JPS599192Y2 - ヒ−トパイプパネル - Google Patents

ヒ−トパイプパネル

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Publication number
JPS599192Y2
JPS599192Y2 JP4655181U JP4655181U JPS599192Y2 JP S599192 Y2 JPS599192 Y2 JP S599192Y2 JP 4655181 U JP4655181 U JP 4655181U JP 4655181 U JP4655181 U JP 4655181U JP S599192 Y2 JPS599192 Y2 JP S599192Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat pipe
panel
heat
pipe panel
flat
Prior art date
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Expired
Application number
JP4655181U
Other languages
English (en)
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JPS56149289U (ja
Inventor
光庸 渡辺
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Publication date
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Priority to JP4655181U priority Critical patent/JPS599192Y2/ja
Publication of JPS56149289U publication Critical patent/JPS56149289U/ja
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Publication of JPS599192Y2 publication Critical patent/JPS599192Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軽量にして熱伝導性に富むヒートパイプパネル
に関するものである。
従来のこの種パネルには板材の中にヒートパイプを埋め
込む形式のものか、或1はパネルそのものをヒートパイ
プにする形式のものであった。
前者は第1図に示すように、2枚の板材1,1の間に適
当数の円柱ヒートパイプ2を、接着剤3を用いて接合せ
しめたものである。
しかし、板材1は一般に重量が大きく、全体としても重
量が大となる欠点があった。
その上、接着剤3は金属に比して熱伝導率が1桁ないし
2桁程度小さいため、板材1とヒートパイプ2との間に
少なからぬ温度差が生じ、そのため熱抵抗ロスが大きい
という欠点があった。
また、後者は第2図に示すように、板材4を折り曲げ、
予めスペーサ5を発熱機器取り付け予定部に取り付けて
から板材4の縁をロウ付けし、作動流体6を封入したも
のである。
しかし、中空状の板材4を一体構造で作ることは出来な
いため、接合部が多く存在し、その部分からの作動体6
のリークが問題となり、強度的にも弱く、その上、発熱
機器は必ずスペーサ5の位置に取り付けなければならな
いため、発熱機器の位置変更の自由度が極めて小さくな
る欠点があった。
本考案は、このような従来の欠点を除去したもので、ヒ
ートパイプ部と発熱体取り付け部を金属で一体化し、熱
的ロスを小さく、かつ発熱体取り付け自由度が大きく、
軽量で比較的高剛性としたもので、その目的とするとこ
ろは、熱的,重量的に制約の多い分野でのヒートパイプ
パネルを提供することにある。
以下本考案の一実施例を図面により詳細に説明する。
第3図A,B,C,Dはそれぞれ本考案ヒートパイプパ
ネルを構戊するための部材7であって、何れも筒状部8
と平板フイン9,9′が引き抜き加工により一体戊形さ
れている。
その中A図に示す部材7aは筒状部8が円筒で、平板フ
イン9,9′が180゜に配設されたもの、B図に示す
部材7bは筒状部8が半円筒で平板フイン9,9′が1
80゜に配設されたもの、C図に示す部材7Cは筒状部
8が円筒で、平板フイン9,9′を所望の角度にしたも
の、D図に示す部材7dは同じく筒状部8が半円筒で、
平板フイン9,9′を所望の角度にした実施例である。
本考案ヒートパイプパネルは、このようにして構或され
た部材7を2個以上用い、その平板フイン9,9′を適
当に折り曲げ、又は切断して立体的に組合せ、所望の大
きさのパネルに構威したものである。
第4図は本考案ヒートパイプパネルの一実施例を示す断
面図で、筒状部8が円筒の部材7a,7cを基本要素と
し、線Aから線Bまでを1サイクルとして全体を箱型に
構或し、部材7a,7cの筒状部8にはウイック10及
び作導流体11を封入し、ヒートパイプ構造をなすよう
にする。
図中、太線で示す接合部12は接着剤,リベット,スポ
ット溶接等により接合する。
なお発熱機器13はヒー1・パイプ部と一体構造となっ
た平板フイン9におがれるため熱ロスが小さく、ヒート
パイプ構造をなすために必要なロウ付け部は通常のヒー
トパイプと同様端部に限定され、リークの可能性も小さ
い。
また軽量ながらも箱型を構或しているため曲げに強く、
圧縮にも強いものとなる。
第5図は本考案ヒートパイプパネルの他の実施例を示す
断面図で、筒状部8が半円筒の部材7b,7dを基本要
素とし、第4図と同様全体を箱型に構威したものである
が、機器取り付け部の制約を改善したもので、全体がフ
ラットになるように構戊したものである。
上記実施例では筒状部8を半円筒とし、平板フイン9,
9′を該半円簡の平面部両側に延設せしめたが、筒状部
を第4図に示した実施例と同様真円筒状とし、該真円筒
状部の側面に接するように平板フィンを配設した基本要
素を該円筒状部が箱型パネルの内側面に位置するように
箱型に組上げて形或したフラットパネルも本考案に含ま
れる。
第6図は本考案ヒートパイプパネルを放熱板と兼用した
応用例で、中間部14では余分な平板部材が切り取られ
ており、一方を発熱機器取り付け板15、他方を放熱板
16としたものである。
このようにすると発熱機器取り付け板15に取り付けら
れた機器13が作動し、発熱するとその平板部を介して
ヒートパイプ部に熱が流入し、放熱板16側に流出され
る。
なお、ヒートパイプが熱伝導性について非常に優れてい
ることは周知であり、放熱板と発熱部の温度差を小さな
ものとすることが可能であり、その上、放熱板16を温
度制御することにより機器13も温度制御が可能である
以上説明したように、本考案ヒートパイプパネルは軽量
で、比較的剛性が高いため、衛星搭載用等重量的,強度
的制約の厳しい分野で利用でき、しがも機器取り付け位
置の自由度が大きいため機器取り付け位置の変更も比較
的容易に行いうる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヒートパイプ埋め込み型ヒートパイプパ
ネルの斜視図、第2図は同じくパネルそのものをヒート
パイプにしたヒートパイプパネルの一部切欠斜視図、第
3図A,B,C,Dはそれぞれ本考案ヒートパイプパネ
ルを構或する部材の実施例を示す斜視図、第4図、第5
図は本考案ヒートパイプパネルのそれぞれの実施例を示
す断面図、第6図は本考案ヒートパイプパネルの応用例
を示す斜視図である。 7(7a,7b,7C,7d)・・・・・・部材、8・
・・・・・筒状部、9,9′・・・・・・平板フィン、
10・・・・・・ウイック、11・・・・・・作動流体
、12・・・・・・接合部、13・・・・・・発熱機器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作動流体とウイツクを封入した円筒状金属部材の外円周
    側面に相互は最大180゜を含む角度をなす平板フィン
    を配設したヒートパイプを少くとも2個用いて、該ヒー
    トパイプの相隣れる平板フィン相互を接着して長方筒状
    パネルを形或したことを特徴とするヒートパイプパネル
JP4655181U 1981-04-02 1981-04-02 ヒ−トパイプパネル Expired JPS599192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4655181U JPS599192Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02 ヒ−トパイプパネル

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JP4655181U JPS599192Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02 ヒ−トパイプパネル

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Publication Number Publication Date
JPS56149289U JPS56149289U (ja) 1981-11-10
JPS599192Y2 true JPS599192Y2 (ja) 1984-03-22

Family

ID=29641581

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JPS56149289U (ja) 1981-11-10

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