JPS63111241A - エンジン・トランスミツシヨン系のカバ−構造 - Google Patents

エンジン・トランスミツシヨン系のカバ−構造

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Publication number
JPS63111241A
JPS63111241A JP25885786A JP25885786A JPS63111241A JP S63111241 A JPS63111241 A JP S63111241A JP 25885786 A JP25885786 A JP 25885786A JP 25885786 A JP25885786 A JP 25885786A JP S63111241 A JPS63111241 A JP S63111241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
transmission system
cover
sound insulation
noise insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25885786A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Umemura
梅村 匡一
Shohei Kumano
昌平 熊野
Kenichi Morisane
健一 森実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP25885786A priority Critical patent/JPS63111241A/ja
Publication of JPS63111241A publication Critical patent/JPS63111241A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エンジン・トランスミッション系のカバー構
造に関するものであって、該カバーにエンジン・トラン
スミッション系の曲げ振動モードを抑制する作用を付加
するものである。
[従来技術] エンジンとトランスミッションとを出力軸方向に直列結
合したエンジン・トランスミッション系においては、そ
の弾性によって、出力軸上の定点にノードを有する、出
力軸に対して直角方向に振動(曲げ振動)する固有振動
、いわゆる曲げ振動モ、−ドを有し、この曲げ振動モー
ドがエンジンの不釣合慣性力によって励起されると、エ
ンジン・トランスミッション系は大きく振動し、この振
動によって車内にいわゆるこもり音が発生するというこ
とはよく知られている。
このようなこもり音の原因となるエンジン・トランスミ
ッション系の曲げ振動を可及的に低減するために、従来
よりエンジン・トランスミッション系の剛性を高め、そ
の曲げ振動モードの固有振動数を常用運転域では不釣合
慣性力か問題とならないところまで上昇させたものが提
案されている(例えば、実開昭59−68166号公報
参照)。
しかし、この方式は、近年のエンジンの高速化、軽量化
という要求に対しては十分対応できない場合が多い。
他に、曲げ振動を励起するエンジンの不釣合慣性力を低
減するために、エンジンの出力軸と同期回転するバラン
サを設けたもの(例えば、特開昭51−46607号公
報参照)。あるいは、ダイナミックダンパを設けて曲げ
振動を抑制するようにしたもの(例えば、実開昭49−
63394号公報参照)、が提案されているが、これら
はいずれもバランサあるいはダイナミックダンパが重量
増を招くため、燃費効率が低下するといった問題があっ
た。
また、シリンダヘッドカバーの切抜部に弾性部材を嵌装
固定して、シリンダへラドカバーの振動を抑制するよう
にしたもの(例えば、特開昭53−60414号公報参
照)が提案されているが、これは、エンジン・トランス
ミッション系の曲げ振動まで抑制できるものではない。
[発明の目的] 本発明は、上記のような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、エンジン・トランスミッション系の曲げ
振動を効果的に抑制し、もって車内のこもり音を低減す
るとともに、重量増その他の副次的問題点を伴わず、か
つ、エンジンの高速化、軽量化のニーズに対応できるエ
ンジン・トランスミッション系構造を提供することを目
的とする。
[発明の構成] 本発明は、上記の目的を達するために、エンジンとトラ
ンスミッションとが出力軸方向に直列結合され、上記出
力軸方向に対して直角方向に振動する曲げ振動モードを
有するエンジン・トランスミッション系において、 エンジン・トランスミッション系に設ける遮音カバーを
、上記曲げ振動モードのノード位置で分割するとともに
、分割された遮音カバーをマウントする弾性部材のばね
定数を、対応するカバーを質量としたときの固有振動数
が、上記曲げ振動モードに対するダイナミックダンパと
して作用する振動数となるように設定したことを特徴と
するエンジン・トランスミッション系のカバー構造を提
供する。
[発明の効果] 本発明によれば、エンジン・トランスミッション系に弾
性部材を介して遮音カバーを取付け、かかる遮音カバー
を質量とし、かつ、上記弾性部材をばねとして振動系を
構成したときの固有振動数が、エンジン・トランスミッ
ション系の曲げ振動モードの固有振動数とほぼ同じか、
又はやや小さくなるように、上記弾性部材のばね定数を
設定しているので、上記遮音カバーと上記弾性部材とは
、遮音カバーを質量とし弾性部材をばねとするエンジン
・トランスミッション系の曲げ振動モードに対するダイ
ナミックダンパとして作用するので、格別の重量増を伴
わず、効果的に、エンジン・トランスミッション系の曲
げ振動を抑制することができ、遮音カバーの遮音効果と
あいまって、車内のこもり音を効果的に低減することが
できろ。
[実施例] 以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
第1図に示すように、エンジン本体11(第6図参照)
の上部をカバーするシリンダへラドカバー1は、その取
付部2が穴3を通してシリンダヘッド10(第6図参照
)の上端面にボルト締めされるようになっている。そし
て、エンジン本体の騒音を遮蔽するために遮音カバー4
が上記シリンダへラドカバー1の外面を被覆して設けら
れている。該遮音カバー4は、後で詳しく説明するよう
に、エンジン・トランスミッション系の曲げ振動モード
に対するダイナミックダンパの質量として最も効果的に
作用するように、上記曲げ振動モードの最も前方(第1
図では左方向)の第1ノード15(第6図参照)に対応
する位置(出力軸方向の位置が同じ)で曲部遮音カバー
4aと後部遮音カバー4bとに、前後に2分割されてい
る。これらの前部遮音カバー4aと後部遮音カバー4b
とは、例えば、後部遮音カバー4bについては、第2図
、第3図に夫々A−A断面とB−B断面とを示すように
、夫々、周縁部において前部マウントラバー5aと後部
マウントラバー5bによって、シリンダへラドカバー1
に焼付固定されている。夫々、適度な弾性を有する前部
マウントラバー5aと後部マウントラバー5bとは、夫
々、前部遮音カバー4aと後部遮音カバー4bとを質量
として、エンジン・トランスミッション系に対するダイ
ナミックダンパを構成するようなばね定数を有するよう
にその材質、形状が設定されている。例えば、エンジン
・トランスミッション系の質量をMとしそのばね定数を
Kとした場合、このエンジン・トランスミッション系の
固有振動数はp=fFhT/(2π)で表わされ、一方
、前部遮音カバー48の質量をmとし、前部マウントラ
バー5aのばね定数をkとした場合、この振動系の固有
振動数qは、q=4Tフ’m/(2π)で表わされる。
そして、p=qのとき、前部遮音カバー4aと前部マウ
ントラバー5aとで構成される振動系はエンジン・トラ
ンスミッション系の曲げ振動モードに対するダイナミッ
クダンパとして機能するので、前部マウントラバー58
のばね定数kかに=K・(n+/M)となるように前部
マウントラバー5aの材質および形状が設定されている
。後部マウントラバー5bについても同様である。
また、本実施例では、エンジンに潤滑油を注入するため
の注油口6は、最も取付構造が簡単となるように、前部
遮音カバー4aと後部遮音カバー4bとの分割部に配置
され、キャップ7で封止されている。
以下、前部遮音カバー4aと前部マウントラバー5a1
あるいは後部遮音カバー4bと後部マウントラバー5b
で構成されるダイナミックダンパの作用について説明す
る。
第4図は、エンジン本体11とトランスミッション12
とが出力軸13方向に直列結合された、エンジン・トラ
ンスミッション系の一例を示す概略図である。
このようなエンジン・トランスミッション系においては
、第4図に示すように、出力軸13とほぼ一致する直線
Qを基準線(振動による変位がO)として曲線gで示さ
れるような曲げ振動モードシェープ(以下、モードシェ
ーブgという。)を有する。
このモードシェーブgは、基準線Q上において、エンジ
ン本体2の中央部となる位置Mよりやや前方(第4図左
方向)にある位置N1に第1ノード15を有するととも
に、トランスミッション12の前半部にある位置N2に
第2ノード16を有する。そして、エンジン11の起振
力Fは、基孕線Q上において、エンジン11の中央部と
なる位置Mて上下方向に加えられ、その結果、エンジン
・トランスミッション系には、例えば、位置G1におい
ては、hlで示される大きさの振幅を有する曲げ振動が
生じ、また、位置G、においては、h、で示される大き
さの振幅を有する曲げ振動が生じ、これらの位置G1と
位置G2における両曲げ振動は、互いに位相が逆になっ
ている。
上記のような、エンジン11の起振力Fによって励起さ
れる曲げ振動を抑制するために、従来は、第5図に示す
ように、同じ質量では最も制振力が強くなるように、曲
げ振動モードの振幅か最大となる位置りに制振作用Tを
及ぼす質121aとばね21bとで構成されるダイナミ
ックダンパ21を設けていた。しかし、このようにして
、最小限の質量でダイナミックダンパ21を構成しても
、その重さはかなり大きく、エンジンの燃費効率を低下
させることは避けられない。
ところが、本実施例では、第6図に示すように、前部遮
音カバー4aと前部マウントラバー58とで第1ダイナ
ミツクダンパ25aを形成し、一方、後部遮音カバー4
bと後部マウントラバー5bとで第2ダイナミツクダン
パ25bを形成して、エンジン・トランスミッション系
の曲げ振動を抑制するようしているので、格別の質量増
加を招かず、燃費効率の向上が図れるようになっている
そして、第1ダイナミツクダンパ25aは、基準線Q上
の位置Q1に対して制振作用S1を及ぼし、一方、第2
ダイナミツクダンパ25bは、基準線Q上位置Q、に対
して制振作用S、を及ぼし、これら第1.第2の各ダイ
ナミックダンパ25a、25bは、夫々、独立してその
作用を及ぼすので、位置Q1と位Itにおける曲げ振動
の位相は逆になっているが、夫々のダイナミックダンパ
25a、25bは、無駄なく相加的に制振効果を発揮す
る。
また、これらの第1.第2の各ダイナミックダンパ25
a、25bは、夫々、曲げ振動の振幅がかなり大きいに
、、 k、となる位置Q、、Q、で制振作用を及ぼすの
で、最大振幅点りには及ばないが、前部、後部の遮音カ
バー4a、4bの質mを効果的に利用することができる
これに対して、遮音カバー4が本実施例のように分割さ
れていない場合は、曲げ振動の振幅がk。
と非常に小さい基準線Q上の位1iQsのみにおいて遮
音カバー4は一体として制振作用S、を及ぼすことにな
るので、ダイナミックダンパとしての効果は、非常に小
さくなる。これは、遮音カバー4か第1ノード15の前
後にまたがっているため、第1ノード15前後の曲げ振
動の位相が逆向きである関係上、遮音カバー4のダイナ
ミックダンパの質量としての効果が、一部相殺されるか
らである。
ところで、上記のような効果をもつ遮音カバーを、第7
図に示すように、エンジン本体31の下に取付けられた
オイルパン32に対して設けてもよい。第7図に示す実
施例では、エンジン本体31とトランスミッション33
とが出力軸(図示していない)方向に直列に結合された
エンジン・トランスミッション系の曲げ振動を、前部マ
ウントラバー33aと後部マウントラバー33bとを介
して、夫々、オイルパン32に取り付けられた前部遮音
カバー34aと後部遮音カバー34bを設けているが、
それらの作用、効果は、第1図に示す実施例と同様であ
る。
また、上記のような効果をもつ遮音カバーをトランスミ
ッションの後部に第2ノード位置で分割して設けてもよ
い。
さらに本実施例では、ノード位置の前後双方の遮音カバ
ーをダイナミックダンパとして構成したが、1旧デ振動
の振幅が大きい一方側の遮音カバーのみダイナミックダ
ンパとして構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示すシリンダヘッドカバー
の遮音カバーまわりの斜視図である。 第2図と第3図は、夫々、第1図のA−A線断面図とB
−B線断面図である。 第4図は、エンジン・トランスミッション系の曲げ振動
モードを示す模式図である。 第5図は、従来例におけるダイナミックダンパを備えた
エンジン・トランスミッション系の制振作用を示す模式
図である。 第6図は、本実施例における、エンジン・トランスミッ
ション系の制振作用を示す模式図である。 第7図は、本発明のもう一つの好ましい実施例を示す、
オイルパンの遮音カバーまわりの側面図である。 1・・・シリンダヘッドカバー、4a・・・前部遮音カ
バー、4b・・・後部遮音カバー、5a・・・前部マウ
ントラバー、5b・・・後部マウントラバー、11・・
・エンジン、12・・・トランスミッション、13・・
・出力軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンとトランスミッションとが出力軸方向に
    直列結合され、上記出力軸方向に対して直角方向に振動
    する曲げ振動モードを有するエンジン、トランスミッシ
    ョン系において、 エンジン・トランスミッション系に設ける遮音カバーを
    、上記曲げ振動モードのノード位置で分割するとともに
    、分割された遮音カバーをマウントする弾性部材のばね
    定数を、対応する分割カバーを質量としたときの固有振
    動数が、上記曲げ振動モードに対するダイナミックダン
    パとして作用する振動数となるように設定したことを特
    徴とするエンジン・トランスミッション系のカバー構造
JP25885786A 1986-10-30 1986-10-30 エンジン・トランスミツシヨン系のカバ−構造 Pending JPS63111241A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25885786A JPS63111241A (ja) 1986-10-30 1986-10-30 エンジン・トランスミツシヨン系のカバ−構造

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JP25885786A JPS63111241A (ja) 1986-10-30 1986-10-30 エンジン・トランスミツシヨン系のカバ−構造

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JP25885786A Pending JPS63111241A (ja) 1986-10-30 1986-10-30 エンジン・トランスミツシヨン系のカバ−構造

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JP (1) JPS63111241A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033926A (ja) * 1989-05-30 1991-01-10 Mitsubishi Motors Corp エンジン騒音カバーの支持構造
JP2001271707A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Aisin Seiki Co Ltd エンジンのシリンダヘッドカバー
JP2015052292A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 いすゞ自動車株式会社 車両の騒音低減構造
CN105020374A (zh) * 2015-07-13 2015-11-04 苏州柏德纳科技有限公司 一种端盖
CN105020375A (zh) * 2015-07-13 2015-11-04 苏州柏德纳科技有限公司 一种新型端盖
JP2018091228A (ja) * 2016-12-02 2018-06-14 ヤンマー株式会社 エンジン

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