JPS595785B2 - エンジンのオイルパン - Google Patents
エンジンのオイルパンInfo
- Publication number
- JPS595785B2 JPS595785B2 JP12321681A JP12321681A JPS595785B2 JP S595785 B2 JPS595785 B2 JP S595785B2 JP 12321681 A JP12321681 A JP 12321681A JP 12321681 A JP12321681 A JP 12321681A JP S595785 B2 JPS595785 B2 JP S595785B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil pan
- beads
- engine
- bead
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/0004—Oilsumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンのオイルパンに関し、特にその騒音
低減構造に係わるものである。
低減構造に係わるものである。
一般に、エンジンはその運転に応じて振動を発生し、こ
のエンジンの振動は、エンジンの下部に締付は部材によ
って装着されたオイルパンに伝達し、外部に騒音として
伝播される。
のエンジンの振動は、エンジンの下部に締付は部材によ
って装着されたオイルパンに伝達し、外部に騒音として
伝播される。
この騒音のうち、特罠低周波振動によるものが騒音とし
ては大きく聞えるものである。
ては大きく聞えるものである。
そして、従来より、例えば実開昭55−28778号の
ように、オイルパンの側面に上下方向に延びるビードを
形成し、このビードによってオイルパンの剛性を向上し
て低周波成分を消去し、騒音の発生を低減する技術が提
案されている。
ように、オイルパンの側面に上下方向に延びるビードを
形成し、このビードによってオイルパンの剛性を向上し
て低周波成分を消去し、騒音の発生を低減する技術が提
案されている。
しかるに、上記提案構造においては、複数のビードが等
間隔に形成され、このビードで分割された面の大きさが
等しくなって、各分割面の固有振動数が一致するために
、低周波振動による騒音は低減する反面、特定p振動数
において共振現象が発生し、全体として大きな騒音とな
る不具合を有する。
間隔に形成され、このビードで分割された面の大きさが
等しくなって、各分割面の固有振動数が一致するために
、低周波振動による騒音は低減する反面、特定p振動数
において共振現象が発生し、全体として大きな騒音とな
る不具合を有する。
すなわち、ビードを介してその両側に連設された面の面
積が等しく固有振動数が一致すると、共振振動数におい
て両側に連設された面がビードを節にして大きく共振し
、騒音が大きくなるものである。
積が等しく固有振動数が一致すると、共振振動数におい
て両側に連設された面がビードを節にして大きく共振し
、騒音が大きくなるものである。
そこで、本発明はかかる点に鑑み、複数のビードを不等
ピッチで配列して設けたエンジンのオイルパンを提供し
、低周波振動による騒音および共振現象による騒音のい
ずれをも低減するものである。
ピッチで配列して設けたエンジンのオイルパンを提供し
、低周波振動による騒音および共振現象による騒音のい
ずれをも低減するものである。
以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。
図面において、1はエンジンEの下部に複数の締付は部
材2によって装着された潤滑油を貯留するオイルパン、
3はエンジンEのシリンダヘッド、4はシリンダブロッ
クである。
材2によって装着された潤滑油を貯留するオイルパン、
3はエンジンEのシリンダヘッド、4はシリンダブロッ
クである。
上記オイルパン1は、上端のフランジ状の締付は面1a
をエンジンEのシリンダブロック4の下端に当接してボ
ルトによる締付は部材2で締付けて、エンジンE下部に
固定されるものである。
をエンジンEのシリンダブロック4の下端に当接してボ
ルトによる締付は部材2で締付けて、エンジンE下部に
固定されるものである。
上記オイルパン1には、その側面に上下方向に延びる溝
状のビード5が複数平行にかつ不等ピッチで形成されて
いる。
状のビード5が複数平行にかつ不等ピッチで形成されて
いる。
すなわち、図示の場合、各ビード5の間隔(ピッチ)■
1〜■4は全て異って設けられている。
1〜■4は全て異って設けられている。
また、ビード5の上端部5aは締付は面1aから所定の
高さだけ下方の位置にまで設けられている。
高さだけ下方の位置にまで設けられている。
さらに、締付は部材2はビード5の間に位置するように
設けられている。
設けられている。
上記実施例の作用を説明すれば、複数のビード5を形成
したことfより、オイルパン1全体の剛性が向上して低
周波振動を消去する一方、各ビード5を不等ピッチで配
夕1ル、ビード5の間隔■□〜■4を全て異って設げた
の七、各ビード5の間に形成される分割面の面積がそれ
ぞれ相違し、それに応じて各面の固有振動数も相違する
。
したことfより、オイルパン1全体の剛性が向上して低
周波振動を消去する一方、各ビード5を不等ピッチで配
夕1ル、ビード5の間隔■□〜■4を全て異って設げた
の七、各ビード5の間に形成される分割面の面積がそれ
ぞれ相違し、それに応じて各面の固有振動数も相違する
。
よって1共振現象による騒音を、低周波振動による騒音
とともに低減消去することができる。
とともに低減消去することができる。
また、上記実施例では各ビード5の上端部5aを締付は
部材20間に位置するように設けたので締付は部材2の
周辺部の剛性は低く維持され、そのダンピング効果によ
り高周波振動を消してビード5への高周波振動の伝達は
少なくなり、高周波振動による騒音についても低減消去
することができる。
部材20間に位置するように設けたので締付は部材2の
周辺部の剛性は低く維持され、そのダンピング効果によ
り高周波振動を消してビード5への高周波振動の伝達は
少なくなり、高周波振動による騒音についても低減消去
することができる。
なお、各ビード5を不等ピッチで配列する場合に、その
不等ピッチの設定は、その分割面の固有振動数の差によ
る干渉にもとづいて発生する7′ うなり”が可聴周波
数の範囲外となるように行う。
不等ピッチの設定は、その分割面の固有振動数の差によ
る干渉にもとづいて発生する7′ うなり”が可聴周波
数の範囲外となるように行う。
また、上記実施例においては、ビード5の間隔■1〜I
4が全て異なるように設定しているが、これは少なくと
も隣接している分割面の固有振動数が一致しないような
不等ピッチに設定すればよいものであって、例えば隣接
しない間隔(I0=13もしくはI2 =I4)が一致
していても共振振動は発生しない。
4が全て異なるように設定しているが、これは少なくと
も隣接している分割面の固有振動数が一致しないような
不等ピッチに設定すればよいものであって、例えば隣接
しない間隔(I0=13もしくはI2 =I4)が一致
していても共振振動は発生しない。
その際、騒音低減効果としては全て異なる不等ピッチよ
りも若干低下する。
りも若干低下する。
従って、以上の如き本発明によれば、複数のビードを不
等ピッチで配設したことにより、このビードで分割した
面の固有振動数を相違させて共振振動の発生を阻止する
ことができ、ビードの形成でオイルパン全体の剛性を向
上して低周波振動を消去すると同時に、共振現象による
騒音発生を防止できるものであって、全体として優れた
騒音低減効果を有する。
等ピッチで配設したことにより、このビードで分割した
面の固有振動数を相違させて共振振動の発生を阻止する
ことができ、ビードの形成でオイルパン全体の剛性を向
上して低周波振動を消去すると同時に、共振現象による
騒音発生を防止できるものであって、全体として優れた
騒音低減効果を有する。
図面は本発明の一実施例を示すエンジンの概略側面図で
ある。 E・・・・・・エンジン、1・・・・・・オイルパン、
2・・・・・・締付は部材、4・・・・・・シリンダブ
ロック、5・・・・・・ビード。
ある。 E・・・・・・エンジン、1・・・・・・オイルパン、
2・・・・・・締付は部材、4・・・・・・シリンダブ
ロック、5・・・・・・ビード。
Claims (1)
- 1 エンジンの下部に設けられ、複数のビードが形成す
れたエンジンのオイルパンにおいて、上記複数のビード
が不等ピッチで配列されていることを特徴とするエンジ
ンのオイルパン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12321681A JPS595785B2 (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | エンジンのオイルパン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12321681A JPS595785B2 (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | エンジンのオイルパン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5823258A JPS5823258A (ja) | 1983-02-10 |
JPS595785B2 true JPS595785B2 (ja) | 1984-02-07 |
Family
ID=14855069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12321681A Expired JPS595785B2 (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | エンジンのオイルパン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595785B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256636A (ja) * | 1985-09-03 | 1987-03-12 | Tokyo Materiarusu:Kk | 熱可塑性樹脂被覆コイルばねの製造法 |
JPS63183357U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-25 | ||
JP4981642B2 (ja) * | 2007-12-10 | 2012-07-25 | 三菱重工業株式会社 | オイルパン構造及びこれを備えたエンジン |
-
1981
- 1981-08-05 JP JP12321681A patent/JPS595785B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5823258A (ja) | 1983-02-10 |
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