JPS5980439A - 架橋成形体の製造方法 - Google Patents
架橋成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPS5980439A JPS5980439A JP57191128A JP19112882A JPS5980439A JP S5980439 A JPS5980439 A JP S5980439A JP 57191128 A JP57191128 A JP 57191128A JP 19112882 A JP19112882 A JP 19112882A JP S5980439 A JPS5980439 A JP S5980439A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- olefin
- ethylene
- molded article
- alpha
- polyene copolymer
- Prior art date
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- Granted
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電線・ケーブルの絶縁体として好適な架橋成形
体の製造方法に関するものである。
体の製造方法に関するものである。
架橋ポリエチレンやエチレンプロピレンゴムを絶縁体と
する電線・ケーブルは従来より広範囲に用いられてきて
いる。
する電線・ケーブルは従来より広範囲に用いられてきて
いる。
しかし、浸水状態で課電を行った場合、いずれも電気的
な劣化が進行することが知られている。
な劣化が進行することが知られている。
この劣化は一般にエチレンプロピレンゴムよリモ架橋ポ
リエチレンの方が進みにくいが、架橋ポリエチレンにお
いては水トリーという特異な劣化形態が起ることが認め
られている。
リエチレンの方が進みにくいが、架橋ポリエチレンにお
いては水トリーという特異な劣化形態が起ることが認め
られている。
電線・ケーブルは今後も地中埋設など浸水環境下におけ
る使用が多くなると考えられ、水トリーの発生を抑える
電線・ケーブルの開発は急務である。
る使用が多くなると考えられ、水トリーの発生を抑える
電線・ケーブルの開発は急務である。
本発明は上記に基いてなされたもので、極めて顕著な水
トリー抑制御作用を有する架橋成形体の製造方法の提供
を目的とするものである。
トリー抑制御作用を有する架橋成形体の製造方法の提供
を目的とするものである。
すなわち、本発明はエチレン・α−オレフィン・ポリエ
ン共重合体にシラン化合物およびラジカル発生剤を反応
させて得たシラングラフト化エチレン・α−オレフィン
・ポリエン共重合体にシラノ−ル縮合触媒を混合して加
熱反応させなから押出成形し、得られた押出成形体を水
分の存在下で架橋することを特徴とするものである。
ン共重合体にシラン化合物およびラジカル発生剤を反応
させて得たシラングラフト化エチレン・α−オレフィン
・ポリエン共重合体にシラノ−ル縮合触媒を混合して加
熱反応させなから押出成形し、得られた押出成形体を水
分の存在下で架橋することを特徴とするものである。
本発明におけるエチレン・α−オレフィン・ポリエン共
重合体は、例えば、触媒としてＶＯ（ＯＲ） ｎＸ３
ｎ （ただし、Ｒは脂肪族炭化水素基、Ｘはハロゲン
、０〈ｎ≦３）で示されるノζナジウム化合物と、平均
組成がＲ’ｍＡｆｉＸ’３ｍ （ただし、Ｒ′は炭化水
素基、Ｘ′はハロゲン、１≦ｍ≦１．５）で示される有
機アルミニウム化合物を用い、ＡＶＶ（原子比）を５以
上に維持し、炭化水素溶媒中、多量の水素の存在下、４
０〜１００℃の温度でエチレンと炭素数４〜１０のα−
オレフィンとポリエンを連続重合させて得られるもので
ある。
重合体は、例えば、触媒としてＶＯ（ＯＲ） ｎＸ３
ｎ （ただし、Ｒは脂肪族炭化水素基、Ｘはハロゲン
、０〈ｎ≦３）で示されるノζナジウム化合物と、平均
組成がＲ’ｍＡｆｉＸ’３ｍ （ただし、Ｒ′は炭化水
素基、Ｘ′はハロゲン、１≦ｍ≦１．５）で示される有
機アルミニウム化合物を用い、ＡＶＶ（原子比）を５以
上に維持し、炭化水素溶媒中、多量の水素の存在下、４
０〜１００℃の温度でエチレンと炭素数４〜１０のα−
オレフィンとポリエンを連続重合させて得られるもので
ある。
ここで使用されるポリエンとしては、ｌ、４ヘキサジエ
ン、５−エチリデン−２−ノルボルネンなどの非共役ジ
エンがあげられる。
ン、５−エチリデン−２−ノルボルネンなどの非共役ジ
エンがあげられる。
エチレンとα−オレフィンは、モル比で７５／２５〜９
５１５の割合で重合させるのが望ましく、７５／２５以
下では機械的強度が小さくなシ、９５１５以上では水ト
リー抑止機能が低減する。
５１５の割合で重合させるのが望ましく、７５／２５以
下では機械的強度が小さくなシ、９５１５以上では水ト
リー抑止機能が低減する。
エチレン・α−オレフィン・ポリエン共重合体の分子量
は特に規定しないが、押出成形性の点から密度が０．８
８〜０．９１ ｇ ／ｃｒｙ、メルトインデックスが０
．１以上のものが適切である。
は特に規定しないが、押出成形性の点から密度が０．８
８〜０．９１ ｇ ／ｃｒｙ、メルトインデックスが０
．１以上のものが適切である。
シラン化合物は加水分解可能な有機基、たとえばメトキ
シ基、エトキシ基、ブトキシ基などのアルコキシ基を含
み、かつ有機重合体中に発生した遊離ラジカル部位と反
応性である脂肪族的に不飽オロな炭化水素基またはハイ
ドロカーボンオキシ基を有する化合物が好適で、代表的
なものとしてビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、−二ルトリアセトキシシランなどがあげ
られる。
シ基、エトキシ基、ブトキシ基などのアルコキシ基を含
み、かつ有機重合体中に発生した遊離ラジカル部位と反
応性である脂肪族的に不飽オロな炭化水素基またはハイ
ドロカーボンオキシ基を有する化合物が好適で、代表的
なものとしてビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエ
トキシシラン、−二ルトリアセトキシシランなどがあげ
られる。
ラジカル発生剤としては、ジクミルノぐ一オキサイド、
過酸化ベンゾイル、２・５−ジメチル−２・５−ジ（ｉ
：３／’チル−ペルオキシ）ヘキシン−３などの有機過
酸化物、およびアゾビスイソブチロニトリル、ジメチル
アゾイソブチレートなどのアゾ化合物といったものがあ
げられる。
過酸化ベンゾイル、２・５−ジメチル−２・５−ジ（ｉ
：３／’チル−ペルオキシ）ヘキシン−３などの有機過
酸化物、およびアゾビスイソブチロニトリル、ジメチル
アゾイソブチレートなどのアゾ化合物といったものがあ
げられる。
シランクラフト化エチレン・α−オレフィン・ポリエン
共重合体を得るには、エチレンα−オレフィン・ポリエ
ン共重合体にシラン化合物およびラジカル発生剤を添加
し、押出機、・々ン・々リーミキサー、ロールミルなど
の装置で約２００℃前後の温度で加熱反応させる。
共重合体を得るには、エチレンα−オレフィン・ポリエ
ン共重合体にシラン化合物およびラジカル発生剤を添加
し、押出機、・々ン・々リーミキサー、ロールミルなど
の装置で約２００℃前後の温度で加熱反応させる。
このようにして得られたシラングラフト化エチレン・α
−オレフィン共重合体にシラノール縮合触媒を添加混合
して押出成形し、押出成形体を水分と接触させることに
より架橋成形体が得られる。
−オレフィン共重合体にシラノール縮合触媒を添加混合
して押出成形し、押出成形体を水分と接触させることに
より架橋成形体が得られる。
シラノール縮合触媒としては、ジブチル錫ジラウレート
、ジブチル錫ジアセテート、ナフテン酸コノ々ルトなど
がある。
、ジブチル錫ジアセテート、ナフテン酸コノ々ルトなど
がある。
本発明においては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リブテン−１、ポリ４−メチルペンテン−１、エチレン
酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレート共重
合体などのポリマーを、電気的特性を害さない範囲で加
えることも可能であり、また酸化防止剤や滑剤などを適
宜添加してもよい。
リブテン−１、ポリ４−メチルペンテン−１、エチレン
酢酸ビニル共重合体、エチレンエチルアクリレート共重
合体などのポリマーを、電気的特性を害さない範囲で加
えることも可能であり、また酸化防止剤や滑剤などを適
宜添加してもよい。
５−
以下、本発明の実施例について明する。
実施例 １
エチレンとα−オレフィンのモル比が８５／１５で、メ
ルトインデックスが１のエチレン・α−オレフィン・ポ
リエン共重合体１００重量部、に、ビニルトリメトキシ
シラン２．０重量部およびジクミルノミ−オキサ４１０
．２重量部を溶解した溶液を分散し、スクリュウ押出機
を用いて押出温度２００℃で押出し、シランクラフト化
エチレン・α−オレフィン・ポリエン共重合体を形成し
、これをペレタイザーでベレット化した。
ルトインデックスが１のエチレン・α−オレフィン・ポ
リエン共重合体１００重量部、に、ビニルトリメトキシ
シラン２．０重量部およびジクミルノミ−オキサ４１０
．２重量部を溶解した溶液を分散し、スクリュウ押出機
を用いて押出温度２００℃で押出し、シランクラフト化
エチレン・α−オレフィン・ポリエン共重合体を形成し
、これをペレタイザーでベレット化した。
次いで、このペレット１００重量部にジブチル錫ジラウ
レート１重量部の割合で押出機に導入し、外径３闇の銅
導体上に厚さ０．５ ｍのポリエチレン系半導電層が被
覆されている外周に絶縁体厚２ＩＩＩＩＩ＋となるよう
に押出被覆し、８０℃の温水中に１５時間浸漬して架橋
絶縁電線を得た。
レート１重量部の割合で押出機に導入し、外径３闇の銅
導体上に厚さ０．５ ｍのポリエチレン系半導電層が被
覆されている外周に絶縁体厚２ＩＩＩＩＩ＋となるよう
に押出被覆し、８０℃の温水中に１５時間浸漬して架橋
絶縁電線を得た。
実施例 ２
エチレンとα−オレフィンのモルＪｉＥ８１／１９で、
メルトインデックスが３のエチレン・α−オレフ６− イン・ポリエン共重合体を用いた以外は実施例１と同様
にして架橋絶縁電線を得た。
メルトインデックスが３のエチレン・α−オレフ６− イン・ポリエン共重合体を用いた以外は実施例１と同様
にして架橋絶縁電線を得た。
比較例
密度が０．２９０ 、メルトインデックスが１の低密度
ポリエチレン１００重量部にジクミルノミ−オキサ４１
２．５重量部添加したものを押出機に導入し、外径３諭
の銅導体上に厚さ０．５論のポリエチレン系半導電層が
被覆されている外周に絶縁体厚２ｍとなるように押出被
覆し、２００℃の高圧スチームにおいて加熱して架橋絶
縁電線を得だ。
ポリエチレン１００重量部にジクミルノミ−オキサ４１
２．５重量部添加したものを押出機に導入し、外径３諭
の銅導体上に厚さ０．５論のポリエチレン系半導電層が
被覆されている外周に絶縁体厚２ｍとなるように押出被
覆し、２００℃の高圧スチームにおいて加熱して架橋絶
縁電線を得だ。
かくして得られた架橋絶縁電線の水トリー発生状況を観
察した結果を次表に示す。
察した結果を次表に示す。
なお、観察は次のようにして行った。
絶縁電線と蒸留水中に浸漬し、銅導体と水との間に３Ｋ
Ｖ、５０Ｈｚの交流電圧を常温で１８か月間課電した。
Ｖ、５０Ｈｚの交流電圧を常温で１８か月間課電した。
課電終了後絶縁体を薄く輪切りにしてメチレンブルー水
溶液で煮沸染色し、発生した水トリー〇数を光学顕微鏡
で観察した。
溶液で煮沸染色し、発生した水トリー〇数を光学顕微鏡
で観察した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ エチレン・α−オレフィン・ポリエン共重合体にシ
ラン化合物およびラジカル発生剤を反応させて得たシラ
ングラフト化エチレン・α−オレフィン・ポリエン共重
合体にシラノール縮合触媒を混合して加熱反応させなか
ら押出成形し、得られた押出成形体を水分の存在下で架
橋することを特徴とする架橋成形体の製造方法。 ２ エチレン・α−オレフィン・ポリエン共重合体は、
エチレンと炭素数が４〜１０のαオレフィンとポリエン
からなり、かつエチレンとα−オレフィンのモル比が７
５／２５〜９５１５であることを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の架橋成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57191128A JPS5980439A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 架橋成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57191128A JPS5980439A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 架橋成形体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5980439A true JPS5980439A (ja) | 1984-05-09 |
| JPH0314054B2 JPH0314054B2 (ja) | 1991-02-25 |
Family
ID=16269332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57191128A Granted JPS5980439A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 架橋成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5980439A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6245663A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-27 | ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン | 水硬化性熱可塑性重合体とシラノ−ル重合触媒金属カルボキシレ−トを基剤とする組成物 |
| US4873042A (en) * | 1988-03-25 | 1989-10-10 | Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. | Process for extruding a thermoplastic copolymer |
| EP1170116A1 (de) * | 2000-07-05 | 2002-01-09 | REHAU AG + Co | Feuchtigkeitsvernetzbare Profile aus Polyolefinelastomeren |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5365344A (en) * | 1976-11-24 | 1978-06-10 | Hitachi Cable Ltd | Crosslinking of polyolefin and preparation of crosslinked electric wire |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP57191128A patent/JPS5980439A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5365344A (en) * | 1976-11-24 | 1978-06-10 | Hitachi Cable Ltd | Crosslinking of polyolefin and preparation of crosslinked electric wire |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6245663A (ja) * | 1985-08-21 | 1987-02-27 | ユニオン・カ−バイド・コ−ポレ−シヨン | 水硬化性熱可塑性重合体とシラノ−ル重合触媒金属カルボキシレ−トを基剤とする組成物 |
| US4873042A (en) * | 1988-03-25 | 1989-10-10 | Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. | Process for extruding a thermoplastic copolymer |
| EP1170116A1 (de) * | 2000-07-05 | 2002-01-09 | REHAU AG + Co | Feuchtigkeitsvernetzbare Profile aus Polyolefinelastomeren |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0314054B2 (ja) | 1991-02-25 |
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