JPS6011572A - 密閉された中空製品内に発生した加工屑の粘着固定方法 - Google Patents

密閉された中空製品内に発生した加工屑の粘着固定方法

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JPS6011572A
JPS6011572A JP58118574A JP11857483A JPS6011572A JP S6011572 A JPS6011572 A JP S6011572A JP 58118574 A JP58118574 A JP 58118574A JP 11857483 A JP11857483 A JP 11857483A JP S6011572 A JPS6011572 A JP S6011572A
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JP
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welding
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Tatsu Hasegawa
達 長谷川
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  • Steering Controls (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は密閉された中空製品内に発生した加工屑を固定
せしめる方法に関する。
従来、密閉された中空製品内に、加工工程上、発生した
加工屑の除去は困難で、その4’>放置しているケース
が多かった。それらの例を自動車部品にとる。自動車の
丸ハンドルは、一般に、ある長さの丸パイプを丸め、そ
の両端を突き合わせて溶接し、丸型形状を成形する。そ
の突き合わせ溶接において、その溶接加工は当然外部か
ら力されるが、その丸パイプの内部には、」二記溶接の
際、溶接屑(スパッター)が飛び散る。
それらを外部に取り出すことは困難である(第1図)。
従って、これら丸ハンドルの内部には、溶接屑の内蔵さ
れたまメ、製品として販売される。
当然、ハンドルを回わす時、そのハンドル内では溶接屑
が重力によって移動し、ガラガラと雑音を発生する。こ
れは、快適なるべきドライブにおいて不快感を与えるこ
とは云うまでも々い。
以上は、自動車の丸ハンドルを例にとったものであるが
、その他、金属製丸パイプの曲げ加工製品、例えば自動
車のシートフレーム、自転車フレーム、事務用椅子、食
事運搬用押し車、照明器具等数多くある。また、上記の
ように丸パイプ加工以外即ち角パイプ加工製品、板金溶
接組立を製品、更にプラスチック中空成型製品等におい
ても溶接屑及び切屑、穴明加工屑等が、それらの製品の
内部に温存されている場合が多い。
本発明の要旨は、中空体状の製品上の密閉されるべき開
口部の密閉される直前に、該開口部よりノズルを差し込
んで粘着性ホットメルトを該中空体の内側に吐出吐着し
、しかる後、上記密閉のだめの溶接加工の際発生した溶
接屑又は、密閉後、穴明は加工等により発生した切削屑
を、上記吐着した粘着性ホットメルト上に接触、粘着、
そして固定せしめる方法である。
本発明による溶接屑の粘着固定方法の一例を、自動車用
丸ハンドルの製作工程に例をとって説明する。第2図な
いし第5図を参照されたい。
自動車用の丸ハンドルの製作の一般方法の概要は、先づ
直線状の丸パイプをある必要な長さに切り、それを円形
に丸め、そのパイプの両端を突き合わせて溶接し、元型
ハンドルを得るのである。その溶接直前、即ち、丸形状
の固定される前のフリーの状態において、第2図に見ら
れるように、パイプの両端の何れか一方の開口部2Eよ
り、ホットメルト用ノズル4を挿入し、公知のホットメ
ルトアプリケータ6により加熱溶融、かつ加圧されたホ
ットメルトが耐熱耐圧性ホース5を通って吐出器乙に達
し、該吐出器内に内蔵されたバッグの開閉によって、粘
着性ホットメルトを、上記ノズルより吐出(HM)する
のである(第1工程)0該吐出位置は、特に限定されな
いが、開口部付近にて、核部の溶接により影響を受け難
い場所、また、溶接後、ハンドルの姿勢と運動と、内部
の溶接屑の重力による関係位置とを勘案して、臨機応変
に決められるものとする。また、粘着性ホットメルトの
吐出量も、ハンドルの姿勢と運動と、また、その中空状
体の形状によって適宜選択されるものとする。
上記のようにして、粘着性ホットメルトの、ハンドルの
内側の適切な位置に、適切量吐出吐着された後、始めて
該ハンドルの両端は突き合わされて、溶接固定される(
第2工程)。この溶接後は、第6図にも見られるように
、接合溶接箇所2Wより、必要なる距離% N 11 
離れて、上記溶接時における熱の影響を受けることなく
、粘着性を維持した粘着性ホソトメル)T(Mが健在し
ている。と同時に、」二記溶接作業中発生した溶液層S
も、ハンドル2の内部に散在している0 次に、同図にては、上記粘着性ホットメルトが、ハンド
ル2の内面の外側上に吐着(HM)されているので、該
ハンドルを立て、゛D′方向に適度の速度にて回転する
と、第4図に示すように、該ハンドル内に散在していた
溶液層S1は、重力により落下し、また若干の遠心力も
手伝って、ハンドルの内部外側面に沿って下方に移動1
7(N2)、そして、ついに、上記の予め接着されてい
た粘着性ホットメル)HM上に達し、接触し、そして粘
着する。このようにして、すべての溶液層S+ 、N2
 、Ss・・・は、粘着性ホットメルト上に粘着し、自
由を奪われ、固定されるの選択は、主として爾後の粘着
工程のタイムプログラムによって選ばれるが、溶液層や
切削屑の粒度、重さ、数及び粘着性ホットメルトのコス
ト等によっても左右されるので一部には云えない。
上記は、自動車用の金属製丸ハンドルの例を挙げたが、
他の例、例えば丸パイプの曲げ加工製品である自動車用
の異形のシートフレーム、その他事務用椅子など多くの
場合には、穴明加工が必須条件であり、当然切削加工に
よる切削金屑が、パイプ内に封入されている。このよう
に異形のパイプ加工製品に対しても、該加工製品の運動
の仕方の簡単な工夫によって、加工屑を粘着性ホットメ
ルト上に粘着固定せしめることは容易に可能である。
まだ、プラスチック製の中空形状体においては、その開
口部の閉鎖時において溶液層の発生などの懸念はないが
、穴明は加工等による加工屑の発生は少からず多い。よ
って、該加工屑の固定に対して、本発明は有効である。
以上、使用した粘着体は粘着性ホットメルトとしたが、
他に、粘着性発泡型ホットメルトの使用も可能である。
発泡型ホットメルトは、最近公知となったもの(特許公
開昭56−17645)であるが、その概要を次に述べ
る。
発泡型ホットメルトとは、無加硫のゴム系、飽和ポリエ
ステル系、ポリアミド系、ポリオレフィン系及びポリオ
レフィン系の共重合体又はそれらの変成体であって、こ
れら熱溶融性接着剤の中に、空気若しくはN2.CO2
等の気体を無数の独立気泡として混入せしめたもので、
必然的にそれらの体積は15倍乃至5倍位までに膨張さ
れたものである。なお、これらの特性としては、本来の
粘接着性を維持することは勿論、比重の減少化に伴う原
料接着剤としての削減、アプリケータ内の高圧下に於け
る見掛は粘度の低下、吐布后に於ける流動性(チクソ凸
フック性)の減少、圧着による接着層の薄層化とその接
着面積の拡大化、それに伴うセットタイムの短縮化、多
孔質面や粗大面に対する接着性の向上、更に、表面の急
冷却に因る低温アプリケーションの拡大、弾性のアップ
、シール性の向上、その他作業上に於けるオープンタイ
ムの延長、総括的コストの低減等、接着加工上、多くの
利点を有しているものである。
粘着性の上記発泡型ホットメルトの使用によって、より
低コストに、本発明をより広範囲に応用することが可能
となる。
以上の如く、本発明の方法によれば、密閉されるべき中
空状体の開口部よシ粘着性ホットメルト又は発泡型ホッ
トメルトを、該中空状体内の一部に吐布することによっ
て、該中空状体内に散在する多数の加工屑を集着固定し
、該中空状製品の運動時に発生する雑音を抑止するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の方法による自動車用丸ハンドルの両端未
溶接合によってその内部に溶液層の残存している状況説
明図 第2図は本発明による方法による第1工程 第6
図は同上第2工程 第4図は同上第6エ程 第5図は本
発明の方法により自動車用丸ハンドル内の溶接屑が固定
された状況図 主要な符号 1.2・・・自動車用丸ハンドル IW、2W・・・溶
接部 2E、2E、・・・丸ハンドルの両端末3・・・
ホットメルト用ガン 4・・・ポットメルト用ノスル 
5・・・ホットメルト圧送ホース6・・・ホントメルト
アプリケータ HM・・・ポットメルト S・・・溶液
層 特許出願人 ノードソン株式会社 第3図 2 第6図 第4図 563

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一部の開口されている中空体状の金属製粗材を閉鎖
    する溶接工程において、該溶接工程の直前に、上記開口
    部2Eより粘着性ホットメルト用吐出ノズル4を挿入、
    上記中空体内の適切なる位置に、適切量の粘着性ホット
    メルトを吐出吐着(HM)L、該吐出ノズルを抜きとっ
    た後、上記開口部を溶接閉鎖し、該溶接加工時に、上記
    中空製品の内部に発生した溶液層Sを、上記中空製品を
    外部より動かすことによって重力的にその中空内側を移
    動せしめ、それによって上記溶液層Sを上記吐出吐着さ
    れた粘着性ホットメルト上に接触せしめ、よって粘着固
    定せしめることを特徴とする密閉された中空製品内に発
    生した加工屑の粘着固定方法。 2)一部の開口されている中空体状粗材の閉鎖後の該粗
    材に対する切削加工工程において、該閉鎖加工工程の直
    前に、上記開口部より粘着性ホントメルト閉吐出ノズル
    を挿入、上記中空体内側の適切なる位置に、適切量の粘
    着性ホットメルトを吐出吐着し、上記吐出ノズルを抜き
    とった後、上記開口部を閉鎖加工し、しかる後、まだ上
    記中空体状の粗材に対し、該粗材の内部に達する切削加
    工を行ない、該切削加工時に、上記中空体の内部に発生
    した加工屑を上記中空体を外部より動かすことによって
    、重力的に中空体内側を移動せしめ、それによって上記
    加工屑を上記吐出吐着された粘着性ホットメルト上に接
    触せしめ、よって粘着固定せしめることを特徴とする密
    閉された中空体内に発生した加工屑の粘着固定方法。 3)特許請求の範囲第1)項及び第2)項記載の「粘着
    性ホットメルト」が「粘着性発泡型ホットメルト」であ
    るもの。 4)特許請求の範囲第1)項記載の1一部の開ロされて
    いる中空体状の粗材」が「突き合わせ溶接前の自動車用
    丸ハンドルの粗材又は自動車用シートフレーム」である
    もの0 5)特許請求の範囲第2)項記載の「粗材」は「金属製
    又はプラスチック製」であるもの。 6)特許請求の範囲第2)項記載の「粗材」が「金属製
    のチェアフレーム又はプラスチック製の玩具のボディ」
    であるもの。 7)特許請求の範囲第2)項記載の「切削加工」が「穴
    明は加工」であるもの。
JP58118574A 1983-06-30 1983-06-30 密閉された中空製品内に発生した加工屑の粘着固定方法 Granted JPS6011572A (ja)

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JPS63159177A (ja) * 1986-12-23 1988-07-02 Nippon Plast Co Ltd ハンドル用リング芯金の製造方法
KR20180058778A (ko) * 2015-09-24 2018-06-01 폭스바겐 악티엔 게젤샤프트 차량을 위한 피복된 스티어링 휠을 제조하기 위한 방법, 및 상기 방법에 의해서 제조될 수 있는 스티어링 휠

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