーに化学的の分散剤を添加してもよい。
本発明のサイズ剤の有効利用における他の重装な因子は
、これらをカチオン性の、捷たけ1種またはそれ以上の
カチオンもしくは他′の正に帯電された部分を生成する
ようにイオン化または解離しうる物質と共に使用するこ
とである。
以後カチオン剤と呼ぶこれらの薬剤は、本発明のサイズ
剤の保留を向上させ、後者をパルプ繊維に緊密に接近さ
せる助長手段とし有用であることが見出されている。サ
イジングエイ呈におシブるカチオン剤として使用できる
物質の中には、みょうばん1塩化アルミニウム、長鎖脂
肪族アミン、アルミン酸ナトリウム、置換ポリアクリル
アミド、硫酸クロム(IIυ、動物にかわ、カチオン性
熱硬化性樹脂およびポリアミドポリマーを挙げることが
できる。カチオン剤として使用するのに特に関心がある
のは1第一、第二、第三または第四アiンデンフ0ン誘
導体、他のカチオン性窒素置換デンプン誘導体並びにカ
チオン性スルホニウムおよびホスホニウムデンプン誘導
体が含−止れる各錘のカチオン性デンプン誘導体である
。かような誘導体は、トウモロコシ、タピオカ、ジャガ
イモ、ワギシーメイズ、小麦および米を含むすべてのデ
ンプンから製造できる。きらにこれらは、それらの元の
粒子状形態またはこれらがプレゼラチン化(prege
latinized )、冷水用溶性生成物に転化され
ていてもよいっ 前記の任意のカチオン剤は、前記のサイズ剤の添加の前
、またこIシと共にもしくはそのりごのいずれかで原質
、すなわちパ°ルプスラリーに添力1じCきる。しかし
、最大に分45させるためには、前記のカナオン剤をサ
イズ剤に続いて添加するか、それと直接組合せて添加す
るのが好ましい。カチオン剤またけサイズ剤のいずれか
の原質への実際の添加は、湿潤パルプを湿つエゾまたは
シートに最終的転換沁せる前の製紙工程の任意の個所で
行うことができる。例えば、これらのサイズ剤を、パル
プがヘッドボックス、ビータ−、/Sイドロバルバーま
たはストックチェス、トにある間にパルプに添加できる
これらの新規のサイズ剤を使用して製造された紙の耐水
性のこれ以上の向上は、得られたウェブ、シートまたは
成型生成物を硬化させることによって得られるつどの硬
化工程には、800〜150℃の範囲内の温度で1〜6
0分間紙の加熱が含唸れる。しかし、本発明を成功させ
る作業としては後硬化は必須のものではないことに再び
留意すべきである。
本発明のサイズ剤は、もちろん、セルロース繊維、およ
びセルロース繊維と非セルロース繊維との組合せの両者
のあらゆる種類から製造された紙のサイソング用として
上首尾に使用できるO使用できるセルロース繊維には、
晒または未晒サルフェート(クラフト)パルプ、晒およ
び未晒ザルファイトパルプ、晒および未晒ソーダパルプ
、中性ザルファイトパルプ、セミケミカルパルプ、ケミ
グランドウッドパルプ、砕木パルプおよびこれら繊維の
任意の組合せが含まれる。これらの名称は、紙パルス0
陀業において使用されている各種の方法によって製造さ
れている木材パルプ繊維の通称である。これに加えて、
ビスコースレーヨンまたは再生セルロース型の合成繊維
も使用できる。
本発明の新規のサイズ剤でサイズしようとする紙にはあ
らゆる種類の顔料および充填剤が添加できる。かような
物質には、クレー、メルク、二酸化チタン、炭酸カルシ
ウム、硫酸カルシウム、および珪藻土が含まれる。みょ
うばん並びに他のサイズ剤を含む他の添加剤もこれらの
サイズ剤と共に使用できる。
比率に関しては、前記のサイズ剤は完成シート止たはウ
ェブ中のパルプの乾燥重量の約0.05〜約6%の範囲
内の量で使用できる。3%を超える量も使用できるが、
サイズ特性の増加の利点が経済的にt」、引合わない。
前記の範囲内での使用すべき一シーイズ剤の正確な量は
、使用されるパルプの種類、特許の作業条件並びにその
紙の目的とされている最終用途によって大部分決まる。
例えば、良好な耐水性またはインキ保持性が必要とされ
る紙の場合には、そうでない紙よシサイズ剤の高い濃度
が必要であろう。
次の実施例は、本発明の原理に基づいて本発明を説明す
るために示すものであって、添付の特許請求の範囲以外
に如PJなる方法においても本発明を限定するものと解
釈すべきではない。
実施例 実施例 1 本実施例において使用するアルケニル無水コハク酸(A
、 S A )は、無水マレイン酸と015〜2oオレ
フインとの「エン」反応によって製造された商業型の液
体015〜20ASAであった。そのオレフィンは、両
者共に015〜20範囲の直鎖内部オレフィンと分枝鎖
プロピレンオリゴマーの50150混合物から成るもの
であった。
市販のノニオン性水中油型乳化剤であるイケゞパールc
o −630の10チ溶液を前記のASA中で製造した
。これは室温において透明な均質溶液であった。この溶
液の1滴(0,026g)を栓付目盛容器中で25m1
の水と共に15秒振とうした0安定な白色エマルション
が形成された。HLEが16.0であるこの乳化剤は、
従って新しく混合したときはASA用のすぐれた乳化剤
である。
ASA混合物中の前記の10係乳化剤を室温に放1m 
Lだ。1週間後にはもう安定なエマルションを形成しな
かった。同様に6時間80℃で老化を促進させたとき、
この混合物は安定なエマルションを形成しなかった。
5細の他の市販乳化剤、すなわち、タージトールTMN
 −6、ダージトール15−fd−12% )ライドン
x−1141トライトンx−IQ−0およびイブパール
co −620でも同様な結果が得られた。80 ”G
で6時間加熱後は、 ASA中の10%混合物はでれら
の自己乳化力を失ってし1つだ。これらの乳化剤のHL
13は11.7〜14.5の範囲であった0 この実施例では、ASAと新らしく混合したとき実施例
 2 イブパールco −630を171モル比で無水コハク
酸と混合し、80℃で4時間熱した。この間に固体の無
水コ・・り酸はすべて溶解した。生成物の赤外分析では
、モノエステルが形成されたことを示した。1735c
1n’に強いエステルカルボニル収が存在した。アルキ
ルフェノールエトキシレートの648DC:In−1に
おける水酸基の吸収は消失した0 この封鎖された乳化剤のHLBは12.5と評価された
実施例 3 実施例2の封鎖された乳化剤を10係水準で実施例1の
ASA中に混合した。室温で均質の溶液が得られた0 この混合物の乳化力を実施例1に記載の方法によって試
験したとき、これは水中においてすぐれたエマルション
を形成した。しかも、この場合は貯蔵に安定であった。
80℃で6時間加速老化後も、これはすぐれたエマルシ
ョンのままであった。
従って、実施例2の新規の乳化剤は本発明を例証してい
る。この乳化剤は、貯蔵に安定なASA /乳化剤組成
物の製造に使用できる。
実施例 4 イrパールCO−630を実施例2のように一連の異棟
の無水物薬剤で封鎖し、反応生成物を、実施例1に記載
の方法を使用してASA用の乳化剤としての試験をした
。その結果を第1表に示す〇第 I 表 (a) 無水マレイン酸 12,5 良 良(b) P
MDA3 12・6 可 再往、1.安定性および濁度
測定に基づく。
2.80℃、3時間老化後のASA /乳化剤混合物。
3、ピロノIJ )酸ジ無水物、1/3モル1モルを使
用した。
これらの結果は、本発明の乳化剤の製造に各種の環状無
水物が使用できることを示している。乳化剤の性能が老
化後も同じであったことは、前記のイケゝパールco 
−650が各々の場合うまく封鎖されたことを示してい
る。
実施例 5 実施例2で行ったと同様に、各種のポリエチレンオキシ
含有界面活性剤を封鎖するのに無水コ/・り酸を使用し
、その反応生成物を実施例1に記載の方法によってAS
A用の乳化剤としての試験をした。その結果を第H表に
示す。第■表において[EOJの表示はエチレンオキサ
イド単位ヲ表わし、 l−PEG Jの表示はポリエチ
レングリコールを表わす。A、SA /乳化剤混合物は
80°Cで6時間老化させた。
@ @ 兄 姦 1<le 歇 北 眠 Fへ(イ) −で 寸つ のO 第■表に示した結果は、各種のポリエチレンオギシ含有
界面活性剤は、封鎖されて本発明の乳化剤を形成できる
ことを証明している。各々の場合に、封鎖された乳化剤
はA6+Aと混合して老化した後でも安定であり、老化
の前と後とで同じ乳化力を示しているっこの結果は、1
だ有効な乳化剤であるだめには、封鎖された乳化剤のH
LBが約9〜18の間になくてはならないことを示して
いる。
約9より低いと側鎖された乳化剤は無効である。
約18よりKいと乳化剤がASA中に溶j’/I Lな
い。
実施例 6 実施例2の乳化剤を10係濃度で数′4ηLの異種のA
SA 、!:混合した、すなわち、 (a) 直鎖015−20アルケニルASA 。
(1)) インオクタデセニルASA 。
(C) インオクタデシルASA 。
U C]、o直鎖α−オレフィンの二量体から誘導され
たC!2oASA 。
(e) テトラシロピレンから誘導され分枝鎖ASAで
ある。
各々の場合、実施例1の方法によって試験したとき新し
く混合したものおよび老化後のASA /乳化剤生成物
両者共に安定なエマルションが形成はれた。
実施例 7 実施例4(a)の封鎖された乳化剤を、米国特許明細告
第3,955.616号の実施例6の方法を使用して異
性化した。これによって封鎖基がマレイル基からフマリ
ル基に転化された。赤外スペクトルで数種の変化が観察
された、すなわち、カルボニルは1725cm−1にわ
ずかにシフトし、975c1n−1にトランスオレフィ
ンが現われ、780cm’にバンドが出」見した。
この生成物を実施例1の方法で試験したとき、そのAB
A /乳化剤混合物の老化の前と後とで安定7z AS
Aエマルション’fr: 生成L タO実施例 8 実施例2の乳化剤生成物を紙のザイジング実験に使用し
たOこのサイズ剤は、実施例6(a)に記載のASAで
めった08係の乳化剤を前記のASA中に溶解させ、そ
の混合物を約1箇月保持した。正規のTAPP工(紙バ
ルゾ工業技術協会)研究用手漉シート法で、広葉樹パル
プ/針葉樹パルプ50150混合物、0.4 % AS
Aおよび1係カチオンデンプンを使用してシートを作製
した。ASA /水エマルジョンの調製にはパドル攪拌
機を使用した。手漉シートは、105℃で1時間硬化さ
せた。バーキュレス(Hercules )サイズ試験
器で測定したサイジング結果は、同じASAに乳化の直
前に7チのイケ“パールco −630を添加したもの
で祷られた結果と同じであった。
代理人 浅 村 皓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)式、 R−W f Y−(OOOH)m)n (式中、Rは、炭素原子8〜60個を有する疎水性のア
    ルキル基、アルキルアリール基、アリールアルキル基ま
    たはアシル基であシ; Wは、酸素、硫黄または窒素結合によってRとYとに独
    立に結合している6〜80個のエチレンオキサイド単位
    を有する水溶性ポリエチレンオキシ含有基であり; モy−(coOH)rn〕。は、Rに接続していないW
    上の酸素、硫黄または窒業結合用の封鎖基であり、メチ
    レン炭素が7炭素原子よ)多くない場合に、Yは1〜9
    個の炭素原子を有するものとし;mは、1または2であ
    υ: nは、 /3、 /3.1.2または6である)を有し
    、その親水性−親油性バランスがHLB尺度で約9〜1
    8の間であることを特徴とする乳化剤。 (2) Wが、5〜40個のエチレンオキサイド単位を
    有する特許請求の範囲第1項に記載の乳化剤。 (3)Wが、酸素結合によってRとYとに接続されてい
    る特許請求の範囲第1項に記載の乳化剤。 (4)Yが、1〜4個の炭素原子を含有する特許請求の
    範囲第1項に記載の乳化剤。 (s) R−W−が、 1 CxH6η−C−(OOH2C!H2)2−(1f(。 OXH前(OCR20H2)E−OH (式中、Xは8〜24の整数であり、2は5〜20の整
    数である)から成る群から選ばれる水酸基含有化合物か
    ら銹導される特許請求の範囲第1項に記載の乳化剤。 (6) [ニーY−(Coon)m]、が、0 0 0 0 −COCH2C0OH、−0CH2QC!H2O00H
    。 1 OH2 から成る群から選ばれる特許請求の範囲第1項に記載の
    乳化剤。 (7) [−y−(coon)In)、が、1 −C!−0H20H2−000H。 から成る群から選ばれる特許請求の範囲第6項に記載の
    乳化剤。 (8〉 前記の親水性−親油性バランスが、HLB尺度
    で約11〜16である特許請求の範囲第1項に記載の乳
    化剤。 (9) (A) 置換基中に6〜50個の炭素原子を有
    する常態で液体の/・イドロカルビル置換無水コノ・り
    酸70〜99.5チ、 (B) 式、 R−W f Y−(OOOH)In]。 (式中、Rは、炭素原子8〜60個を有する疎水性のア
    ルキル基、アルキルアリール基、アリール・アルキル基
    またはアシル基でアリ; Wは、酸素、硫黄または窒素結合によってRとYとに独
    立に接続している6〜80個のエチレンオキサイド単位
    を有する水溶性ポリエチレンオキシ含有基であ如: 〔Y−(C00H)mIlnは、Rに接続していないW
    上の酸素、硫黄または窒素結合用の封鎖基であり、メチ
    レン炭素が7炭素原子より多くない場合にYは1〜9個
    の炭素原子を含有するものとし;mは、1捷たは2であ
    り; −nは、1/3.1/2.1.2または6である)で示
    される乳化剤0.5〜60チ を含むことを特徴とする安定なノ・イドロ力ルビル−t
    Ut換無水コノ・り酸/乳化剤組成物。 01j 前記の成分(A)のノ・イドロカルビル置換茫
    が、アルキル基、アルケニル基およびアラルキル基から
    成る群から選ばれる特許請求の範囲第9項に記載の組成
    物。 QLI Ail記の成分(A)のノ・イドロカルビル置
    換基が、アルケニル基である特許請求の範囲第10項に
    記載の組成物。 Q埠 前記の成分(A)のハイドロカルビル置換基力、
    10〜60個の炭素原子を含有する特許請求の範囲第9
    項に記載の組成物。 0→ 前記の成分(A)のハイドロカルビル置換基力、
    12〜25個の炭素原子を含有する特許請求の範囲第1
    2項に記載の組成物。 04 Wが、5〜40個のエチレンオキサイド単位を有
    する特許請求の範囲第9項に記載の組成物。 αυ Wが、酸素結合によってRとYとに接続されてい
    る特許請求の範囲第9項に記載の組成物。 αdYが1〜4個の炭素原子を含有する特許請求の範囲
    第9項に記載の組成物。 Qη R−W−が、 1 0xHフ;r(1!−(OOH2C!H2)7−OH。 0x112TfT(00H20H2); OH。 (式中、Xは、8〜24の整数であシ、zは5〜20の
    整数である)から成る群から選ばれる水酸基含有化合物
    から誘導される特許請求の範囲第9項に記載の組成物。 as [−y−(cooH)m:]、、が、0 111 −OH2000H、−00H20H2000H、−C!
    −OH−0H−CooH。 1 0 0 CH3 111 COOH Q 0 1)II −CCOH2000H,−00H200H2000H。 (l OH2 から成る群から選ばれる特許請求の範囲第9項に8f−
    載の組成物。 Q9) [−y−(aoo+()l−n)、、が、1 −C−CH)CH2−COOH。 から成る群から選ばれる特許請求の!ii!囲第18項
    に記載の組成物。 (イ)前記の成分(B)の乳化剤が、I(LB尺度で約
    11〜16のSt水性−新油性バランスを有する特1′
    ト8青求の範囲第9項に記載の組成物。 t2υ MX+記の組成物が、水性エマルションの形態
    である特〃1−請求の範囲第9項に記jti2の組成物
    。 (ハ)特許請求の範囲第9祖に記載の水性エマルション
    で表面を含浸することを特徴どす2ン無水物に対(〜て
    反応141.のJ、Qをイーする表面に撥水性を・付ノ
    シする方法。 (ハ)前記の表面が、セルロース物質である特許請求の
    範囲第22項に記載の方法。 (ハ)湿潤パルプを最終的に乾燥ウェブに転換する前に
    、特許請求の範囲第9項に記載の組成物の水性溶液を前
    記の湿潤パルプ内に緊密に分散させる工程から成ること
    を特徴とする紙のサイソング方法0
JP59225617A 1983-10-28 1984-10-26 乳化剤組成物および表面に撥水性を付与する方法並びに紙のサイジング方法 Pending JPS60122035A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US54676483A 1983-10-28 1983-10-28
US546764 1983-10-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60122035A true JPS60122035A (ja) 1985-06-29

Family

ID=24181906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59225617A Pending JPS60122035A (ja) 1983-10-28 1984-10-26 乳化剤組成物および表面に撥水性を付与する方法並びに紙のサイジング方法

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JPS60122035A (ja)
CA (1) CA1279874C (ja)
DE (1) DE3439117A1 (ja)
FR (1) FR2554013B1 (ja)
GB (1) GB2148910B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2158454B (en) * 1984-04-06 1988-05-18 Colgate Palmolive Co Liquid laundry detergent composition
FR2623422B1 (fr) * 1987-11-23 1991-02-01 Stepan Europe Agents tensioactifs mono ou poly-carboxyliques doux et biodegradables
SE8800394L (sv) * 1988-02-08 1989-08-09 Skf Nova Ab Superparamagnetiska vaetskor
KR960009893B1 (ko) * 1993-02-19 1996-07-24 주식회사 유공 연료유 청정제용 알킬페닐폴리(옥시알킬렌)폴리아민에시드 에스터계 화합물, 이를 함유하는 연료유 청정제 희석물 및 연료유 조성물, 및 그 제조방법
US5573702A (en) * 1993-11-22 1996-11-12 Colgate-Palmolive Co. Liquid cleaning compositions with grease release agent
GB9506495D0 (en) * 1995-03-30 1995-05-17 Smith & Nephew Surfactants
TW200504265A (en) * 2002-12-17 2005-02-01 Bayer Chemicals Corp Alkenylsuccinic anhydride surface-applied system and uses thereof
US7943789B2 (en) 2002-12-17 2011-05-17 Kemira Oyj Alkenylsuccinic anhydride composition and method of using the same
EP2772139B1 (en) * 2013-02-27 2021-06-09 ViskoTeepak Belgium NV Cellulose-based food casing and method of manufacture
US9655372B2 (en) 2013-02-27 2017-05-23 Viskoteepak Belgium Nv Cellulose-based food casing and method of manufacture

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB709482A (en) * 1950-06-06 1954-05-26 Ciba Ltd Polyethylene glycol derivatives and method of making same
GB793113A (en) * 1954-07-21 1958-04-09 Sandoz Ltd New carboxymethylated glycol ethers and their preparation
GB879652A (en) * 1956-09-14 1961-10-11 Scient Design Co Oxidation of polyoxyalkylene compounds
NL242967A (ja) * 1958-09-04
GB1027481A (en) * 1962-09-28 1966-04-27 Fabriek Van Chemische Produkte Crystalline mixtures of capillary active salts and processes for preparing same
FR2098285A1 (ja) * 1970-07-09 1972-03-10 Asahi Chemical Ind
DE2124269A1 (de) * 1971-05-15 1972-11-30 Chemische Werke Hüls AG, 4370 Mari Verwendung von überwiegend Alkylpolyäthercarboxylate enthaltenden Stoffgemischen als Basis oder Bestandteil phosphatfreier Wasch- und Reinigungsmittel
US3936571A (en) * 1971-06-07 1976-02-03 Agfa-Gevaert N.V. Adhesive tape
IT987220B (it) * 1973-05-09 1975-02-20 Snam Progetti Additivi antimorchia specifici per oli lubrificanti sintetici
US3968310A (en) * 1974-03-14 1976-07-06 A. E. Staley Manufacturing Company Half-ester reaction products of maleated alpha-olefins and monohydric alcohols
GB1533392A (en) * 1974-03-29 1978-11-22 American Cyanamid Co Process for inhibiting scale and/or corrosion in water systems and products useful therein
US4040900A (en) * 1974-05-20 1977-08-09 National Starch And Chemical Corporation Method of sizing paper
GB1465700A (en) * 1974-11-21 1977-02-23 Ici Ltd Surface active compositions
US4039562A (en) * 1975-02-21 1977-08-02 Rewo Chemische Werke G.M.B.H. Process for preparing sulfosuccinates
DE2754210A1 (de) * 1976-12-10 1978-06-15 Procter & Gamble Oberflaechenaktives mittel auf basis von carboxyalkylierten alkylpolyethern
JPS53141218A (en) * 1977-05-16 1978-12-08 Kao Corp Oxidation of non-ionic surfactants
GB1588067A (en) * 1977-10-13 1981-04-15 Lubrizol Corp Lubricants and fuels and concentrates containing demulsifier additive compositions
US4233460A (en) * 1979-05-03 1980-11-11 Shell Oil Company Alkoxyalkanoic acid preparation
HU184618B (en) * 1979-10-26 1984-09-28 Chinoin Gyogyszer Es Vegyeszet Surface active materials containing carboxyl group stable in hard water
CH650764A5 (de) * 1980-11-28 1985-08-15 Sandoz Ag Alkyl-polyoxyalkylen-carboxylate.
US4529447A (en) * 1982-06-11 1985-07-16 Sanyo Chemical Industries, Ltd. Sizing composition

Also Published As

Publication number Publication date
FR2554013A1 (fr) 1985-05-03
FR2554013B1 (fr) 1990-05-04
GB8426818D0 (en) 1984-11-28
DE3439117A1 (de) 1985-05-09
GB2148910A (en) 1985-06-05
CA1279874C (en) 1991-02-05
GB2148910B (en) 1987-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2407636C (en) Novel alkenyl succinic anhydride compositions and the use thereof
US4545855A (en) Substituted succinic anhydride/emulsifier composition
US4915786A (en) Nonionic emulsifier and substituted succinic anhydride compositons therewith
JPS59115733A (ja) 乳化剤、これを使用した紙のサイジング方法、および表面に撥水性を付与する方法
JPH07508565A (ja) 紙のサイジング用の水性組成物
KR0160556B1 (ko) 사이징 방법 및 수성 사이징제 분산물
JPS60122035A (ja) 乳化剤組成物および表面に撥水性を付与する方法並びに紙のサイジング方法
US5104486A (en) Alkenyl succinic anhydride composition
JP4754481B2 (ja) カチオン性液体デンプン質組成物及びその使用
US4849131A (en) Nonionic emulsifier and substituted succinic anhydride compositions therewith
CA2446338A1 (en) Sizing dispersion
US4545856A (en) Stable substituted succinic anhydride/ether-ester emulsifier composition and methods for its use
US5192363A (en) Paper sizing compositions
US4695401A (en) Nonionic emulsifier and substituted succinic anhydride compositions therewith
US4544414A (en) Self-emulsifying sizing composition
US4431826A (en) Process for the preparation of alkenyl succinic anhydride
JPS6229559B2 (ja)
US4295930A (en) Alkoxylated dioxolanes as paper sizing agents
CA1340339C (en) Paper sizing compositions
JPS5951637B2 (ja) ケテンダイマ−系サイズ剤
JPS59144695A (ja) 製紙用サイズ剤
US3821075A (en) C21-dicarboxylic acid anhydride and size agents and sizing process
CA1237960A (en) Stable substituted succinic anhydride/emulsifier composition and methods for its use
SU1444446A1 (ru) Бумажна масса
JPH03180590A (ja) ロジン物質の水性エマルジョンの製造法