JPS5980728A - 薄板の熱処理方法 - Google Patents
薄板の熱処理方法Info
- Publication number
- JPS5980728A JPS5980728A JP19011582A JP19011582A JPS5980728A JP S5980728 A JPS5980728 A JP S5980728A JP 19011582 A JP19011582 A JP 19011582A JP 19011582 A JP19011582 A JP 19011582A JP S5980728 A JPS5980728 A JP S5980728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser light
- sheet
- thin plate
- heat treatment
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/06—Surface hardening
- C21D1/09—Surface hardening by direct application of electrical or wave energy; by particle radiation
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発゛明の技術分野〕
この発明は金桐製の薄板をレーザ光で熱処理するときに
その薄板が変形するのを防止する薄板の熱処理方法に関
する。
その薄板が変形するのを防止する薄板の熱処理方法に関
する。
薄板に部分的に表面焼入やチル化などの熱処理を施こす
場合その熱処理を確実かつ迅速に行なえるとともに、他
の部分にあまシ大きな熱影響を及ばずことのない熱源と
してレーザ光が多く用いられている。
場合その熱処理を確実かつ迅速に行なえるとともに、他
の部分にあまシ大きな熱影響を及ばずことのない熱源と
してレーザ光が多く用いられている。
従来、このような熱処理は第1図に示すように薄板aの
熱処理を行ないたい個所にレーザ光りを吸収しゃすい吸
収材すを塗布し、この吸収材bKレンズCによって集束
したレーデ光りを薄板aの一方の面からだけ照射するよ
?[していた。しかしながら、レーデ光りを薄板aの一
方の面からだけ照射すると、第2図に示すようにレーザ
光りを照射した個所を中心として上記薄板aが大きく反
ってしまうので、熱処理後に修正加工を必要としたシ、
最悪の場合は修正しても板面が波打ってしまい、使用す
ることができないということがあった。とくに、薄板a
の板厚が3燗以下の場合は、その変形量が急激に大きく
なるということがあった。
熱処理を行ないたい個所にレーザ光りを吸収しゃすい吸
収材すを塗布し、この吸収材bKレンズCによって集束
したレーデ光りを薄板aの一方の面からだけ照射するよ
?[していた。しかしながら、レーデ光りを薄板aの一
方の面からだけ照射すると、第2図に示すようにレーザ
光りを照射した個所を中心として上記薄板aが大きく反
ってしまうので、熱処理後に修正加工を必要としたシ、
最悪の場合は修正しても板面が波打ってしまい、使用す
ることができないということがあった。とくに、薄板a
の板厚が3燗以下の場合は、その変形量が急激に大きく
なるということがあった。
この発明はレーデ光によって薄板を熱処理するときに、
この薄板がほとんど変形することがないようにした薄板
の熱処理方法を提供することにある。
この薄板がほとんど変形することがないようにした薄板
の熱処理方法を提供することにある。
薄板の一方の面あるいは両面をレーザ光で熱処理すると
きに、上記薄板の両面の同一個所を同じ条件のレーデ光
で照射したのち、この薄板を一対のローラで挾持するこ
とによシ、薄板の変形をなくすようにしたものである。
きに、上記薄板の両面の同一個所を同じ条件のレーデ光
で照射したのち、この薄板を一対のローラで挾持するこ
とによシ、薄板の変形をなくすようにしたものである。
以下、この発明の一実施例を第3図と第4図を参照して
説明する。図中1はレーザ装置である。このレーザ装置
Jから出力されたレーザ光りは半透鏡2によって第1の
レーデ光L1 と第2のレーザ光L2とに分割される。
説明する。図中1はレーザ装置である。このレーザ装置
Jから出力されたレーザ光りは半透鏡2によって第1の
レーデ光L1 と第2のレーザ光L2とに分割される。
第1のレーザ光L1は第1の反射鏡3で反射したのち第
1の集光レンズ4で集束されて矩形状の薄板5の上面を
照射する。第2のレーザ光し^2詔3の反射鏡6,2で
反射したのち上記第1の集光レンズ4と同じ焦点距離の
第2の集光レンズ8で集束されて上記薄板5の裏面を照
射する。第1の集光レンズ4と第2の集光レンズ8とは
光軸を一致させ、かつ薄板5の上面と裏面とに対して同
一寸法で離間して配置されている。したがって、第1の
レーザ光L1と第2のレーザ光L2とは、それぞれ薄板
5の表面と裏面との同一個所を同じ強度で、しかも同じ
スポット径、すなわち同一条件で照射する。
1の集光レンズ4で集束されて矩形状の薄板5の上面を
照射する。第2のレーザ光し^2詔3の反射鏡6,2で
反射したのち上記第1の集光レンズ4と同じ焦点距離の
第2の集光レンズ8で集束されて上記薄板5の裏面を照
射する。第1の集光レンズ4と第2の集光レンズ8とは
光軸を一致させ、かつ薄板5の上面と裏面とに対して同
一寸法で離間して配置されている。したがって、第1の
レーザ光L1と第2のレーザ光L2とは、それぞれ薄板
5の表面と裏面との同一個所を同じ強度で、しかも同じ
スポット径、すなわち同一条件で照射する。
上記薄板5の表面には、熱処理を施こしたい個所、たと
えば長手方向に沿って帯状にレーデ光りを吸収しやすい
物質からなる吸収材9が塗布されている。また、薄板5
はその表面と裏面とが第1.第2のレーデ光Lt #
L、、にょって照射されたのち、回転自在に設けられ
た一対のローラ10.l0Icよって挾持されて送られ
る。
えば長手方向に沿って帯状にレーデ光りを吸収しやすい
物質からなる吸収材9が塗布されている。また、薄板5
はその表面と裏面とが第1.第2のレーデ光Lt #
L、、にょって照射されたのち、回転自在に設けられ
た一対のローラ10.l0Icよって挾持されて送られ
る。
このローラ10,10は熱伝導率の高い金属、たとえば
銅などで中空状に形成されていて、その内部には一端面
に接続された供給管11゜1ノから冷却水が供給され、
この冷却水は他端面に接続された排出管12.12から
流出する水冷式となっている。
銅などで中空状に形成されていて、その内部には一端面
に接続された供給管11゜1ノから冷却水が供給され、
この冷却水は他端面に接続された排出管12.12から
流出する水冷式となっている。
したがって、薄板5の表面を部分的に熱処理するため、
レーデ装置1からレーデ光りを出力すると、この薄板5
の表面と裏面との同一個所が同じ条件の第1のレーデ光
L1 と第2のレーデ光L2とによって同時に照射され
る。そのため、薄板5の表面と裏面とが受ける熱形#に
ほとんど差がなくなるため、薄板5の変形が極めてわず
かとなる。しかも、薄板5の第1.第2のレーデ光L1
1L2によって照射された個所は、レーデ光Ll 、r
i2の照射後ただちにローラ10,10で挾持されて急
速に冷却されるとともに矯正されるから、このことによ
っても薄板5の変形が発生しずらくなる。
レーデ装置1からレーデ光りを出力すると、この薄板5
の表面と裏面との同一個所が同じ条件の第1のレーデ光
L1 と第2のレーデ光L2とによって同時に照射され
る。そのため、薄板5の表面と裏面とが受ける熱形#に
ほとんど差がなくなるため、薄板5の変形が極めてわず
かとなる。しかも、薄板5の第1.第2のレーデ光L1
1L2によって照射された個所は、レーデ光Ll 、r
i2の照射後ただちにローラ10,10で挾持されて急
速に冷却されるとともに矯正されるから、このことによ
っても薄板5の変形が発生しずらくなる。
また、薄板5の表面と裏面とに熱処理を施こしたい場合
には、薄板5の裏面にも吸収材9を塗布しておけば、表
裏両面を同時に、しかも一方の面・を熱処理するときと
同様薄板5を変形させることなく熱処理できる。
には、薄板5の裏面にも吸収材9を塗布しておけば、表
裏両面を同時に、しかも一方の面・を熱処理するときと
同様薄板5を変形させることなく熱処理できる。
なお、薄板5は矩形状だけでなく、円形やリング状のも
のであってもよいことは熱論である。
のであってもよいことは熱論である。
よ:
以l述べたようにこの発明は、薄板の一方の面あるいけ
両面をレーデ光で熱処理するときに、上記薄板の両面の
同一個所を同じ条件のレーデ光で照射したのち、この薄
板を一対のローラで挾持するようにした。したがって、
薄板の両面がほぼ同じ熱影響を受けるため、この薄板を
ほとんど変形させることなく熱処理することができ、し
かも薄板は一対のローラで挾持されて冷却および矯正さ
れるので、このことによっても変形が生じすらい。
両面をレーデ光で熱処理するときに、上記薄板の両面の
同一個所を同じ条件のレーデ光で照射したのち、この薄
板を一対のローラで挾持するようにした。したがって、
薄板の両面がほぼ同じ熱影響を受けるため、この薄板を
ほとんど変形させることなく熱処理することができ、し
かも薄板は一対のローラで挾持されて冷却および矯正さ
れるので、このことによっても変形が生じすらい。
第1図は従来の薄板の熱処理方法を示す斜視図、第2図
は第1図に示す方法で熱処理された薄板の変形状態の斜
視図、第3Mはこの発明の一実施例を示す熱処理方法の
構成図、第4図は同じく斜視図である。 5・・・薄板、10・・・ローラ、L r LJI
# L2 ・・・レーデ光。
は第1図に示す方法で熱処理された薄板の変形状態の斜
視図、第3Mはこの発明の一実施例を示す熱処理方法の
構成図、第4図は同じく斜視図である。 5・・・薄板、10・・・ローラ、L r LJI
# L2 ・・・レーデ光。
Claims (1)
- 薄板の一方の面あるいは両面をレーザ光で熱処理すると
きに、上記薄板の両面の同一個所を同じ条件のレーザ光
で照射したのち、この薄板を一対のローラで挾持するこ
とを特徴とする薄板の熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19011582A JPS5980728A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 薄板の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19011582A JPS5980728A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 薄板の熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980728A true JPS5980728A (ja) | 1984-05-10 |
Family
ID=16252626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19011582A Pending JPS5980728A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 薄板の熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5980728A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61119615A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-06 | Nippon Steel Corp | 金属表面溶融加工法 |
EP0585843A2 (en) * | 1992-08-28 | 1994-03-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | High-formability steel plate with a great potential for strength enhancement by high-density energy treatment |
US20120097645A1 (en) * | 2010-10-23 | 2012-04-26 | Rolls-Royce Deutschland And Co Kg | Method for beam welding on components |
EP2737093A4 (en) * | 2011-07-25 | 2015-07-29 | Magna Int Inc | PRODUCT AND METHOD INVOLVING LOCALIZED THERMAL TREATMENT OF STEEL SHEET |
CN104975144A (zh) * | 2015-06-25 | 2015-10-14 | 江苏斯普瑞科技有限公司 | 一种模具激光强化工艺 |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP19011582A patent/JPS5980728A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61119615A (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-06 | Nippon Steel Corp | 金属表面溶融加工法 |
JPH0261524B2 (ja) * | 1984-11-16 | 1990-12-20 | Nippon Steel Corp | |
EP0585843A2 (en) * | 1992-08-28 | 1994-03-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | High-formability steel plate with a great potential for strength enhancement by high-density energy treatment |
EP0585843A3 (en) * | 1992-08-28 | 1996-06-26 | Toyota Motor Co Ltd | High-formability steel plate with a great potential for strength enhancement by high-density energy treatment |
US20120097645A1 (en) * | 2010-10-23 | 2012-04-26 | Rolls-Royce Deutschland And Co Kg | Method for beam welding on components |
US8813360B2 (en) * | 2010-10-23 | 2014-08-26 | Rolls-Royce Plc | Method for beam welding on components |
EP2737093A4 (en) * | 2011-07-25 | 2015-07-29 | Magna Int Inc | PRODUCT AND METHOD INVOLVING LOCALIZED THERMAL TREATMENT OF STEEL SHEET |
CN104975144A (zh) * | 2015-06-25 | 2015-10-14 | 江苏斯普瑞科技有限公司 | 一种模具激光强化工艺 |
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