JPS5964658A - ガスバリヤ−性のすぐれたポリエステル溶融ブレンド - Google Patents

ガスバリヤ−性のすぐれたポリエステル溶融ブレンド

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JPS5964658A
JPS5964658A JP58160595A JP16059583A JPS5964658A JP S5964658 A JPS5964658 A JP S5964658A JP 58160595 A JP58160595 A JP 58160595A JP 16059583 A JP16059583 A JP 16059583A JP S5964658 A JPS5964658 A JP S5964658A
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JP
Japan
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polyester
mol
melt blend
carbon atoms
melt
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JP58160595A
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English (en)
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リチヤ−ド・ロビンソン・スミス
ジヨン・ロバ−ト・ウイルソン
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
    • Y10T428/1352Polymer or resin containing [i.e., natural or synthetic]
    • Y10T428/1379Contains vapor or gas barrier, polymer derived from vinyl chloride or vinylidene chloride, or polymer containing a vinyl alcohol unit

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリエチレンイソフタレートと、ポリエチレ
ンテレフタレートまたはポリブチレンテレフタレートと
の溶融ブレンドに関する。
後者の2つの化合物は、15モル%までの他のモノマー
から製造されたコポリマーであってもよい。この種のブ
レンドは、すぐれたガスバリヤー性と同時に、すぐれた
物理的特性、すぐれた混和性およびすぐれた加工性を有
する。
最近、ポリエステルの技術分野でさかんに検討されてい
るのは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、そし
てややこれを下回るがポリブチレンチレフタレート(P
BT)から製造された製品の開発が中心になっている。
PETから製造された容器は、食料品、医薬品および消
費製品の包装に広く利用できる。
PETは容器製造に広く利用されているが、PETを使
用した場合、いくうかの欠点がある。
PETは、高バリヤー性ポリマーとされているが、PE
T容器を例えばビールのような種々の製品用として使用
することはさけられている。
それは、ボトル中への酸素の移行が多すぎるため、ビー
ルの場合ではその香りが急速に失われてしまうからであ
る。さらに、PETボトルの製造の際の加工温度が高い
ため、かなりの量のアセトアルデヒド副生物が、押出成
形の間に生成してしまう。この化合物は、比較的低濃度
でも、PET中に包装された種々の食料品に、望ましく
ないかまたは悪い後味をすぐに与えてしまう。
McDonoughの米国特許第3,426,100号
は結晶性線状ポリエステルおよびポリカーボネートのコ
ポリマーに関する。このようなポリエステルは改良され
た物性を持つものであるが、2種の異なる種類のポリエ
ステルの溶融ブレンドについては何ら示唆してぃ彦いの
で、本発明とは関連がない。
英国特許第1,546,698号は、ポリカーボネート
とポリエチレンテレフタレートのブレンドから製造され
た透明シートに関するものである。しかしながら、本発
明の特定ポリエステルの溶融ブレンドについては、ここ
でも全く示唆されていない。
Advances in Chemistry Ser
ies. 176,455(1979年発行)中に、E
scaleおよびSteinにより発表された「ポリエ
チレンテレフタレートとポリブチレンテレフタレートと
のブレンドの結晶化についての研究」においては、一つ
のブレンドに対して単一のガラス転移温度が存在し、こ
の温度は組成とともに変化することを観察しており、こ
の場合は、構成成分が非晶相中で混和性であることを示
唆している。しかしここにおける製品は、ポリイソフタ
レートの溶融ブレンドの利用とは全く無関係であり、本
発明には属さない。
種々のポリマーブレンドについての広範囲にわたる検討
は、1978年アカデミックプレス発行の、ポールおよ
びニューマンによる「ポリマーブレンズ」第1巻10章
においてなされている。しかしながら、本発明者等によ
るポリエステルの溶融ブレンドに関する記載はこの中に
含まれていない。
本発明の一つの目的は、酸素および二酸化炭素に対して
すぐれたバリヤー性を持つ、ポリエチレンイソフタレー
トと、ポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレン
テレフタレートのような他のポリエステルとの溶融ブレ
ンドを提供することにある。
本発明のその他の目的は、ブレンドが、改良された耐衝
撃性を持ち、しかも多くの場合ブレンド内に改良された
結晶化度を持つものである上記のようなポリエステル溶
融ブレンドを提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、ポリマーが短縮された乾燥
時間を持つものである上記のようなポリエステル溶融ブ
レンドを提供することにある。
さらに本発明の他の目的は、ブレンドが、反応器内また
は押出機内においてブレンディングされたものである上
記のようなポリエステル溶融ブレンドを提供することに
ある。
さらに本発明の他の目的は、ポリエチレンテレフタレー
トと比較して改良された加工性を持つ上記のようなポリ
エステル溶融ブレンドを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、押出機内等における粘着
を減少させることができるがまたは全く粘着しない特性
を持つ上記のようなポリエステル溶融ブレンドを提供す
ることにある。
さらに、本発明の他の目的は、ポリエチレンテレフタレ
ートまたはポリブチレンテレフタレートのどちらよりも
さらに低い融点を持つ、上記のようなポリエステル溶融
ブレンドを提供することにある。
さらに本発明のその他の目的は、ポリエチレンテレフタ
レートまたはポリブチレンテレフタレートが、コポリマ
ーとして存在し、このためポリマー鎖中に他の化合物を
少量含有するものである上記のようなポリエステル溶融
ブレンドを提供することにある。
さらに本発明のその他の目的は、ブレンドを、容器、フ
ィルム等用のような包装材料として使用する上記のよう
なポリエステル溶融ブレンドを提供することにある。
さらに本発明のその他の目的は、容器が、アルコール系
飲料、医薬等を入れておくために適したボトルである上
記のようなポリエステル溶融ブレンドを提供することに
ある。
通常、すぐれた酸素バリヤー性を有するポリエステルの
溶融ブレンドは、2種以上のポリエステルの溶融生成物
であり、ポリエステルの1種が、ポリエステルの総モル
基準で5〜95モル%の量のポリエチレンインフタレー
トであり、溶融ブレンドが8cc・mil/100平方
インチ・日・気圧以下の酸素透過度と、0.4dl/g
以上の極限粘度を持つものであることを特徴としている
さらにポリエステルの溶融ブレンドは、高い酸素バリヤ
ー性ブレンドポリエステル生成物を製造するために、2
種またはそれ以上のポリエステルを溶融ブレンドするも
ので、ポリエステルの1種がポリエチレンイソフタレー
トであり、ポリエチレンイソフタレートの量がブレンド
されたポリエステルの総モルに基づいて、5〜95モル
%であり、ブレンド生成物の極限粘度が0.4dl/g
以上であることを特徴とするものである。
本発明は、ポリエチレンイソフタレートと1種以上の他
のポリエステルからなるポリエステルの溶融ブレンドに
関するもので、非常に低い、酸素および二酸化炭素の透
過性を持つ、フィルム、例えばボトルのような成形容器
といっだ包装材料を提供することを目的としている。本
発明のブレンドを製造するために、ポリエチレンイソフ
タレート(以下PEIと称する)を、1種またはそれ以
上の他のポリエステルと溶融ブレンドする。通常、他の
ポリエステルとしては、ポリブチレンテレフタレート(
PBT)またはポリエチレンテレフタレート(PET)
のいずれかが使用される。3種または、それ以上のポリ
エステルを使用することもできるが、好ましくは2種の
ポリエステル成分のみを混合するのがよい。
通常、PBTまたはPETと混合する場合のPEIの総
ブレンドに対する量は、5〜95モル%、好ましくは1
0〜90モル%の範囲であり、さらに、加工性をよくす
るためには10〜35モル%の範囲が、すぐれたバリヤ
ー性を得るだめには、90〜65モル%の範囲が好まし
い。予期せぬことであるが、本発明のブレンドは、通常
押出および溶融ブレンティングに際して相溶性であるた
め、2種の異 なるポリエステルの間に分離を生じたりする問題が生じ
ない。さらに、本発明のブレンドは加工性がすぐれ、透
明性の非常にすぐれた最終製品を得ることができる。
ポリエチレンイソフタレートは、従来法のいずれによっ
ても製造することができる。代表的な例は、イソフター
ル酸または、そのジエステル、例えばジメチルイソフタ
レートまたはジエチルイソフタレートを、従来法により
エチレングリコールと反応させる。例えばすべての反応
物は、通常エステル化段階またはエステル交換段階で添
加され、次にPETを製造するための重縮合段階に入る
同様にして、ポリエチレンテレフタレートまたはポリブ
チレンテレフタレートを製造することができる。さらに
、他のジカルボン酸のモノマーまたはグリコールの少量
を使用することにより、PETまたはPBTのコポリマ
ーを製造することができる。酸またはグリコールは、最
終PETまたはPBTのコポリマーが、その中に15モ
ル%以下のブチレンテレフタレート以外、またはエチレ
ンテレフタレート以外のくり返し単位を含むような量で
使用される。好ましくは、コポリマーはポリマー中に少
くともブチレンテレフタレートまたはエチレンテレフタ
レートのくり返し単位を含有している。
コポリマーを製造する場合、テレフタール酸またはその
エステル以外のものであるジカルボン酸またはそのエス
テルは、アルキルジカルボン酸、アリールジカルボン酸
、アルキル置換アリールカルボン酸またはこれらのエス
テルであって、20までの炭素原子を含有するものであ
る。アリールジカルボン酸は、通常4〜20、好ましく
は4〜12の炭素原子を含有するもので、これらのジエ
ステルは、6〜20、好ましくは6〜12の炭素原子を
含有するものである。
アリールジカルボン酸は、8〜20.好ましくは8〜1
6の炭素原子を含有するものであり、具体例としては、
イソフタール酸、ナフタール酸等を挙げることができる
。通常、コポリマーの一部として、テレフタール酸は、
PETまたはPBTと一緒に使用されない。何故ならこ
れは何らコポリマーを生成しないためである。アリール
ジカルボン酸のジエステルは、10〜20の炭素原子を
持つものを使用する。アルキル置換アリールジカルボン
酸は、9〜20、好ましくは9〜16の炭素原子を持つ
ものであり、アルキル置換アリールジカルボン酸のジエ
ステルは、11〜20の炭素原子を含有するものである
。これらジカルボン酸またはこれらのジエステルとして
は、多種多様のものを使用することができるが、通常ナ
フタール酸またはそのエステルが好ましく、イソフター
ル酸またはそのエステルとの場合、非常に好ましい。
コポリマーを製造するため酸またはそのエステルの代り
、またはこれらと共に使用されるのが、2〜8の炭素原
子を含有するグリコールである。PEIとPETとのブ
レンドの場合、通常、エチレングリコール以外のグリコ
ールを、15%以下で使用することができる。PEIと
PBTのブレンドの場合には、コポリマーの製造のため
に使用されるグリコールは、テトラメチレングリコール
以外のグリコールである。グリコールの具体例としては
、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、シ
クロヘキサンジメタノールを挙げることができる。
このようなコポリマーは、より低い融点を持っているコ
ポリマーと同様押出の際の粘着を低下させるというよう
な加工性を改良する働きがあることがわかった。
他のポリエステル同様PEI、PBTまたはPETポリ
エステルは通常の方法で製造することができる。通常、
第1段階またはエステル化段階では、ジカルボン酸をジ
オールと昇温下に、しかも通常は加圧下に水を除去しな
がら反応させる。第2段階または重縮合段階では、序々
に真空にしてゆき、通常は触媒を使用し、しかもジオー
ル中の水を縮合生成物として除去しながら行う。また、
米国特許第4,020,049号においてRhineh
artにより提案されたような方法、即ち低分子量線状
オリゴマーからなる溶液中で、酸とグリコールとを反応
させるというようなわずかに変更された製造法で製造し
てもよく、この特許は、ポリエステル樹脂の製造法に関
する参考例として本発明において引用しておく。他の周
知の方法ではジメチルテレフタレートまたは他のジエス
テルを使用し、これを触媒の存在下にグリコールと反応
させ、ジヒドロキノエチルテレフタレート化合物を製造
している。
触媒と同様に、安定化剤を添加してから、重縮合反応を
行いポリエステルを製造してもよい。
さらに、各々のポリエステルを製造する際に、この技術
分野で周知の方法および手順に従って固相重合を行って
もよい。また、ポリエチレンイソフタレート、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
ような種々のポリエステルのエステル化またはエステル
交換の際、慣用の温度および触媒、触媒量で実施するこ
とができる。例えば、温度は180℃〜300℃、好ま
しくは180℃〜280℃の範囲で行うことができる。
エステル化またはエステル交換反応の完了に続き、製造
された低分子量オリゴマーを、重縮合する。この重縮合
は、220℃〜280℃の範囲の温度下、高真空下、即
ち133.3Pa(1.0mmHg)以下、好ましくは
66.65Pa(0,5mmHg)以下において実施さ
れる。エステル化段階に使用される慣用の触媒としては
、亜鉛化合物、マグネシウム化合物、カルシウム化合物
、マンガン化合物、鉛化合物およびチタン含有化合物を
挙げることができる。
即ち、遷移金属化合物アルカリ土類金属化合物またはア
ルカリ金属化合物の酢酸エステル、酢酸マグネシウム、
酢酸カルシウム、チタニウムテトラブトキシド等のよう
なチタニウムアルコキシドの有効触媒量が使用できる。
好ましい重縮合触媒としては、酢酸アンチモン、三酸化
アンチモン、五酸化アンチモン、チタニウムアルコキシ
ド、例えば第1スズアルコキシドのような有機スズオキ
シド等を挙げることができる。
触媒の慣用量は、使用された全酸またはエステルのモル
当り、10−6〜10−3モルの触媒の範囲である。
慣用法により製造された各々のポリエステルは、次に本
発明のポリエステルブレンドを製造するためにブレンド
される。ブレンディングは、反応器ブレンディングまた
は押出機ブレンディングのいずれかにより行われる。押
出機プレンディングの場合、前もってブレンドされた乾
燥チップを、通常互いに混合することにより行われる。
反応器ブレンディングの場合、特定のポリマーの1種を
、もう一つのポリマーの溶融重合段階の完了時にそのポ
リマーに添加することにより行われる。第3番目の方法
は、2つの反応溶融流を互に合併して、これらを混合す
ることにより行われる。どのブレンディングにより行う
場合でも、混合の温度は、最も高い融点を持つポリエス
テルの融点より高い温度でなくてはならない。通常、混
合は、最も高い融点のポリエステルの融点より20℃〜
40℃高い温度で行われる。ここでいう融点とは、熱力
学的結晶融点を意味するものである。
以前から、PEIは製造するのが非常に困難であった。
例えば、PEIポリマーの乾燥は、慣用法では、50℃
で2週間かけて行われている。PETの場合には150
℃で8時間かけて行われている。ポリマーの加水分解を
防止するためには、非常によく乾燥したポリマーが必要
であるためである。さらにPEIは、例えば押出機のス
ロート帯域内において粘着トラブルを生じてしまう。2
15〜249℃で加工しなくてはならない。このような
粘着を防止するためにスクリューを冷却する試みがなさ
れてきているが、押出の際のトラブルは、それでも解決
されない。
本発明のブレンドは、加工はを改良することができる。
例えば乾燥時間が大巾に節約できること、溶融生成物の
融点が、PETまたはPBTのホモポリマーと比較して
、低下すること、さらには、低温で押出しまたは射出成
形の方法が可能であること、しかも押出機への粘着に伴
うトラブルが大巾に減少できるか除去されることが意外
にも見い出されたのである。このように、以上にのべて
きたようなPEIの加工に際しては、克服しがたい問題
が存在したが、本発明の溶融ブレンドは、すぐれたバリ
ヤー性と同時にすぐれた加工性を達成することかできる
。正確な理由は解明されていないが、本発明のブレンド
は、結晶質のPETまたはPBTの領域並びにPEIの
領域または範囲を共に持つものであるためであると考え
られる。これは、ある程度の結晶化度を持つポリマー溶
融ブレンドを製造するため、おだやかに加温された表面
に対して粘着する傾向がほとんどないためと考えられる
本発明のブレンドは、ポリエステルのホモポリマーまた
はコポリマーの製造に使用されてきた、慣用の製造装置
および操作により、容易に製造することができる。従っ
て、本発明のブレンドは、商業ベースで製造することが
できる。
本発明において、ある特定のポリエステルを溶融ブレン
ドした場合、わずかながら極限粘度の降下が起る場合が
ある。しかしながら、最終ブレンドは、フェノールとテ
トラクロロエタンの60−40溶液中で30℃で測定し
た場合、0.4dl/g以上、通常は0.5dl/g以
上で、好ましくは0.7dl/gの極限粘度を持つもの
である。
さらに、通常プレンディングにより、加工性が改良され
ると同時に、それぞれPETまたはPBTの各々が保有
しているより改良された酸素バリヤー性が得られる。こ
のような特徴は予想されていない。さらに、これらの改
良された加工性ならびにバリヤー性は、同一比率のポリ
エステルのコポリマーによって達成されるよりもずっと
すぐれている。通常、結晶化度および耐衝撃性のような
他の特性も、PEIのバリヤー性をほんのわずか損うだ
けで、PEIと比較して改良することができる。このよ
うに、本発明のブレンドは、PEIは、常に非晶質であ
るのに対して、通常ある程度の結晶化度を持つものであ
る。このような結晶化度は、また例えばさらに高温でさ
らに短い乾燥時間で乾燥できるとか、粘着性が低下する
等の加工性の改良に役立っている。さらに、フィルムお
よび成形品を成形する際に重要な溶融温度も、通常改良
される。結晶化度は、PETまたはPBTをブレンディ
ングすることにより、ブレンドに付与される。PBTは
、通常、例えば55℃というような、低いガラス転移温
度を持つが、通常充分に結晶質である。そのため、PB
Tは、ブレンドの加工性を改良するのに役立つ。さらに
、ポリエステルの分子量でなくモル分率が、ブレンドの
融点を決定する。
本発明のブレンドは、通常8cc・mil/100平方
インチ・日・気圧以下、好ましくは7cc・mil/1
00平方インチ・日・気圧以下、さらに好ましくは6c
c・mil/100平方インチ・日・気圧以下の酸素透
過度を持つ。二酸化炭素の透過度は、通常50cc・m
il/100平方インチ・日・気圧以下、好ましくは3
Occ・mil/100平方インチ・日・気圧以下、さ
らに好ましくは20cc・mil/1OO平方インチ・
日・気圧以下である。
これらの結果は、未配向のプレスしたポリエステルフィ
ルム(unoriented pressed pol
ye−ster film)についてのものである。
上記に述べたように、ブレンドの種々の成分は、いずれ
の通常の方法によって製造されたものであってもよい。
さらに本発明で使用するブレンド成分は、本発明と同時
に申請した、二量体含量の少ないポリエチレンイソフタ
レートの製造法に関する米国特許出願第415,212
号、連鎖改質剤を使用した二量体含量の少ないポリエス
テルイソフタレートの製造法に関する米国特許出願第4
15,304号および透明度のすぐれたポリエチレンテ
レフタレートの製造に関する米国特許出願第415,3
05号のような特許の技術により製造されたものであっ
てもよい。
本発明のブレンドは、特に包装材料として利用するのに
適しており、成形容器、フィルム等の形態で利用される
。各鍾容器には、例えば食料品のような食べられるもの
を充填することができ、また容器をブロー成形してもよ
く、例えばソフトドリンクのような炭酸飲料、例えばオ
レンジジュース、グレープルーツジュース等の各種ジュ
ース飲料用として利用することができ、また医薬品用ボ
トル等として利用することができる。特にビール、ワイ
ン、リキュール等のようなアルコール飲料用のボトルと
して適している。容器製造用のブレンドとしては、0.
7dl/g以上の極限粘度のものが好ましい。
ブロー成形容器については、0.7〜0.9dl/gの
極限粘度のものが通常使用される。さらに、フィルムを
製造することもでき、肉、食料雑貨類等のような各種製
品の包装に利用することができる。
本発明をさらに具体的に理解するために、下記の実施例
において、コポリマーの製造法および上記したような容
器の製造法を詳記する、比較例1 ポリエチレンイソフタレート(PEI)を下記のように
して製造した。
ステンレススチール製反応器に、1.81Kgのジメチ
ルイソフタレート、1.29Kgのエチレングリコール
および2.6mlの6%のオクタン酸マンガンのミネラ
ルスピリット(mineral spi−rits)溶
液を充填した。この混合物を、窒素ガス雰囲気下に2.
5時間以上かけて183℃〜220℃の温度まで加熱し
、この間に、反応混合物から730mlのメタノールを
蒸留した。次に、反応混合物をステンレススチール製重
合槽に移し、0.456gの三酸化アンチモンを添加し
た。反応温度を1時間以上かけて、220℃から234
℃まで上げた。圧力をさらに1時間以上かけて66.6
5Paまで序々に下げ、この間温度は265℃まで上昇
させた。続く1時間内に、温度は275℃まで上昇した
。さらにこれらの条件下に、2〜5時間保ってから、反
応器を、窒素ガスを使用して大気圧までもどし、ポリマ
ーを反応器から押出し、冷却してからペレット化した。
このようにして製造したポリマーの極限粘度は0.7〜
0.9dl/gの範囲内であった。このポリマーを50
℃で真空オーブン(約66.65Pa)中で1週間にわ
たって乾燥させ、0.01重量%以下の水分含有率のも
のを得た。ポリマー加工の間分子量の顕著な分子量低下
があるとポリマーの機械的持性をそこなうため、分子量
低下を防止するためには低水分含有率にする必要がある
低温(50℃)で長期の乾燥時間をかけないと、非結晶
性PEIポリマニチップが粘着または塊状化してしまう
。乾燥樹脂から152〜203μmのフィルムを製造す
るために4.445cmの押出機を使用した。押出温度
は、232℃〜249℃の範囲に保った。押出機の供給
部分とスロートは37〜49℃に保つようして留意し、
押出機内で不適当な供給およびサージングが生じないよ
うにPEIの早期の軟化を防止した。PEIフィルムは
、非常にすぐれたバリヤー性を示し、酸素透過度は3c
c・mil/100平方インチ・日・気圧であった。
比較のために述べると、ポリブチレンチレフタレート(
PET)の市販フィルム状およびボトル状樹脂は、7〜
9cc・mil/100平方インチ・日・気圧の酸素透
過度を示す。PETは、高融点(約260℃)の結晶質
樹脂であり、150℃で急速乾燥(約8時間)すること
ができ、押出機中または射出成形機中で容易に加工する
ことができる。
ポリブチレンチレフタレート(PBT)は、市販のエン
ジニアリング樹脂であり、通常、その結晶化が急速であ
るため、包装用の透明度の高い容器やフィルムを製造す
るには適さないと考えられている。PBT押出フィルム
は、19cc・mil/100平方インチ・日・気圧の
酸素透過度を示した。
実施例2 小さなガラス反応器を使用して、0.77dl/gの極
限粘度を持つPEIと0.70dl/gの極限粘度を持
つPBTとから、溶融ブレンドを製造した。6種の異な
るブレンド組成物を、10分および30分のブレンディ
ノブ時間をかけて製造した。ブレンドをPEIを窒素雰
囲気下に250℃で軟化させることにより製造した。次
に、前もって乾燥させておいたPBTを、急速撹拌下に
反応器に添加した。サンプルを10分後および30分後
に取り出した。酸素バリヤー性を測定するために、加圧
成形フィルム(127〜254μmまたは5〜10mi
l)を249℃で製造した。樹脂乾燥試験は、真空オー
ブン中(約66.65Paまたは0.5mmHg)で1
50℃で16時間で行った。結果は表1に示す通りであ
り、PBTとPETの比率ごとにデータを示す。
10〜20重量%のPBTを含有しているブレンドは、
150℃で、樹脂チップがわずかに粘着するだけでPE
Iが完全に粒子の形を失うのと比較して、改良された乾
燥性を有し、しかもガスバリヤー性は6cc・mil/
100平方インチ・日・気圧より低い酸素透過度を保っ
ており、PETの7〜9cc・mil/100平方イン
チ・日・気圧と比較してすぐれている。これらブレンド
組成物は改良されたバリヤー性物質であり、さらに予想
外にも、同時にすぐれた加工性を備えている。50重量
%のPBTを含有しているブレンドは、乾燥性はすぐれ
ていたが、酸素バリー性は改良されていなかった。
A=ポリマーチップが粘着しない。すぐれた保形。
B=ポリマーチップがある程度粘着する。良好な保形。
C=ポリマーチップが実質的に粘着する。わずかな保形
D=ポリマーチップが完全に流動する。保形なし。
実施例3 0.77dl/gの極限粘度のPEIと0.70dl/
gの極限粘度のPBTのブレンドから、177.8μm
の厚さのフィルムを押出成形した。20および40重量
%のPBTからなる2種のブレンド組成物を使用した。
2鍾の樹脂を、各々低水分含有率(0,01%未満)ま
で乾燥してから、ペレットの形態で、ドラムタンブラ−
中において、室温、窒素雰囲気下に物理的に混和した。
4.445cmの押出機を149℃〜232℃のバレル
温度および232℃のダイ温度(die temper
ature)で使用した。155℃まで冷却された第1
ロールと、37℃に保たれた第2ロールを使用し、標準
2ロールキャストンステム(standard 2ro
ll cast system)を使用した。両組成物
から不透明フィルムが得られた。この押出フィルムをプ
レス内で249℃で3分間熱処理してから冷水中で急冷
することにより、ほゞ透明のサンプルが得られ、これら
について酸素透過性をテストした。20および40%の
PBT含有組成物から、各々5.6および5.0cc・
mil/100平方インチ・日・気圧の酸素透過度が得
られた。
実施例4 実施例2と同様にして、0.77dl/gの極限粘度の
PEIと0.70dl/gの極限粘度のPETから、溶
融ブレンドを製造した。3種の異なるブレンド組成物を
、ブレンディング時間10分および30分にして製造し
た。これらのブレンドは、前もって乾燥しておいたPE
Tを、まず265℃で溶融し、次に前もって乾燥してお
いたPEIを添加することにより製造した。フィルム製
造およびオーブン乾燥の方法は、実施例2によった。酸
素透過性および乾燥性についてのデータは、表2に示す
通りである。上記の一連のサンプルにおいて、3種のブ
レンド組成物はすべて、乾燥試験においてPEIと比較
して保形の点で何らかの改良がなされたが、50%のP
ETを含有する組成物の場合が、最上の改良が達成でき
た。2種類のブレンド組成物について、バリヤー性を検
討したが、PETと比較して酸素バリヤー性が改良され
ることがわかった。
実施例5 (反応器ブレンド) 米国持許第4,020,049号(Rhinehart
)に従い、オートクレープ中で6.8Kg(15ボンド
)のPETを製造するに充分な量の、テレフタール酸と
エチレングリコールとを反応させた。
次に、極限粘度が約0.70dl/gのPETを製造す
るために、標準アルチモン触媒を使用して縮合反応させ
た。約280℃でまだ溶融している間に、テレフタール
酸/イソフタール酸の比が80/20となるために充分
な量の0.7dl/gの極限粘度のPEIを反応器に添
加し、窒素パージ下に10分間撹拌した。PEIを予め
乾燥し、粒状にした。次にこの透明溶融ポリマーブレン
ドを排出し、ペレット化した。上記の工程を、PET/
PEIブレンドを排出に先立って30分間撹拌する以外
同様にくり返した。これらのポリマーブレンドは、実施
例3に示した方法で、再乾燥し、フィルムに伸長された
。両ブレンドにつき、4.9cc・mil/100平方
インチ・日・気圧の酸素透過度が得られた。
実施例6 (押出器ブレンド) 約0.70dl/gの極限粘度の乾燥粒状PETとPE
Iを乾燥混合してから、コートハンガーダイ(coat
−hanger die)、フィルムキャスティング(
film casting)およびフィルム巻上げ装置
を備えた4.445cm(13/4インチ)の押出機に
よって、フィルムに押出成形した。スクリューの後部と
、押出機バレルの供給部分の両方を水冷した。バレル温
度を、PETを完全に溶融するのに充分な温度(254
℃〜288℃、または490°〜550°F)にすると
、押出機スクリューを冷却してもPEIがこれに粘着し
てしまった。
このため、押出機は、周期的に供給が停止してしまった
。しかし、ブレンドの結晶質成分をPETから低融点の
90/10のエチレンテレフタレート/イソフタレート
(ET/I)ランダムコポリマーに代えると、押出バレ
ル温度を218°〜276℃(425〜530°F)ま
で下げることができ、実質的に粘着により生ずるトラブ
ルおよび供給損失を少くすることができた。押出機ブレ
ンドを、共に0.7dl/gの極限粘度を持つ樹脂であ
るPEIと90/10エチレンテレフタレート/イソフ
タレート(ET/I)コポリマーとから製造した。最終
ブレンド組成物はテレフタレート/イソフタレート(T
/I)比が80/20のものと、70/30のものであ
り、各々は、5.8cc・mil/100平方インチ・
日・気圧の酸素透過度を示した。
以上は、本発明の好ましい具体例および最も好ましい具
体例について述べたものであり、本技術分野の当業者に
とって、本発明の精神または範囲を逸脱しない限り様々
な変更および改良がなしうることは自明である。従って
本発明は、添付の特許請求の範囲の範疇から判断される
ものである。
特許出願人ザグツドイア−タイヤ アンドラバーコンパニー −4ダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高酸素バリヤー性溶融ブレンドポリエステル製品を
    製造するために溶融ブレンディングされた、2棟または
    2種以上のポリエステルからなり、ポリエステルの1f
    !ifがポリエチレンイソフタレートであり、ポリエチ
    レンイソフタレートの量が、ブレンディングされたポリ
    エステルの総モル基準で5〜95モル%の範囲であり、
    しかもブレンド生成物の極限粘度が0.4dl/f以上
    であるポリエステル溶融ブレンド。 2、第2ポリエステルが、ポリブチレンテレフタレート
    またはポリエチレンテレフタレートからなる群から選択
    されたものであり、溶融ブレンドが8.0cc・mil
    /100平方インチ・日・気圧以下の酸素透過度を持つ
    ものである特許請求の範囲第1項記載のポリエステル溶
    融ブレンド。 3、溶融ブレンドポリエステル生成物が、これらポリエ
    ステルを、最高融点を持つポリエステルの融点以上の温
    度で加熱することにより製造されたものである特許請求
    の範囲第2項記載のポリエステル溶融ブレンド。 4、ポリエチレンイソフタレートの量が、10〜90モ
    ル%の範囲にあり、酸素透過度が7.Occ・mil/
    100平方インチ・日・気圧以下であり、極限粘度が0
    .5dl/g以上である特許請求の範囲第3項記載のポ
    リエステル溶融ブレンド。 5、酸素透過度が、6.0cc・mil/100平方イ
    ンチ・日・気圧以下であり、極限粘度が、0.7dl/
    g以上であり、ポリエステルが、ポリエチレンイソフタ
    レートとポリブチレンテレフタレート、または、ポリエ
    チレンイソフタレートとポリエチレンテレフタレートか
    らなる群から選択されたものである特許請求の範囲第4
    項記載のポリエステル溶融ブレンド。 6、ポリエチレンイソフタタレートの量が、10〜35
    モル%の範囲にある特許請求の範囲第5項記載のポリエ
    ステル溶融ブレンド。 7、ポリエチレンイソフタレートの量が、90〜65モ
    ル%の範囲にある特許請求の範囲第5項記載のポリエス
    テル溶融ブレンド。 8、ポリエステルブレンド生成物が、ポリエステルを、
    反応器ブレンディングまたは押出機ブレンティングによ
    り製造されたものである特許請求の範囲第1、3、5、
    6または7項記載のポリエステル溶融ブレンド。 9、ポリエチレンテレフタレートまたはポリブチレンテ
    レフタレートが、コポリマーの形態にあり、該コポリマ
    ーは、85モル%以上のテレフタール酸またはそのジエ
    ステルと、15モル%以下の、4〜20の炭素原子を持
    つアルキルジカルボン酸、8〜20炭素原子を持つテレ
    フタヒル酸以外のアリールジカルボン酸、9〜20の炭
    素原子を持つアルキル置換アリールンカルボン酸、6〜
    20の炭素原子を持つアルキルジカルボン酸のジエステ
    ル、10〜20の炭素原子を持つテレフタール酸以外の
    アリールジカルボン酸のジエステル、11〜20の炭素
    原子を持つアルキル置換アリールジカルボン酸のジエス
    テル、およびこれらの組合せからなる群から選択された
    酸とを使用することにより製造され、さらにポリブチレ
    ンテレフタレートコポリマーは、85モル%以上のエチ
    レングリコールと、15モル%以下の3〜8の炭素原子
    を持つグリコールを使用して製造され、またポリブチレ
    ンテレフタレートコポリマーは、85モル%以上のテト
    ラメチレングリコールと、15モル%以下の、テトラメ
    チレングリコール以外の2〜8の炭素原子を持つグリコ
    ールを使用して製造されたものである特許請求の範囲第
    1、3、5、6または7項記載のポリエステル溶融ブレ
    ンド。 10、コポリマーが、90モル%以上のテレフタール酸
    またはそのジエステルと、10モル%以下のナフタル酸
    、イソフタール酸またはこれらのジエステルからなる群
    から選択された酸とを使用して製造されたものである特
    許請求の範囲第9項記載のポリエステル溶融ブレンド。 11、高酸素バリヤー性溶融ブレンドポリエステル製品
    を製造するために溶融ブレンディングされた、2種また
    は2種以上のポリエステルからなり、ポリエステルの1
    種がポリエチレンテレフタレートであり、ポリエチレン
    イソフタレートの量が、ブレンディングされたポリエス
    テルの総モル基準で5〜95モル%の範囲であり、しか
    もブレンド生成物の極限粘度が0.4dl/g以上であ
    る、ポリエステル溶融ブレンドより製造された容器。 12、前記容器がびんの形態である特許請求の範囲第1
    1項記載の容器。
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