JPS6011230Y2 - サイデイングボード - Google Patents

サイデイングボード

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Publication number
JPS6011230Y2
JPS6011230Y2 JP14350980U JP14350980U JPS6011230Y2 JP S6011230 Y2 JPS6011230 Y2 JP S6011230Y2 JP 14350980 U JP14350980 U JP 14350980U JP 14350980 U JP14350980 U JP 14350980U JP S6011230 Y2 JPS6011230 Y2 JP S6011230Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back surface
aluminum foil
base material
foam
adhesive
Prior art date
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Expired
Application number
JP14350980U
Other languages
English (en)
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JPS5766137U (ja
Inventor
寿衛 小関
Original Assignee
株式会社アイジー技術研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アイジー技術研究所 filed Critical 株式会社アイジー技術研究所
Priority to JP14350980U priority Critical patent/JPS6011230Y2/ja
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  • Building Environments (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外装材、屋根材および内装材として有用な耐熱
、断熱性を発揮するサイディングボード(以下、単にボ
ードという)に関する。
特にボードは基板に凹凸模様を施すと共に、その模様の
一部背面を空隙となし、輻射機能を効果的にすると共に
、通常わよび高温下における断熱性を向上せしめたサイ
ディングボードに係る。
以下に図面を用いて本考案に係るボードの一実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図はボードを示す斜視図であり、1は基材で金属平
板2とアルミニウム箔3を接着剤4を介して一体に形成
し、凸部に応じた僅少な空隙5を有する外形が方形、ま
たは長方形状の複合構造体である。
さらに説明すると、金属平板2は第2図a、 b、 c
に示すようにエンボス加工、プレス加工等により深さH
が0.3〜2.07IrIn1断面が凹凸2a、2bで
、しかもその頂面2cが平坦面となるように全面に形成
する。
なお、凹凸部2a、2bの模様、分布状態はランダムで
ある。
また、アルミニウム箔3は厚さが30〜100ミクロン
で、前記金属平板2の背面(裏面)に接着剤4を介して
第2図a ” cに示すように張設、一体に貼着する。
すなわち、a ”−c図は凹凸断面に加工された金属平
板2の背面の全面に接着剤4の薄層が介在するようにし
てアルミニウム箔3を接着した場合であり、b図は凹部
2aの背面の平坦部にのみ接着剤4を介在させ、一体化
した場合である。
前者a、cの具体例としてはアルミニウム箔3にポリエ
チレンフィルムをラミネートしたシート状物を金属平板
の背面に敷設し、その後に熱融着により一体化する場合
である。
また、後者すの具体例は単に凹部2aの背面に接着剤4
を塗布し、その上にアルミニウム箔3を敷設し、これを
ローラでならして一体化する場合である。
さらに空隙5は表面からみた際の凸部背面とアルミニウ
ム箔3の背面によって形成される密封構造の僅少な空隙
である。
この空隙5は断熱性、遮音性、吸音性および輻射熱の効
果的な作用に有効なものである。
なお、空隙5が存在すると光路長、振動数に直接影響す
るためであると思われる。
6,7は側壁、8は雄型連結部で差込縁9と舌片10と
からなり、11は雌型連結部で差込溝12とその下縁1
3を外側方へ延長した延長部14と舌片15と必要によ
り設けた突条16とからなる。
17は合成樹脂発泡体(以下、単にフオームという)で
高温下で炭化物となるポリイソシアヌレートフオーム、
フェノールフオーム等である。
なお、上記フオームの形成は、■成形体を接着剤により
一体化する法、■原料を供給して反応−発泡−硬化(見
掛上)させ、その際の自己接着性により一体化する法の
2種があるが、後者がより好ましい。
18は防水シートで例えば、合成樹脂フィルム、金属箔
およびアスベスト紙、クラフト紙、石膏紙、不織布に防
水処理を施したシート等である。
なお、上記シートは2種以上をラミネートすることもで
きる。
次に実施例につき説明する。
いま第3図aに示す断面にボードを形成すると、基材1
の素材としての金属平板2は0.27m+sのカラー鉄
板、凹凸部の比率は1:1、深さ0.5閑、アルミニウ
ム箔3の厚さは0.1rrrm、接着剤4はポリエチレ
ンシート(厚さ50ミクロン)を用い、第2図aに示す
断面に形成した構造にする。
フオーム17はポリイソシアヌレートフオーム(カサ比
重0.13mm)、防水シート18はアルミニウム箔が
0.1771771でこれにアスベスト紙0.1mmを
一体にラミネートしたシートをアルミニウム箔面を基材
面に向けて一体に形成する。
なお、ボードの大きさは、第3図aに示すようにHo
” 25mm、 Ht = 15咽、H2= 8 rr
rm、 H3= 7 NIt、 Lo = 32rrr
m、L、 = 20斜、L2=18mmとする。
そこで、上記ボードを壁体に作り、JIS−A−130
1(屋外防火2級、加熱時間30分、最高温度840℃
)の試験を行なった。
その結果、最高温度は加熱後15分で225℃になった
個所が−ケ所、他は200°C以下であった。
また、変形、脱落、破壊は認められなかった。
さらに、裏面の発炎、残炎、残じん、着火、有害な発煙
がなかった。
それ故昭和3稗度建設省告示第2545号の第2に規定
する防火構造の防火性能試験に合格したことになる。
これに対し、比較例として、基材1を単なるエンボス金
属板として上記と同一の試験を行なった。
その結果は裏面温度が一点のみ280℃、それに発煙が
急激に増加し、煙が充満した。
そのためこのボードは不合格になった。
これは基材1の構造が熱輻射に大きく寄与し、裏面温度
を約40〜60℃低下させると共に、フオーム17に対
する熱の通過が熱輻射によって均一になり、加熱ムラに
よる急激な発煙増加を阻止できたためと思われる。
以上説明したのは本考案の一実施例にすぎず、フオーム
17中に周知の熱輻射物を平均に分布することもできる
また防水、シート18には、防カビ剤、例えば金属石け
ん、フェニル酢酸、水銀、フェノール系化合物、アニリ
ン誘導体、ベンツイミダゾール誘導体、硫黄化合物、サ
ニシルアニライド等を塗布することもできる。
また、第3図aに示すように、フオーム17を形成する
こともできる。
さらに第3図すに示すようにアルミニウム箔3を金属平
板の全面でなく、図の部分にだけ設けることもできる。
さらに図示しないが、基材1は単なる素材、所謂複合構
造金属板として使用することもできる。
上述したように本考案に係るボードによれば、■高熱を
有効な熱輻射構造とすることにより本来加熱温度を約3
0〜60′C低くできる特徴がある。
@熱輻射によりフオームに対する熱伝導を均質にし、発
煙少なく、かつ加熱ムラによる亀裂、収縮ズレを大きく
抑制、特に亀裂の発生を皆無にすることができる特徴が
ある。
0遮音、吸音が空隙5の形成と異質物の積層構造により
、大幅に改善された特徴がある。
○フオーム17の原料が金属平板2に悪影響を与えない
ようにした特徴がある。
■フオーム供給面が平滑、平坦なためフオーム原料の分
散延展が容易で、安価に、かつ高能率に生産できる特徴
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサイディングボードの一実施例を
示す斜視図、第2図a〜Cは上記ボードの基材の一部を
拡大して示す説明図、第3図a。 Cはその他の実施例を示す説明図である。 1・・・・・・基材、2・・・・・・金属平板、3・・
・・・・アルミニウム箔、4・・・・・・接着剤、5・
・・・・・空隙、17・・・・・・合成樹脂発泡体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属平板に対し深さ0.3〜2.−で頂面を平坦に形成
    したランダムな凹凸模様を施すと共に、該金属平板の背
    面に厚さ30〜100ミクロンのアルミニウム箔で全面
    に張設し、かつ少なくとも凹部の背面に設けた接着剤を
    介して一体に形成し、凸部背面とアルミニウム箔間に空
    隙を設けた長方形または方形状の基材の両側縁を下方に
    折り曲げ、その一端縁を外側方へ突出せしめた差込縁か
    らなる雄型連結部を形成し、他端縁を内方に屈曲すると
    共に、外側方へ突出して形成した差込溝と該差込溝の下
    縁を外側方へ延長突出した延長部からなる雌型連結部と
    、前記基材の背面に高温下で炭化物となる合成樹脂発泡
    体を一体に形成し、該発泡体の背面を防水シートで被覆
    したことを特徴とするサイディングボード。
JP14350980U 1980-10-07 1980-10-07 サイデイングボード Expired JPS6011230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14350980U JPS6011230Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07 サイデイングボード

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JP14350980U JPS6011230Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07 サイデイングボード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5766137U JPS5766137U (ja) 1982-04-20
JPS6011230Y2 true JPS6011230Y2 (ja) 1985-04-15

Family

ID=29503252

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JP14350980U Expired JPS6011230Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07 サイデイングボード

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087946U (ja) * 1983-11-22 1985-06-17 株式会社アイジー技術研究所 防火パネル
JP6284326B2 (ja) * 2013-09-27 2018-02-28 アイジー工業株式会社 外装材
JP6327876B2 (ja) * 2014-02-13 2018-05-23 アイジー工業株式会社 外装材
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JP6327885B2 (ja) * 2014-02-28 2018-05-23 アイジー工業株式会社 外装材
JP6401916B2 (ja) * 2014-03-03 2018-10-10 アイジー工業株式会社 外装材の連結構造
JP6401918B2 (ja) * 2014-03-07 2018-10-10 アイジー工業株式会社 外装施工方法

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JPS5766137U (ja) 1982-04-20

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