JPS5951936B2 - ペプチジル−ng−カルボキシ−アルギニンアルデヒド誘導体 - Google Patents

ペプチジル−ng−カルボキシ−アルギニンアルデヒド誘導体

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JPS5951936B2
JPS5951936B2 JP54168478A JP16847879A JPS5951936B2 JP S5951936 B2 JPS5951936 B2 JP S5951936B2 JP 54168478 A JP54168478 A JP 54168478A JP 16847879 A JP16847879 A JP 16847879A JP S5951936 B2 JPS5951936 B2 JP S5951936B2
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prolyl
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サ−ンドル・バユ−ス
エルジエ−ベト・セ−ル
エ−バ・バラバ−ス
ダ−ニエル・バグデイ−
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RIHITAA GEDEON BEGIESUZECHI GIARU AARU TEII
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RIHITAA GEDEON BEGIESUZECHI GIARU AARU TEII
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(I)もしくは(1a)<)/NH X−Y−Pro−HN−CHN−C田 Y\M卜COOH ↓↑ へーtNH(1・) X゛YsPro゜■IC\\NH、COOH〔式中、X
は水素原子、ベンゾイルもしくはtert−ブチルオキ
シカルボニル基を表わし;そしてYはD−フェニルアラ
ニン、β−フエニル−D−乳酸もしくはD−アローイソ
ロイシン残基を表わす〕の新規ペプチジル−アルギニン
アルデヒド誘導体及びそれらの塩に関する。
特殊な構造のペプチドアルデヒドがセリンもしくはシス
テイン酵素の蛋白質分解反応を阻害することができるこ
とはすでに知られている。
この酵素阻害の機序は、酵素の反応性0HもしくはSH
基とペプチドアルデヒドの−CH=O基との間の付加反
応であると考えられる。この付加反応で形成されるヘミ
アセタールは、酵素−基質相互作用の過程で形成される
四面体の一時的な複合体の「採取されない」類似体であ
る〔Westernik及びWOlfender:J.
BicLChem.247,8l95(1972)」。
この群の化合物の第1のものは、天然のロイペプチン類
、すなわち、アセチル一及びプロピオニル− L −ロ
イシル一Lーロイシルーアルギニンアルデヒドヒドロク
ロリドであり、これらは共に、プラスミン、トリプシン
及びパパインを阻害できるものであつた〔Kawamu
raら:Chem.Pharm.Bull.L7,l9
O2(1969);H.Umezawa:Enzyme
InhibitOrsOfMicrObialOrig
in,UniversityParkPress,BA
ltimOre一LOndOn− TOkyO,l97
2,l7至29ページ〕(他のペプチジルーアルギニン
アルデヒド類、たとえば、ベンゾイル一 D −アロー
イソロイシル一L−プロリル一 L −アルギニンアル
デヒドp−トルエンスルホネート及びD−フエニルアラ
ニル一 L −プロリル一 L −アルギニンアルデヒ
ドアセテートは著しいアンチトロンピン活性を示す(ハ
ンガリー特許第169870号)。
ロイペプチン類のNMRの研究に基づいて、アシル−ア
ルギニンアルデヒドヒドロクロリド類は種々の組成物の
混合物であると考えられた〔Maedaら:抗生物質(
J.AntibiOtics)(東京)、2A.,40
2(1971);Kawamura:Chem.Pha
rm.Bull,?,1902(1969)〕。
アシル−アルギニンアルデヒドヒドロクロリド以外には
、2つの成分、すなわちそのアルデヒド水和物及び環状
カルビノールアミンが存在する。これらの成分に関して
言えば、アルデヒド水和物は、酵素阻害の原因となるヘ
ミアセタール形成に直接関わることができない〔Wes
ternik及びWOlfenden:J.BiOl.
Chem.247,8l95(1972)〕。
たとえば、前記の合成化合物の酵素阻害活性及びD−フ
エニルアラニル一 L −プロリル一 L −アルギニ
ンアルデヒドアセテートもしくはヒドロクロリドのアン
チトロンピン作用が刻々と変化し、そしてまた、溶液〔
トリス一(ヒドロキシ−メチル)−メチルアミンヒドロ
クロリド、すなわち、TRIS/HCI緩衝液、…=
7.4〕中に入れられた時にその効力が低下するという
、最近観察された現象の原因は、アルデヒド水和物の絶
えず変化する生成速度及び生成率であるかもしれない。
本発明の目的は、これまでに述べた化合物に比較して、
酵素阻害活性が高く且つ安定性が改善されたペプチジル
ーアルギニンアルデヒド誘導体を提供することにある。
本発明者らは、ウレタン型保護基、たとえば、ベンジル
オキシカルボニル基によつて保護されたペプチジルアル
ギニンアルデヒドから中性媒体中で保護基を分離するこ
とによつて、一般式(I)〔式中、X及びYは前述の通
りである〕の化合物が形成されることを見い出した。
たとえば、ベンジルオキシカルボニル一 D −フエニ
ルアラニル一Lープロリル一 NO−ベンジルオキシカ
ルボニル−L−アルギニンアルデヒド(NGはアルギニ
ン側鎖のω窒素原子を意味する)を酸もしくは塩基のな
い状態で水添分解することによつて、D−フエニルアラ
ニル一 L −プロリル一 NG−カルボキシ−L−ア
ルギニンアルデヒド〔XがH原子であり且つYがD−フ
エニルアラニン残基である一般式(I)の化合物〕が形
成される。一方、ベンジルオキシカルボニル基によつて
保護されたペプチジルーアルギニンアルデヒドを塩基性
媒体中において水添分解し、次いで塩形成することによ
つて、遊離ペプチジルーアルギニンアルデヒド塩が形成
されることは広く知られている。たとえば、この方法で
Z − D − Phe−PrO−Arg閃−HからH
−D一Phe−PrO−Arg−Hアセテートもしくは
ヒドロクロリドが得られた(ハンガー特許第16987
0号)。アミノ酸残基及びペプチド誘導体に対して本明
細書中で使用される略語は、文献〔すなわち、J.Bi
Ol.Chem.247,977(1972)〕中に定
められた略語に準じる。
Z,BOC及びBzは各々、ベンジルオキシカルボニル
、Tert−ブチルオキシカルボニル及びベンゾイル基
を表わし、Argの及びAg(COOH)は各々、NG
−ベンジルオキシカルボニル及びNG−カルボキシ−L
−アルギニン残基を表わす。さらに、本発明者らは、一
般式(1)のトリペプチドアルデヒド誘導体の酵素阻害
作用が、これに対応するアミノ酸配列を有する遊離トリ
ペプチドアルデヒド塩に比較して、予想外に大きく且つ
安定であることを見い出した。
たとえば、H−D−Phe−PrO−Arg(COOH
)−Hは、H−D−Phe−PrO−Arg−Hヒドロ
クロリドもしくはアセテートに比較して、アンチトロピ
ン活性が高く且つトロンピンーフイブリノーゲン反応に
対する阻害作用が大きい。後者の化合物、H−D−Ph
e−PrO−Arg−Hヒドロクロリドもしくはアセテ
ートの阻害活性は合成条件に応じて変化する。緩衝液(
PH=7.4)中に20時間貯蔵した場合、一般式(1
)のNG−カルボキシ−トリペプチドアルデヒドのアン
チトロンピン活性は実質的に変化しない。一方、これに
対応する遊離トリペプチドアルデヒド塩のアンチトロン
ピン活性は、緩衝液(PH=7.4)に20時間貯蔵し
ている間に、最初の10乃至20(fl)に低下する。
さらに一般式(1)のNG−カルボキシ−トリペプチド
アルデヒドは、その阻害作用が部分プロトン化(塩形成
)によつて増大され得るという意外な性質を有する。
たとえば、D−フエニルアラニル一L−プロリル一NG
−カルボキシ−L−アルギニンアルデヒドのヘミヒドロ
クロリドは、塩酸を含まない化合物に比較して5倍の活
性を示す。一般式()のNG−カルボキシ−トリペプチ
ドアルデヒドのプロトン化によつて、安定性は低下する
が、緩衝液中に20時間保持した時の効力は、対応する
アミノ酸配列を有する遊離トリペプチドアルデヒド塩よ
りもはるかに高い。第1表に、アンチトロンピン活性;
TRISAIC!緩衝液(PH=7.4)に保持した後
の活性の変化;ならびに、H−D−Phe−PrO−A
rg(COOH)一H〔この化合物の活性を100とす
る〕に比較した、一般式(1)〔式中、XはH原子を表
わし、そしてYはD−フエニルアラニン残基を表わす〕
のD−フエニルアラニル一L−プロリル一NG−カルボ
キシ−L−アルギニンアルデヒド及びそのヘミヒドロク
ロリドの相対活性及びこれに対応するアミノ酸配列を有
する遊離トリペプチドアルデヒドの2つの塩の相対活性
を示した。
アンチトロンピン活性は、フイブリノーゲンのトロンビ
ン一時間(ThrOmbin−Time)〔トロンビン
一時間:トロンピンによる凝血の時間〕を10倍増加さ
せるのに必要な薬剤量によつて定めた。アンチトロンピ
ン活性は以下の系において検定した:0.9(f)の塩
化ナトリウム溶液中0.5% フイブリノーゲン(0.
2mt)、TRIVHCI緩衝液中ペプチド(0.17
fLe,.PH=7.4)及び米国規格(USStan
dard)ヒトトロンビン(0.1d)〔NlH,ベテ
スダ(Bethesda)、メリーランド(Maryl
and)、米国:5U/―〕。
ペプチドを含まない系の凝血時間は15秒であつた。生
体内における研究の結果は、代表的な例としてD−フエ
ニルアラニル一L−プロリル一NG−カルボキシ一 L
−アルギニンアルデヒド〔Xb5H原子であり且つY
がD−フエニルアラニン残基である一般式(I)の化合
物〕の場合について示す。5つの異なる種の動物(マウ
ス、ラツト、家兎、犬、猿)について行なつた試験によ
れば、一般式(I)〔式中、XはH原子を表わし且つY
はD−フエニルアラニン残基を表わす〕の化合物のアン
チトロンピン活性の増大は生体内の条件下でも明白であ
る。
この作用は、静脈注射、筋肉内注射及び皮下注射のみな
らず経口投与でも相当大きい。生体内におけるH−D−
Phe−PrO−Arg(COOH)−Hのアンチトロ
ンピン活性は、この薬を犬に対して投与量50T!9/
Kgで経口投与した後にトロンボエラストグラフ(Th
rOmbOelastOgraph)〔Hellige
tウイーン(Vienna)、オーストリア(Aust
ria)〕で測定した。この薬はトロンピンー時間を2
時間の間に4乃至6倍に増加した。これに対応する遊離
トリペプチドアルデヒド塩、すなわち、D−フエニルア
ラニル一 L −プロリル一 L −アルギニンアルデ
ヒドヒドロクロリドもしくはアセテートは、同一の経口
投与量50Tf9/Kgではトロンビン−時間に実質的
に影響を及ぼさなかつた。前述のことに基づき、本発明
は、一般式(I)もしくは(1a)〔式中、Xは水素原
子、ベンゾイルもしくはTert−ブチルオキシカルボ
ニル基を表わし;そしてYはD−フエニルアラニン、β
−フエニル一 D −乳酸もしくはD−アローイソロイ
シン残基を表わす〕の新規なペプチジルーアルギニンア
ルデヒド誘導体及びそれらの塩に関し、これらの化合物
は、ウレタン型保護基、好ましくはベンジルオキシカル
ボニル基によつてN−もしくは0−末端及び/またはグ
アニジノ基が保護されたペプチジルーアルギニンアルデ
ヒドから、低級アルカノールと水との混合物中、水添分
解によつて保護基を分離し、そして場合によつてはさら
に、形成された生成物を最後に塩に変換することにより
製造することができる。
本発明によれば、グアニジノ部分がベンジルオキシカル
ボニル基によつて保護されたL−アルギニンラクタムを
好ましくは、対応するN−アシル−ジペプチドと縮合さ
せ、形成された保護トリペプチドラクタムを減少させ、
そして、得られるトリペプチドアルデヒドのグアニジノ
基を保護するベンジルオキシカルボニル基またはN−末
端及びグアニジノ基の両方を保護するベンゾイルオキシ
カルボニル基を、エタノールと水との混合物中で水添分
解することによつて分離し、然る後にエタノールを減圧
下において溶液から除去し、そして水溶液を凍結乾燥す
る。
残留物を最後に水中に溶解せしめ、そして1当量以下の
酸を添加した後に凍結乾燥する操作をくり返す。本発明
を以下の実施例について説明する。
RF値は以下の系中においてシリカゲル薄層クロマトグ
ラフイ一〔キーセルゲル( Kieselgel)Gl
Reanallブタペスト(Budapest)〕によ
つて測定した:1.酢酸エチルーピリジンー酢酸−水 ( 480:20:6:11) 2.酢酸エチル−ピリジン−酢酸−水 (240:20:6:11) 3.酸酸エチルーピリジンー酢酸−水 ( 60:20:6: 11) 4.酢酸エチルーピリジンー酢酸−水 (30:20:6:11) 実施例 1 D−フエニルアラニル一 L −プロリル一 NG−カ
ルボキシ−L−アルギニンアルデヒド〔一般式H):X
はH原子を表わし、YはD−フエニルアラニン残基を表
わす〕第1工程: Tert−ブチルオキシカルボニル− NG−ベンジル
オキシカルボニル一 L −アルギニンラクタムTer
t−ブチルオキシカルボニル−L−アルギニンヒドロク
ロリド水和物〔YamashirOら:J.Am.Ch
em.SOc.,94,2855(1972)〕41.
19(125ミリモル)を4N水酸化ナトリウム125
m1中に溶解せしめ、そして−5℃乃至0℃に冷却した
激しく攪拌しながら、混合物のPH値が決して10を越
えないような速度で、ベンジルオキシカルボニルクロリ
ド(757fL1、500ミリモル)及び4N水酸化ナ
トリウム125mI3をこの溶液に加えた。,0℃にお
いて1.5時間、撹拌を続けた。反応混合物を水100
aで希釈し、ジエチルエーテル100m1で3回抽出し
、次いで氷浴中で4乃至6℃に冷却し、そして3N硫酸
で…=3に調整した(3N硫酸は約130a必要であつ
た)。分離した生成物を酢酸エチル250aで3回抽出
した。酢酸エチル抽出物を合わせ、これを1501)塩
化ナトリウム溶液125W12で2回洗浄し、硫酸ナト
リウム上で乾燥し、そして減圧蒸発せしめた。残留物を
ジエチルエーテルで処理し、済過し、ジエチルエーテル
で洗浄し、そして風乾した。収量:37.59(理論収
量の76%)〔Tert−ブチルオキシカルボニル−N
O−ベンジルオキシカルボニル一L−アルギニン;RF
=0.17乃至0.27。
この生成物をテトラヒドロフラン130a中に溶解した
これにトリエチルアミン13.58―(97ミリモル)
を加えて、そして混合物を−10℃に冷却した。この温
度において撹拌しながら、これにクロロ蟻酸イソブチル
エステル12.8―(97ミリモル)を加え、そして5
分間攪拌した後、トリエチルアミン13.6T!Lt(
97.8ミリモル)を加えた。反応混合物を0℃におい
てさらに1時間撹拌し、次いで冷却せずに1時間撹拌し
、最後に氷水600d中に注入した。析出した物質を済
過し、水洗し、そして減圧下においてP2O5上で乾燥
した。収量:32.79〔理論量の91%、BOC−A
rg(HCI)−0H−H2Oとして計算すると70%
〕;RF=0.85乃至0.95;融点:162乃至1
64℃。
第2工程: ベンジルオキシカルボニル一D−フエニルアラニル一L
−プロリル一NG−ベンジルオキシカルボニル一L−ア
ルギニンラクタムTert−ブチルオキシカルボニル−
NG−ベンジルオキシカルボニル一L−アルギニンラク
タム(実施例1、第1工程)8.69(22ミリモル)
を酢酸エチル20−に懸濁し、これに撹拌しながら5℃
において4MHCI一酢酸エチル溶液40dを加えた。
この反応混合物を氷冷しながら30分間攪拌し、次いで
冷却酢酸エチル10011Leで希釈し、形成された析
出物をF過し、酢酸エチルで洗浄し、そして減圧下、水
酸化カリウム上で乾燥した。得られたNG−ベンジルオ
キシカルボニル一L−アルギニンラクタムヒドロクロリ
ドをジメチルホルムアミド20a中に溶解し、−10℃
に冷却し、次いでこれをトリエチルアミン6.2d(4
4ミリモル)と混合した。得られた懸濁液を以下の混合
無水物中に注入した。ベンジルオキシカルボニル−D−
フエニルアラニン一L−プロリン〔NikOlaide
sら:J.Med.Chem.,Ll,74(1968
)〕8g(20ミリモル)をジメチルホルムアミド25
a中に溶解し、−15℃に冷却し、そしてこの温度にお
いて激しく攪拌しながら、N−メチル−モルホリン2.
22mt(20ミリモル)及びクロロ蟻酸イソブチルエ
ステル2.64a(20ミリモノりをこれに加えた。
この混合物を10分間撹拌した後、ジメチルホルムアミ
ド中の前記懸濁液をさらにこの混合物に加えた。所望な
らば、反応混合物の州をトリエチルアミンで8乃至9に
調整し、そして−15℃で1時間、次いで0℃でさらに
1時間攪拌を続けた。然る後、この混合物をベンゼン5
0aで希釈し、析出した塩を済過し、そしてベンゼン各
20dでこれを2回洗浄した。済液を水50aで希釈し
、層を分離し、そしてベンゼン各20dで水層を3回抽
出した。ベンゼン抽出物を合わせ、これを以下の溶媒で
連続的に洗浄した:10%炭酸ナトリウム(30a)で
3回;水(30d)で1回;0.1NHCI(301L
I)で2回;そして最後に水(30mt)で2回。硫酸
ナトリウム上で乾燥した後、ベンゼン溶液を減圧蒸発せ
しめ、残留物をジエチルエーテル30dと混合し、ジエ
チルエーテルをデカントし、そして残留物を石油エーテ
ル30aを用いて砕いた。これを沢過し、石油エーテル
で洗浄し、最後に風乾した。収量:11.7g(理論収
量の87%);Rν−0.72乃至0.78。
第3工程: ベンジルオキシカルボニル一D−フエニルアラニル一
L −プロリル一 NG−ベンジルオキシカルボニル一
L −アルギニンアルデヒド保護されたトリペプチド
ラクタム(実施例1、第2工程)10.059(15ミ
リミル)をテトラヒドロフラン45ゴ中に溶解せしめ、
そして−20℃において激しく攪拌しながら、水素化ア
ルミニウムリチウム11.25ミリモルをテトラヒドロ
フラン(約28ゴ、約0.4M溶液)中に加えた。
還元反応の進行を薄層クロマトグラフイ一によつて管理
し〔R1p= 0.72乃至0.78(ラクタム)及び
0.32乃至0.40(アルデヒド)〕、そして必要な
らば、水素化物の溶液をさらに加えた。反応終了後、こ
のテトラヒドロフラン溶液をIN塩酸で注意深く…=2
に調整し、析出物ができないようにして水(約100ゴ
)で稀釈し、そしてn−ヘキサン(307ne)で2回
抽出した。然る後、このテトラヒドロフラン水溶液を塩
化メチレン(75“)で3回抽出した。この塩化メチレ
ン抽出物を合わせ、そしてこれを最初に10%炭酸ナト
リウム溶液(3×10ゴ)で、次いで水(2×10“)
で洗浄した。この塩化メチレン溶液を硫酸ナトリウム上
で乾燥し、そして減圧蒸発せしめた。残留物をベンゼン
50mιに溶解せしめ、そして減圧蒸発せしめた。この
ベンゼンへの溶解及び蒸発操作をくり返した。残留物を
ジエチルエーテルで砕き、ろ過し、ジエチルエーテルで
洗浄し、そして風乾した。’収量:7.3g(理論収量
の72%); Rト= 0.32乃至0.40;融点:
116乃至117℃。
第4工程:D−フエニルアラニル一 L −プロリル一
NG−カルボキシ−L−アルギニンアルデヒド保護さ
れたトリペプチドアルデヒド(実施例1、第3工程)6
.79(10ミリモル)を75%水性エタノール(10
0mi)中に溶解し、そして10チパラジウムー木炭(
19)の存在下においてこれを水添分解した。
反応は薄層クロマトグラフイ一によつて管理した(保護
されたトリペプチドアノげヒト及び遊離NG−カルボキ
シ誘導体のR1値は各々、0.90乃至0.95及び0
.35乃至0.40であつた)。反応終了後、触媒を炉
侶リし、水(30“)で洗浄し、そしてP液を減圧下に
おいて容量30乃至40mf,まで蒸発せしめた(エタ
ノールの蒸発)。残留物を水100ゴで希釈し、水溶液
を塩化メチレン301niで抽出し、次いで凍結乾燥し
た。収量:4.39;Rキ= 0.35乃至0.40;
〔α〕v=−123±1゜( C=1、水);アミノ酸
分析:Phe= 1.02、Arg−H = 0.97
(NH3として分析)、PrO= 1.00(基準)。
分子量(アミノ酸分析に基づいて計算)= 471;C
O2=10.996(硫酸により遊離)及び2.1%(
BaCO3として沈殿)。この物質のLD,Oは、マウ
スに経口投与した場合1200W1f7/Kgである。
経口投与における有効量は約50TI9/Kgであるか
ら、前記のLD5O量は有効量に対して約24倍多い。
実施例 2D−フエニルアラニル一 L −プロリル一
NGーカルボキシ−L−アルギニンアルデヒドヘミヒ
ドロクロリドNG−カルボキシ−D−フエニルアラニル
一L−プロリル一 L −アルギニンアルデヒド0.4
8gを水5ゴ中に溶解せしめ、そして3乃至5℃におい
て0.IN塩酸(5m0を加えた。
この溶液を凍結乾燥した。収量:0.451;R4F=
0.35乃至0.40;〔α〕V= −120゜(C
=1、水)。
実施例 3 tert−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルアラ
ニル一L−プロリル一NG−カルボキシ−L−アルギニ
ンアルデヒド〔式(I);XはTert−ブチルオキシ
カルボニルを表わし、YはD−フエニルアラニン残基で
ある〕第1工程: Tert−ブチルオキシカルボニル− D −フエニル
アラニル一 L −プロリル一 NG−ベンジルオキシ
カルボニル− L −アルギニンラクタム出発物質とし
てTert−ブチルオキシカルボニル− NG−ベンジ
ルオキシカルボニル一L−アルギニンラクタム8.69
( 22ミリモル)を用い、実施例1の第2工程の手法
に従つてNG−ベンジルオキシカルボニル一 L −ア
ルギニンラクタムを調製し、そして得られたジメチルホ
ルムアミド懸濁液を以下の混合無水物に加えた。
Tert−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルアラ
ニル一 L −プロリン7.25g〔U.Ludesc
her及びR.Schwyzer:Helv.Chim
.Acta55,2O52(1972)〕7.259(
20ミリモル)及びN−メチル−モルホリン2.22−
(20ミリモル)をジメチルホルムアミド20mtに溶
解せしめた。
この溶液を−15℃に冷却し、攪拌し、次いでクロロ蟻
酸イソブチル2,64m!,(20ミリモル)を加え、
そして5分後に前記ジメチルホルムアミド溶液を加えた
。反応混合物を−15℃において1時間、0℃において
さらに1時間攪拌し、次いでこれをベンゼン307n1
で希釈した。析出した塩を済過し、そしてベンゼン(1
0d)で2回洗浄した。このベンゼンージメチルホルム
アミド溶液を水50祷で希釈し、そして層を分離した。
水層をベンゼン(10a)で2回抽出し、次いでベンゼ
ン抽出物を合わせ、これを以下の溶媒で連続的に洗浄し
た:10%炭酸ナトリウム(3×30m0,水(30a
)、0,5N硫酸(3X30110及び水(2X30m
0。然る後、これを硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧蒸
発せしめた。残留物を軽油で処理し、F過し、軽油で洗
浄し、そして風乾した。収量:9.659(理論収量の
76!));RF=0.81乃至0.89。
第2工程: Tert−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルアラ
ニル一L−プロリル一NG−ベンジルオキシカルボニル
一L−アルギニンアルデヒド出発物質として保護された
トリペプチドラクタム(実施例3、第1工程)を9.5
29(15ミリモル)を用い、実施例1の第3工程に従
つて本工程を行なつた。
ただし、水素化アルミニウムリチウム還元後、0.5N
硫酸を用いて酸性化を行なつた。収量:6.99(理論
収量の72%);Rト=0.46乃至0.56。
第3工程: Tert−ブチルオキシカルボニル−D−フエニルアラ
ニル一L−プロリル一NO−カルボキシ−L−アルギニ
ンアルデヒド出発物質として保護されたトリペプチドア
ルデヒド(実施例3、第2工程)を6.49(10ミリ
モル)を用い、実施例1の第4工程の手法に従つて本工
程を行なつた。
収量:5.1f1(理論収量の85%);Ri=0.4
6乃至0.56:〔α〕甘=−64±1)(C=1、水
溶液、塩酸でPll7に調整)。
ノ アミノ酸分析:Phe=0.96;Arg−H=0.9
7(NH3の形で測定);PrO=1.00(基準)。
分子量(アミノ酸分析に基づいて計算):570。C0
2=10.1%(硫酸により遊離)及び3.1%(Ba
CO,として沈殿)。実施例 4 ベンゾイル−D−アローイソロイシル一L−プロリル一
NG−カルボキシ−L−アルギニンアルデヒド〔一般式
():Xはベンゾイル基を表わし、YはD−アローイソ
ロイシン残基を表わす〕第1工程:ベンゾイル一D−ア
ローイソロイシル一L−プロリンジシクロヘキシル−ア
ンモニウム塩ベンゾイル−L−イソロイシン〔F.Eh
lich:Berichte37,l8O9(1904
)〕19.29(81.5ミリモル)及びジシクロヘキ
シル−カルボジイミド16.59(80ミリモル)を、
5乃至10℃に冷却された塩化メチレン150WLt中
に溶解した。
この溶液を氷浴中で2時間撹拌し、次いでこれにトリエ
チルアミン2d及び石油エーテル100−を加えた。析
出したジシクロヘキシル−ウレアをf切1]し、そして
石油エーテル(2X20Cd)で洗浄した。
済液を水(2×50WLt)、5%炭酸水素ナトリウム
溶液(2X5011LI)及び水で抽出し、硫酸ナトリ
ウム上で乾燥し、そして減圧蒸発せしめた。残留物をピ
リジン80N中に溶解し、次いでこの溶解にL−プロリ
ン9.29(80ミリモル)及びトリエチルアミン22
.411Lt(160ミリモル)を加えた。この反応混
合物を室温で6時間攪拌し、次いで減圧蒸発せしめた。
この残留物を水(100a)とエーテル(50a)との
混合物中に溶解せしめ、水層をエーテル(20−)で2
回洗浄して、このエーテル抽出物を合わせ、そしてこれ
を水(20a)で2回洗浄した。水層を合わせ、これを
5N硫酸で…=2に調整した。分離した油を酢酸エチル
(50m2)で3回抽出し、この酢酸エチル抽出物を合
わせ、そしてこれを水(20a)で2回洗浄した。これ
を硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして減圧蒸発せしめた
。残留物をエーテル100a中に溶解し、然る後、この
溶液にシンクロヘキシルアミン16TLeを注いだ。形
成された結晶を淵過し、エーテル(3×20a)で洗浄
し、そして濃硫酸上で減圧乾燥した。収量:26.39
(理論収量の64(fl))。融点:117乃至118
℃。RIF= 0.36乃至0.46及び0.13乃至
0.23(シンクロヘキシルアミン)。
アミノ酸分析:プロリン=1.00(基準);アローイ
ソロイシン=0.92;イソロイシン=0.02。
第2工程:ベンゾイル一D−アローイソロイシル一L−
プロリル一 NG−ベンジルオキシカルボニル一L−ア
ルギニンラクタム出発物質としてTert−ブチルオキ
シカルボニル− NG−ベンジルオキシカルボニル一L
−アルギニンラクタム8.61( 22ミリモル)を用
い、実施例1の第2工程の手法に従つて、NG−ベンジ
ルオキシカルボニル− L −アルギニンラクタムを調
製し、そして得られたジメチルホルムアミド懸濁液を以
下の混合無水物に加えた。
ベンゾイル−D−アローイソロイシル一 L −プロリ
ンジシクロヘキシル−アンモニウム塩(実施例4、第1
工程)10.39( 20ミリモル)及びN−メチル−
モルホリン0.23“(2ミリモル)をジメチルホルム
アミド20ゴ中に溶解せしめ、一15℃に冷却し、そし
て絶えず攪拌しながら、最初にクロロ蟻酸イソブチル2
.64麗ι(20ミリモル)を、次いで5分後に前記ジ
メチルホルムアミド溶液をこれに加えた。
反応混合物を−15℃において1時間、そしてo℃にお
いてさらに1時間撹拌した。析出した塩をろ過し、そし
てジメチルホルムアミド(2×5ゴ)で洗浄した。濾液
を合わせ、これをベンゼン100ゴで希釈し、そしてベ
ンゼン層を以下の溶媒で洗浄した:水(3×30“)、
IN水酸化ナトリウム(2×207R0、水(3×30
“)、0.5N硫酸(2×20ゴ)及び水(3×20“
)。これを硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧蒸発せしめ
た。残留物を石油エーテルで砕き、ろ過し、石油エーテ
ルで洗浄し、そし .て風乾した。収量:9.3g(理
論収量の76%);Rト一 0.52乃至0.62。
第3工程: ベンゾイル一D−アローイソロイシル一 L −プ −
ロリル一 NG−ベンジルオキシカルボニル一L−アル
ギニンアルデヒド保護されたトリペプチドラクタム(実
施例4、第2工程)9.2g(15ミリモル)をテトラ
ヒドロフラン40ゴ中に溶解せしめ、そして−20℃に
おいて絶えず攪拌しながらこれに、テトラヒドロフラン
に溶解せしめた水素化アルミニウムリチウム0.427
9(11.25ミリモル)を加えた。
反応混合物をIN塩酸でPH2に調整し、次いで水80
ゴで希釈した。この溶液をn−ヘキサン30ゴで洗浄し
、そして塩化メチレン(3×50m0で抽出した。塩化
メチレン抽出物を合わせ、これを10%炭酸ナトリウム
水溶液(2×10m0及” び水(2×10ゴ)で洗浄
し、そして硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧蒸発せしめ
た。得られた残留物をジエチルエーテルで処理し、そし
て濃硫酸上で減圧乾燥した。収量:6.7g(理論収量
の72Cf6);RIF= 0.47乃至0.57。
第4工程: ベンゾイル一D−アローイソロイシル一 L −プロリ
ル一 NG−カルボキシ−L−アルギニンアルデヒド保
護されたトリペプチドアルデヒド6.29(10ミリモ
ル)を、実施例1の第4工程の手法に従つて水添分解し
、次いで単離し、そして凍結乾燥した。
収量:4.051(理論収量の81%)。
R}=0.4乃至0.5。〔α〕V = − 42.6
±1゜(C=1、塩酸でPH7に調整された水溶液中)
。アミノ酸分析:アロ一Ile= 0.97,I1e=
0.02,Arg− H= 0.95( NH3の形
で測定)、PrO=1.00(基準)。
分子量(アミノ酸分析に基づいて計算):5900C0
2= 9.5C$(硫酸によつて遊離)及び2.0%(
BaCO3の形で沈殿)。
実施例 5 β−フエニル一D−ラグチル− L −プロリル一NG
−カルボキシ−L−アルギニン〔一般式(I):Xは水
素原子を表わし、Yはβ−フエニル一D−乳酸残基を表
わす〕第1工程: 0− Tert−ブチルオキシカルボニルアミド−β−
フエニル一D−ラグチル−L−プロリン0− Tert
−ブチルオキシカルボニルアミド−β−フエニル一D−
乳酸N−ヒドロキシスクシンイミドエステル〔Kisf
aludyら:ActaBiOchim.BiOphy
s.Acad.Sci.Hung.i,3931′(1
972)〕をピリジン(50mI3)中に溶解せしめ、
そして、完全に溶解するまでこれをL−プロリン4.7
9(40ミリモル)及びトリエチルアミン5.6T!L
l(40ミリモル)と混合した。
然る後、反応混合物を減圧蒸発し、そして残留物を水(
100m1)とジエチルエーテル(100m0との混合
物中に吸収せしめた。水層をジエチルエーテル(30m
1,)で洗浄し、エーテル抽出物を合わせ、これを水(
30m1)で洗浄した。水層を合わせ、これを3N塩酸
でPH=2に調整し、そして酢酸エチル(3X50m2
)で抽出した。酢酸エチル抽出物を合わせ、これを水(
2×20a)で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そ
して減圧下において蒸発乾固せしめた。収量:9.85
9(理論収量の65%);R参=0.4乃至0.5。
第2工程: 0−Tert−ブチルオキシカルボニルアミド−β−フ
エニル一D−ラグチル−L−プロリル一NO−ベンジル
オキシカルボニル一L−アルギニンラクタムTert−
ブチルオキシカルボニル−NG−ベンジルオキシカルボ
ニル一L−アルギニンラクタム(実施例1、第1工程)
11.29(28.6ミリモル)を酢酸エチル25m2
中に懸濁せしめ、そして5℃において攪拌しながらこの
混合物中に4M塩酸一酢酸エチル(50a)を注入した
氷浴中でさらに30分間、攪拌を続け、次いで、反応混
合物を冷却酢酸エチル130dで希釈し、そして水酸化
カリウム上で減圧乾燥した。その結果得られたNG−ベ
ンジルオキシカルボニル一L−アルギニンラクタムヒド
ロクロリドをジメチルホルムアミド25a中に溶解し、
−10℃に冷却し、そしてこれにトリエチルアミン8.
1m1(57.8ミリモル)を加えた。得られた懸濁液
を以下の混合無水物中に注入した。実施例5の第1工程
の手法に従つて調製された0−Tert−ブチルオキシ
カルボニルアミド−βーフエニル一D−ラグチル−L−
プロリン9.859(26ミリモル)をジメチルホルム
アミド33m1中に溶解し、−15℃に冷却し、そして
この温度において激しく撹拌しながら、これに、最初に
N−メチルホルホリン2.89a(26ミリモル)及び
クロロ蟻酸イソブチル3.43111(26ミリモ1d
ル)を加え、次いで、さらに10分間攪拌後、前記ジメ
チルホルムアミド懸濁液を加えた。
必要があれば、トリエチルアミンでこの…を8乃至9に
調整し、そして−15℃において1時間、次いで0℃に
おいてさらに1時間攪拌を続けた。この反応混合物をベ
ンゼン60TfL1で希釈し、析出した塩を済過し、そ
してベンゼン(2X30a)で洗浄した。この済液に水
70m1,を加え、層を分離し、そして水層をベンゼン
(3X30d)で洗浄した。ベンゼン抽出物を合わせ、
そしてこれを以下の溶媒で洗浄した:10%炭酸ナトリ
ウム(3X40a)、水(3X40wL1)、0.1N
塩酸(2X40m2)そして最後に水(2×407nI
3)。これを硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧蒸発せし
めた。残留物を軽油で処理し、済過し、そして風乾した
。収量:10.39(理論収量60%);Rト=0.6
5乃至0.70。第3工程: 0−Tert−ブチルオキシカルボニルアミド−β−フ
エニル一D−ラグチル−L−プロリル一NG−ベンジル
オキシカルボニル一L−アルギニンアルデヒド出発物質
として保護されたトリペプチドラクタム(実施例5、第
2工程)10.29(15ミリモル)を用い、実施例1
の第3工程の手法に従つて本工程を行なつた。
ただし、最後に蒸発残留物をジエチルエーテルと軽油と
の1:1混合物で処理し、F過しそして同一の溶媒で洗
浄した。収量:6.49(理論収量の62(L);Rト
=0.32乃至0.42。
第4工程: β−フエニル一D−ラグチル−L−プロリル一NG−カ
ルボキシ−L−アルギニンアルデヒド保護されたトリペ
プチドアルデヒド(実施例5、第3工程)6.29(9
ミリモル)を75%水性エタノール(1007!Ll,
)中に溶解せしめ、そして10%パラジウムー木炭(1
9)の存在下において水添分解した。
反応の進行は薄層クロマトグラフイ一で管理した(保護
されたトリペプチドアルデヒド及びNG−カルボキシ誘
導体のR}値は各各、0.92乃至0.97及び0.5
6乃至0.66であつた)。反応終了時に、触媒を済過
し、水(307fLe)で洗浄し、淵液を減圧下におい
て30乃至40aに濃縮した。残留物を水100WLe
で希釈し、水溶液を塩化メチレン30Tn1,で抽出し
、結乾燥した。
収量:3.8f10 R}=0.56乃至0.66。
〔α〕K=−81±1.(C=1、水)。
そして凍 アミノ酸分析:Arg−H=0.96(NH3の形で測
定)、PrO=1.00(基準)。
分子量(アミノ酸分析に基づいて計算):470。
C02=9.601)(硫酸によつて遊離)及び1.3
01)(BaCO3の形で沈殿)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式( I )もしくは( I a) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )▲数式、化
    学式、表等があります▼( I a)〔式中、Xは水素原
    子、ベンゾイルもしくはtert−ブチルオキシカルボ
    ニル基を表わし;そしてYはD−フェニルアラニン、β
    −フエニル−D−乳酸もしくはD−アロ−イソロイシン
    残基を表わす〕のペプチジル−N^G−カルボキシアル
    ギニンアルデヒド誘導体及びそれらの塩。 2 D−フエニルアラニル−L−プロリル−N^G−カ
    ルボキシ−L−アルギニンアルデヒド、D−フエニルア
    ラニル−L−プロリル−N^G−カルボキシ−L−アル
    ギニンアルデヒドヘミヒドロクロリド、tert−ブチ
    ルオキシカルボニル−D−フエニルアラニル−L−プロ
    リル−N^G−カルボキシ−L−アルギニンアルデヒド
    、ベンゾイル−D−アロ−イソロイシル−L−プロリル
    −N^G−カルボキシ−L−アルギニンアルデヒド及び
    β−フエニル−D−ラクチル−L−プロリル−N^G−
    カルボキシ−L−アルギニンアルデヒドから成る群から
    選ばれる特許請求の範囲第1項記載の化合物。
JP54168478A 1979-01-04 1979-12-26 ペプチジル−ng−カルボキシ−アルギニンアルデヒド誘導体 Expired JPS5951936B2 (ja)

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