JPS5938427B2 - 内燃機関のエヤ・クリ−ナ - Google Patents
内燃機関のエヤ・クリ−ナInfo
- Publication number
- JPS5938427B2 JPS5938427B2 JP12398678A JP12398678A JPS5938427B2 JP S5938427 B2 JPS5938427 B2 JP S5938427B2 JP 12398678 A JP12398678 A JP 12398678A JP 12398678 A JP12398678 A JP 12398678A JP S5938427 B2 JPS5938427 B2 JP S5938427B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- filter medium
- air
- space
- intake air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 5
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内燃機関の吸気を濾過するためのエヤ・クリ
ーナに関する。
ーナに関する。
通常内燃機関の吸入管には吸気を沢過するためのエヤ・
クリーナが設けられている。
クリーナが設けられている。
そして、従来装置では、該エヤ・クリーナば、機関に吸
入される全吸気（吸入空気の全量）を濾過するようにな
っているため、沢過面積が大きくなり、したがってエヤ
・クリーナは大型となり結局コスト高の要因となってい
る。
入される全吸気（吸入空気の全量）を濾過するようにな
っているため、沢過面積が大きくなり、したがってエヤ
・クリーナは大型となり結局コスト高の要因となってい
る。
また全量沢過のためにＰ材による圧力損失が極めて大き
く、また沢材の目詰り時には吸気抵抗が極端に増大し、
機関の効率を悪化させる。
く、また沢材の目詰り時には吸気抵抗が極端に増大し、
機関の効率を悪化させる。
本発明は、従来例の上述のような欠点の解消をはかろう
とするものであって、本発明は、両端面が閉鎖された外
筒２内に、断面がドーナツ状の濾材３を外筒内壁からは
なして配置し、該濾材３の一端を外筒２の一方の閉鎖端
面に固定し、かつ他端を外筒２内に開放すると共に、そ
の開放端側における該濾材３の中芯部の空間６に、外筒
２の他方の閉鎖端面を貫通して外部に延出する出口筒４
の内端を、該濾材３の内周面との間に間隔を設けて挿入
し、該出口管４の外筒２内における露出部分を囲繞する
外筒内壁に空気取入口１を開口すると共に、外筒２内に
吸入される吸気に遠心力を与える手段を講じ、該遠心力
の作用によりダストを含む吸気のみを濾材３を外側から
中芯部にむかって通過させ、かつダストを含まない吸気
を濾材３の中芯部の空間６に直接導入して、両者を出口
筒４に流入させるようにしたことを特徴とするものであ
って、本発明によれば、吸入空気の一部分だけが濾過す
ればよいことになるので、それだけエヤ・クリーナを小
型化することができると共に、吸入抵抗を減少すること
ができる等の、上述した従来例の欠点を解消することが
できるものである。
とするものであって、本発明は、両端面が閉鎖された外
筒２内に、断面がドーナツ状の濾材３を外筒内壁からは
なして配置し、該濾材３の一端を外筒２の一方の閉鎖端
面に固定し、かつ他端を外筒２内に開放すると共に、そ
の開放端側における該濾材３の中芯部の空間６に、外筒
２の他方の閉鎖端面を貫通して外部に延出する出口筒４
の内端を、該濾材３の内周面との間に間隔を設けて挿入
し、該出口管４の外筒２内における露出部分を囲繞する
外筒内壁に空気取入口１を開口すると共に、外筒２内に
吸入される吸気に遠心力を与える手段を講じ、該遠心力
の作用によりダストを含む吸気のみを濾材３を外側から
中芯部にむかって通過させ、かつダストを含まない吸気
を濾材３の中芯部の空間６に直接導入して、両者を出口
筒４に流入させるようにしたことを特徴とするものであ
って、本発明によれば、吸入空気の一部分だけが濾過す
ればよいことになるので、それだけエヤ・クリーナを小
型化することができると共に、吸入抵抗を減少すること
ができる等の、上述した従来例の欠点を解消することが
できるものである。
次に、図面により、本発明の詳細な説明する。
第１〜３図の第１実施例において、１はエヤ・クリーナ
を構成する外筒２の一端部（第１図の左端部）に、偏心
状に設けた空気取入口で、その内端は外筒２内に開口し
ている。
を構成する外筒２の一端部（第１図の左端部）に、偏心
状に設けた空気取入口で、その内端は外筒２内に開口し
ている。
外筒２の内部の他端寄り（第１図の右端寄り）には断面
がドーナツ状のＦ材３が、ｒ材３の外周と外筒２の内壁
面との間に空間５が形成されるように、外筒２の内壁面
からはなれた位置に設けられ、また沢材３の中芯部の空
間６には出口筒４の内端が位置する。
がドーナツ状のＦ材３が、ｒ材３の外周と外筒２の内壁
面との間に空間５が形成されるように、外筒２の内壁面
からはなれた位置に設けられ、また沢材３の中芯部の空
間６には出口筒４の内端が位置する。
出口筒４の外端は外筒２の左側の側板２ａを貫通して外
部に延出し、機関の吸気管（図示せず）に連通する。
部に延出し、機関の吸気管（図示せず）に連通する。
７は沢材の右端を閉鎖すると共にＰ材３を所定位置に保
持するための板、２ｂは外筒の右端を閉鎖する側板であ
る。
持するための板、２ｂは外筒の右端を閉鎖する側板であ
る。
前記外筒２、濾材３及び出口筒４は、はぼ同心状に配置
されており、該濾材３は、その一端が板７を介して外筒
２の側板２ｂに固定され、かつ他端が外筒２内に開放さ
れ、その開放端側において該濾材３の中芯部の空間６に
、出口筒４の内端が、該濾材３の内周面との間に間隔を
設けて挿入されている。
されており、該濾材３は、その一端が板７を介して外筒
２の側板２ｂに固定され、かつ他端が外筒２内に開放さ
れ、その開放端側において該濾材３の中芯部の空間６に
、出口筒４の内端が、該濾材３の内周面との間に間隔を
設けて挿入されている。
作動において、機関の運転中、機関の吸気作用によって
吸気は空気取入口１から外筒２内に吸入される。
吸気は空気取入口１から外筒２内に吸入される。
このとき、空気取入口１は外筒２に対して偏心的に取付
けられているため、吸入空気には遠心力ｆが与えられる
。
けられているため、吸入空気には遠心力ｆが与えられる
。
なお、図中ｆ′は吸気の軸方向に流れる分力である。
そしてこの遠心力ｆによって、吸気中のダストは外筒２
の内壁面にむかって飛散されるから、結局空間５にはダ
スト分の多い空気が流入し、空間６にはダストを含まな
い空気が流入することになる。
の内壁面にむかって飛散されるから、結局空間５にはダ
スト分の多い空気が流入し、空間６にはダストを含まな
い空気が流入することになる。
空間５にむかった空気は、ｐ材３を外側から中芯にむか
って通過して濾過されて空間６に流入する。
って通過して濾過されて空間６に流入する。
そして、ここで、出口管４の内端と濾材３の内周面との
間の間隔を通って直接空間６に流入したダスト分を含ま
ない空気と混合して、出口筒４を介して機関吸気管に吸
入されることになる。
間の間隔を通って直接空間６に流入したダスト分を含ま
ない空気と混合して、出口筒４を介して機関吸気管に吸
入されることになる。
このように、本発明装置では、吸入空気に遠心力を与え
ることにより、吸入空気をダスト分を含む部分とダスト
分を含まない部分に分離して、ダスト部を含む部分のみ
がＰ材を通過するようにしたため、沢材を通過するのは
吸気の一部分だけとなり、それだげエヤ・クリーナの小
型化がなされ、また吸気抵抗やエヤ・クリーナ目詰り時
の影響を小さくすることが可能となる。
ることにより、吸入空気をダスト分を含む部分とダスト
分を含まない部分に分離して、ダスト部を含む部分のみ
がＰ材を通過するようにしたため、沢材を通過するのは
吸気の一部分だけとなり、それだげエヤ・クリーナの小
型化がなされ、また吸気抵抗やエヤ・クリーナ目詰り時
の影響を小さくすることが可能となる。
第４，５図の第２実施例は、吸気に遠心力を与える手段
として、外筒２内に案内翼８を設けた点が第１実施例と
異なる。
として、外筒２内に案内翼８を設けた点が第１実施例と
異なる。
したがってこの例では、空気取入口１は外筒２に対して
偏心的に設ける必要はなく、その分だけエヤ・クリーナ
設計上の自由度がますことになる。
偏心的に設ける必要はなく、その分だけエヤ・クリーナ
設計上の自由度がますことになる。
なお主たる作用・効果は第１実施例と異ならない点は明
らかであろう。
らかであろう。
以上述べたように、本発明の内燃機関のエヤ・クリーナ
は、両端面が閉鎖された外筒２内に、断面がドーナツ状
の濾材３を外筒内壁からはなして配置し、該濾材３の一
端を外筒２の一方の閉鎖端面に固定し、かつ他端を外筒
２内に開放すると共に、その開放端側における該濾材３
の中芯部の空間６に、外筒２の他方の閉鎖端面を貫通し
て外部に延出する出口筒４の内端を、該濾材３の内周面
との間に間隔を設けて挿入し、該出口管４の外筒２内に
おける露出部分を囲繞する外筒内壁に空気取入口１を開
口すると共に、外筒２内に吸入される吸気に遠心力を与
える手段を講じ、該遠心力の作用によりダストを含む吸
気のみを濾材３を外側から中芯部にむかって通過させ、
かつダストを含まない吸気を濾材３の中芯部の空間６に
直接導入して、両者を出口筒４に流入させる構成とした
ので、本発明によれば、吸気の濾過は、吸入空気中の一
部分についてだけ行なえばよいことになり、吸入空気の
全量について濾過を行なっていた従来例に比べて、それ
だけエヤ・クリーナを小型化（コンパクト化）できると
共に、濾材による吸入抵抗を減少することができ、また
濾材の目詰り時に機関に及ぼす影響を少なくすることが
でき、更に濾材の破壊という問題も避けることができる
ことになり、本発明の奏する実用上の効果は極めて顕著
である。
は、両端面が閉鎖された外筒２内に、断面がドーナツ状
の濾材３を外筒内壁からはなして配置し、該濾材３の一
端を外筒２の一方の閉鎖端面に固定し、かつ他端を外筒
２内に開放すると共に、その開放端側における該濾材３
の中芯部の空間６に、外筒２の他方の閉鎖端面を貫通し
て外部に延出する出口筒４の内端を、該濾材３の内周面
との間に間隔を設けて挿入し、該出口管４の外筒２内に
おける露出部分を囲繞する外筒内壁に空気取入口１を開
口すると共に、外筒２内に吸入される吸気に遠心力を与
える手段を講じ、該遠心力の作用によりダストを含む吸
気のみを濾材３を外側から中芯部にむかって通過させ、
かつダストを含まない吸気を濾材３の中芯部の空間６に
直接導入して、両者を出口筒４に流入させる構成とした
ので、本発明によれば、吸気の濾過は、吸入空気中の一
部分についてだけ行なえばよいことになり、吸入空気の
全量について濾過を行なっていた従来例に比べて、それ
だけエヤ・クリーナを小型化（コンパクト化）できると
共に、濾材による吸入抵抗を減少することができ、また
濾材の目詰り時に機関に及ぼす影響を少なくすることが
でき、更に濾材の破壊という問題も避けることができる
ことになり、本発明の奏する実用上の効果は極めて顕著
である。
第１〜３図は本発明の第１実施例を示し、第１図はエヤ
・クリーナの側断面図、第２図は第１図の■−■線断面
図、第３図は平面図である。 第４゜５図は本発明の第２実施例を示し、第４図はエヤ
・クリーナの側断面図、第５図は第４図のｖ−Ｖ線断面
図である。 １・・・・・・空気取入口、２・・・・・・外筒、計・
・・・・沢材、４・・・・・・出口筒、５，６・・・・
・・空間、８・・・・・・案内翼。
・クリーナの側断面図、第２図は第１図の■−■線断面
図、第３図は平面図である。 第４゜５図は本発明の第２実施例を示し、第４図はエヤ
・クリーナの側断面図、第５図は第４図のｖ−Ｖ線断面
図である。 １・・・・・・空気取入口、２・・・・・・外筒、計・
・・・・沢材、４・・・・・・出口筒、５，６・・・・
・・空間、８・・・・・・案内翼。
Claims (1)
- １ 両端面が閉鎖された外筒２内に、断面がドーナツ状
の濾材３を外筒内壁からはなして配置し、該濾材３の一
端を外筒２の一方の閉鎖端面に固定し、かつ他端を外筒
２内に開放すると共に、その開放端側における該濾材３
の中芯部の空間６に、外筒２の他方の閉鎖端面を貫通し
て外部に延出する出口筒４の内端を、該濾材３の内周面
との間に間隔を設けて挿入し、該出口管４の外筒２内に
おける露出部分を囲繞する外筒内壁に空気取入口１を開
口すると共に、外筒２内に吸入される吸気に遠心力を与
える手段を講じ、該遠心力の作用によりダストを含む吸
気のみを濾材３を外側から中芯部にむかって通過させ、
かつダストを含まない吸気を濾材３の中芯部の空間６に
直接導入して、両者を出口筒４に流入させるようにした
内燃機関めエヤ・クリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12398678A JPS5938427B2 (ja) | 1978-10-07 | 1978-10-07 | 内燃機関のエヤ・クリ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12398678A JPS5938427B2 (ja) | 1978-10-07 | 1978-10-07 | 内燃機関のエヤ・クリ−ナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5551944A JPS5551944A (en) | 1980-04-16 |
| JPS5938427B2 true JPS5938427B2 (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=14874205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12398678A Expired JPS5938427B2 (ja) | 1978-10-07 | 1978-10-07 | 内燃機関のエヤ・クリ−ナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938427B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0515028U (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-26 | 株式会社ミニカムリサーチ | ブラケツト |
| JPH0543137U (ja) * | 1991-11-05 | 1993-06-11 | 株式会社ミニカムリサーチ | 連結装置 |
-
1978
- 1978-10-07 JP JP12398678A patent/JPS5938427B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0515028U (ja) * | 1991-08-06 | 1993-02-26 | 株式会社ミニカムリサーチ | ブラケツト |
| JPH0543137U (ja) * | 1991-11-05 | 1993-06-11 | 株式会社ミニカムリサーチ | 連結装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5551944A (en) | 1980-04-16 |
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