JPS6011671B2 - テ−プ突合せ接合方法及び装置 - Google Patents

テ−プ突合せ接合方法及び装置

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JPS6011671B2
JPS6011671B2 JP14851778A JP14851778A JPS6011671B2 JP S6011671 B2 JPS6011671 B2 JP S6011671B2 JP 14851778 A JP14851778 A JP 14851778A JP 14851778 A JP14851778 A JP 14851778A JP S6011671 B2 JPS6011671 B2 JP S6011671B2
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pedestal
pedestals
tapes
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誠司 木内
昭司 今井
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープの接合方法及び装置に関し、特に、前記
テープの突合せ接合方法及び装置に関する。
なお、本発明で言うテープとは、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリエチレン一2・6−ナフタレート等のポリ
エステル類、ポリプロピレン等のポリオレフイン類、セ
ルローストリアセテート、セルロースダイアセテート等
のセルロース議導体、ポリカーボネート、等のプラスチ
ックフィルム:Cu、AI、Zn等の金属シート;バラ
ィタ紙、合成紙、等から成る比較的薄手(例えば、2〜
250仏の)でかつ狭幅(例えば、3〜55肋)な可榛
性の帯状物を指し、更に用途に応じその表面に磁気記録
層、感光層、着色層、等の塗工層を層設した前記帯状物
も含まれ、その具体例として磁気テープ等の磁気記録媒
体、キネマフィルム等の写真感光材、あるいは前記磁気
テープや写真フィルムの端部に穣合される透明又は半透
明のりーダーテープ等がある。
前記テープは、その用途に応じて適正に設計された巻芯
部材上に一旦規定長さに巻取られた状態、あるいは一対
の前記巻芯部材に各端部を係止し、何れか一方の前記巻
芯部材上に規定長さに巻取られた状態で出荷、使用され
ることが多い。
前述した如き巻芯部材上にテープを巻回して規定長さの
テープロールを形成する工程において、巻取中のテープ
を連続的に繰り出している第1の原反テープロールが消
費されると、予め用意した第2の原反テープロールから
新たなテープを繰り出し、新旧テープの各端部を接合テ
ープ等で接合し、巻取りを再開して所望の長さのテープ
。ールを得ること、あるいは、異なった特性を有するテ
ープ例えば磁気テープとIJーダーテープを交互に接合
して規定長さのテープロールを得ること、等の作業が行
われて来た。前記テープロール形成又は作製工程におけ
るテープ接合は、テープユーザーにより使用されるテー
プ処理装置例えば磁気記録再生装置、撮影機、現像処理
機、映写機、等においてより高度のテープ走行性を得る
ため、重ね接合よりも突合せ接合が望まれ、そのテープ
突合せ接合方法及び装置の提案が種々されて釆た。
従来のテープ突合せ接合装置の基本的な構成は、第1図
に示した如く、ガイド溝付の固定された接合受台1に対
し、支軸2を中心に揺動自在な扇形の揺動支持板3の前
面に放射状に配設された第1及び第2のガイド溝付の可
動受台4,5を、前記固定受台1に対して交互に揺動変
位せしめることにより、各受台1,4,5のガイド構内
に吸着保持されている各テープの突合せ接合を可能にし
たものである。
更に、各部材の作動について詳述すれば、先ず、前記第
1の可動受台4を前記固定受台1と一致するように揺動
変位させ、前記第1の可動受台4の上流側に配置せしめ
た第1のテープT,の原反テープロール(図示せず)か
ら繰り出される前記第1のテープT,を、前記第1の可
動受台4及び固定受台1を順次経由して、前記固定受台
1の下流側に配設した巻取部(図示せず)に連続的に送
り込み(矢印Aの方向に、)、その巻取長さが規定長さ
に達しない前に前記第1のテープT,の原反テープロー
ルが消費されたら、前記第1の可動受台4と固定受台1
の各ガイド溝の底面に一旦吸着保持しながらテープ切断
ナイフ6を前記第1の可動受台4と固定受台1が対向し
て画成される僅かな間隙Cを横断せしめて前記第1のテ
−プT,の切断を行い、しかる後、第2のテープT2の
原反テープロールから予め引き出された前記第2のテー
プLをそのガイド溝の底面に吸着、保持している前記第
2の可動受台5を前記固定受台1と対向するように揺動
変位させることにより、前記間隙Cを中心にして前記第
1と第2のテープT,,T2が互に重なり合うことなく
略同一平面上で突合せられた状態が得られ、更に予め用
意された接合テープLを前記間隙Cの上方より突合せ個
所及びその近傍に押圧して接合操作を終了させ、前記第
2のテープT2によるテープ巻取りを再開させるもので
あった。
更に、従来装置として、前記第1と第2の可動受台4,
5を同一平面上で平行に鯨設し、前記固定受台1に対し
各可動受台4,5を前後に移動させ、前記第1と第2の
テープT,,T2の切換えを行う装置も使用されていた
しかしながら、近年、前記テープ処理装置におけるテー
プ走行速度の高速化や走行案内機構の複雑化によって、
前記テープの走行性は更に高度のものが望まれて来ると
、従釆突合せ接合装置は次の如き欠点によって前述した
要望を満足させることが困難になって来た。
即ち、前記第1、第2の各可動受台4,5、固定受台1
は夫々前記第1、第2の各テープT,,Qの矢印Aの方
向の走行案内と、突合せ時の前記各テープT,,Lの幅
方向の位置規制用として前記ガイド溝を夫々設けてある
が、該ガイド溝の幅は各テープT,,T2の矢印Aの方
向の走行を妨げないために前記各テープT,,T2の幅
と等しく設定することは許されず、若干広くなっている
ので、その幅の差異がテープ突合せ時のテープエッジの
ズレを誘発せしめ、突合せ接合精度をあるレベル以上に
向上させることが困難であり、従って、テープの走行性
の飛躍的な向上も望めなかった。
そこで、本発明者等は、前記テープの突合せ接合精度を
格段に向上させることが可能な接合方法及び装置につい
て種々研究を重ねた結果、本発明装置を実用化するに至
った。
本発明は前述した従来方法及び装置の欠点を除去し、比
較的コンパクトな機構で高精度の突合せ接合が得られる
接合方法及び装置を提供することを目的とするものであ
る。
本発明のかかる目的は、テープに突合せ接合する方法で
あって、各上面を同一レベルに合致せしめた一方の可動
受台と固定受台の上方を走行する一方のテープを停止さ
せ、前記一方のテープの内前記各受台上に装架されてい
る前記一方のテープのみの張力を解放させて前記各受台
上面に前記一方のテープを戦遺した後、萩直された前記
一方のテープを一対の可動ガイド手段によりテープ両エ
ッジを挟み込むように幅方向に押圧して前記一方のテー
プの前記各受台の上面に対する位置決めを行い、前記一
方のテープを前記各受台の上面に吸着、保持しつつ該一
方のテープを幅方向に切断し、しかる後、前記一方の可
動受台と同じ状態でその上面に他のテープを吸着、保持
している他方の可動受台を前記固定受台と合致させるた
め前記各可動受台の移動を行うことにより、前記一方の
テープ後端部に前記他方のテープ先端部を突合せ、該突
合せ個所及びその近傍の上面に接合テープを貼着するこ
とを特長とするテープ突合せ接合方法及びその方法を実
施するための装置によって達成される。
以下、添付した第2図〜第10図に基づき、本発明方法
及び装置の一実施態様について詳述する。
なお、この実施態様は、突合せ接合すべきテープを厚さ
20仏の、幅12.65肌のフィルムを支持体として成
る磁気テープT,と厚さ40ム肌、幅12.65肌のり
ーダー・テープT2とする。
第2図は本発明方法を実施するための装置の主要部を示
す斜視図であり、原反磁気テープロール(図示せず)か
ら連続して繰り出された磁気テープT,は、支持パネル
10の前面に取付けた支軸によって回転自在に支持され
た第1のガイドローラー12により、左下方から立上げ
られた後、前記支持パネル10の前面に取付けた支軸1
5を中心にアクチュェーター16によって揺動駆動され
る扇形の揺動支持板11前面に回転自在に取付けられた
ところの第1の可動ローラー13と、前記支持パネル1
0の前面に取付けた支軸によって回転自在に支持された
第3のガイドローラー18との間を略水平に走行し、し
かる後、右下方に走行案内されて巻取部の巻芯上(何れ
も図示せず)に巻取られる。
なお、前記第1の可動ローラー13と第3のガイドロー
ラー18間には、前記磁気テープT,の水平走行パスに
沿って第1の可動受台14と固定受台17が直列に配設
され、それら各受台14,17の上面は略水平に走行し
ている前記磁気テープT,の下面に対し接触することな
く可能な限り近接させ、更にその上面は前記磁気テープ
T,と同等もしくは僅かに狭くした幅を有した長方形の
平坦面に前記磁気テープT,を吸着、保持するための吸
引孔21が多数透設されている。
又、前記第1の可動受台14と固定受台17は全体的に
略長方体のブロックから成り、前記第1の可動受台14
はその左端面を前記第1の可動ローラー13に近接し、
その右端面を後述するテープ切断ナイフ35が横断可能
な間隙Cをおいて前記固定受台17の左端面に近接、対
向するように前記揺動支持板11の前面に取付けられて
いる。
前述した如く、巻芯に連続して巻取られていた磁気テー
プT,が規定長さまで巻取られると、前記者取動作が一
旦停止する。前記巻取動作が停止すると、前記第1のガ
イドローラー12と第3のガイドローラー18の各外周
面近傍に配設された第1及び第3のテープ押圧子19,
20が、夫々、アクチュェーター22,23によって、
前記ガイド・ローラー12,18に押圧され、前記各ガ
イド・ローラー間に装架され停止している前記磁気テー
プT,を押圧保持させる。一方のテープ押圧子19は、
ガイド・ローラー12に対して、中心からはずれた位置
に、押圧されるよう構成されており、アクチュェータ−
22により、さらに押圧されることにより、ガイド・ロ
ーラー12にテープT,を送り込むところの回転力を付
与させ、テープT,の張力を解放させることにより、前
記第1の可動受台14と固定受台17の各上面に対する
前記磁気テープT,の接触、戦層を図り、しかる後、前
記第1の可動受台14と固定受台17の前、後面側に配
設した一対の可動ガイド板24,25を各アクチュヱー
タ−26,27により前記各受台14,17の前、後面
に向けて移動させる。なお、前記一対の可動ガイド板2
4,25は、第3図に示した如く、前記各アクチュェー
ター26,27に連結されて往復動自在な駆動麹28,
29の先端部に支持され、特に、前記各受台14,17
の前面側に設けた前記可動ガイド板24の駆動軸28は
前記固定受台17を貫通して設けられている。
前記一対の可動ガイド板24,25は、非作動時におい
ては、第3図に示した如く、前記各受台14,17の前
、後面から離れた位置にあり、そのため前記各受台14
,17上の前記磁気テープT,は図示した如くその幅方
向の位置に若干のズレが生ずることもあるが、第4図に
示した如く、前記一対の可動ガイド板24,25が前記
各受台14,17の前、後面に当接するまで近接して来
ると、テープ張力が解放された前記磁気テープT.は幅
方向への移動も容易となり、前記一対の可動ガイド板2
4,25の内側面によって少なくとも前記各受台14,
17上の前記磁気テープT,は正規の幅方向の位置に円
滑に案内される。
次に、前記第1の可動受台14と固定受台17の谷上面
近傍に配設した第1′及び第3のテープ押圧子30,3
1が揺動変位して前記各受台14,17の各上面に戦遣
された前記磁気テープT.を前記各上面に局部的である
が比較的強く押圧する。なお、前記第1′及び第3のテ
ープ押圧子30,31は前記各上面に対しその一方端及
び近傍が揺動変位可能で、その他端近傍が各アクチュェ
ーター(図示せず)と夫々連結して回転駆動されかつ前
記揺動支持板11及び支持パネル10の前面に夫々突出
する各支軸32,33に支持されている。
次に前述した一対の可動ガイド板24,25及び第1′
と第3のテープ押圧子30,31の作動によって前記各
受台14,17間において該受台14,17の各上面に
対する幅及び長手方向の位置が一応決定、維持された前
記磁気テープT,を更に前記各上面に強固に保持させる
ため、前記各受台14,17の吸引孔21を減圧下に配
すべく前記吸引孔21に蓮適する減圧径路34(第3図
)を減圧源(図示せず)と直通にする。前記各受台14
,17の各上面に吸着、保持された前記磁気テープT,
を、次に、前記支持パネル10を貫通して往復動自在に
取付けたテープ切断ナイフ35を前記間隙C及び該間隙
Cに合せて切欠いた前記一対の可動ガイド板24,25
の切欠部36,37を通し、往復動させることにより、
前記磁気テープT,を幅方向に切断する。
前記磁気テープT,の切断が終了したら、前記第1の可
動受台14上の前記磁気テープT,を前記第1′のテー
プ押圧子3川こよって押圧したまま、前記揺動支持板1
1を時計方向に揺動変位させ、第2の可動受台38と前
記固定受台17を対向させる。前記第2の可動受台38
は、前記第1の可動受台14と前記支軸15を中心に約
30〜60度の角度をもって前記揺動支持板11の前面
に取付けられている以外は、前記第1の可動受台14と
同一の構成、機能を有し、更にその上流側に配設した第
2のガイドローラー39、第2のテープ押氏子40、第
2の可動ローラー41、第2のテープ押圧子42も、前
記第1の可動受台14に関る第1のガイドローラー12
、第1のテープ押圧子19、第1の可動ローラー13、
第1′のテープ押圧子30、と夫々同一の構成、機能を
もって前記第2の可動受台38に対して取付けられてい
るので、それらの構成を詳述することは省略する。前記
第2の可動受台38の上面には、前回の突合せ接合動作
によってリーダーテープLが暁に押圧、切断、吸着、保
持されているので、前記固定受台17に対する前記第1
の可動受台14から前記第2の可動受台38への切換え
作動により、前記リーダーテープT2の先端部は前記固
定受台17上の磁気テープT,の後端部と互に重なり合
うことなく、又、幅方向にズレを生じることなく突合せ
られる。次に、前記間隙Cの上方に配設した接合テープ
繰出手段43を作動させて、一定長さの接合テープT3
を前記磁気テープT,とりーダーテープT2の突合せ部
及びその近傍の上面に押圧、貼着させる。前記接合テー
プ繰出手段43は、様顔昭51−129734号明細書
にその構成、作用効果を詳しく記したが、第5図及び第
6図に示した如く、先ず、駆動モーター44が所定の角
度だけ回転し、ギャ45,46,47、を介して粘着引
出ローラー48と吸着引出ローラー49を同一の周速度
で一定角度だけ回転させ接合テープT3を一定長さだけ
引き出す。
これにより、リール50上にロール状に巻装されていた
前記接合テープLが、前記粘着引出ローラー48の外周
に粘着し、その粘着力によって何らスリップすることな
く引き出される。 日前記粘着引出ローラー48に
既に粘着していた前記接合テープT3は剥離ブレード5
1によって感圧接着層表面が前記粘着引出ローラー48
の外周面から剥離され、前記吸着引出ローラー49に送
られる。
前記吸着引出。
ーラー49は、前記接合テープtの非感圧接着層表面を
真空室49aに蓮通する多数の吸引孔49bで軽く吸着
保持して、前記接合テープhを切断部に送り込む。なお
、前記吸着引出ローラー49は前記接合テープT3を吸
着する必要がある区間だけ負圧にしても良い。
こうすると、前記接合テープT8の吸着と剥離が更に確
実に行われる。前記吸着引出ロ−ラー49の下部から水
平に離された前記接合テープT3は、受刃52の関口部
52aを通って接合テープ吸着保持台53の下面に沿っ
て進む。前記接合テープ吸着保持台53の下面に送られ
た前記接合テープT3は前記感圧接着層表面を下にして
真空室53aに運通する吸引孔53bによって吸着、保
持される。前記駆動モーター44の回転後、前記接合テ
ープ吸着保持台53は、アクチュェータ−54によって
下降される。
そして、先ず切断刃55によって前記受刃52の関口部
52aのところから前記接合テープhを切断する。この
切断された接合テープT3は、前記接合テープ吸着保持
台53に吸着保持されたままさらに前記第2の可動受台
38と固定受台17に向けて下降する。
前記接合テープT3が前記各受台38,17に達すると
、前記接合テープT3の感圧接着層表面が前記リーダー
テープT2と磁気テープT,の上面に押し着けられ、両
テープT2,T,の突合せ接合が図れる。
前記接合テープT3による接合が終了すると、前記接合
テープ吸着保持台53の真空室53a内に空気が入り吸
着が解除されるとともに、前記アクチュェ−夕‐54の
作動によって上方に復帰する。前述した如き磁気テープ
T,とりーダーテープLの突合せ接合が終了すると、更
に、前記第2のテープ押圧子40、第2のテープ押圧子
42、第3のテープ押圧子31、第3のテープ押氏子2
0を夫々前記リーダーテープL及び磁気テープT,から
離れるように揺動変位させ、更に、前記一対の可動ガイ
ド板24,25を前記各受台38,17から分離させ、
更に前記第2の可動受台38及び固定受台17の各吸引
孔21を大気圧下に切換えて各テ”プT,,T2の吸着
を解除させて、前記磁気テープT,を介したりーダーテ
ープLの巻取りを開始させる。前記リーダーテープT2
が原反りーダーテープロール(図示せず)から規定長さ
まで繰り出されると、再度巻込動作が停止され、前記第
2のテープ押圧子40及び第3の押圧子20が作動して
前記第2及び第3のガイドローラー39,18上の前記
リーダーテープT2を押圧することにより、前記第2の
可動ローラー41と第3のガイドローラー18間に装架
されている前記リーダーテープLの張力を解放させ、し
かる後、前記一対の可動ガイド板24,25、第2′及
び第3のテープ押圧子42,31、が順次作動し、更に
前記吸引孔21が減圧化されて前記リーダーテープT2
を前記各受台38,17の上面の所定位置に吸着、保持
する。
前記各受台38,17の上面に吸着、保持された前記リ
ーダーテープT2を、次に、前記テープ切断ナイフ35
によって切断する。以後、前記第1の可動受台14の上
面に保持されている前記磁気テープT,を前記固定受台
1 7の上面に保持されている前記リーダーテープT2
に突合せ接合する場合、前記揺動支持板11を反時計方
向に揺動変位させ、前記第1の可動受台14と固定受台
17を対向させた後、前述したステップに従って各部材
を作動させれば良い。
なお、第7図及び第8図に示した如く、前記一対の可動
ガイド板24,26の各内側面に夫々スプリング54,
55による比較的軽微な力で、前記第1又は、第2の可
動受台14,38及び、固定受台17の前後面に向けて
、付勢される補助ガイド板58,59を付加することに
より、前記各受台との密着がよくなり、幅方向の位置決
め精度をさらに高くすることができる。
更に、前記各テープT,,T2の突合せ接合において、
重ね接合の発生を完全に避けるため、テープの長手方向
の突合せギャップの発生が一定の範囲内で許容される場
合、あるいは前記ギャップを積極的に設ける場合、第9
図及び第10図に示した如く、前記第1及び第2の可動
受台14,38の谷上面における前記第1′及び第2の
テープ押圧子30,42の先端押圧個所と前記間隙Cと
の間にテープ切断方向と平行する横溝60を刻設するこ
とにより、前述したテープ吸着の過程で、前記機構58
上に架橋するテープTの一部が前記横溝60‘こ蓮適す
る前記吸引孔21の負圧によって前記横溝60内に引き
込まれ、前記第1′又は第2のテープ押圧子30,42
と第3のテープ押圧子31間の前記テープTに張力が与
えられる。
次に、テープ切断過程で前述したテープ張力による応力
が解放され、切断された各テープTが弾性変形分収縮す
ることにより、互に引き離され所望のギャップgが得ら
れる。
なお、前記横溝60の負圧により与えられた前記テープ
Tの張力は、前記横溝60の寸法例えば溝幅や溝深さ、
更に溝数を変更することにより適宜調整できるが、前記
テープTの切断、引き離しに伴う該テープTの摺動を円
滑化するため、前記横溝60の断面形状を半円形にする
ことが好ましい。
又、前述した磁気テープT,とIJーダーテープQの突
合せ接合に関る各部材の作動は、各検出回路及び制御回
路(何れも図示せず)によって自動的になされるので、
前述した突合せ接合に要する時間は極めて短く(通常、
秒間程度)て済む。
以上、詳述した本発明方法及び装置は、次に掲る如き新
規な効果を奏するものである。
1 本発明によれば、前記第1及び第2の可動受台14
,38と前記固定受台17の各上面には従来装置の如き
固定したガイド溝を設けないため、前記テープT,,T
2は比較的自由に走行でき、有害な折れ、シワ、等の発
生が回避できる。
2 一方、本発明は、同一レベルで合致した前記第1又
は第2の可動受台14,38と固定受台17の各テープ
エッジ側の外面にその内面が当接可能なように前記一対
の可動ガイド板24,25あるいは補助ガイド板58,
59を配設したので、同一レベルで合致した前記各受台
14又は38と17の各上面に載層された前記テープT
,又はT2を安定かつ確実に前記各上面に対するテープ
位置決めを行うことが可能になった。
3 又、本発明は、前記突合せのギャップgを積極的に
かつ一定の範囲内に設定する場合、前記第1及び第2の
可動受台14,38の各上面に前記テープを吸着可能な
前記横溝60を刻設したので、前記横溝60の寸法、形
状、個数を適宜選択することにより、所望のギャップg
を得ることが可能になった。
なお、本発明方法及び装置は前述した実施態様における
磁気テープT,とりーダーテープT2の突合せ接合に限
定されることなく、磁気テープ自体の長尺化、写真フィ
ルム、その他のテープに関する突合せ接合に関しても適
用し得ることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテープ突合せ接合装置の斜視図、第2図
は本発明装置の斜視図、第3図は可動ガイド板の非動作
時のテープの状態を示す断面図、第4図は可動ガイド板
の動作時のテープの状態を示す断面図、第5図は接合テ
ープ線出装置の動作を示す断面図、第6図は接合テープ
線出装置の駆動機構を示す断面図、第7図、第8図は第
3図、第4図の可動ガイド板を更に改良した可動ガイド
板を示す断面図÷第9図は半円横溝を設けた可動受台上
のテープの挙動を示す説明図、第10図はテープ切断後
のテープの状態を示す説明図、1・・・・・・固定受台
、2・・・・・・揺動支持板支軸、3・・・・・・揺動
支持板、4・・・・・・第1可動受台、5・・・・・・
第2可動受台、6・・・・・・テープ切断ナイフ、10
・・・・・・支持パネル、11・・・・・・揺動支持板
、12・・・・・・第1ガイドローフー、13・・・・
・・第1可動ローフー、14・・・・・・第1可動受台
、15・・・・・・揺動支持板支軸、I7・・・・・・
固定受台、18・・・・・・第3ガイドローフー、19
・・・・・・第1テープ押圧子、20・・・・・・第3
テープ押圧子、21・・・・・・吸着保持用吸引孔、2
4,25・・・・・・可動ガイド板、30・・・・・・
第1′テープ押圧子、31・・…・第3テープ押圧子、
35・・・・・・テープ切断ナイフ、38・・・・・・
第2可動受台、39・・・・・・第2ガイドローフー、
40・・・・・・第2テープ押圧子、41・・・・・・
第2可動ローフー、42・・・・・・第2テープ押圧子
、43・・・・・・接合テープ操出し装置、44・・・
・・・駆動モーター、45,46,47……ギャ、48
……粘着引出ローフー、49…・・・吸着引出ローフー
、50・・・・・・リール、51・・・・・・剥離ブレ
ード、52・・・・・・受刃、53・・・・・・保持台
、55・・・…切断刃、56,57…・・・スプリング
、58,59…・・・補助ガイド板、60……半円横溝
、T,……磁気テープ、T2……リーダーテープ、T3
……接合テーフ〇。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方のテープを幅方向に切断した後、他方のテープ
    を前記一方のテープに突合せ接合する方法であつて、各
    上面を同一レベルに合致せしめた一方の可動受台と固定
    受台の上方を走行する一方のテープを停止させ、前記一
    方のテープの内前記各受台上に装架されている前記一方
    のテープのみの張力を解放させて前記各受台上面に前記
    一方のテープを載置した後、載置された前記一方のテー
    プを一対の可動ガイド手段によりテープ両エツジを挾み
    込むように幅方向に押圧して前記一方のテープの前記各
    受台の上面に対する位置決めを行い、前記一方のテープ
    を前記各受台の上面に吸着、保持しつつ該一方のテープ
    を幅方向に切断し、しかる後、前記一方の可動受台と同
    じ状態でその上面に他のテープを吸着、保持している他
    方の可動受台を前記固定受台と合致させるため、前記各
    可動受台の移動を行うことにより、前記一方のテープ後
    端部に前記他方のテープ先端部を突合せ、該突合せ個所
    及びその近傍の上面に接合テープを貼着することを特徴
    とするテープ突合せ接合方法。 2 一方のテープを幅方向に切断した後、他方のテープ
    を前記一方のテープに突合せ接合する方法であつて、各
    上面を同一レベルに合致せしめた一方の可動受台と固定
    受台の上方を走行する一方のテープを停止させ、前記一
    方のテープの内前記各受台上に装架されている前記一方
    のテープのみの張力を解放させて前記各受台上面に前記
    一方のテープを載置した後、載置された前記一方のテー
    プを一対の可動ガイド手段によりテープ両エツジを挾み
    込むように幅方向に押圧して前記一方のテープの前記各
    受台の上面に対する位置決めを行い、前記一方のテープ
    を前記各受台の上面に吸着、保持しつつ該一方のテープ
    を幅方向に切断し、しかる後、前記一方の可動受台と同
    じ状態でその上面に他のテープを吸着、保持している他
    方の可動受台を前記固定受台と合致させるため、前記各
    可動受台の移動を行うことにより、前記一方のテープ後
    端部に前記他方のテープ先端部を突合せ、該突合せ個所
    及びその近傍の上面に接合テープを貼着することを特徴
    とするテープ突合せ接合方法を実施するための装置であ
    つて、テープと同等の幅を有した長方形の上面にテープ
    吸着用の吸引孔を多数透設して成る固定受台、夫々テー
    プと同等もしくはそれ以下の幅を有した長方形の上面に
    テープ吸着用の吸引孔を多数透設して成りかつ揺動自在
    な支持板に取付けられた第1及び第2の可動受台、前記
    支持板の揺動により前記固定受台と同一レベルに合致し
    た前記第1及び第2の可動受台と前記固定受台の各テー
    プエツジ側の外面にその内面が当接可能なように配設し
    た一対の可動ガイド手段、を具備して成り、前記一対の
    可動ガイド手段が同一レベルに合致した前記第1又は第
    2の可動受台と前記固定受台の各上面に載置された前記
    テープのエツジを幅方向に押圧して、前記各受台の上面
    に対する前記テープの位置決めが精度良く行われること
    を特徴とするテープ突合せ接合装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載した装置において、前
    記第1及び第2の可動受台が前記テープを吸着するため
    の吸引孔を多数設けた上面に半円形の断面形状を成す横
    溝を有して成り、前記横溝に通ずる前記吸引孔の減圧に
    より、前記横溝内に前記テープの一部を吸引して、該テ
    ープに積極的に張力を付与せしめることを特徴とするテ
    ープ突合せ接合装置。
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