JPS598189Y2 - 超音波探触子ユニット - Google Patents
超音波探触子ユニットInfo
- Publication number
- JPS598189Y2 JPS598189Y2 JP8399679U JP8399679U JPS598189Y2 JP S598189 Y2 JPS598189 Y2 JP S598189Y2 JP 8399679 U JP8399679 U JP 8399679U JP 8399679 U JP8399679 U JP 8399679U JP S598189 Y2 JPS598189 Y2 JP S598189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- sensitivity
- probe unit
- ultrasonic probe
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は超音波を用いて例えば鋼板内部の欠陥を検出
する装置に用いられる超音波探触子ユニットの改良に関
する。
する装置に用いられる超音波探触子ユニットの改良に関
する。
鋼板の内部欠陥に用いられる探触子としては普通，分割
形垂直探触子が用いられる。
形垂直探触子が用いられる。
その分割形垂直探触子の構造を第１図に示す。
第１図において１は超音波を発生する送信用振動子、２
は超音波を受信する受信用振動子、３は超音振動子が振
動すると被検材の間の超音波の伝達をする伝達材で、一
般に遅延材といわれるものである。
は超音波を受信する受信用振動子、３は超音振動子が振
動すると被検材の間の超音波の伝達をする伝達材で、一
般に遅延材といわれるものである。
４は音響分割材で送信用振動子１から発生した超音波信
号が直接に受信用振動子２へ伝達されないようにするも
ので一般にコルク等が用いられる。
号が直接に受信用振動子２へ伝達されないようにするも
ので一般にコルク等が用いられる。
５はダンパー、６はケース、７は入力出力のリード線で
ある。
ある。
探触子には種々の特性があるが、超音波の進行する板厚
方向（Ｚ方向）の距離と感度の関係（距離感度特性）と
、超音波の進行方向に垂直で分割面に平行なＸ方向の感
度分布（ビーム巾という）が特に重要である。
方向（Ｚ方向）の距離と感度の関係（距離感度特性）と
、超音波の進行方向に垂直で分割面に平行なＸ方向の感
度分布（ビーム巾という）が特に重要である。
前者は板厚方向の欠陥の検出能に関係し、後者は探傷可
能幅に関するもので、主として振動子の寸法で決定され
る量である。
能幅に関するもので、主として振動子の寸法で決定され
る量である。
その代表的な分割形探触子のビーム幅特性と感度特性を
第２図に示す。
第２図に示す。
第２図から判るように感度分布、中央部はほぼ平坦であ
るが両端では低下してゆく、自動探傷装置に用いられる
場合、一度で広い面積を探傷するために複数個の探触子
を配列することになるが、どのように配列をするかで、
探傷効率（探傷面積）が決定される。
るが両端では低下してゆく、自動探傷装置に用いられる
場合、一度で広い面積を探傷するために複数個の探触子
を配列することになるが、どのように配列をするかで、
探傷効率（探傷面積）が決定される。
いいかえれば、要求される探傷効率（探傷面積）に応じ
て、振動子の配列が決定されるわけである。
て、振動子の配列が決定されるわけである。
なお第２図においてｌは振動子の寸法１ ５０は最大感
度の５０％以上の感度をもつ領域、１ ７０は７０％以
上の感度をもつ領域である。
度の５０％以上の感度をもつ領域、１ ７０は７０％以
上の感度をもつ領域である。
以上のような探傷性能を実現する例として従来は、第３
図に示すような分割材４の分割面方向に長い遅延材３に
、所定の間隔で振動子１，２を複数組はりつけて、当初
の性能を出した。
図に示すような分割材４の分割面方向に長い遅延材３に
、所定の間隔で振動子１，２を複数組はりつけて、当初
の性能を出した。
しかしこの場合にはいくつかの探触子のうちのひとつが
性能が悪いか、故障をした場合には、全体を作りかえな
ければならなかった。
性能が悪いか、故障をした場合には、全体を作りかえな
ければならなかった。
なお６は探触子ケースである。また、これらの欠点を除
くために個々の探触子ブロックを第４図のような探触子
ホルダー８に千鳥足状に取付けるとともにこれら探触子
ブロックを探触子ホルダー８に対して着脱自在に取付け
可能にした探触子ユニットが考案され、探触子の性能劣
化、故障の修理方法が大幅に改善された。
くために個々の探触子ブロックを第４図のような探触子
ホルダー８に千鳥足状に取付けるとともにこれら探触子
ブロックを探触子ホルダー８に対して着脱自在に取付け
可能にした探触子ユニットが考案され、探触子の性能劣
化、故障の修理方法が大幅に改善された。
しかしながら、探触子ホルダー８は一度製作すると所定
の性能しか得られないという不便さがあった。
の性能しか得られないという不便さがあった。
この考案はこれらの欠点を除き、任意の性能を有する探
触子ブロックを提供するもので、探触子の配列の間隔を
かえることによりその組合せ性能は任意に決定しうろこ
とに着目し、探触子間に目的に合ったスペーサをいれて
固定した探触子ブロツクを更に複数個か組合せて所定の
性能を得るものである。
触子ブロックを提供するもので、探触子の配列の間隔を
かえることによりその組合せ性能は任意に決定しうろこ
とに着目し、探触子間に目的に合ったスペーサをいれて
固定した探触子ブロツクを更に複数個か組合せて所定の
性能を得るものである。
以下第５図と第６図によりこの考案の一実施例を説明す
る。
る。
第５図、第６図のａはいずれも探触子の配列を示してい
る。
る。
９ａ〜９Ｆは千鳥足状に配置した探触子ブロックで図に
おいて６個の場合を示している。
おいて６個の場合を示している。
１０は隣り合う探触子間すなわち探触子ブロック９ａと
９ ｃ ，９ ｃと９ｅ，９ｂと９ｄ，および９ｄと９
ｅに介在するスペーサで、例えばアルミニウム、ステン
レス等で形或される。
９ ｃ ，９ ｃと９ｅ，９ｂと９ｄ，および９ｄと９
ｅに介在するスペーサで、例えばアルミニウム、ステン
レス等で形或される。
またこのスペーサ１０の寸法ｔエ，ｔ２は（ｔｉ＞ｔｚ
）隣り合う探触子ブロック間隔を決定する。
）隣り合う探触子ブロック間隔を決定する。
１１は端面ブロック、１２は側面ブロック、１３は探触
子ブロック９ａ９ ｃ ，９ ｅと９ｂ，９ｄ，９ｆと
の間に設けたスペーサである。
子ブロック９ａ９ ｃ ，９ ｅと９ｂ，９ｄ，９ｆと
の間に設けたスペーサである。
なお上記探触子ブロックとスペーサの被検材との対向面
は面一になるように形或される。
は面一になるように形或される。
第５図，第６図のｂは探触子全体の感度を示している。
図からわかるように第５図では全体の感度は最大感度の
約５０％で交叉し、第６図では最大感度の８０％で交叉
している。
約５０％で交叉し、第６図では最大感度の８０％で交叉
している。
第５図は感度としてばらつきがあるが第６図は感度ばら
つきは少なくなっている一方ビーム幅としては第５図の
方が広くとれることは図からも明らかで゛ある。
つきは少なくなっている一方ビーム幅としては第５図の
方が広くとれることは図からも明らかで゛ある。
なおスペーサ１３の幅Ｓを変えることによって微少なが
ら特性は変化する。
ら特性は変化する。
以上述べたようにこの考案によれば、隣り合う探触子間
に任意寸法のスペーサを介在せしめることにより任意の
感度特性をもった任意のビーム幅を有する探触子ユニッ
トを形戒することが可能となる。
に任意寸法のスペーサを介在せしめることにより任意の
感度特性をもった任意のビーム幅を有する探触子ユニッ
トを形戒することが可能となる。
なお上記実施例では分割形探触子を例に上げて説明した
がこの考案はこれに限るものではない。
がこの考案はこれに限るものではない。
第１図は垂直分割形探触子の構造図、第２図は垂直分割
形探触子のビーム幅特性とその感度特性を示す図、第３
図および第４図は従来の超音波探触子ユニットを示す図
、第５図および第６図はこの考案の一実施例を示す図で
ある。 図において ９ａ〜９ｆは探触子ブロック、１０，１３
はスペーサ、１１は端面ブロック、１２は側面ブロック
である。 なお図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して示
してある。
形探触子のビーム幅特性とその感度特性を示す図、第３
図および第４図は従来の超音波探触子ユニットを示す図
、第５図および第６図はこの考案の一実施例を示す図で
ある。 図において ９ａ〜９ｆは探触子ブロック、１０，１３
はスペーサ、１１は端面ブロック、１２は側面ブロック
である。 なお図中同一あるいは相当部分には同一符号を付して示
してある。
Claims (1)
- 超音波探触子を千鳥足状に複数個配置するとともに隣り
合う超音波探触子間に任意寸法のスペーサを介在させて
任意のビーム幅特性と感度特性を得るようにした超音波
探触子ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8399679U JPS598189Y2 (ja) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | 超音波探触子ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8399679U JPS598189Y2 (ja) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | 超音波探触子ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS561148U JPS561148U (ja) | 1981-01-08 |
| JPS598189Y2 true JPS598189Y2 (ja) | 1984-03-13 |
Family
ID=29317190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8399679U Expired JPS598189Y2 (ja) | 1979-06-19 | 1979-06-19 | 超音波探触子ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS598189Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180128053A (ko) * | 2016-04-04 | 2018-11-30 | 인스티튜트 닥터 포에르스테르 게엠베하 운트 코. 카게 | 초음파 프로브 및 초음파 검사 시스템 |
-
1979
- 1979-06-19 JP JP8399679U patent/JPS598189Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180128053A (ko) * | 2016-04-04 | 2018-11-30 | 인스티튜트 닥터 포에르스테르 게엠베하 운트 코. 카게 | 초음파 프로브 및 초음파 검사 시스템 |
| CN109196349A (zh) * | 2016-04-04 | 2019-01-11 | 霍释特博士有限两合公司 | 超声检验头和超声检验设备 |
| JP2019516093A (ja) * | 2016-04-04 | 2019-06-13 | インスティトゥート ドクトル フェルスター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト | 超音波プローブおよび超音波検査システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS561148U (ja) | 1981-01-08 |
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