JPS5952238B2 - 被覆管メツキ方法 - Google Patents
被覆管メツキ方法Info
- Publication number
- JPS5952238B2 JPS5952238B2 JP53115077A JP11507778A JPS5952238B2 JP S5952238 B2 JPS5952238 B2 JP S5952238B2 JP 53115077 A JP53115077 A JP 53115077A JP 11507778 A JP11507778 A JP 11507778A JP S5952238 B2 JPS5952238 B2 JP S5952238B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cladding tube
- plating
- tube
- cladding
- plating method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は原子炉燃料の被覆管の内面にメッキを行う技術
に関する。
に関する。
従来技術のもつとも代表的なものは、被覆管内にメッキ
液（電解液）を循環させ、被覆管中心にメッキ材の電極
を設けてメッキを行なうものである。
液（電解液）を循環させ、被覆管中心にメッキ材の電極
を設けてメッキを行なうものである。
しかしこのような技術ではフッ素による被覆管内面の活
性化が必要であつたり、又水素ガスが発生しメッキにむ
らができ、メッキ面が滑らかでなかつたりして問題があ
る事が知られている。例えば銅バリアー付被覆管は燃料
の応力腐蝕破損防止策として極めて効果的であると言わ
れているが、現段階では製造技術の開発が十分ではなく
、前述のような問題をかかえている。すなわちこの発明
の主たる目的は、フッ素などの被覆管に悪影響を与える
活性剤を用いずに、且つ水素ガスの被覆管内面への付着
を防止し、なお且つむらなく滑らかなメッキが可能な技
術を提供する事にある。
性化が必要であつたり、又水素ガスが発生しメッキにむ
らができ、メッキ面が滑らかでなかつたりして問題があ
る事が知られている。例えば銅バリアー付被覆管は燃料
の応力腐蝕破損防止策として極めて効果的であると言わ
れているが、現段階では製造技術の開発が十分ではなく
、前述のような問題をかかえている。すなわちこの発明
の主たる目的は、フッ素などの被覆管に悪影響を与える
活性剤を用いずに、且つ水素ガスの被覆管内面への付着
を防止し、なお且つむらなく滑らかなメッキが可能な技
術を提供する事にある。
本発明は、被覆管をやや傾斜させた状態で定速回転させ
、その中心に電解液を浸したブラシを定速前進させるこ
とを特徴とするメッキ方法である。
、その中心に電解液を浸したブラシを定速前進させるこ
とを特徴とするメッキ方法である。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
本発明を行う燃料被覆管メッキ装置は第１図に示すよう
に、被覆管の軸方向の適当個所に設定される被覆管回転
治具１と、電解液受槽５と、バッテリー６と、マイナス
側の接触子７と、プラス側の接触子８と、メッキ部９と
、メッキ部支持管１０と、メッキ部支持管駆動用モータ
１１と、適当数の支持台１２と、電解液抽送管１３と、
電解液柚送用ポンプ１４と、電解液貯蔵槽１５とによつ
て構成される。被覆管回転治具１は、第２図に示すよう
に３ケの回転子１９によつて構成され、そのうちのｌケ
にモータ等で駆動力が与えられる。回転子１９は例えば
硬質ゴムのように、ジルカロイより軟かく摩擦係数の大
きい材質である事が望ましい。電解液受槽５は被覆管下
方に位置する。
に、被覆管の軸方向の適当個所に設定される被覆管回転
治具１と、電解液受槽５と、バッテリー６と、マイナス
側の接触子７と、プラス側の接触子８と、メッキ部９と
、メッキ部支持管１０と、メッキ部支持管駆動用モータ
１１と、適当数の支持台１２と、電解液抽送管１３と、
電解液柚送用ポンプ１４と、電解液貯蔵槽１５とによつ
て構成される。被覆管回転治具１は、第２図に示すよう
に３ケの回転子１９によつて構成され、そのうちのｌケ
にモータ等で駆動力が与えられる。回転子１９は例えば
硬質ゴムのように、ジルカロイより軟かく摩擦係数の大
きい材質である事が望ましい。電解液受槽５は被覆管下
方に位置する。
接触子７、８は電気伝導性の優れた材質で形成され、何
転する被覆管及びメッキ部支持管１０に連続的に接触す
る。メッキ部９は、第３図にその断面拡大図が示される
ように、ヘッド部２０とブラシ部１６とによつて構成さ
れ、更にヘッド部２０には適当数の電解液漏洩孔１７が
設けられている。
転する被覆管及びメッキ部支持管１０に連続的に接触す
る。メッキ部９は、第３図にその断面拡大図が示される
ように、ヘッド部２０とブラシ部１６とによつて構成さ
れ、更にヘッド部２０には適当数の電解液漏洩孔１７が
設けられている。
ブラシ部１６は、例えば布等の吸水性のよい物質で形成
する。ブラシ部１６は適当なバンドによつてヘツド部に
固定され、その径は被覆管内径よりもやや大きめに形成
される。メツキ部支持管１０はメツキする金属と同一の
金属で形成され、さらにその外周のほぼ全長に渡つてネ
ジが切られている。
する。ブラシ部１６は適当なバンドによつてヘツド部に
固定され、その径は被覆管内径よりもやや大きめに形成
される。メツキ部支持管１０はメツキする金属と同一の
金属で形成され、さらにその外周のほぼ全長に渡つてネ
ジが切られている。
ヘツド部２０とメツキ部支持管１０はネジ止めされてお
り、その結果ヘツド部２０は取外し可能である。
り、その結果ヘツド部２０は取外し可能である。
メツキ部支持管駆動用モータ１１のピニオン部は支持管
外周のネジ部に連結し、メツキを回転前進させる。
外周のネジ部に連結し、メツキを回転前進させる。
支持台１２はその内周にネジが切られている。
電解液抽送管１３の一端はメツキ部支持管に挿入されて
おり、境界部はスライド可能なように密封されている。
一方他端はポンプ出口に接続している。又ポンプ入山曙
よ電解液貯蔵槽１５からの配管が接続している。
おり、境界部はスライド可能なように密封されている。
一方他端はポンプ出口に接続している。又ポンプ入山曙
よ電解液貯蔵槽１５からの配管が接続している。
被覆管を回転治具１にセツトし、回転子１９に駆動力を
与えれば被覆管は第１図Ａ方向に回転する。この時被覆
管には接触子７により連続的に負の電気が与えられる。
メツキ部９はモータ１１により第１図Ｂ方向に回転し、
その結果Ｃ方向に直進し被覆管内に挿入される。
与えれば被覆管は第１図Ａ方向に回転する。この時被覆
管には接触子７により連続的に負の電気が与えられる。
メツキ部９はモータ１１により第１図Ｂ方向に回転し、
その結果Ｃ方向に直進し被覆管内に挿入される。
この時、メツキ部には接触子８により連続的に正の電気
が与えられる。電解液はポンプ１４により貯槽１５から
吸上げられた後、電解液抽送管１３、更にメツキ部支持
管１０を通つてメツキ部９に送り込まれる。
が与えられる。電解液はポンプ１４により貯槽１５から
吸上げられた後、電解液抽送管１３、更にメツキ部支持
管１０を通つてメツキ部９に送り込まれる。
一方メツキ部９のへツド部２０には漏洩孔が設けられて
いるから、電解液はここを通つて布ブラシ部１６にしみ
込み被覆管内面のメツキが行なわれる。この時ブラシ部
１６の径は被覆管４の内径よりもやや大きめとなつてい
るから、両者の間には適当な接触圧が生じる。余分な電
解液は電解液受槽に回収される。
いるから、電解液はここを通つて布ブラシ部１６にしみ
込み被覆管内面のメツキが行なわれる。この時ブラシ部
１６の径は被覆管４の内径よりもやや大きめとなつてい
るから、両者の間には適当な接触圧が生じる。余分な電
解液は電解液受槽に回収される。
メツキ終了後はメツキ部９を被覆管の下方に貫通させ、
メツキ部をメツキ部支持管１０から取りはずすなわち、
被覆管が傾斜しており、しかも電解液にドブづけされて
いないから、余分な電解液がメツキに寄与せず、むらの
ないメツキが可能となる。次に被覆管及び布ブラシ部を
それぞれ回転させながらメツキを行なうので、メツキ部
における電解液の濃度が常に一定となり、更にむらのな
い滑らかなメツキが可能となる。又本発明の更に著しい
効果はメツキ部において水素ガスが発生してした後、モ
ータ１１を逆回転させてメツキ部支持管１０を被覆管か
ら引抜く事も可能である。メツキを行う際には、被覆管
をやや傾斜した状態で回転させておき、そこにブラシを
挿入しながらメツキする。も、メツキ部が電解液にドブ
づけされていないので容易に飛散し、メツキ面に付着し
て残らない点にある。
メツキ部をメツキ部支持管１０から取りはずすなわち、
被覆管が傾斜しており、しかも電解液にドブづけされて
いないから、余分な電解液がメツキに寄与せず、むらの
ないメツキが可能となる。次に被覆管及び布ブラシ部を
それぞれ回転させながらメツキを行なうので、メツキ部
における電解液の濃度が常に一定となり、更にむらのな
い滑らかなメツキが可能となる。又本発明の更に著しい
効果はメツキ部において水素ガスが発生してした後、モ
ータ１１を逆回転させてメツキ部支持管１０を被覆管か
ら引抜く事も可能である。メツキを行う際には、被覆管
をやや傾斜した状態で回転させておき、そこにブラシを
挿入しながらメツキする。も、メツキ部が電解液にドブ
づけされていないので容易に飛散し、メツキ面に付着し
て残らない点にある。
さらに、本発明の方法による実験結果によれば、フツ素
等による被覆管の活性化は全く必要のないことが判明し
た。
等による被覆管の活性化は全く必要のないことが判明し
た。
これは被覆管とブラシとの間に生じる接触圧が適当であ
つた為と考えられるが、何れにしても被覆管の健全性上
極めて好ましからざるフツ素を用いなくてもよい事は本
発明の大きな効果である。以上説明したように、本発明
の方法によれば、被覆管にむらのない滑かなメツキを行
うことができ、応力腐蝕破損に対して強い原子炉燃料を
得ることができる。
つた為と考えられるが、何れにしても被覆管の健全性上
極めて好ましからざるフツ素を用いなくてもよい事は本
発明の大きな効果である。以上説明したように、本発明
の方法によれば、被覆管にむらのない滑かなメツキを行
うことができ、応力腐蝕破損に対して強い原子炉燃料を
得ることができる。
第１図は本発明を実施した装置を示す斜視図、第２図は
第１図を１１−１１線で切断し矢視方向に見た横断面図
、第３図は第１図を１１１−１１１線で切断し矢視方向
に見た縦断面図である。 １・・・回転治具、４・・・被覆管、５・・・電解液槽
、７・・・接触子、８・・・接触子、９・・・メツキ部
、１０・・・メツキ部支持管、１２・・・支持台、１４
・・・ポンプ、］５・・・電解液受槽、１６・・・ブラ
シ部、１９・・・回転子。
第１図を１１−１１線で切断し矢視方向に見た横断面図
、第３図は第１図を１１１−１１１線で切断し矢視方向
に見た縦断面図である。 １・・・回転治具、４・・・被覆管、５・・・電解液槽
、７・・・接触子、８・・・接触子、９・・・メツキ部
、１０・・・メツキ部支持管、１２・・・支持台、１４
・・・ポンプ、］５・・・電解液受槽、１６・・・ブラ
シ部、１９・・・回転子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 被覆管をやや傾けた状態で回転させ、その中に電解
を浸したブラシを挿入して、被覆管内面にメッキを行う
ことを特徴とする被覆管メッキ方法。 ２ ブラシが被覆管と反対方向に回転しながら、被覆管
に挿入されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の被覆管メッキ方法。 ３ ポンプによつて一定流量の電解液をブラシ部に送り
、被覆管下方で電解液受槽により受けることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の被覆管メッキ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53115077A JPS5952238B2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | 被覆管メツキ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53115077A JPS5952238B2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | 被覆管メツキ方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5541963A JPS5541963A (en) | 1980-03-25 |
| JPS5952238B2 true JPS5952238B2 (ja) | 1984-12-18 |
Family
ID=14653603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53115077A Expired JPS5952238B2 (ja) | 1978-09-21 | 1978-09-21 | 被覆管メツキ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952238B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0427762Y2 (ja) * | 1985-07-07 | 1992-07-03 | ||
| JP2548723B2 (ja) * | 1987-05-07 | 1996-10-30 | エヌティエヌ株式会社 | メツキ方法及びその装置 |
| FR2704678B1 (fr) * | 1993-04-29 | 1995-08-11 | Framatome Sa | Procede et dispositif de reparation et de protection contre la fissuration de la paroi interne d'un tube de traversee du fond de la cuve d'un reacteur nucleaire a eau sous pression. |
| CN114318442B (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-24 | 河南科技学院 | 脉冲辅助电化学沉积金属管道内壁镀层装置及制备方法 |
-
1978
- 1978-09-21 JP JP53115077A patent/JPS5952238B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5541963A (en) | 1980-03-25 |
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