JPS595820B2 - 粉、粒体乾燥機 - Google Patents

粉、粒体乾燥機

Info

Publication number
JPS595820B2
JPS595820B2 JP53135632A JP13563278A JPS595820B2 JP S595820 B2 JPS595820 B2 JP S595820B2 JP 53135632 A JP53135632 A JP 53135632A JP 13563278 A JP13563278 A JP 13563278A JP S595820 B2 JPS595820 B2 JP S595820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
baffle
disk
hot air
ventilation holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53135632A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5563375A (en
Inventor
泰治 海老沢
章 岡田
孝六 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP53135632A priority Critical patent/JPS595820B2/ja
Publication of JPS5563375A publication Critical patent/JPS5563375A/ja
Publication of JPS595820B2 publication Critical patent/JPS595820B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバッフルを有する円盤をジャイロ運動させるこ
とによって被乾燥物を転動させ飛翔させつつ乾燥する粉
、粒体乾燥機に関するものである。
従来、種々の粉、粒体乾燥機が開発されているが、乾燥
効率、塊状物の発生等の問題を完全に解決したものはま
だ知られていない。
例えば、半径方向に落下口を有しかつ多数の通風細孔が
穿設された円盤体を筒状枠体を介して多段に積み重ね、
その全体に発振機でねじり及び上下の達成振動を与えて
被乾燥物を振動させながら周方向に移動させ、円盤体下
部から熱風を送って乾燥させる方式のものは知られてい
る(特公昭45−27639号公報)。
しかしながら、このものは被乾燥物への運動性の付与が
不充分であって、塊状物の発生の問題があり、熱効率に
も問題があった。
一方、多数の通風細孔を有しかつ波形のパンフルが形成
されている長尺台板をバイブレータで振動させ、合板下
部から熱風を送って乾燥させる方式のものも知られてい
る(特開53−69973号公報)。
しかしながら、この乾燥機も被乾燥物への運動性の付与
が充分でなく、やはり熱効率及び塊状物発生の問題があ
った。
本発明はこのような問題を解決すべくなされたものであ
り、円盤上にバッフルを設けるとともに篩分機の駆動装
置として知られて(・るジャイロ転勤装置をこの円盤の
駆動装置に用いたところに特徴を有している。
すなわち、この円盤をジャイロ運動させることにより、
従来台板の補強及び被乾燥物の移動速度の規制にとどま
っていたバッフルに被乾燥物の転動性の向上及び飛翔性
の付与という新たな機能を付与し、そのことによって上
記の問題を解決して本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は半径方向の−ないし致方向に落下口
を有し、かつ多数の通風細孔を有する円盤上に複数のバ
ッフルが放射状に設けられ該円盤の外周には壁部が設け
られたバッフル皿、及びこのバッフル皿を円軌道上を公
転させるジャイロ運動機構を有し、熱風が該通風細孔を
下から上へ通過するように構成されていることを特徴と
する粉、粒体乾燥機に関するものである。
以下、本発明の詳細を図面を引用しつつ説明する。
図面に表わされた装置は本発明の1実施例を示すもので
、第1図は外壁部を一部切除した要部正面図、第2図は
通風細孔を省略したバッフル皿の平面図、第3図はバッ
フル皿のAの位置における切断図、そして第4図はジャ
イロ転勤装置の要部切断図である。
尚、第1図の左半分のスクリーン下は断面図で示されて
いる。
本発明のバッフル皿12には、半径方向の−ないし数カ
向に落下口1を有し、かつ多数の通風細孔2を有する円
盤3上に複数のバッフル4が放射状に設けられ、該円盤
の外周には壁部5が設けられている。
落下口1は1方向であっても数カ向であってもよい。
数カ向の場合は特別の目的がなければ等間隔に、例えば
2方向の場合は180°、3方向の場合は120°毎に
設ける。
1方向の落下口は図示の場合は1個であるが複数の落下
口を並べたものであってもよい。
図面においてはせき板6が設けられている。
これは、円盤上を転動しつつ移動して落下口に到達した
粉、粒状物が落下口の飛越して再循環することを制限す
るものであるが本発明において必須のものではない。
通風細孔2は運転時に粉、粒状物が落下しない範囲でな
るべく大きいほうがよい。
この通風細孔は熱風が吹上げるので細孔の径が粉、粒状
物の径より大きくとも粉、粒状物を保持できる。
最適の径は粉、粒状物の大きさ、比重、形状、通風速度
等によって異なるところから予め実験を行なって定める
のがよい。
実施例においては径1mmの円孔で平均粒径0.6闘の
粉、粒状物を乾燥している。
細孔の形状は円形に限定されず、長方形、S字形等各種
の形状をとることができる。
バッフル4はジャイロ運動の作用を受けて、粉、粒状物
の転勤性を高め、かつ粉、粒状物を飛翔させて空隙性を
高め、更に移動速度を調整して粉、粒状物の乾燥を良好
ならしめるものである。
このような効果を発揮させるために進行方向側の斜面の
勾配は反対側の斜面より緩やかである必要があり、進行
方向側の斜面の勾配は20〜40°程度、反対側の斜面
の勾配は50〜70°程度がよい。
このバッフルの大きさ及び形状配置はジャイロ運動の回
転半径、回転数、粉、粒状物の飛翔性等によって異なる
から予め実験を行なって定めるのがよい。
実施例のバッフルは、斜面の勾配が30°と60゜の三
角形であり高さは10朋である。
また、パンフル間隔は回転半径25 mmの2倍以下、
すなわち50mm以下である。
円盤外周の壁部5は粉、粒状物の落下の防止と乾燥熱風
の逃げを防止するためのものである。
バッフル皿は1段であってもよいが、熱効率の点で数段
ないし10段程度重ねて用いるのがよい。
この場合には、粉、粒状物が各段を1周してから次の段
に落下するように各段の落下口をずらして重ねるのがよ
い。
熱風は、粉11粒状物の飛翔性を高めることと熱風の有
効利用の点で、通風細孔を下から上に通過するようにす
る。
図面において7は送風管、そして8は排風管である。
実施例の装置は乾燥、篩分が一体となっている。
9は熱風整流室、11は原料供給口、そして13は粉、
粒状物排出口である。
14はスクリーン、15はスクリーン通過粉粒体の排出
口、16はジャイロ転勤装置との連結部材、そして17
はジャイロ転勤天板である。
図示されているジャイロ転勤装置はプーリー18の駆動
が3つの歯車19に伝動し、歯車の軸に連結されたクラ
ンクアーム20を介して偏心軸21が円運動し、天板部
17をジャイロ運動させる。
22はバランサーである。第4図においては三本のうち
真中の転動部の上半分が省略されている。
このジャイロ転勤装置は第1図に示された本体部分の下
端部にあるジャイロ転勤天板部17に連結され、第1図
の本体部分全体をジャイロ運動させる。
図面から明らかな如(、ここにいうジャイロ運動は公転
のみで自転は行なわれない。
本発明においてはジャイロ転勤装置はバッフル皿をジャ
イロ運動させうれば足り、図示のものに限定されないこ
とはいうまでもない。
本発明の乾燥機は湿潤状態でも被乾燥物の運動性が非常
に良いため、従来の流動乾燥機と比較すると、流動乾燥
機においては大量の熱風を必要とし、又原料によって塊
状になるため攪拌機構を取付ける場合もあるが本発明の
装置は大巾に熱風を節約でき、又運動性が良好なため塊
状物の形成がなく、攪拌機構などは不要である。
また、振動乾燥機と比較しても本発明の装置は粒状物の
運動性がよいため固結の問題がなく、伝熱係数が大きい
ため単位面積当りの処理量が太き(設置面積も大巾に縮
少できる。
本発明の装置は、分解掃除が容易であるところから、食
品等の衛生保持が必要な粉、粒状物の乾燥に特に好適で
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の1実施例を示す装置の外壁部の一部を
切除した要部正面図、第2図は通風細孔を省略したバッ
フル皿の平面図、第3図はバツフル皿のAの位置におけ
る切断面、そして第4図はジャイロ転勤装置の要部切断
面である。 1・・・・・・落下口、2・・・・・・通風細孔、計・
・・・・円盤、4・・・・・・パン7/1/、5・・・
・−・WL12・・・・・・バッフル皿、7・・・・・
・送風管、8・・・・・・排風管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半径方向の−ないし致方向に落下口を有し、かつ多
    数の通風細孔を有する円盤上に複数のパンフルが放射状
    に設けられ該円盤の外周には壁部が設けられたバッフル
    皿、及びこのバッフル佃を円軌道上を公転させるジャイ
    ロ運動機構を有し、熱風が該通風細孔を下から上へ通過
    するように構成されていることを特徴とする粉、粒体乾
    燥機。
JP53135632A 1978-11-02 1978-11-02 粉、粒体乾燥機 Expired JPS595820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53135632A JPS595820B2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 粉、粒体乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53135632A JPS595820B2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 粉、粒体乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5563375A JPS5563375A (en) 1980-05-13
JPS595820B2 true JPS595820B2 (ja) 1984-02-07

Family

ID=15156336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53135632A Expired JPS595820B2 (ja) 1978-11-02 1978-11-02 粉、粒体乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS595820B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246605A (ja) * 1988-08-06 1990-02-16 Junkosha Co Ltd フラットケーブル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5369973A (en) * 1976-12-01 1978-06-21 Niro Atomizer As Method of drying powdery and granular material and apparatus therefor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5369973A (en) * 1976-12-01 1978-06-21 Niro Atomizer As Method of drying powdery and granular material and apparatus therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246605A (ja) * 1988-08-06 1990-02-16 Junkosha Co Ltd フラットケーブル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5563375A (en) 1980-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK2828595T3 (en) APPARATUS FOR CONTINUOUS DRYING OF PARTICLES
CN208688199U (zh) 一种盘式多层烘干设备
CN114234584A (zh) 一种有机肥料用烘干机
JPS595820B2 (ja) 粉、粒体乾燥機
CN211977514U (zh) 一种用于肥料生产的烘干机
CN212362616U (zh) 用于弹性石墨生产过程中的振动流化床干燥设备
CN211303796U (zh) 一种具有筛选功能烘干机
JP3073717B2 (ja) 回転レトルト炉及びそれによる熱処理方法
JPS6146387Y2 (ja)
JP2002058981A (ja) スプレードライヤ装置及びこれを用いた造粒方法
CN209286170U (zh) 一种高质量药物颗粒剂制粒装置
EP2718649B1 (en) Method and speed dryer for drying solid bulk materials with gas in a fluidized bed
JPH0651781U (ja) 粉粒体の乾燥装置
CN203672082U (zh) 旋振穿流干燥***
JPH09122423A (ja) 移動層式集塵装置
CN103808115A (zh) 旋振穿流干燥***
CN205860661U (zh) 气帽式振动流化床干燥机
JPH02293583A (ja) 乾燥装置
JP3903207B2 (ja) 振動処理装置を用いた粉粒体の処理方法
JPS6252233B2 (ja)
JP2640107B2 (ja) 多室型通気回転乾燥装置
JPS6245467B2 (ja)
JPS5939475Y2 (ja) 粉粒体振動装置用多孔板
JPH0113996Y2 (ja)
RU50642U1 (ru) Сушилка зерновых материалов