JPS5972884A - 文字放送信号処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、文字放送信号処理装置に関するもので、音
楽情報をも扱えるようにしたものである。

〔発明の技術的背景〕

近年、テレビジョン信号の一部にデジタル情報を重畳し
て伝送し、受信側では、前記デジタル情報をサンプリン
グして文字信号を形成して、これをフレームメモリに蓄
積し、テレビジョン受像機に同期させて前記文字信号を
読み出し表示するという、文字放送信号処理装置が開発
されてｂる。表示内容としては、ニュース等の文字の他
、天気予報、各種のサービス娯楽情報などが可能となっ
ている。

〔背景技術の問題点〕

ところで、上記文字放送信号処理システムにおいては、
従来は、伝送される内容が、画面表示に関与する情報の
みである。このため、表示内容をみても、無味乾燥の感
があシ、この点の改善が望まれている。このような点に
対処するために、従来、伝送情報として音楽情報をデジ
タル情報で、伝送し受信側でこれを再生することも考え
られる。しかし、音楽情報を伝送するには、かなり大き
な伝送時間（文字信号の伝送に比べて）を要するため、
複数ページで構成される文字放送番組に対し限られたペ
ージに対してのみ音楽情報が伝送されず、残りのページ
に対しては無音となる。

〔発明の目的〕

この発明は上記の事情に鑑みてなさねたもので、文字、
図形、記号などの表示時間中、継続的に音楽又は音声な
どを出力することができる文字放送信号処理装置を提供
することを目的とする。

〔発明の概要〕

この発明はたとえば第１図に示すように、テレビジョン
信号の一部期間に重畳されている音楽情報をサンプリン
グして、これを音声用のメモリ３１に格納し、１つの音
楽情報を、ラッチ回路３８、コンノＪ？レータ３９、オ
ア回路４０゜カウンタ４１、アドレスセレクタ３７によ
る繰り返えしアドレス指定手段によって読み出せるよう
にし、短時間の音楽であっても、視聴者側では連続して
音楽をきくことができるようにしたものである。

〔発明の実施例〕

以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。第１
図において１１は映像検波回路であり、この回路から導
出されたビデオ信号は、波形整形回路１２にて、スライ
スレベルが設定され、次に、サンプリング回路１３に入
力される。

このサンプリング回路１３においては、垂直帰線期間内
であって、垂直同期信号から１０〜２０Ｈ（ＩＨ；１水
平期間）目のいずれかの１水平期間あるいは複数水平期
間内のデジタルデータがサンプリングされる。

一方、前記ビデオ信号は、同期分離回路１６にも供給さ
れる。この同期分離回路１６においては、水平同期ノ９
ルスＳＨ，垂直同期パルスＳＶが分離され、そｈぞれの
ノクルスは、水平位置カウンタ１７、垂直位置カウンタ
１８に入力され基準・ぐルスとして胴込られる。垂直位
置カウンタ１８Ｊｄ、水平同期ノやルスをクロックとし
て用い、画面の垂直方向位置をあられすカウントデータ
を発生することができる。また、水平位置カウンタ１７
け、水平同期パルスによってリセットさね、内部クロッ
クをカウントし、画面の水平方向位置をあられすカウン
トデータを発生することができる。水平位置カウンタ１
７、垂直位置カウンタ１８から出力されるカウントデー
タは、テレビジョン信号のフレームアドレス情報として
、取り込みダート信号発生回路１９、アドレス発生回路
２５に入力される。

取り込みダート信号発生回路１９は、文字多重信号期間
に、ダート信号を発生し、このｒ　−ト信号をサンプリ
ングパルス発生回路２０に供給する。サンプリングパル
ス発生回路２θは、５− 文字多重信号期間のデジタルデータをサンプリングする
ために、その出力サンプリングをパルスをサンプリング
回路１３に加える。この場合サンプリングツ中ルスの各
ビットは、デジタルデータの各ビットに同期している必
要がある。このため、サンプリングミ４ルス発生回路２
ｏにおいては、文学多重信号内に同期用の・母ルスとし
て重畳されているりｃＩｙクランイン信号を、波形整形
回路１２の出力段から導入し、該サンプリングデータス
をクロックランイン信号に同期させる処理を行っている
。

サンプリング回路２０から導出された「１」　、「０」
からなるサンプリングデータは、順次、フレーミングコ
ード検出回路１４に入力される。

フレーミングコード検出回路１４は、伝送されてきたデ
ジタル情報のデータの始まり位置を検出するもので、予
じめ、定められた内容（例えば、１、１．０．０．１．
１．１．１　）フレーミングコードを検出することがで
きる。このフレーミングコードが検出されると、バッフ
ァメモリ１５にデータの６− 取シ込みが開始される。

バッファメモリ１５に取り込まれたデータは、中央演算
器（以下ＣＰＵと称する）２２によって解読処理される
。ＣＰＵ　２２は、固定的な処３ｑ＋け、リードオンリ
ーメモリ（ＲＯＭ　）　２ｓに格納されている固定プロ
グラムに従ってデータ処理を行い、変動的なプログラム
処理は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ　）　２４に
格納されているプログラムに従ってデータ処理を行う。

キーデート２１からは、固定的なプログラムの選択指令
、あるいけ、変動的なプログラムの変更を行うことがで
きる。

今、文字多重信号として、１画面分の天気予報１が伝送
されているものとし、この文字多重信号を処理するよう
に、キーデート２１からの指定がなされているものとす
る。この場合、バッファメモリ１５に取り込まれるデー
タが順次、ＣＰＵ　２２によって解読され、その画像デ
ータは、データバスを介して、フレームメモリ２６に蓄
積されてゆく。この処理は、１画面分の画像データが揃
うまで行なわれ、このときのフレームメモリ２６のアド
レス指定は、ＣＰＵ　２２　（Ｉｌｌからの指定となる
。１画面分の画像データが揃えば、ＣＰＵ　２２　ハ、
フレームメモリ２６を飲み出しモードに切換える。この
ときは、フレームメモリ２６（Ｄａみ出しアドレスは、
アドレス発生回路２５によるダイレクトメモリアクセス
状態となり、テレビジョン受像機に同期したデータ読み
出しが得られる。フレームメモリ２６から読み出された
画像データは、インターフェース２７を介して、映像増
幅器へ送られる。文字多重信号処理モードであれば、文
字多重信号の取り込み処理は継続しておこなわれている
。そして、バッファメモリ１５のデータは、常にＣＰＵ
　２２によって解読管理されている。現段階では、１画
面分のデータがフレームメモリ２６に揃っているので、
新たな取り込み処理は行なわれないが、天気予報のデー
タとして、その内に含まれる識別コードが、更新を示す
ものであった場合ｔｆ’ｉ、ＣＰＵ２２は、フレームメ
モリ２６をクリアし、更新データの取り込み処理に移る
。そして、１画面分のデータが揃えば、再び表示モード
となる。また、キー♂−ド２１から、別の番組プログラ
ム（例えばニュース）を受信処理する旨の指令が行なわ
れれば、今度は、天気予報の文字多重信号位置とは異々
る位置の水平期間で取シ込みダート信号が発生するよう
に、ＣＰＵ２２によるシステム制御が行なわれる。

上記の説明は、画像データに関する説明である。この発
明では、上記の処理に加えて、音情報に関してもデータ
処理を行うところに特徴部分があり、以下その説明を行
う。

前記文字多重信号内には、音情報も含１れており、その
音情報がバッファメモリ１５に取り込まれた場合、これ
は、音声ＲＡＭ　３１に蓄積される。この音情報は、音
声ＲＡＭ　３１に配憶される場合、アドレスデータ３７
を介して、ＣＰＵ２２によってアドレス指定が行なわれ
る。

音声ＲＡＭ　３１に音声データが蓄積されると、そのデ
ータエリアの読み出しが開始される。音９− 声ＲＡＭ　３１から読み出されたデータは、インタフェ
ース３２を介して、シンセサイザー３３に入力されアナ
ログオーディオ信号に変換され、増幅器３４、スイッチ
３５を介してスピーカ３６に加えられる。

ここで、文字多重放送にあっては、長時間分の音楽等の
データを、短時間で伝送することが困難であるため、音
声ＲＡＭ　３１においては、ラッチ回路３８、コンパレ
ータ３９、オア回路４０゜カウンタ４１、アドレスセレ
クタ３７によるくりかえしアドレス指定がなされる。つ
まり、音声ＲＡＭ　３　Ｊの読み出しモードにおいては
、ラッチ回路３８に、音声データの終り位置を示すアド
レスデータかＣＰＵ　２２によってラッチされる。

次に、音声データの読み出しが開始されると、オア回路
４０を介してＣＰＵ　２２からクロック・やルスが加え
られ、アドレスカウンタ４１のカウントが進められる。

この場合、アドレスセレクタ３２は、カウンタ４１の出
力を選択し、音声ＲＡＭ　３１のデータを読み出すよう
に切換えられ１０− ている。前記カウンタ４１の出カバ、コンｉ＋　レータ
３９の一方の入力端にも加えられている。

このコンパレータ３９は、カウンタ４１の出力アドレス
データと、ラッチ回路３８のアドレスデータを比較して
おり、一致した場合は、一致ノクルスをＣＰＵ２２に送
る。ＣＰＵ　２２　Ｆｉ　、一致”ルスがあったときは
、音声ＲＡＭ　３１のデータが始まりから終りまで読み
出されたことである。

したがって、ＣＰＵ　２２は、カウンタ４１を再び初期
値からカウントするようにセットする。そして、再び音
声ＲＡＭ　３１の音声データを最初から読み出す処理が
行なわれる。先の一致パルスが得られたときは、例えば
、−曲の音楽が終った時であり、次にこの音楽が再度く
りかえされるのであるから、そのつなぎの間、ＣＰＴＪ
２２け更に、音声を小さくするための制御信号を、増幅
器３４のコントロール端子３４ＩＬに加える。

このように、音声ＲＡＭ　３１のデータは、繰り返えし
て読み出され、スピーカ３６からは、文字放送をみなが
ら、くりかえしてたとえば音楽を聴くことができる。

第２図は上記音情報処理を行う際のフローチャートであ
る。即ち、ステラｆＳ、にて、音楽演奏のためのプログ
ラムルーチンがスタートし、ステップＳ２にて、カウン
タ４１がアドレスデータ発生のためのカウントを開始す
る。これによって、スピーカ３６から、音楽が流れる。

そして、音楽が一曲演奏し終ると、コンパレータ３９か
ら一致ノＪ？ルスが出力される。（ステップ５３）一致
パルスが得られると、ステップＳ４にて、増幅器３４の
利得が制御されミューティングが行なわれ、カウンタ４
１は、再び初期状態からカウントが開始され、再び演奏
が始まる。このときけ、ミューティングは解除される。

そして、音楽を一曲演奏し終ると、ステップＳ６にて、
コン・母レータ３９から得られ、ステラ７″Ｓ４に戻る
。

ここで、現在の演奏音楽とは異なる音情報が受信される
と、割り込みルーチン（第３図に示す）に移り、新しい
音楽データの書き込み処理がなされる。即ち、音声情報
の検出がステップＳ１１に行なわれると、ステラ７６Ｓ
１２において、演奏中か否かの判定がなされる。演奏中
であわば、ステラ７６Ｓ１３にて、音声ＲＡＭ　３１の
読み出し停止つまシ演奏停止が行なわれ、次にステップ
Ｓ、４にて新しい音楽情報の音声ＲＡＭ　３１に対する
書き込み処理が開始される。そして、音声ＲＡＭ　、９
１に対する新しいデータの書き込み処理が終ると、カウ
ンタ４ノに対するカウントスタートノヤルスがＣＰＵ　
２２から与えられ、ステップＳ１６を介して、第２図に
示したプログラムに移行する。従って、文字放送信号処
理を行い、文字画像にユース、天気予報など）を表示し
ているとき、連続して、音楽（パックグランドミー−シ
ック）を流すことができ、短時間の音楽情報しか送れ々
〈ても視聴者側では、そのメロディ−をくりかえし連続
して聴くことができる。

〔発明の効果〕

上記したようにこの発明によると、音楽情報が文字情報
を表示する時間に満たないような時間のものであっても
、これを繰り返して奏する１３− ことができ、音の空白を無くし得、視聴者に安定感を与
え得る文字放送信号処理装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す構成説明図、第２図
、第３図は、それぞれ第１図の装置の動作を説明するの
に示したフローチャートである。 １１・・・映像検波回路、１３・・・サンプリング回路
、２２・・・ＣＰＵ、２３・・・ＲＱＭ、、）Ｊ・・・
ＲＡＭ　。 ３１・・・音声ＲＡＭ、　３．９・・・シンセサイザー
、３６・・・スピーカ、３７・・・アドレスデータ、３
８・・・ラッチ回路、３９・・・コンツクレータ、４０
・・・オア回路、４１・・・カウンタ。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦１４− 第２図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 テレビジョン信号の一部期間に重畳したデジタルデータ
   をサンプリングして、前記デジタルデータのうち第１の
   音楽に対応する第１のデータを音声用のメモリに書き込
   む手段と、前記音声用のメモリの読み出しアドレスを指
   定するのに、前記第１の音楽の始から終りまでに対応す
   る！み出しアドレスを繰り返ズして指定する繰り返えし
   アドレス指定手段と、前記音声用のメモリの出力データ
   に基づき前記第１の音楽を奏するための、シンセサイザ
   及びスピーカを含む発音手段と、 前記第１の音楽に対応するデータを前記音声用のメモリ
   から読み出している途中に、前記テレビジョン信号の一
   部期間に第２の音楽のための第２のデータが重畳されて
   伝送されてきたときに始めて前記音声用のメモリのデー
   タを新しいデータに書き換える手段とを具備したことを
   特徴とする文字放送信号処理装置。