JPS60121337A - ダイアフラム形空気ばね - Google Patents
ダイアフラム形空気ばねInfo
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- JPS60121337A JPS60121337A JP22839283A JP22839283A JPS60121337A JP S60121337 A JPS60121337 A JP S60121337A JP 22839283 A JP22839283 A JP 22839283A JP 22839283 A JP22839283 A JP 22839283A JP S60121337 A JPS60121337 A JP S60121337A
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- partition wall
- air
- small
- air spring
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/02—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
- F16F9/04—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum in a chamber with a flexible wall
- F16F9/0472—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum in a chamber with a flexible wall characterised by comprising a damping device
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、大小二個の空気室を具えるいわゆル差動型
式のダイアプラム形空気はねに関するも−・のである。
式のダイアプラム形空気はねに関するも−・のである。
既矧の空気ばねはダイアフラム形とベローズ形とに大別
され、これらの空気ばねは、金がばね、ゴムはねなどと
同じ機能を有する一任において、振動減衰力が得られる
こと、それらのばねよりや１゜わらかいばわが得られる
こと、ばねの設計に際してばね扁さ、耐荷力、はね定数
か各々独立に選定できることなどの利点を有するが故に
、防振および緩衝を目的として各棟の振動系、たとえば
産業機械、自動車、鉄道車両などに広く採用されつつｊ
゛ある。 − ここでこのような空気ばねの撮動減衰力についてみると
、それは、空気はねに伝達される振動の速度、Ｉｉ’ｌ
仮数などの外的要因の池、空気ばね内の ゛空気流動は
、その流動速噌などの内的要因によつ２“″て大きく影
響されることが知られている。 １そこで従来は、振動
減衰力の増加なもたらすため、内的要因のうち減衰力に
とくに大きく影響する空気源ｅＪＩ暇の増加をもたらす
べく可撓性の空気ばねを、オリフィスを介して補助タン
クに接続しくこれら両者間での空気の流動を可能ならし
めている。
され、これらの空気ばねは、金がばね、ゴムはねなどと
同じ機能を有する一任において、振動減衰力が得られる
こと、それらのばねよりや１゜わらかいばわが得られる
こと、ばねの設計に際してばね扁さ、耐荷力、はね定数
か各々独立に選定できることなどの利点を有するが故に
、防振および緩衝を目的として各棟の振動系、たとえば
産業機械、自動車、鉄道車両などに広く採用されつつｊ
゛ある。 − ここでこのような空気ばねの撮動減衰力についてみると
、それは、空気はねに伝達される振動の速度、Ｉｉ’ｌ
仮数などの外的要因の池、空気ばね内の ゛空気流動は
、その流動速噌などの内的要因によつ２“″て大きく影
響されることが知られている。 １そこで従来は、振動
減衰力の増加なもたらすため、内的要因のうち減衰力に
とくに大きく影響する空気源ｅＪＩ暇の増加をもたらす
べく可撓性の空気ばねを、オリフィスを介して補助タン
クに接続しくこれら両者間での空気の流動を可能ならし
めている。
ところが、このような従来技術によれば、空気ばね内に
おける空気、の流動轍が空気ばね内の圧力変化のへすな
わぢ、空気ばねと補助タンクとの差ＩＯ圧によって決定
されるため、具体的には、たとえば空気ばねが圧縮変形
を受けることにより、そこへの封入圧力ＰがＰ＋ΔＰに
上昇した場合に、その圧力上昇分であるΔＰが、変形を
受けることのばねおよび補助タンク内圧が、ともに均一
な圧力であるＰ十ΔＰｏ（ここでΔＰｏ＜ΔＰ）になる
まで空気ばねから補助タンクへ空気が流動するにすぎな
いため、それほど大きな振動減衰力を得るこ！１１とが
できず、それでもなお、比較的大きな減食力ｌを得よう
とすると、補助タンク客種を著しく大きくしなければな
らないコスト上およびｅｌｔｌイスペース上題があった
。
おける空気、の流動轍が空気ばね内の圧力変化のへすな
わぢ、空気ばねと補助タンクとの差ＩＯ圧によって決定
されるため、具体的には、たとえば空気ばねが圧縮変形
を受けることにより、そこへの封入圧力ＰがＰ＋ΔＰに
上昇した場合に、その圧力上昇分であるΔＰが、変形を
受けることのばねおよび補助タンク内圧が、ともに均一
な圧力であるＰ十ΔＰｏ（ここでΔＰｏ＜ΔＰ）になる
まで空気ばねから補助タンクへ空気が流動するにすぎな
いため、それほど大きな振動減衰力を得るこ！１１とが
できず、それでもなお、比較的大きな減食力ｌを得よう
とすると、補助タンク客種を著しく大きくしなければな
らないコスト上およびｅｌｔｌイスペース上題があった
。
しかも、実験によれば、空気ばねおよび補助夕５ンクへ
の封入圧力Ｐに対する上昇圧力ΔＰの限界が ΔＰ ｍａｘ −０，１〜０．８ Ｐ であるので、小型の補助タンクを接続した空気は１０ね
にあっては、大きな振動減衰力を得ることが実質上不可
能な状態であった。
の封入圧力Ｐに対する上昇圧力ΔＰの限界が ΔＰ ｍａｘ −０，１〜０．８ Ｐ であるので、小型の補助タンクを接続した空気は１０ね
にあっては、大きな振動減衰力を得ることが実質上不可
能な状態であった。
そこで出職人は、このような従来技術に比し、空気流動
喰を著しく多くすることによって大きな振動減衰力をも
たらし得る差動型式のダイアフラｌ′”ム形空気ばねを
、先に特願昭５８−１８６８８８号として提案した。
喰を著しく多くすることによって大きな振動減衰力をも
たらし得る差動型式のダイアフラｌ′”ム形空気ばねを
、先に特願昭５８−１８６８８８号として提案した。
この発明は、先の出願に係るダイアプラム形空気ばねの
改良に関するものであり、大小の空気室を仕切る隔壁に
貝通させたロッドの、隔壁に対す２″（８） ′ る摺動状標が空気ばねの振動減衰力に大きく影響１する
ことに着目し、振動減衰力の常に十分なる発揮を担保す
るダイアフラム形空気ばねを提供するものである。
改良に関するものであり、大小の空気室を仕切る隔壁に
貝通させたロッドの、隔壁に対す２″（８） ′ る摺動状標が空気ばねの振動減衰力に大きく影響１する
ことに着目し、振動減衰力の常に十分なる発揮を担保す
るダイアフラム形空気ばねを提供するものである。
この発明のダイアフラム形空気ばねは、大小の５空気室
を仕切る＠壁に、それらの空気室を連通させるオリフィ
スを設け、また、この＠壁に貫通し、雨空気室のピスト
ンまたは大空気室のピストンと小空気室の７ウターシエ
ルとを一体的に相互・連結するとともに、Ｖｊ４暗に対
して摺動するロッドを設け１ξさらに、隔壁のロッド貫
通孔とロッドとの間に０リングを介装または＠壁のロッ
ド貫通孔およびロッド周辺の少なくとも一万に減摩被覆
を施してなる。
を仕切る＠壁に、それらの空気室を連通させるオリフィ
スを設け、また、この＠壁に貫通し、雨空気室のピスト
ンまたは大空気室のピストンと小空気室の７ウターシエ
ルとを一体的に相互・連結するとともに、Ｖｊ４暗に対
して摺動するロッドを設け１ξさらに、隔壁のロッド貫
通孔とロッドとの間に０リングを介装または＠壁のロッ
ド貫通孔およびロッド周辺の少なくとも一万に減摩被覆
を施してなる。
ここで、０リングを介装したダイアフラム形空１５気ば
ねによれば、＠壁とロッドとの間を０リングにて気密に
シールすることにより、それら両者間を通る空気の流通
を十分に防止して所定開口面積のオリフィスのみを通る
空気流による振動の有効なる減衰をもたらすことができ
、また、減摩被覆２０（４） ・を施したダイアフラム形空気ばねによれば、隔壁１と
ロッドとの間隙を狭小ならしめてもなお、それら両者の
摩擦力を十分小さくすることができるので、いわゆる動
ばね定数の低減がもたらされる他、隔壁とロッドとの間
での空気流歇が少なくなって５オリフイスによる有効な
る振動減衰がもたらされる。
ねによれば、＠壁とロッドとの間を０リングにて気密に
シールすることにより、それら両者間を通る空気の流通
を十分に防止して所定開口面積のオリフィスのみを通る
空気流による振動の有効なる減衰をもたらすことができ
、また、減摩被覆２０（４） ・を施したダイアフラム形空気ばねによれば、隔壁１と
ロッドとの間隙を狭小ならしめてもなお、それら両者の
摩擦力を十分小さくすることができるので、いわゆる動
ばね定数の低減がもたらされる他、隔壁とロッドとの間
での空気流歇が少なくなって５オリフイスによる有効な
る振動減衰がもたらされる。
以下にこの発明を図示例に基づいて説明する。
第１図はこの発明の一実施例を示す断面図であり、図中
１は大空気室、２は小空気室をそれぞれ１（゛示す。
１は大空気室、２は小空気室をそれぞれ１（゛示す。
ここでこれらの空気室１，２は、隔壁８によって仕切ら
れ、またその隔壁８に設けた所定開口面積のオリフィス
４によって相互に連通される。
れ、またその隔壁８に設けた所定開口面積のオリフィス
４によって相互に連通される。
この例では、大空気室ｌは、大径ピストン５と１ミそれ
に対向するとともに、それより大きい内径を有し、かつ
、それと同軸をなす大径アウターシェル６と、大径ピス
トン５の上端部を大径アウターシェル６の下端部に気密
に連結するダイアフラム７とからなり、また、小空気室
２は、大径ピスト２“（ン５と同一の軸線上に配置した
小径ピストン８お１よびこのピストン８に対向するとと
もに、大径アウターシェル６と一体をなす小径アウター
シェル９と、ダイアフラム７とは逆方向へ折り返されて
小径ピストン８の下端部と小径アウターシェル９５の上
端部とを気密に連結するダイアフラム１０とからなり、
これらの大小空気室１．２は、隔壁３に貫通するととも
に、それに対して摺動するロッド１１で大小ピストン５
，８を一体的に連結することにより、相互に関連づけら
れる。
に対向するとともに、それより大きい内径を有し、かつ
、それと同軸をなす大径アウターシェル６と、大径ピス
トン５の上端部を大径アウターシェル６の下端部に気密
に連結するダイアフラム７とからなり、また、小空気室
２は、大径ピスト２“（ン５と同一の軸線上に配置した
小径ピストン８お１よびこのピストン８に対向するとと
もに、大径アウターシェル６と一体をなす小径アウター
シェル９と、ダイアフラム７とは逆方向へ折り返されて
小径ピストン８の下端部と小径アウターシェル９５の上
端部とを気密に連結するダイアフラム１０とからなり、
これらの大小空気室１．２は、隔壁３に貫通するととも
に、それに対して摺動するロッド１１で大小ピストン５
，８を一体的に連結することにより、相互に関連づけら
れる。
ここにおける大小のアウターシェル６．９は、相互に離
間する各一端部で大小のピストン５，８とそれぞれ幾分
オーバーラツプしており、それらのピストン５，８から
離れた端部に設けたフランジＱ ａ、９ａを溶接その他
によって連結すること１″ニヨリ、相互に一体連結され
てピストン５，８と同軸をなす。また、隔壁８は、断面
形状がほぼＨ状をなす盪壁構体１２にて構成されており
、この隔壁構体１２、ひいては隔壁３は、隔壁構体１２
の周壁の長さ方向中央部に設けたフランジ１２ ａ ”
’を、フランジ６ａ、９ａ間に挟持することにより１所
定位置に固定され、隔壁構体１２の外周面とアウターシ
ェル６．９内周面との間に？Ｊｌａ本の０リングを介装
することにより、雨空気室１．２の気密連結をもたらす
。そして、さらに隔壁８は、そ゛・の中央部に設けられ
てロッド１１の貫通および摺動を許容する四通孔８ａを
有しており、この貫通孔８ａとロッド１１との間の気密
性は、貫通孔８ａに取り付けた０リング１８によっても
たらされる。
間する各一端部で大小のピストン５，８とそれぞれ幾分
オーバーラツプしており、それらのピストン５，８から
離れた端部に設けたフランジＱ ａ、９ａを溶接その他
によって連結すること１″ニヨリ、相互に一体連結され
てピストン５，８と同軸をなす。また、隔壁８は、断面
形状がほぼＨ状をなす盪壁構体１２にて構成されており
、この隔壁構体１２、ひいては隔壁３は、隔壁構体１２
の周壁の長さ方向中央部に設けたフランジ１２ ａ ”
’を、フランジ６ａ、９ａ間に挟持することにより１所
定位置に固定され、隔壁構体１２の外周面とアウターシ
ェル６．９内周面との間に？Ｊｌａ本の０リングを介装
することにより、雨空気室１．２の気密連結をもたらす
。そして、さらに隔壁８は、そ゛・の中央部に設けられ
てロッド１１の貫通および摺動を許容する四通孔８ａを
有しており、この貫通孔８ａとロッド１１との間の気密
性は、貫通孔８ａに取り付けた０リング１８によっても
たらされる。
このようなダイアフラム形空気はねは、大小の空気室１
，２内へ所要の空気田を供給し、そしてたとえば、大径
ピストン５を振動機械の機械側に、またアウターシェル
６．９の少なくとも一万、この例ではフランジ６ａ、９
ａを振動機械の据付７１５０ア側にそれぞれ連結するこ
とにより、荷重の十分なる支持および振動の十分なる減
衰をもたらす。
，２内へ所要の空気田を供給し、そしてたとえば、大径
ピストン５を振動機械の機械側に、またアウターシェル
６．９の少なくとも一万、この例ではフランジ６ａ、９
ａを振動機械の据付７１５０ア側にそれぞれ連結するこ
とにより、荷重の十分なる支持および振動の十分なる減
衰をもたらす。
すなわち、この空気はねによれば、大空気室ｌの可動直
径Ｄ１ひいては有効受圧白檀Ａ１は、小空気室２の有効
直径１〕２、いいかえれば有効受圧面槍（７） Ａ２よりも大きくなるので大小空気室１．２への封入圧
力をＰとした場合には、通常状轢におけるこの空気ばね
の支持荷電Ｗは、 Ｗ−Ｐ（ＡニーＡ２） となり、封入圧力Ｐを所要に応じて適宜に選択すること
により、所定の荷重を十分に支持することができる。
径Ｄ１ひいては有効受圧白檀Ａ１は、小空気室２の有効
直径１〕２、いいかえれば有効受圧面槍（７） Ａ２よりも大きくなるので大小空気室１．２への封入圧
力をＰとした場合には、通常状轢におけるこの空気ばね
の支持荷電Ｗは、 Ｗ−Ｐ（ＡニーＡ２） となり、封入圧力Ｐを所要に応じて適宜に選択すること
により、所定の荷重を十分に支持することができる。
また、大径ピストン５が押圧力を受けて図の上方へＸだ
け変位した場合の振動減衰力についてみＩＯると、この
変位によって、大空気室ｌが圧縮ｍｌ形され、内圧がΔ
Ｐ０だけ上昇してその全内圧は ＩＰ十ΔＰ□になる一
万、小空気室２は体積を増加されてその全内圧はＰ−Δ
Ｐ、に°なる。このため、雨空気室１．２の差圧はΔＰ
０＋ΔＰ２となり、大空１５気室ｌから小空気室２への
空気の流動は、空気室１．２の内圧が均一になる圧力Ｐ
＋ΔＰｍ（ここで−ΔＰ２〈２２ｍ〈ΔＰ□）に達する
まで行われるので、その流装置は十分多くなり、有効な
る振動減衰がもたらされる。 ｌ１ｌ （８） なお、ここにおける空気の流動は、隔壁８のロッド１通
孔８ａとロッド１１との間に介装した０リング１８の存
在の故に、その全てが所定開口面積のオリフィス４を経
て行われるので、空気ばねの上述したような指動減衰性
能が損われることは゛・ない。第２図はこのことを示す
グラフであり、これによれば、０リング１８を介装した
空気ばねでは、０リング１８によってロッド１通孔８ａ
とロッド１１との間を通る空気の流動が有効に防止され
ることから、その空気ばねのピストンスピード１０に対
する減衰力は、図に実線で示すように、ロッドぼ通孔に
ロッドを単に遊嵌したにすぎず、それら両者間に比較的
多くの空気流が生じる場合（図の破線参照）に比して著
しく高くなり、はぼ所期した通りのものとなることが解
かる。
け変位した場合の振動減衰力についてみＩＯると、この
変位によって、大空気室ｌが圧縮ｍｌ形され、内圧がΔ
Ｐ０だけ上昇してその全内圧は ＩＰ十ΔＰ□になる一
万、小空気室２は体積を増加されてその全内圧はＰ−Δ
Ｐ、に°なる。このため、雨空気室１．２の差圧はΔＰ
０＋ΔＰ２となり、大空１５気室ｌから小空気室２への
空気の流動は、空気室１．２の内圧が均一になる圧力Ｐ
＋ΔＰｍ（ここで−ΔＰ２〈２２ｍ〈ΔＰ□）に達する
まで行われるので、その流装置は十分多くなり、有効な
る振動減衰がもたらされる。 ｌ１ｌ （８） なお、ここにおける空気の流動は、隔壁８のロッド１通
孔８ａとロッド１１との間に介装した０リング１８の存
在の故に、その全てが所定開口面積のオリフィス４を経
て行われるので、空気ばねの上述したような指動減衰性
能が損われることは゛・ない。第２図はこのことを示す
グラフであり、これによれば、０リング１８を介装した
空気ばねでは、０リング１８によってロッド１通孔８ａ
とロッド１１との間を通る空気の流動が有効に防止され
ることから、その空気ばねのピストンスピード１０に対
する減衰力は、図に実線で示すように、ロッドぼ通孔に
ロッドを単に遊嵌したにすぎず、それら両者間に比較的
多くの空気流が生じる場合（図の破線参照）に比して著
しく高くなり、はぼ所期した通りのものとなることが解
かる。
この空気ばねのこのような振動減衰性能を、空気ばねと
補助タンクとをオリアイスを介して接続した従来例と比
較すると、従来例では、たとえ空気ばね内圧が前述の場
合と同様にΔＰ□増加したとしても、空気ばね内圧と、
容積が常に一定の補助！ＩＩタンクとの差圧はΔＰ０に
すぎないから、それが最終的な安定圧力Ｐ＋ΔＰ０゜に
達したときの増圧分ΔＰ工。はＡｒ１述のΔＰｍより相
当大きくなり、この結果として、空気泥動臘および振動
減衰力は、この発明の空気ばねより著しく低くなる０ なお、大径ピストン５の変位方向が上述したとは逆の場
合には、空気室１，２の上述したとは逆の拡縮によって
、上述したと同様の振動減衰がもたらされる。
補助タンクとをオリアイスを介して接続した従来例と比
較すると、従来例では、たとえ空気ばね内圧が前述の場
合と同様にΔＰ□増加したとしても、空気ばね内圧と、
容積が常に一定の補助！ＩＩタンクとの差圧はΔＰ０に
すぎないから、それが最終的な安定圧力Ｐ＋ΔＰ０゜に
達したときの増圧分ΔＰ工。はＡｒ１述のΔＰｍより相
当大きくなり、この結果として、空気泥動臘および振動
減衰力は、この発明の空気ばねより著しく低くなる０ なお、大径ピストン５の変位方向が上述したとは逆の場
合には、空気室１，２の上述したとは逆の拡縮によって
、上述したと同様の振動減衰がもたらされる。
第８図は前述した空気ばねとほぼ同様の振動域１０衰性
能をもたらしつつ、動はね定数のより一層の低減をもた
らす空気ばねの要部を例示する拡大断面であり、ここで
は、隔壁８のロッド貫通孔８ａおよびロッド周面Ｌ’
１ ａの両方に、たとえば、ナイロン、テフロン、含油
ゴムなどの低摩擦係数物１５質からなる減摩被覆層１４
．１５をそれぞれ設ける。
能をもたらしつつ、動はね定数のより一層の低減をもた
らす空気ばねの要部を例示する拡大断面であり、ここで
は、隔壁８のロッド貫通孔８ａおよびロッド周面Ｌ’
１ ａの両方に、たとえば、ナイロン、テフロン、含油
ゴムなどの低摩擦係数物１５質からなる減摩被覆層１４
．１５をそれぞれ設ける。
ここでこれらの減市被覆層１４．１５は。ロッド１１と
ロッドに通孔８ａとの摩擦力の著しい低減をもたらすの
で、それら両者の間隙を狭小にし２パてそこを通る空気
献を極めて少喰ならしめること（ができる。これがため
、この空気ばねもまた、オリアイス４の有効なる作用に
よって十分大きな振動減衰力をもたらず他、ロッド１１
と０７１１通孔３ａとの間の間隙の作用によって動ばね
定数の−・著しい低廠をもたらす。
ロッドに通孔８ａとの摩擦力の著しい低減をもたらすの
で、それら両者の間隙を狭小にし２パてそこを通る空気
献を極めて少喰ならしめること（ができる。これがため
、この空気ばねもまた、オリアイス４の有効なる作用に
よって十分大きな振動減衰力をもたらず他、ロッド１１
と０７１１通孔３ａとの間の間隙の作用によって動ばね
定数の−・著しい低廠をもたらす。
＠ ４１４は減摩被覆層１４，１５の動ばね定数の低減
状態を示すグラフであり、ロッドとロッド１通孔との間
隙を約０．１〜０．８ｍ＋＋＋とじ、それら両者の接触
面積を変化させた場合に、滅Ｍ被覆層を設置（１けない
ものでは、図に破線で示すように、接ｌ１１！１１面積
の増加につれて動ばね定数が比較的高い割合で増加する
に対し、テフロンの減摩被覆層１４゜１５を設けたもの
では、実線で示すように、その増加割合が大きく低下す
ることになり、とくに高Ｉ″周波小振幅振動の有効なる
減衰が酊能となる。なお、ここにおいて、減＊被虚層１
４，１５を設けたものであっても、動はね定数は、ロッ
ド１１とロッド圓通孔８ａとの接ｌＩＩ！１１向檀の増
加につれて次嬉に増加することから、ロッド直径ｄを一
定とし２（（１１） 隔壁厚′さｔをパラメータとして接触面積の変化に１伴
う動はね定数の具体的な変化状帽を測定した結果が第５
図であり、このグラフによれば、動はね定数の増加勾配
が比較的緩いｔ ／ （１＜ １の範囲内で隔＠厚さｔ
を選択することにより、高周波小振５幅振動のより有効
なる減衰がもたらされることが解かる。
状態を示すグラフであり、ロッドとロッド１通孔との間
隙を約０．１〜０．８ｍ＋＋＋とじ、それら両者の接触
面積を変化させた場合に、滅Ｍ被覆層を設置（１けない
ものでは、図に破線で示すように、接ｌ１１！１１面積
の増加につれて動ばね定数が比較的高い割合で増加する
に対し、テフロンの減摩被覆層１４゜１５を設けたもの
では、実線で示すように、その増加割合が大きく低下す
ることになり、とくに高Ｉ″周波小振幅振動の有効なる
減衰が酊能となる。なお、ここにおいて、減＊被虚層１
４，１５を設けたものであっても、動はね定数は、ロッ
ド１１とロッド圓通孔８ａとの接ｌＩＩ！１１向檀の増
加につれて次嬉に増加することから、ロッド直径ｄを一
定とし２（（１１） 隔壁厚′さｔをパラメータとして接触面積の変化に１伴
う動はね定数の具体的な変化状帽を測定した結果が第５
図であり、このグラフによれば、動はね定数の増加勾配
が比較的緩いｔ ／ （１＜ １の範囲内で隔＠厚さｔ
を選択することにより、高周波小振５幅振動のより有効
なる減衰がもたらされることが解かる。
第６図はこの発明の他の実施例を示す断面図であり、こ
の例では大小のアウターシェル６．９を分離する一方、
大径アウターシェル６の上部に先１゛細り湾曲壁を介し
て小径ピストン８を一体的に連結し、この小径ピストン
８の頂壁を兼ねる＠壁３によって大小の空気室１，２を
仕切り、その＠壁８のロッド暦通孔８ａに、０リング１
８を介してロッド１１を１通させ、さらに、ロッド１１
によ１５つて大径ピストン５と小径アウターシェル９と
を一体的に同心連結したものである。このため、この例
ではダイアフラム１，９はいずれも同一の方向を向いて
湾曲することになる。
の例では大小のアウターシェル６．９を分離する一方、
大径アウターシェル６の上部に先１゛細り湾曲壁を介し
て小径ピストン８を一体的に連結し、この小径ピストン
８の頂壁を兼ねる＠壁３によって大小の空気室１，２を
仕切り、その＠壁８のロッド暦通孔８ａに、０リング１
８を介してロッド１１を１通させ、さらに、ロッド１１
によ１５つて大径ピストン５と小径アウターシェル９と
を一体的に同心連結したものである。このため、この例
ではダイアフラム１，９はいずれも同一の方向を向いて
湾曲することになる。
この例においてもまた０リング１８は、口゛ンド２ｕ１
１とロッド薩通孔３ａとの間に十分なる気密性１をもた
らすので、差動型式の空気ばねに個有の十分大きな振動
減衰力がもたらされ、このことは、ロッド１１およびロ
ッド貫通孔３ａの少なくとも一方に、減摩被覆層を設け
た場合も同様である。５以上この発明を図示例に基づい
て説明したが、減摩被覆層をロッドまたはロッド１通孔
のいずれか一方にだけ設けることもできる。
１とロッド薩通孔３ａとの間に十分なる気密性１をもた
らすので、差動型式の空気ばねに個有の十分大きな振動
減衰力がもたらされ、このことは、ロッド１１およびロ
ッド貫通孔３ａの少なくとも一方に、減摩被覆層を設け
た場合も同様である。５以上この発明を図示例に基づい
て説明したが、減摩被覆層をロッドまたはロッド１通孔
のいずれか一方にだけ設けることもできる。
従って、この発明によれば、とくに、隔壁の０７１１通
孔とロッドとの間に０リンダを介装するＩｏこと、また
は隔壁のロッドば通孔およびロ゛ンド周向の少なくとも
一方に減摩ＦＩｌ債を施すことにより、ロッドとロッド
貫通孔との間からの空気の流動を制限して十分大きな振
動減衰力をもたらすことができる。また減摩被覆を施し
た空気ばねでは、口１′ツドとロッド貫通孔との摩擦力
を小さくして動ばね定数を有効に低減することができる
。
孔とロッドとの間に０リンダを介装するＩｏこと、また
は隔壁のロッドば通孔およびロ゛ンド周向の少なくとも
一方に減摩ＦＩｌ債を施すことにより、ロッドとロッド
貫通孔との間からの空気の流動を制限して十分大きな振
動減衰力をもたらすことができる。また減摩被覆を施し
た空気ばねでは、口１′ツドとロッド貫通孔との摩擦力
を小さくして動ばね定数を有効に低減することができる
。
第１図はこの発明の一実施例を示す断面図、処２図は振
動減衰力を示すグラフ、 ″゛第８図はロッドおよびロ
ッド質通孔の減閑被覆１状態を例示する拡大断面図、 第４．５図はそれぞれ動ばね定数を示すグラフ、第６図
はこの発明の池の実施例を示す断面図である。 ■・・・大空気室 ２・・・小空気室 ３・・・隔壁 ８ａ・・・ロッド良通孔４・・・オリフ
ィス ５・・・大径ピストン６・・・大径アウターシェ
ルフ、１０・・・ダイアフラム８・・・小径ピストン
９・・・小径アウターシェル１０１１・・・ロッド ｌ
ｌａ・・・ロット周面１３・・・０リング １４．１５
・・・減摩被覆層。 第１図 第２図 ピストンズピードー−→− 第３図 第４図 第５図 １ ２ ３（ｔ／ｄ）
動減衰力を示すグラフ、 ″゛第８図はロッドおよびロ
ッド質通孔の減閑被覆１状態を例示する拡大断面図、 第４．５図はそれぞれ動ばね定数を示すグラフ、第６図
はこの発明の池の実施例を示す断面図である。 ■・・・大空気室 ２・・・小空気室 ３・・・隔壁 ８ａ・・・ロッド良通孔４・・・オリフ
ィス ５・・・大径ピストン６・・・大径アウターシェ
ルフ、１０・・・ダイアフラム８・・・小径ピストン
９・・・小径アウターシェル１０１１・・・ロッド ｌ
ｌａ・・・ロット周面１３・・・０リング １４．１５
・・・減摩被覆層。 第１図 第２図 ピストンズピードー−→− 第３図 第４図 第５図 １ ２ ３（ｔ／ｄ）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 隔壁によって仕切られる大小二個の空気室と、隔暗
によってこれらの空気室を相互に連“・通させるオリフ
ィスと、隔壁に菌通し、それぞれの空気室のピストンま
たは大空気室のピストンと小空気室のアウターシェルと
ヲ一体的に連結するとともに、隔壁に対して摺動するロ
ッドとを具え、 ：ｉ ｉｔのロッド貫通孔とロッドとの間に０リングを
介装してなるダイアフラム形空気ばね。 λ 隔壁によって仕切られる大小二個の空気室と、隔壁
に設けられてこれらの空気室を相互に連通させるオリフ
ィスと、隔壁に頁通し、１・それぞれの空気室のピスト
ンまたは大空気室のピストンと小空気室のアウターシェ
ルとを一体的に連結するとともに、隔壁に対して摺動す
るロッドとを具え、 隔壁のロッド直通孔およびロッド周面の少２１１なくと
も一方に減摩被覆を施してなるダイア１フラム形空気ば
ね。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22839283A JPS60121337A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | ダイアフラム形空気ばね |
| DE19843436664 DE3436664A1 (de) | 1983-10-07 | 1984-10-05 | Membran-luftfeder |
| US07/113,406 US4854555A (en) | 1983-10-07 | 1987-10-26 | Diaphragm type air springs |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22839283A JPS60121337A (ja) | 1983-12-05 | 1983-12-05 | ダイアフラム形空気ばね |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60121337A true JPS60121337A (ja) | 1985-06-28 |
| JPH0454095B2 JPH0454095B2 (ja) | 1992-08-28 |
Family
ID=16875744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22839283A Granted JPS60121337A (ja) | 1983-10-07 | 1983-12-05 | ダイアフラム形空気ばね |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60121337A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001065139A1 (de) * | 2000-03-01 | 2001-09-07 | Continental Aktiengesellschaft | Luftfeder mit zweiteiligem gehäuse |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4857808U (ja) * | 1971-11-03 | 1973-07-23 | ||
| JPS5018244A (ja) * | 1973-06-13 | 1975-02-26 | ||
| JPS54107282U (ja) * | 1978-01-17 | 1979-07-28 |
-
1983
- 1983-12-05 JP JP22839283A patent/JPS60121337A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4857808U (ja) * | 1971-11-03 | 1973-07-23 | ||
| JPS5018244A (ja) * | 1973-06-13 | 1975-02-26 | ||
| JPS54107282U (ja) * | 1978-01-17 | 1979-07-28 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001065139A1 (de) * | 2000-03-01 | 2001-09-07 | Continental Aktiengesellschaft | Luftfeder mit zweiteiligem gehäuse |
| US6742775B2 (en) | 2000-03-01 | 2004-06-01 | Continental Aktiengesellschaft | Air spring with two part housing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0454095B2 (ja) | 1992-08-28 |
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