JPH10174083A - 双方向放送システム - Google Patents

双方向放送システム

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JPH10174083A
JPH10174083A JP8330670A JP33067096A JPH10174083A JP H10174083 A JPH10174083 A JP H10174083A JP 8330670 A JP8330670 A JP 8330670A JP 33067096 A JP33067096 A JP 33067096A JP H10174083 A JPH10174083 A JP H10174083A
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JP
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broadcast
message
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karaoke
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JP8330670A
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Hajime Inada
肇 稲田
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Xing Inc
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者がリクエストを送信するときに、リク
エスト曲の曲番号と同時に、曲にまつわるエピソードや
視聴者へのメッセージ等の個人的な情報を入力すること
が可能であり、入力された情報をリクエスト曲の演奏と
同時に文字画像として放送することが可能な双方向放送
システムを提供すること。 【解決手段】 リクエスト受信装置30が利用者の入力
した数値データ列を受信し、文字変換装置42が数字文
字変換を行う。カラオケ制御装置40がリクエスト曲の
検索を行い、メッセージ合成装置44が入力された文字
メッセージを合成する。音声出力装置50と映像出力装
置60で作成された音声出力と映像出力がカラオケ出力
装置70から送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が電話回線
を介して入力した情報に基づいて放送内容を構成する双
方向放送システムに関し、特に、利用者の入力したメッ
セージ文をTV映像に合成表示する双方向放送システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビ番組は、放送局において担
当者が作成する。利用者が参加する番組等もあるが、放
送自体は一般に、放送局から利用者への一方向のみであ
る。それに対して、利用者が電話回線を利用して放送内
容をリクエストする双方向放送システムが使用されるよ
うになった。双方向放送システムとしては、例えば、利
用者が電話回線を介して要求することにより、その利用
者のTV画面に文字放送によって株価、天気などの情報
を呼び出すことが出来る双方向性放送が開始されてい
る。
【0003】一方、その他の双方向放送システムとし
て、CATVシステム等のローカルな有線放送で行われ
ているカラオケのリクエスト番組がある。これは、利用
者が電話を使用して、電話回線を介して放送局へリクエ
スト情報を入力し、入力されたリクエスト情報にしたが
って構成されたカラオケ曲の演奏番組が有線放送に放送
されるものである。従って、リクエストは個人的に行わ
れるが、放送はあくまでも不特定多数を対象に発信され
る。この番組を利用者は有線のTV受信機で受信するこ
とによって鑑賞する。この有線放送におけるカラオケ番
組の概略構成について図6に基づき説明する。図6は従
来のカラオケ番組の構成を示す説明図である。
【0004】図6において、利用者の電話機110と放
送局のリクエスト受信装置130とは、電話回線120
で接続されている。また、放送局には、他に、受信した
リクエスト情報に基づきカラオケ曲の演奏を制御するカ
ラオケ制御装置140、カラオケ曲の演奏を行なう音声
出力装置150、カラオケ曲に合った背景映像やカラオ
ケ曲の歌詞映像を出力する映像出力装置160、音声出
力装置150による音声と映像出力装置160による映
像とを合成し有線ケーブル180に送信するカラオケ出
力装置170とがある。そして、図6に示したように、
リクエスト受信装置130はカラオケ制御装置140
に、さらに、音声出力装置150と映像出力装置160
はカラオケ制御装置140とカラオケ出力装置170と
に接続されている。一方、利用者宅には、有線ケーブル
180に乗って送られて来るカラオケ番組を受信するケ
ーブル受信装置190、受信した番組を鑑賞するための
TV200がある。
【0005】従来のカラオケ番組では、一般に、利用者
は電話機110から電話回線120を利用して、リクエ
スト受信装置130にリクエスト情報を入力する。この
入力の方法としては、オペレータが利用者からの要求を
聞き、マニュアルでその曲番号を入力するようにしても
よい。または、リクエスト受信装置130に音声応答機
能をもたせ、人手を介さず自動的にリクエスト情報を受
け付け記憶する方法もある。その方法では、例えば利用
者からのリクエスト電話を自動着信し、電子音声による
所定のガイダンス用音声情報を電話回線を介して利用者
に送信し、それに対して利用者がリクエスト曲番号等の
情報をダイヤルキー等で入力する。リクエスト受信装置
130は電話によるダイヤルトーンを使用したコード発
信を受信し、自動的にリクエスト情報を受け付ける。
【0006】電話回線120を介してリクエスト曲番号
を受信したリクエスト受信装置130は、受信したリク
エスト曲番号をカラオケ制御装置140に送信する。カ
ラオケ制御装置140は、その内部に有する記憶装置か
ら受信したリクエスト曲番号に対応する曲データを読み
だし、音声データは音声出力装置150により音声出力
に、歌詞データ及び背景映像は映像出力装置160によ
り映像出力として作成される。作成された音声出力と映
像出力はカラオケ出力装置170から合成して送信さ
れ、有線ケーブル180を介して利用者のケーブル受信
装置190で受信されTV200で鑑賞される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
双方向放送システムによるカラオケ番組では、予め決め
られた形式の曲番号の入力しか受け付けない。従って、
放送されるのはリクエスト曲のみである。一方、例え
ば、ラジオのリクエスト番組等では、葉書によりリクエ
スト曲の曲名とともに、その曲にまつわるエピソードや
視聴者へのメッセージ等を書き、運が良ければリクエス
ト曲の演奏とともにDJにより読み上げてもらうことが
出来る。それに対して、双方向放送システムではカラオ
ケ曲は放送されてもメッセージ等の個人的な情報は全く
受け付けられなかった。このことは、リクエストをする
利用者にとっても物足りないものであり、また、番組の
視聴者にとっても、ただカラオケ曲が次々と流れるだけ
で、番組としての面白味に欠けるといった問題点があっ
た。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、利用者がリクエストを送信する
ときに、リクエスト曲の曲番号と同時に、曲にまつわる
エピソードや視聴者へのメッセージ等の個人的な情報を
入力することが可能であり、入力された情報をリクエス
ト曲の演奏と同時に文字画像として放送することが可能
な双方向放送システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る双方向放送システムは、受信側から送信
された所望放送のリクエストに対応して、放送局側から
所望放送の放送情報を受信側のテレビ装置に送信する双
方向放送システムにおいて、受信側から所望放送のリク
エスト情報及びメッセージ情報を放送局側に送信する第
1情報送信手段と、放送局側にて、前記情報送信手段か
ら送信されたリクエスト情報に基づいて放送情報を選択
するとともに、その選択された放送情報とメッセージ情
報とを合成する情報合成手段と、前記情報合成手段を介
して合成された放送情報及びメッセージ情報を受信側の
テレビ装置に送信する第2情報送信手段とを備えた構成
を有する。
【0010】請求項1の双方向放送システムでは、第1
情報送信手段を有するので、テレビ放送の受信者は所望
放送のリクエスト情報だけでなく、メッセージ情報を放
送局に送信することができる。一方、放送局では、送信
されたリクエスト情報に基づいた放送をするとともに、
同時に送信されたメッセージ情報を合成して送信するこ
とができる。したがって、テレビ放送として、放送局で
用意した放送情報のみでなく、受信者により入力された
メッセージを合成して送信することが可能となる。
【0011】また、請求項2に係る双方向放送システム
は、請求項1の双方向放送システムにおいて、前記第1
情報送信手段は電話機からなり、前記リクエスト情報及
びメッセージ情報は電話機のダイアルキーを介して入力
される数値データ列から構成されるとともに電話回線に
より放送局側に送信されることを特徴とする。
【0012】請求項2の双方向放送システムでは、放送
の受信者は電話機によりリクエスト情報及びメッセージ
情報を送信できる。したがって、特別な装置を必要とせ
ず、電話機のダイアルキーを使用して数値データを入力
することが可能となる。
【0013】また、請求項3に係る双方向放送システム
は、請求項2の双方向放送システムにおいて、前記情報
合成手段は、前記数値データ列からリクエスト情報とメ
ッセージ情報とを分離識別する識別手段と、識別手段に
より分離識別されたリクエスト情報に対応する数値デー
タに基づき放送情報を選択する選択手段と、識別手段に
より分離識別されたメッセージ情報に対応する数値デー
タを文字メッセージに変換する変換手段と、選択手段に
より選択された放送情報及び変換手段により変換された
文字メッセージとを合成する合成手段とを有することを
特徴とする。
【0014】請求項3の双方向放送システムでは、識別
手段がリクエスト情報とメッセージ情報を分離し、選択
手段がリクエスト情報に対応する放送情報を選択する。
さらに、変換手段が数値データとして入力されたメッセ
ージ情報を文字データに変換し、合成手段が選択された
放送情報と文字データに変換されたメッセージ情報を合
成する。したがって、受信者はリクエスト情報とメッセ
ージ情報をつながった一つの数値データとして送信する
ことができ、放送局では受信した数値データ列から所望
の放送情報と文字メッセージ列を作成し同一画面に合成
して出力することが可能となる。
【0015】また、請求項4に係る双方向放送システム
は、請求項3の双方向放送システムにおいて、前記放送
情報は、カラオケ音楽データとその音楽データに対応す
る背景映像データとからなり、前記合成手段はカラオケ
音楽データ、背景映像データ及び文字メッセージを合成
することを特徴とする。
【0016】請求項4の双方向放送システムでは、カラ
オケ番組の受信者がカラオケ曲のリクエストと同時にそ
の曲に関するメッセージを入力することにより、リクエ
ストした曲が放送される時には背景映像や歌詞映像と共
に、入力した文字メッセージが文字映像として合成して
放送される。したがって、個人的なメッセージ文も入力
することができ、楽しく番組を鑑賞することが可能とな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る双方向放送シ
ステムについて、本発明を具体化した実施形態に基づき
図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、本実施形態に
係る双方向放送システムの概略構成について図1に基づ
き説明する。図1は、本実施の形態に係る双方向放送シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0018】図1において、利用者の電話機10は電話
回線20を介して、放送局のリクエスト受信装置30と
接続している。リクエスト受信装置30は利用者により
入力された数字列から、カラオケ曲番号とメッセージ部
分とを分離し、メッセージ部分を文字列に変換する識別
手段、変換手段としての文字変換装置42に接続してい
る。リクエスト受信装置30はさらに選択手段としての
カラオケ制御装置40と接続されている。カラオケ制御
装置40は、内部にカラオケ曲データを記憶する記憶装
置を含み、カラオケ音声を出力する音声出力装置50、
カラオケ歌詞映像及び背景映像を出力する映像出力装置
60と接続する。さらに、カラオケ制御装置40と映像
出力装置60の間には背景映像にメッセージ文字映像を
合成する合成手段としてのメッセージ合成装置44が接
続されている。音声出力装置50と映像出力装置60は
共にカラオケ出力装置70に接続し、ケーブル回線80
を介して、利用者のケーブル受信装置90に接続する。
さらに、ケーブル受信装置90は、利用者が放送を鑑賞
するためのTV100に接続している。これらの文字変
換装置42、カラオケ制御装置40及びメッセージ合成
装置44とで、本発明における情報合成手段を構成す
る。
【0019】次に、前記のように構成された双方向放送
システムにおいて、利用者がカラオケ曲をリクエスト
し、さらに、リクエストされた曲が演奏される動作につ
いて説明する。まず、リクエストしようとする利用者
は、リクエストする曲の曲番号を調べ、さらに、リクエ
ストに付けるメッセージ文を考える。
【0020】ここで、メッセージ文の各文字をそれぞれ
2つの数字を使って表わす方法を図5を用いて説明す
る。図5は数字と文字の変換対応表である。この表は一
例であって、必ずしも文字の順序や種類にこだわるもの
ではない。ここでは、例えば、「はつこいのうたです。
PI」と入力したいとする。図5から、「は」は61、
「つ」は43のように、各文字に対応する2桁の数字を
読みとることが出来る。従って、全文で、「61432
512551341440433854629」とな
る。さらに、文の最後に終わりを示すために、「##」
をつけ、電話機10のダイヤルキーから入力する。
【0021】カラオケ曲の曲番号と共にメッセージ文を
示す数字列は、リクエスト受信装置30で受信される。
リクエスト受信装置30はその受信した数字列から、カ
ラオケ曲番号部分とメッセージ部分とを分離する。カラ
オケ曲番号はカラオケ制御装置40に送られる。カラオ
ケ制御装置40は入力された曲番号に従って、内部に有
する記憶装置からカラオケ曲データを検索し、その音声
データは音声出力装置50に、背景映像と歌詞データは
映像出力装置60に送信する。また、メッセージ部分は
文字変換装置42に送信され、文字変換装置42でメッ
セージ部分の数字列が文字列に変換される。さらに、メ
ッセージ合成装置44でメッセージ映像が作成され、映
像出力装置60の背景及び歌詞映像に合成される。この
ようにして、音声出力装置50で作成された音声出力と
映像出力装置60で作成された映像出力が合成されカラ
オケ出力装置70より放送される。
【0022】視聴者は、ケーブル回線80に乗って放送
されるカラオケ放送をケーブル受信装置90で受信し、
TV100で鑑賞する。放送されるカラオケ番組では、
曲の雰囲気にあった背景映像に重ねて、画面下部にはカ
ラオケ曲の進行に合わせてカラオケ曲の歌詞が進行しつ
つ表示される。また、画面上部には、そのカラオケ曲を
リクエストした利用者によるメッセージが文字映像で一
定時間表示される。例えば上記の例では「はつこいのう
たです。PI」と表示される。同じ曲に多数のメッセー
ジが寄せられている場合には、それらのメッセージは併
記して表示されるとよい。また、一画面に表示しきれな
い場合は一定時間後に次のメッセージを表示するように
してもよい。
【0023】次に、リクエスト受信装置30、カラオケ
制御装置40、文字変換装置42のそれぞれの具体的な
動作について図2、図3、図4に基づき説明する。図2
は、リクエスト受信装置30の動作プログラムのフロー
チャートである。図3は、カラオケ制御装置40の動作
プログラムのフローチャートである。図4は、文字変換
装置42の動作プログラムのフローチャートである。
【0024】図2において、リクエスト受信装置30
は、ステップ(以下、Sと略記する)11において電話
回線20を介して送信されるリクエスト情報を受信す
る。続いて、受信したリクエスト情報にメッセージ情報
があるかどうかを判断する(S12)。メッセージ情報
がなければ(S12:NO)、リクエスト曲番号のみを
カラオケ制御装置40に入力し(S13)、終了する。
あるいは、受信したリクエスト情報に曲番号と共にメッ
セージ情報があれば(S12:YES)、リクエスト曲
番号をカラオケ制御装置40に、メッセージ情報を文字
変換装置42に入力し(S14)、終了する。
【0025】次に、カラオケ制御装置40は図3におい
て、まず、現在カラオケ曲の演奏中かどうかを判断する
(S21)。カラオケ曲の演奏中であれば(S21:N
O)、その演奏が終了するまで待つ。演奏が終了したと
判断されると(S21:YES)、次に演奏されるリク
エスト曲にメッセージ情報があるかどうかを判断する
(S22)。メッセージ情報が無いと判断した場合は
(S22:NO)、リクエスト曲の曲番号によりカラオ
ケ曲情報を検索し、音声データを音声出力装置50に、
背景映像と歌詞データを映像出力装置60に入力し(S
23)、終了する。あるいは、メッセージ情報があると
判断した場合は(S22:YES)、文字変換装置42
で文字映像に変換されたメッセージ情報をメッセージ合
成装置44に入力し、一定時間の間映像出力に合成し出
力する(S24)。それと共に、リクエスト曲の曲番号
によりカラオケ曲情報を検索し、音声データを音声出力
装置50に、背景映像と歌詞データを映像出力装置60
に入力し(S23)、終了する。
【0026】次に、文字変換装置42は図4において、
まず、メッセージ情報の数字列から数字を2桁読み込む
(S31)。続いて、読み込んだ数字が「##」かどう
かを判断する(S32)。「##」であれば(S32:
YES)、メッセージ情報の数字列は終わりなので、プ
ログラムを終了する。あるいは、読み込んだ数字が「#
#」で無ければ(S32:NO)、図5に示した数字文
字変換表を用いて2桁の数字を1文字に変換する(S3
3)。さらに、変換された文字を記憶手段に記憶させる
(S34)。続いて、次の2桁の数字を読み込み(S3
1)、同様に数字であれば文字に変換することをくりか
えし、「##」を読み込み、メッセージ情報を終了する
まで繰り返す。
【0027】以上詳細に説明した通り、本実施の形態の
双方向放送システムでは、利用者が電話機10から入力
した数字列を文字変換装置42が文字列に変換し、カラ
オケ曲の音声出力及び映像出力と合成し、カラオケ出力
装置70がケーブル回線80を介して利用者のケーブル
受信装置90に送信する。従って、利用者はTV100
によりカラオケ曲の演奏と共にメッセージ文を鑑賞する
ことが出来る。
【0028】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、この発明の実施の形態では有線放
送によるカラオケ放送としたが、カラオケボックス等の
ように多人数で利用するカラオケ装置に使用することも
できる。また、上記ではリクエスト入力を電話回線によ
るとしたが、利用者からの情報が受信できればそれ以外
でも構わない。例えば、CATVの同軸ケーブルを介し
て双方向全2重通信が実現されるのであれば、その同軸
ケーブルを介して行ってもよい。また、メッセージ文の
数字列を入力するのはかなり面倒であると思われる場合
には、例えば、電報文の例文のようにいくつかの代表的
なメッセージを設定しておき、その番号を選ぶことによ
りメッセージの入力を簡単化することもできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1記載の双方向
放送システムでは、第1情報送信手段を有するので、テ
レビ放送の受信者は所望放送のリクエスト情報だけでな
く、メッセージ情報を放送局に送信することができる。
一方、放送局では、送信されたリクエスト情報に基づい
た放送をするとともに、同時に送信されたメッセージ情
報を合成して送信することができる。したがって、テレ
ビ放送として、放送局で用意した放送情報のみでなく、
受信者により入力されたメッセージを合成して送信する
ことができる。
【0030】また、請求項2の双方向放送システムで
は、放送の受信者は電話機によりリクエスト情報及びメ
ッセージ情報を送信できる。したがって、特別な装置を
必要とせず、電話機のダイアルキーを使用して数値デー
タを入力することができる。
【0031】また、請求項3の双方向放送システムで
は、識別手段がリクエスト情報とメッセージ情報を分離
し、選択手段がリクエスト情報に対応する放送情報を選
択する。さらに、変換手段が数値データとして入力され
たメッセージ情報を文字データに変換し、合成手段が選
択された放送情報と文字データに変換されたメッセージ
情報を合成する。したがって、受信者はリクエスト情報
とメッセージ情報をつながった一つの数値データとして
送信することができ、放送局では受信した数値データ列
から所望の放送情報と文字メッセージ列を作成し同一画
面に合成して出力することができる。
【0032】また、請求項4の双方向放送システムで
は、カラオケ番組の受信者がカラオケ曲のリクエストと
同時にその曲に関するメッセージを入力することによ
り、リクエストした曲が放送される時には背景映像や歌
詞映像と共に、入力した文字メッセージが文字映像とし
て合成して放送される。したがって、個人的なメッセー
ジ文も入力することができ、楽しく番組を鑑賞すること
ができる。
【0033】以上の通り本発明は、利用者がリクエスト
を送信するときに、リクエスト曲の曲番号と同時に、曲
にまつわるエピソードや視聴者へのメッセージ等の個人
的な情報を入力することが可能であり、入力された情報
をリクエスト曲の演奏と同時に文字画像として放送する
ことが可能な双方向放送システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】双方向放送システムの概略構成を示す構成図で
ある。
【図2】リクエスト受信装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】カラオケ制御装置の動作を示すフローチャート
である。
【図4】文字変換装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】数字文字対応表である。
【図6】従来の双方向放送システムの概略構成を示す構
成図である。
【符号の説明】
10 電話機 30 リクエスト受信装置 40 カラオケ制御装置 42 文字変換装置 44 メッセージ合成装置 50 音声出力装置 60 映像出力装置 70 カラオケ出力装置 100 TV

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側から送信された所望放送のリクエ
    ストに対応して、放送局側から所望放送の放送情報を受
    信側のテレビ装置に送信する双方向放送システムにおい
    て、 受信側から所望放送のリクエスト情報及びメッセージ情
    報を放送局側に送信する第1情報送信手段と、 放送局側にて、前記情報送信手段から送信されたリクエ
    スト情報に基づいて放送情報を選択するとともに、その
    選択された放送情報とメッセージ情報とを合成する情報
    合成手段と、 前記情報合成手段を介して合成された放送情報及びメッ
    セージ情報を受信側のテレビ装置に送信する第2情報送
    信手段とを備えたことを特徴とする双方向放送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第1情報送信手段は電話機からな
    り、前記リクエスト情報及びメッセージ情報は電話機の
    ダイアルキーを介して入力される数値データ列から構成
    されるとともに電話回線により放送局側に送信されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の双方向放送システム。
  3. 【請求項3】 前記情報合成手段は、前記数値データ列
    からリクエスト情報とメッセージ情報とを分離識別する
    識別手段と、識別手段により分離識別されたリクエスト
    情報に対応する数値データに基づき放送情報を選択する
    選択手段と、識別手段により分離識別されたメッセージ
    情報に対応する数値データを文字メッセージに変換する
    変換手段と、選択手段により選択された放送情報及び変
    換手段により変換された文字メッセージとを合成する合
    成手段とを有することを特徴とする請求項2記載の双方
    向放送システム。
  4. 【請求項4】 前記放送情報は、カラオケ音楽データと
    その音楽データに対応する背景映像データとからなり、
    前記合成手段はカラオケ音楽データ、背景映像データ及
    び文字メッセージを合成することを特徴とする請求項3
    記載の双方向放送システム。
JP8330670A 1996-12-11 1996-12-11 双方向放送システム Pending JPH10174083A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002232369A (ja) * 2001-02-07 2002-08-16 Nec Corp データ放送コンテンツ運用方法およびシステム
WO2006070469A1 (ja) * 2004-12-28 2006-07-06 Kenichi Nakae パーソナル番組放送システムおよびパーソナル番組放送方法
WO2006070470A1 (ja) * 2004-12-28 2006-07-06 Kenichi Nakae 入稿サーバ

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WO2006070469A1 (ja) * 2004-12-28 2006-07-06 Kenichi Nakae パーソナル番組放送システムおよびパーソナル番組放送方法
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