JPS5962706A - 油圧緩衝器の減衰力調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油圧緩衝器の減衰力調整装置、詳細には圧縮
及び伸長時に、それぞれ減衰力を発生させる両弁部材を
有するピストン又はボトムパルプ等において、ｆＡ幣用
に設けた固定二乗孔を圧縮又は伸長時の一方のみに作用
せしめる減衰力調整装置に関するものである。

従来、圧縮及び伸長時に、それぞれ減衰力を発生させる
両弁部材を有するピストン又はボトムパルプ等において
、ピストン又はボトムパルプに固定二乗孔を並設して、
圧縮行程又は伸長行程時の減衰力を調整することが行な
われているが、それぞれ一方のみを調整することができ
なかった。例えば圧縮行程時に必要な減衰力が得られる
ようピストン等に固定二乗孔を設けた場合、その二乗孔
は伸長行程時の減衰力にも影響を与えるという欠点があ
った。

本発明は、このような従来の問題点を解決したもので、
以下本発明の一実施例を図面により詳細に説１明する。

第１１ソ１は本発明減衰力調整装置の一実施例を承す断
面図で、リヤークッションタイプのピストン部（で便用
したものである。図にｔ？いて、１はピストンロッド２
の先端に嵌装したピストン３を、内部に油を封入したシ
リンダー４内に摺動自在に嵌合し、ピストンロッド２の
植設基部５とシリンダー４間にコイルばね６を張架して
なる油圧緩４＋Ｔｔｊ器であり、ピストン３に設けた油
孔７．８及び弁部材９．１０により圧縮行程及び伸長行
程時にそれぞれ減衰力が得られるようになっている。な
お説明は省略するが伸長行程時の減衰力が祠祭できるよ
うにしたもので従来公知でβる。

この場合、圧縮行程時の低速域を制御する目的で、ピス
トン部に固定二乗孔゛を設けると伸長性イ・シ時にも、
この固定二乗孔が影響して伸長行程時の減衰力特性が変
化する。

そこで、本発明では、第２図の拡大図に、その詳細を示
すようにぎストン３に王縮行イ”こ時に減衰力を発生さ
せる固定二乗孔１１を設けるがその固定二乗孔１１を開
閉するチェックパルプ１２によって圧縮行程時にのみ開
いて減衰力（低速）を発生させ、高速域となったときは
、弁部椙１０のチェックパルプスプリングを油圧が押圧
して従来通りの鎮衰力を発生させるようにしたものであ
る。即ち、ピストン３の下部座面で弁部材１０と接する
部分にチェックパルプ１２を介して固定二乗孔１１を設
け、油路１３を介して上部油室Ａと連通する油孔８と連
結せしめ、他方チェックパルプ１２を介してピストン３
の下部島面に設けた溝（図示せず）により下部油室Ｂと
連通する油孔７と連結せしめるようにしたものである。

このようにすると、圧縮行程時の低速域においては、上
部油室Ａの油は油孔８−油路１３−固定二乗孔１１を介
してチェックパルプ１２を開き、図には示さないがピス
トン３の下部座面の溝を通り油孔７へ、そして下部油室
Ｂへ流れて低速時に減衰力を発生させる。続いて高速域
に入ると油は弁部材１０ノチエツクバルプスプリングを
押圧して高速時の力、見衰力を発生させることができる
。反対に伸長時には、固定二乗孔１１１はチェックパル
プ１２が閉となるため、従来パルプのみで減衰力が発生
することＫなる。

この実施例では、圧縮行程時のみに発生する固定二乗孔
について述べたが、反対の伸長行程時にのみ発生させる
には固定二乗孔に連接して設けたチェックパルプの開閉
を逆にすればよい。

以上詳細に説明したように、本発明（Ｃよればピストン
に設けた固定二乗孔による減衰力を圧縮及び伸擾の何れ
か一方には無関係に、他の一方の減衰力を自由に設立で
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明減哀力調づぜ装置ｆｆの一実施例を示す
断面図、第２図は同じくその要部断面図である。 １・・・油圧緩衝器、２・・・ピストンロッド、３・・
・ビス）ン、’４・・・シリンダー、６・・・コイルば
ね、７．８・・・油孔、９．１０・・・弁部利、１■・
・・固定二乗孔、１２・・・チェックパルプ、１３・・
・油路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮及び伸長時に、それぞれ減衰力を発生させる両弁部
   材を有するピストン等で、ピストンに固定二乗孔を設け
   て圧縮時又は伸長時の減衰力を調整するようにした油圧
   緩衝器において、該固定二乗孔にチェックパルプを設け
   、減衰力はチェックパルプを開いて一方向にのみ発生せ
   しめることを！特徴とする油圧緩衝器の減衰力調整装置
   な。