JPH0310680Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0310680Y2 JPH0310680Y2 JP1986050021U JP5002186U JPH0310680Y2 JP H0310680 Y2 JPH0310680 Y2 JP H0310680Y2 JP 1986050021 U JP1986050021 U JP 1986050021U JP 5002186 U JP5002186 U JP 5002186U JP H0310680 Y2 JPH0310680 Y2 JP H0310680Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fins
- heat pipe
- plate
- longitudinal direction
- fin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 15
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 9
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、発熱素子の冷却に用いるヒートパイ
プ式放熱器に関するものである。
プ式放熱器に関するものである。
近年、発熱体などの発熱素子の冷却にヒートパ
イプを利用した放熱器が多く用いられるようにな
つて来た。
イプを利用した放熱器が多く用いられるようにな
つて来た。
従来のヒートパイプ式放熱器は第１図に示すよ
うにヒートパイプ１の長手方向一端側に、発熱素
子２を取付ける金属製の発熱体取付けブロツク３
を設け、他端側にヒートパイプ１の長手方向と垂
直に孔加工を施した複数枚のフイン４…を取付け
たもの、あるいは、第２図に示したようにヒート
パイプ１の長手方向中央部に、発熱素子２を取付
ける発熱体取付けブロツク３を設け、両端側に孔
加工を施した複数枚のフイン４…をヒートパイプ
１と垂直に取付けたものなどがある。
うにヒートパイプ１の長手方向一端側に、発熱素
子２を取付ける金属製の発熱体取付けブロツク３
を設け、他端側にヒートパイプ１の長手方向と垂
直に孔加工を施した複数枚のフイン４…を取付け
たもの、あるいは、第２図に示したようにヒート
パイプ１の長手方向中央部に、発熱素子２を取付
ける発熱体取付けブロツク３を設け、両端側に孔
加工を施した複数枚のフイン４…をヒートパイプ
１と垂直に取付けたものなどがある。
しかしながら、上記の如き従来構造のものは、
孔加工を施した多数のフイン４…をヒートパイプ
１に１枚ずつ差込んで取付けなければならず、フ
イン４の孔加工や、組立作業性が悪く、特に低パ
ワーの発熱素子２を冷却する場合、フイン４は小
型で放熱面積の少ないもので良いが、フイン４が
小型になるほど組立作業性が悪く高価となる欠点
があつた。
孔加工を施した多数のフイン４…をヒートパイプ
１に１枚ずつ差込んで取付けなければならず、フ
イン４の孔加工や、組立作業性が悪く、特に低パ
ワーの発熱素子２を冷却する場合、フイン４は小
型で放熱面積の少ないもので良いが、フイン４が
小型になるほど組立作業性が悪く高価となる欠点
があつた。
本考案は、かかる点に鑑み種々研究を行つた結
果、フインの加工が容易でフインとヒートパイプ
との組立作業性に優れ、安価であり、しかも放熱
空間を拡大して、周辺機器への局部加熱を防止し
特に低パワーの発熱素子の冷却に適したヒートパ
イプ式放熱器を開発したものである。
果、フインの加工が容易でフインとヒートパイプ
との組立作業性に優れ、安価であり、しかも放熱
空間を拡大して、周辺機器への局部加熱を防止し
特に低パワーの発熱素子の冷却に適したヒートパ
イプ式放熱器を開発したものである。
即ち本考案は、ヒートパイプの長手方向両側面
に、矩形状板の長手方向略中央に、断面円弧状の
凹部を形成した２枚の板状フインを該凹部とヒー
トパイプ側面が密着し、且つ対向するように配置
し、前記２枚の板状フインはフイン該凹部近傍の
長手方向に、２本の平行なスリツトを形成してこ
の間を押圧することにより張り出させた複数個の
通気孔を形成するとともに、フイン端部の長手方
向に切り込みを設けて、これを交互に折曲して複
数個の房状部を形成し、且つ前記一方の板状フイ
ンのヒートパイプ密着部の長手方向略中央外面
に、発熱体取付けブロツクを、前記２枚の板状フ
イン及びヒートパイプとともに一体に、ボルト・
ナツトで取付けたことを特徴とするヒートパイプ
式放熱器である。
に、矩形状板の長手方向略中央に、断面円弧状の
凹部を形成した２枚の板状フインを該凹部とヒー
トパイプ側面が密着し、且つ対向するように配置
し、前記２枚の板状フインはフイン該凹部近傍の
長手方向に、２本の平行なスリツトを形成してこ
の間を押圧することにより張り出させた複数個の
通気孔を形成するとともに、フイン端部の長手方
向に切り込みを設けて、これを交互に折曲して複
数個の房状部を形成し、且つ前記一方の板状フイ
ンのヒートパイプ密着部の長手方向略中央外面
に、発熱体取付けブロツクを、前記２枚の板状フ
イン及びヒートパイプとともに一体に、ボルト・
ナツトで取付けたことを特徴とするヒートパイプ
式放熱器である。
以下本考案を図面に示す実施例を参照して作用
とともに詳細に説明する。
とともに詳細に説明する。
第３図及び第４図は本考案の一実施例を示すも
ので、ヒートパイプ１は両端を密閉した金属管内
に作動液を減圧して封入したもので、このヒート
パイプ１の長手方向両側面に、矩形状板の長手方
向略中央に断面円弧状の凹部を形成した２枚の板
状フイン５，５を、ヒートパイプ１の長手方向両
側面とフイン５の該凹部が密着するように対向し
て配置し、一方の板状フインのヒートパイプ密着
部の長手方向略中央外面に発熱体取付けブロツク
３を、前記２枚の板状フイン及びヒートパイプと
ともに一体にボルト・ナツト８で取付け、更に板
状フイン５，５には、その凹部（ヒートパイプ取
付部）近傍に複数個の通気孔９…を開口し、フイ
ン端部の長手方向に複数個の房状部６…を設けた
ものである。前記通気孔９は板状フイン５の凹部
近傍長手方向の所定位置に２本の平行なスリツト
を形成し、この両スリツト間で押圧し、この部分
を張り出して形成したもので、スリツト方向はヒ
ートパイプの長手方向に直角、平行いずれでもよ
い。又房状部６は、フイン端部の長手方向に切り
込みを設けて、これを交互に折曲して房状部とし
たものである。
ので、ヒートパイプ１は両端を密閉した金属管内
に作動液を減圧して封入したもので、このヒート
パイプ１の長手方向両側面に、矩形状板の長手方
向略中央に断面円弧状の凹部を形成した２枚の板
状フイン５，５を、ヒートパイプ１の長手方向両
側面とフイン５の該凹部が密着するように対向し
て配置し、一方の板状フインのヒートパイプ密着
部の長手方向略中央外面に発熱体取付けブロツク
３を、前記２枚の板状フイン及びヒートパイプと
ともに一体にボルト・ナツト８で取付け、更に板
状フイン５，５には、その凹部（ヒートパイプ取
付部）近傍に複数個の通気孔９…を開口し、フイ
ン端部の長手方向に複数個の房状部６…を設けた
ものである。前記通気孔９は板状フイン５の凹部
近傍長手方向の所定位置に２本の平行なスリツト
を形成し、この両スリツト間で押圧し、この部分
を張り出して形成したもので、スリツト方向はヒ
ートパイプの長手方向に直角、平行いずれでもよ
い。又房状部６は、フイン端部の長手方向に切り
込みを設けて、これを交互に折曲して房状部とし
たものである。
上記ヒートパイプ式放熱器は、ヒートパイプが
２枚の板状フイン５，５で囲まれ、フインの通気
孔９…、房状部６…を通して空気の出入が行われ
るため放熱性に優れているとともに、フインの通
気孔９房状部は、打抜きでなく、すべて連続して
一体となつているため伝熱特性を損なうことがな
い。
２枚の板状フイン５，５で囲まれ、フインの通気
孔９…、房状部６…を通して空気の出入が行われ
るため放熱性に優れているとともに、フインの通
気孔９房状部は、打抜きでなく、すべて連続して
一体となつているため伝熱特性を損なうことがな
い。
第５図は、ヒートパイプ１の長手方向両側面
に、片側夫々２枚ずつ計４枚の板状フイン５取付
け、更にその一方の板状フイン５の外側に前記と
同様に発熱体取付けブロツク３を取付けるととも
に、前記板状フイン５には、前記と同様の通気孔
９…及び房状部６…を夫々形成したものである。
に、片側夫々２枚ずつ計４枚の板状フイン５取付
け、更にその一方の板状フイン５の外側に前記と
同様に発熱体取付けブロツク３を取付けるととも
に、前記板状フイン５には、前記と同様の通気孔
９…及び房状部６…を夫々形成したものである。
なお、この場合、片側の板状フイン５の取付枚
数は、任意に選定することができる。
数は、任意に選定することができる。
上記本考案に係るヒートパイプ式放熱器は、従
来の如く複数枚のフイン４に孔加工を行つてから
１枚ずつヒートパイプ１に差込んで取付ける必要
がなく、フイン５の凹溝をヒートパイプ１の長手
方向側面に密着し、フイン５、ヒートパイプ１及
び発熱体取付けブロツク３を一体に、ボルト・ナ
ツトで機械的に固定するだけで組立てることがで
き、作業性に優れ、安価に製造することができ
る。
来の如く複数枚のフイン４に孔加工を行つてから
１枚ずつヒートパイプ１に差込んで取付ける必要
がなく、フイン５の凹溝をヒートパイプ１の長手
方向側面に密着し、フイン５、ヒートパイプ１及
び発熱体取付けブロツク３を一体に、ボルト・ナ
ツトで機械的に固定するだけで組立てることがで
き、作業性に優れ、安価に製造することができ
る。
以上説明した如く、本考案に係るヒートパイプ
式放熱器によれば、従来の如く孔加工した複数枚
のフインをヒートパイプに差込んで取付ける必要
がなく、板状フインの面方向の凹溝をヒートパイ
プの長手方向側面に沿つて取付けることができる
ため、フインの加工が容易で組立作業性に優れ、
安価に製造できる。又板状フインに形成した通気
孔及び房状部により放熱空間が拡大されるととも
に、フインとヒートパイプの配置から、放熱性に
優れており、特に低パワーを発熱素子の冷却に好
適であるなど顕著な効果を有するものである。
式放熱器によれば、従来の如く孔加工した複数枚
のフインをヒートパイプに差込んで取付ける必要
がなく、板状フインの面方向の凹溝をヒートパイ
プの長手方向側面に沿つて取付けることができる
ため、フインの加工が容易で組立作業性に優れ、
安価に製造できる。又板状フインに形成した通気
孔及び房状部により放熱空間が拡大されるととも
に、フインとヒートパイプの配置から、放熱性に
優れており、特に低パワーを発熱素子の冷却に好
適であるなど顕著な効果を有するものである。
第１図及び第２図は従来のヒートパイプ式放熱
器を示す斜視図、第３図は本考案の一実施例を示
す斜視図、第４図は第３図の側面図、第５図は本
考案の他の実施例によるヒートパイプ式放熱器の
側面図である。 １……ヒートパイプ、２……発熱素子、３……
発熱体取付けブロツク、４……フイン、５……板
状フイン、６……房状部、７……凹溝、８……ボ
ルト・ナツト、９……通気孔。
器を示す斜視図、第３図は本考案の一実施例を示
す斜視図、第４図は第３図の側面図、第５図は本
考案の他の実施例によるヒートパイプ式放熱器の
側面図である。 １……ヒートパイプ、２……発熱素子、３……
発熱体取付けブロツク、４……フイン、５……板
状フイン、６……房状部、７……凹溝、８……ボ
ルト・ナツト、９……通気孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒートパイプの長手方向両側面に、矩形状板
の長手方向略中央に、断面円弧状の凹部を形成
した２枚の板状フインを該凹部とヒートパイプ
側面が密着し、且つ対向するように配置し、前
記２枚の板状フインにはフイン該凹部近傍の長
手方向に、２本の平行なスリツトを形成してこ
の間を押圧することにより張り出させた複数個
の通気孔を形成するとともに、フイン端部の長
手方向に切り込みを設けて、これを交互に折曲
して複数個の房状部を形成し、且つ前記一方の
板状フインのヒートパイプ密着部の長手方向略
中央外面に、発熱体取付けブロツクを、前記２
枚の板状フイン及びヒートパイプとともに一体
に、ボルト・ナツトで取付けたことを特徴とす
るヒートパイプ式放熱器。 (2) 板状フインをヒートパイプの長手方向両側面
に対向して片側にそれぞれ複数枚取付けたこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記
載のヒートパイプ式放熱器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986050021U JPH0310680Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986050021U JPH0310680Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61165355U JPS61165355U (ja) | 1986-10-14 |
| JPH0310680Y2 true JPH0310680Y2 (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=30567763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986050021U Expired JPH0310680Y2 (ja) | 1986-04-03 | 1986-04-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0310680Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2425233C (en) * | 2003-04-11 | 2011-11-15 | Dana Canada Corporation | Surface cooled finned plate heat exchanger |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5598849A (en) * | 1979-01-22 | 1980-07-28 | Hitachi Ltd | Heat pipe type cooler |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51156561U (ja) * | 1975-06-06 | 1976-12-13 |
-
1986
- 1986-04-03 JP JP1986050021U patent/JPH0310680Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5598849A (en) * | 1979-01-22 | 1980-07-28 | Hitachi Ltd | Heat pipe type cooler |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61165355U (ja) | 1986-10-14 |
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