JPS59635B2 - スチ−ルコ−ドノ セイゾウホウホウ - Google Patents

スチ−ルコ−ドノ セイゾウホウホウ

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JPS59635B2
JPS59635B2 JP1824775A JP1824775A JPS59635B2 JP S59635 B2 JPS59635 B2 JP S59635B2 JP 1824775 A JP1824775 A JP 1824775A JP 1824775 A JP1824775 A JP 1824775A JP S59635 B2 JPS59635 B2 JP S59635B2
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JP
Japan
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twisting
steel cord
rotation speed
flyer
twist
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Expired
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JP1824775A
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JPS5192329A (en
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勝 田中
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
    • D07BROPES OR CABLES IN GENERAL
    • D07B2207/00Rope or cable making machines
    • D07B2207/20Type of machine
    • D07B2207/207Sequential double twisting devices

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  • Ropes Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複数本の素線より成る芯ストランドを有する二
層又は三層以上のスチールコードの製造方法に関するも
のである。
従来芯ストランドを有するスチールコードを製造する場
合、カゴ型撚線機或いは筒型撚線機等の撚線機が用いら
れている。
然し、これらの撚線機では装置も太き(なり、回転数が
小さく又使用動力は太ぎくなるという欠点がある。
最近スチールコード製造装置において、回転数が高く、
使用動力が小さいダブルツイスト式バンチャー熱線機が
採用されるようになってきたが、上記パンチャー撚線機
をそのま瓦複層撚りのスチールコードの製造に使用する
と、その構造上谷線には全て回転に応じて捻れが入る。
これにより芯ストランドに捻れが入ると、撚ピツチに変
化が現われるため、コードでの撚りムラ、撚り不良の原
□ 因となってスチールコードの品質が低下する。
このため、芯ストランドに捻れが入ったり、又は撚りも
どりが生じたりするのを考慮して、あらかじめ多いめか
又は少ないめの撚りを与えておいて側線と撚り合わせ、
規定の撚りピッチの芯ストランドをもったスチールコー
ドを製造する方法が考えられているが、この方法におい
ても撚りが形成される途中で撚りピッチの変化が生じる
ため、芯ストランドに著しく損傷を与え、さらに撚り不
良の発生を解消することができず、スチールコードの品
質が低下する原因となる。
たとえば、芯ストランドの撚りピッチが101ftrf
L1コードの撚りピッチが1871Lmであるスチール
コードをパンチャー撚線機で撚るためには、そのスチー
ルコードがS/S撚りの構造では、あらかじめ芯ストラ
ンドを22.5mmの撚りピンチとし、またS//Z撚
りの構造では、あらかじめ芯ストランドを6.4mmの
撚りピンチとする必要がある。
このように、芯ストランド自体の撚りピンチと、それが
スチールコードの一部となったときの撚りピッチとが大
巾に変化すると、当然、撚込率の違いから生じるストラ
ンドの長さが変化することになり、撚りが形成される途
中でこの現象が起ると、芯ストランドと側線との間に長
さムラが生じ、いわゆる撚りムラ、キンク不良、断線等
の欠点が生じる。
本発明は従来の斯る欠点に鑑みてなされたものであり、
殊に多層撚りのスチールコードでも撚りむらやキンクの
ない良品質のスチールコード特にタイヤコードの製造方
法を提供するものである。
以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
実施例 第1図に示す如(クレードル17に回動自在に装着され
たり一ル1に捲かれた撚り方向S、撚りピッチ10mm
の芯ストランド4はフライヤ18に設けたガイドローラ
19を通し、更らにS方向の捻りを与えるようにして鏡
板11の中心に通し、ボイス12に導く。
一方、機枠或いは地面に回動自在に固定されたり一ル2
に捲かれた側素線5を複数本引きそろえてターンローラ
10を通して、鏡板11、ボイス12に導き入れる。
上記ボイス12より出た芯ストランド4と側素線5の複
数本を過撚ローラ13を通して仮撚りし、その後パンチ
ャー撚線機本体のフライヤ8に設けたガイドローラ9に
導き、フライヤ80回転によって撚り方向がZ、撚りピ
ッチが18mmとなるよう撚り合わせ、この撚り合わさ
れた撚線をパンチャー撚線機本体のクレードル7に設け
たもう一つの過撚ローラ22によつでもう一度仮撚りし
たのち、引取キャプスタン14で引き取り、トラバーサ
15を介して捲取リール3に捲取り、例えば第3図イ2
0に示す如き構成の、撚り方向S/Z、撚りピッチIo
n雇/ 18 mmのスチールコード6を得るものであ
る。
ここで、撚り方向がSの芯ストランド4はフライヤ18
によって更らにS撚りに撚られ、その後フライヤ8によ
ってZ撚りに撚り戻されるような経過をたどるが、実際
には芯ストランド4はフライヤ18とフライヤ8との間
で連続しており、しかもフライヤ18とフライヤ8とは
近接しているため、フライヤ80回転によって生じる撚
り戻り体4がフライヤ18に伝わり、結局運転途中にお
いてはストランド4に撚り込みや、撚り戻りがおこらな
いような現象となる。
上記装置においでフライヤー8,18は同一の駆動源或
いは別個の駆動源より伝達された駆動ギア16,20に
より同方向で、且略同−回転数で回転することが最も好
ましい。
上記装置において過撚ローラ13、22の回転は外の過
撚ローラ13は撚線機本体と同方向回転で、回転数は本
体の2倍前後とし、中の過撚ローラ22の回転は、本体
と逆回転で、回転数は本体回転数の90%前後とする。
ところで、芯ストランド及び側素線の集合装置として、
鏡板11、ボイス12を用いたが、第2図に示す如く、
上記装置に代え、撚りロローラ21を用いてもよいもの
である。
本発明の方法によって、スチールコードを製造する時は
、従来の方法ではフライヤ8の回転によって芯ストラン
ド4の撚りが戻るべきところであるが、フライヤ18の
回転によってそれを打ち消し、芯ストランド4の撚りピ
ッチを変化することなく、さらに集合された線群を過撚
ローラ13によつでまず仕上り撚ピツチに撚り込み、そ
れをそのま〜本体の中を通過させ、最後にもう一度過撚
ローラ22でオールツイストを掛けることにより、芯ス
トランドの撚りピンチがコードになった後も変化せず、
もちろん撚り工程の途中においでも撚りピッチの変化は
ほとんどおこらずに所要のスチールコードが得られる。
次に、本発明の方法によって製造したスチールコードと
従来の方法によって製造したスチールコードの比較例を
第−表に示す。
従って、本発明による時は、S/Z撚りのスチールコー
ドを製造する場合、フライヤ18の回転によって芯スト
ランドに予じめ撚り込みを付与しているため、撚りもど
りが打ち消され、芯ストランドの撚りピッチはスチール
コードとなった後も変化せず、もちろん撚り工程の途中
においても撚りピンチの変化はほとんど起らず、したが
って、芯ストランドと側線との間に長さむらが生じず、
撚りむら、キンクのないスチールコードが得られる。
しかも、撚線機本体の外部および内部に過撚ローラを配
して所要のスチールコードを製造スるようになしたので
芯ストランドに隙間が生じたり、芯ストランドが側線の
外側に飛び出たりすることがないため撚りムラがなく、
しかも線径の細い多数本の側素線を用いて側ストランド
を構成してスチールコードを製造する場合でも、オーバ
ーツイストを掛けているため、キンクのない均一な品質
のスチールコードを容易に得ることができるという大き
な効果を有する発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はスチールコー
ド製造装置の構成図、第2図は第1図における集合装置
の他の実施例を示す構成図、第3図イ及び口は本発明の
方法により得られたスチールコードを示す構成図である
。 1.2・・・・・・リール、計・・・・・巻取リール、
4・・・・・・芯ストランド、5・・・・・・側素線、
6・・・・・・スチールコード、7,17・・・・・・
クレードル、8,18・・・・・・フライヤ、9,19
・・・・・・ガイドローラ、10・・・・・・タンロー
ラ、11・・・・・・鏡板、12・・・・・・ボイス、
13゜22・・・・・・過撚ローラ、14・・・・・・
引取りキャプスタン、15・・・・・・トラバーサ、1
6,20・・・・・・駆動ギア、21・・・・・・撚り
ロローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数本より成る芯ストランドを巻成したリールを機
    枠に遊動自在に懸架されたクレードル中に回動自在に装
    着し、上記リールより芯ストランドをクレードルの周囲
    を回転するフライヤを介して撚り込ろを与え乍ら繰出し
    、上記撚り込みを与えられた芯ストランドと側素線を構
    成する複数本の単線をフライヤの回転数の1.5〜3倍
    の回転数で同方向に回転する過撚ローラに導き、さらに
    上記フライヤーと同方向で、且略同−回転数で回転する
    フライヤーを有し、且つ上記フライヤの回転数の0.7
    〜10倍の回転数で、逆方向に回転する過撚ローラを設
    けたバンチャー撚線機に供給し、芯ストランドを有する
    スチールコードを得ることを特徴としたスチールコード
    の製造方法。
JP1824775A 1975-02-12 1975-02-12 スチ−ルコ−ドノ セイゾウホウホウ Expired JPS59635B2 (ja)

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JP1824775A JPS59635B2 (ja) 1975-02-12 1975-02-12 スチ−ルコ−ドノ セイゾウホウホウ

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JP1824775A JPS59635B2 (ja) 1975-02-12 1975-02-12 スチ−ルコ−ドノ セイゾウホウホウ

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Publication Number Publication Date
JPS5192329A JPS5192329A (en) 1976-08-13
JPS59635B2 true JPS59635B2 (ja) 1984-01-07

Family

ID=11966340

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1824775A Expired JPS59635B2 (ja) 1975-02-12 1975-02-12 スチ−ルコ−ドノ セイゾウホウホウ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017024041A (ja) * 2015-07-22 2017-02-02 住友電気工業株式会社 撚線製造方法及び撚線機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5691090A (en) * 1979-12-24 1981-07-23 Toyo Tire & Rubber Co Steel cord for vehicle tire
JPS61186586A (ja) * 1985-02-14 1986-08-20 東洋ゴム工業株式会社 自動車用タイヤ

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JPS5192329A (en) 1976-08-13

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