JPS5945343A - ヒ−トシ−ル性樹脂組成物 - Google Patents

ヒ−トシ−ル性樹脂組成物

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JPS5945343A
JPS5945343A JP15595682A JP15595682A JPS5945343A JP S5945343 A JPS5945343 A JP S5945343A JP 15595682 A JP15595682 A JP 15595682A JP 15595682 A JP15595682 A JP 15595682A JP S5945343 A JPS5945343 A JP S5945343A
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ethylene
heat
copolymer
butene
melt index
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JP15595682A
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Mikio Katagiri
片桐 幹夫
Satoshi Hirano
智 平野
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Mitsui Polychemicals Co Ltd
Dow Mitsui Polychemicals Co Ltd
Original Assignee
Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒートシール性樹駈組成物に関する。
更に詳しくは、押出成形によってヒートシール層の形成
が容易なヒートシール性樹lJ!¥組成物に関する。
近年、包装材料に対する要求が多様化するにつれて、内
容物の保護性だけでなく、使用時の開封性の良さ、開封
後の開封部外観の良さなどを求める声が消費者の側から
あがってきている。現在実際に、プリン、ゼリー、みつ
豆、ヨーグルト、乳酸飲料、豆腐などの食品の包装には
、ポリエチレン,ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ
エステルなどの硬質乃至半硬質Pr?のプロー成形、イ
ンジェクション成形、インジェクションブロー成形法な
どによる容器、更にはこれらの#Illriやポリ塩化
ビニル仙脂などの単層シートまたはこれらのべ詣をそれ
の一層とする共押出法などによる複層シートを、真空成
形、圧空成形などの適当な二次成形法によって成形した
カップやトレーなどの容器が使用されており、これらの
容器の蓋材のシール層には、通常容器材料と同一の位I
脂フィルムがあるいはホットメルトまたはヒートシール
ラッカーなどが用いられている。
しかるに、同−v4脂フィルムを用いた場合には、ヒー
トシール強度は十分に大きく、また内容物充填後の点で
もすぐれているが、p++封しかIF <、13トI封
部のボルト、カップ、トレーのシール部に鐙Hのシール
層フィルムの断片が残存するという欠点がある。シール
層にホットメルトが用いられた場合には、開封は容易で
あるが、開月後のボルト、カップ、トレーのシール部に
ホットメルトが付尤して残るという問題がある。また、
ホットメルトの場合には、ヒートシール伸度と耐井゛を
性も十分とはいえない。更に、ヒートシールラッカーの
使用は、一般に厚手のアルミニウム結糸41 K l!
lj定され、従って汎用f5=、 K乏しく、また開’
LJWの容器[1部にラッカー、アルミニウム箔のルr
片が何着して夕Mるという問題がある。
このため、最近では、ヒートシール強度、内容物充填後
と易開封性、開封部の外観の良さを同時に満足させるヒ
ートシール材1’lとして、比較的高粘度の押出成形用
のエチレン−酢醸ビニル共重合体および粘着何与剤のブ
レンド組成物が市場に出されており、上記の互いに相反
するt!I:質をある稈度同時に満足させるものとして
評価されている。
しかしながら、エチレン−酢酸ビニル共重合体は、一般
に融点が低く、耐熱性に乏しいため、上記ブレンド組成
物は菓子やスナックなどの乾燥食品の包装には使用でき
ても、プリン、ゼリー、みつ豆など充填後に殺菌のため
に約85〜95℃の熱水中で約30〜45分間ボイル処
理を飾ず食品の包装に用いるには適していない。特に、
容器一杯に食品が充填されておらず、容器内上部に空気
が存在する場合には、上記条件でのボイル処理の間に空
気が膨眼して蓋材に圧力がかかり、そのため容器と画材
のシール部が破切する現象がしばしばみられ、これは側
視できない大きな間1tjを提供する。
このように、他の材料にヒートシールすることが可能で
、しかも実用上必要とされるヒートシール強度を有し、
かつ開封時にはピーラブル性(界面剥離性)を示して良
好な開封部外fj$J、を与えると共に、内容物充填後
の熱水によるボイル処理にも耐えるという要求を同時K
 71Mf Jl’さぜることけ非常に困ff1l[で
あり、従来の包装材料では、これらの要求をすべて満足
させることは不可n(シとされていたのである。
本発明者らは、2沿1? p’iの勃り;シのエチレン
手共重合体および粘着付与剤を特カテのり、11合で均
一に瀉〃・](混合してなるIsI脂釦成物が、上記の
要求すべてをj?l Iξに漬:卆足させ、しかもこの
本(す1ず井1 rD、 (Iう1はインフレーシコン
フイルム、TダイAヤストフイルム、押出コーティング
!、rどの押出成J1ソが可能であり、従ってこの種の
用途((適用するのに加エエ稈上からも111璽W(が
ないことを見出し、前記Fill!p′fを解決するこ
とができた。
従って、本発明はヒートシール外枠1脂゛紹成物に係り
、このt+’J I指組成物は、(a)不督イ和カルボ
ンmエステル含泣が約3〜15重県%のエチレン−ビニ
ルエステル共重合体約30〜60爪釦;%、(b)密埠
0、85〜0.9 O17cm O)低&’i R,’
M’ * タi;a 非結r1性のエチレンとプルピレ
ンまたはブテン−1との共重合体約30〜60爪釦%お
よび(C)粘着付与剤約17〜30重重%を均一にiI
i¥融混合してなる。
樹肥組成物の(、+)成分として用いられるエチレン不
飽和カルボン酸エステル共爪合体としては、窩圧ラジカ
ル11合法によりa・す造されるエチレンとアクリル酸
゛メチル、アクリル酸エヂル、アクリルら%イソブチル
、メタアクリル酸メチル、メタアクリルn9エチルとの
共重合体、好ましく IJエチレン−アクリル酸エチル
共重合体であって、不ム;・1和カルボン酸ニスデル含
inが約3〜15重l;i%のものが用いられ、そのメ
ルトインデックスGJ約1〜30t/ lO分の範囲内
にあることが好ましい。不飽和カルボン酢p゛此(が約
151目お2以上になると、樹り)7組成物のヒートシ
ール1′1:は良好なものの耐ボイル性に劣るようにな
り、一方約3爪I11%以下では本発明の目的を達成し
得ない。
(b)成分のエチレンとプルピレンまたはブテン−1と
の共重合体は、その密度が0.85〜0.00 f/c
Pn”である低結晶性(比容法による結^【・化度が約
85%以下)または非結H5性のものであり、ブ四ピレ
ンまたはブテン−1を:1共重合体中に一般に約5〜5
0モル%、好ましくは約8〜40モル%の割合で共重合
されており、そのメルトインデックスは約0.2〜30
 f/10分の範囲内にあることが好ましい。
(C)成分として用いられる粘着(J与剤としては、脂
肪族系炭化水素泣J脂、脂畢吠糸炭化水素崩叱、芳香J
6、;系炭化水累樹脂、ポリテルペン果樹111−1 
、ロジン頌、スチレン系樹脂などが挙げられる。
晰117i族系LM化水素框甲の例としては、ブテン−
1、イソブヂレンーブタジエン、1,3−ペンタジェン
などの04〜C,モノまたはジオレフィンヲ主成分とす
る重合体などが挙げられる。UM lj、−1状系tυ
化水下j;f !If?の剥きしては、スペントC4ル
C0留分中のジエン成分をワ化二丘体化後重合させたt
’=、! 川、t、シクロペンタジェンなどの1’、1
 吠モノマーを重合させた折f塀、方香族系旋化水素4
i711i□(lを核内水添した樹脂などが挙げられる
。芳香於系炭化水岸本’! ll’l?の例としては、
ビニルトルエン、インデン、α−メチルスチレンなどの
C,ビニル芳香族炭化水素を主成分としだ&1Jiff
などが挙げられる。ポリテルペン系樹脂の例としては、
α−ピネン重合体、β−ピネン爪合体、ジペンテン重合
体、テルペン−フェン−ル共jft合体、α−ピネンー
フェノール共重合体などが挙げられる。ロジン類の例と
しては、田ジン、重合ロジン、水添ロジン、ロジングリ
セリンエステルおよびその水添物または重合物、ロジン
ペンタエリスリトールエステルおよびその水添物または
重合物などが挙げられる。また、スチレン系樹η1?の
例としては、スチレン系単魁体の重合体、スチレン−オ
レフィン共重合体、ビニルトルエン−α−メチルスチレ
ン共重合体などが挙げられる。これらの各種粘m伺与剤
の中では、色W、1、臭気などの点から、特に脂肪族系
炭化水素FjA指、■環状系炭化氷菓樹脂が好ましい。
これらの(a)成分、(b)成分および(C)成分より
なる樹脂組成物において、(a)成分は約30〜60重
値%、(b)成分は約30〜60重値%、そして(C)
成分は約30〜60重値%の割合で混合して用いられる
。(a)成分が約20重jn−以下では、押出加工性、
フィルム成形および押出コーティング加工時の製膜安定
性に1711順があり、一方約50重り一以上用いると
耐ボイル性の低下がみられる。(b) i分は、約30
重爪%以下の使用では耐ボイル性が十分でなく、また6
0重爪弾以上では押出加工f′A:、J Pi。
安定性に間ツ1を生ずる。(e)成分cj、約17賃f
1%以下の使用ではヒートシール強度、耐ボイルf1°
が十分でなく、また30重M%以上では樹町絹戊物のプ
四ツキングが著しくなり、ペレット化がI’+I r’
=fとなる。
本発明に係るヒートシール11゛r−1j’ in 放
物け、前記(II)〜(C)成分の均一溶融n2合物よ
りど「す、良好な押出加エゼ・を有しているが、その加
工性を更にに、′!めるために、(d) IA分として
加工性改良剤を汀加することが好ましく、かかる加工性
改良剤として創司和または不r7和の脂1ji rf’
アミド、fi7和また+J不にづ和の脂肪酸ビスアミド
、ポリアルキレングリコール、水添ひまし油または蕪株
質粉求などの114または2種以上が用いられる。
脂肪酸アミドとしては、C1〜C4の飽和直鎖脂肪酸ま
たはモノ不飽和脂肪酸のアミドが好ましく、具体的には
パルミチン酸アミド、ステアリン酎アミド、ベヘニン酸
アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミドまたはこれ
らの混合物などが好んで用いられる。また、脂肪酸アミ
ドとして、オレイルパルミトアミド、ステアリルエルカ
ミドの如き2級アミドを用いることもできる。FF、 
H)i a>ビスアミドとしては、C1〜CヨのN 、
 N’−エチレンビスアミドまたはN 、 N’−エチ
レンビスアミドを主体とするもので、その中でステアリ
ン酸、ベヘニン醇、オレイン酸、エルカ酸などのメチレ
ンビスアミドまたはステアリン酸、オレイン酸、エルカ
酸などのエチレンビスアミドが好んで用いられる。
加工性改良剤としては、これ以外にポリエチレングリコ
ール、ポリプルピレングリコールなどのポリアルキレン
グリコール;水添ひまし油;シリカ、タルクなどの蕪機
質粉末などが用いられる。
これらの加工性改良剤は1本発明に係る鱈脂組成物ベレ
ットのブロッキングを防止し、JIl]lfj加工時に
おける押出物回士のブロッキングあるいは金I−ロール
とのスティックを防止し、更に着戻し、スリット、製袋
、打抜き、充填などのその後の加工工程における作梨性
の点から要求される滑り性、アンチブロック性を付与し
、しかもこのIW QJ’?組成物のヒートシール性を
田害させない。加工性改良剤の配合割合としては、一般
に樹脂組成物重ふ1に対してシリカによって代表される
弾機質粉末は約0.1〜3%、それ以外のものでは約0
.03〜1%稈度の範囲が適当である。
樹脂組成I物の?A製は、前記各成分を同時にまたは逐
次的にか1合することにより行われる。混合方法として
は、単1+I+押出枦、二輔押出柊)、バンバリーミキ
サ−1清種ニーダーなどを用いて、均一に溶融混合する
方法が好ましく、その演台順序には特に制限がない。溶
融混合された樹脂組成物は、約1〜80(190℃)の
範囲のメルトインデックスを有することが好ましい。メ
ルトインデックスが約1以下では% 樹’117の粘度
が高すぎて樹脂出力が上がり、またモーターの負荷も大
きくなって押lPt成形性に難をきたし、またグイから
出た溶融フィルムなどの延展性にも問題を生じる。一方
、メルトインデックスが約30以上になると、耐ボイル
性に問題がみられるようになる。
本発明に係る樹脂fI成物は、押出成形加工方法、例え
ばインフレーションフィルム成形、キャストフィルム成
形、押出コーティング成形などの加工方法に好適に利用
される。これらの成形方法においては、本発明樹脂組成
物を共押出法の−に2成分とすることもできる。このよ
うにして押出成形加工された樹脂組成物は、ヒートシー
ル性の点ですぐれているので、その性質を利用して種々
の用途に利用することができる。
それの具体的な一つの用途として、各種カップや容器の
砂材への利用が挙げられる。この場合、適切に選ばれた
基材にアンカーコート処理を施した後、そこに低密度ポ
リエチレンを押出コーティングし、このようにして得ら
れた複合基材のポリエチレン面に本発明に係る樹脂組成
物を押出コーティングして、前記容器の蓋材を作ること
ができる。あるいは、上記、It−材のアンカーフート
処理面に、予めインフレーションフィルム成形法やキャ
ストフィルム成形法によって作成しておいた本発明樹脂
組成物のフィルムを、押出コーティング成形機を用いて
溶融ポリエチレンでサンドウィッチラミネーションして
貼合ぜてもよい。更にはまた、上記基材のアンカーコー
ト処理面に、本発明樹tri?相成物と低密度ポリエチ
レンとを共押出しし、その際低密度ポリエチレン層が前
記アンカーコート面に接合されるように共押出コーティ
ングしてもよい。これらの方法では、押出コーティング
成形機が用いられているが、この他にも前記、基材と予
め作成された本発明fiIr fllf絹成物組成ルム
とを、ウレタン系接着剤などを用いてドライラミネーシ
ョンする方法などを採用することもできる。
このように、本発明に係る私I脂組成物をヒートシール
性1に用いた複合フィルムを、ポリエチレン、ボリブ四
ピレン、ポリスチレン、ポリエステルなどのブロー成形
、インジェクション成形またはインジエクションブ四−
成形などによるボトル、カップ、トレーなどの容器、ポ
リアミド、ボリプ四ピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニルなどを含む単層あるいは複層のフィルム、シートの
真空成形、圧印成形または深紅り#l形などKよる各種
の容器などの蓋材として用いることができる。この場合
1本発明樹脂組成物は、内容物保護性の点ですぐれ、実
用上要求されるヒートシール強度を保持しつつ、開封が
容易でかつ開封部にヒートシール層形成樹脂の断片を残
存させず、しかも内容物保護性のボイル処理にも耐える
といった包装材Flとして非相にすぐれた性質を示す。
このような蓋材としての用途としては、例えはプリン、
みつ豆、サワー、ゼリー、豆p1、ところてん、ハム、
ソーセージなどの食品包装が挙げられ、また当然のこと
ながら、ボイル処理なしの包装用途にも本発明に係る樹
脂組成物を用いることができ、例えばヨーグルト、乳酪
・飲料などの液体包装、チョコレート、ビスケット、ク
ツキー、和菓子すどの菓子包装、ハム、ソーセージ、ベ
ーコン、精肉などの食肉製品の包装、その他の食品包装
、粉末、顆粒、錠剤状の薬品包装、注射器、軸面セット
、その他の医療器Iも包装などが挙げられるが、勿論こ
れらに限定されるものではない。
このように、本発明に係る樹脂組成物はそれら同士のヒ
ートシールが可能であるばかりではなく、他のt4料に
もヒートシールが可能であり、かつ剥離時にヒートシー
ル面から界面剥離を起していわゆるピーラブル性を示す
と共に、ヒートシール後のボイル殺菌処ア11を可能と
する耐ボイル性をも示すなど、きわめて好ましい性質を
有するヒートシール層を提供することができろ。
次に、実施例について本発明をi(j明する。
実施例1゜ エチレン−アクリル幽エチル共重合体(アクリル酸エチ
ル含量8爪弾%、メルトインデックス6f/10分)5
0重組部、低結晶性エチレン−ブテン−1共重合体(ブ
テン−1含量10モル%、密度0.88 f / cm
” 、メルトインデックス4 f/10分30重4部及
び粘碧付与剤としての1JFt uh jIt系炭化水
素m脂(31法軟化点115℃) 20 重ji’、’
 R1を混合しこれにオレイン酸アミド0.2重1部を
添加し、単軸押出機を用い、相i脂温度150℃で溶融
混合してペレット(メルトインデックス8.39710
分)とした。
この組成物ペレットを、65−径の押出棒1によって、
シリンダー先端温度250℃の条件下でTダイより溶融
押出しし、予め押11)コーティング法により作成され
ていた延伸ポリエステルフィルム(12μ)/ポリエチ
レン(20μ)tυ合基材のポリエチレン面に対し、加
工速度80m/分、コート厚さ30μの条件で押出コー
ティング加工を行なった。
得られたラミネートを、熱延伸ポリプロピレンフィルム
(60μ)またはポリスチレンシート(160μ)に対
してそれぞれヒートシールして、そのヒートシール強度
を節電した。これらの結果は、後記表に示されるが1本
発明に係る樹脂組成物はいずれもヒートシール材料とし
て、良好な性能を示している。
次に、ラミネートの耐ボイル試験を、次のようにして行
なった。即ち、射出成形されたポリブ四ピレン製カップ
(内容f’lII 135 ml ) K水105ml
を入れ、このラミネートをi 44として、ヒートシー
ル温度160℃でカップ妊対してヒートシールした。こ
の状v!4のものを90℃の恒温水f、lj、、中に入
れ、30分間放置してから取出し、カップ内に存在する
空気の膨張によって、藍+4シール部に剥れが発生して
いないかどうかをWl・4べた。徒記表に示される如く
、ラミネート蓋材には剥れがみられず、すぐれた而、j
ボイル性を有することがWIJめられた。
実施例2゜ 実施例1.゛において、エチレン−アクリル酸エチル共
重合体の使用量を30部、また低結晶性エチレン−ブテ
ン−1共重合体の使用量を50部忙それぞれ変更し、ペ
レット(メルトインデックス67y / t o分)と
した。
この組成物ペレットを用い、実施例1.と同様j(して
、iU合基材への押出コーティング加工および得られた
ラミネートのヒートシール強度の測定、耐ボイル試験を
それぞれ行なった。筏記表の結果に示される如く、本発
明に係る樹脂組成物は、すぐれたヒートシール性、およ
び耐ボイル性を有していることが判る。
実施例3゜ 実施例1.においてエチレン−アクリル酸エチル共重合
体の使用量を20部、また低結晶性エチレン−ブテン−
1共重合体の使用量を60部にそれぞれ変更し、ペレッ
ト(メルトインデックス6.51710分)とした。
この組成物ペレットを用い、実施例1.と同様にして、
複合基材への押出コーティングおよび得られたラミネー
トのヒートシール強度の:II’JI 定、耐ボイル試
験をそれぞれ行なった。後記表に示される如く、本発明
に係る樹暗絹戒物は、すぐれたヒートシール性、および
耐ボイル性を有していることが判る。
実施例4゜ エチレン−アクリル酸エチル共重合体(アクリル酸エチ
ル含幇8重%%、メルトインデックス6F/10分)a
s部、低結晶性エチレンーブロピレン共重合体(プロピ
レン5屈20モル%、密度0.88 f / cnT”
 、メルトインデックス1 f710分)40部および
粘着付与剤としてのIJ)1肪y!I系炭化水素樹脂(
311球法軟化点115℃)25部を混合し、これにエ
ルカ酸アミド0.2部およびポリエチレングリコール0
.11;を添加し、実施例1.と同様にしてペレット(
メルトインデックス6.51F/10分)とした。
この組成物ペレットを用い、実施例1.と同様にして、
複合基1fAへの押出コーティングおよび得られたラミ
ネートのヒートシール仙ηLβの沼用定、耐ボイル試験
をそれぞれ行なった。後記表に示される如く、本発明に
係る横1117組成4りlは、すぐれたヒートシール性
、および耐ボイル性を有していることが判る。
比較例1゜ エチレン−アクリル酸エチル共重合体(アクリル酸エチ
ル含Jti8fiR%、メルトインデックス6f / 
10分)40部、それぞれ実施例1.で用いられた低結
晶性エチレン−ブテン−1′!A重合体40部および脂
肪族系炭化木組iY7 Ui? 20部を混合し、これ
にオレイン酌アミド0.2部を添加し、実施例1、と同
様にしてペレット(メルトインデックス6.5tlX 
O分)とした。
この組成物ペレットを用い、実施例工、と同様にして、
袷合基材への押出コーティングおよび得られたラミネー
トのヒートシール強度の測定、耐ボイル試験をそれぞれ
行なった。後記表に示される如く、この樹脂組成物は良
好なヒートシール性を有するが、耐ボイル性に劣り、ボ
イル処理を必要とする用途に用いるには適尚ではないと
判断される。
比較例2゜ 実施例1.においてエチレン−アクリル酸エチル共重合
体の使用狽を70部、また低給品性エヂレンーブテンー
13A重合体の使用も(を2部部、l1tj IIIj
族俟化水紫柄賭を10部にそれぞれ変更し、ペレット(
メルトインデックス6、sf/lo分)とした。
この組成物ペレットを用い、実施例1.と同様にして、
複合基材への押出コーティングおよび得られたラミネー
トのヒートシール9ji度の7JII定、耐ボイ/l/
試験をそれぞれ行なった。決の表に示される如く、この
枦1暗組成物は耐ボイル1′1モに劣り、ボイル処理を
必要とする用途に用いるにはYη肖ではな実施例1.に
おいで、低結晶1゛1−エチレン−ブテン−1共重合体
を用いずに、エヂレンーアクリル借エチル共重合体の使
用免を80師に良更し、ペレット(メルトインデックス
18.5y / t O分)とした。
この組成物ペレットを用い、実施例1、と同()1にし
て、(3合R,% 4./への押出コーディングおよび
?tJられたラミネートのヒートシール強度の測定、τ
・IIボイル試験をぞれぞれ行なった。次の:JL:に
示される如く、この4i41jj組成物はrIボイル性
に劣り、ボイル処理を必要とする用途に用いるには適肖
ではないと判断される。
実施例14   実雄例21シ、’1i’li jり1
13対ホリフロビレンフイルム ヒートシール強 11) (り/ i 5 nun ) 12 oC1020785675 140℃    705      735     
  905160℃    855      820
       971対ホリスチレンフイルム ヒートシール強 度 (r/15rnm) 120°C149015401400 140°Cl525     1645      1
335160℃   1990     2080  
    2355耐ボイル性            
9      10       1 fltノ11i
 1(il J   仕・lすp’ll l    比
・j!ill 2.  lいt、 t:1+ 3520
91i14nイ)27す 550       11 (1531512f+86
0       11165          fl
 80     440915       1 (i
 l 5         880    15151
1) 45      1920        97
5    174 :il 5 :(51署385  
     1260    15 !l t19   
       4           2     
  0〔測定法〕 ヒートシール強膣:圧力2 Kg / n!1時囲1秒
間の先住1でヒートシールし、 これをMW300mrI/分、 角度180’の発作下で界面 剥煎させた 耐ボイル性   :測定眠ネ・110個の中、90℃、
30分間ボイル後にお いても破((4してぃ々い絨オ゛ト の数で示す 比較例4゜ 実施例1.において、エチレン−アクリルnトエチル共
重合体の使用量を20部に、低結晶性エチレン−ブテン
−1共重合体の使用量を70部((、また脂肪詐系炭化
水素樹脂の使用シを1o部にそれぞれ変更し、ペレット
(メルトインデックス4.5f/10分)とした。
この組成物ベレットを用い、夾施例工、と回付にして、
複合基材への押L()コーティング加工を行なったが、
Tダイから押出された溶融桔i胞IV:iの両側の流れ
が不安定で F、ゆれが起り、均一な厚さのラミネート
がイニられtぐがった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、  (a)不飽和カルボン酸エステル含量が約3〜
    15重作%のエチレンー不飽和カルボン酸工x−rル共
    重合体約20〜50 重B4.%、(b) l? ff
    J:0、85〜0.9097cm” (7)低結2性t
     タGt 非結晶性のエチレンとプルピレンまたけブテ
    ン−1との共重合体約30〜60重1)%および(e)
    粘着付与剤約17〜30重ff)%を均一に溶融混合し
    てなるヒートシール性樹斬組成物。 2、エチレンー不紛和カルボン酸ニスf k 共Jit
    合体としてエチレン−アクリル耐エステル共爪合体が用
    いられる特許■11求の範囲和1項記載のヒートシール
    性樹脂組成物。 3、 メルトインデックスが約1〜30 f/10分の
    値を有する特許請求の範囲第1項記載のヒートシール性
    樹眠組成物。
JP15595682A 1982-09-09 1982-09-09 ヒ−トシ−ル性樹脂組成物 Granted JPS5945343A (ja)

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